JP2500735Y2 - 漏液検知装置 - Google Patents

漏液検知装置

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JP2500735Y2
JP2500735Y2 JP2449091U JP2449091U JP2500735Y2 JP 2500735 Y2 JP2500735 Y2 JP 2500735Y2 JP 2449091 U JP2449091 U JP 2449091U JP 2449091 U JP2449091 U JP 2449091U JP 2500735 Y2 JP2500735 Y2 JP 2500735Y2
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leak
liquid
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liquid leakage
signal
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JP2449091U
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悦司 崎野
泰久 飯田
国雄 芝池
信一 今▲よし▼
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は漏液検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】漏液検知センサーとしては、従来、例え
ば、図2分解斜視図に示すうに、漏液の惧れのある個所
に液溜容器を配設し、その底板上に黒色の取付金具01
を介して支えられたセンサー本体02を配置するととも
に、取付金具01上に白色の吸液紙03を載置する光反
射型が知られている。同図で04,05はそれぞれ表示
ランプ,シールド線である。この種のセンサーでは、常
時は、図3縦断面図に示すように、センサー本体02に
組込まれた赤外線発光素子06からの赤外線07が吸液
紙03の表面で反射し、センサー本体02に組込まれた
受光素子08にて検出されているが、漏液が発生する
と、図4に示すように、漏液09が吸液紙03に吸収さ
れそれが半透明になり、その下側の取付金具01の黒色
が表れて赤外線07の反射が大巾に減少し、受光素子0
8の受光減少により漏液が検知される。同図で010は
液溜容器の底板である。
【0003】しかしながら、このような手段では、下記
のような欠点がある。 (1) 液体例えば水と油との識別ができないので、漏油
センサーとしては使用することができない。 (2) 漏液09の量がある程度溜まらないと漏液が検知で
きないので、漏液の微量検出及び早期検出ができず、従
って検知手段として不十分である。 (3) 微少漏液か過大漏液かの漏液程度が検知できないの
で、検出信号受信のたびごとに現場を確認しなければな
らず、従って検知の自動化には不向きである。 (4) 漏液信号受信のたびごとに吸液紙03を取換えなけ
ればならないので、連続的検出が不可能であり、従って
検知の自動化には不適当である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、このような
事情に鑑みて提案されたものであり、油の識別,微量検
出,早期検出,連続検出,漏率把握,漏量確認等が可能
な、従って検出精度及び自動化に優れた漏液検知装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために、本考案は衝
撃吸収材に支持され一方に若干傾斜した漏液検出板と、
上記漏液検出板に設置され上記漏液検出板上に落下する
漏液の落下音を検出する超音波センサーと、上記超音波
センサーの信号を増幅してアナログ化する信号処理器
と、上記信号処理器の信号を識別して漏液の形態,程度
を表示するコンピューターと、上記漏液検出板の最低部
に凹設された漏液溜めに配設された油センサーとを具え
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜した漏液
検出板と、上記漏液検出板に設置され上記漏液検出板上
に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサーと、
上記落下音を解析する信号処理器及びコンピューターと
を設けているので、滴下漏液を検知することができ、従
って微量検出,早期検出,連続検出,漏率把握等が可能
となる。また、漏液検出板の最低部に凹設された漏液溜
めに油センサーが設けられているので、水等の液体を油
と誤認することがなくなるとともに、漏量確認が可能と
なる。
【0007】
【実施例】本考案の一実施例を図面について説明する
と、図1縦断面図において、1は床GL上に複数の衝撃
吸収材2を介して載設され一方に若干傾斜した受皿状の
漏液検出板、3は漏液検出板1の上方を前後に延びる配
管に挿入された配管フランジ、4は1対の配管フランジ
3のすき間からの滴下漏液、5は漏液検出板1の央部に
接着剤6及びセラミックス7を介して載設され、滴下漏
液4により漏液検出板1に発生した固体伝播音6aを測
定する超音波センサー、8,9はそれぞれ超音波センサ
ー5からコード10を介して順次接続された信号処理
器,コンピューター、11は漏液検出板1の最低部に凹
設された漏液溜め12に溜められた貯溜液、13は漏液
溜め12の央部に取付けられた膨潤型油センサーであ
る。
【0008】このような装置において、まず配管フラン
ジ3から滴下漏液4が漏液検出板1上に落下すると、そ
こに発生した固体伝播音6aは超音波センサー5,信号
処理器8,コンピューター9等を介して漏液間隔,形態
等が検出されるので、これらから漏液の状態が判明す
る。次いで、滴下漏液4は漏液検出板1を伝って漏液溜
め12に溜まり貯溜液11となり、これに下部が浸漬し
た膨潤型油センサー13の電気抵抗が変化することによ
り、油及びその漏量の確認が行われる。
【0009】このような、実施例の装置によれば、下記
効果が奏せられる。 (1) 衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜した漏液検出
板と、上記漏液検出板に設置され上記漏液検出板上に落
下する漏液の落下音を検出する超音波センサーと、上記
落下音を解析する信号処理器及びコンピューターとを設
けているので、滴下漏液を検知することができ、従って
微量検出,早期検出,連続検出,漏率把握等が可能とな
り、検知精度が向上する。 (2) 上記漏液検出板の最低部に凹設された漏液溜めに油
センサーが設けられているので、水等の液体を油と誤認
することがなくなるとともに、漏量確認が可能となり、
従って油検知等が確実になる。
【0010】
【本考案の効果】要するに本考案によれば、衝撃吸収材
に支持され一方に若干傾斜した漏液検出板と、上記漏液
検出板に設置され上記漏液検出板上に落下する漏液の落
下音を検出する超音波センサーと、上記超音波センサー
の信号を増幅してアナログ化する信号処理器と、上記信
号処理器の信号を識別して漏液の形態,程度を表示する
コンピューターと、上記漏液検出板の最低部に凹設され
た漏液溜めに配設された油センサーとを具えたことによ
り油の識別,微量検出,早期検出,連続検出,漏率把
握,漏量確認等が可能な、従って検出精度及び自動化に
優れた漏液検知装置を得るから、本考案は産業上極めて
有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】公知の漏液センサーを示す分解斜視図である。
【図3】図2のセンサーの漏液非検出時の状態を示す縦
断面図である。
【図4】図2のセンサーの漏液検出時の状態を示す縦断
面図である。
【0011】
【符号の説明】
1 漏液検出板 2 衝撃吸収材 3 配管フランジ 4 滴下漏液 5 超音波センサー 6 接着剤 6a 固体伝播音 7 セラミックス 8 信号処理器 9 コンピューター 10 コード 11 貯溜液 12 漏液溜め 13 膨潤型油センサー GL 床
フロントページの続き (72)考案者 今▲よし▼ 信一 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番25号 高菱エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜し
    た漏液検出板と、上記漏液検出板に設置され上記漏液検
    出板上に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサ
    ーと、上記超音波センサーの信号を増幅してアナログ化
    する信号処理器と、上記信号処理器の信号を識別して漏
    液の形態,程度を表示するコンピューターと、上記漏液
    検出板の最低部に凹設された漏液溜めに配設された油セ
    ンサーとを具えたことを特徴とする漏液検知装置。
JP2449091U 1991-03-19 1991-03-19 漏液検知装置 Expired - Lifetime JP2500735Y2 (ja)

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JPH04113048U JPH04113048U (ja) 1992-10-01
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JPH11230648A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の冷媒漏洩警報装置
JP4736786B2 (ja) * 2005-12-20 2011-07-27 パナソニック株式会社 液体センサ用受液容器及びそれを備えた冷却装置

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