JPH04108560A - 混合塗布機 - Google Patents

混合塗布機

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JPH04108560A
JPH04108560A JP22722090A JP22722090A JPH04108560A JP H04108560 A JPH04108560 A JP H04108560A JP 22722090 A JP22722090 A JP 22722090A JP 22722090 A JP22722090 A JP 22722090A JP H04108560 A JPH04108560 A JP H04108560A
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JP
Japan
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container
discharge port
stirring
mixing
base
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JP22722090A
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English (en)
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Satoshi Ohata
大畑 聰
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Original Assignee
Alpha Kogyo KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
    • B05C17/005Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes
    • B05C17/01Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces for discharging material from a reservoir or container located in or on the hand tool through an outlet orifice by pressure without using surface contacting members like pads or brushes with manually mechanically or electrically actuated piston or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C17/00Hand tools or apparatus using hand held tools, for applying liquids or other fluent materials to, for spreading applied liquids or other fluent materials on, or for partially removing applied liquids or other fluent materials from, surfaces
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、取扱の困難な複数成分の接着剤、シーラント
、コーティング剤及び充填物を極めて簡便な方法で混合
、吐出ができる混合塗布機を提供しようとするものであ
る。
(従来の技術) 従来、複数成分の接着剤、シーラント、コーティング剤
及び充填物は混合時あるいは混合後硬化するために、複
数の容器に各成分を分けて入れ。
使用時にそれぞれの成分を一つの容器に入れて混合して
使用するか、或は−成分の塗布装置を使用する場合には
、使用時にそれぞれの成分を一つの容器に入れて混合し
て、混合物を塗布装置に移しかえて塗布するか、或は複
数成分の混合塗布機の場合には各成分の容器から各々の
成分を攪拌棒に送り込んで混合塗布を行っていた。
複数成分の接着剤、シーラント、コーティング剤及び充
填物を簡便且つ安価に混合塗布することは現在は周知の
大きな課題であって、多くの試みが行われてきた。たと
えば二成分混合塗布の一つの簡便な方法としては両成分
を形状、大きさが全く同じであるカートリッジに入れ2
両成分の容器底部を同時に圧縮しスタティックミキサー
等の混合部に送り込み混合塗布する方法、或は主剤のガ
ラス容器の中に硬化剤が入ったガラス容器を入れ。
容器を攪拌機で打ち砕くことによって両成分を混合する
ことも考案されている。いずれも簡便で且つ安価な塗布
方法に相違ない。
しかし、前者の場合には混合比率がl/lでないと混合
比調整が困難であること、または特殊な混合塗布装置が
必要であるほかスタティックミキサーでは各成分がミキ
サ一部を通過する瞬間のみに混合されるために充分な攪
拌効果が得られない。
従って、厳密な攪拌を必要としないアクリルまたは不飽
和ポリエステルのようにラジカル反応系の樹脂等の混合
吐出に限定されるという問題を抱え。
後者の場合には搾孔したコンクリートにアンカーボルト
を固定するための接着剤入りカプセルとして市販されて
?す、搾孔したコンクリートに接着剤カプセルを入れア
ンカーボルトをドリルで掴みカプセルを破壊し接着剤の
各成分を混合するものではあるが、アンカーボルトの固
定に使用するように予め孔をあけることが前提条件にな
り、極めて用途が限定されたものであるほか、直径が1
0m以上で長いアンカーボルトをドリルに掴んで回転さ
せると危険を伴う等の大きな欠点があった。
従来、複数成分の接着剤、シーラント、コーティング剤
及び充填物は混合塗布する場合には一般的に下記のよう
に大きな問題点をかかえている。
l)複数の容器が必要であり取扱が煩雑である・。
2)単一容器の塗布装置の場合にはポットライプの短い
樹脂は使用できず、装置の洗浄が煩雑である上、充分に
洗浄できない場合には残留した樹脂が固まって装置が故
障したり甚だしい場合には廃棄しなげればならないこと
がある。
3)複数成分用の複数容゛器を備えた混合塗布装置を用
いた場合には前述の問題に加え、各成分がそれぞれのポ
ンプで吐出されるために各成分の粘度が異なった場合に
は混合比率が不正確になりがちで硬化物の品質に悪影響
を与えることがあるほか装置の多くは極めて高価である
また、各成分の混合比が1対IK近いほど容重 易であるが9両成分のいずれかをlKして他の成分の容
積が4を越えると正確な混合比は得られす、ましてや1
対10程度では事実上複数成分用の混合塗布装置を用い
るのは不可能である。
4)上述のような二成分形式の簡易混合吐出装置であっ
ても、ただ単に両成分を同体積同形状のカートリッジに
入れて混合部に送り出し、押し出すために同一体積の混
合比でなければならなX、)。
5)厳密な攪拌を要する配合系の場合にはスタティック
ミキサーを長くする必要があり、使用後直ちに洗浄する
かあるいは廃棄しなければならない等コストが高い。
6)前述に関連して、容器代がコスト高である上。
攪拌機、塗布機、混合塗布機が高価であり、これらの搬
送コストも高い。
等である。
本発明はこうした多(の問題点を一挙に解決しようとす
るものである。
(問題を解決するための手段) 本発明では l)容器が二つではあるが主剤に硬化剤を加える方法が
極めて容易である。
2)容器に攪拌羽根が内蔵されているために、電動或は
圧搾空気駆動の攪拌機が不要である。
3)本発明を構成する材料が極めて安価であり。
使用後装置自体を廃棄することができるために洗浄も不
要である。
4)攪拌羽根は予め内蔵してあり攪拌棒を取り付けてこ
れを上下に動かしたり、或は質量の大きな攪拌羽根で容
器を上下に振ることで攪拌できるなど攪拌機と容器が一
体化されていて極めて便利である。
5)混合部と容器部及び吐出部が一体化されているため
にポットライフの短い樹脂も使用可能である。
6)攪拌効至が優れているために官能基反応系。
ラジカル反応系の樹脂を問わず使用できる。
7)各成分の混合比基が限定されず、且つ正確で硬化物
の品質が安定している。
8)シーリング材ヤコーキング材に使用されている既存
の安価な市販の簡)吐出機が使用できる。
9)ゴムバンド或はスプリングを使用するとコンクリー
トのクラックへの接着剤注入が簡便に低コストで可能で
ある。
等の極めて画期的で且つ簡便な方法を提供することがで
きるものである。
本発明は二種類の混合塗布機から構成され。
つは容器内を攪拌棒を用いて攪拌する方法の装置と、も
う一つの方法は容器内に内蔵している質量の大きな攪拌
羽根で容器を上下に振ることで攪拌羽根を上下させ攪拌
しようとするものである。本装置は主剤容器部、攪拌棒
、硬化剤容器部に大別して構成される。本装置の主剤容
器部は容器本体に)、吐出口キャップ(イ)、シリンダ
ー(イ)及び攪拌羽根から構成され、容器本体は円筒形
でアルミニウム或は錫をラミネートした紙、或はポリエ
チレンまたはポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル
ポリカーボネート、ABS、ポリ塩化ビニール等で作成
できるが、好ましくは金属箔をラミネートした紙或はポ
リエチレン、ポリプロピレンまたはポリ塩化ビニールの
ような安価で且つ充填物で侵されない材料が望ましい。
容器本体は円筒形であると共に内側にネジが切っである
吐出口(ロ)がついており、吐出口の内径は硬化剤容器
のキャップの外径に等しい。また、主剤容器の吐出口に
近い円筒形の内側には金属箔(ハ)が接着されていて攪
拌前には樹脂の主剤が吐出口に流れ込まないように゛シ
ールされている。主剤容器の吐出口キャップ(イ)はポ
リエチレン或はポリプロピレンのような安価な高分子で
作成され、先の尖った鋭角状の円錐とその底辺部にパイ
プがつながったような形状をしている。更に円錐の先端
は樹脂が吐出される場合には切り取られ、パイプ状の部
分は円錐の底辺より小さな直径を持ち、容器本体の吐出
口の内側にねじ込まれる。また、シリンダー(ハ)はポ
リエチレン或はポリプロピレンのような安価な高分子で
作成され、一方があいた円筒状の形をしていて、容器の
内側に゛向っては短いピン(ト)が取り付けられている
ほか、容器の外側に向っては内側にねじのあるパイプ状
の突起し)がその中心についている。但し。
本発明を構成する装置のうち、攪拌棒(りを用いず。
容器に内蔵されている質量の大きな攪拌羽根(勿で容器
を上下に振ることで攪拌しようとする装置のシリンダー
にはピンは取り付けられてはいない。
更に主剤容器に内蔵、される攪拌羽根は、攪拌棒を用い
ない形式の装置の場合には軟鋼等安価で且つ′質量の大
きな材料で、容器を上下に振った場合。
樹脂液の中で容易に攪拌羽根が上下に:aいて主剤と硬
化剤が攪拌できるような重さになる程度の厚さの円盤に
複数の孔(2)があるものが望ましい。また、攪拌棒を
用いて耐脂を攪拌する形式の装置の場合には、攪拌羽根
(へ)はポリエチレン、ポリ塩化ビニールあるいはポリ
プロピレンのような安価な高分子で作成され、内側に攪
拌棒をねじ込むことができるようにネジが切っである軸
(史KO〜80度の勾配の羽根が複数ついているもので
ある。
一方、硬化剤容器(3)はポリエチレン或はポリプロピ
レンのような安価で且つ柔軟性のある材料で扁平な版状
の形をしており、主剤容器の吐出口と連結した後、内容
物を手で絞り出すことができる程度の厚さに成形される
。また、硬化剤容器のキャップ(6)は主剤容器のそれ
と同様にポリエチレン或はポリプロピレンのような安価
な高分子で作成され、先の尖った鋭角状の円錐とその底
辺部にパイプがつながったような形状をしている。更に
円錐の先端は硬化剤が絞り出される場合には切り取られ
、同時にパイプ状の部分は円錐の底辺と同じか或は大き
な直径を持ち、パイプの外側は容器不休の吐出口の内側
にねじ込まれ(第7図、第8図(b)参照)、内側は硬
化剤容器の口の外側にねじ込まれる。硬化剤容器のキャ
ップの形状がこのようであると、硬化剤容器を主剤容器
にねじ込んで取り付けた場合、主剤容器の吐出口をシー
ルしている金属箔を押し破ることができる。次いで、攪
拌棒はポリエチレン、ポリプロピレンのようす安価な高
分子または軟鋼或はアルミニウムのようす金属材料で作
成されろ。
本発明の攪拌棒を用いず単に容器を上下に振って攪拌す
る装置の場合には、攪拌棒としてではなく吐出する際に
シリンダーを押す圧縮棒としての働きのみであり、攪拌
棒を用いる装置の場合には攪拌棒と圧縮棒の双方の働き
を持つ。また、攪拌棒を圧縮棒として使用しなくても、
第9図に示すように一般にコーキングガンと称される市
販の安価な吐出機にも装着し使用することも可能である
同時に本装置の一つの応用例として第10図に示すよう
にコンクリートクランクへの接着剤注入用装置とする場
合にはゴムバンドまたはスプリングを取り付けるフック
も備えるものとする。
以上のように9本発明を構成する二種類の装置のうち容
器を振って混合する装置では、第7図の(a)〜(f)
 K示すように混合、攪拌、吐出の一連の操作が極めて
簡便かつ迅速に行うことが可能である。
本発明を構成する装置のうち容器を振って混合する装置
の順序、操作を図面に従って次のように説明する。
(a)主剤容器のキャップを取り除く。
(b)硬化剤容器のキャップの先端を切り取って硬化剤
容器を主剤容器にねじ込んで連結し、硬化剤を主剤容器
内に絞り出す。その場合、主剤容器の上部先端をシール
している金属箔が硬化剤容器の先端で破られる。
(c)主剤容器のキャップをはめる。
(d)主剤容器を上下に振って容器に内蔵している質量
の大きな攪拌羽根を上下に動かして主剤と硬化剤を攪拌
する。
(e)容器を逆さにして棒をシリンダーに取り付、けて
、主剤容器のキャンプの先端を切り取る。
(f)棒を押して充填物を吐出口より押し出す。
他方、攪拌羽根に攪拌棒を連結して混合を行う装置の場
合もまた第8図の(a)〜(h)で示すようニ混合、攪
拌、吐出の一連の操作が極めて簡便且つ迅速に行うこと
が可能である。その順序、操作を図面に従って説明する
(a)主剤容器のキャップを取り除(。
(b)硬化剤のキャップの先端を切り取って硬化剤容器
を主剤容器にねじ込んで連結し、硬化剤を主剤容器内に
絞り出す。その場合、主剤容器の上部先端をシールして
いる金属箔が硬化剤容器の先端で破られろ。
(c)主剤容器に内蔵されている攪拌羽根の軸に攪拌棒
をねじ込んで固定する。その場合シリンダーについてい
るピンが攪拌羽根の回転を止めねじ込みを容易にする。
(d)攪拌棒を上下し攪拌羽根を回転して充填物を混合
する。
(e)攪拌棒を下げて、シリンダーについているピンを
再び利用して攪拌棒を取り去る。
(f)主剤容器のキャップをはめて容器を逆さにして攪
拌棒をシリンダーに取り付ける。
(g)主剤容器のキャップの先端を切り取る。
(h)攪拌棒を押して充填物を吐出口より押し出す。
等の基本的な操作が極めて簡単、容易に且つ迅速に行う
ことができる。
(実施例) 以上1本発明の装置について1本発明に添付した図面に
よって本発明を構成する部位2部品の役割を次の表1K
示し、具体的に実施例をもって説明する。
実施例−1 表1の材料で構成された混合塗布装置は次のよウニして
準備された。初めに、主剤容器に)を吐出口を下にして
容器の吐出口付近にアルミ箔eつを接着してシールし、
質量の大きな金属の攪拌羽根(つ)(第6図(a) 、
 (b) vc示すような)を入れた。次いで主剤とし
てビニールエステル樹脂、デイックライトUE5101
L(粘度1〜3ポイズ)K微量の硬化促進剤を混合した
もの300gを主剤容器に)に入れパイプ状突起(ヌ)
を備えたシリンダー(ハ)(第5図(a)。
(b) K示すような)で蓋を、した。その場合シリン
ダーは主剤の液面までは挿入せず後で添加される硬化剤
の入る余地を残すようにして挿入した。硬化剤容器(局
として、先端の尖ったキャップに)のついた市販の10
ccのポリエチレン容器にベンゾイルパーオキサイド5
0チ濃度の可塑剤ペースト・ナイパBOを61充填した
。次に、主剤容器に)の吐出口(ロ)が上になるように
逆さにした彼、硬化剤容器(ヨ)にキャンプに)(第2
図(b)参照)をはめその先端め一部を切り取って主剤
容器に)の吐出口(ロ)の内側にねじ込んだ。そうする
と硬化剤容器(:?)のキャップ(/→によって主剤容
器の吐出口付近をシールしているアルミ箔(ハ)が破ら
れた。その後硬化剤容器を絞って主剤容器内に硬化剤(
イ)を主剤((ホ)に添加した。
次に主剤容器のキャップ(イ)(第1図(b))をはめ
て容器を20回上下に振って内蔵の攪拌羽根(つ)を勤
かし、主剤と硬化剤を攪拌した。更に主剤容器のキャッ
プ(イ)をはめて吐出口(ロ)が下になるよう容器を逆
さにする。先端にネジが切っである棒(りをシリンダー
の内側についているパイプ状突起(ヌ)Kねじ込んだ後
キャップ先端の一部を切り取った。そうした後、棒を押
すとシリンダー(イ)が押し下げられ充填物が吐出口(
ロ)より吐比された。
この一連の工程は第7図の(a)〜(f)までに示され
る。以上のような操作では、硬化剤の添加、キャップの
取り付け、キャップ先端の切り取り等に合わせて8秒、
攪拌に15秒、吐出に5秒という極めて短時間を要した
に過ぎず簡単に行うことができた。
この混合吐出物を型枠に入れ25℃で1週間硬化養生を
行った後機械的強度を測定した結果、吐出物の初めと終
りで次のような結果を得た。
初めの吐出物  終りの吐出物 引張強度(kgfΔ)   670    685伸び
率 (チ)      1.8     2.。
圧縮強度(kgf/d)  1092   1108曲
げ強度(kyf/crl)   988    986
以上のよウニ吐出物の初めと終りでは、硬化物の機械的
強度に殆んど差はなく1本装置を用いると品質が安定し
ている上、短時間で混合塗布が可能であることが証明さ
れた。
実施例−2 以上の材料で構成された混合塗布装置は次のようにして
準備された。初めに、主剤容器に)の吐出口(ロ)を下
にして容器の吐出口付近にアルミ箔eつを接着してシー
ルし攪拌羽根(へ)を入れる。・次いで主剤として液状
エポキシ樹脂、エピコート815(エポキシ当量;18
1〜191.粘度9〜12ポイズ)を300g主剤容器
に)く入れピン(ト)とパイプ状突起り)を備えたシリ
ンダー(ハ)で蓋をする。その場合、・シリンダーは主
剤の液面までは挿入せず後で添加される硬化剤の余地を
残すようにして挿入する。次に、硬化剤容器(局として
先端の尖ったキャップに)のついた市販の40ccのポ
リエチレン容器(ヨ)にトリエチレンテトラミン30.
9を充填する。更に主剤容器のキャップ(イ)をはめて
吐出口(ロ)が下になるよう容器を逆さにした後、硬化
剤容器(ヨ)Kキャップに)をはめその先端の一部を切
り取って主剤容器の吐出口(ロ)の内側にねじ込んだ。
そうすると硬化剤容器のキャンプに)によって主剤容器
の吐出口(ロ)付近をシールしているアルミ箔tiが破
られた。次に硬化剤容器(ヨ)を絞ると主剤容器内に)
に硬化剤(ロ)が添加されろ。次いで吐出口から攪拌棒
(財)を挿入して内蔵されている攪拌羽根(へ)の軸(
す)(第4図−cQ。
(り参照)Kねじ込む。その場合、シリンダー(男に容
器の内側に向って取り付けであるビン(ト)(第5図参
照)が攪拌羽根(へ)の回転を防いで容易に攪拌棒(ロ
)を羽根の軸(す)にねじ込むことができる。その後攪
拌棒(りを手で往復10回上下すると主剤と硬化剤が攪
拌され均一な混合がもたらされた。次に攪拌棒を取り付
けた場合と同様にシリンダーのピン斡)を用いて攪拌棒
を取り除き、主剤容器のキャップ(イ)をはめて吐出口
(ロ)が下になるよう容器を逆さにした。取り除いた攪
拌棒をシリンダーの内側についているパイプ状突起(ヌ
)Kねじ込んでキャップ先端の一部を切り取る。そうし
た後攪拌棒を押すとシリンダーが押し下げられ充填物が
吐出口(ロ)から吐出された。
この一連の操作は第8図の(a)から(h)までに示さ
れる。以上のような操作では、硬化剤の添加、キャップ
と攪拌襖の取り外し、キャップ先端の切り取り等に合わ
せて15秒、攪拌[10秒、吐出に5秒という極めて短
時間を要したにすぎず、簡単に行うことができた。この
混合吐出物を型枠に入れ25℃で1週間硬化養生を行っ
た後1機械的強度を測定した結果、吐出物の初めと終り
で次のような結果を得た。
初めの吐出物  終りの吐出物 引張強度(ゆf/++り   450    440伸
び率 (チ)      2.0    2.0圧縮強
度(ゆf/l+り  1210   1150曲げ強度
(k#f/d)   760    780以上のよう
に吐出物の初めと終りでは、硬化物の機械的強度に殆ん
ど差はなく1本装置を用t・ると品質が安定している上
、短時間で混合塗布が可能であることが証明された。
実施例−3 実施例1と同一装置と同一樹脂で、第101i9のよう
に円筒に)の両側下部にゴムバンド(9)を掛けるフッ
ク(至)を備えた装置を用いてコンクリート(ト)のク
ラック(ロ)への接着剤の注入を行った。このコンクリ
ートは呼び強度200時f/s!の配合で75X75 
X300mの直方体の鋼製型枠に流し込み23℃で28
日間硬化養生した後9曲げて二つに割った後合わせてク
ラックと同様なコンクリートブロックを得たものである
。上記のようにして作製したコン・クリートブロックの
クラックの中心にアルミニウム製クラック注入口(ロ)
を速硬化性エポキシ接着剤で接着し、クラック注入口以
外のクラックは速硬化性エポキシパテでシールした。こ
れを23℃で4時間放置した後、第10図のように接着
剤の注入を行ったところ、注入は僅か7,8秒で終了し
た。こうして用意された試験片を23℃で1週間硬化養
生を行った後、試験片の長手方向に引張って引張接着強
度を測定したところ、12〜20に9f/cIlの強度
を得、試験片はすべてコンクリート破壊であった。
比較例 前述のように9本発明のような簡便で混合比塞が自由で
且つ充分な混合が得られる装置は現在存在していない。
市販の二液混合塗布機は通常極めて高価で大がかりであ
る上、第一成分と第二成分の混合比がせいぜい4対lで
あり、これ以下の第二成分の量であると混合不良を起こ
すばかりでなく、同時に気温によって第一成分と第二成
分の粘度が変わり、ポンプで混合部に圧送する場合、事
実上正確な混合比は得られない。従って2本発明の比較
例とするには適当ではない。
一方、接着剤カー) IJツジを2本並べ、且つカート
リッジ先端にスタティックミキサーを備えた混合塗布装
置は現在市販されているものは第一成分と第二成分の混
合比が1対lである上、装置の値段は本発明の装置に比
較して5ないし8倍はする。従って、この装置も本発明
の比較例としては適当ではなかった。
以上の点から比較例は次のようにして行った。
本比較例に使用された装置は次のような部品から構成さ
れる゛。
l)スタティックミキサー:直径8×長さ145+w(
1/4−N−40−0型 朝日理化ガラス工業製)2)
第1ポンプ:吐出量180〜171OdZ分、可変(K
B −2型入江製作所製) 3)第2ポンプ;吐出量50〜400 d1分、可変(
MARK −21型力ナメ製作所製)4)第卜容器: 
500adステンレスビーカー5)第2容器;50−ス
テンレスビーカー初めにスタティックミキサーに連結す
る前く第1ポンプと一−Aポンプでそれぞれ第一成分と
第二成分を別に吸入吐出してみて、適切な混合比になる
よう流量を調節する。次いで、第1ポンプと第2ポンプ
をそれぞれスタティックミキサーに連結する。二つの容
器に第一成分と第二成分を入れ。
その中にそれぞれ第1ポンプと第2ポンプの吸入口を入
れてポンプを動かして混合吐出を行った。
充填した樹脂は実施例−1と2と同一の材料を使用し次
の結果を得た。但し、実施例−2のナイパ−BOは混合
量がこの場合束なすぎるのでジオクチルフタレートでさ
らIC4p倍に希釈した。
表2 註)硬化物の硬化養生はそれぞれ実施fq−zおよび2
に従った。
以上の比較例でみるように、エポキシ樹脂等官能基を利
用した反応系では大きく異なった混合北本の場合にはそ
れぞれの成分の吐出量に通したポンプを使用したKもか
かわらず、スタティックミキサーでは攪拌が不充分で実
施例に比較して著しく劣った機械的強度と未硬化部分を
もたらした。
一方、ビニールエステル等ラジカル反応を利用した反応
系では、得られた機械的強度は本発明の実施例よりも劣
ってはいるが、未硬化部分はなく完全硬化が行われたと
推測できるが、一般にラジカル開始剤は主成分に比較し
て添加量が極微量であり、希釈を余儀なく行わなければ
ならないと同時に、吐出後直に混合部分を洗浄しないと
その部分を廃棄せざるを得ないことになる。
以上のように従来、複数成分の樹脂を混合塗布するのは
困難を極めた。
(効果) 多くの分野で複数成分の接着剤、シーラント。
コーティング剤及び充填物の取扱は大きな問題をかかえ
ている。このような諸問題を一挙に解決し。
亘つ安価で簡便な方法を提供できる本発明の効果は計り
知ることができないほど大きいものである。
本装置忙攪拌棒を上下し、圧縮板を押し下げるような機
械的な動きをする装置を併用すれば半自動化も可能であ
り、短時間に本装置を交換できるために流れ作業の生産
ラインでも大きな効果が期待できる。
他方では通称コーキングガンと呼ばれ、一般にシーラン
トの塗布に使用されているような市販の簡易で、且つ安
価な塗布機を用いれば熟練度を要しなくだれでも容易に
使用が可能であるためにその波及効果も計り知ることが
できないほど大きい。
一方1本装置の外側に備えたゴムバンドを攪拌棒に掛け
れば、ゴムの力で圧縮板を押し下げることができるため
にコンクリート構造物のクラックに接着剤を注入するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図(a
)は本発明の装置の主剤容器部の全体図の断面図、同(
b)は主剤容器部のキャップの断面図、第2図(a)は
硬化剤容器の断面図で、第2図(b)は硬化剤容器のキ
ャップの断面図、第3図は攪拌棒の正面図、第4図(a
)は攪拌棒分の平面図で、(b)はその側面図である。 第5図(a)はシリンダ一部分の平面図、(b)は同(
a)のX−X断面図、第6図は攪拌棒を用いない形式の
装置の攪拌羽根で、(a)は平面図。 (b)は同(a)のY−Yの断面図である。 第7図は攪拌棒を用いず、容器を振って攪拌羽根を上下
に動かして主剤と硬化剤を攪拌する形式の装置の一連の
操作を順次断面図で示している。 (a)主剤容器のキャップな厳り除く。 (b)硬化剤のキャップの先端を切り取り硬化剤容器を
主剤容器にねじ込んで連結し、硬化剤を主剤容器内に絞
り出す。その場合、主剤容器の先端をシールしている金
属箔を硬化剤容器の先端で破る。 (c)主事J容器のキャップをはめる。 (d)主剤容器を上下に振って容器に内蔵している攪拌
羽根を上下に動かして主剤と硬化剤を攪拌する。 (e)容器を逆さにして棒をシリンダーに取り付けて、
主剤容器のキャップの先端を切り取る。 (f)棒を押して充填物を押し出す。 第8図は攪拌棒を用いて主剤と硬化剤を攪拌する形式の
装置の一連の操作を同様に順次断面図で示している。 (a)主剤容器のキャップを取り除く。 (b)硬化剤のキャップの先端を切り取り硬化剤容器を
主剤容器にねじ込んで連結し、硬化剤を主剤容器内に絞
り出す。その場合、主剤容器の先端をシールしている金
属箔を硬化剤容器の先端で破る。 (c)主剤容器に内蔵されている攪拌羽根の軸に攪拌棒
をねじ込んで固定する。 (d)攪拌棒を上下し攪拌羽根を回転して充填物を混合
する。 (e)攪拌棒を下げて、攪拌棒を取り去る。 (f)主剤容器のキャップをはめて容器を逆さにして攪
拌棒をシリンダーに取り付ける。 (g)主剤容器のキャップの先端を切り取る。 (h)攪拌棒を押して充填物を押し出す。 第9図は本装置を市販の安価な吐出装置を利用して樹脂
を押し出す操作を断面図で示す。第1θ図は本装置の外
側下部にゴムバンドを引っかけ・るフックをっけ、ゴム
の力でコンクリートのクラックに接着剤を注入している
断面図を示す。 図中、イ:主剤容器のキャップ、ロ:主剤容器の吐出口
、ハ:シール用金属箔、二二主剤容器本体、ホ:主剤、
へ:攪拌羽根、つ:攪拌羽根、ノ:攪拌羽根の孔、ト:
ピン(シリンダーについている攪拌羽根のストッパー)
、チ:シリンダーリ:攪拌羽根の軸、ヌ:バイプ状突起
、ル:硬化剤容器のキャップ、ヲ:硬化剤容器吐出ロ、
″EI:硬化剤容器本体、タ:硬化剤、し:攪拌棒、オ
ニゴムバンド、ヤニフック1.マ:クラック注入口。 ケ:コンクリート、フニコンクリートクラック。 &+[iD ヤ1r2゛ 特許出願人  アルファ工業株式会社 ほか1名

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主剤容器部、攪拌棒及び硬化剤容器部から構成さ
    れる混合塗布機で、主剤容器部には樹脂の主剤が入って
    いると共に予め攪拌羽根が内蔵されており、吐出口から
    樹脂の硬化剤を加えた後、攪拌棒を挿入して内蔵した攪
    拌羽根に連結して攪拌棒を上下させることにより、主剤
    と硬化剤を混合しそしてシリンダーで混合物を吐出口か
    ら押し出すようにした混合塗布機。
  2. (2)混合塗布機の攪拌羽根は質量の大きい材料から構
    成され、且つ主剤容器に樹脂の主剤と共に内蔵されてい
    て、吐出口に硬化剤容器を連結して、主剤容器内に硬化
    剤を絞り入れて加え、次いで主剤容器の吐出口を塞いで
    主剤容器を上下に振ることによって攪拌羽根が上下して
    主剤と硬化剤が混合された後、シリンダーで混合物を吐
    出口から押し出すようにした混合塗布機。
  3. (3)混合塗布機の容器はポリエチレン、ポリプロピレ
    ンあるいは金属箔をラミネートした紙管等の安価な材料
    で作成され、使用後は使い捨てが可能な請求項1および
    2記載の混合塗布機。
  4. (4)主剤容器部は容器本体、シリンダー、吐出口及び
    内蔵された攪拌羽根から構成され、攪拌棒は吐出口から
    挿入されて、主剤容器に内蔵されている攪拌羽根の軸に
    ネジ込まれて固定し、この攪拌棒を上下して樹脂の各成
    分を混合した後、シリンダーにあるピンに引っかけて回
    した後攪拌棒を取り去る請求項1記載の混合塗布機。
  5. (5)硬化剤容器の口は主剤容器の口の内側にねじ込む
    ことができ、且つねじ込みによつて主剤容器の口をシー
    ルしている金属箔を押し破るようにした請求項1及び2
    記載の混合塗布機。
  6. (6)シリンダーにはピンが容器の内部に向って付いて
    おり、攪拌棒を取り付けたり取り外す場合内蔵された攪
    拌羽根が回転しないように固定することができると同時
    に攪拌棒を吐出口から取り去つた後、圧縮部突起にねじ
    込むことができるパイプ状の突起が容器の外側に向って
    ついていて、攪拌棒を押すことで樹脂混合物を吐出口よ
    り押し出すことができる請求項1及び4記載のシリンダ
    ー。
  7. (7)円筒にゴムバンド或はスプリングを取り付けるフ
    ックがついていて、フックと攪拌棒にゴムバンド或はス
    プリングを掛けることで圧縮板を押し下げて混合物を吐
    出することができる請求項1記載の混合塗布機。
JP22722090A 1990-08-29 1990-08-29 混合塗布機 Pending JPH04108560A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036556A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nippon Adox Kk 流体吐出装置及び流体収容装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008036556A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Nippon Adox Kk 流体吐出装置及び流体収容装置

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