JPH04104302U - 手動調節器 - Google Patents
手動調節器Info
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- JPH04104302U JPH04104302U JP697991U JP697991U JPH04104302U JP H04104302 U JPH04104302 U JP H04104302U JP 697991 U JP697991 U JP 697991U JP 697991 U JP697991 U JP 697991U JP H04104302 U JPH04104302 U JP H04104302U
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- Japan
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- manual
- switch
- automatic
- signal
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000004886 process control Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000012369 In process control Methods 0.000 description 1
- 238000010965 in-process control Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feedback Control In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】プロセス制御に使用される手動調節器におい
て、自動入力信号と手動出力信号に一定の差があった場
合、手動から自動への切換えを自動的に不可となる機能
を設けた。 【効果】誤って切換操作を行っても、出力信号を急変さ
せることが無いので、手動調節器の操作性が良くなっ
た。
て、自動入力信号と手動出力信号に一定の差があった場
合、手動から自動への切換えを自動的に不可となる機能
を設けた。 【効果】誤って切換操作を行っても、出力信号を急変さ
せることが無いので、手動調節器の操作性が良くなっ
た。
Description
【0001】
本考案は、プロセス制御に使用される手動調節器に関する。
【0002】
従来の手動調節器の回路を図2に示す。図2において、運転モードが手動の場
合はスイッチ21とスイッチ22とスイッチ23が手動側となり、手動U/Dス
イッチ20を操作することによりアップ/ダウン(U/D)信号とクロック発生
回路5よりのクロックパルス信号(低速)がD/A変換回路6に入力され、これ
により出力信号voを可変している。運転モードが自動の場合は各スイッチは自
動側となり、入力端子26へ入力された信号が出力端子27へ出る。また、D/
A変換回路6の出力信号vaは入力端子26の信号に高速で追従している。これ
により、自動から手動へ切換えた場合の出力信号voの急変を防止している。
【0003】
上記従来技術では、運転モードを手動から自動へ切換えた場合、出力信号vo
の値がステップ的に自動入力信号の値となる。これにより、本計器に接続された
弁が急変し、プラントに悪影響を与えていた。
【0004】
本考案の目的は、上記問題点にあるように運転モードを手動から自動へ誤って
切換えようとした場合、出力信号が急変しない手動調節器を提供することにある
。
【0005】
上記目的は、運転モードを手動から自動へ切換える際、自動入力信号と手動出
力信号の差を求め、差が一定の範囲を超えている時は手動から自動への切換えを
不可とすることにより達成される。
【0006】
運転モードを手動から自動へ切換えるには、自動モードスイッチを押すことに
より行う。自動モードスイッチの信号は、自動入力信号と手動出力信号の差を別
識した判別信号と論理積(AND)演算されフリップフロップへ入力されます。
フリップフロップの出力は各スイッチを“1”側または“0”側と制御します。
“1”側は自動状態、“0”側は手動状態となります。ここで、自動入力信号と
手動出力信号の差が一定範囲を超えていると、判定信号は“0”となり、自動モ
ードスイッチの信号はフリップフロップへは伝達されません。これにより、自動
入力信号と手動出力信号の差が一定範囲を超えている時は、手動から自動へ切換
わらないので、誤って出力信号を急変させることがない。
【0007】
以下、本考案の一実施例を図1により説明する。図1において、従来と異なる
点は比較器7・比較器8・NORゲート素子10・ANDゲート素子11・フリ
ップフロップ12・ランプ表示回路13・発光ダイオード14・発光ダイオード
15・自動モードスイッチ16・抵抗17・手動モードスイッチ18・抵抗19
を追加し、スイッチ21・スイッチ22・スイッチ23を取外し、代わりにスイ
ッチ2・スイッチ3・スイッチ4を取付けたことである。手動モードスイッチ
18をONするとフリップフロップ12がリセットされ、フリックフロップ12
の出力は“0”となり、スイッチ2・スイッチ3・スイッチ4は“0”側に切換
わり、ランプ表示回路13により発光ダイオード15を点燈させ、運転モードが
手動になったことを示します。ここで、手動U/Dスイッチ20を操作すると、
アップ/ダウン(U/D)信号とクロック発生回路5よりのクロックパルス信号
(低速)がD/A変換回路6に入力され、これにより出力端子27に出る出力信
号voの値は出力指示計25により読むことが出来る。次に、運転モードを自動
にする場合は、自動入力信号viと手動出力信号vaの差が下記となるように合
わせる。
【0008】
1va−vi1<voのフルスケール値の5%
この時、自動モードスイッチ16をONすると運転モードは手動から自動へ切
換わる。これは下記により実現します。比較器7は
vi−va>voのフルスケール値の5%
の時“1”の出力で、その他の時は“0”の出力を出します。また、比較器8は
va−vi>voのフルスケール値の5%
の時“1”の出力を、その他の時は“0”の出力を出します。これらの信号は、
NORゲート素子10を介して、ANDゲート素子11へ入力される。
【0009】
ここで、vi=100%,va=50%の信号だったと仮定すると、NORゲ
ート素子10の出力は“0”となります。これにより、自動モードスイッチ16
の信号はフリップフロップ12へ伝達されません。従って、運転モードは手動の
ままです。これにより、誤って手動から自動へ切換えようとした操作による出力
急変を防止することが出来る。なお、vi=50%,va=50%の信号となっ
ているような状態では、NORゲート素子10の出力は“1”となっているので
、自動モードスイッチ16の信号はフリップフロップ12へ伝達され、フリップ
フロップ12の出力は“1”となり、スイッチ2・スイッチ3・スイッチ4は
“1”側に切換わり、手動から自動へのモードに切換わる。ランプ表示回路13
は、発光ダイオード14を点燈させ、運転モードが自動になったことを示す。ま
た、スイッチ9は、手動U/Dスイッチ20を操作した時ONとなりその他は
OFFとなる。自動入力信号viの値は、入力指示計24で読むことが出来る。
【0010】
本考案によれば、手動調節器の運転モードを手動から自動へ切換える際、自動
入力信号と手動出力の差が一定の値を超えた場合は、手動から自動への切換えが
自動的に不可となるので、本計器の取扱いが容易となる効果がある。
【図1】本考案の一実施例の手動調節器の回路構成図で
ある。
ある。
【図2】従来の手動調節器の回路構成図である。
1,7,8…比較器、5…クロック発生回路、6…D/
A変換回路、12…フリップフロップ、16…自動モー
ドスイッチ、18…手動モードスイッチ。
A変換回路、12…フリップフロップ、16…自動モー
ドスイッチ、18…手動モードスイッチ。
Claims (1)
- 【請求項1】比較器とクロック発生回路とD/A変換回
路とスイッチとNORゲート素子とANDゲート素子と
フリップフロップと抵抗とランプ表示回路により構成さ
れる回路において、手動から自動へスイッチを切換えよ
うとした場合、手動出力信号と自動入力信号の差がある
一定レベルを超えている時は自動へ切換不可とすること
を特徴とする手動調節器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP697991U JPH04104302U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 手動調節器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP697991U JPH04104302U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 手動調節器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104302U true JPH04104302U (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=31738583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP697991U Pending JPH04104302U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 手動調節器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04104302U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020184575A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | オムロン株式会社 | 計測システム及び計測方法 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP697991U patent/JPH04104302U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020184575A1 (ja) * | 2019-03-14 | 2020-09-17 | オムロン株式会社 | 計測システム及び計測方法 |
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