JPH04104643U - 放電灯装置 - Google Patents

放電灯装置

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JPH04104643U
JPH04104643U JP1433691U JP1433691U JPH04104643U JP H04104643 U JPH04104643 U JP H04104643U JP 1433691 U JP1433691 U JP 1433691U JP 1433691 U JP1433691 U JP 1433691U JP H04104643 U JPH04104643 U JP H04104643U
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discharge lamp
threaded rod
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coil spring
fixed
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JP1433691U
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成明 後
孝 岡野
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富士写真フイルム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熟練を要していた放電灯の交換作業を簡略化
する。 【構成】 ランプハウスカバー3には一対のフレーム
4,5が固定される。放電灯6のネジ棒15aの所定位
置にはナット17によりブラケット6が固定され、他方
のネジ棒15bにはコイルバネ18が嵌められる。コイ
ルバネ18をフレーム5に押しつけて圧縮しながらブラ
ケット6をフレーム4に装着することによって、放電灯
6はブラケット6の位置に対応する一定位置にセットさ
れ、そしてネジ棒両端のソケット金具19a,19bに
ソケット7a,7bを嵌め込んで放電灯6の取付けが完
了する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、放電灯の交換作業が簡単に行えるようにした放電灯装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
放電灯には、水銀灯,メタルハライドランプ,ナトリウムランプ,キセノンラ ンプなど種々のものがあり、とくに高圧水銀灯,メタルハライドランプ,高圧ナ トリウムランプなどは高輝度放電灯(HIDランプ)と呼ばれている。高輝度放 電灯は小型で、高出力、高効率、長寿命という特徴を有し、オーバーヘッドプロ ジェクター用の光源や、劇場の舞台照明用の光源に利用されている。これらの放 電灯は、点灯開始時の印加電圧が高いことや、点灯中にかなりの発熱を伴うこと などの理由からその取扱いには十分な注意が必要で、取り付け・交換などの作業 は、専門の技術者が行っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような放電灯の交換が必要になるのは、一般にその使用中であ ることが多いことを考慮すると、その場で誰でも簡単に放電灯の交換ができるよ うにしておくのが望ましい。ところが、これまでの放電灯あるいはその取り付け 部の構造は、前述のように専門の技術者が交換作業を行うことを前提とし、一般 のユーザーには作業しにくい構造になっている。とくにオーバーヘッドプロジェ クターのように、放電灯を照明用の光学系とともに用いている機器では、放電灯 が光学系に対して偏心して取り付けられたりすると、照明効率の低下や照明ムラ を引き起こすことがあり、その交換、調整作業は面倒なものになっていた。
【0004】 本考案は上記の従来技術の問題点を考慮してなされたもので、交換作業が簡単 にできるようにした放電灯装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記の目的を達成するために、両端に導電性のネジ棒が突出した放電 灯と、前記ネジ棒の一方に固定されたプラスチック性のブラケット部材と、各々 のネジ棒の先端に取りつけられ、本体機器のプラグが装着される一対のソケット 部材と、ネジ棒の他方から挿入され、先端側が放電灯の外周に係合し後端側がネ ジ棒の外径よりも広がったコイルバネとを利用し、ブラケット部材を本体機器に 固定された第1保持部材に装着して放電灯の一端側を保持させ、他方のネジ棒を 本体機器に固定された第2保持部材の挿入溝に落とし込むとともに、コイルバネ の後端側を第2部材で受け止めることにより放電灯の他端側を弾性的に保持させ たものである。
【0006】
【作用】
放電灯の交換は、本体機器側の第1保持部材と第2保持部材に対し、放電灯と ともにその一端側に取り付けられたブラケット部材,両端のネジ棒に固定したソ ケット金具,コイルバネとを交換ユニットとして取り外し、そして新たな交換ユ ニットを第1,第2保持部材に装着すればよい。新たな交換ユニットの装着に際 しては、ブラケット部材と第1保持部材との間で位置決め作用がなされ、他端側 の第2保持部材側ではコイルバネによる弾性保持作用が利用でき、その交換作業 には従来のような熟練を要しない。
【0007】
【実施例】
図2は本考案の放電灯装置を組み込んだ透過型オーバーヘッドプロジェクター の要部横断面図である。プロジェクター本体2の底面には開閉自在なランプハウ スカバー3が設けられ、その内面には一対のフレーム4,5が固着されている。 例えばメタルハライドランプからなる放電灯6は両端がフレーム4,5によって 保持され、ソケット7a,7bを介して電源回路8に接続されている。放電灯6 は中央が球状であり、この部分から発した光が集光レンズ9,集光用のフレネル レンズシート10を経てステージガラス11に達し、ステージガラス11に載置 された透過原稿を背面側から照明する。これにより原稿の画像は投影ユニット1 2によりスクリーン上に投影される。なお、符号13は放電灯6から下方に照射 される光をステージガラス11に向けて反射させるミラーを示している。
【0008】 図1に示したように、放電灯6の球状部からは先細となった管状部が両側に伸 びており、各々の先端には導電性のネジ棒15a,15bが突出している。そし て一方のネジ棒15aには、耐熱性プラスチックを成形して作ったブラケット1 6が一対のナット17によって挟み付けた状態で固定される。他方のネジ棒15 b側には台形状のコイルバネ18が挿通される。コイルバネ18の先端側内径は 、放電灯6の管状部の中間部外径よりも細径になっているため、図示のようにコ イルバネ18の先端側は放電灯6の球状部まで達せずに管状部で止められる。ま たコイルバネ18の後端側は、フレーム5に形成されたスリーブ5bの中に入り 込み、かつ切欠き5aの幅よりも広い形状となっており、ネジ棒15bを取り囲 む位置まで達している。さらにネジ棒15a,15bの各々の先端には、ソケッ ト金具19a,19bがねじ込まれる。なお、図1では図面の煩雑化を避けるた めにミラー13の図示を省略した。
【0009】 前記ブラケット16には、中央部に前記ネジ棒15aが挿通される穴が設けら れる他、側面に凸条16a,図中左側に突出した一対の保持片16b,放電灯6 側に突出した保護板16cが一体に形成されている。そして、凸条16aがフレ ーム4の受け部に形成された溝4aに入り込むことによって、ブラケット16は フレーム4に位置決めされる。フレーム4は長穴4bを介してランプハウスカバ ー3にビス止めされており、ランプハウスカバー3に対してフレーム4の固定位 置を調節することができる。前述したように、放電灯6のネジ棒15aは一対の ナット17によりブラケット16に固定され、このブラケット16がフレーム4 で位置決めされるので、フレーム4の固定位置を予め調節しておくことによって 、放電灯6の球状部がステージガラス11の中央真下にくるように設定すること ができる。また、ネジ棒15bは他方のフレーム5の切欠き部5aに嵌め込まれ る。切欠き部5aの幅はネジ棒15bの径よりも大きいが、前述したようにコイ ルバネ18の図中右端側が切欠き5aよりも広がっているので、結果的に放電灯 6の右側はコイルバネ18とフレーム5によって弾性的に保持される。
【0010】 電源回路8からのリード線に繋がれたソケット7a,7bは、それぞれソケッ ト金具19a,19bに装着される。図3はソケット7bとソケット金具19b とを接続した状態の断面を示しており、この構造は他方のソケット側でも共通に なっている。ソケット7bは、筒状をしたセメント製の碍子20と、その中にビ ス21によって固定された接点筒22,リード線がハンダ付けされた接点金具2 3とからなる。接点筒22は弾性をもっており、その中に嵌め込まれたソケット 金具19bの外周に密着して電気的な接続が行われる。また、碍子20には段差 部20aが形成され、碍子20をつまんで右に引くことによって、ソケット金具 19bからソケット7bを引き抜くことができる。
【0011】 オーバーヘッドプロジェクターの使用中に放電灯6が寿命により切れ、これを 新たなものと交換する際には、図1に示したようにプロジェクター本体2を横に 倒し、コイン等を用いて止めネジ25を弛めてからランプハウスカバー3を開放 する。ランプハウスカバー3を開くことによって、フレーム4,5及びこれに保 持された放電灯6がプロジェクター本体2から外に出てくる。そこでソケット7 a,7bの碍子20をつまんで引くことによって、ソケット7a,7bをソケッ ト金具19a,19bから外すことができる。
【0012】 ソケット7a,7bを外した後は、ブラケット16をフレーム4から上に引き 抜く。この操作を行う際には、ブラケット16に一体に形成された保持片16b をつまんで持ち上げればよい。ブラケット16にはナット17により放電灯6の ネジ棒15aが固定され、他方のネジ棒15b側はコイルバネ18によりフレー ム5に押しつけられているだけであるから、上記のようにブラケット16ととも に放電灯6も簡単にフレーム4,5から取り外すことができる。この取り外し操 作によれば、放電灯6に手を直接触れずに済むから、放電灯6が完全に冷えてし まうまで待つ必要もない。
【0013】 その後、図1で破線で囲んだ新たな交換ユニット30をフレーム4,5に取り 付ける。この交換ユニット30は、放電灯6と、ネジ棒15aの所定位置にナッ ト17,17で固定されたブラケット16と、ネジ棒15a,15bの端部に螺 合されたソケット金具19a,19b、さらにコイルバネ18とから構成されて いる。交換ユニット30をフレーム4,5に取り付けるにあたっては、ブラケッ ト16の保持片16bをつまみ、ネジ棒15bをフレーム5の切欠き部5aに嵌 めるとともに、コイルバネ18をフレーム5に押しつけて変形させながらブラケ ット16の凸条16aをフレーム4の溝4aに落とし込む。ブラケット16は、 放電灯6のサイズに応じた所定位置に予め固定されているから、上記のように交 換ユニット30を装着するだけで、放電灯6の球状部は集光レンズ9の真下に位 置決めされ、ステージガラス11に向けて効率的な照明を与えることかできる。 こうして新たな交換ユニット30をフレーム4,5に装着した後は、放電灯6の 両端のソケット金具19a,19bにソケット7a,7bを被せて押し込み、電 源回路8と放電灯6とを電気的に接続すればよい。なお、ブラケット16に設け られた保護板16c及びフレーム5に一体に形成したスリーブ5bは、ネジ棒1 5a,15bからの高圧リークがプロジェクター本体2のシャーシ部分に飛ぶこ とを防ぐのに効果的である。以上、図示した実施例について説明してきたが、本 考案は透過型オーバーヘッドプロジェクターだけでなく、放電灯を光源として用 いた種々の機器に利用することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の放電灯装置によれば、放電灯の一方のネジ棒に 位置決め用のブラケット部材を固定するとともに他方のネジ棒にはコイルバネを 挿入しておき、本体機器に固定された第1保持部材にはブラケット部材を装着し て放電灯の一端側を保持し、また本体機器の第2保持部材にはコイルバネにより 放電灯の他端側を弾性保持させるようにしたから、熟練を要せずにだれでも簡単 に放電灯の交換作業ができ、しかも常に効率的な照明を与える位置に放電灯を位 置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の放電灯装置の分解斜視図である。
【図2】図1に示したオーバーヘッドプロジェクターの
要部横断面図である。
【図3】本考案の放電灯装置のソケット部の構造を示す
要部断面図である。
【符号の説明】
3 ランプハウスカバー 4,5 フレーム 6 放電灯 7a,7b ソケット 15 ネジ棒 16 ブラケット 18 コイルバネ 19a,19b ソケット金具 30 交換ユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に導電性のネジ棒が突出した放電灯
    と、前記ネジ棒の所定位置に固定されたプラスチック性
    のブラケット部材と、各々のネジ棒の先端に取りつけら
    れ、本体機器のソケットが装着される一対のソケット金
    具と、ネジ棒の他方から挿入され、先端側が放電灯の外
    周に係合し後端側がネジ棒の外径よりも広がったコイル
    バネとからなり、前記ブラケット部材を本体機器に固定
    された第1保持部材に装着して放電灯の一端側を保持
    し、他方のネジ棒を本体機器に固定された第2保持部材
    の挿入溝に落とし込むとともにコイルバネの後端側を第
    2部材に押し当てることにより放電灯の他端側を弾性的
    に保持するようにしたことを特徴とする放電灯装置。
JP1433691U 1991-02-20 1991-02-20 放電灯装置 Expired - Lifetime JP2543525Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227196A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Shimadzu Corp ランプ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227196A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Shimadzu Corp ランプ装置
JP4539583B2 (ja) * 2006-02-24 2010-09-08 株式会社島津製作所 ランプ装置

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