JPH04112457U - 充電装置 - Google Patents
充電装置Info
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- JPH04112457U JPH04112457U JP2448391U JP2448391U JPH04112457U JP H04112457 U JPH04112457 U JP H04112457U JP 2448391 U JP2448391 U JP 2448391U JP 2448391 U JP2448391 U JP 2448391U JP H04112457 U JPH04112457 U JP H04112457U
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 充電が簡易にでき、しかも、電池側に補助端
子が不要な充電装置を提供する。 【構成】 本考案の充電装置は、ニッカド電池を受容す
るための充電用容器を備え、この充電用容器に、先細で
かつ充電器に電気的接続されるコンタクトと、このコン
タクト先端と前記ニッカド電池端子とを圧接させるため
の圧接手段を付設したものである。 【効果】 先細のコンタクトとニッカド電池端子とを圧
接させることにより充電が行なわれるので、電池端子に
コンタクト先端が食い込むことになり、電池端子とコン
タクトとの接触状態が常に面接触となり、充電が簡単に
行なえるとともに、補助端子の接触による危険性もなく
なる。
子が不要な充電装置を提供する。 【構成】 本考案の充電装置は、ニッカド電池を受容す
るための充電用容器を備え、この充電用容器に、先細で
かつ充電器に電気的接続されるコンタクトと、このコン
タクト先端と前記ニッカド電池端子とを圧接させるため
の圧接手段を付設したものである。 【効果】 先細のコンタクトとニッカド電池端子とを圧
接させることにより充電が行なわれるので、電池端子に
コンタクト先端が食い込むことになり、電池端子とコン
タクトとの接触状態が常に面接触となり、充電が簡単に
行なえるとともに、補助端子の接触による危険性もなく
なる。
Description
【0001】
この考案は、例えば電動ラジコンカーなどに使用されるニッケル・カドミウム
電池(以下、ニッカド電池と称する。)を充電するための充電装置に関するもの
である。
【0002】
例えば、競争用電動ラジコンカーに使用するバッテリとしては、ニッカド電池
が使用され、このニッカド電池をモータに接続するにあたっては、当該ニッカド
電池に接続コード一端をハンダ付けし、この接続コード他端をモータ等に接続し
ている。競争用電動ラジコンカーにあっては、モータに大電流(瞬時的には10
0A〜1000Aといわれる)が流れるので、ニッカド電池をコネクターなどを
介してモータに接続するとなると接触抵抗などでロスが大きくなるからである。
【0003】
ところで、このようなニッカド電池を充電する場合、従来、充電器からの接続
コードを電池端子に直接ハンダ付けして充電するか、電池端子に板状補助端子を
予め設けておき、この補助端子を充電器のクリップではさみ充電していた。なぜ
なら、一般の電池の充電に使用されている充電用容器に付設されているコンタク
トは板状となっており、自身の弾性によって電池端子に圧接されるようになって
いるが、ニッカド電池では、その端子にハンダの残渣が存在するため、板状のコ
ンタクトを用いるものでは、コンタクトと電池端子との接触が点接触となってし
まい充電ロスが大きすぎるためである。なおちなみに、板状コンタクトでは、端
子にハンダの残渣が不存在の場合でも、圧接力が弱いため、コンタクトと電池端
子とを面接触させるのは難しく、せいぜい線接触程度となってしまう。この場合
、ニッカド電池の充電では、10A〜20Aの電流を流すので、やはり充電ロス
が大きくなってしまう。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、充電器からの接続コードを電池端子に直接ハンダ付けして充電
する前者の方法では、充電前に接続コードのハンダ付け作業が必要となる上、充
電後にも接続コード取外し作業が必要となることから、面倒であり、しかも、電
動ラジコンカーからの電池取外しから充電後の電動ラジコンカーへの取付けまで
の時間が長くかかるという問題があった。
【0005】
また、ハンダ付けに手間取った場合、ハンダ付け時の熱で電池が劣化してしま
うという危険性もあった。
【0006】
一方、電池端子に補助端子を予め設けておき、この補助端子を充電器のクリッ
プではさみ充電する後者の方法では、クリップで補助端子をはさめるように、補
助端子先端を電池周面から外方に突出させておかなければならないが、このよう
にした場合、補助端子がどこかの電極に触れる事故が多く、燃えたりして非常に
危険であった。
【0007】
また、補助端子取付けの方法としては、ハンダを用いる方法とスポット溶接を
用いる方法とがあるが、ハンダを用いる方法では、電池端子に電動ラジコンカー
の接続コードをハンダ付けする際、その熱によって補助端子が電池から離脱した
りする危険性があり、一方、スポット溶接を用いる方法では、ユーザが溶接を行
なうことは難しいという問題があった。
【0008】
本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、充電が簡易にでき、しかも、
電池側に補助端子が不要な充電装置を提供することを目的としている。
【0009】
請求項1記載の充電装置は、ニッカド電池を受容するための充電用容器を備え
、この充電用容器に、先細でかつ充電器に電気的接続されるコンタクトと、この
コンタクト先端と前記ニッカド電池端子とを圧接させるための圧接手段を付設し
たものである。
【0010】
請求項2記載の充電装置は、請求項1記載の充電装置における圧接手段を、前
記コンタクトと前記ニッカド電池とを接近させる方向へ付勢するスプリングを含
んで構成したものである。
【0011】
請求項3記載の充電装置は、請求項1記載の充電装置における圧接手段を、前
記コンタクトと前記ニッカド電池とを接近させる方向へ移動させる螺進手段から
構成したものである。
【0012】
上記した手段によれば、先細のコンタクトとニッカド電池端子とを圧接させる
ことにより充電が行なわれるので、電池端子にコンタクト先端が食い込むことに
なり、電池端子とコンタクトとの接触状態が常に面接触となる。したがって、従
来のように、充電器からの接続コードを電池端子にハンダ付けする必要がなくな
るとともに、電池端子に補助端子を設けておく必要もなくなる。
【0013】
その結果、充電が簡単に行なえるとともに、補助端子の接触による危険性もな
くなる。
【0014】
以下、本考案に係る充電装置の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
図2には電動ラジコンカー用の組電池を充電するための充電装置が示されてい
る。
【0016】
図2において符号1は充電器を表しており、この充電器1には、発電機あるい
は車用バッテリ(例えば12V)に接続するためのクリップ2a,2b付きのコ
ード3a,3bが連結されている。また、この充電器1の出力ターミナル4には
コード6a,6b一端が着脱可能に連結され、このコード6a,6b他端は充電
用容器20に付設されたコンタクト22a,22bに電気的に接続されている。
そうして、この充電装置では、組電池7,8を同時充電することができるように
なっている。図2において符号31a,31bは電動ラジコンカーにおけるモー
タ等接続用コードを表している。
【0017】
組電池7,8はそれぞれ3本のニッカド電池7a,7b,7c,8a,8b,
8cから構成されている。ここで、組電池7側では、電池7a,7bの逆極同士
、電池7b,7cの逆極同士が電気抵抗の小さい材質からなる接続板9によって
それぞれ電気的接続されている。また、組電池8側では、電池8a,8bの逆極
同士、電池8b,8cの逆極同士も電気抵抗の小さい材質からなる接続板10に
よってそれぞれ電気的接続されている。そして、組電池7,8における電池7c
,8cの逆極同士は接続コード13によって電気的接続され、全体として組電池
結合体を構成している。電気抵抗の小さい材質からなる接続板によらず、接続コ
ード13によって電池7c,8cの逆極同士を電気的接続しているのは、図3に
示すように電動ラジコンカーのシャーシに組電池7,8を左右に振り分けた状態
で搭載できるようにするためである。
【0018】
次に、図1(右側面図)および図2に基いて充電用容器20について説明する
絶縁性材質からなる充電用容器20には、電池7a,8aの端子に接触可能な
一対のコンタクト22a,22bが軸方向移動可能に付設されている。このコン
タクト22a,22bはスプリング(圧接手段)23a,23bによって充電用
容器20内方に向けて付勢されている。図1において符号25はストッパを表し
ている。また符号28はコンタクト22a,22bを摺動案内するためのパイプ
を表している。
【0019】
前記コンタクト22a,22bは例えば銅・真鍮などの材質で丸棒状に構成さ
れており、先細となっている。つまり、コンタクト本体先端には、先端部が円錐
形状でかつ先端にアールが付けられた圧子26がそれぞれ付設されている。その
結果、コイルばね23a,23bの作用によってコンタクト22a,22b先端
は電池7a,8a端子面に容易に食い込むことができるようになっている。なお
、コンタクト22a,22b後端部にはコード6a,6bがそれぞれ電気的接続
されるとともに、図示はしてないが、抓部が絶縁加工されている。
【0020】
次に、充電方法について説明する。
【0021】
電動ラジコンカーから取り外した組電池結合体Cの電池7a,8aを充電用容
器20に差し込む。その際、コンタクト22a,22bが邪魔にならないように
、コンタクト22a,22bをスプリング23a,23bの付勢力に逆らう方向
へ指で引いておく。そして、ポケット24に電池7a,8aがセットされたら指
を離す。それにより、コンタクト22a,22bはスプリング23a,23bの
復帰力でポケット24内方へ動き、その先端は電池7a,8aの端子に圧接され
る。そのとき、コンタクト22a,22bの先端は電池7a,8a端子に少し食
い込む。その状態で、充電を行なう。なお、充電後には前記順序とは逆の順序で
電池7a,8aを充電用容器20から取り出す。
【0022】
以上のように構成された充電装置によれば、下記のような効果を得ることがで
きる。
【0023】
前記充電装置によれば、先細に加工されたコンタクト22a,22bをスプリ
ング23a,23bの付勢力により電池7a,8a端子に圧接させた状態で充電
が行なわれるので、ハンダの残渣の有無によらず、電池7a,8a端子にコンタ
クト22a,22bが食い込むことになり、電池7a,8a端子とコンタクト2
2,22bとの接触状態が面接触となり、ロス少なく充電ができることになる。
【0024】
また、従来と異なり、充電器からの接続コードを電池端子にハンダ付けする必
要がなくなるとともに、電池端子に補助端子を設けておく必要もなくなる。その
結果、充電が簡単に行なえるとともに、補助端子の接触に起因する危険性もなく
なる。
【0025】
図4は他の充電用容器50の右側面縦断面図である。
【0026】
この充電用容器50が図1に示す充電用容器20と異なる点は、コンタクトを
付勢するスプリングは設けられておらず、代わりに、コンタクト52a,52b
自体が蝶ねじとなっている点である。つまり、この充電用容器50にあっては、
充電用容器51に嵌合されたパイプ56とコンタクト52a,52bとがねじ対
偶をなし、パイプ56とコンタクト52a,52bとがそれぞれねじ機構を構成
している。その他の点は、図1の充電用容器と略同一の構成となっているので、
同一性ある部材については同一符号を付し、その説明は省略する。
【0027】
この充電用容器50では、ねじ機構(圧接手段)によってコンタクト52a,
52bを電池7a,8aに圧接させる。
【0028】
したがって、この充電用容器50を用いた場合には、スプリングによるよりも
確実にコンタクト52a,52bと電池7a,8aとの圧接状態を保持できるこ
とになる。
【0029】
以上本考案者がなした実施例について説明したが、本考案は、かかる実施例に
限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0030】
例えば、前記実施例の充電装置では、コンタクト側に圧接手段を設けたが、図
5に示すように、コンタクト62を充電用容器60に固定し、それと対峙する側
に圧接手段63を設けるようにしても良い。なお、図5において図1の充電用容
器と同一性ある部材については同一符号を付してある。
【0031】
本考案の充電装置は、ニッカド電池を受容するための充電用容器を備え、この
充電用容器に、先細でかつ充電器に電気的接続されるコンタクトと、このコンタ
クト先端と前記ニッカド電池端子とを圧接させるための圧接手段を付設したので
、先細のコンタクトとニッカド電池端子とを圧接させることにより充電が行なわ
れるので、電池端子にコンタクトが食い込むことになり、電池端子とコンタクト
との接触状態が面接触となる。したがって、従来のように、充電器からの接続コ
ードを電池端子にハンダ付けする必要がなくなるとともに、電池端子に補助端子
を設けておく必要もなくなる。
その結果、充電が簡単に行なえるとともに、補助端子の接触による危険性もな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の充電装置および組電池結合体の斜視図
である。
である。
【図2】組電池結合体を電動ラジコンカーへ搭載する状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図3】充電用容器の右側面縦断面図である。
【図4】他の充電用容器の右側面縦断面図である。
【図5】さらに他の他の充電用容器の右側面縦断面図で
ある。
ある。
1 充電器
7,8 組電池
20 充電用容器
22a コンタクト
22b コンタクト
23a スプリング(圧接手段)
23b スプリング(圧接手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 ニッケル・カドミウム電池を充電するた
めの充電装置において、前記ニッケル・カドミウム電池
を受容するための充電用容器を備え、この充電用容器に
は、先細でかつ充電器に電気的接続されるコンタクト
と、このコンタクト先端と前記ニッケル・カドミウム電
池端子とを圧接させるための圧接手段が付設されている
ことを特徴とする充電装置。 - 【請求項2】 前記圧接手段は、前記コンタクトと前記
ニッケル・カドミウム電池とを接近させる方向へ付勢す
るスプリングを含んで構成されていることを特徴とする
請求項1記載の充電装置。 - 【請求項3】 前記圧接手段は、前記コンタクトと前記
ニッケル・カドミウム電池とを接近させる方向へ移動さ
せるねじ機構によって構成されていることを特徴とする
請求項1記載の充電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2448391U JPH04112457U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 充電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2448391U JPH04112457U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 充電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112457U true JPH04112457U (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=31909431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2448391U Pending JPH04112457U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 充電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04112457U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018151069A1 (ja) * | 2017-02-17 | 2019-06-27 | アルプスアルパイン株式会社 | 充電システム、電子機器及び充電装置 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP2448391U patent/JPH04112457U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2018151069A1 (ja) * | 2017-02-17 | 2019-06-27 | アルプスアルパイン株式会社 | 充電システム、電子機器及び充電装置 |
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