JPH04102734A - ガススプリング - Google Patents

ガススプリング

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JPH04102734A
JPH04102734A JP21838790A JP21838790A JPH04102734A JP H04102734 A JPH04102734 A JP H04102734A JP 21838790 A JP21838790 A JP 21838790A JP 21838790 A JP21838790 A JP 21838790A JP H04102734 A JPH04102734 A JP H04102734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
cylinder
passage
damping force
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP21838790A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Kaneko
克美 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
Priority to JP21838790A priority Critical patent/JPH04102734A/ja
Publication of JPH04102734A publication Critical patent/JPH04102734A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車の跳上げ式のドア等に用いられるガス
スプリングに関するものである。
(従来の技術) ハツチバック形式の自動車のバックドア等重量の大きな
跳上げ式のドアには、開閉時の操作力を軽減するために
ドアと車体との間に、従来、例えば第4図に示すような
ガススプリング1が装着されている。
このガススプリングlは、ガスを圭1人したシリンダ2
にロッド3を連結したピストン4を摺動可能に嵌合した
ものである。ピストン4にはピストン4によって画成さ
れたシリンダ2内の2室を連通する連通路5が穿設され
ており、連通路5のガスの流通を制御して減衰力を発生
させるディスクバルブ6からなる減衰力発生機構が設け
られている。ディスクバルブ6の拡大斜視図を第5図に
示す。ディスクバルブ6には切欠7が設けられており、
連通路5は切欠7が形成するオリフィスによって常時流
通状態となっている。そして、ガススプリング1は、シ
リンダ2の一端を車体側に、ロッド3の一端をドア側に
連結して車両にitされている。
この構成により、ドアの開閉にともなうロッド3の伸縮
に対してガスの反発力をロッド3の伸長方向に作用させ
てドアの自重とバランスをとることによってドアの開閉
時の操作力を軽減することができる。また、ドアを開く
際には連通路5を流通するガスをディスクバルブ6の切
欠が形成するオリフィスを流通させることによって適度
な減衰力を発生さセることができる。ドアを閉じる際に
は連通路5を流通するガスによってディスクバルブ6が
開かれるので減衰力は発生しない。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のガススプリングでは次のよう
な問題がある。
ドアの全開位置付近で充分な減衰力が得られないと全開
位置でドアが跳返り、ドアのバタツキが発生する。特に
、ガススプリングが装着されるドアの重量が大きい場合
、ドアの開閉に大きな慣性力が作用するのでドアのバタ
ツキが発生しやすい。
上記従来のガススプリングでは、ディスクバルブが閉じ
た状態で切欠7が形成するオリフィスの通路面積は一定
であるからロッド3の伸び行程時には一定の減衰力しか
発生できず、ドアのバタツキ防止に関しては充分な対策
が講じられていないという問題がある。
本発明は以上の点に迄IJてなき、t′もだものであり
、ドアの全開位置付近で充分な減衰力が得られるガスス
プリングを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明のガススプリングは、上記の課題を解決するため
に、ガスを封入したシリンダに該シリンダ内を2室に区
画するピストンを摺動可能に嵌合し、該ピストンを貫通
してijj記2室を互いに連通ずる連通路を設け、伸縮
によって該連通路の通路面積を変化させる磁歪材を設け
、前記シリンダ内に前記ピストンの摺動によって前記磁
歪材に近接する磁石を設げたことを特徴とする。
(作用) このように構成したことにより、ピストンの摺動にとも
なって磁歪材が磁石に近接すると、磁石の磁場で磁歪材
が歪んで長さが変わり、連通路の通路面積を変化させて
減衰力を調整することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面に基づいて詳細に
説明する。本実施例の要部の縦断面図を第1図に示す。
第1図において、有底筒状のシリンダ8にこのシリンダ
8内をシリンダ上室8aとシリンダ下室8bとの2室に
区画するピストン9が摺動可能に嵌合されており、ピス
トン9にはロッド10の基端が挿通されてナラ!・11
によって固着されている。シリンダ8の開口端にはロッ
ドlOを挿通させてシール部材12がg看されており、
シリンダ8内に適当量のガスが封入されている。
ピストン9にはシリンダ上室8aとシリンダ下室8bと
を連通する通路13が穿設されており、ピストン9のシ
リンダ上室8a側の端面には通路13のガスの流通を制
御するディスクバルブ14が設けられている。ディスク
バルブ14には、第5図に示すものと同様に切欠が設け
られており、閉弁時にシリンダ上i8aとシリンダ下室
δbとを連通するオリフィス14aが形成されるように
なっている。そして、ディスクバルブ14は、シリンダ
上室8aとシリンダ下室8bとの圧力差によって開閉し
、縮み行程時には開弁じて通路13にほとんど抵抗なく
ガスを流通させ、伸び行程時には閉弁してオリフィス1
4aにガスを流通させることによって減衰力を発生する
ようになっている。
ロッド10の軸心に沿ってピストン9を貫通しシリンダ
上室8aとシリンダ下室8hとを連通ずる連通路15が
穿設されている。連通路15のシリンダ上室8a側の開
口部15aはロッドlOの側面部に開口しており、シリ
ンダ下室8b側の開口部15bはロッドlOの基端面に
開口している。連通路15はオリフィスとして作用して
ガスの流通によって減衰力を発生するようになっている
。ロッド10に環状のリングバルブ16が摺動可能に外
嵌されており、リングバルブ16を摺動することによっ
て開口部15aを開閉可能となっている。
ロッドlOには一端がリングバルブ16に当接し、他端
がロッドの段部17に支持された円筒状の磁歪材が外嵌
されている。そして、リングバルブ16を磁歪材18に
押圧する方向に付勢するばね19が設けられており、通
常、開口部15aが開いた状態であり磁歪材18がばね
19の弾性力に抗して軸方向に伸長するとリングバルブ
16が摺動して開口部15aが閉じるようになっている
。すなわち、磁歪材18の伸縮によって開口部15aの
開口面積を変化させることができるようになっている。
磁歪材18は環状の磁歪材料の薄板を積層して円筒状に
形成したものであり、磁場をかけることによって軸方向
に伸長するものである。シリンダ8内の開口端側にロッ
ド10が挿通される環状の永久磁石20が固定されてお
り、ロッド10が伸長して磁歪材18が永久磁石20に
近接すると永久磁石20の磁場によって磁歪材18が伸
長するようになっている。図中21はロッドガイドであ
る。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。
本実施例のガススプリングは、シリンダ8の底部を車体
側に連結し、ロッドlOの先端をドア側に連結して車両
へ装着される。そして、第4図に示す従来例と同様に、
ドアの開閉にともなってロッド10が伸縮することによ
りロッドlOのシリンダ8内への侵入、退出に応じたガ
スの反発力がドアの自重を支える方向(ロッド10の伸
長方向)に作用する。このようにして、ガスめ反発力に
よってドアの自重とバランスをとることによりドアの開
閉時の操作力が軽減される。
ドアを閉じる場合、すなわち縮み行程時は、ピストン9
の摺動にともなって、シリンダ下室8b内のガスは通路
13を通ってディスクバルブ14を押し開きほとんど抵
抗な(シリンダ上室8a内へ流入する。したがって、減
衰力は発生しないのでガスの反発力に抗して容易にドア
を閉じることができる。
ドアを開(場合、すなわち伸び行程時は、ピストン9の
摺動にともなって、シリンダ上室8a内のガスは通路1
3および連通路15を通ってシリンダ下室8b内へ流入
する。このとき、ディスクバルブ14が閉弁してオリフ
ィス14aおよび連通路15によって減衰力が発生する
。したがって、ドアを開く際には適度な減衰力が作用す
る。
ドアが全開位置に近づ(とロッド10の伸長によって磁
歪材18が永久磁石20に近接する。すると磁歪材18
は、永久磁石20の磁場によってばね19の弾性力に抗
して伸長してリングバルブ16を摺動させ開口部15を
閉じて連通路15を閉鎖する。このようにしてシリンダ
上室8aとシリンダ下室8bとを連通する通路の一部を
閉鎖して通路面積を小さくすることによって大きな減衰
力が発生する。そして、ドアの全開位置付近で大きな減
衰力を発生させることによってドアの跳返りをなくしド
アのバタッキを防止することができる。また、ドアを閉
じて磁歪材18が永久磁石20から離れれば磁歪材は短
縮して開口部15aが再び開かれる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。なお、以
下、第1図に示す実施例と同様の部材には同一の符号を
付し異なる部分についてのみ詳細に説明する。
第2図において、ロッドlOの軸心に沿ってピストン9
を貫通しシリンダ上室8aとシリンダ下室8bとを連通
する連通路15の途中には、縮み行程時にシリンダ下室
8bからシリンダ上室8aへのガスの流通を許容する逆
止弁機構22が設けられている。
ピストン9のシリンダ上室8a側の端面にシリンダ上室
8aとシリンダ下室8bとを連通ずる通路13の流通を
制御して減衰力を発生するディスクバルブ23が設けら
れている。ディスクバルブ23は、ピストン9側が拡が
ったテーパー形状で、内側周縁部に切欠24が設けられ
ており(第3図参照)、ロッドlOを挿通することによ
り、切欠24とロッド10の側面とでオリフィスを形成
するようになっている。ロッドlOには、一端は環状の
弁体25を介してディスクバルブ23に当接し、他端は
ロッドの段部17に支持された円筒状の磁歪材が外嵌さ
れている。
以上のように構成した本実施例の作用について次に説明
する。
第1図に示す実施例と同様に、ガスの反発力によってド
アの自重とバランスをとることによりドアの開閉時の操
作力が軽減される。
ドアを閉じる場合、すなわち縮み行程時は、ピストン9
の摺動にともなって、シリンダ下室8b内のガスは通路
13を通ってディスクバルブ23を押し開き、また、連
通路15を通って逆止弁機構22を押し開きほとんど抵
抗なくシリンダ上室8a内へ流入する。したがって、減
衰力は発生しないのでガスの反発力に抗して容易にドア
を閉じることができる。
ドアを開く場合、すなわち伸び行程時は、逆止弁機構2
2が連通路15を閉鎖するので、ピストン9の摺動にと
もなってシリンダ上室8a内のガスは通路13を通って
シリンダ下室8b内へ流入する。このとき、ディスクバ
ルブ23は閉弁するのでガスが切欠24の形成するオリ
フィスを流通することによって減衰力が発生する。した
がって、ドアを開く際には適度な減衰力が作用する。
ドアが全開位置に近付くとロッドlOの伸長によって磁
歪材18がシリンダ8の開口端側に固定された永久磁石
(図示せず)に近接する。すると磁歪材18は、永久磁
石の磁場によってディスクバルブ23の弾性力に抗して
伸長して弁体25がディスクバルブ23を変形させなか
ら切欠24が形成するオリフィスの通路面積を小さくす
る。このようにしてシリンダ上室8aとシリンダ下室8
bとを連通する連通路の通路面積を小さくすることによ
って大きな減衰力が発生する。そして、ドアの全開位置
付近で大きな減衰力を発生させることによってドアの跳
返りをな(しドアのバタツキを防止することができる。
また、ドアを閉じて磁歪材18が永久磁石から離れれば
磁歪材は短縮して切欠24が形成するオリフィスの通路
面積は再び元に戻る。
なお、本実施例においては永久磁石20をシリンダ8の
開口端側に固定してガススプリングの最大伸長時の減衰
力を調整しているが、磁歪材と磁石の位置の設定を変え
ることによってガススプリングの減衰力特性を変化させ
ることもできる。
また、本実施例においてはシリンダ内にガスを封入した
ものについて説明しているが、本発明はガスおよび油液
を封入したものに適用するすることもできる。
(発明の効果) 本発明のガススプリングは、以上詳述したように構成し
たことにより、ピストンの摺動にともなって磁歪材が磁
石に近接すると、磁石の磁場で磁歪材が伸縮し連通路の
通路面積を変化させて減衰力を調整することができる。
したがって、ドアの全開位置付近で大きな減衰力を発生
させることによってドアの跳返りをなくしドアのバタツ
キを防止することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の要部の縦断面図、 第2図は、本発明の他の実施例の要部の縦断面図、 第3図は、第2図の装置のディスクバルブの拡大斜視図
、 第4図は、従来のガススプリングの要部の縦断面図、 第5図は、第4図の装置のディスクバルブの拡大斜視図
である。 8・・・シリンダ 8a・・・シリンダ上室 8b・・・シリンダ下室 9・・・ピストン 13・・・通路 15・・・連通路 16・・・リングバルブ 18・・・磁歪材 20・・・永久磁石 23・・・ディスクバルブ 24・・・切欠 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガスを封入したシリンダに該シリンダ内を2室に
    区画するピストンを摺動可能に嵌合 し、該ピストンを貫通して前記2室を互いに連通する連
    通路を設け、伸縮によって該連通路の通路面積を変化さ
    せる磁歪材を設け、前記シリンダ内に前記ピストンの摺
    動によって前記磁歪材に近接する磁石を設けたことを特
    徴とするガススプリング。
JP21838790A 1990-08-20 1990-08-20 ガススプリング Pending JPH04102734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21838790A JPH04102734A (ja) 1990-08-20 1990-08-20 ガススプリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21838790A JPH04102734A (ja) 1990-08-20 1990-08-20 ガススプリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04102734A true JPH04102734A (ja) 1992-04-03

Family

ID=16719110

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21838790A Pending JPH04102734A (ja) 1990-08-20 1990-08-20 ガススプリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04102734A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0939242A2 (en) * 1998-01-23 1999-09-01 Draftex Industries Limited Movement-controlling device
DE102012224392A1 (de) 2011-12-27 2013-06-27 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Gasfeder

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EP0939242A3 (en) * 1998-01-23 2000-08-09 Draftex Industries Limited Movement-controlling device
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