JPH04105059A - 毛細管電気泳動装置の給液装置 - Google Patents

毛細管電気泳動装置の給液装置

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JPH04105059A
JPH04105059A JP2222841A JP22284190A JPH04105059A JP H04105059 A JPH04105059 A JP H04105059A JP 2222841 A JP2222841 A JP 2222841A JP 22284190 A JP22284190 A JP 22284190A JP H04105059 A JPH04105059 A JP H04105059A
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capillary
vessel
tube
capillary tube
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Shoichi Kobayashi
章一 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は毛細管電気泳動装置における試料とが電解液、
洗滌液等を供給する装置に関する。
(従来の技術) 毛細管電気泳動法は内径100μm前後の毛細管に電解
液を充し、毛細管の一端に試料を注入して毛細管両端間
に電圧を印加し、電気泳動により、試料成分を相互分離
するものである。
この方法は試料の量がきわめて微量〈数n17)で充分
であると云う利点があり、?Mffi試料の分析に適し
ている。
所で上述した毛細管電気泳動を行う装置において、上述
した各種の液を毛細管管内に充填するのに、通常は毛細
管の一端を下に向けて上述した各種の液の岐器に挿入し
、管内に液を吸込ませるようにしている。
このとき、一つの液の充填を終って毛細管の下端をその
液の容器内の液面から引上げるとき、管の下端に容器内
の液が液滴状になって付着して来る。この現象から次の
ような問題を生じる。
(1)毛細管に吸込ませた液が電解液である場合、液滴
が管の下端に付着したま\次にその管を試料容器に挿入
すると、もともとこの分析法は微量分析に適しており、
試料が小量しかないので、電解液の液滴で試料濃度が稀
釈されてしまい、定量的データを得るのが困難になる。
(2)  毛細管に試料を吸込ませた後、電解液中に管
端を挿入する場合、小量の試料の一部が管端に付着しだ
液滴となって持出され、電解液中に棄てられることにな
って、貴重な試料の損失が大きい。
なお電解液中に試料が混入すると云う問題は容器中の電
解液が試料の液滴に比しきわめて多量であるため余り問
題としなくてもよい。
従来の毛細管電気泳動装置では上述(1)、(2)の問
題に対し、積極的な対策はなされておらず、管端の液を
手動的に吸取って除去すると云った程度のことしかなさ
れず、このようにして試料の稀釈は防がれても試料の損
失はさけられなかった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、毛細管電気泳動装置に各種の液を供給する場
合に、毛細管に付着する液滴を除去し得るようにした給
液装置を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 毛細管の下端と供給液容器との間に相対的に上下移動お
よび水平移動を行わせる手段と、毛細管の下端を上記容
器内の液中に挿入した後、毛細管の下端と容器内液面と
を離し、その状態で毛細管と容器との間に水平に一方向
に所定距離の移動を行わせ、その状態で更に毛細管と容
器とを毛細管の下端が容器の口から出ない範囲で上下に
遠ざかる方向に移動させ、その後容器と毛細管の水平方
向の位置をもとに戻して、毛細管の下端を容器の口より
引出すように上記手段を駆動させるようにした。
更に、上記各種溶液の容器を遠心分離機にかけ得る形と
した。
(作用) 今仮に容器の方を上下および水平に動かすものとして、
作用を説明する。容器を上げて容器内の液面に毛細管の
下端が進入するようにする。この状態で毛細管に溶液を
吸込ませることができる。
次に容器を下げ毛細管の下端を液面から出す。このとき
管の下端には液滴が付いている。こ\て次に容器を水平
に成る距離動かすと、毛細管の途中が容器の口縁に当っ
て押され、毛細管の下端部が曲げられ、下端が容器内面
に接触する。この状態で容器を下げると毛細管の下端は
容器内面に接触しながら容器内面を上昇し、この間毛細
管の下端に付着していた液滴は容器内面に移され、容器
内面に垂直方向に引かれる溶液の濡れ条を伝い毛細管の
下端に付着していた液滴は下方に流下するので、毛細管
の下端に付着していた液滴は取除かれ、もとの容器内の
液に戻される。その後、容器を水平方向にもとの位置に
戻して、下げれば毛細管の下端を容器の口から出すこと
ができ、そのとき毛細管の下端に液滴は残っていない。
更に容器を遠心分離機にかけることが出来る形にしてお
くと、上記のようにして容器内面に塗着された状態の溶
液は、容器を遠心分離機にかけて速やかにもとの容器内
の液内に戻すことができる。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例を示す。図で1は支柱であり
、横腕2が上下摺動可能に保持されている。横腕2には
支柱1側面のラック11と噛合うビニオン21が枢着し
てあり、このビニオンは横腕2に取付けられたモータ2
2により駆動される。支柱1の上部に取付けられた腕3
に毛細管4と溶液押込み用の送気管5が保持されている
。6は腕3の下方にあって、毛細管4と送気管5とが貫
通させである封口板である。横腕2に容器7を保持させ
て腕2を上昇させると、毛細管4の下端は容器7内の液
中に挿入され、更に上昇させると封口板6が容57の口
端に当接し、容器7を気密に閉じる。こ\で送気管5か
ら空気を送って容器内を加圧すると、容器7内の液が毛
細管4内に押込まれるのである。封口板6から下方に突
出している毛細管の長さは、封口板6が容器7の口端に
当ったとき毛細管の下端が容器7の底に達する長さにし
てあり、横腕2の上昇限度かそこまでであるように支柱
1にリミットスイッチ81が取付けられて、横腕2がこ
のリミットスイッチに当った所で横腕2の上昇が止まる
ようにしである。腕2上で容器7を把持しする指23は
腕2上を腕基部の当り24から先端部の当り25までの
間を水平方向に手動的に摺動可能で、基部の当りに当接
させた位置では毛細管4の管軸と容器7の中心線が一致
するようにしである。そして容器7をその口端が封口板
6より少し下った位置した所で、指23を横腕2の先端
部の当りに当るまで動かすと、第2図に示すように毛細
管4の封口板6から下の部分の途中が容器7の口縁に当
って弾性的に押し曲げられ、毛細管が容器7の内面に押
し当てられるようにしである。この状態で更に容器7を
下げると、毛細管4の下端は容器7の内面をこすって上
方に移動して行き、この間に作用の項で述べたように管
端に付着していた液面は容器7内面に転移する。成る所
でまで容器7が下がった所で、指23を横腕2の基部の
当り24まで戻して、容器が支柱基板13に載る所まで
横腕2を降下させ、指23を緩解して容器7を外し、次
の液を入れた容器と交換する。基板13に容器を載せた
状態で容器を交換することにより容器を指23で把持す
る高さ位置が決まる。指23はばねで閉じるようになっ
ており、手動で開いて容器の交換を行う。
横腕2の上述した一番下の位置および途中で毛細管の下
端を容器内面に当て、その状態で毛細管の下端が容器内
面を擦過するように動かすための二つの上下位置で横腕
2を停止させるため、リミットスイッチ82.83.8
4が設けられている。
モータ22は次のようなシーケンスによって駆動される
。最初横腕2はリミットスイッチ84に当っており、こ
の状態でモータ22は正転に切替えられている。そこで
手動的にモータオンのスイッチを押すと、モータ22は
正転して腕2が上昇し、リミットスイッチ81に当接し
た所で、モータ22は停止せしめられると共に逆転に切
替えられる。次に手動で再びモータオンのスイッチを押
すとモータは逆転して腕2は降下し、リミットスイッチ
82に当ってモータ22が止まる。次に再びモータオン
のスイッチを押すと、モータ22は逆転して腕2が下り
リミットスイッチ83に当った所で止まる。こ\で更に
モータオンのスイッチを押すとモータは逆転を続けて腕
2が下り、リミットスイッチ84に当ってモータ22は
正転に切替わって停止する。これで腕2の上下移動の一
周期の動作が終る。この実施例ではモータ停止後の再作
動は全て手動で行われ、再作動の前に容器の交換、送気
の操作、毛細管の下端に付着した液滴除去のための指2
3の水平方向の駆動等の操作を行う。
上述した実施例は手動的であるが、横腕2の上下運動、
指23の水平運動、容器内の液を毛細管に圧入するため
の送気等の動作は一定のタイムスケジュールのもとて全
自動的に行わせることは容易であり、更に指23の開閉
、容器の交換も自動化可能である。
容器7を遠心分離器にかけることができる形にしておく
と、毛細管の下端に付着した液を容器内面に付着させた
あと、その液を速やか;こ完全に容器の底に回収するこ
とができる。
(発明の効果) 本発明によれば、毛細管電気泳動分析において、もとも
と小量しかない試料の損失が防がれ、他の液による稀釈
も防がれ、微量試料の有効利用の分析における定量精度
の向上と云った効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置の側面図、第2図は同装
置の動作説明図である。 1・・・支柱、2・・・横腕、4・・・毛細管、5送気
管、6・・・封口板、7・・・容器、11・・・ラック
、12・・・基板、21・・・ビニオン、22・・・モ
ータ、23・・・容器を把持する指、81〜84・・・
リミットスイッチ。 代理人  弁理士 縣  浩 介

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)毛細管の下端と供給液容器との間に相対的に上下
    移動および水平移動を行わせる手段と、毛細管の下端を
    上記容器内の液中に挿入した後、毛細管の下端と容器内
    液面とを離し、その状態で毛細管と容器との間に水平に
    一方向に所定距離の移動を行わせ、その状態で更に毛細
    管と容器とを毛細管の下端が容器の口から出ない範囲で
    上下に遠ざかる方向に移動させ、その後容器と毛細管の
    水平方向の位置をもとに戻して、毛細管の下端を容器の
    口より引出すように上記手段を駆動させるようにしたこ
    とを特徴とする毛細管電気泳動装置の給液装置。
  2. (2)各種溶液の容器を遠心分離機にかけ得る形とした
    請求項(1)記載の毛細管電気泳動装置の給液装置。
JP2222841A 1990-08-24 1990-08-24 毛細管電気泳動装置の給液装置 Expired - Lifetime JP2932639B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5424037A (en) * 1992-08-04 1995-06-13 Hewlett-Packard Company Apparatus for handling liquid vials in an analytical device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5424037A (en) * 1992-08-04 1995-06-13 Hewlett-Packard Company Apparatus for handling liquid vials in an analytical device

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