JPH04105021A - 投込み式水位伝送器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の［１的］ （産業上の利用分野） 本発明は圧力センサを内蔵した検出器を肺ｊ定対象とな
る水中に沈めることによって水位を測定する投込み式水
位伝送器に関する。

（従来の技術） 水位の測定を行なう水位測定装置の１つとして、従来、
投込み式水位伝送器か知られている。

第７図はこのような投込み式水位伝送器の一例を示す概
略構成図である。

この図に示す投込み式水位伝送器は測定対象となる水中
に沈められる検出器１０１と、陸上に設けられる変換器
１０２と、この変換器１．０２と前記検出器１０１とを
接続するケーブル１．０３とを備えており、検出器１０
１に設けられた圧力センサによって水圧と前記ケーブル
１０３を介して供給される大気圧との差を検出し、この
検出結果によって得られる電気信号をケーブル１．０３
を介して変換器１０２に供給し、ここで増幅、信号変換
して表示装置等（図示は省略する）に供給する。

前記検出器］０１は第８図に示す如く前記ケーブル１０
３内に設けられた中空パイプ１０４によってその内部が
大気圧に保持されている収納容器１０５と、この収納容
器１０５内に設けられこの収納容器１０５内外の圧力差
を検出する圧力センサ１０６と、前記収納容器１０５内
に設けられ前記圧力センサ１０６によって得られた電気
信号を取り込んで補正処理や増幅処理を行なう電気回路
１０７とを備えており、電気回路１０７によって得られ
た電気信号をケーブル１０３内に設けられた配線１（Ｊ
９を介して前記変換器１０２に供給する。

変換器１０２は一部に大気圧ポート１１０が形成された
収納容器１１１と、この収納容器１１１内に設けられ前
記配線１０９を介して供給された前記電気信号を取り込
んで増幅した後、電流信号に変換する電気回路１１２と
を備えており、前記大気圧ポート１１０によって前記ケ
ーブル１０３内の中空パイプ１０４を大気と連通させる
とともに、前記配線１０９を介して（！（給された電気
信号を処理して水深を示す電流信号を生成しこれを伝送
線１１３を介して前記表示装置等に出力する。

（発明が解決しようとする課題） ところてこのような投込み式水位伝送器を使用する場合
、検出器１０１を水中に投入するために、変換器１０２
を水面付近に設置することか多い。

しかしながらこのような水辺では大気中の水蒸気圧が高
いため、長時間使用すると、中空／（イブ１０４を通し
て飽和水蒸気を含んた大気か検出器１０１側の収納容器
１０５内に侵入して結露し、収納容器１０５に内蔵され
ている電気回路１０７が短絡したり、腐蝕したりすると
いう問題があった。

本発明は上記の事情に鑑み、湿気等から検出器内の電気
回路や変換器内の電気回路を保護することができ、これ
によって飽和水蒸気を含む環境下でも安定した測定を行
なうことができる投込み式水位伝送器を提供することを
目的としている。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本発明による投込み式水位
伝送器は、水中に沈められた検出器と、地上側に設けら
れる変換器と、この変換器と前記検出器とを接続するケ
ーブルとを備え、前記ケーブル内に設けられた中空パイ
プによって前記変換器側に設けられた外気導入パイプと
前記検出器内とを連通させて前記検出器内に設けられた
感圧センサに水圧検出動作を行なわせる投込み式水位伝
送器において、前記外気導入パイプから前記変換器の間
に気体のみを通し液体を通さない遮蔽部材を設けたこと
を特徴としている。

（作用） 上記の構成において、外気導入パイプから前記変換器の
間に設けられた遮蔽部材によって大気中の湿気等が中空
パイプを介して検出器側に伝わらないようにしながら、
前記中空パイプを介して大気圧の圧力のみを検出器側に
伝えて感圧センサに水圧検出動作を行なわせ、この検出
結果を変換器内に取り込んで所定の信号に変換させて外
部に出力する。

（実施例） 第１図は本発明による投込み式水位伝送器の一実施例を
示す構成図である。

この図に示す投込み式水位伝送器は測定対象となる水中
に沈められる検出器１と、陸上に設けられる変換器２と
、この変換器２と前記検出器１とを接続するケーブル３
とを備えており、検出器１に設けられた感圧センサ４に
よって水圧と前記ケーブル３を介して供給される大気圧
との差を検出し、この検出結果によって得られる電気信
号をケーブル３を介して変換器２に供給し、ここで増幅
、信号変換させて表示装置等（図示は省略する）に供給
する。

前記検出器１は前記ケーブル３内に設けられた中空パイ
プ５によってその内部が大気圧に保たれる上チヤンバ−
６と導圧口８によってその内部が水圧に保たれる下チヤ
ンバ−７とを有する収納容器９と、前記下チヤンバ−７
の上部に固定される支持台］０と、この支持台１０の下
部側と前記上チヤンバ−６とを連通させるパイプ１１と
、前記支持台１０の下側に固定される感圧センサ４と、
この感圧センサ４の下側を閉しるように設けられるダイ
ヤフラム１２と、このダイヤフラム１２と前記感圧セン
サ４の下部側との間に形成された空間に封入される封入
液１３と、前記上チャンハロ内に設けられ前記感圧セン
サ４によって得られた電気信号を取り込んで補正処理や
増幅処理を行なう信号処理部］４とを備えており、信号
処理部１４によって得られた電気信号をケーブル３内に
設けられた配線１５を介して前記変換器２に供給する。

変換器２は外気導入パイプ１６によって大気と連通され
るとともに、前記ケーブル３内に設けられた中空パイプ
５によって前記検出器］の上チヤンバ−６と連通される
収納部１７と仕切り板１８によって密封される収納部１
９とを有する収納容器２０と、前記外気導入パイプ１６
の下部に設けられる遮蔽膜２］と、前記収納容器２ｏ内
の前記収納部１９内に設けられ前記配線１５を介して１
１（給された前記電気信号を取り込んで増幅した後、電
流信号に変換する電気回路２２と、前記収納容器２０内
の前記収納部］７内に設けられ前記配線１５や前記電気
回路２２からの配線２３と伝送線（図示は省略する）と
を接続する端子台２４とを備えており、外気導入パイプ
１６によって収納部１７内の気圧を大気圧と同しくし、
この圧力を前記ケーブル３内の中空パイプ５を介して収
納容器９内の上チヤンバ−６に伝える。

そして、前記配線１５を介して供給された電気信号を処
理して水深を示す電流信号を生成しこれを前記伝送線を
介して前記表示装置等に出力する。

この場合、前記遮蔽膜２１は、例えばポリテトラフロロ
エチレンを特殊延伸加工して微多孔質化した材料によっ
て構成され、第２図に示す如く外気導入パイプ１６の下
面側を閉しるように取り付けられており、この遮蔽膜２
１によって所定の圧力（通常、数Ｋｇ／ｃｍ２）以下で
は気体のみを通し、水等の液体を通さないようにしてい
る。

これによって、収納部１７内の気圧と大気圧とを同しに
しなから、大気中の湿気や水滴等が収納部］７内や上チ
ヤンバ−６内に入るのを防止する。

このようにこの実施例においては、遮蔽膜２１によって
大気側と収納部１７側とを分離するようにしているので
、大気中の湿気等を遮断しなから大気圧を検出部ｌの上
チヤンバ−６側に伝えることができ、これによって検出
器１例の信号処理部１４を湿気等から保護することがで
き、結露による信号処理部１４の絶縁不良や短絡等の不
具合を無くすことができる。

また、上述した実施例においては、外気導入パイプ１６
の下部に遮蔽膜２１を直接取り付けるようにしているが
、第３図に示す如く中空パイプ５の上部に直接取り付け
るようにしても上述した実施例と同様に検出器１側の信
号処理部１４を湿気等から保護することができ、これに
よって湿気の影響による信号処理部１４の絶縁不良や短
絡等の不具合を無くすことができる。

また、上述した各実施例においては、外気導入パイプ１
６の下部や中空パイプ５の上部に遮蔽膜２］を直接取り
付けるようにしているか、第４図に示す如くポリテトラ
フロロエチレンを特殊延伸加工して微多孔質化した材料
によって構成される底を有するパイプ（または、棒体等
ン２５を前記外気導入パイプ１６の下部に（１）入する
ようにしても、また第５図に示す如く中空パイプ５の上
部に（１）入するようにしても、上述した各実施例と同
様な効果を得ることができる。

また、第６図に示す如くケーブル３の下端にリング状の
支持板２６を設け、この支持板２６の中央部分に形成さ
れた穴にポリテトラフロロエチレンを特殊延伸加工して
微多孔質化した材料によって構成される遮蔽膜２７を張
り付けるようにしても、上述した各実施例と同様な効果
を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、湿気等がら検出器
内の電気回路や変換器内の電気回路を保護することがで
き、これによって飽和水蒸気を含む環境下でも安定した
測定を行なうことかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による投込み式水位伝送器の実施例を示
す構成図、第２図は第１図に示す遮蔽膜部分の詳細な構
成図、第３図は本発明による投込み式水位伝送器の他の
実施例を示す構成図、第４図は本発明による投込み式水
位伝送器の他の実施例を示す構成図、第５図は本発明に
よる投込み式水位伝送器の他の実施例を示す構成図、第
６図は本発明による投込み式水位伝送器の他の実施例を
示す構成図、第７図は従来から知られている投込み式水
位伝送器の一例を示す概略構成図、第８図は第７図に示
す投込み式水位伝送器の構成図である。 １４　電気回路（信号処理部） ２１・・遮蔽部材（遮蔽膜）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）水中に沈められた検出器と、地上側に設けられる
   変換器と、この変換器と前記検出器とを接続するケーブ
   ルとを備え、前記ケーブル内に設けられた中空パイプに
   よって前記変換器側に設けられた外気導入パイプと前記
   検出器内とを連通させて前記検出器内に設けられた感圧
   センサに水圧検出動作を行なわせる投込み式水位伝送器
   において、前記外気導入パイプから前記変換器の間に気
   体のみを通し液体を通さない遮蔽部材を設けた、ことを
   特徴とする投込み式水位伝送器。
2. （２）前記遮蔽部材は高分子物質によって構成される膜
   状部材または棒状部材である請求項１記載の投込み式水
   位伝送器。
3. （３）前記遮蔽部材はフッソ樹脂によって構成される膜
   状部材または棒状部材である請求項１記載の投込み式水
   位伝送器。