JPH04106892U - 高周波加熱装置 - Google Patents
高周波加熱装置Info
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- JPH04106892U JPH04106892U JP985591U JP985591U JPH04106892U JP H04106892 U JPH04106892 U JP H04106892U JP 985591 U JP985591 U JP 985591U JP 985591 U JP985591 U JP 985591U JP H04106892 U JPH04106892 U JP H04106892U
- Authority
- JP
- Japan
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- circuit
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- microcomputer
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- control circuit
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Links
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Landscapes
- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インバータ回路の故障をマイクロコンピュー
タの検査モードによって測定器無しで自己診断可能にす
る。 【構成】 整流平滑回路の電流値を検出してそれをデジ
タル値に変換したものおよび高周波出力設定値のデジタ
ル値の各々を、通信回路15と通信回路14を通じてマ
イクロコンピュータ13へ伝達し、マイクロコンピュー
タの検査モード時に規定のシーケンスで両デジタル値を
比較判定し、両値に規定以上の差があった時に表示器1
8にエラー表示を行う。
タの検査モードによって測定器無しで自己診断可能にす
る。 【構成】 整流平滑回路の電流値を検出してそれをデジ
タル値に変換したものおよび高周波出力設定値のデジタ
ル値の各々を、通信回路15と通信回路14を通じてマ
イクロコンピュータ13へ伝達し、マイクロコンピュー
タの検査モード時に規定のシーケンスで両デジタル値を
比較判定し、両値に規定以上の差があった時に表示器1
8にエラー表示を行う。
Description
【0001】
本考案は、インバータ回路によってマグネトロンの駆動を行ういわゆるインバ
ータ駆動回路の自己検査機能を備えた高周波加熱装置に関するものである。
【0002】
商用交流電源を整流しこれをスイッチング素子のオンオフにより顧客の設定し
た高周波出力に応じた周波数の交流電力に変換するインバータ回路を備え、この
インバータ回路によってマグネトロンへの電力供給を行う高周波加熱装置におい
ては、インバータ回路が設定された高周波出力で正常に動作しているかどうか検
査する手段としては、従来はインバータ回路に入力される電流値や電力値を実際
に測定器で測定するしかなかった。
【0003】
しかし、この従来例によったのでは、電流や電力を測るための電流計や電力計
が必要であって、簡単な作業では済まされない。したがって、出力が全くないと
いった極端な故障ではなく高周波出力値が設定値と異なるというような故障に対
しては、上述した測定器を使用しない限り、サービスマンがこれを簡便に測定す
ることはできなかった。
【0004】
インバータ回路が設定された高周波出力で動作しているかどうかを簡単に検査
するためには、インバータ回路に入力される電流値をデジタル値に変換し、この
値をマイクロコンピュータにフィードバックし、マイクロコンピュータにてその
入力値と設定値とを比較することが考えられる。インバータ方式の高周波加熱装
置は通常複数の高周波出力値が設定可能であり、その各々に対して設定値と入力
値の比較を行い、設定値通りに動作していることを確認する必要がある。これを
実現するために、マイクロコンピュータに通常の動作モードとは別にこの検査を
行うための検査モードを設け、規定のシーケンスに従って高周波出力の設定値を
順次変えてゆき、その時々に上述した比較を行って、入力値が設定値と大きく異
なるばあいには、表示器にエラー表示を行う。
【0005】
商用交流電源から整流平滑回路に入力される電流の値を電流検出回路で検出し
てこれをデジタル値に変換し、そのデジタル値を通信回路によってマイクロコン
ピュータに入力し伝達する。マイクロコンピュータに設けられた設定値と入力値
の比較を行う検査モードが起動されると、インバータを動作させるとともに、制
御回路に伝達する高周波出力の設定値を規定のシーケンスに沿って順次変更して
ゆく。この時、各設定値に対してその時々の入力値を読み取り、設定値との比較
を行い、その差が規定値以上の場合には出力相違と見做してエラー表示を行う。
【0006】
以下、本考案の一実施例につき説明する。
【0007】
図1は本考案の一実施例を示す回路図である。
【0008】
マイクロコンピュータ13は、制御回路9に対して、インバータ回路の動作/
停止を指示するための起動信号Pを出力するとともに、高周波出力の設定値をデ
ータ信号SD1として出力している。
【0009】
データ信号SD1は16ビットのシリアルデータで、送信開始信号S1を基準に
クロック信号CLKと同期して送信される。この信号は通信回路14に入力され
、ここでシフトレジスタ14aなどによって6ビットのパラレルデータに変換さ
れて設定データPD1として制御回路9の比較部9aに伝達される。一方、交流商
用電源1から整流平滑回路に入力される電流はカレントトランス17によって検
出され、これが電流検出回路16に入力される。ここで、整流平滑された電圧V
inがA/D変換器によって6ビットのパラレルデータPD2に変換され、これが
ラッチを介して制御回路9の比較部9aに入力データとしてフィードバックされ
ている。比較部9aでは、このフィードバックされた入力データPD2とマイクロ
コンピュータ13から送信されてきた設定データPD1とを比較し、その結果を
パルス幅制御部9bに伝達する。このフィードバックされた比較結果により、パ
ルス幅制御部9bはPD1=PD2となるようにスイッチング素子7を駆動するパ
ルス信号Dのパルス幅を制御し、出力の調整を行っている。
【0010】
通信回路15は電流検出回路16から制御回路9にフィードバックされる入力
データPD2を取り込み、これをセレクタ15aやバイナリカウンタ15bなどに
よって図2に示すように6ビットのシリアルデータSD2に変換し、マイクロコ
ンピュータ13からのクロック信号CLKを用いて送信開始信号S2の立ち下が
りを基準にマイクロコンピュータ13に送信する。
【0011】
マイクロコンピュータ13は検査モードに移行すると、起動信号Pをオンさせ
た後、図3に示したシーケンスに従って設定データSD1を変更して高周波出力
を600Wから200Wまで順次出力する。各々の出力時に入力データSD2を
取り込み、これと制御回路9に指示した設定データSD1とを比較し、その差が
8コード以上あった場合には、出力相違と見做して制御回路9への起動信号Pを
オフさせてインバータ回路の動作を停止させるとともに、表示器18にエラー表
示”E”を行う。
【0012】
インバータ回路の部品破壊や制御回路の故障によって、制御回路9に入力され
た設定データ通りの高周波出力がなされなかったり、また制御回路9が設定デー
タを正常に受け取らなかったりして、高周波出力値が設定値と異なる場合には、
上述のマイクロコンピュータ13の検査モードを用いることにより、これを簡単
に診断することができる。
【0013】
以上述べたように本考案によれば、従来計測器を用いなければ判定することの
できなかった誤出力という故障モードを簡単に検出することができ、検査効率を
向上させることができる。また、実施例のように、制御回路がデジタル回路で構
成されているので、通信回路等も含めLSI化することによって低コストにてイ
ンバータ回路の自己診断機能を有した優れた高周波加熱装置を提供できる。
【図1】本考案一実施例の回路図である。
【図2】同じく通信部の信号図である。
【図3】同じく検査シーケンスを示したものである。
9 制御回路
13 マイクロコンピュータ
14 通信回路
15 通信回路
16 電流検出回路
18 表示器
Claims (1)
- 【請求項1】 商用電源を整流平滑して直流電源を作る
整流平滑回路と、トランス、コンデンサ、ダイオード、
スイッチング素子により構成されたインバータ回路と、
このインバータ回路のスイッチング素子をオンオフ制御
する制御回路と、前記インバータ回路にて作られた高周
波電源により駆動されるマグネトロンと、前記制御回路
の動作を制御するマイクロコンピュータと、前記制御回
路に対して前記マイクロコンピュータからの高周波出力
設定デジタル値を伝達する通信回路と、前記整流平滑回
路に入力される電流値を検出しこれをデジタル値に変換
して前記制御回路に伝達する電流検出回路と、前記マイ
クロコンピュータの信号によって点灯する表示器とで構
成されたものにおいて、前記電流検出回路にて変換され
たデジタル値を入力値として前記マイクロコンピュータ
に伝達する第2の通信回路を設けるとともに、この第2
の通信回路からの入力を処理するための検査モードを前
記マイクロコンピュータに設け、この検査モード時に前
記マイクロコンピュータが前記制御回路に前記通信回路
を通じて出力する前記デジタル出力値を規定のシーケン
スに従って順次変化させ、この出力値とその時々に入力
される前記入力値との差が規定値以上あった場合に異常
と判定して前記表示器にエラー表示をすることを特徴と
する高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP985591U JPH04106892U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP985591U JPH04106892U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04106892U true JPH04106892U (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=31900055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP985591U Pending JPH04106892U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04106892U (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP985591U patent/JPH04106892U/ja active Pending
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