JP2022518624A - 工芸品の孔開け装置 - Google Patents

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Abstract

工芸品の孔開け装置は、押え板(1)、ねじロッド(2)、ハンドル(3)、ガイドロッド(4)、固定板(6)、支持板(7)、第一移動板(8)、位置決め板(10)、ブラケット(12)、第一スライダ(14)、第一スライドレール(15)、第二移動板(16)、第二スライダ(17)、第二スライドレール(18)、作業台(19)、ストッパ板(20)、支持フレーム(24)及び孔開け機構(25)を含み、第一スライダ(14)は、第一移動板(8)の底部に設けられ、第一スライドレール(15)に摺設されており、第一スライドレール(15)は、第二移動板(16)に設けられており、第二スライダ(17)は、第二移動板(16)の底部に設けられ、第二スライドレール(18)に摺設されており、第二スライドレール(18)は、作業台(19)に設けられており、位置決め板(10)は、第一移動板(8)に鉛直に設けられており、ブラケット(12)には、位置決め板(10)に横方向に沿って当接可能な第一ノブボルト(11)が設けられており、第二移動板(16)には、作業台に鉛直方向に沿って当接可能な第二ノブボルト(23)が設けられている。本発明は、工芸品を堅牢に装着クランプすることができるだけでなく、それぞれ横方向及び縦方向に沿って工芸品の位置を柔軟に調節することができ、孔開け位置の正確性が保証される。

Description

本発明は、工芸品加工の技術分野に関し、特に工芸品の孔開け装置に関する。
工芸品とは、原材料又は半製品を手動又は機械で加工した芸術的価値のある製品である。工芸品は、生活に由来するが、生活よりも高い価値を生み出しており、それは、人々の知恵の結晶であり、人類の創造性及び芸術性を十分に体現しており、人類にとっては、貴重な宝物になっている。物質的及び文化的生活水準の向上に伴い、人々は、生活や物質の面で、品質に対する要求も高まっており、造形工芸品は、様々な分野で広く使用されている。
工芸品に対して孔開け処理を行う必要がある場合、従来技術では、作業者が工芸品を手で固定してから、孔開け機構を使用して孔開け処理を行うことが一般的であり、工芸品の位置は不安定で、孔開け中に揺れ易く、その結果、工芸品の孔開け位置は不正確になり、孔開け品質は悪い。
(一)発明目的
背景技術に存在する技術的問題を解決するために、本発明は、工芸品を堅牢に装着クランプすることができるだけでなく、それぞれ横方向及び縦方向に沿って工芸品の位置を柔軟に調節することができ、孔開け位置の正確性が保証され、孔開け品質の良い工芸品の孔開け装置を提案する。
(二)解決手段
本発明は、工芸品の孔開け装置であって、押え板、ねじロッド、ハンドル、ガイドロッド、固定板、支持板、第一移動板、位置決め板、ブラケット、第一スライダ、第一スライドレール、第二移動板、第二スライダ、第二スライドレール、作業台、ストッパ板、支持フレーム及び孔開け機構を含み、
ねじロッドとガイドロッドとが並んで設けられており、ねじロッド及びガイドロッドは、何れも固定板及び支持板を貫通しており、ねじロッドは、固定板に螺接され、ねじロッドの一端が押え板に回動接続され、ねじロッドの他端がハンドルに接続されており、ガイドロッドは、固定板に摺接され、ガイドロッドの端部が押え板に接続されており、ガイドロッドは、ストッパ板に垂直であり、固定板は、支持板に設けられており、支持板とストッパ板とは、縦方向に沿って第一移動板上に並んで設けられており、第一スライダは、第一移動板の底部に設けられ、第一スライドレールに摺設されており、第一スライドレールは、第二移動板に設けられており、第二スライダは、第二移動板の底部に設けられ、第二スライドレールに摺設されており、第二スライドレールは、作業台に設けられ、第一スライドレールに垂直となるように設けられており、位置決め板は、第一移動板に鉛直に設けられており、ブラケットは、第二移動板上に設けられ、ブラケットには、位置決め板に横方向に沿って当接可能な第一ノブボルトが設けられており、第二移動板には、作業台に鉛直方向に沿って当接可能な第二ノブボルトが設けられており、孔開け機構は、支持フレームに設けられ、支持フレームは、作業台上に設けられている、工芸品の孔開け装置を提供している。
好ましくは、ガイドロッドにおける押え板から離れた端には、接続板が接続され、ねじロッドは、接続板を貫通している。
好ましくは、第一移動板の頂部には、屑ボックスが設けられている。
好ましくは、ストッパ板には、第一弾性板が設けられており、押え板には、第二弾性板が設けられており、第一弾性板及び第二弾性板は、何れも押え板とストッパ板との間に位置する。
好ましくは、第一弾性板には、第一滑り止めボスが設けられ、第一滑り止めボスは、複数配列して設けられており、第二弾性板には、第二滑り止めボスが設けられ、第二滑り止めボスは、複数配列して設けられており、第一滑り止めボス及び第二滑り止めボスは、何れも第一弾性板と第二弾性板との間に位置する。
好ましくは、支持板には、補強リブ板が設けられ、補強リブ板は、第一移動板に設けられている。
好ましくは、第一スライドレールの端部には、第一止め台が接続されており、第二スライドレールの端部には、第二止め台が接続されている。
好ましくは、支持板には、取っ手が設けられている。
従来技術に比べて、本発明の上記解決手段は、次の有益な技術的効果を有する。作業者は、工芸品を押え板とストッパ板との間に載置し、ハンドルを時計回りに回転させると、ハンドルは、ねじロッドを回動させ、ねじロッドは、押え板を移動させ、ガイドロッドは、押え板の移動中に押え板をガイド及び支持して、押え板が縦方向に沿って移動可能にするために使用されることで、工芸品は、押え板とストッパ板との間にクランプされる。工芸品の位置を調節する必要がある場合、支持板を押すことで、縦方向に沿う第一移動板の摺動が実現され、第二移動板を押すことで、横方向に沿う第二移動板の摺動が実現される。孔開けしたい位置が孔開け機構の下方に位置するように工芸品が調節されると、第一ノブボルトを回転させて、第一ノブボルトが位置決め板に当接するようにすれば、第一移動板の位置が固定され、第二ノブボルトを回転させて、第二ノブボルトが作業台に当接するようにすれば、第二移動板の位置が固定される。本発明は、工芸品を堅牢に装着クランプすることができるだけでなく、それぞれ横方向及び縦方向に沿って工芸品の位置を柔軟に調節することができ、孔開け位置の正確性が保証され、孔開け品質は良い。
図1は、本発明による工芸品の孔開け装置を正面から見た構造模式図である。 図2は、本発明による工芸品の孔開け装置の構造断面図である。 図3は、図2におけるA箇所の構造拡大図である。 図4は、図2におけるB箇所の構造拡大図である。 図5は、本発明による工芸品の孔開け装置を背面から見た構造模式図である。
本発明の目的、解決手段及び利点をより明確及び明瞭にするために、以下、具体的な実施形態を挙げて図面を参照しながら、本発明を更に詳しく説明する。理解すべきなのは、これらの説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。なお、以下の説明では、本発明の概念が不必要に混淆されないように、公知構造及び技術についての説明を省略している。
図1~5示すように、本発明による工芸品の孔開け装置は、押え板1、ねじロッド2、ハンドル3、ガイドロッド4、固定板6、支持板7、第一移動板8、位置決め板10、ブラケット12、第一スライダ14、第一スライドレール15、第二移動板16、第二スライダ17、第二スライドレール18、作業台19、ストッパ板20、支持フレーム24及び孔開け機構25を含み、
ねじロッド2とガイドロッド4とが並んで設けられており、ねじロッド2及びガイドロッド4は、何れも固定板6及び支持板7を貫通しており、ねじロッド2は、固定板6に螺接され、ねじロッド2の一端が押え板1に回動接続され、ねじロッド2の他端がハンドル3に接続されており、ガイドロッド4は、固定板6に摺接され、ガイドロッド4の端部が押え板1に接続されており、ガイドロッド4は、ストッパ板20に垂直であり、固定板6は、支持板7に設けられており、支持板7とストッパ板20とは、縦方向に沿って第一移動板8上に並んで設けられており、第一スライダ14は、第一移動板8の底部に設けられ、第一スライドレール15に摺設されており、第一スライドレール15は、第二移動板16に設けられており、第二スライダ17は、第二移動板16の底部に設けられ、第二スライドレール18に摺設されており、第二スライドレール18は、作業台19に設けられ、第一スライドレール15に垂直になるように設けられており、位置決め板10は、第一移動板8に鉛直に設けられており、ブラケット12は、第二移動板16上に設けられ、ブラケット12には、位置決め板10に横方向に沿って当接可能な第一ノブボルト11が設けられており、第二移動板16には、作業台19に鉛直方向に沿って当接可能な第二ノブボルト23が設けられており、孔開け機構25は、支持フレーム24に設けられ、支持フレーム24は、作業台19上に設けられている。
本発明の使用中には、作業者は、工芸品を押え板1とストッパ板20との間に載置し、ハンドル3を時計回りに回転させると、ハンドル3は、ねじロッド2を回動させ、ねじロッド2は、押え板1を移動させ、ガイドロッド4は、押え板1の移動中に押え板1をガイドして支持し、押え板1が縦方向に沿って移動可能にするために使用されることで、工芸品は、押え板1とストッパ板20との間にクランプされる。工芸品の位置を調節する必要がある場合、支持板7を押すことで、縦方向に沿う第一移動板8の摺動が実現され、第二移動板16を押すことで、横方向に沿う第二移動板16の摺動が実現される。孔開けしたい位置が孔開け機構25の下方に位置するように工芸品が調節されると、第一ノブボルト11を回転させて、第一ノブボルト11が位置決め板10に当接するようにすれば、第一移動板8の位置が固定され、第二ノブボルト23を回転させて、第二ノブボルト23が作業台19に当接するようにすれば、第二移動板16の位置が固定される。本発明は、工芸品を堅牢に装着しクランプすることができるだけでなく、それぞれ横方向及び縦方向に沿って工芸品の位置を柔軟に調節することができ、孔開け位置の正確性が保証され、孔開け品質は良い。
1つの選択的な実施例において、ガイドロッド4における押え板1から離れた端には、接続板5が接続され、ねじロッド2は、接続板5を貫通している。
説明すべきなのは、接続板5を設けることで、作業者がハンドル3を回転させる時にガイドロッド4によって傷つけられてしまうことを防止でき、作業者の操作時の安全性が向上された。
1つの選択的な実施例において、第一移動板8の頂部には、屑ボックス9が設けられている。
説明すべきなのは、屑ボックス9を設けることで、工芸品の孔開け時に発生する屑を収集でき、より衛生的である。
1つの選択的な実施例において、ストッパ板20には、第一弾性板21が設けられており、押え板1には、第二弾性板22が設けられており、第一弾性板21及び第二弾性板22は、何れも押え板1とストッパ板20との間に位置する。
説明すべきなのは、第一弾性板21及び第二弾性板22を設けることで、工芸品を第一弾性板21と第二弾性板22との間にクランプすることができ、工芸品が擦られて損傷してしまうことを防止され、工芸品の装着クランプ時に工芸品に対する保護が向上される。
1つの選択的な実施例において、第一弾性板21には、第一滑り止めボス211が設けられ、第一滑り止めボス211は、複数配列して設けられており、第二弾性板22には、第二滑り止めボス221が設けられ、第二滑り止めボス221は、複数配列して設けられており、第一滑り止めボス211及び第二滑り止めボス221は、何れも第一弾性板21と第二弾性板22との間に位置する。
説明すべきなのは、第一滑り止めボス211及び第二滑り止めボス221を設けることで、工芸品との摩擦を増大させることができ、孔開け中の工芸品の揺れが更に防止される。
1つの選択的な実施例において、支持板7には、補強リブ板701が設けられ、補強リブ板701は、第一移動板8に設けられている。
説明すべきなのは、補強リブ板701を設けることで、支持板7の接続構造の堅牢性が向上されているため、工芸品に対する装着クランプの堅牢性が保証される。
1つの選択的な実施例において、第一スライドレール15の端部には、第一止め台151が接続されており、第二スライドレール18の端部には、第二止め台181が接続されている。
説明すべきなのは、第一止め台151及び第二止め台181を設けることで、第一スライダ14が第一スライドレール15から滑り落ちてしまうことを防止し、第二スライダ17が第二スライドレール18から滑り落ちてしまうことを防止することができる。
1つの選択的な実施例において、支持板7には、取っ手13が設けられている。
説明すべきなのは、取っ手13を設けることで、作業者は、取っ手13を介して支持板7及び第一移動板8を縦方向に沿って移動させることができ、移動過程がより容易となる。
理解されたいのは、本発明の上記具体的な実施形態は、あくまでも本発明の原理を例示的に説明又は解釈するためのものに過ぎず、本発明に対する制限を構成しない。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱ことなく行われた修正、同等的置換、改良等は、全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。なお、本発明の添付の特許請求の範囲は、添付の特許請求の範囲及び境界、又はこれらの範囲及び境界の同等の形態内の全ての変更及び修正例をカバーすることを意図している。
1 押え板、2 ねじロッド、3 ハンドル、4 ガイドロッド、5 接続板、6 固定板、7 支持板、701 補強リブ板、8 第一移動板、9 屑ボックス、10 位置決め板、11 第一ノブボルト、12 ブラケット、13 取っ手、14 第一スライダ、15 第一スライドレール、151 第一止め台、16 第二移動板、17 第二スライダ、18 第二スライドレール、181 第二止め台、19 作業台、20 ストッパ板、21 第一弾性板、211 第一滑り止めボス、22 第二弾性板、221 第二滑り止めボス、23 第二ノブボルト、24 支持フレーム、25 孔開け機構

Claims (8)

  1. 工芸品の孔開け装置であって、押え板(1)、ねじロッド(2)、ハンドル(3)、ガイドロッド(4)、固定板(6)、支持板(7)、第一移動板(8)、位置決め板(10)、ブラケット(12)、第一スライダ(14)、第一スライドレール(15)、第二移動板(16)、第二スライダ(17)、第二スライドレール(18)、作業台(19)、ストッパ板(20)、支持フレーム(24)及び孔開け機構(25)を含み、
    ねじロッド(2)とガイドロッド(4)とが並んで設けられており、ねじロッド(2)及びガイドロッド(4)は、何れも固定板(6)及び支持板(7)を貫通しており、ねじロッド(2)は、固定板(6)に螺接され、ねじロッド(2)の一端が押え板(1)に回動接続され、ねじロッド(2)の他端がハンドル(3)に接続されており、ガイドロッド(4)は、固定板(6)に摺接され、ガイドロッド(4)の端部が押え板(1)に接続されており、ガイドロッド(4)は、ストッパ板(20)に垂直であり、固定板(6)は、支持板(7)に設けられており、支持板(7)とストッパ板(20)とは、縦方向に沿って第一移動板(8)上に並んで設けられており、第一スライダ(14)は、第一移動板(8)の底部に設けられ、第一スライドレール(15)に摺設されており、第一スライドレール(15)は、第二移動板(16)に設けられており、第二スライダ(17)は、第二移動板(16)の底部に設けられ、第二スライドレール(18)に摺設されており、第二スライドレール(18)は、作業台(19)に設けられ、第一スライドレール(15)に垂直となるように設けられており、位置決め板(10)は、第一移動板(8)に鉛直に設けられており、ブラケット(12)は、第二移動板(16)上に設けられ、ブラケット(12)には、位置決め板(10)に横方向に沿って当接可能な第一ノブボルト(11)が設けられており、第二移動板(16)には、作業台(19)に鉛直方向に沿って当接可能な第二ノブボルト(23)が設けられており、孔開け機構(25)は、支持フレーム(24)に設けられ、支持フレーム(24)は、作業台(19)上に設けられている、ことを特徴とする工芸品の孔開け装置。
  2. ガイドロッド(4)における押え板(1)から離れた端には、接続板(5)が接続され、ねじロッド(2)は、接続板(5)を貫通している、ことを特徴とする請求項1に記載の工芸品の孔開け装置。
  3. 第一移動板(8)の頂部には、屑ボックス(9)が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の工芸品の孔開け装置。
  4. ストッパ板(20)には、第一弾性板(21)が設けられており、押え板(1)には、第二弾性板(22)が設けられており、第一弾性板(21)及び第二弾性板(22)は、何れも押え板(1)とストッパ板(20)との間に位置する、ことを特徴とする請求項1に記載の工芸品の孔開け装置。
  5. 第一弾性板(21)には、第一滑り止めボス(211)が設けられ、第一滑り止めボス(211)は、複数配列して設けられており、第二弾性板(22)には、第二滑り止めボス(221)が設けられ、第二滑り止めボス(221)は、複数配列して設けられており、第一滑り止めボス(211)及び第二滑り止めボス(221)は、何れも第一弾性板(21)と第二弾性板(22)との間に位置する、ことを特徴とする請求項4に記載の工芸品の孔開け装置。
  6. 支持板(7)には、補強リブ板(701)が設けられ、補強リブ板(701)は、第一移動板(8)に設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の工芸品の孔開け装置。
  7. 第一スライドレール(15)の端部には、第一止め台(151)が接続されており、第二スライドレール(18)の端部には、第二止め台(181)が接続されている、ことを特徴とする請求項1に記載の工芸品の孔開け装置。
  8. 支持板(7)には、取っ手(13)が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の工芸品の孔開け装置。
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