JPH04106483U - 冷却室の扉開放力軽減装置 - Google Patents

冷却室の扉開放力軽減装置

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Publication number
JPH04106483U
JPH04106483U JP1720291U JP1720291U JPH04106483U JP H04106483 U JPH04106483 U JP H04106483U JP 1720291 U JP1720291 U JP 1720291U JP 1720291 U JP1720291 U JP 1720291U JP H04106483 U JPH04106483 U JP H04106483U
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JP
Japan
Prior art keywords
door
cooling chamber
opening
opening force
spindle
Prior art date
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Pending
Application number
JP1720291U
Other languages
English (en)
Inventor
保一 園田
Original Assignee
株式会社安川電機
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社安川電機 filed Critical 株式会社安川電機
Priority to JP1720291U priority Critical patent/JPH04106483U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 冷却室1の開口部11の回りに弾性を備えた
パッキン2を貼りつけ、扉3との間で漏れのないように
して密閉した状態にするとき、扉3または冷却室1の側
壁に手動によって操作できる外気吸入装置を取りつけた
ものである。 【効果】 外気吸入装置を操作することによって、冷却
室内の空気が低温になることによって生じる負圧が解消
されるので、扉の開放時に大きな力を出す必要がなくな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内部に収納した電気機器を冷却するようにした密閉された制御盤や 冷蔵庫、冷凍庫などの冷却室の扉に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、外部に冷却装置を備えた冷却室の密閉状態を維持するために、冷却室の 開口部の周囲に磁気を備えたゴムパッキンを貼りつけて、扉を閉じた時に開口部 に扉がゴムパッキンの磁気によって吸引されると共に、扉と開口部の間にゴムパ ッキンが押し付けられて密閉されるようにしてあり、扉には開閉するための把手 が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記構成では、密閉された冷却室の空気を冷却した場合、内部の空 気の温度が低下するにしたがって内部の空気が収縮し始め、所定の温度まで下が った時には冷却室内に負圧が生じる。したがって、大気によって扉を閉じる方向 の力が生じて扉を開くときに大きな力を必要とするという欠点があった。 本考案は、冷却室の負圧を解除することにより扉の開放時に大きな力を必要と しないようにすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、開口部の回りの全周にわたって弾性を備えたパッキンを貼りつけた 冷却室の前記開口部を密閉する扉の開放力軽減装置において、前記冷却室または 扉に手動操作によって作動する外気吸入装置を設けたもので、とくに、外気吸入 装置は前記扉の表面に取りつけられた把手と、前記把手の表面から前記扉の裏面 に貫通する摺動穴と、前記摺動穴に摺動し得るように設けられたスピンドルと、 前記スピンドルの一方端に設けられ前記扉の裏面に密着し得るバルブと、前記ス ピンドルの他方端に設けられた押しボタンと、前記押しボタンと前記扉の表面と の間に設けられた復帰バネとを備えたものである。
【0005】
【作用】
扉を閉じて冷却室を密閉状態にした後、冷却装置により冷却室の内部を冷却す ると、冷却室内の空気が収縮し、冷却室内が負圧になる。 この状態で扉を開放する時、把手を握りながら復帰バネの力に逆らって押しボ タンを押して、バルブを扉の裏面から離し、摺動穴と冷却室内とを連通すると、 大気は吸気口から摺動穴を通って冷却室内に入るので、冷却室内の負圧が解消さ れて扉は軽く開閉できるようになる。
【0006】
【実施例】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、冷却室1の開口部11の回りの端面 12には全周にわたって磁気とともに弾性を備えたパッキン2が貼りつけられて いる。開口部11をふさぐ扉3は開口部付近に開閉自在にヒンジで支持され、扉 の表面には把手4が取りつけられている。把手4には把手4の表面から扉3の裏 面に貫通する摺動穴41が設けられ、摺動穴41にはスピンドル5が摺動し得る ように設けられている。摺動穴41には外気に通ずる吸入口42が設けられてい る。スピンドル5の一方端には扉3の裏面に密着し得るバルブ51が設けられ、 摺動穴41と冷却室1との連絡を絶つようにしてある。スピンドル5の他方端に は押しボタン52が固定され、押しボタン52と扉3の表面との間には復帰バネ 6が設けられて、バルブ51を常に扉の裏面に押し付けるようにしてある。 このように、扉3には摺動穴41、吸入口42、スピンドル5、バルブ51、 押しボタン52、復帰バネ6からなる外気吸入装置を設けてある。 扉3を閉じて冷却室1を密閉状態にした後、図示しない冷却装置により冷却室 1の内部を冷却すると、冷却室内の空気が収縮し、冷却室1内が負圧になる。 この状態で扉3を開放する時、図2に示すように、把手4を握りながら復帰バ ネ6の力に逆らって押しボタン52を押して、バルブ51を扉3の裏面から離し 、摺動穴41と冷却室1内とを通じるようにする。したがって、大気は吸気口4 2から摺動穴41を通り、冷却室1内に入るので、負圧は解消されて扉3は軽く 開閉できるようになる。 なお、外気吸入装置は扉の把手に設ける場合に限るものではなく、冷却室の側 壁に設けてもよい。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、把手を握りながら押しボタンを押すこと によって冷却室の負圧が解消されるので、扉の開放時に大きな力を出す必要がな くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案の動作中の要部側断面図である。
【符号の説明】
1 冷却室 11 開口部 2 パッキン 3 扉 4 把手 41 摺動穴 42 吸入口 5 スピンドル 51 バルブ 52 押しボタン 6 復帰バネ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部の回りの全周にわたって弾性を備
    えたパッキンを貼りつけた冷却室の前記開口部を密閉す
    る扉の開放力軽減装置において、前記冷却室または扉に
    手動操作によって作動する外気吸入装置を設けたことを
    特徴とする冷却室の扉開放力軽減装置。
  2. 【請求項2】 前記外気吸入装置が前記扉の表面に取り
    つけられた把手と、前記把手の表面から前記扉の裏面に
    貫通する摺動穴と、前記摺動穴に摺動し得るように設け
    られたスピンドルと、前記スピンドルの一方端に設けら
    れ前記扉の裏面に密着し得るバルブと、前記スピンドル
    の他方端に設けられた押しボタンと、前記押しボタンと
    前記扉の表面との間に設けられた復帰バネとを備えた請
    求項1記載の冷却室の扉開放力軽減装置。
JP1720291U 1991-02-27 1991-02-27 冷却室の扉開放力軽減装置 Pending JPH04106483U (ja)

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JPH04106483U true JPH04106483U (ja) 1992-09-14

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ID=31903995

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