JPH04108892A - コークス炉消火車の排骸位置確認装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コークス炉消火車の排穀位置確認装置に関
し、さらに詳しくは、コークワーフの指定ワーフ箇所に
対して、消火車上に搭載されている焼成、消火処理済の
コークスを排骸するための排穀位置確認装置に係るもの
である。

〔従来の技術〕

従来から、コークス炉における消火車は、当該消火車を
牽引する電気車により運転駆動されており、その運転制
御に関しては、一般に、電気車に乗務した作業員の操作
によって行なわれ、その電気車の運転操作手順としては
、まず、コークス炉構成での窯出しを行う指定炉室位置
に対して、押出し機、ならびにガイド車、消火車をそれ
ぞれ正確に位置合せして停車させた状態とし、押出し機
によって焼成されたまＸの赤熱コークスが押出されてく
ると、当該押出し速度に同調して消火車を進行させなが
ら、この消火車の開閉扉を閉じた車上に、赤熱コークス
を積み込んで受骸させると共に、積み込み終了後は、消
火車を消火塔に向けて走行させ、消火塔内の所定位置に
正確に停止させた上で、塔上のタンク水槽から、積み込
まれた赤熱コークスに消火水を散水して消火させ、かつ
水切りをなし、さらに今度は、消火車をコークワーフに
向は走行させて、所定のワーフ箇所前に正確に停止させ
、続いて、消火車の開閉扉を開いて消火されたコークス
を当該所定のワーフ箇所上に卸して排穀させ、このよう
にして自回の窯受は作業を終了し、以後、この窯受は作
業を焼成を了えた各炉室毎に順次に繰り返して所要の窯
出しを実行するものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上記コークス炉消火車の電気車による運転操
作については、その作業上、ガイド車とか押出し機など
の他の作業機械との相互関係が極めて重要であり、この
ために通常の場合には、有線、無線電話などによる通信
手段を用い、それぞれの担当箇所の作業員が相互に連絡
を取り合うことで、個々の作業機械の作業状態５作業位
置などを一々確認しながら作業を進める必要がある。

しかしながら、このような作業員相互の連絡の取り合い
による人為的かつ手動的な運転操作においては、思い違
いなどのために誤報を生じ易く、作業状態２作業位置な
どを必ずしも正確に把握して作業できないという問題点
がある。

そこで、従来においては、これらの押出し機。

ガイド車、および消火車などの各作業機械の運転操作を
所定のタイムスケジュールに基づいて、連に自動制御す
る手段も提案されてはいるが、例えば、消火車の作業位
置の基準となる軌道面それ自体を取り上げてみても、消
火車、ならびに当該消火車を牽引走行する電気車の合計
重量が相当程度までに大きい（例えば、消火車の自重５
５ｔ、電気車の自重３５ｔ１合計重量９０を程度）こと
から、当該軌道面に対する負荷重量が多くて、炉体なら
びに消火塔、コークワーフなどに対する軌道面の相対的
位置関係が変動し易くて、この軌道面自体を運転操作の
ための基準面にできないなどの点において、必ずしも効
果的な自動制御をなし得ないものであり、また一方では
、軌道面に関して、前記負荷重量に耐えるために、充分
なコンクリート基礎構造を施して軌道法強度を高めなけ
ればならず、このために多くの費用を必要とするなどの
問題点があった。

この発明は、従来のこのような問題点を解消するために
なされたもので、その目的とするところは、コークス炉
における消火車の走行のための運転方式をウィンチ牽引
装置によるワイヤロープ牽引方式に改善して、当該消火
車の効率的な自動制御運転操作を可能にすると共に、こ
のワイヤロープ牽引方式に見合ってコークワーフの指定
ワーフ箇所への処理済コークスの排穀を効果的に行ない
得るようにした。この種のコークス炉消火車の排波位置
確認装置を提供することである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、この発明に係るコークス炉
消火車の排波位置確認装置は、所定の軌道面を走行する
消火車の走行運転のために、ワイヤロープを介したウィ
ンチ装置による牽引手段を採用することにより、消火車
の軌道面に対する負荷重量を低減させて軌道面の位置変
動を防止し、炉体ならびに消火塔、コークワーフなどに
対する当該軌道面、ひいては、消火車の相対的位置関係
を確保して、消火車の走行運転を効率的に自動制御し得
るようにすると共に、当該ワイヤロープ牽引方式に対応
して、消火車上に搭載されている焼成、消火処理済のコ
ークスをコークワーフの指定ワーフ箇所に効果的かつ確
実に排穀させるようにしたものである。

すなわち、この発明は、コークス炉の各炉室。

消火塔、およびコークワーフの相互間に敷設される軌道
上を往復制御走行して、押出し機によりコークス炉の指
定炉室から押出される焼成コークスを車上に受骸し、消
火塔内に走行移動して受骸したコークスの消火をなし、
ついで、コークワーフの指定ワーフ箇所に走行移動して
コークスを排波させるコークス炉消火車において、前記
軌道の両端部側に配置する駆動、従動の各ドラム間に巻
き掛けたワイヤロープを前記消火車に連繋結合させ、シ
ステム運転制御装置の指令によるウィンチ牽引装置での
駆動ドラムの回転駆動により、当該消火車をワイヤロー
プ牽引して往復走行し得るよウニすると共に、前記コー
クワーフには、各リーフ箇所毎に、当該ワーフ箇所への
前記消火車の走行移動を検出するワーフ前定位置検知手
段と、当該ワーフ箇所上のコークスの有無を検出するワ
ーフ上コークス検知手段と、これらの各検知手段からの
該当ワーフ前定位置への消火車の停止検知信号、および
該当ワーフ上でのコークス無しの検知信号によって消火
車の開閉扉を開閉作動する扉開閉手段とを配置して構成
したことを特徴とするコークス炉消火車の排波位置確認
装置である。

〔作　　　用〕

従って、この発明装置においては、所定の軌道面を走行
する消火車の走行運転のために、ワイヤロープを介した
ウィンチ牽引装置による牽引手段を採用しているために
、従来装置でのように電気車による走行運転の場合とは
異なって、軌道面に対しては、消火車の空重量、ないし
は、積載荷重のみが負荷されることになり、当該軌道面
に対する負荷重量を格段に低減できて、その位置変動が
防止され、軌道面自体を運転操作のための基準面にし得
るもので、この結果、炉体ならびに消火塔、コークワー
フなどに対する当該軌道面、ひいては、消火車の相対的
位置関係を確保できて、消火車の効率的な自動制御運転
が可能になり、一方では、軌道法強度を得るための設備
費を格段に低減できる。

また、消火車のワイヤロープを介したウィンチ牽引装置
による牽引手段に対応して、コークワーフの各ワーフ箇
所毎に、ワーフ前定位置検知手段、ワーフ上コークス検
知手段、および扉開閉手段をそれぞれに配置させである
ために、該当指定ワーフ箇所への消火車の走行移動の検
出により、当該ワーフ箇所上でのコークス無しを条件に
消火車の開閉扉を開扉して、焼成、消火処理済のコクス
を当該指定ワーフ箇所に効果的かつ確実に排波させ得る
のである。

〔実　施　例〕

以下、この発明に係るコークス炉消火車の排穀位置確認
装鐙の一実施例につき、第１図ないし第５図を参照して
詳細に説明する。

第１図はこの実施例を適用するコークス炉での消火車の
運転制御設備の概要をコークス炉、消火塔、コークワー
フとの位置関係のもとに模式的に示す構成説明図、第２
図（ａ）　、　（ｂ）は同上設備における消火車のワイ
ヤロープ牽引方式を模式的に示す平面、側面の各構成説
明図、第３図は同上ワイヤロープ牽引方式での消火車の
走行制御系の概要を模式的に示す構成説明図であり、ま
た、第４図（ａ）　、　（ｂ）は同上設備におけるワー
フ打ち系の概要を模式的に示す平面、側面の各構成説明
図、第５図は同上ワーフ打ち系の詳細を模式的に示す断
面図である。

これらの第１図ないし第５図実施例構成において、符号
１１はコークス炉、１２は消火塔、１３はコークワーフ
を示している。また、１４はこれらの各部に対応して敷
設された軌道１７上を運転走行される消火車であって、
コークスを受骸する車室１５．ならびに当該車室１５を
開閉する開閉扉１６を有している。さらに、１８は必要
に応じシーケンサ−１９などを介して当該消火車１４を
運転制御するためのシステム運転制御装置であり、入力
される各データなどの演算処理用ＣＰＵ、制御プログラ
ムなどを格納するＲＯＭ、各入力データなどを一時記憶
するＲＡＭのそれぞれによって構成され、かつ制御プロ
グラムなどをデータ入力するキーボード入力装置２０を
備えて構成される。

前記コークス炉１１は、併置された各炉室内に対して個
々に装入される原料石炭を、各炉室毎、順次に焼成処理
するためのもので、当該コークス炉１１に対しては、よ
く知られているように、焼成されたコークスを、焼成終
了順に各炉室内から押出すための押出し機２１．押出さ
れる赤熱コークスを前記消火車１４上に受骸させるべく
これをガイドするガイド車２２．それに、各炉室内に原
料石炭を装入するための図示省略した装入車などの各作
業機械がそれぞれに配置されており、また、前記コーク
ス炉１１の各炉室、ならびにコークワーフ１３の各ワー
フ箇所のそれぞれに対応して、前記消火車１４の定位置
停車を規制するための個々の位置検出手段２例えば、近
接スイッチ２３．２４を備えて炉室。

ワーフ前の各定位置停止検知２５をなし得るようにされ
、かつ各ワーフ箇所毎に当該位置で消火車１４の開閉扉
を開閉作動するアクチエータ２６を配置させである。

そして、前記押出し機２１については、従来の場合と全
（同様に、前記システム運転制御装置１８からの制御指
令により、例えば、　１．Ｒ地上局２７．平行２線型誘
導無線線路２８．それに、当該押出し機２１に付設され
る１、Ｒ車上局２９を介して制御運転駆動され、また、
前記ガイド車２２については、この押出し機２１の走行
作動に連動運転されると共に、消火車１４の定位置停車
を確認する近接スイッチ３０を有している。

前記消火塔１２は、前記消火車１４上に受骸される赤熱
コークスを消火するためのもので、前記軌道１７の末端
部側に配置されており、公知のように内部の消火空間部
に進入した消火車１４上の赤熱コークスに消火ノズルか
ら散水して消火する。

こ〜で、前記消火車１４は、前記したように、前記コー
クス炉１１の炉室内から押出し機２１によって押出され
る赤熱コークスを積み込んで受骸し、かつその消火後、
これをコークワーフ１３での所定の受は入れワーフ箇所
上に卸して排波させるためのものであり、この実施例に
おいては、その走行運転手段としてワイヤロープ牽引方
式を採用している。

すなわち、前記軌道１７の基端部側に配置した走行機械
室３１内にあっては、ブレーキドラム３４に対するブレ
ーキ機構３３付きのウィンチ牽引装置３２を設けると共
に、当該ウィンチ牽引装置３２の駆動ドラム３５に対し
て多重に巻き掛けられ、かつ当該軌道１７の末端部側に
設けた従動ドラム３６を経て前記消火車１４での車体の
前後に結合させたワイヤロープ３７を有しており、駆動
ドラム３５の正逆方向への制御された回転駆動、つまり
、ウィンチ牽引制御による駆動によって、敷設された軌
道１７上で、前記コークス炉１１．消火塔１２．および
コークワーフ１３の各相互間において、当該コークス炉
１１．およびコークワーフ１３での各近接スイッチ２３
．２４による定位置停止作動などを含んで往復走行し得
るようになっている。

また、前記ワイヤロープ３７については、そのワイヤ延
び量、ならびに走行起動時におけるワイヤ弛みを吸収し
て駆動ドラム３５でのスリップを阻止するためのロープ
緊張手段として、前記消火車１４の車体に直接結合され
ていないリターン側にあってメインウェイト機構３８を
、ターン側にあってサブウェイト機構３９をそれぞれに
付設させてあり、これらの各ウェイト機構３８．３９の
それぞれによって、当該消火車１４の牽引走行時におけ
るワイヤロープ３７への所定の緊張度維持がなされる。

また、前記ウィンチ牽引装置３２には、駆動ドラム３５
の回転数および回転角位置の検知４１５回転速度の検知
４２などをなして、これをデータ出力するエンコーダ４
０が設けられると共に、当該ウィンチ装置３２による駆
動ドラム３５の正逆方向への回転駆動については、前記
システム運転制御装置１８からの制御指令により、ウィ
ンチ制御装置４３によってなされ、かつ前記ブレーキ機
構３３は、当該ウィンチ制御装置４３により制御されて
ブレーキドラム３４を制動し、前記それぞれに設定され
た各定位置での消火車１４の正確な停車を行う。

従って、このように軌道１７上における前記消火車１４
の走行運転をウィンチ制御装置４３からの駆動制御指令
を受けたウィンチ牽引装置３２によるワイヤロープ牽引
によって行なわせることで、当該軌道１７面に対する負
荷重量を従来の電気車による牽引に比較してはｆＶ２程
度までに低減させ得て、過重な重量負担による軌道面の
位置変動を効果的に防止でき、コークス炉１１の炉体、
ならびに消火塔１２．コークワーフ１３などに対する当
該軌道１７面。

ひいては、消火車１４の相対的位置の確保が可能になり
、併せて、従来のような電気車への通電用トロリー線を
廃止し得るのである。

また、前記消火車１４には、第５図に示されているよう
に、車室１５での斜面状底壁１５ａの出口を閉じる開閉
扉１６を開閉作動させる扉開閉手段４４と、当該開閉扉
１６の閉扉状態を外部に表出する閉扉表出手段４５とが
それぞれに設けられている。

こ＼で、前記扉開閉手段４４としては、図示省略した車
載の空気圧縮装置のコンブレストエアによって作動され
るエアシリンダ４６．および当該エアシリンダ４６によ
り支点４８を中心に回動されて開閉扉１８を開閉する扉
開閉リンク機構４７からなっており、また、閉扉表出手
段４５としては、前記扉開閉リンク機構４７の開扉作動
に連動して支点５０を中心に回動される閉扉表出リンク
機構４９．および当該閉扉表出リンク機構４８によって
閉扉状態時に外部所要位置に突出される作動部材、この
場合は鉄片５１からなっている。

そして、前記扉開閉手段４４でのエアシリンダ４６は、
前記したコークワーフ１３における各ワーフ箇所毎に設
けられる外設アクチエータ２６により開閉弁２８ａを開
弁して作動され、当該指定ワーフ箇所で消火車１４の開
閉扉１６を開作動させることによって、焼成、消火処理
済のコークスの排波をなすもので、この排波作動以外の
時点、ひいては、少なくとも焼成コークスの受骸から消
火過程を経て排′骸に至るまでの時点では、当該開閉扉
１６を閉扉状態の維持して、コークスの車載を確実にな
し得るようにされ、また、前記閉扉表出手段４５の鉄片
５１は、焼成コークスの受骸時にあって、前記ガイド車
２２に設けられる近接スイッチ３０を作動して消火車１
４の足位置停車を確認する。

また、前記コークワーフ１３は、前記したように消火車
１４上で消火されて、当該消火車１４から排波される消
火処理済のコークスを受は入れるためのもので、当該コ
ークスの受は入れワーフ箇所については、前記システム
運転制御装置１８により、各該当ワーフ箇所毎に設置さ
れるワーフ上コークス検知手段としての各検知センサ５
２ａ、　５２ｂによるワーフ上コークス検知５３．つま
り、該当ワーフ箇所にコークスが存在しないことを検知
した上で、当該受は入れワーフ箇所を指定し、かつ指定
ワーフ箇所での消火車１４の停車については、前記した
ように、各該当ワーフ箇所毎に設置される個々の近接ス
イッチ２４によるワーフ前定位置検知２５をなした上で
、シーケンサ−１９を介してなされる。

従って、この実施例構成では、消火車１４が指定された
ワーフ箇所に停車された時点、つまり、近接スイッチ２
４が消火車１４の接近を検出してワーフ前定位置検知２
５がなされた時点において、その検出信号、ならびに、
各検知センサ５２ａ、　５２ｂによる該当指定ワーフ箇
所でのコークスの不存在確認のためのワーフ上コークス
検知５３の信号をそれぞれシーケンサ−１９に入力させ
、当該シーケンサ−１９により開閉弁４６ａを介し指定
ワーフ箇所毎に配置された扉開閉用のエアシリンダ４６
を制御作動させることで、開閉扉１６の開扉作動をなし
、車室１５内に受骸されているコークスを指定ワーフ箇
所に効果的に排波し得るのである。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、この発明によれば、所定の軌道面
を走行する消火車の走行運転のために、ワイヤロープを
介したウィンチ装置の牽引による消火車の走行運転手段
を採用しているために、軌道面に対しては、消火車の空
重量、ないしは、積載荷重のみが負荷されることになっ
て、従来に比較するとき、当該軌道面に対する負荷重量
を格段に低減（は３１程度）できるもので、これによっ
て、従来問題となっていた過重な重量負担による軌道面
の位置変動を効果的に防止でき、結果的に炉体ならびに
消火塔、コークワーフなどに対する軌道面、ひいては消
火車の相対的位置関係の確保が可能になって、当該軌道
面を基準にした消火車の走行運転制御を確実に行ない得
るという利点があり、併せて、軌道法強度を得るための
設備費を格段に低減できるほか、このようなワイヤロー
プを介したウィンチ装置の牽引による消火車の走行運転
手段では、装置全体の構成、ならびに制御操作を格段に
簡略化できる。そしてまた、消火車のワイヤロープを介
したウィンチ牽引装置による牽引手段に対応して、コー
クワーフの各ワーフ箇所毎に、消火車のワーフ前定位置
検知手段、ワーフ上コークス検知手段、および消火車の
扉開閉手段をそれぞれに配置させであるために、該当指
定ワーフ箇所への消火車の走行移動の検出によって、当
該ワーフ箇所上でのコークス無しを条件にして消火車の
開閉扉を開扉し、焼成、消火処理済のコークスを当該指
定ワーフ箇所に効果的かつ確実に排波させ得るのであり
、しかも、装置構成自体が比較的簡単で容易に実施でき
るなどの優れた特長を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るコークス炉消火車の排波位置確
認装置の一実施例を適用するコークス炉での消火車の運
転制御設備の概要をコークス炉。 消火塔、コークワーフとの位置関係のもとに模式的に示
す構成説明図、第２図（ａ）　、　（ｂ）は同上設備に
おける消火車のワイヤロープ牽引方式を模式的に示す平
面、側面の各構成説明図、第３図は同上ワイヤロープ牽
引方式での消火車の走行制御系の概要を模式的に示す構
成説明図であり、また、第４図（ａ）　、　（ｂ）は同
上設備におけるワーフ打ち系の概要を模式的に示す平面
、側面の各構成説明図、第５図は同上ワーフ打ち系の詳
細を模式的に示す断面図である。 １１・・・・コークス炉、　工２・・・・消火塔、１３
・・・・コークワーフ、１４・・・・消火車、１５・・
・・消火車の車室、 １６・・・・消火車の開閉扉、 １７・・・・軌道、 １８・・・・システム運転制御装置、 １９・・・・シーケンサ− ２０・・・・キーボード入力装置、 ２１・・・・押出し機、　　２２・・・・ガイド車、２
３・・・・近接スイッチ（炉室剪定位置検知）、２４・
・・・近接スイッチ（ワーフ前定位置検知）、２６・・
・・外股アクチエータ、 ３２・・・・ウィンチ牽引装置、 ３３・・・・ブレーキ機構、 ３４・・・・ブレーキドラム、 ３５・・・・駆動ドラム、　３６・・・・従動ドラム、
３７・・・・牽引用ワイヤロープ、 ３８・・・・メインウェイト機構、 ３９・・・・サブウェイト機構、 ４０・・・・エンコーダ、 ４３・・・・ウィンチ制御装置、 ４４・・・・扉開閉手段、　４５・・・・閉扉表出手段
、４６・・・・扉開閉用エアシリンダ、 ４７・・・・扉開閉リンク機構、 ４９・・・・閉扉表出リンク機構、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）コークス炉の各炉室、消火塔、およびコークワー
   フの相互間に敷設される軌道上を往復制御走行して、押
   出し機によりコークス炉の指定炉室から押出される焼成
   コークスを車上に受骸し、消火塔内に走行移動して受骸
   したコークスの消火をなし、ついで、コークワーフの指
   定ワーフ箇所に走行移動してコークスを排骸させるコー
   クス炉消火車において、 前記軌道の両端部側に配置する駆動，従動の各ドラム間
   に巻き掛けたワイヤロープを前記消火車に連繋結合させ
   、システム運転制御装置の指令によるウインチ牽引装置
   での駆動ドラムの回転駆動により、当該消火車をワイヤ
   ロープ牽引して往復走行し得るようにすると共に、 前記コークワーフには、各ワーフ箇所毎に、当該ワーフ
   箇所への前記消火車の走行移動を検出するワーフ前定位
   置検知手段と、当該ワーフ箇所上のコークスの有無を検
   出するワーフ上コークス検知手段と、これらの各検知手
   段からの該当ワーフ前定位置への消火車の停止検知信号
   、および該当ワーフ上でのコークス無しの検知信号によ
   って消火車の開閉扉を開閉作動する扉開閉手段とを配置
   して構成したことを特徴とするコークス炉消火車の排骸
   位置確認装置。