JPH04111953A - 連続鋳造時における幅縮少方法 - Google Patents
連続鋳造時における幅縮少方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
は、連続鋳造中に鋳型短辺を移動させ鋳片幅を縮少する
連続鋳造時における幅縮少ブ)法に係る。
の向上等のために鋳型への鋳込を停止することなく鋳片
幅の変更を行なう連続鋳造法が実施されるようになった
。なかでも、連続鋳造■稈と圧延工程を直結する方法が
実用化され、製品板幅に応じて連続鋳造中の鋳片幅を変
更することが要望されている。
が変化する部分の長さをできるだけ短がくし、要求され
る幅に直ちに変更することが重要で、このため、幅変更
速度を上昇させる(二とが必要である。
より説明する、。
の一例を概念的に示す説明図である。
テーブルに固定された長辺2a、2bに挾持され、短辺
に取(qけられた電動若しく 1.1油圧式の駆動装置
3a、3bにより駆動され、鋳片4の幅を鋳造を止める
ことなく変更するようにしたものである。このような装
置により幅変更速度を高速化すると、短辺を駆動する力
の増加ならひに鋳片欠陥の発生等があり、このことが幅
変更の高速化を阻んでいた。
137号公報記載の如く、短辺の幅縮少区間を前傾、平
行移動、後傾に区分し、各期間において短辺移動速度を
上部と下部を変更し鋳片幅を縮少する方法、また、特開
昭61115656号公報記載の如く、短辺の8#r6
少区間を前傾、後傾に区分し、各期間(こおける炉辺上
下端部の水平方向移動速度の増速率αを許容シェル変更
抵抗力のパラメータとして止めるとともに、上下端部の
速度差を式によって定め、増速率αならびに速度差△V
を一定に維持して幅変更を行なう方法、また、特開昭6
1137659号公報記載の如(、幅変更部1m時と終
了時のテーパの違いによる誤差を前傾と後傾の間に平行
期間をおいて吸収する方法、また、特開昭61−14.
4255号公報に記載の如(圧延条件および、パまたは
短辺駆動装置の制約条件により短辺の最大許容移動速度
vmaXを設定し、幅変更の前傾または後傾にお(プる
短辺の」:端部速度Vが最大許容移動速度ymaxを越
えるようになったとき、幅変更前半部と後半部との間に
特定範囲の移動速度■pで短辺を平行移動する方法等が
ある。
ては有効であるが、幅変更時間、鋳jh幅変更部の長さ
ならびに要求される幅に移行する速度が十分でなく、ま
た、移行する速度を高めるとアレークアウトが発生し、
幅変更設備能力を最大限に活用できる−5のではないと
いう問題があった。
更設備の能力を最大限に活用しつつ幅変更時間を極力短
縮し、鋳片の幅変更部をひきるだけ短くし、要求される
縮少幅に直ちに移行することができる連続鋳造時におけ
る鋳型幅縮少方法を提案することを目的とする。
させて鋳片幅を変更する方法において、鋳造幅を拡大す
る際に、短辺の移動速度を短辺のメニスカス部の移動速
度により幅を変更する期間を有し、しがも、短辺と鋳片
間の各所でエアーギャップを生じないようにかつ鋳片の
変形が許容される歪の範囲内に維持するようにすること
を特徴とする。
詳しく説明すると、次の通りである。
きるだけ短かく、しかも効率よく、がつ幅変更設備の能
力を最大限に活用する方法について検問した。
ころ、メニスカス部の方が変形しやすいことがわかった
。
果に基づいて本発明は成立したものである。この研究結
果によれば、設備能力的にも幅変更所要時間的にも、メ
ニスカス部を有効に利用し、かつ溶鋼静鉄圧による変形
を利用した方が良いことがわがった。このことは後記す
る(1)式および(3)式のφおよびψに表われている
。幅変更中において鋳型短辺と鋳片との間には、1)エ
アーギャップが無いこと、2)鋳片の変形が許容歪以内
、であることが必要である。すなわち、 が成立することが必要である。
はメニスカス部と短辺下端との間の距離(111111
) 、T (t)はメニスカス部と短辺下端とのテーバ
量(lllml、θ1、θ2は歪許容量、ξは短辺長さ
方向の変数であり、ξ−〇がメニスカス部、ξ−1mは
鋳型下端であることを示す。
式を幅変更のステップに分けると、鋳型短辺が鋳片に比
べれば剛体であるので、鋳型短辺のメニスカス部と下端
の条件を押さえれば良いから、 (θ(0)ミθ、) (θ(ξ)三62) を得ることになる。(1)’ (4)’ でVC=一
定 ・・・・・・(6)θ、=θ2−θ ・
・・・・・(7)という条件を付加し、さらにテーバ量
を最も速く勤がすことを目標にすれば、(1)〜(4)
の等号を採用することになり、 を得る。(1)−一(2)−および(3)〜(4)−を
計算すると、 △V=Vu (t) −VQ (t)−〇 ・・曲(
8)となり、結果的に特開昭61−115656号公報
で言うところの △V=α・L−Uc(=const) ・−(9)△
V:短辺上端と下端の速度差(=const)α 二短
辺上・下端の増速率 (−COnSt)L :鋳型短辺
長さ (=consHUC二鋳造速度
(−COnSt)を得る。この(9)式の(=c
onst)は本願発明者が仮定したものである。
な(、また、θ1=02ではなく、θ2〈θ1である(
メニスカス部が変形しゃすい) このθ2ぐθ璽である事実のみを用いても、(9)式の
制約で幅変更する((1)〜(4)−で速度を与える)
よりも、より速くテーバ量を勤がせることになる。なぜ
なら、(1)〜(4)−を導くとき、θ1−02を仮定
しなければならないが、実際にはθ2くθ1であるので
いずれが小さい方、すなわち、θlの値を採用しなけれ
ばならないからである((8)式より△V−〇であるが
、θ2を採用できる部分ではΔV−62とできるからで
ある)。
)′式の右辺にパラメータφを付加できることを見出し
た。(1)′式はそもそも鋳型短辺と鋳片の間でエアー
ギャップを生じない条件を表現した式である。
ス部が容易に若干の静鉄圧によって膨張し得ることを意
味する。そこで、(1)、(2)の各式が得られる。
は次のものを示す。
:短辺下端の移動速度 VC:鋳造速度 1m:モールドメニスカス部〜下端間の距離θ1、θ2
:歪許容量 φ、ψ;メニスカス部変形余裕 t ;時刻 (1)〜(4)式より、最も早く幅変更を行なうには、 同様に、(3)’ (4)’式に対しても、炉辺下
端部の静鉄圧を利用し、(4)式にパラメータψを付加
することができる(3)、(4)の各式が得られる。
用するパラメータである。第1図より、溶鋼静鉄圧の水
平方向分力P′は、として求められる。
第1期という)では、 と表わすことができる。
I期の各期の移動速度は、 第1期では 第1I期では 11m 1m ・ (21)の基礎
式として与えられる。(15)、(16)、(20)、
(21)の各式を見易くするために、Vu (t )
=(Xs V1′(e”t−1)十θ+ ・・曲(
22)Vp (t)=α+ V+ (e”At1) −
2へ ・曲・(23)・・・・・・(25) となる。
覧+α21mとなる。
る。従って、また、(26)、(27)、(28)の式
より1.が−意に求まることになるOi+%1:2は繰
返し計算によって解くことができる。ゆえに、すべての
パラメタが決まり、△Wが与えられれば、tl、tzが
求まり、第1期ならびに第1I期の幅変更量が求められ
る。
r =30順、・′分 θ2 = 24mm、−′分 A =3mm、分 A’ −1,5mm、’分 l m = 900 mm V C= 1 、5 m 、′分−1500mm、−分
の幅変更を行なった。(26)〜(30)の各式を用い
て繰返し計算を行なって、第1期ならびに第11期の所
要時間をそれぞれ求めると、t(ミコ。51分、tz
=2.02分となる。これを用いて(27)、(28)
の各式より第1期ならびに第1I期の幅変更量△W1な
らびに△W2をそれぞれ求めると、△W+=114mm
、ΔW2 = 86mmヲ得ル。
型短辺を移動させて鋳片幅を変更する方法において、鋳
造幅を拡大する際に、短辺の移動速度を短辺のメニスカ
ス部の移動速度により幅を変更する期間を有し、しかも
、短辺と鋳片間の各所でエアーギャップを生じないよう
にかつ鋳片の変形が許容される歪の範囲内に維持するよ
うにすることを特徴とする。
メニスカス部の移動速度により幅変更するようにしたた
め、要求される縮少幅に直ちに移行でき、しかも、幅変
更時間が極力短縮され、鋳片の幅変更部の長さを短かく
することができ、がつ幅変更設備の能力を最大限に活用
することができる。
平分力の説明図、第2図は本発明のつの実施例の幅変更
1間と短辺移動速度との関係を示すグラフ、第3図は連
続鋳造鋳型の幅変更装置の一例を概念的に示す説明図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)連続鋳造時に鋳型短辺を移動させて鋳片幅を変更す
る方法において、鋳造幅を拡大する際に、短辺の移動速
度を短辺のメニスカス部の移動速度により幅を変更する
期間を有し、しかも、短辺と鋳片間の各所でエアーギャ
ップを生じないようにかつ鋳片の変形が許容される歪の
範囲内に維持するようにすることを特徴とする連続鋳造
時における幅縮少方法。 2)前記期間の短辺移動速度が下記(1)ならびに(2
)の式を満足するものである請求項1記載の連続鋳造時
における幅縮少方法。 Vu(t)≦Vc/lmT(t)+θ_1・・・・・・
(1)Vl(t)≧Vc/lmT(t)−φ・・・・・
・(2)3)前記期間内でできた短辺と鋳片とのテーパ
を目標テーパに合わせる期間を有する移動速度である請
求項1記載の連続鋳造時における幅縮少方法。 4)前記テーパを目標テーパに合わせる期間の短辺移動
速度が下記(3)ならびに(4)の式を満足するもので
ある請求項3記載の連続鋳造時における幅縮少方法。 Vu(t)≧Vc/lmT(t)−ψ・・・・・・(3
)vl(t)≦Vc/lmT(t)+θ_2・・・・・
・(4)但し、(1)、(2)、(3)、(4)の各式
中の記号は次のものを示す。 Vu(t):短辺メニスカス部の移動速度 Vl(t):短辺下端の移動速度 Vc:鋳造速度 lm:モールドメニスカス部〜下端間の距離T(t):
モールド短辺テーパ量 θ_1、θ_2:歪許容量 φ、ψ:メニスカス部変形余裕 t:時刻
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- 1990-08-29 JP JP22696290A patent/JP2963740B2/ja not_active Expired - Fee Related
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