JPH09285442A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH09285442A
JPH09285442A JP8099771A JP9977196A JPH09285442A JP H09285442 A JPH09285442 A JP H09285442A JP 8099771 A JP8099771 A JP 8099771A JP 9977196 A JP9977196 A JP 9977196A JP H09285442 A JPH09285442 A JP H09285442A
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JP
Japan
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endoscope
air
pressure
hard mirror
pressure inside
Prior art date
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Pending
Application number
JP8099771A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyoshi Ota
泰能 太田
Tatsuo Kimura
辰男 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP8099771A priority Critical patent/JPH09285442A/ja
Publication of JPH09285442A publication Critical patent/JPH09285442A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内視鏡が使用中であってもリアルタイムに気
密性をチェックすることができ、気密性破壊が起こりつ
つあるかどうかをすぐに検出することができるようにす
る。 【解決手段】 電子硬性鏡1を使用する直前に、加圧エ
アーポンプ14で空気をエアーチューブ8を介して硬性
鏡1の内部に空気を送り込み、所定圧力まで高めてお
く。その後エアーポンプ14を止め、電磁バルブ13が
閉じられる。次に、電子硬性鏡1の使用を開始するとと
もに、圧力センサー10で硬性鏡1内部の圧力のモニタ
リングを始める。メモリ11には、硬性鏡1の内部の圧
力を所定値にした場合、自然なエアーリークによる硬性
鏡1内部の圧力の時間的変化に基づき、正常値の範囲で
ある上限値と下限値があらかじめ設定、記憶されてお
り、圧力センサー10から出力される電子硬性鏡1内部
の空気圧の検出値が上記正常値の範囲にあるかどうかを
比較器12で判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療機器や工業用
観察装置等として利用可能な内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】医療分野では、人体の器官の内部を非手
術的手法によって観察する必要が高く、このような場合
に内視鏡は極めて有用な手段として利用される。また、
諸工業分野においても、例えば水道管やガス管内部の亀
裂を敷設状態のままで観察する場合等に内視境が活用さ
れている。
【0003】このような内視鏡の構造は、一般に、光フ
ァイバをライトガイドとして用い、内部にCCD等の撮
像素子を収容した内視鏡を外部の光源に接続し、この光
源から光ファイバを介して内視鏡に導入した光をその先
端から放出させて、対象物に照射するとともに、反射し
た光を撮像素子で受光し、電気信号とした後、外部のコ
ントローラにこの信号を送り返して画像処理を行うよう
にしている。
【0004】ところで、撮像素子等は非常に湿気や水分
に弱く、内視鏡を人体器官の内部や水道管等の内部に導
入した場合に、内視鏡内部に水漏れ事故が発生すると、
内視鏡内部の撮像素子等を交換しなければならないの
で、使用前の保守点検において、内視鏡の気密性のチェ
ックを行っている。
【0005】この気密性のチェックは、従来、図3に示
すように先端部32の内部に撮像素子や対物レンズが設
けられた内視鏡31に防水キャップ33を取り付け、こ
の防水キャップにカップラー34を接続し、外部のエア
ーポンプからエアーチューブ35を通じてカップラー3
4、防水キャップ33、そして、内視鏡31の内部に空
気を送り込み、これを水槽の中に浸し、同一箇所から連
続的に気泡が発生していないかどうかを確認し、連続的
に気泡が発生している場合には亀裂等が生じているので
修理を行うようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
による内視鏡の気密性チェックは、水槽等を用意し、こ
の中に内視鏡を浸し、同一箇所から連続的に気泡が発生
しているかどうかを目視で正確に確認するようにしてい
るので、作業が煩雑でチェックに時間がかかっていた。
【0007】また、内視鏡の使用中に発生する気密性破
壊については確認する手段がなく、特に人体器官の手術
等に用いている場合には大事故に繋がる可能性があっ
た。
【0008】本発明は、上記課題を解決するために創案
されたもので、内視鏡が使用中であってもリアルタイム
に気密性をチェックすることができ、気密性破壊が生じ
たかどうかを煩雑な作業を行わずにすぐに検出すること
ができる内視鏡装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の内視鏡装置は、光を対象物に照射し、反射
した光を検出する撮像素子を持つ内視鏡を備えた内視鏡
装置において、前記内視鏡内部を加圧する手段と、内視
鏡内部の圧力を検出する手段と、前記検出圧力が異常か
否かを判断する手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】本発明の内視鏡装置は上記のように構成さ
れているので、内視鏡の内部の圧力を高めた後、圧力を
検出する手段によって内視鏡内の圧力を検出し、正常値
か異常値かの判断を行うことにより、使用中の異常をす
ぐに発見することができ、大事故を未然に防止すること
ができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を、以下、図面
に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明による内視鏡装置の構成を示
す。
【0013】1は内視鏡としての電子硬性鏡、2は対物
レンズ、3はCCD等の撮像素子、4は電子硬性鏡1の
外側を覆っているステンレスチューブ、5は光ファイバ
ー、6は信号ケーブル、7は保護ガラス、8はエアーチ
ューブ、9は気密性チェックユニット、10は半導体歪
みゲージ等を用いた圧力センサー、11はメモリ、12
は比較器、13は電磁バルブ、14は加圧エアーポン
プ、15は制御部、16は警報ランプ等が備えられた表
示器、17はバルブ付きカップラ、18は信号ケーブル
6と光ファイバ5を一体化した複合ケーブル、19は光
源と撮像素子制御部からなるメインユニット、20はビ
デオ信号ケーブル、21はビデオ画像用モニターであ
る。
【0014】電子硬性鏡1とエアーチューブ8とはバル
ブ付きカップラ17で接続されており、エアーチューブ
8を電子硬性鏡1に接続したときには、エアーチューブ
8と電子硬性鏡1の内部とが通じているが、エアーチュ
ーブ8を取り外した場合にはカップラのバルブが締ま
り、電子硬性鏡1内部と外気とは遮断されその気密性が
保たれるようになっている。気密性チェックユニット9
とエアーチューブ8とも同様にバルブ付きカップラ17
で接続されている。
【0015】次に、図1の内視鏡装置の使用方法につい
て図2を用いて説明する。図2は横軸に時間、縦軸に電
子硬性鏡1内部の圧力(気圧)をとり、硬性鏡内部の時
間的な圧力変化を示したものである。
【0016】電子硬性鏡1を使用する直前に、加圧エア
ーポンプ14で空気をエアーチューブ8を介して硬性鏡
1の内部に送り込み、所定圧力P0 まで高めておく。そ
の後エアーポンプ14を止めるとともに、制御部15か
らの信号により、電磁バルブ13が閉じられる。電磁バ
ルブ13を閉じることによって、加圧エアーポンプ14
への空気の逆流を防止する。
【0017】次に、電子硬性鏡1を人体内部や水道管の
内部に導入し、診断を開始するとともに、圧力センサー
10で硬性鏡1内部の圧力のモニタリングを始める。
【0018】メモリ11には、硬性鏡1の内部の圧力を
0 にした場合、自然なエアーリークによる硬性鏡1内
部の圧力の時間的変化に基づき、正常値の範囲である上
限値と下限値があらかじめ設定され、記憶されており、
この上限値と下限値の時間の経過に対応した値が制御部
15の指令よりメモリ11から比較器12へ出力され
る。
【0019】一方、電子硬性鏡内部の圧力を検出する圧
力センサー10の出力も比較器12に入力され、圧力セ
ンサー10の検出値が上記正常値の範囲にあるかどうか
が比較器12で判断される。すなわち、硬性鏡1の気密
性破壊が生じていないときには、圧力センサー10から
の出力信号は常にメモリ11から出力される正常値(上
限値と下限値との間)の範囲にあり、比較器12は何も
信号を発しないが、例えば、時刻T0 で気密性破壊が起
きたときは、急激に圧力が下がり始め、時刻Ta では正
常な場合には測定圧力がPa1となるはずが、下限値を下
回り、Pa2にまで落ちていることがわかる。
【0020】このように、下限値よりも測定圧力が下回
ったときに、比較器12から信号が出力され、この信号
が制御部15に伝達されて、制御部15から表示器16
に異常検出信号が出力される。表示器16では異常であ
ることが警告ランプやメッセージ等で表示される。
【0021】以上のように、電子硬性鏡1に気密破壊が
生じたときは、自然なエアーリークとは区別することが
でき、異常を適確に検知することができる。
【0022】一方、メインユニット19内の光源から発
生した光は複合ケーブル18内の光ファイバーを伝わっ
て、電子硬性鏡1内の光ファイバーを経由し、その先端
の保護ガラス7から放射される。対象物にその光が当た
ると、反射光が生じ、これが対物レンズ2を介して、撮
像素子3に結像し、その撮像信号が信号ケーブル6、複
合ケーブル18を介してメインユニット19に送られ、
メインユニット19内の制御部で撮像信号をビデオ信号
に変換したのち、ビデオ信号ケーブル20を介してモニ
ター21に画像が表示される。
【0023】なお、電子硬性鏡1に気密破壊が生じたと
きに硬性鏡内部に水分が入るのを防ぐために、モニター
する際の圧力は外界(例えば大気圧)よりも高く(陽
圧)しておく方が望ましい。
【0024】上記の実施例では、内視鏡として電子硬性
鏡を用いているが、その形状がフレキシブルな電子軟性
鏡を用いた内視鏡装置にも本発明を適用することができ
る。また、エアーチューブと複合ケーブルを一体化して
も良く、気密性チェックユニットをメインユニット内に
収納するようにしても良い。
【0025】さらに、異常を検出した時に、すぐに内視
鏡を回収するのではなく、P0 まで再加圧し、再度チェ
ックして判断の正確度を高めるようにすることもでき
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内視鏡の内部の圧力を高め、内視鏡の内部の圧力を検出
するとともに、この検出圧力が異常値であるかどうかを
判断するようにしているので、内視鏡の使用中であって
も気密破壊が起きているかどうかを迅速かつ容易に検出
することができ、大事故を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡装置の構成を示す図である。
【図2】内視鏡内の時間的な圧力変化例を示す図であ
る。
【図3】従来の内視鏡の気密性を検査する装置の構成を
示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を対象物に照射し、反射した光を検出
    する撮像素子を持つ内視鏡を備えた内視鏡装置におい
    て、前記内視鏡内部を加圧する手段と、内視鏡内部の圧
    力を検出する手段と、前記検出圧力が異常か否かを判断
    する手段とを備えたことを特徴とする内視鏡装置。
JP8099771A 1996-04-22 1996-04-22 内視鏡装置 Pending JPH09285442A (ja)

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JP8099771A JPH09285442A (ja) 1996-04-22 1996-04-22 内視鏡装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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