JPH04101791A - 脚形移動ロボットのほふく移動制御方法 - Google Patents

脚形移動ロボットのほふく移動制御方法

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JPH04101791A
JPH04101791A JP2211481A JP21148190A JPH04101791A JP H04101791 A JPH04101791 A JP H04101791A JP 2211481 A JP2211481 A JP 2211481A JP 21148190 A JP21148190 A JP 21148190A JP H04101791 A JPH04101791 A JP H04101791A
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legs
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武生 大道
Akihisa Okino
晃久 沖野
Tetsuji Hayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 御方法に関し、正確・安全にほふく移動ができるように
企図したものである。この発明は、検したりする脚形移
動ロボット等に適用して有用である。
〈従来の技術〉 来方法としては、次の4つの方法がある。
第1の#押力法では、あらかじめ訣められた手順にした
がって各脚をシーケンシャルに動かす。この制御方法は
、移動環境(床や階段など)の状況が既知てあり、ロボ
ットと移動環境との相対的な位置関係があらかじめ正確
に決めることができる場合に採用することができる。
しかし実際には、位置関係に誤差があったり、ロボット
の移動により床や階段が多少変形したり、既知の環境デ
ータに誤差があったりするため、シーケンシャルな動き
をしたのでは、ロボットが不安定になって転倒したり、
うまく移動できなかったりする場合がある。
したがってこの第1の制御方法は、移動が確実でなくて
も構わず転倒してもよいものや、きわめて転倒しにくい
ものや、人がすぐに補助ができるもの、例えば玩具や展
示用のロボット等にしか用いろことができない。
第2の制御方法では、脚形移動ロボットを遠隔操作する
。つまり、操作者が遠隔で各脚の動きを逐一指示する。
乙の制御方法は、過去に試みられた例もあるが、マニピ
ュレータと異なり、脚は自由度が多くて操作しにくく実
用化するには多くの問題がある。
第3の制御方法では、移動環境(床や階段など)の状況
を認識する外界センサが脚形移動ロボットに備えられて
おり、前記センサによる認識情報にもとづいて制御シス
テムが自律的に歩容を決めて移動・歩行する。この制御
方法は、未知の環境を事前に教示することなく移動でき
るためすぐれた方法である。しかし、人間が事前に歩容
を計画すれば簡単に移動することができる環境であって
も、現在の自律歩容作成はいまだ人間の能力に達してい
ないため、移動中に次の歩容が見つからず、すなわち次
の1歩を踏み立すために脚を持ち上げることができず、
動けなくなってしまうことがある。
第4の制御方法では、第1の制御方法と同様にあらかじ
め決められた手順にしたがいながら、第3の制打方法の
ように外界センサで検知した実際の移動環境と事前に得
られた移動環境のデータとの差異を補正しながら移動・
歩行する。この第4の制御方法は、第1と第3の制御方
法の欠点を相互に補うものであり実用性が高い。
本発明は、第4の制御方法について改良をしたものであ
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 ここで、本発明が解決しようとする課題を、第3図及び
第4図に示す脚車輪形移動ロボットを例にして説明する
両図に示すように、この脚車輪形移動ロボットのロボッ
ト本体1には、一対の駆動輪2a。
2bと、一対の前脚3,7と、一対の後脚5゜9とが備
えられている。前脚3,7の先端には補助輪4,8が取
り付けられ、後脚5,9の先端には補助輪6,10が取
り付けられている。
前脚3,7は、股関節3a、7m、上1i3b。
7b、膝関節3c、7c、下1[3d、?dを有する2
関節形の脚であり、各関節3a、3c。
7a、7cにはそれぞれ駆動機構及び角度検出#が備え
られている。同様に、後脚5,9は、股関節5a、9a
、上腿5b、9b、膝関節5c、9c、下腿5d、9d
を有する2関節形の脚であり、各関節5a、 5e、 
9a、 9cにはそれぞれ駆動機構及び角度検出器が備
えられている。また脚先の補助輪4,6,8゜10には
、それぞれブレーキと駆動機構と角度検出器がついてい
る。これら補助輪4,6゜8.10は、駆動輪として自
から独立して駆動回転する乙とができる一方、ブレーキ
が解放され且つ駆動力がない場合は従動輪となり外力に
応じて従動回転する。
平らな床面で移動するには、駆動輪2a。
2b及び補助輪4,6,8,10が床面に接地しつつ回
転して移動する。また階段20や大きな凹部等で移動す
るには、脚3,5,7゜9により、はふく移動が行なわ
れる。はふく移動とは、ロボット本体1が一旦地面に接
地した状態で各脚3,5,7,9を移動させた後、本体
1を各脚3,5,7,9で支えつつ持ち上げて移動する
ような動きをいう。
第5図は左側の前脚7の補助輪8の部分を示している。
同図に示すように、補助輪駆動装置カバー11には、超
音波発信子13及び超音波受信子14てなる超音波距離
センサ12が取り付けられており、この超音波距離セン
サ12により移動対象物(床面や階段面)との距離を検
出することができる。また、補助輪8の軸受部分には、
ひずみゲージ型の接地センサが内臓されており、補助輪
8にかかるラジアル方向の力によって脚7の接地を検出
することができる。他の脚3,5.9にも、それぞれ超
音波距離センサ及び接地センサが備えられている。更に
駆動輪2a、2bにも接地センサが備えられている。
第6図は上述した脚車輪形移動ロボットが階段昇りをし
ているときの一例を示しており、第7図はさらに、右側
の前脚7の先端の補助輪8の動きを取り出して示してい
る。補助輪の動きとしては、 (al持ち上げ、(ii)水平前方へ移動、io接地、
という3動作がある。なお、座標系としては、ロボット
本体1の中心下部を原点とし、上方にy軸、前方にy軸
をとっている。
次に、はふく移動によりロボット本体1を接地させたと
きに、脚の先端(補助輪)を移動させる2つの指令方法
、即ち増分による指令方法と座標による指令方法を説明
するとともにその問題点を述べる。
まず、増分による指令方法でセンサにより補正を行いな
がら移動する場合を説明する。
右側の前脚(No3の脚)7を第7図に示すように動作
させろため、増分により指令する場合には、第8図に示
すように動作させる。
(i)  まず最初の位置(3xl 3y0)から(Δ
3x0゜Δ3y0)だけ上方移動する動作指令を出して
脚7を持ち上げると位置(3”l# 3”り =(3x
0+Δ3xOj 3YO+Δ3y0)に達する(第8図
(al参照)。
(iil  位置(3xl’ 3y、)から(Δ3x1
.Δ3y、)だけ前方移動する動作指令を出して前方へ
移動させる。このとき補助車(胸先)8と階段側面との
距離が設定値しdとなるように距離センサ(超音波セン
サ)の検出信号を利用して移動距離をδxdだけ位置補
正する。このため補助輪は位置 (3”2’ 3y2) =(3”l+Δ3”l+δ3x
dIj 3yt+Δ、yl)に達する(第8図(bl参
照)。
(2)位置(3x’3y−から(Δ、x2.Δ、y2)
だけ下方移動する動作指令を出して下方へ移動させる。
このとき補助輪8が階段にしっかりと接地するように接
地センサの検出信号を利用して移動距離をδ3yt2だ
け位置補正する。このため補助輪8は位置(3”l’ 
3y3)”(3x2+Δ3”2’ 3”2+Δ3”2+
δ3”t2)に達する(第8図(C)参照)。
同様にして他の3つの脚3,5.9をそれぞれ動かして
1段上に上げて第6図に示す状態になったら、脚3,5
,7.9でロボット本体1を支えつつ持ち上げて前方へ
動がし、1つ上の階段上に降ろす。降ろすときには駆動
輪2a、2bの接地センサで接地を確認して位置補正し
ながら降ろす。
上述した脚3,5,7.9の移動と本体1の移動を繰り
返すことにより、階段の形状やロボット制御に多少誤差
があっても、階段移動ができる。
ところで階段が数段であれば問題はないが、このような
動作を繰り返す場合、例えば数十段の階段では問題が生
ずることがある。第9図にその例を示す。第9図(a)
に示すように1段目はセンサで補正して安全に移動する
。ところが、階段の誤差がランダムではなく、ある傾向
がある場合、例えば奥行きLが全段に渡って大きい場合
は問題が生ずる。第9図(alの状態では駆動輪2a、
2bが階段上のaの位置にあるが、第9図(blに示す
ように1段目ではその誤差が段数分だけ累積されてa′
の位置となる。さらに昇って行き、第9図(C1に示す
ように誤差が累積されて駆動輪位置がa′になると、ロ
ボットは逆に階段20から落下してしまうことになる。
誤差5間の階段でも、20段昇るとその累積誤差は10
0 +nmにもなる。
次に座標による指令方法の一例を、第10図を基に説明
する。動作順番は、第8図に示した増分による指令方法
と同様であるが、この座標による指令方法では動作の量
がΔX。
Δyて与えられるのではなく、次の目標である脚先位置
が座標値として与えられる。このことを右側の前脚(N
o、3の脚)7について説明する。
(il  まず脚先を初期位置(3x0p 33’0)
から位置(3xl’ 3yl)にまて持ち上げる(第1
0図(a)参照)。
(1り次に距離センサで位置を補正しながら補助輪8(
脚先)を位I!(3x2+δ、xd、。
、y2)に移動する(第10図(b)参照)。
δ、xd1は距離センサの検出データから得られた補正
量である。
G11l  接地センサで接地を!III誌して補助輪
8を位置(、X3+δ3Xd1,3y3+δ3”C2)
へ移動する(第10図(e)参照)。δ3yt2は接地
センサの検出データから得られた補正量である。
同様にして他の脚3,5.9をそれぞれ動かして1段上
に上げて第6図に示す状態にする。このとき各脚3,5
,7,9の脚先の座標位置は次のようになっている。な
おδの付いた項はセンサによる補正項である。
No 1脚3   (、x3+δ、X dl、 、y、
+δ、yt2)No、 2脚5   (2x3+δ2 
X dHj 2 ’ 3+δ2yt2)No、3脚7 
  (3x3+δ3 X d、I 3’ 3+δ3”C
2)No、4脚9   (4x、+δ4XdI’dy3
+δ4yt2)第6図に示す状態になったら、脚3,5
゜7.9でロボット本体1を支えつつ持ち上げて前方へ
動かし、1つ上の階段上に降ろす。
降ろすときには駆動輪2a、2bの接地センサで接地を
確認しながら降ろす。
その後再び各脚3,5,7,9を前回の段よりも1段上
に上げると、その座標位置は次のようになる。
No、 1脚3  (、x6+δ、xd、、 、y6+
δ1yt2+δ、yt、)No、 2脚5   (2x
6+δ2” d1?  2”6+δ2”  C2+δ2
yts)No、 3脚?  (3x6+δ3” d1#
 *ya+δ3Y C2+δ3”tS)No、4脚9 
 (4x6+δ4xd1# 4”!+δ4Y C2+δ
4yts)そうすると第6図の状態よりも全体が1段上
になり、前回と同様にしてロボット本体を持ち上げる。
この座標による指令方法の概略フローを第11図に示す
上述した座標による指令方法によれば誤差が累積するし
、今までのセンサ補正量が常に出て来るため、指令値の
計算が面倒になってくる。そして、第12図に示すよう
に、不適当なところでこれらの補正量をクリアしてしま
うと、その補正量だけ脚が不要な動きをしてロボットの
転倒や不安定な動きを生じさせる恐れがある。つまり補
正量をクリアすると、第12図(alに示すロボット本
体の移動が完了した状態から、第12図(b)に示すよ
うに脚を動作しようとすると、脚が階段に衝突したりし
てしまう。
このように、あらかじめ与えられたデータに基づいて移
動する脚形ロボットの動作にセンサ補正を行なうことは
、誤差が累積したり、指令の与え方が複雑になったりす
る。
本発明は、上記従来技術に鑑み、安定したほふく移動を
させる脚形移動ロボットのほふく移動制御を提供するも
のである。
く課題を解決するための手段〉 上記課題を解決するため本発明方法では、遊脚動作は増
分で指令を与え、立脚動作は座標で指令を与えるように
した。
本発明によれば、誤差の累積を防ぎながらセンサ補正を
スムーズ且つ簡単なアルゴリズムで実現することができ
る。
く作   用〉 本発明方法では、遊脚動作を、増分により指令してセン
サ補正を行ないながら実施する。
次にロボット本体の移動は、あらかじめ与えられた座標
による指令と、そのセンサ補正で行なう。この動作によ
り、今までの誤差の累積を防止し、なおかつすべてを座
標で与えた時のような複雑な式が不要になる。立脚動作
でロボット本体を動かした後は再び増分による指令で脚
を動かす。このようにして容易に動かすことができる。
く実 施 例〉 以下に本発明によるほふく移動制御方法を説明する。制
御対象となるロボットとしては、第3図及び第4図に示
す脚車輪形移動ロボットを例として説明する。第3図及
び第4図に示す移動ロボットの制御系を、第13図に示
す。第13図に示すようにキーボード、スイッチ等の操
作晋Aから、階段の昇降、段差乗り越え等の動作の指示
が入力される。動作の指示に従って主制訂装置Bが動作
脚の選択、動作方向の指令を出す。この主制御装置Bに
は移動環境の三次元データ(地図)が与えられている。
前記指令を受けて、軌道発生gcが脚関節の角度、速度
の指令を作成してサーボ装置りを通してロボットFを動
かす。
次に階段昇りの動作を第1図を基に説明する。第1図(
a)は動作開始の姿勢で、本体1が接地している段の上
の段に前脚3,7が接地し、本体1の2段下の段に後脚
5,9が接地している。第1図(blは、左前脚3を1
段上に移動させたところである。第1図(C)は左後脚
5を1段移動させ、第1図1dlは右後脚9を1段上げ
、第1図(e)は右前脚7を1段移動させたところであ
る。第1図(e)の状態で4脚3゜5.7,9すべてが
第1図(alに比較して1段上に接地しており、次に本
体1を1段上に移動させると第1図(f)の形となる。
こうして−股上の段に移動ができ、この移動を繰り返す
ことで階段20を昇り、逆の動作をすれば、降りろこと
ができる。
第14図は各脚3,5,7,9とロボット本体1との動
作順序を時間の経過に沿い示したものである。このよう
な、はふく移動において、ロボット本体1を接地させた
状態で脚3.5,7.9を移動させることを遊脚動作と
称し、脚3,5,7.9を接地させた状態でロボット本
体1を各脚3,5,7,9で支えつつ持ち上げて移動さ
せることを立脚動作と称する。
本発明方法では、遊脚動作は増分による指令で動作し、
立脚動作は座標による指令で動作する。
まず遊脚動作について説明する。初期状態を第1図(a
)とすると、各脚の座標は次のようになっている。
勲1の脚3  (1”o’ I’O) 動、2の脚5  (2”(1’ 2’0)Na3の脚7
  (3”0’ 3yO)No4の脚9  (4xOj
 4y、)次に第1図(bl〜(e)に示すように、脚
32脚5、脚92脚7の順で遊脚動作が行なわれて1段
上にあがる。この遊脚動作は、次のようにして行なわれ
る。
■ No、1の脚3は(t xo、t yo)の位置か
ら上方に(Δ、x0.Δ、y0)持ち上げられる。
この持ち上げ位置を(txt’ +yt)とする。
続いて階段20の側面との距離が設定距離となるように
距離センサでδ、xd、f!け水平方向の位置補正をし
つつ前記位置 (1”l’ l”1)から水平方向に(bl”l+δ、
xd、。
Δ1y1)だけ水平移動する。水平移動した位置を(t
 ”tp t y−とする。次に(1x2’1y2)を
原点として下方に(Δ、x2.Δ1y2)だけ移動する
とともに接地センサでδ1y ”2だけ上下方向の位置
補正する。このようにして&1の脚3が1段上の階段面
に接地した位置を(1”3P IF3)とすると、この
位置は距離センサで補正したδ、x d、と接地センサ
で補正したδ、yt、を含む。よって接地位置(1”3
’ 1y3) ” (lX2’ l”2”δ、yt2)
は、理想的な位置からδ、xd1゜δ1yt2だけずれ
てしまう。
■ No、 2の脚5は(2”O’ 2yO)の位置か
ら上方に(Δ2X0.Δ2y0)持ち上げられる。
この持ち上げ位置を(2XIP 2”1)とする。
続いて階段20の側面との距離が設定距離となるように
距離センサでδxdだけ水平方向の位置補正をしつつ前
記位置 (2”!$ 2y、)から水平方向に(Δ2Xl+δ2
xd、。
Δ2y1)だけ水平移動する。水平移動した位置を(2
X2’ 2Y2)  とする。次に(2”2’2y2)
を原点として下方に(Δ2x2.△2y2)だけ移動す
るとともに接地センサでδ2” t2だけ上下方向の位
置補正する。このようにして魚2の脚5が1段上の階段
面に接地した位置を(2X3P 2y、) とすると、
この位置は距離センサで補正したδxdと接地センサで
補正したδ2yt2を含む。よって接地位置(2X3’
 2Y3) =(2”2’ 2y2+δ2”2)は、理
想的な位置からδ2xd、。
δ2ytJ!けずれてしまう。
■ 歯、4の脚9は(axo’ 4”O’の位置から上
方に(Δ4X0.Δ4y0)持ち上げられる。
この持ち上げ位置を(4x工P43’1)とする。
続いて階段20の側面との距離が設定距離となるように
距離センサてδ4x d、だけ水平方向の位置補正をし
つつ前記位置 (4”1P4yl)から水平方向に(Δ4xl+δ4x
dL。
Δ4y1)だけ水平移動する。水平移動した位置を(4
”2’ 4y2)  とする。次に(4x2’4y2)
を原点として下方に(Δ4x2.Δ4y2)f!け移動
するとともに接地センサでδ4yt2だけ上下方向の位
置補正する。このようにしてに4の脚9が1段上の階段
面に接地した位置を(4x3’ 4y3)とすると、こ
の位置は距離センサで補正したδ、x dlと接地セン
サで補正したδ、y t2を含む。よって接地位置(4
”3’ 4’3) =(4”2F ay2+δ4yt、
)は、理想的な位置からδ4x d、。
δ、yt2だけずれてしまう。
■ No、 3の脚5は(3XO’ 3’O)の位置か
ら上方に(Δ3X0.Δ3y0)持ち上げられろ。
この持ち上げ位置を、(、X□p3Y、)  とする。
続いて階段20の側面との距離が設定距離となるように
距離センサでδxd?ll!け水平方向の位置補正をし
つつ前記位置 (3xl’3”1)から水平方向に(Δ3xl+δ、x
di。
Δ3y、)?:け水平移動する。水平移動した位置を(
3”2F 3y2) とする。次に(3”Q’3y2)
を原点として下方に(Δ3x2.Δ3y2)f!け移動
するとともに接地センサでδ、y t2だけ上下方向の
位置補正をする。このようにしてNo3の脚5が1段上
の階段面に接地した位置を(3x3) 3Y、)とする
と、この位置は距離センサで補正したδ3x dlと接
地センサで補正したδ3Y t2を含む。
よって接地位置(3”3’ 3”3) =(3x2’ 
3y12+δ3yt2)は、理想的な位置からδ3x 
d、。
δ3yt2t!けずれてしまう。
このようにして遊脚動作をして第1図(e)の状態にな
ると、各脚3,5,7,9の先端位置は理想位置からは
ずれてしまう。しかし、このずれは次の立脚動作でクリ
アされる。
立脚動作、つまり脚3,5,7.9でロボット本体1を
持ち上げて第1図(e)の状態から第1図!f)の状態
にするときには、座標による指令により動作をする。こ
のため各脚3,5゜7.9の位置(lX3’ 、y3)
  (2x3j 2y3)  (3x3p、y3) (
4x3’ 4y3)は理想的な位置にあるものとしてロ
ボット本体1を持ち上げる。これにより今まで累積され
た誤差はすべてクリアされることになる。ロボット本体
1を持ち上げた後、ロボット本体1を水平移動し、接地
する時には再び駆動輪2m、2bの接地センサでδ1y
tS#δ2yt5.δ3ytspδ、y t、だけ補正
される。この値は次のロボット本体1の持ち上げの立脚
動作時にはクリアされる。
立脚動作はロボット本体1が■上昇移動、■水平移動■
降下移動することにより行なゎれる。したがって各脚先
端の座標は次のようになる。
(イ)初期位置(第1図(e))のとき。
No、 1脚”  (1”l’ 1y3)No、 2脚
5C2”3’ 2y3) NO,3脚7  (3X3’ 、y3)No、 4脚9
(4X3’ 4Y3) (ロ) 上昇したとき。このとき累積誤差がクリアされ
る。
No、 1脚  (l x4’ l yd)No、 2
脚  (2”4’2YA) 歯3脚  (3x4’ 3”1l) No、 4脚  (4x、、 、yj1←→ 水平移動
したとき。
No、 1脚3(l xS’ l y5)&2脚5  
(2xS、 2 yJ k3脚7(3”S’ 3y、) No、 4脚”  (4XS’ 、y5)(ロ)接地し
たとき(第1図(f))のとき。
No、 1脚3 (、”6’1y15+δI”tS)N
a 2脚5(2X6’ 2y6+δ2yt5)No、 
3脚7(3X8j 、、y6+δ3ytS)No、 4
脚9(4X6’ 4Y6+δ4”tS)第2図は本発明
方法を示す概略フローである。
このようにして本発明による制御方法を行なうことによ
って誤差の補正をセンサで行ないながら、その累積を考
慮することなく、特別な誤差クリア指令も行なわずに脚
形ロボットの制御を行なう乙とが可能となる。
この方法は、未知の環境を移動する場合や、センサによ
る補正量がきわめて大きい場合は不適当である。なぜな
らば、増分による指令から、ロボット本体移動のための
座標による指令に移行する時に、センサで補正した誤差
がクリアされるため、それが大きければ脚が不要な動き
をする。しかし、本発明のロボットでは移動環境の3次
元的地図データが与えられているためセンサの補正量は
比較的小さく、移動に支障がない。
〈発明の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明しtSように本発明に
よれば遊脚動作は増分により移動指令を与え、立脚動作
は座標で指令を与えるようにしたので、立脚動作時にお
いてセンサ補正の累積誤差をクリアできる。よって、は
ふく移動時の誤差をセンサで補正しっつセンサ補正誤差
の累積を防ぐことができ、容易かつ確実に脚形ロボット
のほふく移動を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はほふく移動により階段を昇るロボットの状態を
示す説明図、第2図は本発明方法を示す概略フロー図、
第3図及び第4図は脚車輪形移動ロボットを示す斜視図
、第5図はロボットの脚先部を示す斜視図、第6図は階
段昇りの一態様を示す説明図、第7図は補助輪の移動状
態を示す説明図、第8図は増分による指令方法を示す説
明図、第9図は増分指令方法による問題を示す説明図、
第10図は座標による指令方法を示す説明図、第11図
は座標による指令方法を示す概略フロー図、第12図は
座標指令方法による問題を示す説明図、第13図はロボ
ットの制御系を示すブロック図、第14図はロボットが
ほふく移動する状態を示す説明図である。 図面中、 1はロボット本体、 2a、2bは駆動輪、 3.7は前脚、 5.9は後脚、 4.6,8.10は補助輪、 12は超音波距離センサ、 20は階段である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ロボット本体に、多関節形の複数の脚が備えられるとと
    もに、前記ロボット本体にはこのロボット本体が接地し
    たことを検知する接地センサが設けられ、前記脚にはこ
    の脚が接地したことを検知する接地センサ及び移動環境
    と脚先との距離を検知する距離センサが設けられている
    脚形移動ロボットであって、 ロボット本体が接地した状態で各脚が移動する遊脚動作
    と、各脚が接地した状態で各脚がロボット本体を支えつ
    つ持ち上げて移動する立脚動作と、を繰り返すことによ
    りほふく移動させるように、予め与えられた三次元地図
    データを基に各脚を移動させるとともに、前記接地セン
    サ及び距離センサによる検出データを基に脚の位置誤差
    を微小補正するほふく移動制御方法において、 遊脚動作は、各脚の座標位置を基準にして所要の値だけ
    各脚を移動させるよう指令する増分による指令で移動指
    令を与え、 立脚動作は、各脚をその位置から次の目標位置の座標に
    向い移動させるよう指令する座標による指令で移動指令
    を与えることを特徴とする脚形移動ロボットのほふく移
    動制御方法。
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