JPH0411181Y2 - - Google Patents

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JPH0411181Y2
JPH0411181Y2 JP26485U JP26485U JPH0411181Y2 JP H0411181 Y2 JPH0411181 Y2 JP H0411181Y2 JP 26485 U JP26485 U JP 26485U JP 26485 U JP26485 U JP 26485U JP H0411181 Y2 JPH0411181 Y2 JP H0411181Y2
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constant current
cable
section
monitoring
current element
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JP26485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、通信用等の架空ケーブルの断線や短
絡等の罹障状況を集中的に監視する装置に関す
る。
(従来技術) 電柱により空中に設置された架空ケーブルは、
雨風等の自然環境の影響を受け易く、断線障害等
が発生したときには、早期に発見して復旧できる
ようにするために、長遠なケーブルのどの区間で
発生したかを監視識別する必要がある。
従来では、監視系のコスト節減を図るために、
第3図に示すように、通信ケーブルの内の一対の
ケーブル心線1を使用して、例えば4区間を監視
する場合の例では、各監視区間21〜24ごとに抵
抗素子R1,R2の組合せ回路31〜34を挿入し、
断線或いは短絡による合成抵抗値の変化を識別し
て、罹障区間を検知し表示する方法によつてい
る。
ところが、この方法では、各監視区間の距離の
長短によつて変化するケーブル心線1の抵抗値も
加算されるため、監視区間ごとにループ抵抗値を
いちいち測定して記録しておき障害発生の場合に
その記録値と比較して区間識別する必要があるた
めに、煩雑となる。
また、集中監視装置(親装置)4側の識別機能
を汎用、共通化してコストを下げる場合には、通
常、区間ごとのケーブル心線抵抗値に合わせて直
列抵抗素子R1の値を調整し、合計のループ抵抗
値が各区間において同一となるようにしなければ
ならないという欠点もあつた。特にこの場合は、
区間ごとに片端側の柱上で短絡し、他端側の柱上
で測定しながら調整するという協調作業が不可欠
であり、挿入工事における柱上作業稼動の削減が
難しい。
(考案の目的) 本考案は斯かる点に鑑みて成されたもので、そ
の目的は、挿入区間ごとの調整を全く必要とせ
ず、しかも親装置側も汎用的に共通の構成とする
ことができるようにした架空ケーブル監視装置を
提供することである。
(考案の構成) このために本考案の架空ケーブル監視装置は、
電源、電流計測表示手段及び直列挿入の定電流素
子を具備する親装置と、該親装置に接続された1
対のケーブル心線と、該ケーブル心線における監
視区間ごとに設けられ、上記ケーブルに直列挿入
の定電流素子及び並列挿入の定電流素子で構成さ
れた子装置とで成るようにしている。
(実施例) 以下、本考案の実施例について説明する。第1
図はその一実施例を示すもので、監視区間が5区
間の場合についてである。10は集中して監視を
行うための電流測定表示親装置であり、電源10
a、電流計10b及び定電流素子130を内蔵し
ている。111〜115は第一〜第五の監視区間、
121〜125は子装置である。そして、子装置1
1は、直列挿入の定電流素子131と並列挿入の
定電流素子141とで構成されている。他の子装
置122〜124も、同様に直列挿入の定電流素子
132〜134と並列挿入の定電流素子142〜1
4とで、各々構成されている。最も遠い子装置
125は並列挿入の定電流素子145にて構成され
ている。
これら定電流素子としては、例えば定電流ダイ
オード或いはFETと抵抗との組合せによる2端
子定電流回路を用いる。
ここで、並列挿入の定電流素子141〜145
定格電流値を同一のamAとすると、監視区間が
5区間であるので、直列挿入の定電流素子130
〜134の定格電流は、その並列挿入の定電流素
子141〜145の10倍から2倍にする。
例えば、定電流素子130を10amA、定電流素
子131を8amA、定電流素子132を6amA、定
電流素子133を4amA、定電流素子134
2amAの定格電流とする。
さて、上記のような構成の監視装置において、
ケーブル心線1に異常がなければ、親装置10で
測定される電流値は5amAとなる。ところが、第
一監視区間111でケーブル断線が発生すると、
親装置10で計測される電流値OmAとなり、 第二区間112が断線すると、 amA以下同様に 第三区間113 〃 、2amA 第四区間114 〃 、3amA 第五区間115 〃 、4amAとなる。
また、 第一区間111が短絡すると、10amA以下同様に 第二区間112 〃 9amA 第三区間113 〃 8amA 第四区間114 〃 7amA 第五区間115 〃 6amAとなる。
よつて、いずれの区間が罹障しても、ケーブル
心線1の断線によるオープン状態或いはケーブル
切り口での心線同志の混戦による短絡状態となつ
た区間の識別が可能となる。
なお、子装置121〜124は共通の構成とする
こともできる。この場合は、第2図に示すよう
に、定格が2amAの直列挿入の定電流素子13を
4個だけ、一端を並列挿入の定電流素子14の片
端側に共通接続すると共に他端をジヤンパ線15
によつて共通接続して、並列構成とし、必要な定
格となるようにそのジヤンパ線15を切断するよ
うにする。例えば、子装置123を構成する場合
は、定電流素子13が2個残るようにジヤンパ線
15を切断する。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、監視区間用の
各々の子装置はいずれも定格値が同一の素子の組
合せで構成することができるので、その製造コス
トを低減させることができる。更に、親装置側も
所定電流刻みの区間識別しきい値がとれるので、
識別・測定回路も簡易化でき、最大区間数を決定
した後は汎用的に共通な構成となるので、その製
造コスト低減も図ることができる。更に、各々の
監視区間のケーブルの長短による心線抵抗の大小
に合わせる煩雑な調整が不要となるので、柱上で
の調整稼働を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の架空ケーブル監視
装置の回路図、第2図は子装置の構成図、第3図
は従来の架空ケーブル監視装置の回路図である。 1……ケーブル心線、10……電流測定表示親
装置、10a……電源、10b……電流計、11
〜115……監視区間、121〜125……子装
置、13,130〜134……直列挿入の定電流素
子、14,141〜145……並列挿入の定電流素
子、15……ジヤンパ線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架空ケーブルの罹障発生区間を検知する架空ケ
    ーブル監視装置において、電源、電流計測表示手
    段及び直列挿入の定電流素子を具備する親装置
    と、該親装置に接続された1対のケーブル心線
    と、該ケーブル心線における監視区間ごとに設け
    られ、上記ケーブルに直列挿入の定電流素子及び
    並列挿入の定電流素子で構成された子装置とで成
    ることを特徴とする架空ケーブル監視装置。
JP26485U 1985-01-08 1985-01-08 Expired JPH0411181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26485U JPH0411181Y2 (ja) 1985-01-08 1985-01-08

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JP26485U JPH0411181Y2 (ja) 1985-01-08 1985-01-08

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Publication Number Publication Date
JPS61118075U JPS61118075U (ja) 1986-07-25
JPH0411181Y2 true JPH0411181Y2 (ja) 1992-03-19

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ID=30471958

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JPS61118075U (ja) 1986-07-25

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