JPH04107308A - カートリッジ型ヒンジ装置 - Google Patents
カートリッジ型ヒンジ装置Info
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- JPH04107308A JPH04107308A JP2227578A JP22757890A JPH04107308A JP H04107308 A JPH04107308 A JP H04107308A JP 2227578 A JP2227578 A JP 2227578A JP 22757890 A JP22757890 A JP 22757890A JP H04107308 A JPH04107308 A JP H04107308A
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/045—Pivotal connections with at least a pair of arms pivoting relatively to at least one other arm, all arms being mounted on one pin
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2350/00—Machines or articles related to building
- F16C2350/26—Excavators
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は例えば油圧式掘削機における作業機の如き負荷
伝達部材間に取付けて枢支連結部を形成するためのカー
トリッジ型ヒンジ装置に関する。
伝達部材間に取付けて枢支連結部を形成するためのカー
トリッジ型ヒンジ装置に関する。
従来、この種のヒンジ装置としては、例えば第５図に示
すような油圧式掘削機における作業機であるアームａ、
該アームａの先端部に取付けられたバケットｂの枢支連
結部におけるヒンジ装置Ｃは土砂、泥水中にあって過酷
な荷重、揺動のために摩耗が著しく短期間で交換が行わ
れることカンら、この交換を容易にするために近時カー
トリ・７ジ型ヒンジ装置が採用されている。
すような油圧式掘削機における作業機であるアームａ、
該アームａの先端部に取付けられたバケットｂの枢支連
結部におけるヒンジ装置Ｃは土砂、泥水中にあって過酷
な荷重、揺動のために摩耗が著しく短期間で交換が行わ
れることカンら、この交換を容易にするために近時カー
トリ・７ジ型ヒンジ装置が採用されている。
第６図は上記従来のカートリッジ型ヒンジ装置の一例を
示したもので予め組立体として構成されているカートリ
ッジピンン１は軸ピン２に環状油溝３を形成したブツシ
ュ４を中間に回転自在に遊嵌したうえ、両側にそれぞれ
シール部材５、スラスト受部材６を挟持したうえ該軸ピ
ン２の両側にそれぞれ面テーパ片部８を備えた環状楔部
材７Ｒ７Ｌを圧入し電子ビーム溶接で固く抜止めされた
状態で挿嵌されたものから構成されている。なお１０ａ
はシール部材５及び摺動面９の潤滑のために楔部材７Ｒ
，７Ｌに設けられた油孔１０ｂはプラグである。かよう
に組立体として構成されたカートリッジピン１を支持部
材１１と被支持部材１２の二叉両片部１２Ｒ，１２Ｌの
嵌合による枢支連結部のそれぞれのボス部１３，１４．
１５に穿孔された整合孔１３ａ、１４ａ、１５ａに挿嵌
されたうえ、両側から被支持部材１２の二又片部１２Ｒ
，１２Ｌの整合孔１４ａ、１５ａにスリット１６が形成
されたコレラ）１７Ｒ，１’７Ｌの内面テーパ片部１８
が、前記カートリッジピン１の環状楔部材７Ｒ９７Ｌの
外面テーパ片部８に沿って挿入されたうえ、ボルト１９
Ｒ，１９Ｌによって軸ピン２に固定されると共に、一方
のコレｙ Ｉ・１７ Ｌ、はフランジ部２０が形成され
ボルト２１によって二又片部１２Ｌの外側面に固定され
るようになり、これによってカートリッジピン１の抜止
めが完成される。そして交換時は、両端部のコレン）１
７Ｒ，１７Ｌを取外すとカートリッジピン１は組立体の
状態で抜出すことができる。
示したもので予め組立体として構成されているカートリ
ッジピンン１は軸ピン２に環状油溝３を形成したブツシ
ュ４を中間に回転自在に遊嵌したうえ、両側にそれぞれ
シール部材５、スラスト受部材６を挟持したうえ該軸ピ
ン２の両側にそれぞれ面テーパ片部８を備えた環状楔部
材７Ｒ７Ｌを圧入し電子ビーム溶接で固く抜止めされた
状態で挿嵌されたものから構成されている。なお１０ａ
はシール部材５及び摺動面９の潤滑のために楔部材７Ｒ
，７Ｌに設けられた油孔１０ｂはプラグである。かよう
に組立体として構成されたカートリッジピン１を支持部
材１１と被支持部材１２の二叉両片部１２Ｒ，１２Ｌの
嵌合による枢支連結部のそれぞれのボス部１３，１４．
１５に穿孔された整合孔１３ａ、１４ａ、１５ａに挿嵌
されたうえ、両側から被支持部材１２の二又片部１２Ｒ
，１２Ｌの整合孔１４ａ、１５ａにスリット１６が形成
されたコレラ）１７Ｒ，１’７Ｌの内面テーパ片部１８
が、前記カートリッジピン１の環状楔部材７Ｒ９７Ｌの
外面テーパ片部８に沿って挿入されたうえ、ボルト１９
Ｒ，１９Ｌによって軸ピン２に固定されると共に、一方
のコレｙ Ｉ・１７ Ｌ、はフランジ部２０が形成され
ボルト２１によって二又片部１２Ｌの外側面に固定され
るようになり、これによってカートリッジピン１の抜止
めが完成される。そして交換時は、両端部のコレン）１
７Ｒ，１７Ｌを取外すとカートリッジピン１は組立体の
状態で抜出すことができる。
しかし、上記した従来のカートリッジ型ヒンジ装置は第
１にカートリッジピン１をカートリッジとして構成する
に際して、左右の環状部材７Ｒ７Ｌを軸ピン２の両端部
への挿嵌時にスラスト方向荷重に充分耐えられるよう圧
入のうえ更に電子ビーノ・等で固着するというコストと
手間のかかる方法によっており、また挿嵌位置決めもツ
１［シいという不具合がある。
１にカートリッジピン１をカートリッジとして構成する
に際して、左右の環状部材７Ｒ７Ｌを軸ピン２の両端部
への挿嵌時にスラスト方向荷重に充分耐えられるよう圧
入のうえ更に電子ビーノ・等で固着するというコストと
手間のかかる方法によっており、また挿嵌位置決めもツ
１［シいという不具合がある。
第２にカートリッジピン１を固定するために一方のコレ
ット１７Ｌにフランジ部２０を形成シて、このフランジ
部２０をボルト２１によって被支持部材１２の一方の二
叉型部１’ ２ Ｌの外側面に固定しているが、カート
リッジピン１の固定は、左右両のコレット１７Ｒ，１７
Ｌを整合孔１４ａ、］５ａに固く挿嵌され、かつボルト
１９Ｌにより軸ピン２に固定されると共に、ブツシュ４
が支持部材１１の整合孔１３ａに圧入固着されておれば
、このフランジ部２０によるボルト締めはカートリッジ
ピンン１の挿嵌組込み後は不要であって、これらをヒン
ジ装置の構成部材にすることはコストを高めると共に、
重量を増すという不具合がある。
ット１７Ｌにフランジ部２０を形成シて、このフランジ
部２０をボルト２１によって被支持部材１２の一方の二
叉型部１’ ２ Ｌの外側面に固定しているが、カート
リッジピン１の固定は、左右両のコレット１７Ｒ，１７
Ｌを整合孔１４ａ、］５ａに固く挿嵌され、かつボルト
１９Ｌにより軸ピン２に固定されると共に、ブツシュ４
が支持部材１１の整合孔１３ａに圧入固着されておれば
、このフランジ部２０によるボルト締めはカートリッジ
ピンン１の挿嵌組込み後は不要であって、これらをヒン
ジ装置の構成部材にすることはコストを高めると共に、
重量を増すという不具合がある。
更に第３にブツシュ４の摺動面９の潤滑のために左右楔
部材７Ｒ，７Ｌに油孔１０ａをそれぞれを設けているが
、かかる油孔１０ａを設けることは加工が離しいうえ、
コストを高める原因となっているうえ摺動面９に充分潤
滑油が供給されないという不具合がある。
部材７Ｒ，７Ｌに油孔１０ａをそれぞれを設けているが
、かかる油孔１０ａを設けることは加工が離しいうえ、
コストを高める原因となっているうえ摺動面９に充分潤
滑油が供給されないという不具合がある。
本考案は、上記従来のカートリッジ型ヒンジ装置の不具
合を改善する目的でなされたものであって、工数、及び
部品の軽減によるコスト低減と共に、スラスト方向荷重
に耐え、かつ潤滑を確実に行えるようにしたカートリッ
ジ型ヒンジ装置を提供するものである。
合を改善する目的でなされたものであって、工数、及び
部品の軽減によるコスト低減と共に、スラスト方向荷重
に耐え、かつ潤滑を確実に行えるようにしたカートリッ
ジ型ヒンジ装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段及び作用３本考案は上記目
的を達成するために、軸ピンと、該軸ピンの左右両端部
で圧入着された各環状楔部材と、これら楔部材間で前記
軸ピンに回転自在にｆｆ１ｌｅｔされたブツシュの組立
体からなるカートリッジピンンを枢支連結部の整合孔に
挿嵌したうえ、該カートリッジピン両端部の左右環状楔
部材被支持部材の整合孔間にそれぞれコレットを挿嵌の
うえ、ボルトにより軸ピンに締結すると共に、前記ブツ
シュを支持部材の整合孔に固着してなるカトリソジ型ヒ
ンジ装置において、第１に前記カートリッジピンを構成
する左右環状楔部材の軸ピン両端部への圧入嵌合部に段
付部を形成して楔部材と軸ピン端部が係合するようにし
て、コレットをボルトによって締付ける際にボルト軸力
によって軸ピンが楔部材から外方に抜は出すのを防止す
るようにし、第２に該ヒンジ装置の取付は治具とし、予
め一方のコレットを被支持部材のボス部整合孔に挿嵌固
定しておくための固定板を、前記挿嵌されたコレットの
外側面側に当接したうえ、ボルトにより前記ボス部の外
壁面に取着すると共に、ヒンジ装置取付完了時線固定板
を取外すようにした取付治具を備えるようにして、ヒン
ジ装置を簡素化にし、かつ部品点数を低減し、第３に前
記カートリッジピンの軸ピンの軸心長手方向に穿設され
た一方のコレット取付ボルト孔に延在して軸ピン中央近
傍に油孔及び核油孔に連通した平径方向側油孔をそれぞ
れ穿設したうえブツシュと軸ピンの摺動面に潤滑油を供
給するようにして、カートリッジとして供給油量を増ず
と共に、摺動面への潤滑油の供給を効果的にして油切れ
による摩耗促進を防止したカートリッジ型ヒンジ装置を
提供するものである。
的を達成するために、軸ピンと、該軸ピンの左右両端部
で圧入着された各環状楔部材と、これら楔部材間で前記
軸ピンに回転自在にｆｆ１ｌｅｔされたブツシュの組立
体からなるカートリッジピンンを枢支連結部の整合孔に
挿嵌したうえ、該カートリッジピン両端部の左右環状楔
部材被支持部材の整合孔間にそれぞれコレットを挿嵌の
うえ、ボルトにより軸ピンに締結すると共に、前記ブツ
シュを支持部材の整合孔に固着してなるカトリソジ型ヒ
ンジ装置において、第１に前記カートリッジピンを構成
する左右環状楔部材の軸ピン両端部への圧入嵌合部に段
付部を形成して楔部材と軸ピン端部が係合するようにし
て、コレットをボルトによって締付ける際にボルト軸力
によって軸ピンが楔部材から外方に抜は出すのを防止す
るようにし、第２に該ヒンジ装置の取付は治具とし、予
め一方のコレットを被支持部材のボス部整合孔に挿嵌固
定しておくための固定板を、前記挿嵌されたコレットの
外側面側に当接したうえ、ボルトにより前記ボス部の外
壁面に取着すると共に、ヒンジ装置取付完了時線固定板
を取外すようにした取付治具を備えるようにして、ヒン
ジ装置を簡素化にし、かつ部品点数を低減し、第３に前
記カートリッジピンの軸ピンの軸心長手方向に穿設され
た一方のコレット取付ボルト孔に延在して軸ピン中央近
傍に油孔及び核油孔に連通した平径方向側油孔をそれぞ
れ穿設したうえブツシュと軸ピンの摺動面に潤滑油を供
給するようにして、カートリッジとして供給油量を増ず
と共に、摺動面への潤滑油の供給を効果的にして油切れ
による摩耗促進を防止したカートリッジ型ヒンジ装置を
提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第１図〜第４図により詳述す
る。なお本実施例は第５図で既述した油圧式掘削機のバ
ケット取付における枢支連結部に使用し得るよう構成さ
れたカートリッジ型ヒンジ装置について説明するが、他
の多くのヒンジ装置に好適なものである。
る。なお本実施例は第５図で既述した油圧式掘削機のバ
ケット取付における枢支連結部に使用し得るよう構成さ
れたカートリッジ型ヒンジ装置について説明するが、他
の多くのヒンジ装置に好適なものである。
図において２２は支持部材としてアーム、２３は該アー
ム２２に枢支される被支持部材であるパケットブラケッ
トであって、該ブラケット２３は−又型部２３Ｒ，２３
Ｌからなり、先端ボス部２４Ｒ，２４Ｌ、２５に予め穿
設された整合孔２６ａ２６ｂ、２６ｃにヒンジ装置が取
付けられて枢支連結部を構成する。
ム２２に枢支される被支持部材であるパケットブラケッ
トであって、該ブラケット２３は−又型部２３Ｒ，２３
Ｌからなり、先端ボス部２４Ｒ，２４Ｌ、２５に予め穿
設された整合孔２６ａ２６ｂ、２６ｃにヒンジ装置が取
付けられて枢支連結部を構成する。
ヒンジ装置は予めカートリッジに構成されたカートリッ
ジピン２７、該カートリッジピン２７が整合孔２６ａ、
２６ｂ、２６ｃにあって、ブツシュ２８をアームボス部
２５に固定するコックピン２９、及びぜきカートリッジ
ピン２７を整合孔２６ａ、２６ｂに固定する左右両側の
コレット３０Ｒ３０Ｌから構成される。先ずカートリ・
７ジピン２７は軸心長手方向に穿設された油孔３１、及
びプラグ３２を備えた軸ピン３３に環状油溝３４を形成
したブツシュ２８が回転自在に遊嵌されたうえ、該ブツ
シュ２８の両側面部にはそれぞれシール部材３５及びス
ラスト受部材３６が介装されたうえ、左右両端部にそれ
ぞれ環状楔場部材３７Ｒ３７Ｌが圧入嵌合される。
ジピン２７、該カートリッジピン２７が整合孔２６ａ、
２６ｂ、２６ｃにあって、ブツシュ２８をアームボス部
２５に固定するコックピン２９、及びぜきカートリッジ
ピン２７を整合孔２６ａ、２６ｂに固定する左右両側の
コレット３０Ｒ３０Ｌから構成される。先ずカートリ・
７ジピン２７は軸心長手方向に穿設された油孔３１、及
びプラグ３２を備えた軸ピン３３に環状油溝３４を形成
したブツシュ２８が回転自在に遊嵌されたうえ、該ブツ
シュ２８の両側面部にはそれぞれシール部材３５及びス
ラスト受部材３６が介装されたうえ、左右両端部にそれ
ぞれ環状楔場部材３７Ｒ３７Ｌが圧入嵌合される。
上記左右環状楔部材３７Ｒ，３７Ｌはそれぞれ有底円筒
状から成り、底部３８には孔部３９が設され、この孔部
３９によって円周部に段付部４０が形成され、また円筒
外周面４１がテーパ状に形成されており、これら楔部材
３７Ｒ，３７Ｌを嵌合する軸ピン３３の両端部には前記
楔部材３７Ｒ，３７Ｌの段付部４０と係合する段付部４
２が設されていて、各楔部材３７Ｒ，３７Ｌが軸ピン３
３の両端部に係合された状態で圧入により嵌合固着され
る。かように構成されたカートリ・７ジピン２７は既述
した如く、予め工場等で製作され補給部品として用意さ
れたものとなっている。
状から成り、底部３８には孔部３９が設され、この孔部
３９によって円周部に段付部４０が形成され、また円筒
外周面４１がテーパ状に形成されており、これら楔部材
３７Ｒ，３７Ｌを嵌合する軸ピン３３の両端部には前記
楔部材３７Ｒ，３７Ｌの段付部４０と係合する段付部４
２が設されていて、各楔部材３７Ｒ，３７Ｌが軸ピン３
３の両端部に係合された状態で圧入により嵌合固着され
る。かように構成されたカートリ・７ジピン２７は既述
した如く、予め工場等で製作され補給部品として用意さ
れたものとなっている。
また、左右両側の各コレット３０Ｒ，３０Ｌはカートリ
ッジピン２７の両端をブラケット片部のボス部２４Ｒ，
２４Ｌの整合孔２６ａ、２６ｂに固持するための部材で
あって、各コレン）３０Ｒ３０Ｌは既述した環状楔部材
３７Ｒ，３７Ｌと同様にそれぞれ有底円筒状からなり、
底部４３中夫にボルト孔４４、及び抜出し治具用ネジ孔
４５が設けられ、円筒内周面４６は前記楔部材３７Ｒ３
７Ｌの各テーバ外面４１と整合するようテーパ状に形成
されると共に、スリット４７が形成されたものからなっ
ている。
ッジピン２７の両端をブラケット片部のボス部２４Ｒ，
２４Ｌの整合孔２６ａ、２６ｂに固持するための部材で
あって、各コレン）３０Ｒ３０Ｌは既述した環状楔部材
３７Ｒ，３７Ｌと同様にそれぞれ有底円筒状からなり、
底部４３中夫にボルト孔４４、及び抜出し治具用ネジ孔
４５が設けられ、円筒内周面４６は前記楔部材３７Ｒ３
７Ｌの各テーバ外面４１と整合するようテーパ状に形成
されると共に、スリット４７が形成されたものからなっ
ている。
そして、これら左右コレット３０Ｒ，３０Ｌのうち一方
のコレット３０Ｒには段付部４８が形成されていて、こ
の段付部４８がブラケットボス部２４Ｒの整合孔２６ａ
の外周縁部に当接してカートリッジピンン２７の挿嵌時
の位置決めをするようになっている。
のコレット３０Ｒには段付部４８が形成されていて、こ
の段付部４８がブラケットボス部２４Ｒの整合孔２６ａ
の外周縁部に当接してカートリッジピンン２７の挿嵌時
の位置決めをするようになっている。
次いで、上記部材からなるヒンジ装置の組込みについて
述べると、先ず第３図（Ａ）に示すように、一方のブラ
ケットボス部２４Ｒの整合孔２６ａに段付コレン）３０
Ｒを挿嵌したうえ、該コレン）３０Ｒを外方から押圧す
るように取付治具である固定板４９をボルト５０により
締付けて、前記コレット３０Ｒの抜出しを防止したうえ
、次に、同（Ｂ）図に示すようにアームボス部２５、バ
ケソト二又ブラケットボス部２４Ｒ，２４Ｌの嵌合によ
る整合孔２６ａ、２６ｂ、２６ｃにカートリッジピン２
７を挿嵌したうえ、先に一方の整合孔２６ａに取付けで
ある段付コレット３０ Ｒをボルト５１Ｒにより軸ピン
３３に締付けて環状楔部材３７Ｒと完全に係合させたう
え、他方の整合孔２６ｂに他方のコレン）３０Ｌを環状
楔部材３７Ｌと係合するようにポルｌ−５１Ｌにより押
込み取付ける。この左右両コレット３０Ｒ，３０Ｌのボ
ルト５１Ｒ５１Ｌによる軸ピン３３への締付けにおいて
、これら楔部材３７Ｒ，３７Ｌと軸ピン３３端部とがそ
れぞれの段付部４０．４２による係合によって、前記ポ
ルｌ−５１Ｒ，５１Ｌの締付は時、これらのコレット３
０Ｒ，３０Ｌと楔部材３７Ｒ３７Ｌのそれぞれのテーパ
面４１，４６の整合時のポルｉ・軸力によって軸ピン３
３が抜出すのを防止するようになっている。
述べると、先ず第３図（Ａ）に示すように、一方のブラ
ケットボス部２４Ｒの整合孔２６ａに段付コレン）３０
Ｒを挿嵌したうえ、該コレン）３０Ｒを外方から押圧す
るように取付治具である固定板４９をボルト５０により
締付けて、前記コレット３０Ｒの抜出しを防止したうえ
、次に、同（Ｂ）図に示すようにアームボス部２５、バ
ケソト二又ブラケットボス部２４Ｒ，２４Ｌの嵌合によ
る整合孔２６ａ、２６ｂ、２６ｃにカートリッジピン２
７を挿嵌したうえ、先に一方の整合孔２６ａに取付けで
ある段付コレット３０ Ｒをボルト５１Ｒにより軸ピン
３３に締付けて環状楔部材３７Ｒと完全に係合させたう
え、他方の整合孔２６ｂに他方のコレン）３０Ｌを環状
楔部材３７Ｌと係合するようにポルｌ−５１Ｌにより押
込み取付ける。この左右両コレット３０Ｒ，３０Ｌのボ
ルト５１Ｒ５１Ｌによる軸ピン３３への締付けにおいて
、これら楔部材３７Ｒ，３７Ｌと軸ピン３３端部とがそ
れぞれの段付部４０．４２による係合によって、前記ポ
ルｌ−５１Ｒ，５１Ｌの締付は時、これらのコレット３
０Ｒ，３０Ｌと楔部材３７Ｒ３７Ｌのそれぞれのテーパ
面４１，４６の整合時のポルｉ・軸力によって軸ピン３
３が抜出すのを防止するようになっている。
かようにカートリッジピン２７の左右のコレット３０Ｒ
，３０Ｌによる固持が行われると共に、ブツシュ２８が
整合孔２６ｃに固定され軸ピン３３と共回りを防止する
ために、予めブソシコ２８とアームボス部２５間に穿設
された係合孔５２にコツタピン２９が打込まれたうえ、
該コツタピン２９の抜き出しを防止するためにナツト５
３で固定される。このようにヒンジ装置が組込まれた後
、先の取付治具である固定板４９が取外されるようにな
っている。
，３０Ｌによる固持が行われると共に、ブツシュ２８が
整合孔２６ｃに固定され軸ピン３３と共回りを防止する
ために、予めブソシコ２８とアームボス部２５間に穿設
された係合孔５２にコツタピン２９が打込まれたうえ、
該コツタピン２９の抜き出しを防止するためにナツト５
３で固定される。このようにヒンジ装置が組込まれた後
、先の取付治具である固定板４９が取外されるようにな
っている。
組込まれたヒンジ装置によって支持部材であるアーム２
２と被支持部材であるバケノトニ又ブラケット２３は相
互に枢支連結部を構成して、両部材の相対回転と共に、
ブツシュ２８と軸ピン３３の摺動面５４には軸ピン３３
の油孔３１から潤滑油か供給されると共に、シール部材
３５によって外部からのダストの侵入を防止し、更にス
ラスＩ・方向荷重に対してはスラスト受部材３６及び環
状楔部材３７Ｒ，３７Ｌと軸ピン３３端部とが段付部４
０．４２の係合によって受けるようになっている。
２と被支持部材であるバケノトニ又ブラケット２３は相
互に枢支連結部を構成して、両部材の相対回転と共に、
ブツシュ２８と軸ピン３３の摺動面５４には軸ピン３３
の油孔３１から潤滑油か供給されると共に、シール部材
３５によって外部からのダストの侵入を防止し、更にス
ラスＩ・方向荷重に対してはスラスト受部材３６及び環
状楔部材３７Ｒ，３７Ｌと軸ピン３３端部とが段付部４
０．４２の係合によって受けるようになっている。
また上記のヒンジ装置の交換取外しに際しては左右コレ
ン）３ＯＲ，３０Ｌの各ボルト５１Ｒ５１Ｌを抜取った
うえ、これらコレット３０Ｒ３０Ｌの抜出しネジ孔４５
に治具を差込み抜止り、かつコックピン２９を抜取るこ
とによってカートリッジピン２７は容易に取出すことが
できる。
ン）３ＯＲ，３０Ｌの各ボルト５１Ｒ５１Ｌを抜取った
うえ、これらコレット３０Ｒ３０Ｌの抜出しネジ孔４５
に治具を差込み抜止り、かつコックピン２９を抜取るこ
とによってカートリッジピン２７は容易に取出すことが
できる。
本考案は以上の如く構成したから、ヒンジ装置の交換が
極めて容易であると共に、第１に、軸ピンを両端で固持
する左右環状楔部材と軸ピン端部を段付による係合構造
により、コレット取付時のボルト軸力を受けるのでこれ
ら楔部材の軸ピンへの嵌合も圧入のみで充分で電子ビー
ム等による固着も不要となる。また、ヒンジ装置の組込
時に必要である一方のコレットの固定フランジ部も取付
治具として別部材としたから、ヒンジ装置としてコンパ
クトとなる。更に、ブツシュと軸ピンとの摺動面への潤
滑油の供給も軸ピンに穿設した油孔によって直接供給す
ることができ潤滑が確実で、かつカートリッジとしての
潤滑油量も多く確保することができる。
極めて容易であると共に、第１に、軸ピンを両端で固持
する左右環状楔部材と軸ピン端部を段付による係合構造
により、コレット取付時のボルト軸力を受けるのでこれ
ら楔部材の軸ピンへの嵌合も圧入のみで充分で電子ビー
ム等による固着も不要となる。また、ヒンジ装置の組込
時に必要である一方のコレットの固定フランジ部も取付
治具として別部材としたから、ヒンジ装置としてコンパ
クトとなる。更に、ブツシュと軸ピンとの摺動面への潤
滑油の供給も軸ピンに穿設した油孔によって直接供給す
ることができ潤滑が確実で、かつカートリッジとしての
潤滑油量も多く確保することができる。
本考案は以上の如くカートリッジ型ヒンジ装置として交
換容易化と共′に、該ヒンジ装置の製作コストの低減及
びラジアル方向及びスラスト方向の繰返し荷重に対して
長期に対応し、かつ摺動面への潤滑も改善してヒンジ装
置の信頼性と耐久性を大幅に向上したものである。
換容易化と共′に、該ヒンジ装置の製作コストの低減及
びラジアル方向及びスラスト方向の繰返し荷重に対して
長期に対応し、かつ摺動面への潤滑も改善してヒンジ装
置の信頼性と耐久性を大幅に向上したものである。
第１図〜第４図は本考案の一実施例を示し、第１図は断
面図、第２図は第１図Ａ−Ａ断面図、第３図（Ａ）、（
Ｂ）は組立要領説明した各断面図、第４図は第３図（Ａ
）Ｐ視測面図、第５図は油圧式掘削機のバケット取付枢
支連結部を示す概略側面図、第６図は従来の一例を示す
断面図である１２７・・・・・・・・・カートリッジピ
ン２ ３３・ ・軸ピン ｎ′ ４ 、２Ｂ ７１１、Ｌ １１ ・ １２・ １２Ｒ，Ｌ １３ １４、 １５・ ・ ・ ・ １３ａｂ、ｃ ・ ・ ・ １６ ４７・ ・ ・ １７、 ３０． Ｒ，Ｌ ・ ２２・ ２３・ ２３Ｒ，Ｌ ・ ４Ｒ ２６ａ ＋ ｂ ＋ ｃ ・ ２９・ ・ ４９・ ・ ３７ Ｒ１，・ ・ ・ ・ブツシュ 環状楔部材 ・支持部材 ・被支持部材 ・被支持部材二又片部 ・ボス部 整合孔 ・ ス リ ソ １・ ・コレット ・アーム ・バケットブラケット ・ブラケット片部 ・ボス部 ・整合孔 ・コックピン ・固定治具
面図、第２図は第１図Ａ−Ａ断面図、第３図（Ａ）、（
Ｂ）は組立要領説明した各断面図、第４図は第３図（Ａ
）Ｐ視測面図、第５図は油圧式掘削機のバケット取付枢
支連結部を示す概略側面図、第６図は従来の一例を示す
断面図である１２７・・・・・・・・・カートリッジピ
ン２ ３３・ ・軸ピン ｎ′ ４ 、２Ｂ ７１１、Ｌ １１ ・ １２・ １２Ｒ，Ｌ １３ １４、 １５・ ・ ・ ・ １３ａｂ、ｃ ・ ・ ・ １６ ４７・ ・ ・ １７、 ３０． Ｒ，Ｌ ・ ２２・ ２３・ ２３Ｒ，Ｌ ・ ４Ｒ ２６ａ ＋ ｂ ＋ ｃ ・ ２９・ ・ ４９・ ・ ３７ Ｒ１，・ ・ ・ ・ブツシュ 環状楔部材 ・支持部材 ・被支持部材 ・被支持部材二又片部 ・ボス部 整合孔 ・ ス リ ソ １・ ・コレット ・アーム ・バケットブラケット ・ブラケット片部 ・ボス部 ・整合孔 ・コックピン ・固定治具
Claims (3)
- （１）軸ピンと、該軸ピンの左右両端部で圧入固着され
た各環状楔部材と、これら両楔部材間で前記軸ピンに回
転自在に遊嵌されたブッシュの組立体からなるカートリ
ッジピンを枢支連結部の整合孔に挿嵌したうえ、該カー
トリッジピン両端部の左右環状楔部材被支持部材の整合
孔間にそれぞれコレットを挿嵌のうえ、ボルトにより軸
ピンに締結すると共に、前記ブッシュを支持部材の整合
孔に固着してなるカートリッジ型ヒンジ装置において、
前記カートリッジピンを構成する左右環状楔部材の軸ピ
ン両端部への圧入嵌合部に段付部を形成して楔部材と軸
ピン端部が係合するようにしたことを特徴とするカート
リッジ型ヒンジ装置。 - （２）軸ピンと、該軸ピンの左右両端部で圧入固着され
た各環状楔部材と、これら両楔部材間で前記軸ピンに回
転自在に遊嵌されたブッシュの組立体からなるカートリ
ッジピンを枢支連結部の整合孔に挿嵌したうえ、該カー
トリッジピン両端部の左右環状楔部材被支持部材の整合
孔間にそれぞれコレットを挿嵌のうえ、ボルトにより軸
ピンに締結すると共に、前記ブッシュを支持部材の整合
孔に固着してなるカートリッジ型ヒンジ装置において、
該ヒンジ装置の取付治具として、予め一方のコレットを
被支持部材のボス部整合孔に挿嵌固定しておくための固
定板を、前記挿嵌されたコレットの外側面側に当接した
うえ、ボルトにより前記ボス部の外壁面に取着すると共
に、ヒンジ装置取付け完了時、該固定板を取外すように
した取付治具を備えたことを特徴とするカートリッジ型
ヒンジ装置。 - （３）軸ピンと、該軸ピンの左右両側部で圧入固着され
た各環状楔部材と、これら両楔部材間で前記軸ピンに回
転自在に遊嵌されたブッシュの組立体からなるカートリ
ッジピンを枢支連結部の整合孔に挿嵌したうえ、該カー
トリッジピン両端部の左右環状楔部材被支持部材の整合
孔間にそれぞれコレットを挿嵌のうえ、ボルトにより軸
ピンに締結すると共に、前記ブッシュを支持部材の整合
孔に固着してなるカートリッジ型ヒンジ装置において、
前記カートリッジピンの軸ピンの軸心長手方向に穿設さ
れた一方のコレット取付ボルト孔に延在して軸ピン中央
近傍までの油孔及び該油孔に連通した半径方向側油孔を
それぞれ穿設したうえブッシュと軸ピンの摺動面に潤滑
油を供給するようにしたことを特徴とするカートリッジ
型ヒンジ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2227578A JPH04107308A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | カートリッジ型ヒンジ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2227578A JPH04107308A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | カートリッジ型ヒンジ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107308A true JPH04107308A (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=16863114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2227578A Pending JPH04107308A (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | カートリッジ型ヒンジ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04107308A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3371381A4 (en) * | 2015-11-06 | 2019-07-17 | Ponsse OYJ | ARRANGEMENT IN AN ARTICULATED JOINT OF CONSTRUCTION EQUIPMENT |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP2227578A patent/JPH04107308A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3371381A4 (en) * | 2015-11-06 | 2019-07-17 | Ponsse OYJ | ARRANGEMENT IN AN ARTICULATED JOINT OF CONSTRUCTION EQUIPMENT |
| US11124944B2 (en) | 2015-11-06 | 2021-09-21 | Ponsse Oyj | Arrangement in articulated joint of work machine |
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