JPH0410430Y2 - - Google Patents

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JPH0410430Y2
JPH0410430Y2 JP10207385U JP10207385U JPH0410430Y2 JP H0410430 Y2 JPH0410430 Y2 JP H0410430Y2 JP 10207385 U JP10207385 U JP 10207385U JP 10207385 U JP10207385 U JP 10207385U JP H0410430 Y2 JPH0410430 Y2 JP H0410430Y2
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stopper
large pulley
pulley
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stopper plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、設定角度の位置制御を行う回転角度
制御用ロータリーアクチユエータ、例えば、車輌
の減衰力を3段階にコントロールするサスペンシ
ヨンシステムのシヨツクアブソーバ内のオイル通
路を切替えるロータリーアクチユエータに関する
もので、特に、フイードバツク系を有せずして、
任意の3段階の設定位置で正確に停止させること
ができる回転角度制御用ロータリーアクチユエー
タに関するものである。
[従来の技術] 従来からあるこの種の車輌の減衰力を3段階に
コントロールするサスペンシヨンの3段階回転角
度設定用のロータリーアクチユエータは、回転角
を回転角度センサで検出して、それをフイードバ
ツク系に帰還をかけ、設定された停止位置で減衰
力設定用出力軸の回転を停止させる方法、及び、
任意の時間で直流モータ電源を切り、強制的に機
械的ストツパで設定された位置に停止させる方法
等によつて、減衰力設定用出力軸の回転を停止さ
せている。
[考案が解決しようとする問題点] 前者の回転角度センサで角度検出を行つた後、
その検出値をフイードバツクして電源を切るもの
においては、回転部分の慣性によつて設定された
角度に停止させるまでに長時間を要し、応答速度
が良くないという問題があつた。
また、強制的に機械的ストツパで設定された停
止位置で停止させるものにおいては、電動機の電
源の制御とストツパとが係合するタイミング及び
ストツパの掛りが問題となる。
例えば、一般に、設定位置で回転を機械的に停
止させる手段として、第8図に示す回転角度制御
用ロータリーアクチユエータの原理図の如く、任
意の設定位置で機械的停止を行わせる手段が用い
られる。
図において、負荷に接続される出力軸1は図示
しない直流モータの回転を、減速ギア2によつて
減速した回転としている。ストツパプレート3は
出力軸1の端部にナツト4で螺着している。スト
ツパプレート3にはプランジヤストツパ6の係合
孔3aが穿設されていて、設定位置でソレノイド
5の力で上下動するプランジヤストツパ6が嵌合
するように配設されている。
この種の設定位置で回動を機械的に停止させる
手段は、出力軸1の回転時、即ち、ストツパプレ
ート3の回動時にプランジヤストツパ6を係合孔
3aに係合させるものであるから、ソレノイド5
のタイミング遅れ、或いは、プランジヤストツパ
6の接触抵抗の変化のために係合孔3a側に降下
するタイミング遅れ等が生じると、たとえ、出力
軸1を回動するモータの電源が切れても、その慣
性のためストツパプレート3の係合孔3aとプラ
ンジヤストツパ6との係合ができない場合が生じ
る等の問題があつた。
また、通常は、上記の係合孔3aとプランジヤ
ストツパ6との係合ができない場合を考慮して、
プランジヤストツパ6は係合孔3aと嵌合する直
前に、ストツパプレート3と当接することになる
から、ストツパプレート3の係合孔3aの周囲が
摩耗したり、表面の荒れによつて接触抵抗が大き
くなり、プランジヤストツパ6が係合孔3aとの
係合以前にストツパプレート3を停止させてしま
う等の問題があつた。
この問題を解決するためには、直線運動するプ
ランジヤストツパと、前記プランジヤストツパと
当接して出力軸の回動を停止させる凸部を有する
ストツパ部材とを有し、前記ストツパ部材と出力
軸との結合に、左回転を規制する位置と右回転を
規制する位置との差を吸収する遊びを持たせるこ
とにより、前記ストツパ部材の凸部及びプランジ
ヤストツパとの当接によつて生ずる出力軸の停止
位置を左右の回転方向に関係なく、常に定められ
た中間停止位置とし、セクタ・ギアがハウジング
の端部ストツパに当接して出力軸の左回転限界及
び右回転限界を設定停止位置とする3段階に制御
する方法による回転角度制御用ロータリーアクチ
ユエータが考えられる。
前記方法による回転角度制御用ロータリーアク
チユエータは、ストツパ部材と出力軸との結合に
より、左回転を規制する位置と右回転を規制する
位置との差を吸収するものである。ところが、通
常、出力軸の径が大きくないから、プランジヤス
トツパとストツパ部材とが当接し、ストツパ部材
が出力軸の回転を停止させるとき、ストツパ部材
と出力軸との間に大きな応力が働くことになり、
応力を小さくする必要があつた。
更に、この問題を解決するためには、出力軸に
左回転及び右回転を伝達するメインギアと、該メ
インギアに同心に回動自在に取り付けられたスト
ツパプレートと、該ストツパプレートに配設され
た凸部と、該凸部と当接可能に配設されたプラン
ジヤストツパと、前記メインギアに設けられ、前
記メインギアと前記ストツパプレートとが相対的
に所定量回動可能な凹欠部とを備えた回転角度制
御用ロータリーアクチユエータが考えられる。
しかし、上記の技術は、何れも、モータの回転
を該モータの軸に取り付けたピニオンを用いて、
メインギアにそのトルクを伝達しているから、モ
ータの回転時に前記ピニオンとメインギアとの噛
み合い音が発生することになる。前記噛み合い音
が車室内まで伝搬されてくると、車輌の運転者及
び同乗者に不快感を与えることも予測される。
この種の噛み合い音を低減させる方法として、
ピニオン及びメインギア等のギアのモジユールを
小さくして噛み合い率を高める方法がある。この
方法によれば、ピニオン及びメインギアの1歯当
りの強度が低下しトラブルの要因となる。更に、
ピニオン及びメインギアの歯部の摩耗に伴い、噛
み合い音が大きくなることが予測される。
そこで、本考案は従来のピニオンとメインギア
との噛み合い音の発生を低減すると共に、左回転
を規制する位置と右回転を規制する位置との差を
遊びによつて吸収すると共に、ストツパ機能を持
つ当接部の構成部材の負担を軽減し、当接部の摩
耗・変形を少なくすることができる回転角度制御
用ロータリーアクチユエータの提供をその課題と
するものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案にかかる回転角度制御用ロータリーアク
チユエータは、モータ軸に取り付けられた小プー
リーと、出力軸に左回転及び右回転を伝達する大
プーリーと、前記小プーリーと大プーリーとの間
のトルクの伝達を行うベルトと、前記大プーリー
に同心に回動自在に取り付けられたストツパプレ
ートと、前記ストツパプレートに配設された凸部
と、前記凸部と当接可能に配設されたプランジヤ
ストツパと、前記大プーリーに設けられ、前記大
プーリーと前記ストツパプレートとが相対的に所
定量回動可能な凹欠部とを備えるものである。
[作用] 本考案においては、直流モータ10の回転軸に
取り付けられた小プーリー11は、大プーリー1
2の上部フランジ12cと下部フランジ12d間
でガイドされたゴム系等のベルト14を介して、
出力軸13に固着された大プーリー12を回動す
る。大プーリー12が回動し、プランジヤストツ
パ38とストツパプレート55の凸部55aとが
当接したとき、前記ストツパプレート55の凸部
55aと大プーリー12の凹欠部12aの規制端
部とが当接した位置で出力軸13の回転を停止す
る。このとき、出力軸13の回動角度は中間停止
位置となる。
また、プランジヤストツパ38とストツパプレ
ート55の凸部55aとが当接しないで回動した
とき、上部ハウジング21の規制端部21aまた
は21bと前記ストツパプレート55の凸部55
aとが当接すると共に、前記ストツパプレート5
5の凸部55aと、大プーリー12の凹欠部12
aの規制端部とが当接した位置で、出力軸13の
左回転または右回転を停止させる。このとき、出
力軸13の回動角度は前記中間停止位置を中心に
任意の角度だけ、左方向または右方向に角変位を
行う。
上記状態にあつて、出力軸13に固着された大
プーリー12と同心で回動自在なストツパプレー
ト55の凸部55aが、ストツパプレート55が
左に回動してプランジヤストツパ38と当接する
ときの中間停止位置と、右に回動して当接すると
きの中間停止位置との停止位置の誤差を、大プー
リー12に設けた所定量回動可能な凹欠部12a
によつて補正することができる。このようにし
て、回転方向の如何にかかわらず大プーリー12
を、常に、定位置の3段階に停止させることがで
きる。しかも。中間停止位置にプランジヤストツ
パ38とストツパプレート55の凸部55aが当
接して停止する場合、出力軸13よりも径の大き
い大プーリー12にその応力が発生するから、小
径部で当接させるよりも、その応力を小さくする
ことができる。
また、直流モータ10の回転軸に取り付けられ
た小プーリーと出力軸に固着された大プーリー間
のトルクの伝達をベルトで行うものであるから、
ギア相互のトルクの伝達の場合のような噛み合い
音が発生しない。
[実施例] 第1図は本考案の実施例の回転角度制御用ロー
タリーアクチユエータを示す縦断面図、第2図は
第1図のX−X線切断による横断面図、第3図は
同じく本実施例の3段階の回転角度状態を示す底
面図である。
図において、正・逆回転可能な直流モータ10
はその回転軸に小プーリー11が固着されてお
り、小プーリー11は出力軸13が取り付けられ
た大プーリー12にベルト14で連結している。
前記直流モータ10は上部ハウジング21に取り
付けられており、リード線23によつて直流モー
タ10の回転及び回転方向がオン・オフ制御され
る。なお、直流モータ10の両端子には、ノイズ
除去用のコンデンサ25及び26がアース間に接
続されている。
そして、前記ベルト14はシリコーンゴム等の
ゴム系のベルトで、好ましくは、前記ベルト14
の伸びを防止するためにガラス繊維等のベルト材
料の伸張を防止する材料を含むものがよい。ま
た、ベルト14の内側には、多数の凸条14aが
設けられており、小プーリー11及び大プーリー
12に設けられた凹条11aと噛み合う構造を有
することが望ましい。このように、ベルト14の
内側の凸条14aと小プーリー11及び大プーリ
ー12に設けた凹条11aとを噛み合わせたもの
においては、ベルト14と小プーリー11及び大
プーリー12間にすべりがなく、小プーリー11
の回転を大プーリー12に正確に伝達することが
できる。また、前記ベルト14の凸条はベルト1
4の長さ方向に対して傾斜させたものを用いても
よい。
前記大プーリー12は、上部フランジ12c及
び下部フランジ12dとプーリー本体部12eか
ら構成される。前記大プーリー12に凹条を設け
ないものでは、プーリー本体部12eにその軸方
向の加工を行う必要がないが、プーリー本体部1
2eに凹条を設けたものでは、上部フランジ12
cと下部フランジ12dとプーリー本体部12e
を各々別個に加工する必要がある。前記上部フラ
ンジ12cと下部フランジ12dは、ベルト14
のガイドとして作用するものであるから、ベルト
14が容易に離脱しない機構を別に有するときは
必要としないものである。しかし、ベルト14の
凸条がベルト14の長さ方向に対して傾斜させた
ものにおいては、ベルト14に加えられるベクト
ル力の方向からして、上部フランジ12c、下部
フランジ12dを設けるのが好ましい。
また、上部ハウジング21にはソレノイド30
が取り付けられている。ソレノイド30は非磁性
体のボビン32に巻回したコイル33を、非磁性
体金属等からなるスリーブ31に挿着することに
より構成され、スリーブ31の端部に配設したヨ
ーク34、可動鉄心39、固定鉄心35、ヨーク
36間に磁路を形成する。前記スリーブ31内に
はガイドリング37が挿着されており、更に、ガ
イドリング37には可動鉄心39が挿通されてい
る。そして、プランジヤストツパ38を前記スリ
ーブ31の軸芯に配設すべく、プランジヤストツ
パ38に装着した可動鉄心39がストツパガイド
として挿通されている。前記可動鉄心39と固定
鉄心35間には圧縮スプリング40が挟持されて
おり、コイル33が非励磁状態では前記圧縮スプ
リング40はプランジヤストツパ38を上限に位
置される。このとき、ガイドリング37と可動鉄
心39とが当接して音が発生しないように、ガイ
ドリング37にゴムのリング41を加硫接着す
る。同様に、コイル33が励磁状態では可動鉄心
39の下限を設定するストツパガイド補助部材3
9aが当接して音が発生しないようにゴムのリン
グ42を加硫接着する。なお、前記ソレノイド3
0のコイル33はリード線24によつて励磁・非
励磁の制御が行われる。したがつて、リード線2
4の電流をオン・オフすることにより、プランジ
ヤストツパ38は上下動を行うことになる。
そして、上部ハウジング21には、回転軸50
が軸支されている。回転軸50には大プーリー1
2がインサート成型等により堅固に固着れてい
る。前記回転軸50と出力軸13とは、スプリン
グピン51によつて接続されており、出力軸13
が垂直方向に離脱しないようにC形スプリング等
でその防止措置がとられている。出力軸13の下
部には、結合溝13aが形成されていて、それに
よつて、サスペンシヨンの減衰力またはバネ定数
を変化させる減衰力またはバネ定数コントロール
ロツド等に直結され、車輌のサスペンシヨン用の
回転角度制御用ロータリーアクチユエータとして
作用する。
前記大プーリー12には、その平面に同心に刻
設された嵌合溝にストツパプレート55が嵌合さ
れている。前記ストツパプレート55にはプラン
ジヤストツパ38と当接する凸部55aが形成さ
れていて、前記凸部55aが大プーリー12に形
成された嵌合溝及び所定量回動可能な凹欠部12
aに嵌合されており、凹欠部12aの両端の規制
端部でストツパプレート55の凸部55aの移動
を規制する。
第4図のストツパプレートの凸部とプランジヤ
ストツパとの当接状態の説明図に示す様に、プラ
ンジヤストツパ38と出力軸13の中心を直線で
結んだ大プーリー基準線Z−Zと、大プーリー1
2に設けた凹欠部12aの規制端部とストツパプ
レート55の凸部55aとが当接する点(当接線
または当接面の場合もある)と出力軸13の中心
とを結んだ直線で形成する角度θは、次の様に求
められる。
まず、前記大プーリー基準線Z−Zと、プラン
ジヤストツパ38がストツパプレート55の凸部
55aと当接する点(当接線または当接面の場合
もある)と出力軸13の中心とを結んだ直線で形
成する角度θ1とする。このとき、前記当接する
点と出力軸13の中心までの距離をr1とする。
そして、前記ストツパプレート55の凸部55a
とプランジヤストツパ38とが当接する点と、前
記凸部55aと大プーリー12に設けた凹欠部1
2aの規制端部と当接する点と出力軸13の中心
とを結んだ直線で形成する角度θ2とする。この
とき、前記当接する点と出力軸13の中心までの
距離をr2とする。
したがつて、前記大プーリー基準線Z−Zの一
方の所定量回動可能な凹欠部の角度θは、θ=
(θ1+θ2)で求められ、プランジヤストツパ
38がストツパプレート55の凸部55aと所定
の当接距離r1で当接する点と大プーリー基準線
Z−Zとの角度θ1と、大プーリー12に設けた
凹欠部12aの規制端部とストツパプレート55
の凸部55aとが当接する所定の当接距離r2で
当接する点と前記当接距離r1で当接する点とが
出力軸13の中心を挟む角度θ2によつて、前記
大プーリー基準線Z−Zの一方の所定量回動可能
な凹欠部の角度θが決定される。
前記大プーリー基準線Z−Zの反対側の所定量
回動可能な凹欠部の角度θ′についても、同様に求
めることができる。なお、前記大プーリー基準線
Z−Zの一方の所定量回動可能な凹欠部の角度θ
と、前記他方の所定量回動可能な凹欠部の角度
θ′とは、、必ずしも同一角度に設定する必要はな
く、サスペンシヨンシステムに応じて独立して設
定することができる。したがつて、大プーリー1
2に設けた凹欠部12aの規制端部間の、ストツ
パプレート55の凸部55aが所定量回動可能な
凹欠部の角度は(θ+θ′)となる。
なお、厳密には前記ストツパプレート55の凸
部55aにはキヤツプ状のゴムクツシヨン56が
装着されていて、プランジヤストツパ38と当接
したときの衝突音の発生を防止しているが、前記
ゴムクツシヨン56はプランジヤストツパ38と
の当接時にわずかに凹むから、実質的にストツパ
プレート55の凸部55aの当接する両点はその
凹みを考慮した値となる。
更に、前記上部ハウジング21には位置決めピ
ン61及び62によつて、下部ハウジング20が
取り付けられ、上部ハウジング21内に内装した
回転軸50及び大プーリー12を受けている。前
記下部ハウジング20の内側には前記回転軸50
及び大プーリー12との接触抵抗を少なくすべく
スラストベアリング63が配設されている。前記
下部ハウジング20はその中央部分から出力軸1
3が導出されており、出力軸13がコントロール
ロツド75(第5図参照)に直結されるとき、サ
スペンシヨンのハウジングに第2図及び第3図に
示す取付穴64及び65を用いて取り付けられ
る。
そして、出力軸13の上端側、即ち、スプリン
グピン51で出力軸13と回転軸50とを接続し
た端部側には軸カバー69によつて封止されてお
り、更に、上部ハウジング21に取り付けられた
直流モータ10及びソレノイド30及び軸カバー
69をカバー22によつて被包する。
上記本実施例の回転角度制御用ロータリーアク
チユエータを車輌の減衰力を3段階にコントロー
ルするサスペンシヨンシステムに用いた例を第5
図の要部断面図に示す。
図において、シヨツクアブソーバアウターシエ
ル71の下端部にはアクスルにロアーステーで取
り付けるロアナツクルジヨイント72を有してい
る。前記ロアナツクルジヨイント72がアクスル
に取り付けられるのに対して、シヨツクアブソー
バピストンロツド70の上部にはアツパーナツク
ルジヨイントがアツパーステーによつてフレーム
に取り付けられる。前記フレームとアクスル間に
はスプリングが介在されていてシヨツクアブソー
バとスプリングによつてサスペンシヨンシステム
が構成される。
前記シヨツクアブソーバアウターシエル71の
内部には、インナーシリンダ73を内蔵してお
り、インナーシリンダ73の下端部には公知のベ
ースバルブアツセンブリが設けられている。そし
て、アブソーバピストンロツド70の下端部に
は、ピストンロツドバルブアツセンブリ74が設
けられており、前記ピストンロツドバルブアツセ
ンブリ74はアブソーバピストンロツド70の軸
心に挿着したコントロールロツド75の端部とロ
ータリーバルブ76とを接続している。前記コン
トロールロツド75の上端部は、上記回転角度制
御用ロータリーアクチユエータの出力軸13の結
合溝13aに挟着されており、回転角度制御用ロ
ータリーアクチユエータの出力軸13の回動がロ
ータリーバルブ76の回動となつて現われる。
ピストンロツドバルブアツセンブリ74には、
バウンド時に前記ピストンロツドバルブアツセン
ブリ74の下から上にオイルを通すオイルの大径
通路77と、リバウンド時にオイルをピストンロ
ツドバルブアツセンブリ74の上から下にオイル
を通すオイルの小径通路78を有しており、更
に、ピストンロツドバルブアツセンブリ74を通
るオイルのバイパス通路を『高』、『中』、『低』と
複数段に開閉制御するオリフイスA、オリフイス
B、オリフイスCを有している。
前記『高』はサスペンシヨンシステムのシヨツ
クアブソーバの減衰力を最も高くするものであ
る。前記『低』は同様にサスペンシヨンシステム
のシヨツクアブソーバの減衰力を最も低くするも
のである。そして、前記『中』は前記サスペンシ
ヨンシステムのシヨツクアブソーバの減衰力を、
前記『高』と前記『低』の中間とするものであ
る。
なお、前記オリフイスAは第6図に示すよう
に、ロータリーバルブ76のオリフイス76Aと
アブソーバピストンロツド70のオリフイス70
Aと、前記オリフイスBはロータリーバルブ76
のオリフイス76Bとアブソーバピストンロツド
70のオリフイス70Bと、前記オリフイスCは
ロータリーバルブ76のオリフイス76Cとアブ
ソーバピストンロツド70のオリフイス70Cか
ら形成される。
このように構成された本実施例の回転角度制御
用ロータリーアクチユエータは次の様に動作する
ことができる。第6図及び第7図を用いてその説
明を行う。
第6図aは第5図のX1−X1切断線によるオ
リフイスAの、第6図bは第5図のX2−X2切
断線によるオリフイスBの、第6図cは第5図の
X3−X3切断線によるオリフイスCの開閉状態
を示す断面図である。
第7図は本実施例の回転角度制御用ロータリー
アクチユエータの回転角度の設定状態を説明する
下方から大プーリーをみた場合の断面図である。
まず、第7図において、直流モータ10の回転
をさせると、小プーリー11の回転をベルト14
を介して大プーリー12を左回転し、前記大プー
リー12の凹欠部12aの規制端部によつて、ス
トツパプレート55の凸部55aが、第7図aに
示すように、上部ハウジング21の規制端部21
aと当接する。このとき、出力軸13の結合溝1
3aは図示の様に−60度の傾きを有している。
前記出力軸13がこの状態下にあるとき、車輌
の減衰力を3段階にコントロールするサスペンシ
ヨンシステムのシヨツクアブソーバ内のオイル通
路は、第6図のオリフイスAが開、オリフイスB
が開、オリフイスCが閉となる。
したがつて、バウンド時にはピストンロツドバ
ルブアツセンブリ74の大径通路77及びロータ
リーバルブ76の中央部79からオリフイスBを
介してオイルの通路が形成され、リバウンド時に
は小径通路78及びオリフイスBからロータリー
バルブ76の中央部79を介してオイルの通路が
形成される。
即ち、大プーリー12を左回転させ、ストツパ
プレート55の凸部55aを上部ハウジング21
の規制端部21aに当接することにより、サスペ
ンシヨンシステムの減衰力を『中』側に導くこと
ができる。
また、ソレノイド30を励磁状態とし、プラン
ジヤストツパ38を下降し、直流モータ10を回
転させ、大プーリー12を右回転させると、両者
の接触抵抗により第7図aのときの大プーリー1
2とストツパプレート55との位置関係でストツ
パプレート55が回動し、まず、プランジヤスト
ツパ38とストツパプレート55の凸部55aと
が当接し、そこで、ストツパプレート55の移動
は停止させられる。しかし、大プーリー12が回
転を継続すると、プランジヤストツパ38で停止
させられたストツパプレート55によつて大プー
リー12の凹欠部12aの規制端部とが当接し、
大プーリー12が停止させられ、第7図bに示す
位置状態となる。このとき、その結合溝13aは
図示の様にな位置となる。
前記出力軸13がこの状態下にあるとき、車輌
の減衰力を3段階にコントロールするサスペンシ
ヨンシステムのシヨツクアブソーバ内のオイル通
路は、第6図に示す様にオリフイスA、オリフイ
スB、オリフイスCの状態の、オリフイスA、オ
リフイスB、オリフイスCが全て閉となる。
したがつて、バウンド時にはピストンロツドバ
ルブアツセンブリ74の大径通路77を介してオ
イルが流れ、リバウンド時には小径通路78を介
してオイルが流れることになり、アブソーバピス
トンロツド70の上下動の抵抗が最も高くなる。
このように、大プーリー12を右回転させてプ
ランジヤストツパ38とストツパプレート55の
凸部55aとを当接させれば、出力軸13は第7
図bの『高』状態で停止させることができる。
ソレノイド30を非励磁状態とし、プランジヤ
ストツパ38を上昇させた状態で、直流モータ1
0を回転させ、大プーリー12を右回転させる
と、ストツパプレート55の凸部55aと上部ハ
ウジング21の規制端部21bが当接し、かつ、
大プーリー12の凹欠部12aの規制端部とが当
接すると、大プーリー12の回動を停止させら
れ、第7図cに示す位置状態となる。このとき、
その結合溝13aは図示の様に+60度の傾きとな
る。
前記出力軸13がこの状態下にあるとき、サス
ペンシヨンシステムのシヨツクアブソーバ内のオ
イル通路は、第6図のオリフイスA、オリフイス
B及びオリフイスCが開となる。
したがつて、バウンド時にはピストンロツドバ
ルブアツセンブリ74の大径通路77及びオリフ
イスCからロータリーバルブ76の中央部79
に、同様に、ロータリバルブ76の中央部79か
らオリフイスA及びオリフイスBを介してオイル
が流れることになる。リバウンド時には小径通路
78及びオリフイスA及びオリフイスBからロー
タリーバルブ76の中央部79に、ロータリバル
ブ76の中央部79からオリフイスCを介してオ
イルが流れることになり、アブソーバピストンロ
ツド70の上下動する際の抵抗が最も低くなる。
即ち、大プーリー12を右回転させ、ストツパ
プレート55の凸部55aを上部ハウジング21
の規制端部21bに当接することにより、サスペ
ンシヨンシステムの減衰力を『低』側に導くこと
ができる。
第7図cの状態、即ち、『低』状態から大プー
リー12を左回転させて『高』状態の位置で出力
軸13を停止させるとき、直流モータ10の回転
と同時にソレノイド30を励磁状態とし、プラン
ジヤストツパ38を下降させると、第7図bの場
合と同様に、第7図dに示す様に、プランジヤス
トツパ38とストツパプレート55の凸部55a
と当接した後、ストツパプレート55の凸部55
aによつて、大プーリーが停止させられ、大プー
リー12に取り付けられた出力軸13の結合溝1
3aは垂直中心軸方向となり、出力軸13の状態
は第7図bと同一状態となる。即ち、大プーリー
12を左回転してプランジヤストツパ38とスト
ツパプレート55の凸部55aと当接させる場合
には、サスペンシヨンシステムを『高』状態に導
くことができる。
上記のように、出力軸13の結合溝13aの角
変位が第7図aの状態をサスペンシヨンシステム
の『中』状態、同様に第7図cの状態を『低』状
態、そして、その中間の第7図b及びdの状態を
『高』状態の3段階に設定することにより、直流
モータ10及びプランジヤストツパ38の制御に
より、大プーリー12の回動方向に関係なく、常
に、定位置の『中』状態、『高』状態、『低』状態
で停止させることができる。
本実施例によれば、出力軸の左回転限界及び右
回転限界を設定するハウジング21と、出力軸1
3に固着された大プーリー12と同心で回動自在
なストツパプレート55と、前記大プーリー12
の回動を設定された位置で当接によつて停止させ
るストツパプレート55の凸部55aとプランジ
ヤストツパ38を具備する回転角度制御用ロータ
リーアクチユエータにおいて、上記大プーリー1
2と上記ストツパプレート55間によつて、前記
ストツパプレート55の凸部55aとプランジヤ
ストツパ38が左回転を規制する位置と右回転を
規制する位置との差を、所定量回動可能な凹欠部
によつて補正するように構成したものである。し
たがつて、ストツパ部材と出力軸との結合によ
り、左回転を規制する位置と右回転を規制する位
置との差を吸収する方法のものに比較して、スト
ツパ機構に作用する応力を小さくすることができ
る。
即ち、前記ストツパプレート55とプランジヤ
ストツパ38との当接が大プーリー12の内径よ
り外の位置に設定できるので、前記ストツパプレ
ート55とプランジヤストツパ38とに当接した
場合の応力が小さくなり、ストツパ機構を持つ当
接部の構成部材の負担を軽減し、当接部の摩耗・
変形を少なくすると共に、前記ストツパプレート
55とプランジヤストツパ38とに応力による変
形が生じない。
このように、ストツパ機構の応力を小さくする
ことにより、本考案の回転角度制御用ロータリー
アクチユエータを、車輌の減衰力を3段階にコン
トロールするサスペンシヨンシステムに用いた場
合、直流モータ及びシヨツクアブソーバのコント
ロールロツドの慣性モーメントが大なものに使用
できる。
なお、上記実施例では、直流モータ10及びソ
レノイド30の制御を詳述していないが、ストツ
パプレート55の凸部55aが規制端部21aま
たは21bから離れてプランジヤストツパ38に
当接し、『高』状態となるとき、直流モータ10
の起動と同時にソレノイド30を励磁状態として
もよいし、或いは、ソレノイド30の励磁を若干
遅れさせてもよい。また、直流モータの遮断時期
は、ストツパプレート55の凸部55aがプラン
ジヤストツパ38または規制端部21aまたは規
制端部21bに当接する直前までの時限で制御し
てもよいし、或いは、当接時のラツシユ電流を検
出して遮断してもよい。
いずれにせよ、本実施例ではプランジヤストツ
パ38を下降してストツパプレート55の凸部5
5aの回動を待つて当接させるものであるから、
プランジヤストツパ38の下降のタイミングに余
裕があり、直流モータ10及びソレノイド30の
制御の設計自由度を高くすることができる。
そして、上記実施例では、『中』状態及び『低』
状態の停止を上部ハウジング21の規制端部21
aまたは21bで行つているが、上部ハウジング
21に限定されるものではなく、下部ハウジング
20を用いてもよいし、上部ハウジング21、下
部ハウジング20に取り付けた他の部材を用いて
もよい。
また、大プーリー12と出力軸13との接続
は、回転軸50を介して行つているが、必ずし
も、回転軸50を介在させる必要はない。例え
ば、大プーリー12と回転軸50とを一体に形成
してもよいし、出力軸13に回転軸50の機能を
持たせてもよい。更には、出力軸13は結合溝1
3aによつてコントロールロツドに直結される
が、出力軸13をコントロールロツドとして構成
することもできる。
更に、本実施例では、直流モータ10の回転軸
に取り付けられた小プーリー11は、大プーリー
12の上部フランジ12cと下部フランジ12d
間でガイドされたゴム系等のベルト14を介し
て、出力軸13に固着された大プーリー12を回
動するものであるが、その収容スペースが狭い場
合或いはベルトガイドを配設し、その離脱を機構
的に防止した場合等で小プーリー11及び大プー
リー12から容易にベルト14が離脱する構造で
ない場合には、前記大プーリー12の上部フラン
ジ12cと下部フランジ12dは不要となる。
また、ベルト14の内側に多数の凸条14aを
設け、小プーリー11及び大プーリー12の凹条
11aと噛み合う構造を有するものにおいては、
ベルト14と小プーリー11及び大プーリー12
間にすべりがなく、かつ、その小プーリー11の
回転を正確に大プーリー12に伝達することがで
きるものであるり、ギアと同一の機能を持たせた
ものであるから、前記多数の凸条14a及び凹条
11aの形状は何等限定されるものではない。
直流モータ10及びソレノイド30は、本考案
を実施する場合に格別新規な構造を有するのでは
ないから、従来から使用されている直流モータ、
ソレノイドが使用できることは言うまでもない。
[考案の効果] 以上の様に、本考案は直流モータに取り付けた
小プーリーの回転を、ベルトを介してサスペンシ
ヨンの減衰力またはバネ定数コントロールロツド
を回動する大プーリーに伝達し、大プーリーに所
定量回動可能な範囲を設定して取り付けたストツ
パプレートと、ソレノイドによつて駆動され、前
記ストツパプレートと当接して前記ストツパプレ
ートを停止させるプランジヤストツパからなり、
前記所定量回動可能な範囲を大プーリーの凹欠部
の規制端部を含む角度の範囲に決定したものであ
る。
したがつて、前記ストツパプレートとプランジ
ヤストツパとの当接が大プーリーの内径より外の
位置に設定できるので、前記ストツパプレートと
プランジヤストツパとに当接した場合の応力が小
さくなり、ストツパ機能を持つ当接部の構成部材
の負担を軽減し、当接部の摩耗・変形を少なくす
ると共に、前記ストツパプレートとプランジヤス
トツパとに応力による変形が生じない。
また、直流モータに取り付けた小プーリーの回
転を、ベルトを介してサスペンシヨンの減衰力ま
たはバネ定数コントロールロツドを回動する大プ
ーリーに伝達するものであるから、ギア相互の噛
み合いによる伝達の場合のような噛み合い音の発
生が防止でき、静かなサスペンシヨンの減衰力ま
たはバネ定数を制御することができる。
本考案の回転角度制御用ロータリーアクチユエ
ータを車輌の減衰力を3段階にコントロールする
サスペンシヨンシステムに用いれば、サスペンシ
ヨンの減衰力またはバネ定数を制御する減衰力ま
たはバネ定数コントロールロツドの回動状態とす
る軸の停止位置の誤差を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の回転角度制御用ロー
タリーアクチユエータを示す縦断面図、第2図は
第1図のX−X線切断による横断面図、第3図は
同じく本実施例の3段階の回転角度状態を示す底
面図、第4図は本考案の実施例で示したストツパ
プレートとプランジヤストツパとの当接状態の説
明図、第5図は本考案の実施例の回転角度制御用
ロータリーアクチユエータを車輌の減衰力を3段
階にコントロールするサスペンシヨンシステムに
用いた例の要部断面図、第6図は第5図の切断線
X1−X1及び切断線X2−X2及び切断線X3
−X3で切断した場合のオリフイスの開閉状態を
示す断面図、第7図は本考案の実施例の回転角度
制御用ロータリーアクチユエータの回転角度の設
定状態を説明する説明図、第8図は従来の回転角
度制御用ロータリーアクチユエータの停止手段を
示す斜視図である。 図において、10……直流モータ、11……小
プーリー、12……大プーリー、13……出力
軸、14……ベルト、20……下部ハウジング、
21……上部ハウジング、30……ソレノイド、
38……プランジヤストツパ、55……ストツパ
プレート、である。なお、図中、同一符号及び同
一記号は、同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータ軸に取り付けられた小プーリーと、出
    力軸に左回転及び右回転を伝達する大プーリー
    と、前記小プーリーと大プーリーとの間のトル
    クの伝達を行うベルトと、 前記大プーリーに同心に回動自在に取り付け
    られたストツパプレートと、前記ストツパプレ
    ートに配設された凸部と、前記凸部と当接可能
    に配設されたプランジヤストツパと、前記大プ
    ーリーに設けられ、前記大プーリーと前記スト
    ツパプレートとが相対的に所定量回動可能な凹
    欠部と を備えた回転角度制御用ロータリーアクチユエ
    ータ。 (2) 前記大プーリーを、サスペンシヨンの減衰力
    またはバネ定数コントロールロツドに接続する
    出力軸としたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の回転角度制御用ロータリ
    ーアクチユエータ。 (3) 前記小プーリー及び大プーリーと前記ベルト
    は、互いに多数の凹条と凸条が噛み合う構造と
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の回転角度制御用ロータリーアクチ
    ユエータ。 (4) 前記ベルトは、ゴム系のベルトとしたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の回転角度制御用ロータリーアクチユエータ。
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