JPH04109291U - 配管カバー - Google Patents

配管カバー

Info

Publication number
JPH04109291U
JPH04109291U JP1913791U JP1913791U JPH04109291U JP H04109291 U JPH04109291 U JP H04109291U JP 1913791 U JP1913791 U JP 1913791U JP 1913791 U JP1913791 U JP 1913791U JP H04109291 U JPH04109291 U JP H04109291U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piping
piping cover
cover
air conditioning
lid body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1913791U
Other languages
English (en)
Inventor
貴郁 中村
Original Assignee
東洋化学株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東洋化学株式会社 filed Critical 東洋化学株式会社
Priority to JP1913791U priority Critical patent/JPH04109291U/ja
Publication of JPH04109291U publication Critical patent/JPH04109291U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管カバー自体に耐熱手段を設けて太陽光に
よる剛性の低下の防止を阻止を図ると共に、配管カバー
外部からの熱エネルギーの影響をその内部に与えない断
熱手段を簡易に形成した配管カバーを提供する。 【構成】 配管カバーを、底板10と左右の側壁11,
11とを有する上面開口状の配管カバー本体1と、この
配管カバー本体1の左右の側壁11,11の上端部と係
合することにより前記配管カバー本体1の開口上面を閉
合する蓋体2で形成する。前記蓋体2に中空部24を設
ける。さらに前記配管カバー本体1に中空部15を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、互いに係合連結自在な配管カバー本体と蓋体で構成される筒状の空 調配管用カバーに関するものであり、特に、耐熱性が高いと共に配管カバー内部 に対して断熱効果の高い配管カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の配管カバーは、例えば図3に示すように、建屋の壁Dに取り付けられる 空調機器Cの室内機C1と室外機C2とを繋いで空気の送受をする空調配管を保 護する配管カバーAであり、例えば図4に示すように、底板10と左右の側壁1 1,11とを有しこの側壁11,11の上端部に係合突片12,12を有する上 面開口状の配管カバー本体1と、この配管カバー本体1の開口上面を覆う上板2 1を有しこの上板21の端縁に前記係合突片12,12と係合する係合突起22 ,22を有する配管カバー本体1の開口上面を閉合する蓋体2とからなるもので ある。なお、図中、符号Eは地面、Fは屋内の床である。
【0003】 ところで、この配管カバーAに保護される空調配管は、外気を室内機C1に送 り込む吸気用空調配管と室内の空気を室外機C2へ送り出す排気用空調配管から なるものであり、吸気用空調配管により室内機C1に送り込まれる外気は一般に 目標温度とは掛け離れた温度の空気(空調機器が暖房運転時には冷たい空気、冷 房運転時には暖かい空気)である。ここで、排気用空調配管により室外機C2に 送り出される空気が、既に一度空調機器により温度制御された空気であり外気よ り目標温度に近似した温度の空気であることから、一般に吸気用空調配管と排気 用空調配管を並べて配設し、吸気する外気の温度を予め制御温度に近づけようと している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の配管カバーにあっては、外気や太陽光との断熱が図られ ているが、基本的に空調配管を保護する手段を有するだけであって積極的に空調 配管を外部から断熱する手段を有していなかった。特に、合成樹脂を素材とする 配管カバーは、建屋の外壁に配設されているため、夏期炎天下には太陽光により 70℃にまで昇温され剛性の低下を来たし、この結果、蓋体の拡開や蛇行等の変 形やこれに伴う蓋体の脱落等の弊害が生じるという課題があった。また、吸気用 空調配管が外部からの熱エネルギーの影響を受けることにより制御目標温度と掛 け離れた温度の空気を室内機に送り込み、この結果、空調機器にエネルギーロス を与えるという課題があった。なお、これら課題にあっては空調配管に断熱材を 捲回すればよいが、施工時に手間がかかりコストが高くなるという課題があり、 さらに、配管カバー自身には何ら対応手段を設けられていないでいた。
【0005】 したがって、本考案は上記従来品の課題を解決すべく考案された配管カバーで あって、本考案の目的とするところは、配管カバー自体に耐熱手段を設けて太陽 光による剛性の低下の阻止を図ると共に配管カバー外部からの熱エネルギーの影 響をその内部に与えない断熱手段を簡易に形成した配管カバーを提供することに ある。
【0006】
【課題を解決する手段】
本考案は上記に鑑み考案されたものであって、底板と左右の側壁とを有する上 面開口状の配管カバー本体と、この配管カバー本体の左右の側壁の上端部と係合 することにより前記配管カバー本体の開口上面を閉合する蓋体とからなる配管カ バーにおいて、前記蓋体に中空部を設けたことを特徴とする配管カバーである。
【0007】 ここで、前記蓋体は、従来の配管カバーと同様にポリ塩化ビニルやポリエチレ ン等の合成樹脂で形成されたものであって、所定の間隔で補強リブを介在させつ つ2層に形成して中空部を設けたものである。また、上記配管カバー本体は取り 付けられる建屋の壁に密接し外部の影響を受けにくいため、断熱手段たる中空部 を設けなくてもよいが、前記蓋体のみならず前記配管カバー本体にも中空部を形 成することによって配管カバー全体として耐熱効果及び断熱効果を高めることが できる。
【0008】
【作用】
本考案は、配管カバー本体,蓋体を2層に形成して中空部を設け配管カバー内 外を断熱し、これにより配管カバー自身の耐熱効果を高め、吸気用空調配管内に おける空気の温度を制御目標温度と掛け離れた方向に変動させない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明する。 図1及び図2は本考案に係る配管カバーの一実施例の特徴が現れる断面を示す 説明図である。
【0010】 図中、符号1は配管カバー本体であり、この配管カバー本体1は空調配管Bを 配設する壁Dに木螺子Hにより取り付けられるものである。また、この配管カバ ー本体1は、壁Dと接触する底板10と、前記底板10の左右両端に設けられて いる側壁11,11と、この側壁11,11先端部近傍から上向き内側に延びて 釣針状に形成されその先端部を外側に向けて形成された係合突片12と、前記底 板10が上記壁面に密着させるための木螺子Hを係合するための木螺子係合部1 3とを有するものである。そして、前記底板10や前記側壁11,11は2層に 形成され所定の間隔で補強リブ14,14,14,…が設けられて中空部15, 15,15,…が形成されている。なお、配管カバー本体1は軸線方向に対して 所定の長さ寸法で成型されている。
【0010】 また、図中、符号2は蓋体であり、この蓋体2は、上板21によって前記配管 カバー本体1の開口上面を覆うものであり、蓋体2の左右端部から上方に向かっ て延びる係合突起22,22を有するものである。そして、前記上板21は2層 に形成され所定の間隔でその内部に補強リブ23,23,23,…が設けられて 中空部24,24,24,…が形成されている。なお、蓋体2の軸線方向に対す る長さ寸法は前記配管カバー本体1と同じ長さ寸法で成型されている。
【0011】 本実施例に係る配管カバーAは、以下に示す手順で取り付けられ、図2に示す ような状態で空調配管Bを外部から断熱する。なお、空調機器C等は従来のもの と同様なものであるため、空調機器設備としては、図3に示したものと同様なも のである。
【0012】 まず、配管カバー本体1が空調配管Bを配設すべき建屋の壁Dに木螺子Hによ り固着され、空調配管Bが配管カバー本体1内に配設される。次に室内機(図3 符号B1参照)から排出される水を外部に吐出するためのドレンホースGを配設 する。そして、最後に蓋体2の両端部にある係合突起22,22と配管カバー本 体1の側壁11先端部にある係合突片12,12とを係合させ、これにより蓋体 2を配管カバー本体1に係合させる。以上の作用により配管カバーAの取り付け が完了する。
【0013】 本実施例にあっては、図2に示すように、空調配管B1,B2が中空部15, 24を有する配管カバー本体1及び上蓋2に覆われているため、夏期炎天下にお いても剛性の低下により変形せんとする外側板が剛性低下の少ない内側板にて補 強リブを介して支持されることから変形や脱落が阻止される一方、外部からの温 度的影響を受けず吸気用空調配管B1と排気用空調配管B2の温度が互いに影響 し合って吸気用空調配管B1内を通過して室内機に吸気される空気が室内機C1 の制御目標温度に近づけられ、これにより空調機器のエネルギーロスの低減が図 れる。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、空調配管の配管カバーの配管カバー本体や上蓋を2層に形成し中空 部を設け、配管カバー外部からの熱エネルギーの影響をその内部に配設される空 調配管に与えないため、夏期炎天下における比較的昇温し易い蓋体において、剛 性の低下により変形せんとする外側板が剛性低下の少ない内側板にて補強リブを 介して支持されることから変形や脱落が阻止されるという効果を有する一方、吸 気用配管を通過して室内機に吸気される空気は排気用配管の温度により室内機の 制御目標温度に近づけられつつ室内機に送り込まれて空調機器のエネルギーロス の低減が図れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る配管カバーの一実施例の特徴が現
われている断面を示す説明図である。
【図2】図1に示す配管カバーの使用状態を示す説明図
である。
【図3】本考案及び従来の配管カバーが空調機器に用い
られた場合の状態を説明図である。
【図4】従来の配管カバーの断面を示す説明図である。
【符合の説明】
A 配管カバー 1 配管カバー本体 10 底板 11 側壁 12 係合突起 15 中空部 2 蓋体 24 中空部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板10と左右の側壁11,11とを有
    する上面開口状の配管カバー本体1と、この配管カバー
    本体1の左右の側壁11,11の上端部と係合すること
    により前記配管カバー本体1の開口上面を閉合する蓋体
    2とからなる配管カバーにおいて、前記蓋体2に中空部
    24を設けたことを特徴とする配管カバー。
  2. 【請求項2】 前記配管カバー本体1及び前記蓋体2に
    それぞれ中空部15及び中空部24を設けたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の配管カバ
    ー。
JP1913791U 1991-03-05 1991-03-05 配管カバー Pending JPH04109291U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1913791U JPH04109291U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 配管カバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1913791U JPH04109291U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 配管カバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04109291U true JPH04109291U (ja) 1992-09-22

Family

ID=31905478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1913791U Pending JPH04109291U (ja) 1991-03-05 1991-03-05 配管カバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04109291U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214594A (ja) * 2006-05-16 2006-08-17 Mirai Ind Co Ltd 配管保護カバー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53121917A (en) * 1977-02-09 1978-10-24 Polska Akademia Nauk Instytut Production of antiicalculus substance
JPS5666955A (en) * 1979-11-05 1981-06-05 Fujitsu Ltd Termination circuit with 2-4 line conversion

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53121917A (en) * 1977-02-09 1978-10-24 Polska Akademia Nauk Instytut Production of antiicalculus substance
JPS5666955A (en) * 1979-11-05 1981-06-05 Fujitsu Ltd Termination circuit with 2-4 line conversion

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214594A (ja) * 2006-05-16 2006-08-17 Mirai Ind Co Ltd 配管保護カバー
JP4520428B2 (ja) * 2006-05-16 2010-08-04 未来工業株式会社 配管保護カバー、及びその蓋体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5497823A (en) Energy recovery ventilator: means for defrosting heat exchanger medium and damper motor actuation means
US4147303A (en) Heat-saving smoke pipe attachment
US5431215A (en) Pressure switch for energy recovery ventilator
JPH04109291U (ja) 配管カバー
KR102297616B1 (ko) 공동주택용 확장형 발코니 단열복합구조체
JPS63254335A (ja) 建築物構造
JPS5822039Y2 (ja) 小屋裏の換気装置
CN206094285U (zh) 电暖器
JPH0327207Y2 (ja)
JP3443762B2 (ja) 家屋への空気取入れ方法及び装置
JPS6110129Y2 (ja)
CN1094808A (zh) 装有热管的电冰箱箱体
JPS6143165Y2 (ja)
JPS6330934Y2 (ja)
JPH06241489A (ja) 防露機能付き空調機
JPH11101475A (ja) 家屋の保温構造
JPS6370745A (ja) 家屋
JPS63259336A (ja) 建物
JPS5923488Y2 (ja) 蓄熱形温室
JPH0236046Y2 (ja)
JPS5947215B2 (ja) 暖房兼用型給湯タンク
KR20170005355A (ko) 가구용 건조장치
JPH0512359Y2 (ja)
JPS6142019Y2 (ja)
RU94668U1 (ru) Система комплексного устройства для воздушного отопления и проветривания