JPH04102431A

JPH04102431A - 電子内視鏡装置

Info

Publication number: JPH04102431A
Application number: JP2219412A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Aida; 合田　一彦
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Canon Medical Systems Corp
Priority date: 1990-08-21
Filing date: 1990-08-21
Publication date: 1992-04-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）本発明は、防水手段を有する内視鏡スコープと、その他
の機器を具備する内視鏡本体とを有する電子内視鏡装置
の改良に関する。

（従来の技術）従来の電子内視鏡装置は、固体撮像素子（以下単にＣＣ
Ｄとも言う）等を具備する内視鏡スコープと、この内視
鏡スコープにより撮影された被写体像を表示可能な例え
ばＣＲＴ　（陰極線管）から成る表示装置（その他の機
器）等を具備する内視鏡本体から概略構成されている。

そして前記内視鏡スコープの内部は、固体撮像素子等を
有する関係上、完全防水されていなければならず、例え
ば合成樹脂部材（防水手段）により外装処理されている
。

そして、電子内視鏡装置による診断を行う場合、内視鏡
スコープの使用前後または消毒前に、合成樹脂部材の亀
裂等（異常）の確認をしている。この確認は、内視鏡ス
コープの内部に圧力を付加し、その変化により亀裂等を
検査する装置（通常り−クテスタと称されている）によ
り行い、合成樹脂部材の亀裂等に伴う内部への漏水を未
然に防止している。

（発明が解決しようとする課題）ところが、前記内視鏡スコープを被検体の体腔内に挿入
して被写体像を撮影しているときに、外装部材等の亀裂
（異常）が発生する場合がある。

この亀裂に気が付かずに撮影を続行すれば、被検体の体
液等が内視鏡スコープ内に人込み（漏水）、前記ＣＯＤ
等に付着して破損を誘発し、その結果内視鏡スコープ全
体が致命的に故障してしまうという問題がある。

本発明は上記のような問題に対処してなされたものであ
り、被写体像を撮影しているときであっても防水手段の
異常状態を検知することができ、その結果内視鏡スコー
プ全体が致命的に故障することを防止できる電子内視鏡
装置を提供することを目的とするものである。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）本発明は、防水手段を有する内視鏡スコープと、その他
の機器を具備する内視鏡本体とを有する電子内視鏡装置
において、内視鏡スコープの防水手段の異常状態を検知
する異常検知手段を有することを特徴とし、前記異常検
知手段は、前記内視鏡スコープ内部に所定圧力を付与す
る圧力付与手段と、この所定圧力の変化を検出する圧力
検出手段と、この圧力検出手段からの情報を基に異常状
態を告知可能な告知手段とから成ることを特徴とするす
るものである。

（作　用）異常検知手段が、内視鏡スコープの防水手段の異常状態
を検知する。

そして、異常検知手段の構成部材としの、圧力付与手段
が内視鏡スコープ内に所定圧力を付与し、圧力検出手段
がこの所定圧力の変化を検出し、告知手段が圧力検出手
段からの情報を基に異常状態を告知するので、被写体像
を撮影しているときであっても防水手段の異常状態を検
知することができる。

（実施例）以下図面を参照して本発明の一実施例について説明する
。

第１図は本発明の一実施例の電子内視鏡装置の構成を説
明するための図、第２図は本発明の一実施例の電子内視
鏡装置の動作を説明するための流れ図である。

第１図に示す電子内視鏡装置１は、例えば合成樹脂部材
を外装してなる防水手段を有する内視鏡スコープ（以下
単にスコープとも言う）２と、その他の機器を具備する
内視鏡本体（以下単に本体とも言う）３とを有し、この
両者をコネクタ４により接続し概略構成されている。

前記スコープ２は、その内部に固体撮像素子等（図示し
ない）を有し、かつ、適宜位置に内部を検出する圧力セ
ンサ５を具備している。

前記本体３は、装置全体の制御を司どる例えばＣＰＵを
有してなる中央制御部６と、例えば送排両機能を有した
空気圧調整装置（図示しないが、例えばポンプ装置）か
らなりスコープ２内部に所定圧力を付与可能な圧力付与
手段７と、前記圧力センサ５からの信号（情報）を増幅
する増幅部８と、この増幅された信号により所定圧力の
変化を検出する圧力検出部９と、この圧力検出部９から
の信号を基に異常か否かの判断をする判断部１０と、こ
の判断部１０からの信号により異常状態を告知する例え
ば警報ブザー等からなる告知部１１と、前記スコープ２
により撮影された被写体像を表示可能な例えばＣＲＴ　
（陰極線管）から成る表示手段１２と、撮影された被写
体像を記憶可能な例えばビデオテープレコーダ等から成
る記憶手段１３とを有し構成されている。

本実施例では前記圧力センサ５と、前記増幅部８と、前
記圧力検出部９とから本発明の圧力検出手段が構成され
、また、前記判断部１０と、前記告知部１１とから本発
明の告知手段が構成され、前記圧力検出手段と告知手段
と圧力付与手段７から本発明の異常検知手段が構成され
ている。尚、判断部１０は告知手段の構成部材として説
明したが、圧力検出手段の構成部材としても良い。また
、前記圧力付与手段７は、正負のどちらの圧力をも付与
可能な構成に成り、前記スコープ２の点検。

補修、その他適宜処理のため必要に応じて圧力の付与を
解除できる構成に成っている。

次に、第２図をも参照して上記構成の電子内視鏡装置１
の動作について説明する。

まず操作者（医師、技師等）が、被検体の撮影部位に応
じて前記スコープ２を選択しく５ＴＩ）、前記本体３に
前記コネクタ４を介して接続しく５Ｔ２）　、電子内視
鏡装置１を起動（Ｓｒ３）すると、前記圧力付与手段７
からスコープ２内部に所定圧力が付与され、かつ、前記
圧力センサ５からの信号（情報）を増幅部８が増幅し、
圧力検出部９がこの増幅された信号により所定圧力の変
化を検出を開始する（Ｓｒ１）。そして、判断部１０が
この圧力検出部９からの検出信号を基に異常か否かの判
断をしく５Ｔ５）、正常の場合（図中Ｙと表示する）は
撮影可能な状態に成り、撮影実行するか否かを選択しく
５Ｔ６）　、実行の場合（図中Ｙと表示する）はＳｒ１
にもどり撮影中宮に圧力の変化を検出し、不実行の場合
（図中Ｎと表示する）は終了（中断）する。

そして、Ｓｒ１において異常の場合（図中Ｎと表示する
）は異常信号を発信して前記告知手段１１を作動し異常
状態を操作者に告知させる（Ｓｒ１）。この時、操作者
はスコープ２の点検、交換等を行い再びＳｒ２の作業に
もどり、以下上述の動作を繰返す。

上述したように、本発明の一実施例の電子内視鏡装置に
よれば、スコープの使用前後または消毒前に、リークテ
スタを使用することなく防水手段の亀裂等（異常）の確
認ができ、かつ、被写体像を撮影しているときであって
も防水手段の異常状態を検知することができる。

以上本発明の実施例について説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内に
おいて適宜変形実施可能であることは言うまでもない。

例えば上記実施例では、圧力センサをスコープ側に取付
けた例について説明したが、コネクタ側に取付けた構成
としても良い。

また、圧力検出手段の構成部材として、適宜圧力計、ダ
イヤフラム等を用いても良く、さらに簡単なものとして
風船状の部材を用いて、その膨張伸縮の変化により異常
を検知しても良い。

［発明の効果］以上詳述したように本発明によれば、被写体像を撮影し
ているときであっても防水手段の異常状態を検知するこ
とができ、その結果内視鏡スコープ全体が致命的に故障
することを防止できる電子内視鏡装置を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電子内視鏡装置の構成を説
明するための図、第２図は本発明の一実施例の電子内視
鏡装置の動作を説明するための流れ図である。１・・・電子内視鏡装置、２・・・内視鏡スコープ、３
・・・内視鏡本体、５・・・圧力センサ（圧力検出手段）、７・・・圧力付
与手段、８・・・増幅部（圧力検出手段）、９・・・圧力検出部（圧力検出手段）、１０・・・判断
部（告知手段）、１１・・・告知部（告知手段）。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）防水手段を有する内視鏡スコープと、その他の機
器を具備する内視鏡本体とを有する電子内視鏡装置にお
いて、内視鏡スコープの防水手段の異常状態を検知する
異常検知手段を有することを特徴とする電子内視鏡装置
。
（２）前記異常検知手段は、前記内視鏡スコープ内部に
所定圧力を付与する圧力付与手段と、この所定圧力の変
化を検出する圧力検出手段と、この圧力検出手段からの
情報を基に異常状態を告知可能な告知手段とから成るこ
とを特徴とする請求項１記載の電子内視鏡装置。