JPH04112939A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH04112939A
JPH04112939A JP23057290A JP23057290A JPH04112939A JP H04112939 A JPH04112939 A JP H04112939A JP 23057290 A JP23057290 A JP 23057290A JP 23057290 A JP23057290 A JP 23057290A JP H04112939 A JPH04112939 A JP H04112939A
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JP
Japan
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fuel ratio
air
area
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JP23057290A
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Inventor
Junichi Furuya
純一 古屋
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04112939A publication Critical patent/JPH04112939A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、内燃機関の空燃比を制御する装置に関し、特
に空燃比センサを排気浄化触媒の上流側及び下流側に備
え、これら2つの空燃比センサの検出値に基づいて空燃
比を高精度にフィードバック制御する装置に関する。
〈従来の技術〉 従来の一般的な内燃機関の空燃比制御装置としては例え
ば特開昭60−240840号公報に示されるようなも
のかある。
このものの概要を説明すると、機関の吸入空気流量Q及
び回転数Nを検出してシリンダに吸入される空気量に対
応する基本燃料供給JIT、  (=K・Q/N ; 
Kは定数)を演算し、この基本燃料供給量T、を機関温
度等により補正したものを排気中酸素濃度の検出によっ
て混合気の空燃比を検出する空燃比センサ(酸素センサ
)からの信号によって設定される空燃比フィードバック
補正係数(空燃比補正量)を用いてフィードバック補正
を施し、バッテリ電圧による補正等をも行って最終的に
燃料供給量T1を設定する。
そして、このようにして設定された燃料供給量T1に相
当するパルス巾の駆動パルス信号を所定タイミングで燃
料噴射弁に出力することにより、機関に所定量の燃料を
噴射供給するようにしている。
上記空燃比センサからの信号に基つく空燃比フィードバ
ック補正は空燃比を目標空燃比(理論空燃比)付近に制
御するように行われる。これは、排気系に介装され、排
気中のCo、 HC(炭化水素)を酸化すると共にNO
xを還元して浄化する排気浄化触媒(三元触媒)の転化
効率(浄化効率)か理論空燃比燃焼時の排気状態で有効
に機能するように設定されているからである。
前記、空燃比センサの発生起電力(出力電圧)は理論空
燃比近傍で急変する特性を有しており、この出力電圧■
。と理論空燃比相当の基準電圧(スライスレベル)SL
とを比較して混合気の空燃比か理論空燃比に対してリッ
チかリーンかを判定する。そして、例えは空燃比がリー
ン(リッチ)の場合には、前記基本燃料供給量T、に乗
じるフィードバック補正係数αをリーン(リッチ)に転
じた初回に大きな比例定数Pを増大(減少)した後、所
定の積分定数Iずつ徐々に増大(減少)していき燃料供
給量T1を増量(減量)補正することて空燃比を理論空
燃比近傍に制御する。
ところで、上記のような通常の空燃比フィードバック制
御装置では1個の空燃比センサを応答性を高めるため、
できるだけ燃焼室に近い排気マニホールドの集合部分に
設けているが、この部分は排気温度か高いため空燃比セ
ンサか熱的影響や劣化により特性が変化し易く、また、
気筒毎の排気の混合が不十分であるため金気筒の平均的
な空燃比を検出しにくく空燃比の検出精度に難があり、
引いては空燃比制御精度を恕<シていた。
この点に鑑み、排気浄化触媒の下流側にも空燃比センサ
を設け、2つの空燃比センサの検出値を用いて空燃比を
フィードバック制御するものか提案されている(特開昭
58−48756号公報参照)。
即ち、下流側の空燃比センサは燃焼室から離れているた
め応答性には難かあるが、排気浄化触媒の下流であるた
め、排気成分バランスの影響(C0、HC,NOX、C
O2等)を受は難く、排気中の毒性成分による被毒量か
少ないため被毒による特性変化も受けにくく、しかも排
気の混合状態がよいため金気筒の平均的な空燃比を検出
できる等上流側の空燃比センサに比較して、高精度で安
定した検出性能が得られる。
そこで、2つの空燃比センサの検出値に基づいて前記同
様の演算によって夫々設定される2つの空燃比フィード
バック補正係数を組み合わせたり、或いは上流側の空燃
比センサにより設定される空燃比フィードバック補正係
数の制御定数(比例分や積分分)、上流側の空燃比セン
サの出力電圧の比較電圧や遅延時間を補正すること等に
よって上流側空燃比センサの出力特性のばらつきを下流
側の空燃比センサによって補償して高精度な空燃比フィ
ードバック制御を行うようにしている。
しかし、上記のように2個の空燃比センサによる空燃比
制御装置においては、フィードバック制御時の空燃比補
正に係わる要求レベルが、非フイードバツク制御時と大
きく離れることかあり、特に非フイードバツク制御時か
らフィードバック制御時に移行する際のフィードバック
制御開始時点では次のような問題か発生する。
即ち、上記の場合、通常下流側の空燃比センサによるフ
ィードバック制御速度は上流側の空燃比センサによるフ
ィードバック制御速度に比較して小さく設定されている
ので、下流側空燃比センサによるフィードバック制御で
制御される空燃比補正量(例えば上流側空燃比センサに
よる空燃比フィードバック補正係数の比例分の補正量)
か要求値に達するのに時間を要し、延いては目標空燃比
に達するのに時間を要して、燃費、運転性、排気エミッ
ションの悪化等を招く。
また、空燃比フィードバック制御中でも機関の運転状態
か異なる領域に遷移したときには、やはり空燃比か目標
空燃比から大きくずれることかあり、この場合にも、燃
費、運転性、排気エミッションの悪化等を招く。
そこで、下流側の空燃比センサに基づく第2の空燃比補
正量の平均的な値を逐次学習補正値として演算し運転領
域毎に記憶しておき、該学習補正値を用いて燃料供給量
を補正して設定することにより、常に安定した空燃比制
御を行えるようにしたものか提案されている(特開昭6
3−97851号公報等参照)。
〈発明か解決しようとする課題〉 ところで、上記のように第2の空燃比補正量を学習する
機能を有するものては、通常の学習制御の場合と同様、
空燃比センサの異常等により学習補正値か異常な値に設
定されると、正常な空燃比制御を行えないため、限界値
を設定して学習補正値か限界値を超えた運転領域を計測
し、該領域か所定数以上となった場合には、全ての運転
領域の学習補正値をクリアすることか考えられる。
しかし、この方式を採用すると、空燃比センサの交換時
に、空燃比センサ(特に上流側の第1の空燃比センサ)
の特性が交換前の空燃比センサと変わってしまうことに
より、所定数以上の運転領域の学習補正値が前記限界値
に達してクリアされてしまうことがあり、該学習補正値
のクリアによって空燃比を正常に制御てきないことかあ
った。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので
、空燃比センサの交換と第2の空燃比補正量の学習の異
常とを判別して、適切な制御が行えるようにした内燃機
関の空燃比制御装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本発明に係る内燃機関の空燃比制御装置の1つ
は第1図に示すように、 機関の排気通路に備えられた排気浄化触媒の上流側及び
下流側に夫々設けられ、空燃比によって変化する排気中
特定気体成分の濃度に感応して出力値が変化する第1及
び第2の空燃比センサと、前記第1の空燃比センサの出
力値に応じて第1の空燃比補正量を演算する第1の空燃
比補正量演算手段と、 前記第2の空燃比センサの出力に応じて第2の空燃比補
正量を演算する第2の空燃比補正量演算手段と、 前記第1の空燃比補正量と、第2の空燃比補正量と、に
基づいて最終的な空燃比補正量を演算する空燃比補正量
演算手段と、 を含んで構成される内燃機関の空燃比制御装置において
、 前記第2の空燃比補正量を複数に区分された運転領域毎
に補正するためのエリア別学習補正値を記憶した書き換
え可能なエリア別学習補正値記憶手段と、 前記エリア別学習補正値記憶手段に記憶された対応する
運転領域のエリア別学習補正値を、第2の空燃比センサ
の出力に基づいて修正した値で書き換えるエリア別学習
補正値修正手段と、前記エリア別学習補正値か所定の上
限レベル以上となる運転領域の数を計測して記憶する過
大レベル領域数記憶手段と、 前記エリア別学習補正値か所定の下限レベル以下となる
運転領域の数を計測して記憶する過小レベル領域数記憶
手段と、 前記過大レベル領域数記憶手段及び過小レベル領域数記
憶手段に記憶される領域数が共に所定値以上であるとき
に、エリア別学習補正値記憶手段に記憶された全ての運
転領域のエリア別学習補正値をクリアさせる学習補正値
クリア手段と、を含んで構成した。
また、上記の第1及び第2の空燃比センサと、第1の空
燃比補正量演算手段と、第2の空燃比補正量演算手段と
、空燃比補正量演算手段と、エリア別学習補正値記憶手
段と、エリア別学習補正値修正手段と、過大レベル領域
数記憶手段と、過小レベル領域数記憶手段と、を備える
と共に、前記エリア別学習補正値記憶手段の運転領域毎
に、エリア別学習補正値の学習の進行度を計測して記憶
するエリア別学習進行度記憶手段と、前記エリア別学習
補正値修正手段によるエリア別学習補正値の学習毎の修
正率を、前記エリア別学習進行度記憶手段の運転領域毎
に記憶された学習進行度に応じて設定してなるエリア別
学習補正値修正率設定手段を備えた場合は、前記学習補
正値クリア手段に代えて、 前記過大レベル領域数記憶手段と過小レベル領域数記憶
手段とのいずれか一方に記憶される領域数か所定値以上
であるときに、前記エリア別学習進行度記憶手段に記憶
された全ての運転領域のエリア別学習進行度をクリアさ
せる学習進行度クリア手段と、 前記過大レベル領域数記憶手段及び過小レベル領域数記
憶手段に記憶される領域数が共に所定値以上であるとき
に、前記エリア別学習進行度記憶手段に記憶された全て
の運転領域のエリア別学習進行度をクリアさせると共に
、エリア別学習補正値記憶手段に記憶された全ての運転
領域のエリア別学習補正値をクリアさせるオールクリア
手段と、を含んで構成してもよい。
また、以上の各構成に追加して、前記第2の空燃比補正
量を全運転領域で一律に補正するための一律学習補正値
を記憶した書き換え可能な一律学習補正値記憶手段と、 前記一律学習補正値記憶手段に記憶された一律学習補正
値を、前記エリア別学習補正値を平均化演算した値を加
算して修正した値で書き換える一律学習補正値修正手段
と、 前記エリア別学習補正値記憶手段に記憶された全ての運
転領域のエリア別学習補正値を、前記一律学習補正値修
正手段によって加算された修正分を減算した値て、修正
して書き換える第2のエリア別学習補正値修正手段と、 を含んで構成してもよい。
同じく、エリア別学習補正値が前記所定の上限レベル以
上となる時及び前記所定の下限レベル以下となる時に、
夫々エリア別学習補正値を上限レベル以下及び下限レベ
ル以上となるように制限するリミット手段を含んで構成
してもよい。
また、少なくとも、前記第1及び第2の空燃比センサと
、第1の空燃比補正量演算手段と、第2の空燃比補正量
演算手段と、空燃比補正量演算手段と、エリア別学習補
正値記憶手段と、エリア別学習補正値修正手段と、過大
レベル領域数記憶手段と、過小レベル領域数記憶手段と
、一律学習補正値記憶手段と、一律学習補正値修正手段
と、第2のエリア別学習補正値修正手段と、リミット手
段を備えたもので、 前記過大レベル領域数記憶手段と過小レベル領域数記憶
手段とのいずれか一方に記憶される領域数か所定値以上
であるときに、所定期間前記リミット手段による制限を
解除し、又はエリア別学習補正値を制限する限界値を上
限値は前記所定の上限レベルより大きく、下限値は前記
所定の下限レベルより小さい値に変更するリミット緩和
手段と、を含んで構成してもよい。
このものに、前記学習補正値クリア手段、又は、学習進
行度クリア手段及びオールクリア手段の一方を含んで構
成してもよい。
〈作用〉 第1の空燃比補正量設定手段は、第1の空燃比センサか
らの検出値に基づいて、第1の空燃比補正量を設定する
一方、エリア別学習補正値修正手段により、エリア別学
習補正値記憶手段に記憶された対応する運転領域のエリ
ア別学習補正値が、第2の空燃比センサの出力に基づい
て修正して書き換えられる。
そして、第2の空燃比補正量演算手段により、第2の空
燃比センサからの出力に基づき、かつ、エリア別学習補
正値により補正されて第2の空燃比補正量か演算され、
前記第1の空燃比補正量と第2の空燃比補正量とに基づ
いて空燃比補正量演算手段により最終的な空燃比補正量
が演算される。
また、過大レベル領域数記憶手段により、前記エリア別
学習補正値が所定の上限レベル以上となる運転領域の数
か計測して記憶され、また、過小レベル領域数記憶手段
により、前記エリア別学習補正値か所定の下限レベル以
下となる運転領域の数が計測して記憶される。
そして、学習補正値クリア手段により、前記過大レベル
領域数記憶手段及び過小レベル領域数記憶手段に記憶さ
れる領域数か共に所定値以上であるときに、学習か異常
であるとして、エリア別学習補正値記憶手段に記憶され
た全ての運転領域のエリア別学習補正値をクリアさせる
一方、空燃比センサの交換時には、その特性の変化によ
り、エリア別学習補正値は運転領域に関係なく、リッチ
又はリーンのいずれかの方向に変化するので、過大レベ
ル領域数記憶手段又は過小レベル領域数記憶手段の双方
共に領域数か所定値以上となるようなことかなく、学習
補正値クリア手段によるエリア別学習補正値のクリアが
回避される。
また、エリア別学習進行度記憶手段を備えたものでは、
運転領域毎に学習の進行度か計測して記憶され、該進行
度に応じてエリア別学習補正値修正率設定手段により設
定された修正率でエリア別学習補正値の学習か行われる
そして、学習補正値クリア手段により、前記過大レベル
領域数記憶手段と過小レベル領域数記憶手段とのいずれ
か一方に記憶される領域数か所定値以上であるときには
、前記エリア別学習進行度記憶手段に記憶された全ての
運転領域のエリア別学習進行度かクリアされる。つまり
、この場合は、前述のように、空燃比センサの交換時で
あって、該空燃比センサの特性に見合って新たに学習を
進行させる必要かあるから、学習進行度はクリアするか
、それまでのエリア別学習補正値による学習により、内
燃機関の空燃比制御のばらつきは学習されているため、
エリア別学習補正値はクリアすることなく残しておくの
である。
また、オールクリア手段により、前記過大レベル領域数
記憶手段及び過小レベル領域数記憶手段に記憶される領
域数か共に所定値以上であるときには、前記エリア別学
習進行度記憶手段に記憶された全ての運転領域のエリア
別学習進行度がクリアされると共に、エリア別学習補正
値記憶手段に記憶された全ての運転領域のエリア別学習
補正値かクリアされる。この場合は、学習に異常かある
から、学習進行度、エリア別学習補正値共にクリアする
のである。
また、一律学習補正値記憶手段を備えたものでは、一律
学習補正値修正手段によって前記エリア別学習補正値を
平均化演算した値を加算して修正学習される一律学習補
正値が記憶される一方、第2のエリア別学習補正値修正
手段により、前記一律学習補正値の修正分を減算した値
てエリア別学習補正値か修正される。
これにより、エリア別学習では学習の進行しにくい運転
領域でも、一律学習補正値によって学習か進行され、全
領域で第2の空燃比補正量による空燃比制御精度か高め
られる。
また、リミット手段を備えたものでは、エリア別学習補
正値か前記所定の上限レベル以上となる時及び前記所定
の下限レベル以下となる時に、夫々エリア別学習補正値
を上限レベル以下及び下限レベル以上となるように制限
されるので、過渡的に異常な学習によって空燃比か異常
となることを回避できる。
そして、該リミット手段と共に、リミット緩和手段を備
えたものでは、該リミット緩和手段により、前記過大レ
ベル領域数記憶手段と過小レベル領域数記憶手段とのい
ずれか一方に記憶される領域数か所定値以上であるとき
に、所定期間前記リミット手段による制限か解除され、
又はエリア別学習補正値を制限する限界値か上限値は前
記所定の上限レベルより大きく、下限値は前記所定の下
限レベルより小さい値に変更される。
つまり、空燃比センサが交換された場合は、特性の変化
によってエリア別学習補正値か過大レベル又は過小レベ
ルに達することかあるから、その場合は更に学習の進行
を許容する。ある程度期間を経過すると、一律学習補正
値による学習で、空燃比の特性変化によるエリア別学習
補正値の学習分か一律学習補正値に移動して、エリア別
学習補正値は通常のレベル範囲内に戻るため、リミット
手段による所定レベルでのエリア別学習補正値の制限を
復帰させる。
このものでは、前記学習補正値クリア手段、又は、学習
進行度クリア手段及びオールクリア手段を備える必要は
ないか、一方を含むことて、前述した各手段の機能か得
られる。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例の構成を示す第2図において、機関11の吸気
通路12には吸入空気流量Qを検出するエアフローメー
タ13及びアクセルペダルと連動して吸入空気流量Qを
制御する絞り弁14か設けられ、下流のマニホールド部
分には気筒毎に燃料供給手段としての電磁式の燃料噴射
弁15か設けられる。
燃料噴射弁15は、マイクロコンピュータを内蔵したコ
ントロールユニッI・16からの噴射パルス信号によっ
て開弁駆動し、図示しない燃料ポンプから圧送されてプ
レッシャレギュレータにより所定圧力に制御された燃料
を噴射供給する。更に、機関11の冷却ジャケット内の
冷却水温度Twを検出する水温センサ17か設けられる
。一方、排気通路18にはマニホールド集合部に排気中
酸素濃度を検出することによって吸入混合気の空燃比を
検出する第1の空燃比センサ19か設けられ、その下流
側の排気管に排気中のCO,HCの酸化とNOxの還元
を行って浄化する排気浄化触媒としての三元触媒20か
設けられ、更に該三元触媒20の下流側に第1の空燃比
センサと同一の機能を持つ第2の空燃比センサ21か設
けられる。
また、第2図で図示しないディストリビュータには、ク
ランク角センサ22か内蔵されており、該クランク角セ
ンサ22から機関回転と同期して出力されるクランク単
位角信号を一部時間カウントして、又は、クランク基準
角信号の周期を計測して機関回転数Nを検出する。
次に、コントロールユニット16による空燃比制御ルー
チンを第3図及び第4図のフローチャートに従って説明
する。第3図は燃料噴射量設定ルーチンを示し、このル
ーチンは所定周期(例えは10m5)毎に行われる。
ステップ(図ではSと記す)1では、エアフローメータ
13によって検出された吸入空気流量Qとクランク角セ
ンサ22からの信号に基ついて算出した機関回転数Nと
に基づき、単位回転当たりの吸入空気量に相当する基本
燃料噴射量T、を次式によって演算する。
T、=KXQ/N   (Kは定数) ステップ2ては、水温センサ17によって検出された冷
却水温度Tw等に基ついて各種補正係数C0FFを設定
する。
ステップ3では、後述するフィードバック補正係数設定
ルーチンにより設定されたフィードバック補正係数αを
読み込む。
ステップ4ては、バッテリ電圧値に基ついて電圧補正分
子8を設定する。これは、バッテリ電圧変動による燃料
噴射弁15の噴射流量変化を補正するためのものである
ステップ5ては、最終的な燃料噴射量(燃料供給量)T
1を次式に従って演算する。
TI =’rp XC0EFXα十Tsステツプ6ては
、演算された燃料噴射弁T1を出力用レジスタにセット
する。
これにより、予め定められた機関回転同期の燃料噴射タ
イミングになると、演算した燃料噴射量T1のパルス巾
をもつ駆動パルス信号か燃料噴射弁15に与えられて燃
料噴射か行われる。
次に、空燃比フィードバック補正係数設定ルーチンを第
4図に従って説明する。このルーチンは機関回転に同期
して実行される。
ステップ11では、空燃比のフィードバック制御を行う
運転条件(後述する一律学習補正値PI(03M及びエ
リア別学習補正値P HO3Sxの学習を行う運転条件
と一致、但し、学習を定常条件を加味して行うようにし
て精度向上を図ってもよい)であるか否かを判定する。
前記運転条件を満たしていないときには、このルーチン
を終了する。この場合、−フィードバック補正係数αは
前回のフィードバック制御終了時の値若しくは一定の基
準値にクランプされ、フィードバック制御は停止される
ステップ12では、第1の空燃比センサ19からの信号
電圧V(,2及び第2の空燃比センサ21からの信号電
圧V + o2を入力する。
ステップ13ては、ステップ11で入力した第1の空燃
比センサ19の信号電圧V。2と目標空燃比(理論空燃
比)相当の基準値SLとを比較し、空燃比がリーンから
リッチ又はリッチからリーンへの反転時か否かを判定す
る。
反転時と判定されたときはステップ14へ進み、第2の
空燃比補正量である空燃比フィードバック補正係数αの
比例分捕正量PH03を学習補正するための一律学習補
正値P 803Mを記憶させた一律学習補正値マツブ(
コントロールユニット16内蔵のマイクロコンピュータ
のRAMに記憶)から検索すると共に、該一律学習補正
値の学習進行度を第2の空燃比センサ21の出力反転毎
にカウントするカウンタの値P HOSMCを読み込み
、かつ、機関回転速度Nと基本燃料噴射量T、とに基づ
いて同しく比例分捕正量PH03のエリア別学習補正値
を記憶させたエリア別学習補正値マツプ(同じ<RAM
に記憶)から対応する運転領域Xに記憶されたエリア別
学習補正値P HO3S、を検索すると共に、エリア別
学習補正値の学習進行度を第2の空燃比センサ21の出
力反転毎にカウントして記憶するエリア別学習進行度マ
・・・ゴから対応する運転領域Xの学習進行度P HO
3SCXを読み込む。
尚、第5図に示すように前記一律学習補正値マツブには
、学習を行う全運転領域で1個の一律学習補正値P 8
03Mか記憶され、エリア別学習補正値マツプには、機
関回転速度Nと基本燃料噴射量T。
とによって夫々3分され計9個に区分された各運転領域
に夫々エリア別学習補正値か記憶され、エリア別学習進
行度マツプには、エリア別学習補正値マツプと同一に区
分された各運転領域にエリア別学習補正値の学習進行度
PH03SC、か記憶される。
ここで、これら一律学習補正値PH03M及びエリア別
学習補正値P HO3S、を記憶したRAMか一律学習
補正値記憶手段及びエリア別学習補正値記憶手段を構成
する。
ステップ15ては、第2の空燃比センサ21からの信号
電圧V′。2と目標空燃比(理論空燃比)相当の基準値
SLとを比較し、空燃比がリーンからリッチ又はリッチ
からリーンへの反転時か否かを判定する。
反転時と判定された時にはステップ16へ進み、ステッ
プ14て検索した一律学習進行度P HOSMCをカウ
ントアツプして、一律学習進行度P HOSMCを修正
して書き換える。即ち、このステップ16の機能と該一
律学習進行度PHO3MCを記憶したRAMとで一律学
習進行度記憶手段か構成される。
ステップ17では、ステップ16で更新された一律学習
進行度P HOSMCに応じて、ROMに記憶された一
律学習補正値修正率マツブから一律学習補正値の修正率
MDPHO3を検索して設定する。即ち、このステップ
17の機能と、一律学習補正値の修正率MDPHO3を
記憶したROMとて一律学習補正値修正率設定手段か構
成される。
ステップ18では、ステップ14て検索されたエリア別
学習補正値P HO3S、を今回の値PH03P、とじ
てセットする。
ステップ19では、一律学習補正値P 803Mの修正
量DPHO3Pを次式により演算する。
DPHO3P=MDPHO3(PHO3P、 +PH0
3PJ / 2ここで、PH03P−、は前回第2の空
燃比センサ21の出力v’ o2か反転した時のエリア
別学習補正値P HO3SXてあり、Mは正の定数(〈
1)である。
つまり、該修正量DPHO3Pは反転時短にエリア別学
習補正値P HO3Sxを平均化演算した値の所定割合
分の値として設定される。
ステップ20ては、ステップ14で検索した一律学習補
正値P 803Mに前記ステップ17て演算した修正量
DPHO3Pを加算した値で一律学習補正値P HO3
も(を修正し、該修正値てRAMに記憶される一律学習
補正値P 803Mを更新する。即ち、このステップ2
0の機能が一律学習補正値修正手段を構成する。
次いて、ステップ21では、エリア別学習補正値マツプ
の全運転領域のエリア別学習補正値P HO3Sxを、
前記修正率DPHO3Pを減算した値で修正して書き換
える。即ち、このステップ21の部分か第2のエリア別
学習補正値修正手段に相当する。
ステップ22では、前記ステップ21で演算されたエリ
ア別学習補正値P HO3Sxを次回のステップ19て
の演算のためPH03P−、としてセットする。
ステップ23では、当該運転領域のエリア別学習の進行
度P HO3SCxをカウントアツプし、この値でエリ
ア別学習マツプの対応する運転領域の進行度P HO3
SCxを書き換える。
ステップ15て非反転時と判定された時は、ステップ1
6〜ステツプ23をジャンプしてステップ24へ進む。
ステップ24では、ステップ23て更新されたエリア別
学習の進行度P HO3SCXに応じて、ROMに記憶
されたエリア別学習進行度マツプからエリア別学習補正
値修正率DPHO3を検索して設定する。即ち、このス
テップ24の機能と、エリア別学習補正値の修正率DP
IO3を記憶したROMとてエリア別学習補正値修正率
設定手段か構成される。
ステップ25ては、第2の空燃比センサ21の出力V’
o2を基準値SLと比較して空燃比のリッチリーンを判
別する。
そして、空燃比かリッチ(V’ 02>SL)と判定さ
れたときにはステップ26へ進み、ステップ14て検索
されたエリア別学習補正値P HO3S、から所定値D
PHO3Rを差し引いた値でエリア別学習補正値PH0
3S、を修正する。
次いて、ステップ27ては、修正されたエリア別学習補
正値P HO3S、か、設定された下限レベルPH03
S。。以下であるか否かを判定し、以下である場合はス
テップ28てPH03S、 =PHO3S、、、とし、
ステップ29で下限レベル以下となった領域数を計測す
るカウンタNLOLMTをインクリメントした上でステ
ップ34へ進み、そうでない場合はステップ28゜29
をジャンプしてステップ34へ進む。
また、空燃比かリーン(V’ 。2<SL)と判定され
たときにはステップ30へ進み、検索されたエリア別学
習補正値P HO3S、に所定値DPHO3Lを加算し
た値でエリア別学習補正値P HO3S、を修正する。
次いで、ステップ31ては、修正されたエリア別学習補
正値P HO3S、か、設定された上限レベルP)10
ss□、以上であるか否かを判定し、以上である場合は
ステップ32て、PH03SX =P)IO3S、、、
とじ、ステップ33て下限レベル以下となった領域数を
計測するカウンタNUPLMTをインクリメントした上
でステップ34へ進み、そうでない場合はステップ32
゜33をジャンプしてステップ34へ進む。
ステップ34では、上記のようにして修正されたエリア
別学習補正値P HO3S、でエリア別学習補正値マツ
プの対応する運転領域に記憶されたエリア別学習補正値
P HO3SXを書き換え更新する。
即ち、前記ステップ26.30とこのステップ34の機
能とてエリア別学習補正値修正手段か構成され、ステッ
プ2728及びステップ31.32の機能でリミット手
段が構成され、ステップ29とRAMとて過小レベル領
域数記憶手段か構成され、ステップ33とRAMとで過
大レベル領域数記憶手段か構成される。
ステップ35では、以上のようにして更新演算された一
律学習補正値P 803Mとエリア別学習補正値P H
O3Sxとを加算して第2の空燃比補正量としての比例
分捕正量P HO3を演算する。即ち、ステップ25と
、このステップ35との機能で第2の空燃比補正量演算
手段か構成される。
次にステップ36へ進み、第1の空燃比センサ19によ
るリッチ、リーン判定を行い、リーン→リッチの反転時
にはステップ37へ進んで、空燃比フィードバック補正
係数α設定用のリッチ反転時に与える減少方向の比例分
PRを基準値PRoから前記第2の空燃比補正量P H
O3を減少した値で更新する。次いで、ステップ38て
空燃比フィードバック補正係数αを現在値から前記比例
分PIIを減した値で更新する。
又、リッチ→リーンの反転時にはステップ39へ進み、
空燃比フィードバック補正係数α設定用のリーン反転時
に与える増加方向の比例分PLを基準値PLoに第2の
空燃比補正量P HO3を加算した値で更新する。次い
て、ステップ40て空燃比フィードバック補正係数αを
現在値に前記比例分P。
を加算した値で更新する。
また、ステップ13て第1の空燃比センサ19の出力が
反転時てないと判定された時には、ステップ41へ進ん
でリッチ、リーン判定を行い、リッチ時はステップ42
へ進んて空燃比フィードバック補正係数αを現在値から
積分分■、を減少した値で更新し、リーン時はステップ
43へ進んで積分分I。
を加算した値で更新する。
ここで、ステップ36〜ステツプ43の部分てステップ
37.ステップ39による補正を除いて空燃比フィード
バック補正係数αを設定する機能が第1の空燃比センサ
19による第1の空燃比補正量演算手段に相当し、ステ
ップ37.ステップ39を含めてステップ36〜ステツ
プ43の部分が空燃比補正量演算手段に相当する。
かかる構成とすれば、エリア別学習補正値及び一律学習
補正値の学習による修正を、学習進行度に応じた修正率
を用いて実行するため、学習進行度か低い段階では、修
正率を大きくして学習の進行を促進し、学習か十分進行
してからは、修正率を小さくして学習精度を高めること
かでき、学習の進行促進と精度向上を両立させることか
できる。
尚、一律学習補正値を設定することなく、エリア別学習
補正値のみて学習を行うもので、エリア別学習補正値の
学習を進行度に応じた修正率で実行するたけても、十分
高い効果か得られ、また、一律学習補正値の学習のみを
進行度に応じた修正率で実行しても十分高い効果を得ら
れる。
第6図及び第7図は、夫々一律学習補正値PH03M及
びエリア別学習補正値P HO3S、か更新されていく
様子を示したものである。
次に、前記学習進行度及び学習補正値を条件別にクリア
するルーチンを第8図に示したフローチャートに従って
説明する。このルーチンは、機関の運転開始と共に実行
される。
ステップ51ては、前記過大レベル以上の領域数計測用
カウンタNUPLMT及び過小レベル以下の領域数計測
用カウンタNLOLMTの値を読み込む。
ステップ52ては、NUPLMTの値と所定値NGLM
Tとを比較し、NUPLMT < NGLMTの場合は
ステップ53へ進んで、今度はNLOLMTの値と所定
値NGLMTとを比較し、NLOLMT≦NGLMTの
場合は、このルーチンを終了するが、NLOLMT >
 NGLMTの場合はステップ55へ進む。
また、ステップ52でNUPLMT≧NGLN(Tの場
合はステップ54へ進んてNLOLMTの値と所定値N
GLMTとを比較し、NLOLMT < NGLMTの
場合は、ステップ55へ進む。
つまり、NUPLMTとNLOLMTKいずれか一方の
みか所定値NGLMTL以上の場合にステップ55へ進
む。ステップ55では、全ての運転領域のエリア別学習
補正値の学習進行度PH03SC、と一律学習補正値の
学習進行度P HO3MCとをクリアする。即ち、この
ステップ55の機能か学習進行度クリア手段を構成する
次いて、ステップ56へ進み、リミット解除フラグFL
MTを1にセットした後、ステップ57で、前記第4図
のステップ27.28及びステップ31.32における
過小レベルP HO3S、 、ゎ及び過大レベルPH0
3Sf、xによる制限を解除する。
一方、ステップ54て、NLOLMT≧NGLMTの場
合はステップ58へ進み、前記全運転領域の学習進行度
PH03SC、とP HO3MCをクリアすると共に、
全運転領域のエリア別学習補正値P HO3S、をクリ
アする。即ち、このステップ58の機能かオールクリア
手段を構成する。
第9図は、前記第8図のステップ58て実行した制限解
除を復帰させるルーチンである。
図において、ステップ61ては、リミット解除フラグF
LMTWか1であるか否かを判定し、0の場合は、この
ルーチンを終了するが、1の場合はステップ62へ進み
、前記エリア別学習補正値の全ての運転領域の学習進行
度PH03SCxの総和ΣPH03SC。
を演算する。
ステップ63ては、前記総和ΣPH03SC、を所定値
CLLMTと比較し、ΣPH03SC、<CLLMTの
場合はこのルーチンを終了するが、ΣPH03SC、≧
CLLMTの場合はステップ64へ進んでリミット解除
フラグFLMTを0とした後、ステップ65で前記過小
レベルP HO3S、、、ゎ及び過大レベルPH03S
−、□による制限を復帰する。
即ち、第8図のステップ56.57の機能と、このステ
ップ65の機能かりミツト緩和手段を構成する。
尚、リミットを解除する代わりに、過小レベルPH03
S、、。をより小さい値とし、過大レベルP HO3S
7、。をより大きい値としてもよい。
尚、本実施例では第1の空燃比センサ19の検出値に基
つく空燃比フィードバック制御を基調としつつ、その空
燃比フィードバック補正係数の比例分を第2の空燃比セ
ンサの検出値に基ついて補正するものに適用した例を示
したか、これに限らず夫々の空燃比センサによって空燃
比フィードバック補正係数を設定し、双方の値を合成し
て得た空燃比フィードバック補正係数を使用したり、第
1の空燃比センサによる空燃比フィードバック制御を行
いつつ、リッチ、リーン判定の基準値SLや出力遅延時
間を第2の空燃比センサの検出て補正したりするような
ものにも適用できる。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、排気浄化触媒の上
流側及び下流側に空燃比センサを備え、これら雨空燃比
センサの検出値に基づいて空燃比フィードバック制御を
行うものにおいて、エリア別学習補正値か異常値となる
運転領域の数を、過大レベル以上のものと過小レベル以
下のものとに区別して計測し、それに応して、空燃比セ
ンサの交換と学習の異常とを区別してエリア別学習補正
値のクリアの有無を決定する構成としたため、その後の
空燃比制御精度を信頼性良く行うことかできる。
また、エリア別学習補正値の学習進行度を計測するもの
においては、前記同様空燃比センサの交換と学習の異常
とを区別して該学習進行度のみをクリアする場合と、学
習進行度及びエリア別学習補正値をクリアする場合とを
判別制御したため、その後の学習の進行も含めて、より
空燃比制御の信頼性を向上できる。
更に、一律学習補正値による学習を併用したり、過大レ
ベルと過小レベルとでエリア別学習補正値を制限するこ
とにより、学習精度をより向上でき、該制限を空燃比セ
ンサ交換と判定した時には、所定期間緩和する構成とし
たものでは、該交換時に一時的に生じる空燃比学習制御
の悪化をも抑制てきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例の構成を示す図、第3図は同上実施例の燃
料噴射量設定ルーチンを示すフローチャート、第4図は
同じく空燃比フィードバック補正係数設定ルーチンを示
すフローチャート、第5図(A)、(B)、  (C)
は夫々一律学習補正値マツブ、エリア別学習補正値マツ
プ、エリア別学習進行度マツプ、第6図及び第7図は夫
々一律学習補正値とエリア別学習補正値の更新される様
子を示す線図、第8図は同上実施例のエリア別学習補正
値の制限を解除するルーチンを示すフローチャート、第
9図は同じく該制限を復帰するルーチンを示すフローチ
ャートである。 11・・・内燃機関  12・・・吸気通路耐昇  1
6・・・コントロールユニットの空燃比センサ  20
・・・三元触媒空燃比センサ 15・・・燃料噴 19・・・第1 21・・・第2の 特許出願人   日本電子機器株式会社代理人 弁理士
 笹 島  富二雄 第2図 第3図 第5図(Δ) 第 図(B) 扱PA回吠汰りN 第8図 第5図(C) 代閾回勲建蔑N 第 図 第 ア 図 第9図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機関の排気通路に備えられた排気浄化触媒の上流
    側及び下流側に夫々設けられ、空燃比によって変化する
    排気中特定気体成分の濃度に感応して出力値が変化する
    第1及び第2の空燃比センサと、 前記第1の空燃比センサの出力値に応じて第1の空燃比
    補正量を演算する第1の空燃比補正量演算手段と、 前記第2の空燃比センサの出力に応じて第2の空燃比補
    正量を演算する第2の空燃比補正量演算手段と、 前記第1の空燃比補正量と、第2の空燃比補正量と、に
    基づいて最終的な空燃比補正量を演算する空燃比補正量
    演算手段と、 を含んで構成される内燃機関の空燃比制御装置において
    、 前記第2の空燃比補正量を複数に区分された運転領域毎
    に補正するためのエリア別学習補正値を記憶した書き換
    え可能なエリア別学習補正値記憶手段と、 前記エリア別学習補正値記憶手段に記憶された対応する
    運転領域のエリア別学習補正値を、第2の空燃比センサ
    の出力に基づいて修正した値で書き換えるエリア別学習
    補正値修正手段と、 前記エリア別学習補正値が所定の上限レベル以上となる
    運転領域の数を計測して記憶する過大レベル領域数記憶
    手段と、 前記エリア別学習補正値が所定の下限レベル以下となる
    運転領域の数を計測して記憶する過小レベル領域数記憶
    手段と、 前記過大レベル領域数記憶手段及び過小レベル領域数記
    憶手段に記憶される領域数が共に所定値以上であるとき
    に、エリア別学習補正値記憶手段に記憶された全ての運
    転領域のエリア別学習補正値をクリアさせる学習補正値
    クリア手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内
    燃機関の空燃比制御装置。
  2. (2)請求項1に記載の第1及び第2の空燃比センサと
    、第1の空燃比補正量演算手段と、第2の空燃比補正量
    演算手段と、空燃比補正量演算手段と、エリア別学習補
    正値記憶手段と、エリア別学習補正値修正手段と、過大
    レベル領域数記憶手段と、過小レベル領域数記憶手段と
    、を備えると共に、 前記エリア別学習補正値記憶手段の運転領域毎に、エリ
    ア別学習補正値の学習の進行度を計測して記憶するエリ
    ア別学習進行度記憶手段と、前記エリア別学習補正値修
    正手段によるエリア別学習補正値の学習毎の修正率を、
    前記エリア別学習進行度記憶手段の運転領域毎に記憶さ
    れた学習進行度に応じて設定してなるエリア別学習補正
    値修正率設定手段と、 前記過大レベル領域数記憶手段と過小レベル領域数記憶
    手段とのいずれか一方に記憶される領域数が所定値以上
    であるときに、前記エリア別学習進行度記憶手段に記憶
    された全ての運転領域のエリア別学習進行度をクリアさ
    せる学習進行度クリア手段と、 前記過大レベル領域数記憶手段及び過小レベル領域数記
    憶手段に記憶される領域数が共に所定値以上であるとき
    に、前記エリア別学習進行度記憶手段に記憶された全て
    の運転領域のエリア別学習進行度をクリアさせると共に
    、エリア別学習補正値記憶手段に記憶された全ての運転
    領域のエリア別学習補正値をクリアさせるオールクリア
    手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関
    の空燃比制御装置。 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の空燃比制
    御装置。
  3. (3)前記第2の空燃比補正量を全運転領域で一律に補
    正するための一律学習補正値を記憶した書き換え可能な
    一律学習補正値記憶手段と、 前記一律学習補正値記憶手段に記憶された一律学習補正
    値を、前記エリア別学習補正値を平均化演算した値を加
    算して修正した値で書き換える一律学習補正値修正手段
    と、 前記エリア別学習補正値記憶手段に記憶された全ての運
    転領域のエリア別学習補正値を、前記一律学習補正値修
    正手段によって加算された修正分を減算した値て、修正
    して書き換える第2のエリア別学習補正値修正手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  4. (4)エリア別学習補正値が前記所定の上限レベル以上
    となる時及び前記所定の下限レベル以下となる時に、夫
    々エリア別学習補正値を上限レベル以下及び下限レベル
    以上となるように制限するリミット手段を含んで構成さ
    れたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    内燃機関の空燃比制御装置。
  5. (5)請求項1に記載の第1及び第2の空燃比センサと
    、第1の空燃比補正量演算手段と、第2の空燃比補正量
    演算手段と、空燃比補正量演算手段と、エリア別学習補
    正値記憶手段と、エリア別学習補正値修正手段と、過大
    レベル領域数記憶手段と、過小レベル領域数記憶手段と
    、請求項3に記載の一律学習補正値記憶手段と、一律学
    習補正値修正手段と、第2のエリア別学習補正値修正手
    段と、請求項4に記載のリミット手段を備えると共に、 前記過大レベル領域数記憶手段と過小レベル領域数記憶
    手段とのいずれか一方に記憶される領域数が所定値以上
    であるときに、所定期間前記リミット手段による制限を
    解除し、又はエリア別学習補正値を制限する限界値を上
    限値は前記所定の上限レベルより大きく、下限値は前記
    所定の下限レベルより小さい値に変更するリミット緩和
    手段と、を含んで構成される内燃機関の空燃比制御装置
  6. (6)請求項1に記載の学習補正値クリア手段、又は、
    請求項2に記載の学習進行度クリア手段及びオールクリ
    ア手段の一方を含んで構成されたことを特徴とする請求
    項5に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2786811A1 (fr) * 1998-12-07 2000-06-09 Siemens Ag Procede d'epuration des gaz d'echappement a regulation lambda
EP1048836A2 (en) * 1999-04-28 2000-11-02 MAGNETI MARELLI S.p.A. Self-adapting method for controlling an injection unit for an internal combustion engine

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