JPH04112720U - ボール盤用自動調心機能付きバイス - Google Patents

ボール盤用自動調心機能付きバイス

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Publication number
JPH04112720U
JPH04112720U JP2481691U JP2481691U JPH04112720U JP H04112720 U JPH04112720 U JP H04112720U JP 2481691 U JP2481691 U JP 2481691U JP 2481691 U JP2481691 U JP 2481691U JP H04112720 U JPH04112720 U JP H04112720U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drill
center
punch hole
drilling machine
vise
Prior art date
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Pending
Application number
JP2481691U
Other languages
English (en)
Inventor
祐二 杉政
Original Assignee
藤倉電線株式会社
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 バイス10の基板12に対して、加工対象物
34の把持部24を、x,yの両方向にスライド自在に
する。そのバイス10をボール盤のテーブル31に固定
して使用する。 【効果】初め、ポンチ穴32とドリル36の中心が合っ
ていなくても、回転するドリル先端部によりポンチ穴3
2が誘われて把持部24が動き、自動的にドリル中心と
ポンチ穴32の中心が一致するようになる。そのため、
位置決めに時間がかからない。また、加工精度が向上
し、作業に熟練を必要としない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ボール盤で穴加工する際の、加工対象物の固定や位置決めに使用 するバイスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(1)ボール盤で穴加工する際は、ボール盤のテーブル上に加工対象物を直接載 せて、ドリルの中心にポンチ穴の中心を目視で合わせ、そのまま加工対象物を手 で押えながら穴を明ける。 (2)あるいはボール盤の上に、加工対象物をバイスに固定したものを載せ、同 様に目視で位置決めし、バイスをボール盤のテーブルに固定したうえで、穴を明 ける。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
(1)上記の方法は、両方とも、目視でドリルの中心にポンチ穴の中心を合わせ ているため、精度が悪い。 (2)位置決めに時間がかかる。 (3)上記の第1の方法は、危険性が高い。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1,2のように、 加工対象物34の把持部24を、基板12に対して、x,yの両方向にスライド 自在にする。
【0005】
【作用】
把持部24が滑らかに(僅かな力で)スライドできるようにしておけば、図3 のように、初め、ポンチ穴32とドリル36の中心が合っていなくても、回転す るドリル先端部によりポンチ穴32が誘われて、把持部24が動き、自動的にド リル中心とポンチ穴32の中心が完全に一致するようになる。
【0006】
【実施例】
[その構造] 図2の10はバイスの全体を示す。 基板12上に2本のガイド14をy方向に設ける(xyzの方向は矢印13参 照)。ガイド14に直線状のベアリング16を介してスライドテーブル18を取 り付ける。スライドテーブル18上に2本のガイド20をx方向に設ける。ガイ ド20にベアリング22を介して把持部24を取り付ける。このようにすると、 把持部24は、基板12に対してx,yの両方向にスライド自在になる。 なお、把持部24はチャンネル型の本体26と、ネジ28によって移動する押 え30からなつている。
【0007】 [その使用法] 図1のように、バイス10をボール盤のテーブル31の上に固定して使用する 。そして、 (1)ポンチで穴32の位置を示した加工対象物34を、把持部24で固定する 。 (2)把持部24をxy方向に移動し、ドリル36の中心とポンチ穴32を、目 視で合わせる。このとき、ドリル36の中心とポンチ穴32を完全に一致させる 必要はない(図3のA)。 (3)ドリル36を回転させて下降させていくと、ドリル先端部によりポンチ穴 32が誘われて(、図3のB)、切削抵抗が最小になるように把持部24がスラ イドし、ドリル中心とポンチ穴32の中心が、自動的に、完全に一致する(図3 のC)。
【0008】
【考案の効果】
加工物の把持部が、基板に対して、x,yの両方向にスライド自在になってい るので、 (1)ドリル中心とポンチ穴32を合わせる際に滑らかに動き、かつ中心を完全 に合わせなくてよいため、位置決めに時間がかからない。 (2)ドリル中心とポンチ穴32の中心の調心が自動的に行われるため、加工精 度が向上し、また作業に熟練を必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例における、バイスの使用状態の
説明図。
【図2】本考案の実施例における、バイスの説明図。
【図3】本考案の実施例において、ドリルとポンチ穴の
調心が自動的に行われる状態の説明図。
【符号の説明】
10 バイス 12 基板 14 ガイド 16 ベアリング 18 スライドテーブル 20 ガイド 22 ベアリング 24 把持部 26 本体 28 ネジ 30 押え 31 ボール盤のテーブル 32 ポンチ穴 34 加工対象物 36 ドリル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工物の把持部が、基板に対して、x,y
    の両方向にスライド自在になっている、ボール盤用自動
    調心機能付きバイス。
JP2481691U 1991-03-19 1991-03-19 ボール盤用自動調心機能付きバイス Pending JPH04112720U (ja)

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JPH04112720U true JPH04112720U (ja) 1992-09-30

Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022518624A (ja) * 2019-10-21 2022-03-15 蘇州伯恪文化科技有限公司 工芸品の孔開け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022518624A (ja) * 2019-10-21 2022-03-15 蘇州伯恪文化科技有限公司 工芸品の孔開け装置

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