JPH0411204B2 - - Google Patents

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JPH0411204B2
JPH0411204B2 JP2560484A JP2560484A JPH0411204B2 JP H0411204 B2 JPH0411204 B2 JP H0411204B2 JP 2560484 A JP2560484 A JP 2560484A JP 2560484 A JP2560484 A JP 2560484A JP H0411204 B2 JPH0411204 B2 JP H0411204B2
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towel
roller
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terminal
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JP2560484A
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a) 発明の技術分野 本発明は手動で連続的にタオルを引き出して使
用できるタオル配与器に関し、更に詳細には、タ
オルを使い尽してタオル端末が引き出されたとき
自動的にそのタオル端末を巻き取ることのできる
タオル端末巻取装置に関するものである。
(b) 従来技術およびその欠点 従来、一般に使用されているタオル配与器は、
未使用タオルを巻装した未使用タオルロールと、
この未使用タオルロールから未使用タオルを手動
で引き出して未使用タオルを使用位置に供給する
供給ローラと、この未使用タオルを使用したのち
さらにタオルを引き出すことによつて使用済タオ
ルを使用済タオルロールに巻装してゆく巻取ロー
ラとから構成されている。供給ローラと巻取ロー
ラの端部にはスプロケツトが装着されており、両
スプロケツトにはチエーンが巻回されている。し
たがつて、タオルを引き出すと供給ローラが回転
し、この回転がチエーンを介して巻取ローラに伝
達されて巻取ローラを回転させ、この巻取ローラ
上に転動自在に使用済タオルロールが配置されて
いるから、巻取ローラの回転に従動して使用済タ
オルが回転し、使用済タオルを巻き込んでゆく訳
である。
しかしながら、このような構造だけであると、
未使用タオルロールがいつか失くなつた段階でそ
のタオル端末が引き出されて、タオル配与器の下
方にタオル端末が垂れ下がつた状態のまま、衆目
にさらされることになる。このようなタオル端末
の露出状態は極めて不体裁であり、改善の要望が
集中していた。
(c) 発明の目的 したがつて、本発明の第1の目的は、タオル端
末を自動的に使用済タオルロールに巻き取ること
のできるタオル配与器に於けるタオル端末巻取装
置を提供することにある。
また、本発明の第2目的は、既存のタオル配与
器にほとんど改造を加えることなく端末引上げ機
能を付与することのできるタオル配与器における
タオル端末巻取装置を提供することにある。
(d) 発明の構成 上記目的を達成するために、本発明に係るタオ
ル配与器におけるタオル端末巻取装置は、タオル
端末を検知するセンサーと、このセンサーの検知
によつて作動するタイマーと、このタイマーによ
つて制御されるモータと、このモータの回転を伝
達する機構部と、この機構部の回転出力部に設け
られた連結部材とからなり、この連結部材を供給
ローラまたは巻取ローラに装着されたスプロケツ
トに係着することによつて構成されている。
(e) 実施例 以下に、本発明に係るタオル配与器におけるタ
オル端末巻取装置の実施例を図面にしたがつて詳
細に説明する。
第1図はタオル配与器の一部組立斜視図および
第2図はそのA−A線断面図である。図中、2は
未使用タオルを円筒状に巻装した未使用タオルロ
ールで、この未使用タオルロール2から未使用タ
オル4が二点鎖線で示すように供給ローラ6およ
び検知ローラ8を介してタオルループ9を形成し
ながら使用済タオルロール10に周回して巻装さ
れている。前記未使用タオルロール2はタオル受
12内に転動自在に載置され、使用済タオルロー
ル10は使用済ロール軸10aに使用済タオルを
巻装したのちロール軸10aの両端部10b,1
0bを両側板14,16の切り溝4a,16aに
図のように挿通して配設されている。
供給ローラ6の外周はサンドペーパ状の粗面6
aに形成されており、供給ローラ6の端部には供
給用スプロケツト18がボルト18aで固着され
ている。供給用スプロケツト18には差込孔18
bが複数個穿設されている。また、前記使用済タ
オルロール10は巻取ローラ20に外接してお
り、この巻取ローラ20の外周面もサンドペーパ
状の粗面20aに形成されている。巻取ローラ2
0の端部には巻取用スプロケツト22がボルト2
2aで固着されており、またスプロケツト22の
所要部には差込孔22bが複数個穿設されてい
る。供給用スプロケツト18と巻取用スプロケツ
ト22とはチエーン24で周回され、連動するよ
うに構成されている。
前記検知ローラ8は、いわゆるピンチローラの
作用を果し、供給ローラ6との間で未使用タオル
4を挟着してタオル供給を円滑になすためのもの
である。検知ローラ8の詳細は第6図および第7
図に示されており、金属で形成されれた導電性ロ
ーラ8aと、両端に突設された突軸8b,8c
と、この突軸8b,8cに嵌着される絶縁性のキ
ヤツプ8d,8eとから構成されている。前記導
電性ローラ8aは少なくとも表面が導電面に形成
されておればよく、例えば樹脂棒の表面に金属板
を巻回周設する等種々の構造が採用できる。
検知ローラ8は前述した側板14,16に形成
された支承孔25a,25bに挿通して軸支され
ており、第7図に明示されるように、キヤツプ8
d,8eの突部8f,8gが側板14,16に接
触して導電性ローラ8aと金属性の側板14,6
とを絶縁状態に保持している。側板14上には絶
縁ブロツク26が接着されており、このブロツク
26に中間金属板28が取着されている。前記突
軸8bはキヤツプ8dの突部8fより外方に突出
しており、前記中間金属板28と接触して導通し
ている。中間金属板28に突軸8bとの接触方向
への弾性を与えておけば前記導通は確実になされ
る。
検知ローラ8の近傍に金属性の揺動板30が両
側板14,16に支点30a,30bにて揺動自
在に軸支されている。側板14,16は金属板で
あるから、揺動板30は前記支点30,30bに
て前記側板14,16と電気的に導通している。
したがつて、第2図に示す状態では、揺動板30
と検知ローラ8とは未使用タオル4によつて非接
触であり、導通していない。また矢印方向に人力
にて未使用タオルを引き出すと、未使用タオルロ
ール2、チエーン24および使用済タオルロール
10は矢印方向に移動してゆく。
第1図において、32は連結部材で、この連結
部材32の一面側に突設された腕部32a,32
aは供給用スプロケツト18の差込孔18b,1
8bに嵌着される。また連結部材32の他面側に
は係合片32b,32bが突設されており、機構
部34の後述する回転出力部に係着される。機構
部34はボルト36により側板14に形成された
螺孔38に一体的に螺着される。
機構部34は第3図〜第5図に詳細に示されて
おり、構造部品は機構部ケース36内に配設され
ている。モータ38の回転軸38aの先端にはウ
オームギヤ40が装着されており、このウオーム
ギヤ40の回転がウオームホイール42とギヤ4
4,46を介してメインギヤ48に調速されなが
ら伝達される。メインギヤ48にはギヤ孔48a
が設けられており、ギヤ48の主面上にラチエツ
ト爪50とこの爪50を内方へ常に付勢するスプ
リング52がネジ54によつて固定されており、
前記スプリング52に弾発力を付与するためにそ
の一端はネジ56に係止されている。スプリング
の他端はラチエツト爪50の背面を常に弾発的に
付勢するように図示の如く折曲されている。
メインギヤ48のギヤ孔48a内には出力軸5
8が周囲に環状の間隙を有して遊嵌され、この軸
58にはラチエツトホイール60がネジ62によ
りネジ孔58aに螺着して固定される。ケース3
6には透孔36aが穿設されており、前記出力軸
58の出力端58bは透孔36aに挿入されて、
ケース36の外方に突出するように設けられてい
る。また出力軸58の出力端58bの端面には回
転板62がボルト64により螺着され、回転出力
部66を形成している。前記回転板62の出力面
62aには溝62bが刻設されている。この溝6
2bには既述した連結部材32の係合片32b,
32bが挿入され、腕部32a,32aがスプロ
ケツト18の差込孔18b,18bに嵌着され
る。また、前記モータ38はタイマーTMを内臓
したコントロールユニツト70と結線されてお
り、揺動板30と検知ローラ8とが電気的に接触
し導通したときに、タイマーTMが作動してモー
タ38を駆動制御する。第4図および第5図は
各々第3図の平面図、断面図を示し、上述した構
造の詳細が明示されている。
次に上記構成の作動について説明する。
第8図A・Bはタオル端末が未まだ出現しない
中間状態での作動の説明図である。未使用タオル
4を矢印a方向に引き出すと、供給ローラ6が矢
印b方向に回転し、供給用スプロケツト18の回
転が差込孔18bに腕部32aを嵌着された連結
部材32を強制回転させる。連結部材32の回転
は回転板62と一体化されたラチエツトホイール
60を矢印c方向に回転させ、ラチエツト爪50
は自由状態にあるため、メインギヤ48は静止状
態を保持している。即ち、前述したように、出力
軸58はメインギヤ48に遊嵌されて、両者間に
は一定の環状間隙があり、出力軸58の回転はメ
インギヤ48に伝達されない。また、この段階で
は、揺動板30と検知ローラ8とはその間を走行
する未使用タオル4により電気的に非接触状態に
あるため導通せず、コントロールユニツト70は
全く作動しない。
第9図A・Bは人がタオル端末4aを引き出し
た最終状態を示している。タオル端末4aを引き
出すと、揺動板30と検知ローラ8とは図示の如
く電気的に表面接触して導通状態となる。この導
通によつてコントロールユニツト70内のタイマ
ーTMが作動し、時間T1の間モータ38を静止
状態において、人が垂れ下がつたタオルで手や顔
を拭く時間を与える。前記時間T1が終了すると
モータ38が時間T2の間回転駆動される。その
結果メインギヤ48が矢印d方向に回転駆動さ
れ、ラチエツト爪50の先端がラチエツトホイー
ル60の段部に係合し、該ラチエツトホイール6
0を矢印e方向に強制的に回転駆動させる。この
回転が出力軸58、回転板62、連結部材32を
介して供給用スプロケツト18に伝達され、前記
時間T2の間巻取ローラ20を強制回転駆動して、
垂れ下がつた使用済タオルを全て使用済タオルロ
ール10に巻回してしまうのである。作動系列は
第10図にブロツク図で示されている。
本実施例では連結部材32が回転板62と別体
に成形されているが、この理由は供給用スプロケ
ツト18の差込孔18b,18bの加工精度にバ
ラツキがあつても、係合片32b,32bと回転
板62の溝62bとの嵌入具合によつてそのバラ
ツキを吸収できることにある。即ち、係合片32
b,32bが溝62bの溝方向へ自在に移動でき
ることによつて、回転板62と差込孔18b,1
8bとの対応位置関係のバラツキを吸収できる訳
である。又、加工精度を上げれば、連結部材32
を回転板62と一体に成形してもよい。即ち、係
合片32b,32bを失くし、同時に回転板の溝
62bを失くして連結部材と回転板を一体成形
し、これを機構部の回転出力部にしておけば、単
に腕部32a,32aを供給用スプロケツトの差
込孔18b,18bに嵌合するだけで、タオル端
末巻取装置を提供できる。又、連結部材を巻取用
スプロケツトの差込孔22b,22bに嵌着して
も端末巻取装置として機能することは当然のこと
である。
また、本発明では、検知ローラ8をピンチロー
ラと兼用させているので、必須部品以外のセンサ
ーを別段設ける必要がなく、タオル端末の通過に
よつて揺動板30と検知ローラ8とが電気的接触
を行い、この導通によりモータ38をタイマー制
御するものであるから、確実にタオル端末を検知
制御できるものである。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
なく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲にお
ける種々の変形例、設計変更をその技術的範囲内
に包含するものである。
(f) 発明の効果 本発明は以上詳述したように、タオル端末を検
知して自動的に使用済タオルロールに巻き取るこ
とのでき、しかも既存のタオル配与器にほとんど
改良を加えることなく端末引上げ機能を付与する
ことのできるタオル端末巻取装置を提供し得たも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るタオル端末巻取装置を装
着したタオル配与器の一部組立斜視図、第2図は
第1図のA−A線断面図、第3図は機構部の組立
分解視図、第4図は同平面図、第5図は同縦断面
図、第6図は検知ローラの分解斜視図、第7図は
同断面図、第8図A・Bはタオル端末の通過しな
い通常使用状態の作動説明図、第9図A・Bはタ
オル端末検知時の作動説明図、第10図はタオル
端末巻取りのブロツク図である。 2……未使用タオルロール、4……未使用タオ
ル、4a……タオル端末、6……供給ローラ、1
0……使用済タオルロール、20……巻取ロー
ラ、18,22……スプロケツト、18b,22
b……差込孔、32……連結部材、32a……腕
部、34……機構部、38……モータ、66……
回転出力部、TM……タイマー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 未使用タオルロール2と、この未使用タオル
    ロールから手動により未使用タオル4を供給する
    供給ローラ6と、未使用タオルを使用したのち巻
    取ローラ20により巻取られる使用済タオルロー
    ル10とから構成されるタオル配与器において、
    タオル端末4aを検知するセンサーと、このセン
    サーの検知によつて作動するタイマーTMと、こ
    のタイマーによつて制御されるモータ38と、こ
    のモータの回転を伝達する機構部34と、この機
    構部の回転出力部66に設けられた連結部材32
    と、この連結部材を前記供給ローラ6または巻取
    ローラ20に装着されたスプロケツト18,22
    に係着してタオル端末を巻取ることを特徴とする
    タオル配与器におけるタオル端末巻取装置。 2 前記連結部材32を機構部34と別体で形成
    しておき、連結部材32を機構部34の回転出力
    部66に係着し、しかも連結部材の腕部32aを
    前記スプロケツトの差込孔18b,22bに差し
    込んで係着した特許請求の範囲第1項記載のタオ
    ル配与器におけるタオル端末巻取装置。
JP2560484A 1984-02-14 1984-02-14 タオル配与器におけるタオル端末巻取装置 Granted JPS60168424A (ja)

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JPS60168424A JPS60168424A (ja) 1985-08-31
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