JPH04101973A - エレベータの乗場押釦 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、エレベータの乗場位置表示器に設けられた
プラスティック成形品から成る乗場押釦に間するもので
ある。

［従来の技術］ 第４図は従来のエレベータの乗場位置表示器を示す正面
図である０図において、ｌはフェイスプレート、２は上
下方向を指示する方向表示器、３は各階床を指示する階
床表示＠Ｓ　８はプラスティック成形品から成る乗場押
釦、９は乗場押釦８のハウジングであり、これもプラス
ティック成形品で作られている。

第５図は第４図のエレベータの乗場位置表示器に設けら
れた乗場押釦部分の構成を示す断面図である０図におい
て、ｌはフェイスプレート、８は乗場押釦、９はハウジ
ングであり、このハウジング９は釦取付板１４にナツト
止めされている。また、ハウジング９内には乗場押釦８
が摺動自在に設けられている。１１は固定接触子、１０
は可動接触子であり、この可動接触子ｌＯはスプリング
１２により乗場押釦８に押付けられている。

次に、上記従来のエレベータの乗場位置表示器に設けら
れた乗場押釦の動作について説明する。

乗場押釦８はエレベータを利用しようとする人の手の指
によって押圧され、これにより乗場押釦８はハウジング
９の中を摺動し、この乗場押釦８の移動に伴フて、可動
接触子ｌＯをスプリング１２の弾性力に抗して固定接触
子１１と接触させる。

可動接触子ｌＯと固定接触子１１との接触によって、ラ
ンプ（図示しない）の点灯やエレベータの呼出し登録を
行う。

［発明が解決しようとする課題］ 上記した従来のエレベータの乗場位置表示器に設けられ
た乗場押釦は以上のように構成されているが、エレベー
タを利用する人の手の指によフて押圧される乗場押釦８
はプラスティック成形品によって作られており、そのた
めに、いたずらによって乗場押釦８の釦頭部をライター
やタバコの火で焼いたり、傘の先端部で強く押圧したり
することによって、あるいは乗場押釦８の釦頭部を強力
なおもちゃのピストルの標的にする遊戯等によって、乗
場押釦８を焼損又は破損させてしまうことがあるという
問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、乗場押釦及びその釦頭部に対するいたずらに
よる焼損又は破損を防止できると共に、乗場押釦の故障
を低減できるエレベータの乗場押釦を得ることを目的と
する。

［課題を解決するための手段］ 乙の発明に係るエレベータの乗場押釦は、この乗場押釦
を保護するために、既設のプラスティック成形品から成
る乗場押釦の表面側にカバー枠によって保持された金属
製の釦カバーを付加したものである。

［作用〕 この発明におけるエレベータの乗場押釦は、既設のプラ
スティック成形品から成る乗場押釦を保護するために、
その表面側にカバー枠によフて保持された金属製の釦カ
バーを設けた構成としたので、乗場押釦の釦頭部をライ
ターやタバコの火で焼いたりするいたずらによる焼損を
防止できる。

また、乗場押釦の釦頭部を傘の先端部で強く押圧したり
すること、あるいは強力なおもちゃのピストルの標的に
する遊戯等でのいたずらによる破損を防止できる。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明の実施例であるエレベータの乗場押釦を備
えた乗場位置表示器を示す正面図である０図において、
１はフェイスプレート、２は上下方向を指示する方向表
示器、３は各階床を指示する階床表示器、４はフェイス
プレート１にナツト止めされたカバー枠、５はカバー枠
４によって保持された釦カバーである。ここで、カバー
枠４及び釦カバー５は共に金属製である。

第２図及び第３図は第１図のエレベータの乗場位置表示
器に設けられた乗場押釦部分の構成を示す断面図である
０図において、ｌはフェイスプレート、８はプラスティ
ック成形品から成る乗場押釦、９は乗場押釦８のハウジ
ングであり、これもプラスティック成形品で作られてい
る。また、ハウジング９はフェイスプレートｌにスペー
サ１３と共にナツト止めにて取り付けられている。４は
カバー枠、５は釦カバーであり、この釦カバー５はカバ
ー枠４に組み込まれて保持されている。また、釦カバー
５の下面には緩衝用ゴム７が取り付けられ、中央部には
点灯用のアクリル板６が嵌着されている。ｌｌは固定接
触子、１０は可動接触子であり、この可動接触子１０は
スプリング１２により乗場押釦８に押し付けられている
。

次に、上記この発明の実施例であるエレベータの乗場押
釦の動作について説明する。エレベータを利用しようと
する人の手の指によって釦カバー５が押圧されると、こ
れに伴って乗場押釦８はハウジング９の中を摺動し、こ
の乗場押釦８の移動に伴って、可動接触子１０をスプリ
ング１２の弾性力に抗して固定接触子１１と接触させる
。可動接触子１０と固定接触子１．１との接触によって
、ランプ（図示しない）の点灯やエレベータの呼出し登
録を行う。

ここで、ハウジング９はスペーサ１３の介在によってフ
ェイスブレー）１の面位置以下に設定されているので、
釦カバー５の押圧による動作時に、フェイスプレートｌ
は釦カバー５の機械的ストッパーとしての役目をする。

また、フェイスプレート１と釦カバー５との間隙は、ス
ペーサ１３によって乗場押釦８が摺動動作するのに必要
なストロークに設定されているので、釦カバー５を押圧
動作させた場合にも、乗場押釦８は必要なストローク以
上に動作することがない。

また、釦カバー５の下函には緩衝用ゴム７が付加されて
いることにより、この緩衝用ゴム７は乗場押釦８への外
部からの衝撃力を緩衝する作用を有している。

なお、上記実施例では、乗場押釦８の表面側に金属製の
釦カバー５を設けた構成のものについて示しているが、
この金属製の釦カバー５をかご操作盤におけるかご押釦
に設けた構成としても良い。

［発明の効果］ 以上のように、この発明のエレベータの乗場押釦によれ
ば、この乗場押釦を保護するために、既設のプラスティ
ック成形品から成る乗場押釦の表面側にカバー枠によっ
て保持された金属製の釦カバーを付加した構成としたの
で、乗場押釦の釦頭部をライターやタバコの火で焼いた
りするいたずらによる焼損を防止でき、また乗場押釦の
釦頭部を傘の先端部で強く押圧したりすること、あるい
は強力なおもちゃのピストルの標的にする遊戯等でのい
たずらによる破損を防止できる上に、既設の乗場押釦の
延命化を図ることができるなどの優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例であるエレベータの乗場押釦
を備えた乗場位置表示器を示す正面図、第２図及び第３
図は第１図のエレベータの乗場押釦部分の構成を示す断
面図、第４図は従来のエレベータの乗場位置表示器を示
す正面図、第５図は第４図のエレベータの乗場位置表示
器に設けられた乗場押釦部分の構成を示す断面図である
。 図において、ｌ・−・フェイスプレート、２・・・方向
表示器、３・・・階床表示器、４−・・カバー枠、５・
・・釦カバー　６−・・アクリル板、７・・・緩衝用ゴ
ム、８・・・乗場押釦、９・・・ハウジング、ｌＯ・・
・可動接触子、１１・−・固定接触子、１２・・・スプ
リング、１３・・・スペーサ、１４・・・釦取付板　で
ある。 なお、図中、同一符号は同一　又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータの乗場位置表示器に設けられたプラスティッ
   ク成形品から成る乗場押釦において、この乗場押釦を保
   護するために、上記乗場押釦の表面側にカバー枠によっ
   て保持された金属製の釦カバーを備えたことを特徴とす
   るエレベータの乗場押釦。