JPH04111002U - 磁気ヘツド - Google Patents

磁気ヘツド

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JPH04111002U
JPH04111002U JP1991011824U JP1182491U JPH04111002U JP H04111002 U JPH04111002 U JP H04111002U JP 1991011824 U JP1991011824 U JP 1991011824U JP 1182491 U JP1182491 U JP 1182491U JP H04111002 U JPH04111002 U JP H04111002U
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Japan
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core
hold case
magnetic head
front core
coil bobbin
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一夫 青木
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アルプス電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] フロントコアに全く傷付けることなく、簡単
かつ迅速に組立てることができ、コストも低廉な磁気ヘ
ッドを得る。 [構成] ホールドケースの空所内にフロントコア、コ
イルを有するコイルボビンおよびバックコアを前記フロ
ントコアの媒体摺接面がホールドケースから露出する前
方向に向けて順に装着し、押圧部材によってこれらを前
記フロントコアの媒体摺接面に向けて押圧して固着する
磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビンから上方に向け
て突出するように配設された端子が、フロントコアのホ
ールドケース内への挿入方向と同方向に挿入されるのを
許容する前後方向溝をホールドケースの上面に形成して
構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気ヘッドに係り、組立性を改良した磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、磁気テープ等の磁気媒体に対する情報の記録状態を制御するのに使用 される磁気ヘッドは、特開昭60−175203号公報に記載されているように 、ホールドケース内にフロントコア、コイルボビン、バックコア、コイル等の構 成部品を外部より挿入して組立てることによって形成されている。
【0003】 従来、ホールドケース内に構成部品を挿入する場合には、フロントコアのテー プ摺接面がホールドケースより露出する方向を前方とすると、その前後方向と直 交する上方から下方に向けて構成部品を挿入するようにしている。これは、コイ ルの巻線の端部に接続された端子がコイルボビンの上面よりホールドケースの上 方に向けて突設されているので、その端子の損傷を防止するために端子の長手方 向から構成部品をホールドケース内に挿入するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例においては、ホールドケース内にフロントコアを前 方に向けて挿入するのではなく、上下方向から挿入するものであるから、フロン トコアの鏡面仕上げされているテープ摺接面が前記挿入時にホールドケースに触 れて引掻き傷がついてしまうおそれがあり、組立てに注意を必要とし、特殊な組 立用治具等を用いて組立てなければならず、非常に組立性が悪く、コストも高い ものであった。
【0005】 本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであり、フロントコアに全く傷付け ることなく、簡単かつ迅速に組立てることができ、コストも低廉な磁気ヘッドを 提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案の磁気ヘッドは、ホールドケースの空所内に フロントコア、コイルを有するコイルボビンおよびバックコアを前記フロントコ アの媒体摺接面がホールドケースから露出する前方向に向けて順に装着し、押圧 部材によってこれらを前記フロントコアの媒体摺接面に向けて押圧して固着する 磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビンから上方に向けて突出するように配設さ れた端子が、フロントコアのホールドケース内への挿入方向と同方向に挿入され るのを許容する前後方向溝をホールドケースの上面に形成したことを特徴とする 。
【0007】
【作用】
本考案の磁気ヘッドによれば、ホールドケース内にフロントコアを前方に向け て挿入して組立てることができるので、フロントコアの媒体摺接面に全く傷をつ けることなく組立てることができ、しかも、端子がホールドケースの上面から突 出しているコイルボビンを含めた他の構成要素もフロントコアの挿入方向と同方 向より挿入して組立てることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1から図5について説明する。
【0009】 図1から図5は本考案の1実施例を示す。
【0010】 本実施例は、図1に示すように、ホールドケース11内に構成要素をフロント コア12の挿入方向(ホールドケース11の前方に向かう方向)と同方向より挿 入して全体を組立てるように形成されている。
【0011】 更に説明すると、ホールドケース11はポリアセタール等の合成樹脂によって 一体成型されており、内部にフロントコア12、コイルボビン13、バックコア 14および押圧部材15が順に挿入されるように中空状に形成されている。また 、ホルドケース11の前方端はフロントコア12の前面のテープ摺接面12bか らなる媒体摺接面に合わせて湾曲凸面とされており、上面にはコイルボビン13 から上方に突出している2本の端子16,16が、前記フロントコア12の挿入 方向と同方向に挿入されるのを許容する2本の前後方向溝17,17が形成され ており、この各前後方向溝17の途中にはコネクタ19の2本の端子20,20 が係合される左右方向溝18,18が形成されている。フロントコア12は中央 にギャップ12aを有するようにして完成品として予め形成されている。コイル ボビン13は合成樹脂をほぼ矩形となるように一体成型したものであり、角筒部 分にコイル21が巻回されている。コイルボビン13の頂部には、L字形をした 2本の端子16,16がそれぞれの水平部分を後方に向けて挿入固着されており 、前記コイル21の巻線の端部がそれぞれ端子16の水平部分に半田付け等によ って接続されている。バックコア14は一対の前方メンバ14a,14aを有す る断面コ字形に形成されており、一方の前方メンバ14aをコイルボビン13の コイル21内に挿通させるとともに、各前方メンバ14aの前方端面をフロント コア12の後方端面に接合させられる。押圧部材15は金属板をプレス加工して 製されており、バックコア14、コイルボビン13およびフロントコア12を前 方に押圧するばね部15a、15aを有しており、4個の係合用突起15b,1 5b…をホールドケース11の側面部分に穿設した係合用孔22,22…に弾力 的に係合させることにより装着される。
【0012】 次ぎに、このように形成されている本実施例の磁気ヘッドの組立方法を説明す る。
【0013】 先ず、ホールドケース11内に予め完成品とされているフロントコア12をテ ープ摺接面12bを前方向に向けて挿入する。次ぎに、コイルボビン13とバッ クコア14とを一体にした状態または別個にホールドコア11内に挿入する。こ の際、コイルボビン13の各端子16を各前後方向溝17内に挿入させるように する。最後に、押圧部材15をばね部15aによりバックコア14、コイルボビ ン13およびフロントコア12を前方に向けて押圧しながら挿入させてゆき、各 係合用突起15aがホールドケース11の各係合用孔22に弾力的に係合するま で圧入する。
【0014】 これによりホールドケース11内への構成要素の組立てが完了する。そして、 各構成要素はそれぞれ適正位置に装着される。例えば、フロントコア12はその テープ摺接面12bの端縁部をホールドケース11の当接部11aに当接させて 、テープ摺接面12bを適正にホールドケース11から露出させるように組立ら れる。
【0015】 その後、コネクタ19をホールドケース11の上面部に組立る。すなわち、コ ネクタ19の各端子20の下端部のみを弾力的に横方向に押広げながら各前後方 向溝17の開放端部から奥に向けてフロントコア12の挿入方向と同方向に挿入 させてゆき、各端子20の下端部が各左右方向溝18内に弾力的に幅を狭めるよ うにして挿入された後に、コネクタ19を各端子20をホールドケース11内に 押込む。これにより各端子20がその外側面をコイルボビン13に装着されてい る端子16の内側面に嵌入される。これらの端子16,20の接触部を半田付け して確実に接続する。
【0016】 また、コネクタ19を用いない場合には、ホールドケース11の上面から突出 している端子16を介してコイル21を電源に接続するとよい。
【0017】 このように本実施例によれば、ホールドケース11内にフロントコア12を前 方に向けて挿入して組立てることができるので、フロントコア12の媒体摺接面 に全く傷をつけることなく組立てることができ、しかも、端子16がホールドケ ース11の上面から突出しているコイルボビン13を含めた他の構成要素もフロ ントコア11の挿入方向と同方向より挿入して組立てることができる。従って、 本実施例によれば、組立てを極めて簡単にしかも迅速に行なうことができる。
【0018】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、必要に応じて変更する ことができる。
【0019】
【考案の効果】
このように本考案の磁気ヘッドは構成され作用するものであるから、フロント コアに全く傷付けることなく、簡単かつ迅速に組立てることができ、コストも低 廉となる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の磁気ヘッドの1実施例を示す分解斜視
【図2】図1の実施例の平面図
【図3】図1の実施例の一部切断正面図
【図4】図3の一部切断右側面図
【図5】図1の実施例の背面図
【符号の説明】
11 ホールドケース 12 フロントコア 12b テープ摺接面 13 コイルボビン 14 バックコア 15 押圧部材 16 端子 17 前後方向溝 21 コイル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホールドケースの空所内にフロントコ
    ア、コイルを有するコイルボビンおよびバックコアを前
    記フロントコアの媒体摺接面がホールドケースから露出
    する前方向に向けて順に装着し、押圧部材によってこれ
    らを前記フロントコアの媒体摺接面に向けて押圧して固
    着する磁気ヘッドにおいて、前記コイルボビンから上方
    に向けて突出するように配設された端子が、フロントコ
    アのホールドケース内への挿入方向と同方向に挿入され
    るのを許容する前後方向溝をホールドケースの上面に形
    成したことを特徴とする磁気ヘッド。
JP1991011824U 1991-03-06 1991-03-06 磁気ヘッド Expired - Fee Related JP2585479Y2 (ja)

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JP1991011824U JP2585479Y2 (ja) 1991-03-06 1991-03-06 磁気ヘッド
KR1019920003528A KR960005115B1 (ko) 1991-03-06 1992-03-04 자기헤드 및 자기헤드의 조립방법

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JPH04111002U true JPH04111002U (ja) 1992-09-28
JP2585479Y2 JP2585479Y2 (ja) 1998-11-18

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5989424U (ja) * 1982-12-07 1984-06-16 ティーディーケイ株式会社 磁気ヘツド

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5989424U (ja) * 1982-12-07 1984-06-16 ティーディーケイ株式会社 磁気ヘツド

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