JPH0410775Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410775Y2 JPH0410775Y2 JP1986125857U JP12585786U JPH0410775Y2 JP H0410775 Y2 JPH0410775 Y2 JP H0410775Y2 JP 1986125857 U JP1986125857 U JP 1986125857U JP 12585786 U JP12585786 U JP 12585786U JP H0410775 Y2 JPH0410775 Y2 JP H0410775Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- boat
- resistor
- fish
- fish reef
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は潮流や波などに対して耐久性があり、
集魚効果の高い表層浮魚礁に関する。
集魚効果の高い表層浮魚礁に関する。
（従来技術）
従来、かかる魚礁としては、たとえばタイヤ屑
やコンクリート立方体などの沈降型魚礁や合成繊
維網状物からなる枠体を水中に浮遊させた浮魚
礁、さらにプラスチツク棒状体とプラスチツクブ
ロツクとからなる表層浮魚礁などが知られてい
る。
やコンクリート立方体などの沈降型魚礁や合成繊
維網状物からなる枠体を水中に浮遊させた浮魚
礁、さらにプラスチツク棒状体とプラスチツクブ
ロツクとからなる表層浮魚礁などが知られてい
る。
などが知られている。
（本考案が解決しようとする問題点）
かかる魚礁は構造上、潮流や波の力に弱い欠点
があつた。すなわち、係留ロープに負担が掛りす
ざる構造であるために、台風時期には強い潮流や
波によつて、しばしばロープが切断するという問
題があつた。
があつた。すなわち、係留ロープに負担が掛りす
ざる構造であるために、台風時期には強い潮流や
波によつて、しばしばロープが切断するという問
題があつた。
本考案は、かかる問題に鑑み、魚礁そのものを
構造的に改善し、潮流や波の力を利用してロープ
に係る負担を大幅に軽減し、耐久性を著しく向上
し、もつて集魚効率を高めたものである。
構造的に改善し、潮流や波の力を利用してロープ
に係る負担を大幅に軽減し、耐久性を著しく向上
し、もつて集魚効率を高めたものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は上記目的を達成するために、次の構成
を採用するものである。すなわち、 (1) 舟型浮力体と、潮流に対して揚力作用を有す
る角度に傾斜して設けられた抵抗体からなる構
造物の底面または上面またはそれらの両面に陰
影作用を有するシート状物を設けてなる表層浮
魚礁。
を採用するものである。すなわち、 (1) 舟型浮力体と、潮流に対して揚力作用を有す
る角度に傾斜して設けられた抵抗体からなる構
造物の底面または上面またはそれらの両面に陰
影作用を有するシート状物を設けてなる表層浮
魚礁。
(2) 前記構造物が、少なくとも２ケの舟型浮力体
と少なくとも１ケの抵抗体とからなる実用新案
登録請求の範囲第(1)項記載の表層浮魚礁。
と少なくとも１ケの抵抗体とからなる実用新案
登録請求の範囲第(1)項記載の表層浮魚礁。
である。
本考案を図面により更に詳しく説明する。
第１図は本考案に係る表層浮魚礁の一例であ
る。第２図は第１図の魚礁の別の浮遊状態を示す
状態図である。
る。第２図は第１図の魚礁の別の浮遊状態を示す
状態図である。
第１図に示す魚礁は舟型浮力体１と、潮流に対
して揚力作用を発揮する角度に傾斜して設けられ
た抵抗体２とその底面に設けられた陰影作用を有
するシート状物３とからなるものである。この表
層浮魚礁は、係留ロープ４によつてアンカー６に
係留されている。各係留ロープ３の中間には通常
中間浮力体５を設けて、魚礁にかかるロープの重
さや潮流による力を制御（支持）するのが好まし
い。なお、この魚礁の場合には、陰影作用を有す
るシート状物３は底面に設けられているが、上記
に設けてもよいし、その両方に設けてもよい。
して揚力作用を発揮する角度に傾斜して設けられ
た抵抗体２とその底面に設けられた陰影作用を有
するシート状物３とからなるものである。この表
層浮魚礁は、係留ロープ４によつてアンカー６に
係留されている。各係留ロープ３の中間には通常
中間浮力体５を設けて、魚礁にかかるロープの重
さや潮流による力を制御（支持）するのが好まし
い。なお、この魚礁の場合には、陰影作用を有す
るシート状物３は底面に設けられているが、上記
に設けてもよいし、その両方に設けてもよい。
舟型浮力体１は文言通り舟の底のような形状で
浮力があり、かつ潮流に対して揚力を生み出す角
度に傾斜していることを意味するものであつて、
特定な形状である必要はない。要するに、潮流や
波に対して揚力を生み出す作用を発揮することが
重要である。
浮力があり、かつ潮流に対して揚力を生み出す角
度に傾斜していることを意味するものであつて、
特定な形状である必要はない。要するに、潮流や
波に対して揚力を生み出す作用を発揮することが
重要である。
この点は抵抗体２にも同様のことが言えるもの
であり、すなわち、抵抗体２の揚力と上記浮力体
１の揚力とは相乗的に作用して該構造体を潮流に
対して浮上させる機能を発揮するものである。そ
のために、該抵抗体は、潮流に対して揚力を有す
る角度に傾斜させて設ける。たとえば、この抵抗
体２は浮力体１の平面に対して、好ましくは10〜
30度に傾斜させて設ける。かかる抵抗体２は、固
定してもよいが、波や潮流の衝突に対して、揚力
に悪影響を与えない範囲内において摺動可能に設
けてもよい。
であり、すなわち、抵抗体２の揚力と上記浮力体
１の揚力とは相乗的に作用して該構造体を潮流に
対して浮上させる機能を発揮するものである。そ
のために、該抵抗体は、潮流に対して揚力を有す
る角度に傾斜させて設ける。たとえば、この抵抗
体２は浮力体１の平面に対して、好ましくは10〜
30度に傾斜させて設ける。かかる抵抗体２は、固
定してもよいが、波や潮流の衝突に対して、揚力
に悪影響を与えない範囲内において摺動可能に設
けてもよい。
表層浮魚礁では、強い潮流時には流水抵抗によ
つて、水中に引き込まれようとするため、前部が
沈んで立つた姿勢になろうとするために、水平方
向の投影面積が増加して、これに比例して潮流や
波の抵抗が大きくなり、結局、係留ロープにかか
る負担が大きくなる。ところが、本考案において
は、揚力が働くために水中に引き込まれることが
なく、結局、係留ロープに係る負担が減少するも
のである。
つて、水中に引き込まれようとするため、前部が
沈んで立つた姿勢になろうとするために、水平方
向の投影面積が増加して、これに比例して潮流や
波の抵抗が大きくなり、結局、係留ロープにかか
る負担が大きくなる。ところが、本考案において
は、揚力が働くために水中に引き込まれることが
なく、結局、係留ロープに係る負担が減少するも
のである。
かかる舟型浮力体１としては、天然または合成
の樹脂からなるフイルムまたは板状物で構成され
た中空体、金属（ステンレスや鉄）からなる中空
体や前記樹脂と有機繊維（ポリエステルやポリア
ミドなど）や無機繊維（ガラス繊維や炭素繊維な
ど）などからなる複合体で構成された中空体など
があげられる。さらに、かかる中空体内に樹脂発
泡体を装填した構造体も好ましく適用される。特
にかかる樹脂発泡体として、独立気泡構造を有す
る発泡体が、浮力体としての特性に優れており、
本考案には好適である。
の樹脂からなるフイルムまたは板状物で構成され
た中空体、金属（ステンレスや鉄）からなる中空
体や前記樹脂と有機繊維（ポリエステルやポリア
ミドなど）や無機繊維（ガラス繊維や炭素繊維な
ど）などからなる複合体で構成された中空体など
があげられる。さらに、かかる中空体内に樹脂発
泡体を装填した構造体も好ましく適用される。特
にかかる樹脂発泡体として、独立気泡構造を有す
る発泡体が、浮力体としての特性に優れており、
本考案には好適である。
要するに中空の密閉構造が形成可能であれば素
材やその種類に限定されない。
材やその種類に限定されない。
抵抗体２も材質としては、前記浮力体１と同じ
ものが適用でき、板状形状であるのが軽量である
ことから好ましいが、別に立方体形状でもさしつ
かえない。いずれにしても中空密閉型構造を有す
るものが好ましい。
ものが適用でき、板状形状であるのが軽量である
ことから好ましいが、別に立方体形状でもさしつ
かえない。いずれにしても中空密閉型構造を有す
るものが好ましい。
表層浮魚礁としては、陰影面積が大きい程その
集魚効果は高く、少なくとも２ケの舟型浮力体１
と少なくとも１ケの抵抗体２とからなる面積の広
いものが好ましい。抵抗体２は１ケであるよりは
２ケの方が構造的にも、また、揚力的（浮き状
態）にも安定するので好ましい。
集魚効果は高く、少なくとも２ケの舟型浮力体１
と少なくとも１ケの抵抗体２とからなる面積の広
いものが好ましい。抵抗体２は１ケであるよりは
２ケの方が構造的にも、また、揚力的（浮き状
態）にも安定するので好ましい。
本考案は、かかる構造体の上面または底面また
はそれら両面にシート状物を張り付けて陰影効果
を発揮させる。シート状物とは、網状物、編織
物、不織布、フイルム（不透明、好ましくは暗色
着色物）などや、さらにこれらを中空構造体にし
て、浮力を付与したものなどがあげられる。
はそれら両面にシート状物を張り付けて陰影効果
を発揮させる。シート状物とは、網状物、編織
物、不織布、フイルム（不透明、好ましくは暗色
着色物）などや、さらにこれらを中空構造体にし
て、浮力を付与したものなどがあげられる。
かかる表層浮魚礁は１基のみならず何基も連結
して適用することができる。
して適用することができる。
（本考案の効果）
本考案は、潮流や波の力を利用してロープに係
る負担を大幅に軽減し、耐久性を著しく向上し、
もつて集魚効率を高め得たものである。
る負担を大幅に軽減し、耐久性を著しく向上し、
もつて集魚効率を高め得たものである。
第１図は本考案に係る表層浮魚礁の一例を示す
斜視図であり、第２図は第１図の魚礁の別の浮遊
状態を示す斜視図である。 １……舟型浮力体、２……抵抗体、３……シー
ト状物、４……係留ロープ、５……中間浮力体、
６……アンカー。
斜視図であり、第２図は第１図の魚礁の別の浮遊
状態を示す斜視図である。 １……舟型浮力体、２……抵抗体、３……シー
ト状物、４……係留ロープ、５……中間浮力体、
６……アンカー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 舟型浮力体と、潮流に対して揚力作用を有す
る角度に傾斜して設けられた抵抗体からなる構
造物の底面または上面またはそれらの両面に陰
影作用を有するシート状物を設けてなる表層浮
魚礁。 (2) 前記構造物が、少なくとも２ケの舟型浮力体
と少なくとも１ケの抵抗体とからなる実用新案
登録請求の範囲第(1)項記載の表層浮魚礁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986125857U JPH0410775Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986125857U JPH0410775Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6333771U JPS6333771U (ja) | 1988-03-04 |
| JPH0410775Y2 true JPH0410775Y2 (ja) | 1992-03-17 |
Family
ID=31019120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986125857U Expired JPH0410775Y2 (ja) | 1986-08-20 | 1986-08-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0410775Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4836589U (ja) * | 1971-08-19 | 1973-05-02 |
-
1986
- 1986-08-20 JP JP1986125857U patent/JPH0410775Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6333771U (ja) | 1988-03-04 |
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