JPH04111782A - 格納自在なステープラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ステープラに係わる。さらに詳細には、不使
用時にはコンパクトに格納することのできる格納自在な
ステープラに係わる。

（従来の技術、発明が解決しようとする問題点）従来ス
テープラは、このステー１うを構成するハンドル部、フ
レーム部およびベース部の一端が回動自在に装着され、
他端は「ばね」によって解放されていて、使用時にはこ
のステープラの他端が圧縮自在に整合されて前記フレー
ム部とベース部の間に挿入された複数の書類を綴るよう
に作られている。

このステープラの「ばね」によって解放され他端が回動
自在に維持された状態は、扇子の開いた状態と同様に、
不安定で、嵩張り、取扱い上の不便が大きかった。

この欠点を解決するために前記ステープラの他端を回動
自在に解放させないでもう一つの一端と同様に閉鎖させ
ると、前記ｒばね」を伸ばした状態で保持し、前記ハン
ドル部の作動片が前記フレーム部に収容されたステーブ
ル群の最前方のものと整合して前記ベースのアンビルに
打出したままの状態に保持することになり、前記「ばね
」は伸びきって弾力を疲労させる恐れがある。

さらに、前記「ばねＪの弾力に抗してステープラの他端
を圧縮して閉鎖状態に保持するためには過大な圧縮力を
必要とし、閉鎖の度毎にステーブルを無駄にすることに
なる。

ステープラに無理な力を加えないでコンパクトにでき、
一つのステーブルも無駄にすることなくしかも容易にか
つ迅速に書類綴りの状態に移行できれば、非常に整理に
便利でかつ活動的になる。

さらに、本発明者は、経済性に富んだステープラを提供
することを目的として、以下のような発明を完成させた
。

（問題点を解決させるための手段） 即ち、ステープラの使用時にのみ、前記ハンドル部の作
動片が前記フレーム部に収容されたステープル群の最前
方のものと整合し、しがも前記ハンドル部および／また
は前記ベース部が前記フレーム部に装着された「ばね」
と当接することを目的として種々の思索、検討を行った
。

その結果、ステープラの使用時に整合する必要のあるフ
レーム部に収容されたステープル群の最前方のものを、
ステープラの不使用時には、ハンドル部の作動片の先端
の位置がら移動させると共に、フレーム部に装着された
「ばね」がハンドル部および／またはベース部との当接
状態が解除される必要のあることを見出だして本発明を
完成させた。

即ち、フレーム部単独またはフレーム部とベース部を後
に移動させて、ハンドル部の作動片が前記フレーム部に
収容されたステーアル群の最前方のものと整合しないよ
うにすると共に前記フレーム部と当接しないようにし、
さらに前記フレーム部に装着された「ばね」が前記ハン
ドル部単独または前記ハンドル部とベース部の両方に当
接しないようにすることによって前記の問題点を解決さ
せた。

しかも、ステープラの使用時には、前記ハンドル部の作
動片が前記フレーム部に収容されたステープル群の最前
方のものと確実に整合し、がっまた前記フレーム部に装
着された「ばね」が前記ハンドル部単独または前記ハン
ドル部とベース部の両方に確実に当接しなければならな
い。

このため、前記フレーム部および／またはベース部の前
後の移動は、回動軸を特定の位置だけ移動するように設
計されており、これによって前記作動片のステープル群
の最前方のものとの整合と「ばね」の当接に基づく弾力
の保持が確保されることになる。

本発明に基づくステープラの構造、機能および効果をよ
り明瞭にするために、以下に示す添附図面を参照しなが
ら詳細に説明する。

（実施例） 第１図に、本発明に基づくステープラの使用時の状態に
ある時の断面図を図示した。この図で、ステープラは、
ハンドル部（１）とフレーム部（２）とベース部（３）
とで構成され、それぞれの一端は回動軸（４）で回動自
在に固定され、かつフレーム部（２）のみは特定位置（
７）に移動自在とされている。

前記ハンドル部（１）は、前記回動軸（４）と相対する
他端付近に、前記フレーム部（２）に収容されたステー
プル群の最前方のものを打出す作動片（５）と、前記作
動片（５）を上下に移動させる「ばね」（９）の当接部
（１１）とを有している。

前記フレーム部（２）は前記ステープルをその内部に保
持し、さらにこのステープルを作動位置まで移動させる
フィーダー（６）とこのフレーム部（２）を前記ハンド
ル部（１）およびベース部（３）をそれぞれの他端で隔
離するように作用する「ばねＪ　　（９，１０）とを有
している。

さらに、前記ベース部（３）はその他端付近にアンビル
（８）と前記「ばね」の当接部（１１）とを有している
。

したがって、綴ろうとする書類を前記ベース部（３）の
アンビル（８）上に位置させて前記ハンドル部（１）を
押圧すると、このハンドル部（１）は前記「ばねＪ　（
１０）を押圧しながら前記フレーム部（２）を前記書類
に接触させる。この後、前記作動片（５）は前記フレー
ム部（２）に収容されたステープル群の最前方のものと
当接した後、前記「ばね」　（９）を押圧しなから当接
するステープル群の最前方のものを１つだけ打出して前
記書類を貫通させた後、前記アンビル（８）で先端部を
湾曲させて前記書類の綴り作業を完成させる。

前記書類の綴り作業を完了して、前記ハンドル部（１）
の押圧を解除すると、前記ハンドル部（１）および前記
フレーム部（２）は前記「ばね」（９，１０）の弾力で
解放され、前記回動軸（４）を中心として扇子状に開い
て静止する。

このため、本発明では、第２図に示すように、前記フレ
ーム部（２）を後に移動させて前記回動軸（４）を前記
特定位Ｗ（７）へ位置させることによって、前記フレー
ム部（２）に収容されたステープル群の最前方のものが
後方に移動して前記作動片（５）と当接しないようにし
、さらに前記「ばね」　（９，１０）も同様に後方に移
動され、それぞれ当接していた当接部から外れて利かな
くなるような切欠（１２）きが前記ハンドル部（１）と
ベース部（３）の前記当接部の前記回動軸（４）側にそ
れぞれ設けである。

前記フレーム部（２）に収容されたステープル群の最前
方のものが後方に移動して前記作動片（５）と当接しな
いようにするため、前記フレーム部（２）だけを移動さ
せるのではなく、前記ベース部（３）も同時に一緒に移
動させても良い、この場合、前記切欠（１２）きは前記
ハンドル部（１）の「ばね」当接部の前記回動軸（４）
側に設けるだけで良い。

また、前記「ばね」は前記フレーム部（２）側に限定さ
れるものではなく、前記フレーム部（２）以外の前記ハ
ンドル部（１）および／またはベース部（３）に装着さ
せても良い。

このような構成とすることによって、不使用時にはフレ
ーム部がハンドル部中に格納され、ハンドル部がベース
部に接合したコンパクトなステープラとなり、使用時に
はフレーム部を移動させることによって当接する「ばね
」の弾力によって容易にかつ迅速に他端が解放された通
常のステープラの状態が得られるだけでなく、使用する
「ばね」も小形のもので済み、経済性に富んだステー１
うが得られることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に基づくステープラの、使用時の、解
放された状態にあることを示す断面図である。 第２図は、本発明に基づくステープラの、不便川崎の、
フレーム部がハンドル部に格納され、ノ１ンドル部がベ
ース部と接合したコンパクトな状態にあることを示す断
面図である。 第３図は、本発明に基づくステープラの構成を示す部品
組立斜視図である。 添附図面において、 １・・・ハンドル部、　　　　２・・・フレーム部、３
・・・ベース部、　　　　４・・・回動軸、５・・・作
動片、　　　　　６・・・フィーダー７・・・特定位置
、　　　　８・・・アンビル、９．１０・・・ばね、　
　　　１１・・・当接部、１２・・・切欠。 代理人　弁理士　　河　野　　昭 ヘ ア４６− Ｃつ 派 手 続 補 正 書 防 匍 １゜ 事件の表示 平成 ２年 特許願 第２２６７６４号 ２）発明の名称 格納自在なステープラ ３゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）先端にアンビルを設けたベース部と、ステープル
   群を収容するフレーム部と、前記フレーム部の反対側に
   位置し、先端にフレーム部の打出し孔に侵入してステー
   プル群の最前方のものを前記フレーム部から前記ベース
   部のアンビルに向かって駆動する作動片を有するハンド
   ル部とを包含するステープラであって、前記フレーム部
   が前後に移動自在に装着され、前記フレーム部が前に移
   動装着した時に前記ハンドル部の作動片が前記フレーム
   部に収容されたステープル群の最前方のものと整合し、
   前記フレーム部が後に移動装着した時にこの整合が外れ
   、前記ハンドル部が前記フレーム部を格納して前記ベー
   ス部と整合することを特徴とする格納自在のステープラ
   。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載のステープラにおい
   て、前記フレーム部が前に移動装着した時にのみ「ばね
   」が前記ハンドル部および前記ベース部とそれぞれ当接
   するように前記フレーム部に装着されていることを特徴
   とする格納自在のステープラ。
3. （３）特許請求の範囲第１項に記載のステープラにおい
   て、前記フレーム部が、前記ベース部と同調して前後に
   移動自在に装着され、前記フレーム部が前に移動装着し
   た時に前記ハンドル部の作動片が前記フレーム部に収容
   されたステープル群の最前方のものと整合し、前記フレ
   ーム部が後に移動装着した時にこの整合が外れ、前記ハ
   ンドル部が前記フレーム部を格納可能とすることを特徴
   とする格納自在のステープラ。
4. （４）特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか
   １項に記載のステープラにおいて、前記ハンドル部およ
   び／または前記ベース部が、前記フレーム部が前に移動
   して前記ハンドル部の作動片が前記フレーム部に収容さ
   れたステープル群の最前方のものと整合する位置に位置
   するとき、前記ハンドル部および／または前記ベース部
   と当接して前記フレーム部に装着された「ばね」を作動
   させる当接部分を有することを特徴とする格納自在のス
   テープラ。
5. （５）特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか
   １項に記載のステープラにおいて、前記フレーム部が前
   後に移動するとき、回動軸が特定の位置に移動可能とし
   た複数の特定位置を有することを特徴とする格納自在の
   ステープラ。