JPH04105394U - パネルシヤツターの嵌込材取付装置 - Google Patents

パネルシヤツターの嵌込材取付装置

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JPH04105394U
JPH04105394U JP1457791U JP1457791U JPH04105394U JP H04105394 U JPH04105394 U JP H04105394U JP 1457791 U JP1457791 U JP 1457791U JP 1457791 U JP1457791 U JP 1457791U JP H04105394 U JPH04105394 U JP H04105394U
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panel holding
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敏和 山野
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文化シヤツター株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 少なくとも後付けビードを必要とせずに、嵌
込材をパネル保持枠に簡単に手際よく取付けることがで
きるようにする。 【構成】 パネル保持枠4に嵌込材10を嵌込み保持さ
せるパネルシャッターの嵌込材取付装置において、前記
パネル保持枠4の内周面側一側に設けられ、前記嵌込材
10の周縁部一側面を当接させる嵌込材当接片部15
と、前記パネル保持枠4の内周面側他側に形成され、前
記嵌込材当接片部に周縁部一側面が当接した前記嵌込材
10の他側面に沿って開口する係合溝17と、この係合
溝17に着脱可能に嵌込み係合されて前記嵌込10材を
前記嵌込材当接片部15との間で挟圧支持する押え部材
18とを備えたパネルシャッターの嵌込材取付装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パネルシャッターのパネル面板となるガラス板や合成樹脂板等の 嵌込材の取付手段を改良したパネルシャッターの嵌込材取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のパネルシャッターを示す概略的な正面図、図9は図8のA−A線 拡大断面図、図10は図8および図9のパネルの断面図である。 図において、1は建物の出入口や窓等のシャッター開閉用開口の両側に起立配 置された左右一対のガイドレールであり、これらのガイドレール1は対向面部に パネル昇降ガイド用の縦長開口を有する中空部材から成っている。 かかるガイドレール1の上部には、パネル収納部となるパネル収納ブラケット 2が配置されている。
【0003】 このパネル収納ブラケット2内には、正逆回転駆動されるパネル昇降駆動系の スプロケット(図示せず)が配置され、このスプロケットには前記ガイドレール 1内に垂下して昇降駆動される左右一対のチェーン3が噛合している。 これらのチェーン3は、前記ガイドレール1の相互間で垂直方向に隣合う上下 複数段のパネル保持枠4の上部両側を連繋吊持している。 前記パネル保持枠4は、上部横かまち(上枠)5と下部横かまち(下枠)6お よび両側の縦かまち(縦枠)7と中補強枠8とによる一体的枠組構造から成って 、そのパネル保持枠4に挿脱可能なビード押え9(図10参照)を備えている。
【0004】 そして、前記パネル保持枠4に対する嵌込材10の取付けに際しては、まず、 前記パネル保持枠4の一側開口端縁部に先付けビード11を装着した後、該先付 けビード11に前記嵌込材10を当接させ、次いで、前記パネル保持枠4に前記 ビード押え9を差し込み、この状態で、該ビード押え9と前記嵌込材10との間 に軟質の後付けビード12を押し込むことによって、前記パネル保持枠4に対す る前記嵌込材の取付け固定を行っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、パネル保持枠4に対する嵌込材10取付けのため に先付けビード11と後付けビード12を必要とし、これらのビードにより前記 嵌込材10の取付作業が熟練を要して非常に面倒で、パネル組立作業性が悪いと いう点にある。
【0006】 この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、少なくとも 後付けビードを不要化でき、しかも、嵌込材の取付固定を簡単な操作で容易に手 際よく行うことができ、パネル組立作業性の向上に大きく寄与するパネルシャッ ターの嵌込材取付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るパネルシャッターの嵌込材取付装置は、パネル保持枠の内周面 側一側に嵌込材の周縁部一側面に当接させる嵌込材当接片部を設けると共に、前 記パネル保持枠の内周面側他側には、前記嵌込材当接片部に周縁部一側面が当接 した前記嵌込材の他側面に沿って開口する係合溝を設け、この係合溝に着脱可能 に嵌込み係合されて前記嵌込材を前記嵌込材当接片部との間で挟圧支持する押え 部材を備えたものである。
【0008】
【作用】
この考案におけるパネルシャッターの嵌込材取付装置では、パネル保持枠の嵌 込材当接片部に嵌込材一側面周縁部を当接させ、この状態で、該嵌込材の他側面 に沿って前記パネル保持枠の係合溝に押え部材を嵌込み係合させることにより、 その押え部材の前記嵌込材当接片部との間で前記嵌込材を挟圧支持する。このた め、ビードを必要とせずに前記嵌込材を前記パネル保持枠に簡単かつ確実に手際 よく取付固定でき、パネル組立作業性の向上が図れる。
【0009】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例によるパネルシャッターのパネル保持枠における 上部横かまち部分の斜視図、図2は同パネル保持枠の縦かまち部分での分解斜視 図であり、これらに図示されたパネル保持枠4は、図8および図10の場合と同 じく一体的枠組構造に組立てられるが、ここでは、上部横まかち(上枠)5と一 側の縦かまち(縦枠)7のみを図示し、下部横かまち(下枠)6と他側の縦かま ち7および中補強枠8は図示を省略する。ここで、図示しない下部横かまち6と 他側の縦かまち7は、上部横かまち5および一側の縦かまち7について後述する 構成と同一構成である。
【0010】 図1に示すパネル保持枠4の上部横かまち5および図2に示す縦かまち7は、 それらの一側壁部4aおよび7aの内向き端部に一体折曲形成され、嵌込材10 の周縁部一側面に当接させるための嵌込材当接片部15を有している。この嵌込 材10との間の嵌込材破損防止や雨仕舞のために緩衝材16が着脱可能に装着さ れている。なお、この緩衝材16は、前記嵌込材10がガラス以外の例えば合成 樹脂等から成る場合は不要化される。
【0011】 また、前記上部横かまち5および縦かまち7の他側壁部4bおよび7bの各内 側には、前記嵌込材当接片部15の緩衝材16に周縁部一側面を当接させた前記 嵌込材10の他側面に沿って開口する係合溝17が一体形成されている。ここで 、前記上部横かまち5および縦かまち7の各内側面部には、前記緩衝材16に当 接した嵌込材10と前記他側壁部4b,7bとの間で該他側壁部4b,7bに平 行する中仕切壁部4c,7cが一体突設されている。これらの中仕切壁部4c, 7cは前記他側壁部4b,7bとの間で前記係合溝17を形成している。
【0012】 この係合溝17の開口端縁部には、相対方向に突出する係合段部17aが一体 形成されている。 かかる係合溝17には、前記嵌込材当接片部15の緩衝材16との間で前記嵌 込材10を挟圧支持するための押え部材18が着脱可能に嵌込み係合されるよう になつている。
【0013】 この押え部材18の裏面には、前記係合溝17の溝幅に対応した間隔で並行す る一対の脚片18aが一体突設され、且つ、該脚片18aの先端部には、前記係 合溝17の係合段部17aに係脱可能に係合させるための係止突部18bが一体 形成されている。なお、前記押え部材18は、その脚片部18aが相対方向に弾 性変形可能な例えば合成樹脂等によって一体形成されている。
【0014】 図3は嵌込材取付状態の上部横かまちでの断面図、図4は嵌込材取付状態の縦 かまち部分での断面図であり、これらの図を参照して嵌込材10をパネル保持枠 4に取付固定する場合を説明する。
【0015】 まず、パネル保持枠4の嵌込材当接片部15の緩衝材16に嵌込材10の周縁 部一側面を当接させ、この状態で、該嵌込材10の他側面に沿って前記パネル保 持枠4の係合溝17に押え部材18を嵌込み係合させる。この場合、押え部材1 8の脚片18aを前記係合溝17に押し込むと、その脚片18aの係止突部18 bが前記係合溝17の係合段部17aを通過する過程で前記脚片18aが相対方 向に弾性変形し、且つ通過後には前記脚片18aが弾性復元することにより、該 脚片18aの係止突部18bが前記係合溝17の係合段部17aの内側に弾性係 合する。
【0016】 このようにして、前記係合溝17に嵌込み係合された前記押え部材18は、前 記緩衝材16との間で前記嵌込材10を挟圧支持する。
【0017】 図5はこの考案の他の実施例によるパネル保持枠の分解斜視図、図6は図5に おける上部横かまちと嵌込材との取付状態を示す断面図、図7は図5における縦 かまちと嵌込材との取付状態を示す断面図である。
【0018】 この実施例の係合溝17は、上部横かまち5および縦かまち7の嵌込材当接片 部15に当接させた嵌込材10と、前記上部横かまち5および縦かまち7の各他 側壁部4bおよび7bとの間で形成され、それらの他側壁部4bおよび7bの開 放端内縁部に係合段部17aが一体形成されている。従って、この実施例では、 前実施例における中仕切壁部4c,7cが不要化されている。
【0019】 この実施例において、前記係合溝17に係脱可能に嵌込み係合される押え部材 18は、押え面板180の裏面に一体突設した一条の脚片18aの先端側に屈曲 片部18cを一体に折曲形成し、且つ、前記脚片18aには前記係合段部17a と係脱可能に係合させるための係止突部18bを一体形成した図示例構成となっ ている。
【0020】 また、前記上部横かまち5の他側壁部4bの開放端(下端)には外向鍔部4d が一体形成され、この外向鍔部4dには図6に示すように押え部材18の押え面 板180を圧接支承させるようになっている。さらに、前記縦かまち7の嵌込材 当接片部15側には、その他側壁部7bの係合段部17a側に向って突出し、図 7に示すように前記押え部材18の屈曲片部18cの先端を圧接係合させるため の突出部17bが一体形成されている
【0021】 従って、この実施例では、パネル保持枠4の嵌込材当接片部15に嵌込材10 の周縁部一側面を当接させた状態で、該嵌込材10の周縁部他側面と前記パネル 保持枠4の他側壁部4b,7bとの間に形成された係合溝17に押え部材18の 屈曲片部18c側を圧入すると、上下の横かまち(図面では上部横かまち5のみ を示す)側の押え部材18は、図6に示すように、その押え面板180の一側縁 部と屈曲片部18cの先端部が嵌込材10に圧接係合し、且つ、前記押え面板1 80の他側縁部が外向鍔部4dに圧接支承されると共に、脚片18aの係止突部 18bが係合段部17aに弾性係合した状態となる。他方、縦かまち7側の押え 部材18は、図7に示すように、その屈曲片部18cの先端部が前記突出部17 bに圧接係合し、且つ、脚片18aの係止突部18bが前記縦かまち7の係合段 部17aに弾性係合し、押え面板180の一側端部が嵌込材10に圧接係合する と共に、前記押え面板180の他側端部が前記縦かまち7の他側壁部7bの先端 に圧接係合した状態となる。このため、前実施例の場合と同様の作用効果を奏す る。
【0022】 なお、前記各実施例で述べたパネル保持枠4が図8に示す中補強枠8を有する 場合、この中補強枠8の両側を、図1〜図4または図5〜図7で述べた構造とし て、前記各実施例の場合と同じ要領で嵌込材10を押え部材18により取付固定 するものである。
【0023】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、パネル保持枠の嵌込材当接片部に嵌込材の 一側周縁部を当接させた状態で、該嵌込材の他側縁部に沿って前記パネル保持枠 の係合溝に押え部材を嵌込み係合させることにより、その押え部材が前記嵌込材 当接片部との間で前記嵌込材を挟圧支持するので、ビードを必要とせずに前記嵌 込材を前記パネル保持枠に簡単かつ確実に手際よく取付固定でき、パネル組立作 業性の向上が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるパネルシャッターの
パネル保持枠における上部横かまち部分の分解斜視図で
ある。
【図2】同パネル保持枠の縦かまち部分での分解斜視図
である。
【図3】同嵌込材取付状態の上部かまち部分での断面図
である。
【図4】同嵌込材取付状態の縦かまち部分での断面図で
ある。
【図5】この考案の他の実施例によるパネル保持枠の分
解斜視図である。
【図6】図5における上部横かまちと嵌込材との取付状
態を示す断面図である。
【図7】図5における縦かまちと嵌込材との取付状態を
示す断面図である。
【図8】従来のパネルシャッターを示す概略的な正面図
である。
【図9】図8のA−A線拡大断面図である。
【図10】図8および図9のパネルの断面図である。
【符号の説明】
4 パネル保持枠 10 嵌込材 15 嵌込材当接片部 16 緩衝材 17 係合溝 18 押え部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル保持枠に嵌込材を嵌込み保持させ
    るパネルシャッターの嵌込材取付装置において、前記パ
    ネル保持枠の内周面側一側に設けられ、前記嵌込材の周
    縁部一側面に当接させる嵌込材当接片部と、前記パネル
    保持枠の内周面側他側に形成され、前記嵌込材当接片部
    に周縁部一側面が当接した前記嵌込材の他側面に沿って
    開口する係合溝と、この係合溝に着脱可能に嵌込み係合
    されて前記嵌込材を前記嵌込材当接片部との間で挟圧支
    持する押え部材とを備えたパネルシャッターの嵌込材取
    付装置。
  2. 【請求項2】 前記嵌込材当接片部には緩衝材が装着さ
    れ、該緩衝材に前記嵌込材が当接されていることを特徴
    とする請求項1のパネルシャッターの嵌込材取付装置。
JP1991014577U 1991-02-22 1991-02-22 シャッターの嵌込材取付装置 Expired - Fee Related JP2597584Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57168688U (ja) * 1981-04-21 1982-10-23
JPS58159387U (ja) * 1982-04-19 1983-10-24 昭和アルミウム株式会社 ビ−ド
JPH01177393U (ja) * 1988-06-04 1989-12-19

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