JPH04101282A - 空間周波数フィルタリング装置 - Google Patents

空間周波数フィルタリング装置

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JPH04101282A
JPH04101282A JP2218603A JP21860390A JPH04101282A JP H04101282 A JPH04101282 A JP H04101282A JP 2218603 A JP2218603 A JP 2218603A JP 21860390 A JP21860390 A JP 21860390A JP H04101282 A JPH04101282 A JP H04101282A
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JP
Japan
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filter
spatial frequency
image
recorded
coefficient
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JP2218603A
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English (en)
Inventor
Susumu Kikuchi
菊地 奨
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH04101282A publication Critical patent/JPH04101282A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は画像情報について強調、平滑化、劣化復元など
の処理を行なうための空間周波数フィルタリング装置に
関する。
[従来の技術] 画像情報について強調、平滑化、劣化復元なと柾々の処
理を行なう場合、空間周波数のフィルタリングは有用で
ある。画像のフィルタリングの方法には2種類ある。1
つは、フーリエ変換により画像を空間周波数領域へ変換
し、各周波数ごとに適当な係数を掛けた後に逆フーリエ
変換して、画像に戻す方法である。以下、この方法をフ
ーリエ変換法と呼ぶことにする。他の1つは画像の注目
点(画X)の局所近傍領域について設定した係数マスク
と積和演算を行ない、値を置き換えるという操作を画像
の全面にわたって行なう方法で、いわゆる畳み込み演算
(コンボリユーシヨン)を行なう方法である。以下、こ
の方法をコンボリューション法と呼ぶことにする。なお
フーリエ変換の重要な性質としてコンボリューション定
理が知られており、上記両方法は空間周波数に対するフ
ィルタリングとして等価である。
フーリエ変換法を前提とした場合、空間周波数のフィル
ターは、基本的に画像と同じサイズで設計できる。した
がって自由度が大きく、様々な応用が考えられる。例え
ば下記文献1)では、内視鏡画像に対して輝度成分のフ
ィルタリングを行なうことにより、照明ムラを減らし、
観察中の体内組織の構造を強調し、同時に高周波ノイズ
の軽減を行なう方法が提案されている。また下記の文献
2)には劣化画像の復元法としてウィーナフィルターや
擬似逆行列による応用が紹介されているが、いずれもフ
ーリエ変換法を用いた処理である。
文献1 ) N、0hyaa+、に、5uzuk1.T
、1londa、J、Tsujluehi、R,Ono
  and  S、Ikcda  Opt  Com1
..55,242.(1985)。
文献2 ) V、に、Prall、Digital I
mage Proccsslng、37g−425,(
john  WiIay  &  5ons;197g
)。
これに対して、コンボリューション法を採る場合は、装
置の構成のシンプルさや処理速度の速さといった利点を
生かせるように「縦3画素」 「横3画素J  (3X
3)、「縦5画素」 「横5画素」(5X5)といった
小さなマスクサイズにより実現される。ところが、限ら
れたマスクサイズで文Ml)、2)に紹介されているよ
うなフィルタの特性を実現する方法については確立され
ていない。従来の2次元のコンボリューションフィルタ
(一般にはFIRフィルターと呼ばれている)を設計す
る方法としては、下記文献3)に紹介されているマクレ
ラン変換か一般的である。
文献3)武部、 ディジタルフィルターの設計”51−
95.211−213.  (東海大学出版会、198
6)。
これは1次元で設計したフィルターを2次元へ周波数変
換するものである。1次元フィルターの設計法としては
窓関数法1周波数サンプリング法など種々の方法が提案
されているが、中でも重み付きチエビシエフ近似法が代
表的である。これは、直線位相フィルターを仮定した場
合、伝達関数は余弦級数で表わされるが、その係数を、
近似誤差関数の絶対値の最大値が最小になるように求め
る方法である。この1次2元のチエビシエフ近似法と2
次元に変換するマクレラン変換とを組み合イ)せると、
かなり複雑なアルゴリズムとなる。特に設定するパラメ
ータが多くあり、その中にはかなり経験を積まないと旨
く設定できないものがある。
しかも低域通過フィルターなど単純な伝達特性を有する
ようなコンボリューションフィルターでないと適用が難
しい。
[発明が解決しようとする課題] 従来の空間周波数フィルタリング装置のうち、目的実現
のための最適な処理を行なうためにはフーリエ変換法を
採用するのが望ましい。しかし装置を構成するにはFF
T演算器や画像メモリが新たに必要で、規模が大きくな
ってしまう。その上フレームフレームで処理を完了させ
るようなリアルタイム処理は難しい。そこで装置の簡便
化や処理の高速化のためには、小さめのマスクサイズに
よるコンボリューション法を採用するのか望ましいとい
える。しかし従来の2次元コンボリューションフィルタ
ーの設計法は、アルゴリズムが複雑で、経験的な技術が
必要である上に、比較的単純な特性のフィルターでない
と適用が難しいという欠点があった。
そこで本発明は、空間周波数領域で設=1したフィルタ
ーの特性に最適近似させたコンポリューンヨンフィルタ
ーを簡便な方法で設=1し、コンボリューション法によ
り比較的小形で高速度な空間周波数フィルタリングを行
なえる装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段および作用]空間周波数フ
ィルタリング装置をコンホリュションフィルターの設計
部と、コンポリュージョン法によるフィルタリング部と
で構成する。そして設計部においては、まず空間周波数
領域でフィルターの設計を行ない、この特性に最適近似
したコンボリューションフィルターをモンテカルロ法に
より設、ilする方法を提案する。
第1図はフィルター設=1の手順を表わす流れ図を示す
。ここで扱うフィルターは等方向な特性をaする0位相
のものとする。第1図に示すように、まずフィルターを
空間周波数領域で設計し、これを理想フィルター/l’
(、とする。Noを逆フーリエ変換し、Noのインパル
スレスポンスN。を求める。等方向な0位相のフィルタ
ーを仮定するとコンボリューションフィルターは、動径
方向の係数列ku  (r)だけを考慮すれば良い。L
XL (Lは奇数)のサイズのコンボリューションフィ
ルターは(L−1)/2+ 1個の要素からなる係数列
kk+(r)により設定できる。本方法ではM −(L
−1)/2+2個の係数列kv  (r)を設定し、k
v  (r)−0とする。まず、最初に設定するMt、
−(Lt、−1)/2+2個の係数列k bl++(r
)を求める。表現を簡潔にするために、以下行列表現す
る。kM (r)をベクトルlkMで表わす。
LkM−[k (1)  k (2)  ・・・k(M
)]・・・・・・■ 初期設定の係数列ベクトルkMoは次式で求める。
lkMo−(S HOTMO)“ ・・・・・・・・・
・・・・・・■扱う画像の大きさ、っまりH8のサイズ
はNXNとする。S、TMOは次式で表わされる。
S−[1,O,・・・、  C1]・・・・・・■Ik
MLlのうち、M、1行目の係数はOに置き換える。
次にIk y+oを基に2次元のコンボリューションフ
ィルターHLOを設定する。
第2図はHLの設定の概念図である。原点を中心にLX
Lの領域を設定し、各画素に設定する値は、原点からの
距離gに応じて、動径方向の係数列kM (r)から線
形補間により求める。こうして設定したコンボリューシ
ョンフィルターHLoをフーリエ変換し、動径方向の空
間周波数り、。を算出する。
hLo−(S (FH+、F)T (N/2+1))・
・・・・・■ ただしFはフーリエ変換のオペレータ行列である。
1 1 ω0  ω0  ・・・  ω0F−□ 1 
ωtl   ω1     ωN−11・・・■J““
““I’rlω(ω2ω2(N−凰)ω(゛   ωN
−1ω(N−1+ ただし、ω−exp[−2πj / N ]TLN2゜
1.は0式と同様に定義される。
評価関数g′は次式で定義される。
g  −11ha −hL If2−・−−−−■ただ
し、hoは理想フィルター特性//、の動径方向成分で
ある。
ho = (S in T(N 2−11 ) ’ ・
・・・・・■最初の評価間数値は g’ = If ha  hLoll 2・・・・・・
[相]となり、g−g  とおく。次にモンテカルロ法
により最適なコンボリューションフィルターの係数値を
求めていく。つまり、ある微小H(grain :)を
kMoの各要素値に加えて0式の評価関数値を旧算し、
g<g’ となった場合はgをg′に置き換え、gra
jnを受け入れる。gがある値に収束したと考えられる
時点て繰り返しを止め、最適なフィルターとする。こう
してり。XL、のサイズのコンボリューションフィルタ
ーの設計か終了すると、これから(L(、−2)X (
Lo−2)の領域を切り取り、これを初期値として(L
L、 −2) X (L−2)のサイズのフィルターを
モンテカルロ法により求める。実際は、動径方向の係数
列l(、。
(r)の(M、、−1)番目の値を0に置き換え処理を
続行することになる。このようにしてコンボリューショ
ンフィルターのサイズを小さくしていき、最終的に所望
のサイズのフィルターを求める。
以上のような方法により、所望のサイズ、例えば5×5
なとの小さなサイズのコンボリューションフィルターを
求める場合に、より理想フィルター特性N。に近いフィ
ルターに比較的少ない繰り返し回数で近似させることが
できる。しかも手法は極めて簡便であり、紅験的技術や
特殊な手法を必要としない。
[実施例] (第1実施例) 第3図は本発明の第1の実施例の全体構成を示す斜視図
である。不装置は図示の如くコンピュータ100.コン
ボリューションフィルター設計装置2009画像人力装
置300.フィルタリング装置400.TVモニタ50
0からなっている。
コンピュータ100では、空間周波数帯域での理想フィ
ルター特性N(+が算出される。その結果は、コンボリ
ューションフィルター設=1装置200に転送される。
コンボリューションフィルター設=1装置200では所
定のマスクサイズによる最適なコンボリューションフィ
ルターが導出される。そのコンボリューションフィルタ
ーの係数値は、フィルタリング装置400に転送される
。フィルタリング装置400では画像人力装置3L)0
により入力された画像信号に対し、コンボリューション
法による空間周波数のフィルタリングか実行される。そ
の処理画像はTVモニタ500により表示される。本構
成においてコンボリューションフィルター設=1装置2
00と、フィルタリング装置400とは、オンラインで
接続されているか、コンボリューションフィルター設:
!゛装置20()により設計された係数値をフィルタリ
ング装置40U内のROMに記録するぢしてオフライン
で接続される構成であっても良い。また、画像人力装置
300は画像を人力すると同時に何等かの処理を行うよ
うな装置であっても良いし、フィルタリング装置400
は空間周波数のフィルタリングを前処理として、その後
にさらに画像処理を行なって、結果をTVモニタ500
に表示するようなIf4成であっても良い。
第4図はコンボリューションフィルター設=1装置20
0の構成を示すブロック図である。ます、コンピュータ
100により設計された理想フィルター7110は、イ
ンタフェース(1/F)20.1とセレクタ202を介
して、メモリ203に一度記録される。理想フィルター
特性// (+の動径h゛向のプロフィールh。は、N
oの原点から横方向へN/2+1個の数列で表現される
ので、この数列り。がメモリ203より読み出され、セ
レクタ204を介して、メモリ213に記録される。そ
して、メモリ203から読み出された理想フィルター特
性N。はセレクタ204を介してFFT演算器205に
人力され、フーリエ変換か実行され、結果Hoはメモリ
203に再び記録される。■式で表わされる初期設定に
おける動径方向の特性+1(MOは、メモリ203に記
録されている理想フィルターのインパルスレスポンスH
6における原点から横方向へのM。個の数列で構成すれ
ば良い。したがってこの数列1f(M(+は、メモリ2
03から読み出され、セレクタ204.セレクタ206
を介してメモリ207に記録される。モンテカルロ法に
よる近似工!算は次のような構成で行なう。メモリ20
7に記録されている動径方向の特性1にいと、グレイン
発生器208により発生されたグレインとが、加W、/
減算器209により加算もしくは減算され、結果D(1
,はメモリ210に記録される。グレインを付加された
係数列1kN1’から2次元のコンボリューションフィ
ルターHLか先に述べた方法により設定される。これは
、メモリ210に記録されである係数列に1.′かセレ
クタ2]1を介して演算器212に必要に応じて入力さ
れ、演算器212において所定の補間演算が行なわれる
ことにより実現される。その結果は、セレクタ202を
介してメモリ203に記録される。メモリ203に記録
されたコンボリューションフィルターHLはFFT演算
器205によりフーリエ変換され空間周波数特性HLが
算出される。その結果はメモリ203に再び記録される
。メモリ203からは、0周波数の値が読み出され、C
PU22υに送られる。CPU220には、理想フィル
ター/7’oの0周波数のフーリエ係数値H6(0)か
あらかしめ記録されており、新たな周波数特性/7′L
の0周波数のフーリエ係数値NL (0)か//、、(
0)と同じにtよるような乗数Cか算出される。メモリ
203から読み出された動径方向のプロフィールめLは
、セレクタ204を介して乗算器214に入力される。
そしてCPU220により算出された乗数Cと乗算され
た後に、減算器215においてメモリ213に記録され
ている理想特性lhoと減算か行なわれる。減算器21
5からの出力Ih。
lhl、は累積加算器216に人力され、成分の2乗和
、つまりノルムg ’ = II h u  lh L
 II 2が計算される。その結果はCPU220に転
送される。
CPU220では記録されている評価関数値gと新たな
g′との大小を調べ、もし、g>g’であればメモリ2
10に記録されている係数列1k Mをメモリ207に
記録されている係数列1c Mに置き換える。そして、
グレイン発生器208に新たなグレインを発生させ、上
記の処理を繰り返す。
この様にして、あるマスクサイズLXLのコンボリュー
ションフィルターの近似計算が行なわれる。
そして評価関数値gの走化が十分小さくなった時点て繰
り返しを止める。なお解か収束すると思われる繰り返し
回数をあらかじめ設定しておき、所定の回数繰り返すよ
うにしても良い。LXLのマスクサイズでの処理か終わ
ると、次にサイズを(L−2)X (L−2)に落とし
、新しいサイズの最適フィルターを求める。実際にはメ
モリ207に記録されている係数列1(MのM−1番目
の値を0に置き換え、モンテカルロ法による処理を続行
することになる。こうして、所定のマスクサイズに至る
まで処理を続け、最終的に求められたコンボリューショ
ンフィルターHLの各係数値かインタフェース221を
介してフィルタリング装置400へ転送される。
第5図は、フィルタリング装置400の構成を示すブロ
ック図である。コンボリューションフィルター設計装置
200により設計されたフィルターの係数値はインタフ
ェース401を介してROM402−1,402−2に
記録される。一方、TV左カメラの画像人力装fE30
0により人力された画像信号はA/D変換器403によ
りディジタル信号に変換され、空間周波数フィルタリン
グが実行される。本実施例では、5×5のマスクサイズ
によるフィルタリングを仮定する。人力ディジタル画像
信号は、ラインバッファ404−1〜404−4を介し
て多重回路(MUX)405−1.405−2に人力さ
れる。MUX405−1に注目すると、図のように2つ
のラインバッファ404−1.404−2を用いること
により、同じ列の隣り合った3行の画像信号が同時に人
力されるように構成されている。MUX405−1では
並列に入力される3行の画像信号を所定の逐次的な信号
列に並び換え、A/D変換器403の速度の少なくとも
3倍以上の速度で出力する。例えばディジタル信号が6
MH2の速度で入力され、MUX405−1は、20M
H2で信号を出力するように設定される。MUX405
−2はMUX405−1に入力される画像信号に隣接す
る下2行の画像信号を逐次系列に変換し、M U X 
405−1と同じ速度で出力する。M U−X 405
−1 。
405−2からの出力信号はディジタルフィルタリング
プロセッサ(DFP)406−1.406−2に人力さ
れる。DFP406−1では、MUX405−1からの
出力速度に同期してバイブライン方式により3行5列の
局所領域についてRAM402−1に記録されているフ
ィルタリング係数との積和演算が行なわれる。その結果
は人力信号の1/3の速度で出力され、レジスタ407
−1に保持される。DFP406−2では同様に2×5
の局所領域の積和演算が行なわれ、結果はレジスタ40
7−2に保持される。そして両レジスタ407−1.4
07−2に保持されているデータは、加算器408によ
り加算され、A/D変換器403と同じ速度のディジタ
ル信号として出力されてる。そしてD/A変換器409
により所定のアナログビデオ信号に変換される。この様
にして、5×5の局所領域についてのコンボリューショ
ンフィルタリングが実行される。
上記した第1本実施例によれば、本発明の基本概念に基
づいてコンピュータ100により設計された理想的フィ
ルター特性に最適近似させた所定のマスクサイズのコン
ボリューションフィルターを設計し、そのフィルターを
使って画像の空間周波数フィルタリングを行なう作用が
有る。特にフィルタリング装置400では、ディジタル
回路によりリアルタイムで処理が行なわれる。かくして
フィルターの設計の自由度が大きく応用性の高い装置を
実現できる。またディジタル処理であるため再現性に優
れ、しかも高速に処理できる。
(第2実施例) 本実施例は本発明を画像処理による長焦点深度顕微鏡装
置へ応用したものである。本実施例は、解像度や明るさ
を損なうこと無く、顕微鏡画像の焦点深度を深くするこ
とを目的として、次のような画像処理手法を実行するも
のである。対象物の深さ方向の構造に応じて、観察すべ
き全ての物体面に合焦させるようにステージを駆動しな
がら画像を積算人力し、適当な中域〜高域強調フィルタ
リングを実行することにより、観察すべき全ての物体面
に同時にフォーカスの合った画像を再生する。なお、本
手法の概念は、先出願特開平01−309478号に開
示されている。
本実施例の構成のうち、理想フィルター特性を算出する
ためのコンビニ−・夕と、コンボリューションフィルタ
ー設計装置とは、第1実施例に示したコンピュータ10
0とコンボリューションフィルター設計装置200と同
様である。
第6図は第2実施例の顕微鏡画像処理装置の構成を示す
図である。図に示すように本装置は顕微鏡600.TV
カメラ700.ブロセッ”j 800 。
TVモニタ900それにマンマシーンインタフェース1
000とからなっている。顕微鏡装置600のステージ
部には、X−Yステージ駆動装置601が設けられてお
り、プロセッサ800からの指令によりステージのX−
Y方向への移動がコントロールできるようになっている
。また、ステージ上には振動式ホルダー602が設けら
れており、圧電素子などの振動アクチュエータによりホ
ルダ上の対象物を、光軸方向に所定の振動幅でTVカメ
ラ700のフレームもしくはフィールド蓄積時間よりも
十分速い同期で振動駆動する。プロセッサ8001: 
ハ、A/D変換器801 カあり、TVカメラ700に
より入力された画像信号をディジタル変換する。本装置
は本処理動作を行なう前に、処理条件の設定を行なうた
めの前処理を行なうものとなっている。
前処理時には、A/D変換器801からのディジタル画
像信号はコントラスト検出部820に入力される。コン
トラスト検出部820は、図に示すようにバンドパスフ
ィルタ8211乗帥器822、加算器823、それにバ
ッファ824により構成されている。この検出部820
により人力画像のコントラストが検出され、これより振
動式ホルダ602の振動幅がCPU850において設定
される。つまり、振動式ホルダ602の振動幅を変えな
がら、入力画像のコントラストを検出し、コントラスト
値があるスレッショルド値以下になる振動幅を検知して
、これを本処理時における振動幅とする。この振動幅設
定法の詳細は前記先出願特許に記載されている。
本処理においては、所定の条件で光軸方向に振動された
対象物の画像信号がTVカメラ700により入力される
と、この画像信号はプロセッサ800内の、A/D変換
器801によりディジタル信号に変換された後、画像処
理部810に入力される。X−Yステージ駆動装置60
1によるステジ駆動が連続的に行なわれる場合は、人力
画像は画像処理部810においては、直接フレームメモ
リ812に記録される。そして引き続いて第1実施例の
フィルタリング装置400と同様にラインバッファ M
UX、DFP、  レジスタ、加算器で構成されるフィ
ルタリング装置813に人力されて、所定の空間周波数
フィルタリングが行なわれる。なお、コンボリューショ
ンフィルターの係数値はあらかじめコンピュータ100
およびコンボリューションフィルター設計装置により設
定されており、ROM814に記録されている。そして
、前処理により設定された最適振動幅に基づいて、RO
M814に記録されている係数のうち適当な係数が読み
出される。また、X−Yステージを静止させて観察する
場合は、加算271811とフレームメモリ812によ
り数枚から数10枚の入力画像を累積加算し、−層S/
Nに優れた画像にしてから、フィルタリング処理を行な
う。このようにして人力され、フィルタリング処理を施
された画像は、D/A変換器802によりアナログビデ
オ信号に変換されてTVモニタ900に表示される。な
お、X−Yステージ駆動装置601はXYステージ駆動
ドライバ840により駆動され。
振動式ホルダ602は振動アクチュエータドライバ84
0により駆動制御される。両ドライバはCPU850に
より制御される。また条件の設定等は、CPU850に
接続されたマンマシーンインタフェース1000により
観察者が行なうように構成されている。
理想フィルター設=1のためのコンピュータ100では
、積算入力した画像から全ての物体面にフォーカスの合
った画像を画成する回復処理のフィルター特性が以下の
ように算出される。ます、使用する対物レンズの特性か
らある物体面と合焦面との距離(Z)より、ぼけによる
レスポンス関数(OTF)が計算される。そしてこの計
算結果からある物体面の範囲Zに渡って積や人力した画
像のほけ息、つまり積算人力のレスポンス関数〃(u、
v)がp出される。なお(u、v)は空間周波数面の直
交座標である。
D(u、v)−fz p(u、v、z)dz     
=−@たたし、D(u、v;z)は、焦点はずれの距離
か2の場合のOTFである。
・・・0 また、(x、y)は2次元の空間座標、P (x。
y、z)は焦点はずれ2の場合の一般化瞳関数であり、
0式で表わされる。λは設定した光の波長、fはレンズ
の焦点距離である。
P(x、y;z)−P(x、y)EXP[jkW(旧Z
)]   −@ただし、Po (x、y)は合焦時の瞳
関数で0式で表わされる。
1−  X  +y          −Okは波数
であり、kとλは、次式の関係がある。
2π λ W(r7z)は波面収差で、高倍率の対物レンズのよう
にN、Aが大きいレンズの場合、0式で近似される。
r”z W (r ;z )−・・・0 2  (f 2 +r 2 ) 以上のような関係により積算画像のOT F l) (
u 。
V)がコ1°算される。一方、合焦時のOTF/、。
(u、v)は0式で算出される。
・・・0 したがって、回復処理のフィルター特性// (U 。
■)は最も単純には次式で表わされる。
10 (u、v) H(u、v)−・・・O p(υ、v) 本実施例を半導体tCの検査装置へ適用する場合のよう
−に、対象物が限定され、画像およびノイズの統計的性
質が予測=J能な場合、0式で表わされるようなウィー
ナフィルターによりノイズを低減しながら回復処理を行
なわせるようにしても良い。
//w (u、v)=[ム、(u、v)   i p(
u、v)  l 2]/ [p(u、v)11  p(
u、v)  l 2+ S  −−(u、v)/S  
gg(u、v)11・・・0 ただし、5−(Ll、  V)はノイズの、S、、(u
■)は理想画像の統計的に予測されるノくワースベクト
ルである。
このようにして設計された理想フィルター特性//(U
、V)に近似させたコンボリューションフィルターをコ
ンボリューションフィルター設計装置により導出する。
なおコンボリューションフィルターは積算人力の範囲2
として想定される数段階の値を仮定して算出し、プロセ
ッサ800内のROM814に記録する。そして実際の
処理では、前処理によって設定した積算範囲に最も近い
条件のフィルターを読み出すことになる。
こうして設計されたコンボリューションフィルターによ
り、前記概念に基づく画像処理が実現される。
かくして第2実施例によれば、前記先出願特許に基づく
長焦点深度顧、微鏡装置を、より実用的な構成を有する
装置となし得る。特に空間周波数領域で設計した回復処
理のフィルターに最適近似したコンボリューションフィ
ルターを簡単に算出でき、最も好ましい処理画像を簡便
な構成で迅速に表示することが可能になる。
なお顕微鏡以外にも電子カメラや内視鏡など種々の光学
機器について、同様に応用することが可能である。
(第3実施例) 本実施例は、モンテカルロ法をXI Hする際に、フィ
ルターの特性だけを考慮するのではなく、推定観測画像
と実際の観測画像との2乗誤差を評価基準として最適な
コンボリューションフィルターを設計したものである。
第7図は全体構成を示す図である。図示の如く本装置は
入力系の劣化関数や理想特性を記憶し、フィルター特性
の初期設定を算出するコンピュータ1100と、コンポ
リューシタンフィルター設計部1200.画像入力装置
t1300.画像人力装置1300からの画像信号を分
配する分配器1400、フィルタリング装置1500お
よびTVモニタ1600から構成される。フィルタリン
グ装置1500は、第1実施例に示したフィルタリング
装置&400と同様に構成されている。
第8図はコンポリューシジンフィルター設計部1200
の構成を示す図である。コンピュータ1100で設定さ
れたフィルター特性の初期設定IOは、インタフェース
1201.セレクタ1202を介して、メモリ1203
に記録される。メモリ1203に記録されたフィルター
特性IfoはFFT演算器1206により2次元フーリ
エ変換が実行される。そしてインパルスレスポンス(点
像分布関数:PSF)の初期設定H6が算出されて、メ
モリ1203に再び記録される。またM l)Jのマス
クサイズL。xLoのコンボリューションフィルターを
設定するための、M (+ ” L (1/ 2 +2
個の要素からなる動径方向の係数列kva(r)か読み
出される。これはセレクタ1205、セレクタ1207
を介してメモリ1208に記録される。
次にコンピュータ1100からは画像入力装置1300
の劣化関数〃が読み出される。そしてインタフェース1
201およびセレクタ12o2を介して、メモリ120
4に記録される。また、画像入力装置1300により入
力されたサンプル画像■がA/D変換器1214により
ディジタル画像信号に変換される。そしてセレクタ12
o2を介して、メモリ1203に記録される。同時に画
像信号V ハ、セレクタ12o5を介してメモリ121
5に記録される。そしてメモリ120Bに記録された画
像信号VはFFT演算器1206により2次元フーリエ
変換が行われる。その結果は再びメモリ1203に記録
される。メモリ1203に記録されているサンプル画像
のフーリエ変換γはセレクタ1205を介して、またメ
モリ1204に記録されている劣化関数pはセレクタ1
216を介して、乗算器1217に入力される。そして
両者は各空間周波数成分ごとに乗算されて、結果〃・γ
はメモリ1204に記録される。このようにして初期設
定が完了し、次にモンテカルロ法による近似計算か以下
のように行なわれる。メモリ1208に記録されている
動径方向の係数列k h+と、グレイン発生器1209
により発生されたグレインとが加算/減算器1210に
より加算もしくは減算される。その結果に2.′はメモ
リ1211に記録される。メモリ1211に記録された
係数列kM は捕間演算器1213により2次元のコン
ボリューションフィルターHLに変換される。
その結果はセレクタ1202を介してメモリ1203に
記録される。そして、コンボリューションフィルターH
LはFFT演算器1206により2次元フーリエ変換さ
れる。その結果は再びメモリ1203に記録される。こ
のメモリ1203に記録されたコンボリューションフィ
ルターHLの空間周波数7/Lのうち0周波数の値か読
み出され、CPUI 230に入力される。CPUI 
230では、空間周波数Iの0周波数値が常に同じ値に
なるような係数Cを算出し、この値をセレクタ1216
を介して乗算器1217へ送る。乗算器1217ては、
メモリ1203から読み出された空間周波数特性NLの
各空間周波数成分値と係数値Cとが乗算される。その結
果IL  はメモリ1203に記録される。次にメモリ
1203から空間周波数特性HL、メモリ1204から
先に計算されたp・γが読み出される。そして乗算器1
217によって両者が空間周波数ごとに乗算され、結果
p・γ・NL′はメモリ1203に記録される。
このメモリ1203に記録された空間周波数特性はFF
T演算器1206により2次元逆フーリエ変換される。
そして推定観測画像Vがメモリ1203に記録される。
次に推定観測画像Vは、セレクタ1205を通過した後
にセレクタ1218を介してレジスタ1219−1に保
持されると同時にレジスタ1219−2に保持される。
レジスタ1219−1および1219−2に保持された
値は、乗算器1220により乗算されてから、加算器1
221およびバッファ1222により累積加算される。
この様にして、推定観測画像■の内積V′Vが計算され
、その結果はセレクタ1223を介してレジスタ122
4に記録される。次にメモリ1203に記録されている
推定観測画像Vと、メモリ1215に記録されている観
測画像Vとは乗算器1220により乗算される。そして
加算器1221およびバッファ1222により累積加算
される。この様にして推定観測画像Vと観測画像Vとの
内積Vlvが計算され、その結果はセレクタ1223を
介して乗算器1225に入力される。
そしてCPL11230から読み出された係数値゛2゛
と乗pされた後、減算器1226においてレジスタ12
24に記録されている推定観1lp1画像■の内積■1
vと減算される。この禄にして評価関数値g′−”Fo
V−2v“Vが計算され、その結果はCPU1230に
入力される。CPU1230では、記録されている評価
関数値gと新たに人力された値g′との大小関係を調べ
、もしg〉g であればメモリ121〕に記録されてい
る係数列kM をメモリ1208に記録されている係数
列kMに置き換える。そして、グレイン発生器1’20
9に新たなグレインを発生させ、上記の処理を繰り返す
。以上のような構成により初期設定のり。x L oの
マスクサイズのコンボリューションフィルターからサイ
ズを小さくしていき、最終的に所望のサイズのコンポリ
ューシぢンフィルターを決定するのは、tt51の実施
例に示した通りである。最終的に求められたコンボリュ
ーションフィルターの各係数値はインタフェース122
7を介して、フィルタリング装置1500へ転送される
第1.2実施例で示した設計法では評価関数を[相]式
で定義したが、これは単にコンボリューションフィルタ
ーの空間周波数特性が理想特性に近くなるように2乗誤
差を定義したもので各空間周波数における誤差が実際の
処理画像にどう影響するかまでは考慮されていない。そ
こで、劣化画像の復元のような目的にフィルタリングを
行なう場合に、評価関数を観測画像と推定観測画像との
2乗:!′1差で定義する。推定観測画像とは、観測画
像をコンボリューションフィルターにより復元すること
により原画像を推定し、さらにこれを劣化関数で劣化さ
せたものをいう。この推定観測画像と実際の観測画像と
の2乗誤差が小さくなるようにモンテカルロ法を適用す
ることにより、最適な推定)M画像を復元するようなコ
ンボリューションフィルターを導出することができる。
本実施例の方法は、画像の種類がある程度限定され、劣
化関数pおよび劣化の少ない理想伝達関数ノ、1が分か
っている場合に後述するような統計的手法によりコンボ
リューションフィルターを求めるものである。
これは例えば第2実施例で示した長焦点深度顕微鏡装置
で、半導体ICを観察するような場合に有効である。そ
の場合、劣化関数りは、合焦面を変えながら入力した画
像を加え合わせる操作によるOTF、理想伝達関数(理
想的0TF)/、、は、用いた対物レンズで合焦させた
際のOTFである。
観測面°像Vはサンプルとして用いた半導体ICの入力
加算画像を用いることになる。
以下に本実施例の作用を詳述する。2乗誤差e2は次式
で定義される。
e2−E  ([v−vF”]  ’  [V−’Vl
 1ml: (V’ V)−2E IV’ Vl十E(
vl?)・・・0 ただし、V:観測画像 V:推定観測画像 E(・)  :%合平均のオペレータ であり、■およびVは画素数をn2 (=nXn)とす
ると、n ” x 1行列つまり要素数n2の列ベクト
ルで表わされる。また推定観測画像Vは次式%式% ただし、D−F” DF” :劣化関数pのPSFHL
−F’ //LF” :コンボリューションフィルター
 NLはフンボ リューションフィルターHL の空間周波数特性 γ−FVF :観測画像γのフーリエ変換FilLer
(A−8):空間周波数領域でAとBとの各空間周波数
の係数値を 掛ける。つまりフィルタリン グのオペレータ である。0式により0式の第1項は、コンボリューショ
ンフィルターHLに無関係なので、評価関数g′は次式
のように残り2項で定義される。
g’ −E (V” ?j −2E (V’ Vt−@
0式の評価関数を用いることにより、より確からしい原
画像を推定するコンボリューションフィルターを設計す
ることができる。所望のマスクサイズのフィルターを設
計するまでの過程は、本発明の基本概念に基づくもので
あるが、初期値として□は、次式で表わされるH6のイ
ンパルスレスポンスH6の初期設定のマスクサイズL(
1×Loにおける動径方向の係数列II(MLI  M
 (、つL t、/ 2 +2を用いる。
](1 k Ml+−(S−Hu  ・T MU)= (S−F
” ・No −F” ・TMo) −Q本実施例の概念
は、画像の統計的性質を用いて、最適なフィルター設計
を行なうものであるので、複数のサンプル画像を用いて
0式を計算するのが望ましいが、サンプル画像は1枚で
あっても良い。
以上の説明では、1枚のサンプル画像からコンボリュー
ションフィルターを設計する場合について述べた。もち
ろん複数のサンプル画像を用いても良く、その場合は、
第8図にボしたコンボリューションフィルター設計部1
200にvIvおよびV゛■を異なるサンプル画像につ
いて計算し、それらを累積加算できるように構成を追加
するだけで実現できる。第9図は上記第3実施例の構成
に基づくフィルタ設計の流れを示す図である。
第3実施例によれば、扱う画像の性質を考慮することに
より、劣化画像の復元に最適なコンボリューションフィ
ルターを設計することかでき、コンボリューション法に
よる簡便なフィルタリング装置を用いて、最も確からし
い原画像を高速に復元することができる。特に、あらか
しめ理想フィルター特性を求めておく必要がなく、コン
ボリューションフィルターの設計の際に、フィルター特
性の最適化をも同時に実行できるという特徴を有する。
[発明の効果] 本発明によれば、所望のマスクサイズで目的を達成する
のに最適なコンボリューションフィルターを簡便な方法
で設計することか可能であり、コンボリューション法に
より比較的小規模な装置て高速度に空間周波数フィルタ
リングを行なうことのできる空間周波数フィルタリング
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフィルター装置の設計手順を示す流れ
図、第2図は2次元コンボリューションフィルターHL
の設定の概念図である。第3図は本発明の第1実施例の
全体構成を示すブロック図、第4図は第3図のコンボリ
ューション設計装置の構成を示す図、第5図は第3図の
フィルタリング装置の構成を示す図、第6図は本発明の
第2実施例の全体構成を示す図、第7図は本発明の第3
実施例の全体構成を示す図、第8図は第7図のコンボリ
ューションフィルター設計部の構成を示す図、第9図は
第3実施例に係る複数サンプル画像フィルター設計手順
を表わす流れ図である。 100・・・コンピュータ、200・・・コンボリュー
ションフィルター設計装置、300・・・画像入力装置
、400・・・フィルタリング装置、500・・・TV
モニタ。 第1図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像の空間周波数のフィルタリングを行なう装置
    において、 フィルターの理想的空間周波数特性を設定する手段と、 前記フィルターの実空間における動径方向の係数列を所
    定の長さで打ち切る手段と、 前記フィルターの実空間における動径方向の係数列に微
    小な数量を加える手段と、 前記フィルターの実空間における動径方向の係数列を実
    空間における2次元の係数行列に変換する手段と、 前記2次元の係数行列の空間周波数特性が、前記理想的
    空間周波数特性に近いか否かの評価基準を計算する手段
    と、 この手段により計算された前記評価基準から前記フィル
    ターの実空間における動径方向の係数列に加えられた微
    小な数量を受け入れるか否かを決定し、前記微小な数量
    を受け入れるかもしくは除外する手段と、 前記フィルターの実空間における動径方向の係数列に微
    小な数量を加えてから、その微小な数量を受け入れるか
    もしくは除外するまでの過程を繰り返す手段と、 前記フィルターの実空間における動径方向の係数列を所
    定の長さで打ち切る手段により係数列の長さを小さくし
    ながら、前記フィルターの実空間における動径方向の係
    数列に微小な数量を加えてから、その微小な数量を受け
    入れるかもしくは除外するまでを繰り返す過程を繰り返
    す手段と、前記全手段により最終的に求めた実空間にお
    けるフィルターの2次元の係数行列を用いて、画像の各
    画素の近傍領域において畳み込み演算を行なう手段と、 を有することを特徴とする画像の空間周波数フィルタリ
    ング装置。
  2. (2)前記フィルターの理想的空間周波数特性を設定す
    る手段は、 前記フィルターの実空間における動径方向の係数列に微
    小な数量を加えてから、その微小な数量を受け入れるか
    もしくは除外するまでの過程を繰り返す手段により実現
    されるものであることを特徴とする請求項(1)に記載
    の空間周波数フィルタリング装置。
  3. (3)前記2次元の係数行列の空間周波数が、前記理想
    的空間周波数特性に近いか否かの評価基準を計算する手
    段は、 前記2次元の係数行列の空間周波数特性が、サンプル画
    像に対して最適な処理画像が得られる前記理想的空間周
    波数特性に近いか否かの評価基準を計算する手段である
    ことを特徴とする請求項(1)に記載の空間周波数フィ
    ルタリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014050190A1 (ja) * 2012-09-26 2014-04-03 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置、コンピュータ及びプログラム

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