JPH04112804A - 殺虫組成物 - Google Patents

殺虫組成物

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JPH04112804A
JPH04112804A JP23131690A JP23131690A JPH04112804A JP H04112804 A JPH04112804 A JP H04112804A JP 23131690 A JP23131690 A JP 23131690A JP 23131690 A JP23131690 A JP 23131690A JP H04112804 A JPH04112804 A JP H04112804A
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JP
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optionally substituted
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JP23131690A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Okauchi
岡内 哲夫
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、優れた殺虫作用を示す新規な殺虫組成物に関
する。
(ロ)従来の技術 従来から、農園芸用の殺虫剤として各種の薬剤、例えば
有機リン系、カーバメート系、ピレスロイド系等の多く
の薬剤が開発され、単剤及び混合剤として使用されてき
た。しかし、従来の殺虫剤は殺虫スペクトル、害虫の各
発育段階での殺虫活性、速効性、残効性、浸透移行性等
のバランスを欠いたり、また殺虫効果面では優れていて
も魚類に対する毒性、あるいは有用昆虫や天敵等に対す
る安全性あるいは作物に対する薬害等の問題かあること
により使用場面、使用回数等か限られる結果必ずしも満
足すべき殺虫効果をあげているとはいえない。特に、最
近従来の各種薬剤に対して感受性か低下した害虫、例え
ばわが国の水稲場面における有機リン剤及びカーバメー
ト剤に対して抵抗性を有するツマグロヨコバイやウンカ
類、各種園芸作物のハダニ類やアブラムシ類、野菜類の
ミナミキイロアザミウマ、アブラナ科野菜のコナガ、ワ
タのポールワーム等が出現し、これら害虫の防除技術の
確立が強く要請されている。
更に、近年これら病原虫の防除についてもいわゆる低コ
スト化が強く要請され、少ない処理回数、少ない投下薬
量で高い防除効果をあげる必要があり、これらの要請に
応じ得る薬剤の開発が要請されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前記のごとき状況下におU・て、本発明者は、殺虫剤と
して有効なグアニジン誘導体またはその塩を見出しく特
願昭63−332192号)、このグアニジン誘導体の
より有効な利用を検討する中で、従来の種々の殺虫化合
物との種々組合わせを研究し、両者の単独使用では得ら
れない協力的及び相乗的な優れた殺虫効果を有し、かつ
毒性面でも十分に満足し得る従来にない新しい殺虫組成
物を見出すことを試みた。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明によれば、式: [式中、R1は置換されていてもよい同素または複素環
基を、nはOまたは1を、R2は水素または置換されて
いてもよい炭化水素基を、R3は第一第二または第三ア
ミノ基を、Xは電子吸引基を示す。但し、Xかシアン基
である時 R1はピリジル基を除く置換されていてもよ
い同素または複素環基を、nが0である時、R1は置換
されていてもよい複素環基を示す。]で表わされるグア
ニジン誘導体及びその塩の少なくとも1種と、式:[式
中 R4は置換されていてもよい同素または複素芳香環
基または置換されていてもよいアルキリデンイミノ基を
、R5はアルキル基を、R6は(式中、R7はアルキル
基を、R8はアルキル基、アルコキシカルボニル基、ア
ルコキシカルボニルアルキル基を示す。)を示す。]で
表わされるカーバメート類の少なくとも1種とを含有す
ることを特徴とする殺虫組成物が提供される。
即ち、前記式[I]のグアニジン誘導体またはその塩と
前記式[n]のカーバメート類とを配合した本発明殺虫
組成物の殺虫活性は、予想外にも活性化合物それぞれ単
独の効果の和より明らかに大であり(活性化合物の両者
が優れた協力作用及び相乗作用を発揮し)、かつ優れた
速効性と残効性を有する。
ことに、本発明による殺虫組成物は、農園芸用作物の害
虫を防除することを目的として施用することにより、例
えばアブラナ科野菜の鱗翅目害虫であるコナガ幼虫や半
翅目害虫であるアブラムシ類に対して、例えば果菜類の
難防除害虫であるミナミキイロアザミウマに対して、例
えば水稲の重要害虫である半翅目害虫のウンカ類(例え
ばトビイロウンカ)や鱗翅目害虫のコブノメイガに対し
て、活性化合物各々単独の場合より低濃度で協力的及び
相乗的な殺虫効果を示し、且つ優れた速効性と残効性を
示す。
前記式中、R1は置換されていてもよい同素または複素
環基を示す。但し、Xがシアン基である時、R1はピリ
ジル基を除く置換されていてもよい同素または複素環基
を、好ましくはハロゲノピリジルまたはハロゲノチアゾ
リル基を、より好ましくはハロゲノチアゾリル基を示す
。R1で示される同素または複素環基は、同一原子のみ
を含有する環状基または異なる2種以上の原子を含有す
る環状基であって、環状炭化水素基または複素環基を意
味する。R1で示される環状炭化水素基としては、たと
えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル等のC1−8シクロアルキル基、たとえ
ばシクロプロペニル、1シクロペンテニル、l−シクロ
へキセニル、2シクロへキセニル、1.4−シクロへキ
サジェニル等のC4−8シクロアルケニル基、たとえば
フェニル、■−または2−ナフチル、1−.2−または
9−アントリル、1−.2−.3−.4−または9−フ
エナントリル、1−,2−,4−.5−または6−アズ
レニル等のC,、、アリ゛−ル基等が用いられる。好ま
しい環状炭化水素基は、たとえば芳香性のものであり、
フェニル等のCM−14アリール基等である。 R1で
示される複素環基としては、たとえば酸素原子、硫黄原
子、窒素原子などのヘテロ原子を1〜5個含む5〜8員
環基またはその縮合環基なとが用いられ、その具体例と
しては、たとえば2−または3−チエニル、2−または
3〜フリル、2−または3−ピロリル、2−3−または
4−ピリジル、2−.4−または5−オキサシリル、2
−.4−または5−チアゾリル。
3−14−または5−ピラゾリル、2−.4−または5
−イミダゾリル、3−.4−または5−インオキサシリ
ル、3−.4−または5−インチアゾリル、3−または
5−(1,2,4−オキサジアゾリル)、1.3.4−
オキサジアゾリル、3〜または5−(1,2,4−チア
ジアゾリル)、1,3.4チアジアゾリル、4−または
5−(1,2,3チアジアゾリル)、1.2.5−チア
ジアゾリル。
1.2.3−1−リアゾリル、1,2.4−トリアゾリ
ル、IH−または2H−テトラゾリル、N−オキシド−
2−13−または4−ピリジル、 2−、 4−または
5−ピリミジニル、N−オキシド−2−4−または5−
ピリミジニル、3−または4−ピリダジニル、ピラジニ
ル、N−オキシド−3−または4−ピリダジニル、ベン
ゾフリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾオキサシリル、ト
リアジニル。
オキソトリアジニル、テトラシロ[1,5−b]ピリダ
ジニル、トリアゾロ[4,5−b]ピリダジニル、オキ
ソイミダジニル、ジオキソトリアジニル。
ピロリジニル、ピペリジニル、ピラニル、チオピラニル
、1.4−オキサジニル、モルホリニル。
1.4−チアジニル、■、3−チアジニル、ピペラジニ
ル、ベンゾイミダゾリル、キノリル、イソキノリル、シ
ンノリニル、フタラジニル、キナゾリニル、キノキサリ
ニル、イントリジニル、キナリニル、l、8−す7チリ
ジニル、プリニル、プテリジニル、ジペンゾフラニル、
カルバゾリル。
アクリジニル、7エナントリジニル、フェナジニル、フ
ェノチアジニル、フェノキサシニルナトカ用いられる。
複素環基の好ましいものは、たとえば2−13−または
4−ピリジル、2−.4−または5−チアゾリル等の5
−又は6−置台窒素複素環基である。これらR1で示さ
れる同素または複素環基は、同−又は相異なる置換基を
1〜5個(好ましくは1個)有していてもよく、この様
な置換基としてはたとえばメチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、インブチノ呟 S−ブチル、t
−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、
ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデンル、
テトラゾリル、ペンタデンル等の炭素数1−15のアル
キル基、たとえばシクロプロピル、シクロブチル、シク
ロペンチル、ンクロヘキシル等の炭素数3〜10のシク
ロアルキル基、たとえばビニル、アリル、2−メチルア
リル、2ブテニル、3−ブテニル、3−オクテニル等の
炭素数2〜lOのアルケニル基、たとえばエチニル、2
−プロピニル、3−へキシニル等の炭素数2〜10のア
ルキニル基、たとえばシクロプロペニル、シクロペンテ
ニノ呟 シクロへキセニル等の炭素数3〜10のシクロ
アルケニル基、たとえばフェニル、ナフチル等の炭素数
6〜10のアリール基、たとえばベンジル、フェニルエ
チル等ノ炭素数7〜lOのアラルキル基、ニトロ、 水
rB。
メルカプト、オキソ、チオキソ、シアノ、カルバモイル
、カソレポキ、ル、を二とえはメトキンカルレボ二り、
エトキンカルボニル等のC1−4アルコキ/カルボニル
、スルホ、たとえはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素等のハ
ロゲン、たとえはメトキン、エトキ・ノ、ブロボキ/、
イソプロポキン、ブトキ/、イソフ゛トキン、S−フ゛
トキソ、t−フ′トキV等の01−6アルコキソ、たと
えはフェノキV等のC6−107リールオキシ、たとえ
はメチルチオ、エチルチオ、n−プロピルチオ、イソプ
ロピルチオ、n−ブチルチオ、t−ブチルチオ等の01
−6アルキルチオ、たとえはフェニルチオ等のc 6−
toアリルチオ、たとえばメチルスルフィニル、エチル
スルフィニル等の01−、アルキルスルフィニル、たと
えばフェニルスルフィニル等の06−10アリルスルフ
イニノしたとエバメチルスルホニル、エチルスルホニル
等のC1□アルキルスルホニル、たとえばフェニルスル
ホニル等のC,、、アリールスルホニル、アミン、たと
えばアセチルアミノ、プロピオニルアミノ等のC2−4
アシルアミノ、たとえばメチルアミノ、エチルアミノ、
n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n−ブチル
アミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等のモノ−又
はジーC1−6アルキルアミノ、たとえはシクロアキル
アミノ等のC3−67クロアルキルアミノたとえはアニ
リノ等のC,、oアリールアミノ、たとえばアセチルな
どの02□アシル、たとえはベンゾイル等のC 6−I
Qアリール−カルボニル、たとえば2−または3−チエ
ニル、2−または3−フリル、3−、4−または5−ピ
ラゾリノ呟24−または5−チアゾリル、3−、4−ま
たは5イソチアゾリル、2−、4−または5−オキサゾ
リノ呟 3−、4−まt二は5−インオキサシリル、2
−、4−または5−イミダゾリノ呟 1,2.3−また
は1,2.4−トリアゾリル、IHまたは2H−テトラ
ゾリル、2−、3−または4−ピリジル、2−、4−ま
たは5−ピリミジニル、3−または4−ピリダニジル、
キノリル、イソキノリル、インドリル等の酸素、硫黄、
窒素から選ばれたヘテロ原子を1〜4個含む5〜6員複
素環基から選ばれる1〜5個が用いられる。これらの置
換基が、l二と工ffC6−+。アリール、C7−10
アラルキルC,〜IQ’/クロアルキル、Cl−107
クロアルケニル、C 6−toアリールオキ/、 C 
6−、oアリールチオ、C 、、、アリールスルフィニ
ル、C 、−、。アリールスルホニル、C 6−10ア
リールアミノ、複素環基等である場合にはさらに上記の
ようなハロゲン、水酸基、たとえはメチノ呟 エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、S−ブ
チル、tブチル等のC1−、アルキル、たとえばビニノ
ペアリル、2−メチルアリル等のC2□アルケニノ呟た
とえばエチニル、2−プロピニル等のC21アルキニル
、C6−l。アリーノ呟 C1□アルコキシ、フェノキ
シ、C1−4アルキルチオ、フェニルチオ等で1〜5個
置換されていてもよく、また置換基がCI−I5アルキ
ル、C2−、oアルキニル基 C 2−、oアルキニル
、Cl−6アルコキシ、C,−6アルキルチオ、CI−
iアルキルスルフィニル、C1□アルキルスルホニル、
アミノ、モノ−又はジーC1−、アルキルアミノ、C,
−6シクロアルキルアミノ、C6−、oアリールアミノ
等である場合にはさらに上記のようなハロゲン、水酸基
、C1□アルコキシ、CI−4アルキルチオ等で1〜5
個置換されていてもよい。
R1の好ましい例は、たとえはハロゲンで1ないし2個
置換されていてもよいピリジノ呟チアゾリル等の5また
は6員含窒素複素環である。
nは0またはlを示すが、lの場合が好ましい。
R2で示される「置換されていてもよい炭化水素基」の
炭化水素基としては、R1で前述した炭素数1−15の
アルキル基、炭素数3〜10のシクロアルキル基、炭素
数2〜10のアルケニル基、炭素数2〜lOのアルキニ
ル基、炭素数3〜10のンクロアルケニル基、炭素数6
〜lOのアリール基、炭素数7〜10のアラルキル基等
が用いられる。また「置換されていてもよい炭化水素基
」の置換基としては、R1で示される同素または複素環
基の置換基として前述したもの等が用いられる。
R2の好ましい例は、たとえば水素、たとえばメチノ呟
エチル、プロピル等のC1−、アルキル基である。
R3は第一、第二まt;は第三アミノ基を示し、たとえ
ば式: [式中、R9及びRloは同一または相異なり水素また
け置換されていてもよい炭化水素基を、あるいはR9及
びRIoは一緒になって隣接窒素と共に環状アミノ基を
示す。]で表わされる基等が用いられる(ここにおいて
、第一アミノ基とはたとえば上記式で言えばR4及びR
loが水素である無置換アミ7基を、第ニアミノ基とは
R9かR11+のいずれかが水素であるモノ置換アミノ
基を、第三アミノ基とはR9とR10のどちらも水素で
ないジ置換アミノ基を意味する)。R9及びRIOで示
される「置換されていてもよい炭化水素基」としては、
たとえば前記R2で述べたごときもの等が用いられる。
また、R1及びRIGが一緒になって隣接窒素と共に示
す環状アミノ基としては、たとえばアジリジノ、アゼチ
ジノ、ピロリジノ、モルホリノ。
チオモルホリノ基等が用いられる。R3の好ましい例は
、たとえは無置換アミン基、たとえばメチルアミノ、エ
チルアミノ、プロピルアミン等のモノ−C1□アルキル
アミノ基、たとえはジメチルアミノ、エチルメチルアミ
ノ等のジ−C1□アルキルアミノ基、たとえはホルムア
ミド、N−メチルホルムアミド、アセトアミド等のCI
□アンルアミノ基等である。
Xで示される電子吸引基としては、たとえば/アノ、ニ
トロ、アルコキシカルボニル メトキシカルボニル、エトキシカルボニル等の01−、
アルコキシ−カルボニル等)、ヒドロキシカルボニル、
C,、。アリール−オキシカルボニル(たとえばフェノ
キシカルボニル等)、複素環オキシカルボニル(複素環
基としては上記R1で述べたもの等が用いられ、たとえ
ばピリジルオキシカルボ二)呟チエニルオキシカルボニ
ル等)、たとえばハロゲン(CQ, Br等)等で置換
されていてもよいC1−4アルキルスルホニル(たとえ
ばメチルスルホニル、トリフルオロメチルスルホニル、
エチルスルホニル等)、スルファモイル、ジーC,−,
アルコキシホスホリル(たとえばジェトキシホスホリル
等)、たとえばハロゲン(Cρ、Br,F等)等で置換
されていてもよいC,−、アンル(たとえばアセチル、
トリクロロアセチル、トリフルオロアセチル等)、Cm
−+。アリール−カルボニル(たとえばベンゾイル等)
、カルバモイノ呟C1−,アルキルスルホニルチオカル
バモイル(たとえばメチルスルホニルチオカルバモイル
等)等が用いられる。好ましい電子吸引基はたとえばニ
トロ等である。
グアニジン誘導体[I]またはその塩の好ましい例とし
ては、たとえば R2″ / R4″−N [式中、Rlaはピリジル基、ハロゲノピリジル基また
はハロゲノチアゾリル基を示し、R2″,R4”R1は
同一または相異なり、水素、メチル基、エチル基、ホル
ミル基またはアセチル基を示す。]で表わされる化合物
またはその塩等がある。式[I”コにおいて R1“は
たとえは3−ピリジル基を、たとえば6−クロロ−3−
ピリジル、6−ブロモ−3−ピリジル、5−ブロモー3
−ピリジル等のハロゲノピリジル基を、または2−クロ
ロ5−チアゾリル、2−ブロモ−5−チアゾリル等のハ
ロゲノチアゾリル基を示す。
この様な化合物[I′″]またはその塩の具体例として
は、例えば3−(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−
1−メチル−2−二トログアニジン、3−(2−クロロ
−5−チアゾリルメチル)−1メチル−2−二トログア
ニジンまたは3 −(2 −クロロ−5−チアゾリルメ
チル)−1.1−ジメチル−2−二トログアニジン等が
用いられる。
グアニジン誘導体[1]またはその塩はXの位置に関し
てシス体とトランス体の立体異性体を生じ、またR2が
水素である場合及びR3が第−又は第ニアミノ基である
場合は理論的に互変異性体を生じるが、これらいずれの
異性体も本発明化合物[1]またはその塩に含まれる。
また、グアニジン誘導体fT]の塩としては、例えは塩
酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸硫酸、過塩素酸
なとの無機酸、例えはギ酸、酢酸酒石酸、リンゴ酸、ク
エン酸、/ユウ酸、コハク酸、安息香酸、ピクリン酸、
p−トルエンスルホン酸なとの有機酸との塩か用いられ
てもよい。
本発明による活性物質組合せに於いて使用される式[I
]のグアニジン誘導体の代表的な化合物としては、表1
にかかげた化合物等がある。
(以 下 余 白) 前記グアニジン誘導体またはその塩の製造法は、例えば
特願昭63−332192号、EP−376279に記
載されている。
まl;、本発明の殺虫組成物において活性物質組合せで
使用される一方の式[[]のカーバメート類において、
R4の置換されていてもよい同素芳香環基の同素芳香環
基としては、例えはフェニル、ナフチル等のc a−t
oアリール等であり、好ましくは例えばフェニル等が用
いられる。R′の置換されていてもよい複素芳香環基の
複素芳香環基としては、例えば窒素、酸素、硫黄原子等
から選ばれたベテロ原子を1〜3個有する縮合していて
もよい5員ないし8員の複素環基であり、例えばフリル
、チエニル、チアゾリル、ピラゾリノ呟ピリジル、ピリ
ミジニノ呟ジヒドロベンゾフリル等であり、好ましくは
例えばピリミジニル、ジヒドロベンゾフリル等が用いら
れる。R4の置換されていでもよいアルキリデンイミノ
基としては、例えばメチレンイミノ、エチリデンイミノ
、プロピリデンイミノ、インプロピリデンイミノ、ブチ
リデンイミノ、インブチリデンイミノ、ペンチリゾイミ
ノ、ヘキシリデンイミノ等のCI−8のアルキリデンイ
ミノ基等であり、好ましくは例えばメチレンイミノ (
>C=N−) 、エチリデンイミノ、プロピリデンイミ
ノ、ブチリデンイミノ、ペンチリデンイミノ等の01−
、アルキリデンイミノか用いられる。R4の置換されて
いてもよい同素または複素芳香環または置換されていて
もよいアルキリデンイミノ基の置換基としては、例えは
メチノ呟エチル、プロピノ呟イソプロピル、ブチル、イ
ソブトキシ S−ブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキ
ンル等のC1−8のアルキル、例えばメトキン、エトキ
シ、プロポキン、インプロポキシ、ブトキシ、イソブト
キシ、S−ブトキシ、t−ブトキシ等の01−6のアル
コキシ、例えばジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジブ
チルアミノ等の01−4のジアルキルアミノ、例えばメ
チルチオ、エチルチオ、ブチルチオ等の01−6アルキ
ルチオ、例えばフン素、塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲ
ン、例えばフェニル基等の01−6アリール等であり、
好ましくはメチル、イソブチル等の01□アルキル、ジ
メチルアミノ等のジC8□アルキルアミノ、エチルチオ
等の01−4アルキルチオ、塩素等のハロゲン等が用い
られる。これら置換基は1ないし5個置換していてもよ
く2個以上置換する場合は同一または相異なっていても
よい。R4の好ましい例としては、例えばトリル、キシ
リル、トリメチルフェニル、ジエチルフェニル、i−7
’ロポキシトリル、S−ブチルフェニル、t−ブチルフ
ェニル、クロロフェニル、り四ロトリル、クロロキシリ
ル、エチルフェニル、エチルチオ−キシリル、メチルチ
オ−キシリル、ジメチルアミン−トリル等の01−4の
アルキル、C1−、アルキルチオ、C1−2ジアルキル
アミノ、塩素等が同一または相異なって1ないし3個置
換されていてもよいフェニル、例えばジメチルベンゾフ
リル等の01〜2アルキルで1または2個置換されてい
てもよいジヒドロベンゾフリル、例えば3−メチル−5
−プロピルーピミジニル、2.3−ジメチル−5−ジメ
チルアミノ−ピリミジニル等のC1−4アルキル、cl
−2ジアルキルアミノ等か同一または相異なって1ない
し3個置換されていてもよいピリミジニ11例工ば1−
メチルチオ−エチリデンイミノ、t−ペンチリデンイミ
ノ等の01□アルキル、Cl−4アルキルチオで1また
は2置換されていてもよいC11アルキリデンイミノ等
か用いられる。R6,R6゜R7,R@のアルキル基と
しては、例えはメチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、プチノ呟 イソブチル、S−ブチル、t−ブチル、
ペンチル、ヘキンル等のC1−6アルキルであり、好ま
しくは例えばメチル、エチル、イソプロピル、ブチル等
のC1−4アルキル等が用いられる。R8のアルコキシ
カルボニル基は、例えばメトキシカルボニル、エトキシ
カルボニル、プロポキシカルボニル、インプロポキシカ
ルボニル、ブトキシ力ルポニ4゜インブトキシカルボニ
ル等の01−6アルコキシカルポニルであり、好ましく
は例えばブトキシカルボニル等の01□アルコキシカル
ボニル等が用いられる。R8のアルコキシカルボニルア
ルキル基としては、例えばメトキシカルボニルメチル、
メトキシカルボニルエチル、エトキン力ルポニルエチノ
呟プロポキシカルボニルエチル、ブトキンカルボニルブ
チル等の03−9のアルコキシカルボニルアルキルであ
り、好ましくは例えばエトキシカルボニルエチル等の0
3−7アルコキシカルポニルアルキル等が用いられる。
 R6の好ましい例としては、水素原子、メチル、エチ
ル等の01□アルキル、N、N−ジブチルアミノチオ、
N−メチルN−ブトキシカルボニルアミノチオ、N−イ
ソプロピル−N−エトキシカルボニルエチルアミノ等の R8がC1□アルキル、C,、のアルキルカルボニル、
C,、のアルコキンカルボニルアルキル等ヲ示す)で表
される基等が用いられる。
本発明による活性物質の組合せの一方の成分である式[
I[]のカーバメート類は、具体的には次の化合物等の
少なくとも1種が用いられる。
2.2−ジメチル−1,3−ベンゾジオキソル4−イル
−メチルカルバマート(一般名パベンダイオカルブ″以
下同様に“″は一般名を示す)、エチル N−[2,3
−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾ7ランー7−イル
オキンカルポニル(メチル)アミノチオ]−N−イソプ
ロピル−β−アラニナート(ベンフラカルブ)、 l−ナフチル−N−メチルカーバメート(NAC,カリ
バリル)、 2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン〜7
−イル−メチルカルバメート(カルボ7ラン)、 2.3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ[b
] フラニル−N−ジブチルアミノチオ−Nメチルカル
バマート 2−(エチルチオメチル)フェニル−メチルカーバメー
トにチオ7エンカルブ)、 2−see−ブチルフェニル−N−メチルカーバメート
(BPMC,フェノカルブ)、 ブチル−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルペンゾフ
ランー7−イル=N、N−ジメチル−NNチオジカルバ
メート(フラチオカルブ)、O−クメニルメチルカーバ
メート(MIPC,インプロカルブ)、 S−メチル−N−f(メチルカルバモイル)オキ/1チ
オアセトイミデート(メンミル)、メタトリル−N−メ
チルカーバメート(MTMC,メルトカルブ)、 2−ジメチルアミノ−5,6−シメチルピリミジンー4
−イルジメチルカーバメート(ピリミカーブ)、 2−インプロポキシフェニル−N−メチルカーバメート
(P HC、プロホキスル)、3.4−キノリル−N−
メチルカーバメート(MPMC,キシリルカルブ)、 3.5−キシリルメチルカーバメート(XMC)この様
な殺虫剤の好ましい例は、たとえば2,3−ジヒドロ−
2,2−’;メチルベンゾフランーフィルーメチルカル
バメート、2−(エチルチオメチル)フェニル−メチル
カーバメート、2−seeブチルフェニル−N−メチル
カーバメート、ブチル=2.3−ン゛ヒドロ−2,2−
;メチルベンゾフラン−7−イル=N、N−ジメチル−
N、N−チオジカルバメート、メタトリル−N−メチル
カバメート、2−ジメチルアミン−5,6−シメチルピ
リミジンー4−イルジメチルカーバメート等である。
本発明の殺虫組成物の一方の成分であるカーバメート類
[I[]は既に公知であり、即ち、例えばペステイサイ
ド・マニュアル(The  PesticideMan
ual第8版1987年、  The Br1tish
 CropProtection  Concil)等
に殺虫剤として記載されている。
次に、本発明の殺虫組成物中の活性化合物の重量比は一
般に、式[I]のグアニジン誘導体またはその塩の1重
量部当り、カーバメート類[I[]0゜1〜20重量部
、好ましくは0.5〜10重量部である。
本発明の殺虫組成物は、優れた殺虫活性を示し、茎葉散
布、水中または水面施用、土壌表面への潅注処理、土壌
混和処理、あるいは育苗箱処理等により使用することが
できる。
本発明の殺虫組成物は各々の活性物質か単独で施用され
る場合より低薬量で強力な殺虫活性を示すため、作物に
対する薬害かほとんど完全に回避でき、従来の殺虫剤単
独の使用では殺虫スペクトル、害虫の各発育段階での殺
虫活性、速効性、残効性、浸透移行性等のバランスを欠
いたり、また殺虫効果面では優れていても魚類に対する
毒性、あるいは有用昆虫や天敵等に対する安全性あるい
は作物に対する薬害等の問題があることにより使用に制
限があったような場面でも使用できる。
本発明の殺虫組成物は、特に水田の半翅目害虫であるツ
マグロヨコバイ(Nephotettixcincti
ceps)、ウンカ類であるトビイロウンカ(Nila
parvaia lugens)、セジロウンカ(So
gatellaferucifera)、ヒメトビウン
カ(Laode 1phaxstriatellus)
等、鱗翅目害虫であるニカメイチュウ(Chilo 5
uppressalis)、コブノメイガ(Cnaph
alocrocis medinalis)、フタオビ
コヤガ(Naranga aenescens)等及び
鞘翅目害虫であるイ不ミズゾウムノ(Lissorho
ptrus oryzaphilus)、イ不ゾウムシ
(Echinocnemus squameus)、イ
不ドロオイムシ(Oulema oryzae)等、果
樹、跣菜、茶等の園芸作物の鱗翅目害虫であるコナガ(
Plutella maclipennis)、アオム
シ(Pierisbrass 1cae)、ヨトウムシ
(Mamestra  brassicae)、チャノ
コカクモンハマキ(Adoxophy−es sp、)
、チャノホソガ(Caloptilia theivo
ra)等、半翅目害虫であるアブラムシ類であるモモア
カアブラムシ(Myzus persicae)、ワタ
アブラムシ(Aphisgossyipj i)、リン
ゴアブラムシ(Aphis poni)等)、カイガラ
ムシ類[ヤノ不カイガラムン(Unaspisyano
ens is)、クワコナ力イガラム/(Pseudo
coccuscoms tock i )等]、キジラ
ミ類[クワキジラミ(Anomoneura mori
)、ナミキジラミ(Psyilapxr isuga)
等]、オンシツコナジラミ(Trialeurodes
 vaporariorum)、タバココナジラミ(B
emisia tabaci)、チャノミドリヒメヨコ
バイ(Empoasca onukii)等、アザミウ
マ目害虫であるチャノキイロアザミウ?(ScirLo
thrips dorsalis)、ミナミキイロアザ
ミウマ(Thrips palmi)等、鞘翅目害虫で
あるコロラドイモハムシ (Leptinotarsa decemlineat
a)、ウリハムシ(Aulacophora femo
raris)、ニジュウヤホシテントウムシ(Epil
achna  vigintioctopunctat
a)、カメノコハムシ(Cassida nebulo
sa)、ヤサイゾウムシ(Listroderes c
ostirostris)等の防除に有効である。
本発明の殺虫組成物は、一般農薬のとり得る混合製剤の
形態、例えば乳剤、水利剤、粉剤、粒剤、粉粒剤、錠剤
、水溶剤、フロアブル剤、噴霧剤等の形態にすることが
できる。また用時にグアニジン誘導体[1]またはその
塩及びカーバメート類[U]の成分を混合可能な通常の
製剤形態、例えば乳剤、水利剤等にすることができる。
本発明の殺虫組成物は、グアニジン誘導体[I]または
その塩およびカーバメート類[11]の活性成分を、単
独または混合して、適当な液体の担体に溶解させるか分
散させ、または適当な固体担体と混合するか吸着させ、
必要により例えば乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿
潤剤、粘漿剤、安定剤等を添加し公知の方法で調製する
ことかできる。
本発明の殺虫組成物中の活性成分全部の含有割合は使用
目的によって異なるか、乳剤、水和剤等は5〜70重量
%程度が適当であり、粉剤としては0.1〜lO重量%
が適当であり、粒剤としては0.5〜IO重量%が適当
であるが、使用目的によっては、これらの濃度を適宜変
更してもよい。
乳剤、水利剤等は使用に際して、水などで適宜希釈増量
(例えば100〜10,000倍)して散布する。
使用する液体担体(溶剤)としては、例えば水、アルコ
ール類(例えば、メチルアルコール、エチルアルコール
、n−7’ロピルアルコール、イソプロピルアルコール
、エチレングリコール等)、’7−トン類(例えば、ア
セトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(例えば
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチ
ルエーテル等)、脂肪族炭化水素類(例えば、ケロシン
、灯油、燃料油等)、芳香族炭化水素類(例えば、ベン
ゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、メチル
ナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(例えば、ジク
ロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミド
類(例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド等)、エステル類(例えば、酢酸エチル、酢酸ブチ
ノ呟脂肪酸グリセリンエステル等)、ニトリル類(例え
ば、アセトニトリル、プロピオニトリル等)等の溶媒が
適当であり、これらは1種または2種以上を適当な割合
で混合して適宜使用することができる。
固体担体(希釈・増量剤)としては、植物性粉末(例え
ば、乳糖、大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物
性粉末(例えば、カオリン、ベントナイト、酸性白土等
のクレイ類、タルク、雲母粉等のシリカ類等)、珪藻土
、炭酸カルシウム、アルミナ、硫黄粉末、活性炭等が用
いられ、これらは1種または2種以上を適当な割合で混
合使用することができる。
乳化剤、展着剤、浸透剤、分散剤等として使用される界
面活性剤としては、必要に応じて石鹸類、ポリオキシエ
チレンアルキルアリルエーテル類[例えば、ノイゲン 
イー・ニー(E−A)142゜第一工業製薬(株)製、
ノナール;東邦化学(株)製、アルキル硫酸塩類(例え
ば、エマールlO、エマール40;花王(株)製)]、
アルキルスルホン酸塩類[例えば、不オゲン、不オゲン
T;第一工業製薬(株)製、不オペレッタス;花王(株
)製]、ポリエチレングリコールエーテル類[例えば、
ノニポール85、ノニポール100、ノニポール160
;三洋化成C株)製コ、多価アルコールエステル類[例
えば、トウィーン20、トウィーン80;花王(株)製
1等の非イオン系及びアニオン系界面活性剤が適宜用い
られる。
本発明の活性化合物組合せは、それらの商業上、有用な
製剤及び、それらの製剤によって調製された使用形態で
、他の活性化合物、例えば殺虫剤、殺菌剤、殺ダニ剤、
殺線虫剤、殺カビ剤、成長調整剤との混合剤として使用
することもできる。
かくして得られる本発明の殺虫組成物は、毒性か極めて
少なく安全で、優れた農薬である。そして、本発明の殺
虫組成物は、従来の殺虫、殺ダニ剤と同様の方法で用い
ることができ、その結果従来品に比へて優れた効果を発
揮することができる。
たとえば、本発明の殺虫組成物は、対象の害虫に対して
たとえば育苗箱処理1作物の茎葉散布、虫体散布、水田
の水中施用あるいは土壌処理なとにより使用することが
できる。そして、その施用量は、施用時期、施用場所、
施用方法等々に応して広範囲に変えることができるが、
−船釣にはへクタール当り活性成分(グアニジン誘導体
[1]またはその塩及びカーバメート類[1]が0.3
g〜3000g好ましくは50g−1000gとなるよ
うに施用することが望ましい。また、本発明の殺虫組成
物が水利剤である場合には、活性成分の最終濃度が0 
、1〜1000 ppm好ましくは10−500 pp
mの範囲となるように希釈して使用すればよい。
(ホ)作用 試験例1 トビイロウンカに対する試験 溶剤:アセトン(3,5重量部)およびジメチルホルム
アミド(3,5重量部)の混合液 7.0重量部乳化剤
:多価アルコールエステル(トウィーン20;花王(株
)製)   2.0重量部 後掲第1表中の供試薬剤の欄に記載の活性化合物混合剤
もしくは活性化合物単独の1.0重量部を上記乳化剤を
含有する溶剤と混合し、その混合物を水道水で所定の濃
度まで希釈した。
試験方法: 直径約11.3cmの塩化ヒニ〜ル製ポットに植えられ
た草丈約30cmのイネ(移植21日後)にカーバメー
ト系殺虫剤に感受性の低下したトビイロウンカ3〜4令
虫を各ポット当り20頭宛接種し、直径11cm、高さ
67cmの透明塩化ビニール製のフィルムでつくられた
円筒(上部開口部はゴースでおおった)をかぶせ、翌日
前記のように調製された表2に記載の活性化合物の所定
濃度の水希釈液をスプレーガンを用いてポット当り20
RI2宛ポツトの上部開口部より散布し、25±1°C
のガラス恒温室におき、1日後および5日後の生残虫数
を調へ、殺虫率[=((供試頭数−生残虫数)/供試頭
数)×100]を求めた。試験は2連制で行なった。
結果を以下に示す。
(以下余白) 注)11本試験に使用したグアニジン誘導体[■1:重
合化No、l: 3−(2−クロロ−5−ピリジルメチ
ル)−1−メチル−2−二トログアニジン 化合物No、2: 3−(2−クロロ−5−チアゾリル
メチル)−1−メチル−2−二トログアニジン 化合物No、3: 3−(2−クロロ−5−チアゾリル
メチツリー1.1−ジメチル−2−二トログアニジン2
、本試験に使用したカーバメート類[■]:化合物(A
):  BPMC 化合物(B):  MTMC 化合物(C)二 カルボフラン 化合物(D): フラチオカルブ 試験例2 キュウリ、のワタアブラムシに対する試験試験方法: 直径約11.3cmの塩化ビニール製ポットに植えられ
た木葉1葉期のキュウリ苗に室内で飼育したカーバメー
ト系殺虫剤に感受性の低下したワタアブラムシの雌成虫
をポット当りlO頭宛接種し、1日後に後記表3の供試
薬剤の欄に記載の活性化合物もしくは活性化合物の単独
を用いる他は試験例1のように調製した活性化合物の所
定濃度の水希釈液をスプレーガンを用いてポット当り2
〇−宛散布し、25±1 ’cのガラス恒温室におき、
薬剤処理2日後および5日後の生残虫数を調べ、2日後
の殺虫率[−((供試頭数−生残虫数)/供試頭数)X
100]および5日後の補正密度指数[−(薬剤処理区
の生残虫数/無処理区の生残虫数)xtoO] を求め
た。試験は3連制で行なった。
結果を以下に示す。
表3 ワタアブラムシに対する殺虫効果性)11本試験
に使用したグアニジン誘導体[I]:化合物No、l:
 3−(2−クロロ−5−ピリジルメチル)−1−メチ
ル−2−ニトログアニジン 化合物No、2: 3−(2−クロロ−5−チアゾリル
メチル)−1−メチル−2−ニトログアニジン 化合物No、3: 3  (2−クロロ−5−チアゾリ
ルメチル)1.1−ジメチル−2−ニトログアニジン2
、本試験に使用したカーバメート類[■]:化合物(E
)二 二チをフェンカルブ 化合物(F): ピリミカーブ 前記表2及び3により、本発明の殺虫組成物は、トビイ
ロウンカ、ワタアブラムシに対して、各活性成分の単独
使用に比べて相乗的な優れた殺虫作用を有することが立
証される。
(へ)実施例 次に実施例により本発明の内容を具体的に説明するが、
本発明はこれのみに限定されるべきものではない。
実施例1(水和剤) 3−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−1メチル
−2−ニトログアニジン(101111%)、エチオ7
エンカルブ(20重量%)、リグニンスルホン酸ナトリ
ウム(5重量%)、ポリオキシエチレングリコールエー
テル(ノニポール85■:5重量%)、ホワイトカーボ
ン(10重量%)、水和剤用クレイ(50重量%)をよ
く混合して、水和剤を製造した。
この水利剤の2000倍水希釈液をトビイロウンカの加
害か始まった圃場にlOa当り120aを散布した結果
、水剤処理区でのトビイロウンカ成・幼虫に対して、1
ケ月間以上殺虫効果か持続し lこ。
実施例2(粉剤) 3−(2−クロロ−5−チアゾリルメチル)−1−メチ
ル−2−二トログアニジン(0,25重量%)、BPM
C(1,0重量%)、ホワイトカーボン(5,0重量%
)、クレイ(93,75を量%)をよく混合して粉剤を
製造した。
この粉剤をトビイロウンカの加害が始まった圃場にlo
a当り4kgを散布した結果、水剤処理区でのトビイロ
ウンカ成・幼虫に対して、1ケ月間以上殺虫効果が持続
した。
実施例3(粒剤) 3−(2−り四ロー5−チアゾリルメチル)−1゜1−
ジメチル−2−ニトログアニジン(0,51E1%)、
及びビリミカーブ(2,0重量%)、デキストリン(5
,0重量%)、クレイ(92,51i量%)をよく粉砕
混合し、少量の水を加えてよく練り合わせた後、造粒乾
燥して粒剤を製造した。
この粒剤をワタアブラムノか発生したキュウリ圃場にl
oa当り4kgを株元施用したところ、水剤処理区は処
理30日後でもワタアブラムシの増殖加害は認められな
かった。
(ト)発明の効果 本発明は、優れた殺虫組成物を提供することにより農業
に貢献する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^1は置換されていてもよい同素または複素
    環基を、nは0または1を、R^2は水素または置換さ
    れていてもよい炭化水素基を、R^3は第一、第二また
    は第三アミノ基を、Xは電子吸引基を示す。但し、Xが
    シアノ基である時、R^1はピリジル基を除く置換され
    ていてもよい同素または複素環基を、nが0である時、
    R^1は置換されていてもよい複素環基を示す。]で表
    わされるグアニジン誘導体またはその塩の少なくとも1
    種と、式:▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^4は置換されていてもよい同素または複素
    芳香環基または置換されていてもよいアルキリデンイミ
    ノ基を、R^5はアルキル基を、R^6は水素原子、ア
    ルキル基または基▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^7はアルキル基を、R^8はアルキル基、
    アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキ
    ル基を示す。)を示す。]で表わされるカーバメート類
    の少なくとも1種とを含有することを特徴とする殺虫組
    成物。
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