JPH04102853U - サーマルヘツドの保護機構 - Google Patents

サーマルヘツドの保護機構

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Publication number
JPH04102853U
JPH04102853U JP1328491U JP1328491U JPH04102853U JP H04102853 U JPH04102853 U JP H04102853U JP 1328491 U JP1328491 U JP 1328491U JP 1328491 U JP1328491 U JP 1328491U JP H04102853 U JPH04102853 U JP H04102853U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal head
guard plate
recording material
protection mechanism
support plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP1328491U
Other languages
English (en)
Inventor
稜雄 高梨
英史 田中
俊夫 平野
茂 加藤
Original Assignee
日本ビクター株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ビクター株式会社 filed Critical 日本ビクター株式会社
Priority to JP1328491U priority Critical patent/JPH04102853U/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーマルヘッド1の両端にガードプレート2
を設けてサーマルヘッド1の損傷を防止する。 【構成】 サーマルヘッド1はガードプレート2を介し
て支持プレート10に着脱自在に取付けられ、このガー
ドプレート2の下端にはサーマルヘッド1の発熱抵抗体
を保護するピン状の位置規制部材7を内側に向けて突出
せしめている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は感熱或いは熱転写を行う印刷装置のサーマルヘッドの保護機構に関す る。
【0002】
【従来の技術】
サーマルヘッドを備えた印刷装置によって印刷を行う場合には、サーマルヘッ ドを記録材に対し非接触状態から接触状態へ移行させる必要がある。この移行を サーマルヘッドを移動させながら且つ安全に行うため、従来にあってはカード等 の記録材に余白を余分に多く取るようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように記録材に余白を多く取ることは無駄であり、余 白を少なくして移動を行うと、記録部以外の部分にサーマルヘッドの抵抗体が接 触して破損することがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため本考案は、サーマルヘッドの両端にガードプレート を配置し、このガードプレートを抵抗体よりも突出させ、サーマルヘッドの移動 中等に記録材以外の箇所に抵抗体が接触しないようにした。
【0005】
【作用】
サーマルヘッドの両端に設けたガードプレートは、その先端が抵抗体が記録部 分以外の箇所に接触しないように突出しているので、不注意な扱いによる衝撃を 発熱抵抗体が受けにくくなって破損が減少する。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。ここで図1は本考案に 係る保護機構を適用したサーマルヘッドの側面図、図2は同サーマルヘッドの正 面図、図3は記録材の支持ステージの斜視図、図4はガードプレートの斜視図、 図5は支持プレートの正面図、図6は支持プレートの側面図である。
【0007】 先ず、サーマルヘッド1は図1乃至図3に示すようにガードプレート2を介し て支持プレート10に着脱自在に取付けられ、この支持プレート10はジンバル 構造の回動部15を介して印刷装置側の受け部材21に取付けられている。
【0008】 ガードプレート2には、図4にも示すようにサーマルヘッド1を固定するブラ ケット3と、印刷装置側の支持プレート10に簡単に着脱できるようにするため のピン4、位置決め孔5及び凹溝6を設け、更にガードプレート2の下端にはサ ーマルヘッド1の発熱抵抗体を保護するピン状の位置規制部材7を内側に向けて 突出せしめている。一方支持プレート10には、図5及び図6に示すように前記 ピン4を受け部11との間で保持する爪14、位置決め孔5に嵌合するピン12 及び凹溝6に係止するピン13を設けている。
【0009】 ここで、位置決め孔5とピン12とは固定位置を正確にするための位置決め用 であり、凹溝6とピン13とは横ずれ防止と装着を簡単にするためのガイドを兼 ねる部材である。
【0010】 そこで、サーマルヘッド1を一対のガードプレート2、2のブラケット3、3 に固定した状態で、先ず凹溝6をピン13に噛み合わせ、次に位置決め孔5及び ピン12で位置決めをしながら、受け部11の爪14を外してピン4を受け部1 1にはめ込んだ後、爪14で押さえることによって、サーマルヘッド1を印刷装 置側の支持プレート10に固定することができる。このとき、サーマルヘッド1 の両側には各ガードプレート2、2の位置規制部材7、7が位置することなる。
【0011】 ここで、前記したように支持プレート10をジンバル構造の回動部15で受け 部材に対し回動できるようにすることによって、サーマルヘッド1と記録材との 圧着時に左右のバランスを容易にとることができる。
【0012】 また受け部材21はプランジャ23の作動にて上下動せしめられ、記録材31 は図3に示すようにステージ32上にクランパ33、33でクランプされ、ステ ージ32はスクリューシャフト34の回転により所定の印字位置まで移動せしめ られ、更にステージ32の左右端には位置規制部材受け35を設けている。
【0013】 そこで、先ず印刷しないときには、プランジャ23をサーマルヘッド1が記録 材31に接触しない位置に設定しておき、印刷時にはプランジャ23を作動させ てB方向に引くことによって受け部材21を下方に移動させることにより、熱転 写用のインクを塗布した転写フィルム36がサーマルヘッド1により記録材31 に押圧される。そこでサーマルヘッド1の抵抗体に通電することによって転写フ ィルム36を加熱して、記録材31に記録を行う。
【0014】 ところでこの実施例にあっては印刷の直前までは位置規制部材受け35によっ て位置規制部材7を受ることで他の部材との干渉を防止している。そしてプラン ジャ23で押圧されたサーマルヘッド1を記録材31の印刷位置まで近づけてお き、記録材31の印刷位置になったら、プランジャ23はそのままにしてサーマ ルヘッド1の加熱を行う。即ち、位置規制部材7は、図1に示すように、印刷し ないときには7aの位置にあり、印刷直前には位置規制部材受け35上の7bに 位置し、印刷時には記録材31の下側の7cの位置に移動する。
【0015】 このように、位置規制部材7を受ける位置規制部材受け35をステージ32に 設けることによって、プランジャ23の押圧による印刷位置変動を少なくするこ とができ、高速での移動記録が可能になる。
【0016】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、サーマルヘッドの両端に発熱抵抗体が 記録部分以外の箇所に接触しないように突出したガードプレートを設けたので、 不注意な扱いによる衝撃を発熱抵抗体が受けにくくなって破損が減少し、高速印 字が可能になる。
【0017】 また、位置規制部材を受ける部材を設けることによって、サーマルヘッドの接 触及び非接触動作に伴う印字位置の変動を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る保護機構を適用したサーマルヘッ
ドの側面図
【図2】同サーマルヘッドの正面図
【図3】記録材の支持ステージの斜視図
【図4】ガードプレートの斜視図
【図5】支持プレートの正面図
【図6】支持プレートの側面図
【符号の説明】
1…サーマルヘッド、2…ガードプレート、3…取付け
部、7…位置規制部材、10…支持プレート、21…受
け部材、23…プランジャ、31…記録材、32…ステ
ージ、35…位置規制部材受け、36…転写フィルム。
フロントページの続き (72)考案者 平野 俊夫 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)考案者 加藤 茂 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抵抗体の発熱により転写フィルムに含浸
    或いは塗布したインクをカード等の記録材表面に転写せ
    しめるようにしたサーマルヘッドにおいて、このサーマ
    ルヘッドの両端にはサーマルヘッドを支持プレート等の
    印刷装置側の部材に取付けるガードプレートを設け、こ
    のガードプレートの先端をサーマルヘッドよりも突出せ
    しめたことを特徴とするサーマルヘッドの保護機構。
  2. 【請求項2】 前記ガードプレートには印刷直前まで記
    録材以外の受け部材に接触し、印刷時に当該受け部材と
    非接触状態となる位置規制部材を設けたことを特徴とす
    る請求項1に記載のサーマルヘッドの保護機構
JP1328491U 1991-02-15 1991-02-15 サーマルヘツドの保護機構 Pending JPH04102853U (ja)

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JP1328491U JPH04102853U (ja) 1991-02-15 1991-02-15 サーマルヘツドの保護機構

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JPH04102853U true JPH04102853U (ja) 1992-09-04

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ID=31747677

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