JPH04105472U - 電気コネクタ構造 - Google Patents
電気コネクタ構造Info
- Publication number
- JPH04105472U JPH04105472U JP1418491U JP1418491U JPH04105472U JP H04105472 U JPH04105472 U JP H04105472U JP 1418491 U JP1418491 U JP 1418491U JP 1418491 U JP1418491 U JP 1418491U JP H04105472 U JPH04105472 U JP H04105472U
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- 241000257465 Echinoidea Species 0.000 description 1
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 電気接触端子のコネクタ本体への係止の二重
係止が可能になり、しかも、これらの係止を確実なもの
にして、電気接触端子の抜け強度を向上させることがで
きる電気コネクタ構造を提供することを目的とする。 【構成】 端子挿入孔部を形成したコネクタ本体の周側
面部に、各端子挿入孔部毎に、端子挿入孔部の開口縁部
から端面部側にかけて割り溝を形成し、コネクタ本体の
外周部に凹条部を形成してこの凹条部によりコネクタ本
体の内側において凸条9を内方に突出させ、端子挿入孔
部の内壁部に、端面部側に向いたランス部10を形成
し、電気接触端子の接触部を端子挿入部に挿入してラン
ス部を電気接触端子のランスに係合させると共に、締付
け部材を凹条部に装着してこれの締付けにより、凸条9
を電気接触端子12の接触部14と接続部の芯線圧着部
19との間に挿入してこの凸条9を接触部14の後縁部
に係止するようにした。
係止が可能になり、しかも、これらの係止を確実なもの
にして、電気接触端子の抜け強度を向上させることがで
きる電気コネクタ構造を提供することを目的とする。 【構成】 端子挿入孔部を形成したコネクタ本体の周側
面部に、各端子挿入孔部毎に、端子挿入孔部の開口縁部
から端面部側にかけて割り溝を形成し、コネクタ本体の
外周部に凹条部を形成してこの凹条部によりコネクタ本
体の内側において凸条9を内方に突出させ、端子挿入孔
部の内壁部に、端面部側に向いたランス部10を形成
し、電気接触端子の接触部を端子挿入部に挿入してラン
ス部を電気接触端子のランスに係合させると共に、締付
け部材を凹条部に装着してこれの締付けにより、凸条9
を電気接触端子12の接触部14と接続部の芯線圧着部
19との間に挿入してこの凸条9を接触部14の後縁部
に係止するようにした。
Description
【0001】
本考案は、ダブルロックを有する電気コネクタ構造に関するものである。
【0002】
従来のこの種の電気コネクタ構造として特開昭1−213973号公報などに
開示されている。
【0003】
この開示技術はハウジングの通路内へ突出する弾性腕の突起を、通路内に収容
されたタ−ミナル(電気接触端子)の凹部の嵌合させ、弾性腕の外方への変位を
防止するために固定部材を設けたものである。
【0004】
しかしながら、従来例にあっては、タ−ミナルへの係止が一か所であって、ダ
ブルロックにはなっていないために、固定部材が外れるとタ−ミナルの係止が不
安定なものになり、タ−ミナルのハウジングへの係止を確実なものにすることが
できないという問題点があった。
【0005】
本考案は、上記の問題点を解消するものであり、電気接触端子のコネクタ本体
への係止の二重係止が可能になり、しかも、これらの係止を確実なものにして、
電気接触端子の抜け強度を向上させることができる電気コネクタ構造を提供する
ことを目的とする。
【0006】
上記の目的を達成するために、本考案は、端子挿入部を形成したコネクタ本体
の周側面部に、各端子挿入孔部毎に、端子挿入孔部の開口縁部から端面部側にか
けて割り溝を形成し、コネクタ本体の外周部に凹条部を形成してこの凹条部によ
りコネクタ本体の内側において凸条を内方に突出させ、端子挿入孔部の内壁部に
、端面部側に向いたランス部を形成し、電気接触端子の接触部を端子挿入部に挿
入してランス部を電気接触端子のランスに係合させると共に、締付け部材を凹条
部に装着してこれの締付けにより、凸条を電気接触端子の凹部に挿入係止したこ
とを特徴とする。
【0007】
かかる構成により、ソケット本体のランス部に電気接触端子のランスに係止す
る第1の係止と、凸条を凹部に係止する第2の係止との二重係止が可能になり、
電気接触端子の抜け強度を向上させ、抜け防止を確実にすることができる。
【0008】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
【0009】
図1は本考案に係わる電気コネクタ構造の縦断面図である。電気コネクタ構造
は、雄側コネクタ1と雌側コネクタ2とより成る。
【0010】
雄側コネクタ1は、絶縁体より成るブロック状のコネクタ本体3を備えており
、このコネクタ本体3の正面側には複数個の端子挿入孔部4が図4において左右
方向に所定の間隔をおいて2列にわたって設けてあり、この端子挿入孔部4の端
面部5には開口部6が開口している。また、コネクタ本体3の前、後側面部3a
、3bには各端子挿入孔部4毎に、端子挿入孔部4の開口縁部から端面部5側に
かけて割り溝7が形成してあり、さらに、コネクタ本体3の外周部には凹条部8
が形成してあり、この凹条部8はコネクタ本体3の内側においては内方に突出す
る凸条9になっている。また、前記端子挿入孔部4の内壁部4aには、端面部5
側に向いたランス部10が形成してある。
【0011】
12は電気接触端子である。この電気接触端子12は図6に示すように接触部
14と、この接触部14の後部に連なる接続部15とを備えており、接触部14
は2枚の接触片13を合わせた構成であり、接触部14の下面には切り起こしよ
り成るランス14bが設けてある。
【0012】
接続部15は、U字状に起立した圧着片16を有する被覆圧着部17と、U字
状に起立した圧着片18を有する芯線圧着部19とより成る。
【0013】
そして、電線20の芯線21を芯線圧着部19の圧着片18で、電線20の被
覆部22を被覆圧着部17の圧着片16でそれぞれ圧着して電線20に電気接触
端子12が接続してある。
【0014】
そして、電気接触端子12の接触部14を端子挿入部4に挿入し、接触部14
の端面14cを端子挿入孔4の端面部5に押し当てると、前記ランス部10が電
気接触端子12のランス14bに係合し、前記凸条9が電気接触端子12の接触
部14と接続部15の芯線圧着部19との間の凹部40に位置する。
【0015】
この状態で、図5に示す締付け部材である締付けリング11をコネクタ本体3
の凹条部8に嵌合してコネクタ本体3を締付けることにより、コネクタ本体3を
割り溝7の部分だけ縮径し凸条9を電気接触端子12の接触部14と接続部15
の芯線圧着部19との間に挿入してこの凸条9を接触部14の後縁部に係止させ
て電線20が雄側コネクタ1に接続してある。
【0016】
雌側コネクタ2は、図9に示すように絶縁体より成るコネクタ本体28を備え
ており、このコネクタ本体28には嵌合部29が設けてあって、この嵌合部29
の底面部30の端子装着部31に端子32が装着してあり、端子32は嵌合部2
9内に突入している。この端子32には電線33が接続してある。
【0017】
したがって、雌側コネクタ2の嵌合部29に雄側コネクタ1を挿入嵌合すると
、電気接触端子12の接触部14に端子32が挿入されてこの端子32が接触片
13に接触し導通がとられる。
【0018】
前記締付け部材として図5に示す締付けリング11を用いたが、図8に示すよ
うにバンド形式にしても良い。すなわち、締付けバンド34をクリップ35に挿
入してリングとしたものである。
【0019】
このバンド形式の締付け部材を用いる場合には雄、雌側コネクタ1、2の嵌合
を浅くするか、クリップ35の逃げを雌側コネクタ2に形成する必要がある。
【0020】
上記の実施例によれば、雄側コネクタ1において、ソケット本体3のランス部
10に電気接触端子12のランス14bが係止する第1の係止と、凸条9を接触
部14の後縁部に係止する第2の係止との二重係止が可能になり、電気接触端子
の抜け強度を向上させ、抜け防止を確実にすることができる。
【0021】
以上説明したように、本考案は、端子挿入部を形成したコネクタ本体の周側面
部に、各端子挿入孔部毎に、端子挿入孔部の開口縁部から端面部側にかけて割り
溝を形成し、コネクタ本体の外周部に凹条部を形成してこの凹条部によりコネク
タ本体の内側において凸条を内方に突出させ、端子挿入孔部の内壁部に、端面部
側に向いたランス部を形成し、電気接触端子の接触部を端子挿入部に挿入してラ
ンス部を電気接触端子のランスに係合させると共に、締付け部材を凹条部に装着
してこれの締付けにより、凸条を電気接触端子の凹部に挿入係止したので、ソケ
ット本体のランス部に電気接触端子のランスに係止する第1の係止と、凸条を凹
部に係止する第2の係止との二重係止が可能になり、電気接触端子の抜け強度を
向上させ、抜け防止を確実にすることができる。
【図1】本考案に係わる電気コネクタ構造の縦断面図で
ある。
ある。
【図2】同電気コネクタ構造の雄側コネクタのコネクタ
本体の縦断面図である。
本体の縦断面図である。
【図3】同雄側コネクタの一部省略した分解説明図であ
る。
る。
【図4】同雄側コネクタのコネクタ本体の斜視図であ
る。
る。
【図5】締付け部材の斜視図である。
【図6】電気接触端子の電線接続前の説明図である。
【図7】同電気接触端子の側面図である。
【図8】締付け部材の他の実施態様の斜視図である。
【図9】雌側コネクタの縦断面図である。
3 コネクタ本体
4 端子挿入部
7 割り溝
9 凸条
10 ランス部
12 電気接触端子
40 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 端子挿入部を形成したコネクタ本体の周
側面部に、各端子挿入孔部毎に、端子挿入孔部の開口縁
部から端面部側にかけて割り溝を形成し、コネクタ本体
の外周部に凹条部を形成してこの凹条部によりコネクタ
本体の内側において凸条を内方に突出させ、端子挿入孔
部の内壁部に、端面部側に向いたランス部を形成し、電
気接触端子の接触部を端子挿入部に挿入してランス部を
電気接触端子のランスに係合させると共に、締付け部材
を凹条部に装着してこれの締付けにより、凸条を電気接
触端子の凹部に挿入係止したことを特徴とする電気コネ
クタ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1418491U JPH0731512Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 電気コネクタ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1418491U JPH0731512Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 電気コネクタ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04105472U true JPH04105472U (ja) | 1992-09-10 |
JPH0731512Y2 JPH0731512Y2 (ja) | 1995-07-19 |
Family
ID=31901830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1418491U Expired - Lifetime JPH0731512Y2 (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 電気コネクタ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0731512Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP1418491U patent/JPH0731512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0731512Y2 (ja) | 1995-07-19 |
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