JPH04108168A - 導電繊維シート - Google Patents

導電繊維シート

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JPH04108168A
JPH04108168A JP22330890A JP22330890A JPH04108168A JP H04108168 A JPH04108168 A JP H04108168A JP 22330890 A JP22330890 A JP 22330890A JP 22330890 A JP22330890 A JP 22330890A JP H04108168 A JPH04108168 A JP H04108168A
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highly
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Toshiaki Takase
俊明 高瀬
Yasuhiro Hirose
広瀬 保広
Hiroaki Yamazaki
洋昭 山崎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、電磁波シールド材や電波反射材として最適
な導電繊維シートに関する。
(従来の技術) 近年、電子器機が漏洩する電磁波の影響が問題にされる
ようになり、その対策としているいろな電磁シールド法
が開発されているが、その代表的なものとしては次のよ
うなものがある。
(1)プラスチック成形後、 その表面に金属導電層を形成する この第1の方法は、プラスチックを成形した後に、次の
方法によって金属導電層を被覆する。
■導電性塗料の塗布 ■無電界メッキ ■金属溶射 ■金属蒸着 ■スパッタリング (2)プラスチックに 導電性フィラーを混入してから成形するこの導電性フィ
ラーとしては、金属粉末、カーボン粒子、金属繊維、炭
素繊維、金属コートガラス繊維あるいは導電性繊維等が
ある。
(3)プラスチック成形品に金属シートや導電性シート
をあり合わせる 上記金属シートとして、金属箔や金網等がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記のようにした従来のもののうち、第1の方法による
電界シールドは、工程が複雑になって処理に時間がかか
るため、製造コストが高くなるという問題かあった。
しかも、この場合には、プラスチックに上記金属導電層
が十分に密着しないことがある。もし密着性が悪くてそ
れかはかわたすすると、その導電物質が電子器機の部品
に付着したり、あるいはシールド効果が悪くなったりす
るという問題もあった。
第2の方法による電界シールドは、高いシールド性を達
成するのにやや難点がある。例えば、この第2の方法に
よる電界シールドで、高いシールド性を得ようとすると
、どうしても導電性フィラーを多量に混入しなければな
らない。しかし、この導電性フィラーを多くすればする
ほど、プラスチックの機械的強度、成形性あるいは軽量
性等のプラスチックの特性を損なうことになる。つまり
、この第2の電界シールドでは、プラスチックの特性を
維持しながら高いシールド効果を得にくいという問題が
あった。
また、上記導電性フィラーを均一に分散させるのも難し
く、そのために均質なシールド効果を得にくいという問
題もあった。
第3の方法による電界シールドによれば、第1.2の方
法による最大の問題点である製造工程の煩雑化を解消で
きる。しかし、この第3の電界シールドで導電シートを
用いたものは、その伸度か小さいために、成形性に劣る
という問題かあった。このため、高伸長性のシートとし
て、弾性繊維と導電性繊維の複合糸を用いた編物か提案
されたか、弾性繊維が非導電性であるため、高いシール
ド性は得られなかった。また、熱変形性の大きなモタク
リル繊維や弾性繊維に導電加工を施して成形性の高い導
電シートを得ることも試みられたか、繊維ののびに導電
加工により形成された金属層か追従できず、金属層に亀
裂や脱落か乗じるため、結局、シートを伸長させると表
面抵抗か著しく増大してしまうという問題があった。
この発明の目的は、高いシールド効果が得られるととも
に、成形性に優れた導電繊維シートを提供することであ
る。
(3題を解決するための手段) この発明の導電繊維シートは、高捲縮繊維を主体とする
高伸度布に無電解メッキ、金属蒸着、スパッタリングあ
るいは導電性塗料の塗布等の導電加工を施した点に特徴
を有する。
(本発明の作用) この発明は、高捲縮繊維を主体にした高伸度布を用いた
ので、伸縮性を十分に発揮することができる。しかも、
この高伸度布に無電解メッキ等による導電加工を施して
いるので、シートを伸長させても表面抵抗が低下しない
。これは、捲縮繊維の捲縮が伸ばされることにより、シ
ートが十分に伸びるので、捲縮繊維表面に形成された金
属層に亀裂や脱落が生じない状態でシートを伸長させる
ことができるからである。
(本発明の効果) この発明の導電繊維シートによれば、十分な伸縮性を有
するので、その成形性が極めて優れたもになるとともに
、どの位置においてもその導電率が均一化させることに
なる。
しかも、上記伸縮性は、捲縮繊維が伸びることによって
得られるので、当該シートを十分に伸ばしたとしても、
その表面抵抗が大きくならず、安定したシールド効果を
発揮させることかできる。
(本発明の実施例) この発明に用いられる高捲縮性繊維は、スパイラル状の
捲縮をもつ潜在捲縮性繊維か最良で、その捲縮数は15
〜100/インチ、望ましくは20〜100フインチ程
度ものである。
上記のように潜在捲縮性繊維を用いたのは、高伸度の製
造時において、捲縮が潜在して捲縮数が少ない方か取り
扱い性がよいからである。例えば、高伸度布か高伸度不
織布である場合、ウェッブ形成時に捲縮が潜在して捲縮
数が少ない方か、カーデイング性がよい。また、その捲
縮がスパイラル状の繊維を選んだのは、その方が伸縮性
かより優れたものになるからである。
高伸度布には上記の高捲縮性繊維を主体とした不織布、
織物、編物やこれらを複合した布などが用いられる。
高伸度不織布には、潜在捲縮性繊維からなるウェッブを
ニードルパンチ法や水流絡合法なとの機械的絡合法で接
合したものを用いる方かよい。
なぜなら、この機械的絡合法によフて得られた不織布の
方か、柔軟性や伸長性に優れているからである。たたし
、パインター結合法や繊維接着法でも、十分な伸長性か
得られるポイントシールてあればよい。
上記のようにウェッブを結合してから潜在捲縮性繊維を
熱処理し、その捲縮を発現させて捲縮数を増加させる。
なお、ウェッブを結合する前に捲縮を発現させ、その後
に結合処理を施すと、伸長性に欠けることかあるので望
ましくない。
高伸度織物または高伸度編物には、潜在捲縮性フィラメ
ントからなる糸によフて織成もしくは編成されたものか
好適である。この織成または編成の後に潜在捲縮性フィ
ラメントを熱処理し、その捲縮を発現させて捲縮数を増
加させる。
導電加工は、通常おこなわれる無電界メッキ、金属蒸着
、スパッタリングあるいは導電性塗料の塗布なと、いず
れであってもよいものである。
以−トのようにした導電繊維シートは、捲縮か伸びるこ
とによフて伸長性か得られるので、その繊維に付着した
金属層に亀裂など発生しない。そのために当該布を十分
に伸ばしても、その表面抵抗か大きくなったりしない。
したかって、この導電繊維シートは、プラスチック成形
品の形状に合せて自由に成形できるとともに、十分な導
電性が確保でき、所期の電磁波シールド効果を発揮する
ことかできる。
なお、高伸度不織布を用いた導電繊維シートは、繊維ど
うしの結合が確定しているため、シートを伸ばすことに
よってこの結合が破壊されないかぎり、表面抵抗が一定
に保たれる。このため、シートの伸長率に差があっても
、はぼ一定の表面抵抗か保たれるので、部分的に成形率
の異なるような成形を行りても、全体として均一なシー
ルド効果が得られる。
方、高伸度織物または編物を用いた導電繊維シードでは
、初期の織編構造における緩みがあるのて、シートを伸
ばすことにより表面抵抗に若干の変動か生じる。しかし
、この若干の変動か問題にならなければ、この導電繊維
シートの方かより大きな伸度まで表面抵抗を低く保てる
。これは、導電繊維シートか高捲縮性フィラメントから
なるため、より高い割合の伸縮率を提供できることと、
織編物の構造からくる伸縮性を利用できることから、よ
り伸長性に優わているからである。
(実施例1) 高伸度不織布は、次のようにして製造した。
潜在捲縮ファイバーとして繊度2テニ〜ル、繊i長15
mmのユニチカエステルc−81(ユニチカ■の商標名
)を100%を用いた。この潜在捲縮ファイバーを用い
てウェッブを形成し、それを針密度60本/ctn2で
ニードリングして結合させた。このときの捲縮数は、1
0〜207インチであった。このようにしたものに熱処
理を施して潜在捲縮を発現させ、目付100g/l11
2の高伸度不織布を得た。この熱処理後の捲縮数は、5
0〜80/インチであった。
上記のようにして得た高伸度不織布を、常法の無電解メ
ッキによって、Cuを25g/m2被覆するとともに、
そのCuの上に、ざらにNiを5 g/m2被覆した。
この導電繊維シートを伸長したときの表面電気抵抗を測
定したところ、破断伸度のタテ150%、ヨコ200t
まで一定の抵抗値5 x 10−2Ω/口を示した。
また、そのシールド効果を測定したところ、下記の第1
表のとおりである。
(比較例1) アクリル−塩ビ系の成形性繊維として繊度5デニール、
繊維長51mmのカネカロンSEI  (鍾淵化学工業
■の商標名)を100に用い、この繊維を用いてウェッ
ブを形成した。そして、このウェッブを針密度60本/
cl12でニードリングして結合させ、目付100g/
m2の不織布を得た。
上記のようにして得た不織布を、常法の無電解メッキに
よって、Cuを25g/In2被覆するとともに、その
Cuの上に、ざらにNiを5 g/m2被覆した。
この導電繊維シートを伸長したときの表面電気抵抗を測
定したところ、伸度の増加にともなって抵抗が急上昇し
た。そして、伸度7槙では、不織布の形状は保っている
が、メッキのはかれによって導電性が失われた。この結
果を示したのが第2表である。
製)を使用し、糸密度かタテ、ヨコ各々55本/インチ
の平織布を作成した。次いて、この平織布を熱処理する
ことにより潜在捲縮を発現させ、目付150g/m2の
高伸度織布を得た。
上記のようにして得た高伸度織布を、常法の無電解メッ
キによって、Cuを25g/m2被覆するとともに、こ
のCuO上に、さらにNiを5 g/m2被覆した。
この導電繊維シートを伸長したときの表面電気抵抗を測
定したところ、タテ、ヨコとも破断伸度の250を付近
まで低抵抗を保っていた。この結果を第3表に示す。
(実施例2) 潜在捲縮フィラメント糸50/12(ユニチカ■また、
タテ方向にi oo′)6伸長したときのシールド効果
を測定したところ、第4表のとおりであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高捲縮繊維を主体とする高伸度布に無電解メッキ、金属
    蒸着、スパッタリングあるいは導電性塗料の塗布等の導
    電加工を施してなる導電繊維シート。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007083822A1 (ja) * 2006-01-17 2009-06-18 セーレン株式会社 導電性ガスケット材料
US8739397B2 (en) 2007-09-25 2014-06-03 Nihon Kohden Corporation Electrode sheet and process for producing electrode sheet
JP2020025093A (ja) * 2018-07-25 2020-02-13 積水化学工業株式会社 電波吸収シート
CN112687421A (zh) * 2019-10-18 2021-04-20 福懋兴业股份有限公司 导电布及其制备方法与应用
CN112680959A (zh) * 2020-12-16 2021-04-20 深圳大学 一种金属化的可拉伸弹性织物及其制备方法

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