JP3251127B2 - 映像データ処理方式 - Google Patents

映像データ処理方式

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JP3251127B2
JP3251127B2 JP16199694A JP16199694A JP3251127B2 JP 3251127 B2 JP3251127 B2 JP 3251127B2 JP 16199694 A JP16199694 A JP 16199694A JP 16199694 A JP16199694 A JP 16199694A JP 3251127 B2 JP3251127 B2 JP 3251127B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/10Image acquisition modality
    • G06T2207/10016Video; Image sequence
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20172Image enhancement details
    • G06T2207/20201Motion blur correction

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像強調の分野に関す
るものである。もっと詳しくいえば、本発明は、動く映
像がぼやけるような撮影時間で撮像された映像データの
アレイの強調処理に関する。
【0002】
【従来の技術】動く映像のぼやけは、スチールカメラや
テレビジョンカメラの如き撮像装置の非ゼロ(ゼロでな
い)撮影時間によって生じることが多い。ぼやけは、撮
影時間を短縮することによって減じうるが、そうする
と、高い光感度が必要となる等の固有の一連の問題をも
たらす。映像ぼけの問題は、当該シーンが急速に動く映
像を含む場合(例えば、モータ・レーシング)、或いは
撮像装置自体がその映像と相対的に動く場合(例えば、
長い撮影時間を要する衛星写真)に一層ひどくなる。
【0003】映像の動きによるぼやけがデコンボルーシ
ョン(deconvolution )技法を用いて減少できること
は、公知である。ぼやけた映像内の与えられた点におけ
る映像データ値は、当該点における実際の瞬間的映像の
撮影時間とその運動とのコンボルーション(たたみ込
み)と考えてよい。このコンボルーションは、撮影時間
を表す変数の値と、動きを一様な直線運動に近似できる
と仮定した映像の動きとに逆変換することができる。
【0004】この技法の数学的扱い方は、1987年Ad
dison Wesley発行Gonzalez及びWintz による「Digital
Image Processing」の224〜232頁に記載されてい
る。空間領域におけるコンボルーションは、空間周波数
領域における伝達関数による乗算と考えられ、伝達関数
は、撮影時間及び映像の動きの速度に関する解が可能で
ある。
【0005】このような技法は、存在する動きの度合い
が、最初から既知である(例えば、一定した衛星の軌
道)か又はぼやけを減らそうとする試行錯誤の繰返しに
よって決められる場合に、スチール映像や衛星映像の如
き映像を強調(enhance )するのに使われてきた。ぼや
けを減じる技法は有効であるが、伝達関数を解くという
問題があるため、その適用が専門家に限られてきてお
り、何か教科書が要る新奇なものと考えられるかも知れ
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、映像
データ動き補正補間システムを利用し、ぼやけ関数をデ
コンボルブしてぼやけが減少した(強調された)映像デ
ータを得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、一面
からみて、動く映像がぼやけるような撮影時間で撮像し
た映像データのアレイを処理する装置を提供する。この
装置は、映像データのアレイの対応する部分に関連する
動きベクトルのアレイを検出する手段(各動きベクトル
は、時間的に間隔をおいた映像データアレイ間の上記部
分の中の対応するものの映像の動きを表す。)と、上記
撮影時間と、上記検出手段によって検出された当該部分
に対応する動きベクトルとに応じて、上記部分の各々か
らぼやけ関数をデコンボルブ(deconvolve)してぼやけ
が減少した映像データのアレイを生じる手段とを具え
る。
【0008】本発明は、標準方式変換を行うための映像
データの動き補正補間用として開発されてきたシステム
を、一般に適用可能な映像ぼやけ減少システムの一部と
して、動く映像に対する動きベクトルを検出するのに利
用できることを認めて、これを利用するものである。ま
た、異なる動きベクトルは、複雑な運動シーンと、該シ
ーンの対応部分に適用される適切なぼやけ減少デコンボ
ルーションの異なる部分に対して識別できる。こうする
と、上記技法の効果が著しく強められる。
【0009】動きベクトルを識別する負担を軽くするた
め、上記部分をピクセル値のアレイで構成するのがよ
い。このように対応する動きベクトルをピクセル値のブ
ロックで近似させると、システムの処理要件と達成され
る結果の精度とをうまく折衷したものが得られる。
【0010】ピクセル値のアレイの各々に対応する動き
ベクトルを識別し終わると、どのベクトルを実際に使用
するかについて、少なくとも多少の柔軟性を与えること
が大切である。したがって、動きベクトルのアレイを検
出する上記の手段は、ピクセル値のアレイの各々に対し
複数の候補動きベクトルを検出し、選択手段がこれら候
補動きベクトルの中から各ピクセル値に対応すべき動き
ベクトルを選択するようにするのがよい。
【0011】上記部分(ピクセル値のアレイ)に対し複
数の候補動きベクトルを与え、その中から使用すべき特
定の動きベクトルをピクセル毎に選択することは、与え
られた部分内のピクセル値が実際に表すものの間に、余
り不利な処理要件を課すことなく差を与えるものであ
る。
【0012】個々の出力ピクセル値を作るに必要なデコ
ンボルーション過程には、若干数の周囲のピクセル値か
らの関与が必要となる。システムの効率をよくするため
には、一時記憶などの過度な要求なしに該システムを通
過させうる連続ストリームとして、映像データを該シス
テムに入力することが望ましい。これは、或る数の候補
動きベクトルの1つに基くことになるデコンボルーショ
ンの場合、問題を生じる。このような場合、必要とされ
る個々のデコンボルーションは、少なくとも結果を左右
する幾つかのピクセル値がその装置の少なくとも一部分
を通過し終わるまで、特定されないかも知れない。これ
を処理するためには、上記デコンボルブする手段が、上
記候補動きベクトルの各々に対する各ピクセル値につき
デコンボルーションを行って複数のぼやけが減少したピ
クセル値を発生し、上記選択手段によって制御されるマ
ルチプレクサ(並直列変換器)が、上記選択された動き
ベクトルに対応する上記候補のぼやけが減少した映像ピ
クセル値の1つに切替えて、上記のぼやけが減少した映
像データのアレイの一部とするのがよい。
【0013】究極的にただ1つのみを使用することにな
る複数のデコンボルーションの動作は、一見したとこ
ろ、システムを実施するに必要なハードウェアの量が増
して不利のように思われるであろう。しかし、同じピク
セルデータ値に繰返しアクセスする必要なしに連続パイ
プラインのように処理できることを考えると、かかる方
法から総合的な利点が得られる。
【0014】さきに述べたとおり、異なる動きベクトル
を映像の異なる部分に適用するシステムの能力は、多く
の動く映像を含むシーンを処理することを可能とする。
かようなシーンは、しかし、シーン内の物体間の境界に
問題を起こす。かかる問題を処理する第1段階として、
映像データの上記アレイ内の、ほぼ共通の動きベクトル
を共有する領域(部分)間の境界を検出する手段をシス
テムに設けるのが望ましい。或る領域内でほぼ共通の動
きベクトルを共有することは、その領域が単一の物体を
表すことを示す(その物体は、複数の異なる部分を含む
かも知れないが、すべて一緒に動く。)。
【0015】物体間の境界を識別し終わると、異なる物
体間の境界でぼやけを減じるデコンボルーションの不適
切な適用によって生じる可能性がある問題は、上記境界
を検出する手段に応答して上記デコンボルブする手段か
らのぼやけが減じた映像データと未処理映像データとを
一緒に混合するミキサを設け、検出された領域間の境界
では、ほぼ全くの未処理映像データを上記ミキサから出
力し、上記境界から離れるに従ってぼやけを減じた映像
データの割合を増して上記ミキサから出力するようにす
ることにより、軽減できる。
【0016】ミキサは、境界では、不適切なぼやけ減ら
しデコンボルーションを適用して潜在的にもっと邪魔な
人為雑音を導入する危険を冒すより、未処理のぼやけた
映像データを選択するようにするのがよい。
【0017】デコンボルブする手段の特に効率的な構成
は、処理される映像データの当該部分に対する動きベク
トルの直交方向成分に応じて選択される一連のフィルタ
係数をもつ2次元有限インパルス応答フィルタを含むも
のである。
【0018】ぼやけ伝達関数の映像の空間周波数領域で
の作用を理解すると、有限インパルス応答フィルタを空
間領域への逆変換に使用するのが特に適することが分か
る。かかるフィルタは、容易にパイプラインのように動
作し、データがフィルタに沿って順次クロックされ、各
クロック周期にろ波された出力を生じる。
【0019】有限インパルス応答フィルタ用のフィルタ
係数は、動きベクトルの直交成分及び映像の撮影時間に
よって決まることが認められるであろう。それらの変化
を有効に処理するためには、一連の考えられる動きベク
トル及び撮影時間に対する一連のフィルタ係数を記憶す
る、上記フィルタ用のフィルタ係数メモリを設け、検出
された動きベクトル成分及び特定の当該撮影時間に応じ
てそれらのフィルタ係数をトリガし使用するのがよい。
【0020】本発明は、他の面からみて、動く映像がぼ
やけるような撮影時間で撮った映像データのアレイを処
理する方法を提供する。この方法は、映像データのアレ
イの対応する部分に関連する動きベクトルのアレイを検
出するステップ(各動きベクトルは、時間的に間隔をお
いた映像データアレイ間の上記部分の中の対応するもの
の映像の動きを表す。)と、上記撮影時間と、当該部分
に対応する、検出された動きベクトルとに応じて、上記
部分の各々からぼやけ関数をデコンボルブしてぼやけが
減少した映像データのアレイを生じるステップとを含
む。
【0021】
【実施例】以下、図面により本発明を具体的に説明す
る。図1は、本発明による映像ぼやけ減少装置(実施
例)を示すブロック図である。ビデオデータストリーム
は、ベクトル選択器2及び第1,第2,第3デコンボル
ーション手段4,6,8に夫々入力される。映像のブロ
ック(部分)に対する4つの候補動きベクトル(V1,
V2,V3及びゼロ動きベクトル)がベクトル選択器2
に入力される。候補動きベクトルは、動き補正標準方式
変換のための、英国公開特許出願GB−A−22317
49号(ソニー株式会社)に記載された如き装置及び技
法を用いて検出されることを認識されたい。
【0022】候補動きベクトルの1つは、ゼロ動きベク
トルである。その他の候補動きベクトルV1,V2及び
V3は、夫々デコンボルーション手段4,6及び8に供
給される。
【0023】ベクトル選択器2は、前記ブロックに対す
る候補ベクトル(Vec/bl)からピクセル毎に、個
々のピクセルに最も適したベクトル(Vec/pi)を
選択する。公知の技法によれば、この選択は、各ベクト
ルを用いて或る区域の映像ピクセル値から次のものに投
影し、標的のピクセル値がそれらのソースとどれ位よく
合うかをテストして決めることにより、達成されること
になる。
【0024】各ピクセルに対して選択された特定のベク
トル(Vec/pi)は境域プロセッサ10に送られ、
そこで、ピクセル値全部に対して選択されたベクトルの
アレイが集められ、後述のように解折される。ベクトル
選択器2はまた、ピクセルベクトル選択値を遅延ユニッ
ト12に出力し、該ユニット12を介して該選択値はマ
ルチプレクサ(MUX)14に送られる。
【0025】マルチプレクサ14は、第1,第2及び第
3デコンボルーション手段4,6及び8から夫々出力を
受ける。マルチプレクサ14はまた、ゼロ動き候補動き
ベクトルに対応する1つのチャンネルにおける未処理ビ
デオデータをも受ける。マルチプレクサ14は、遅延ユ
ニット12の出力に応じてその入力の1つを選択し、ミ
キサ16に出力する。遅延ユニット12は、ベクトル選
択器2及び第1,第2,第3デコンボルーション手段
4,6,8における遅延を一致させるように選ばれる。
第1,第2及び第3デコンボルーション手段4,6及び
8は夫々、後述のようなぼやけが減少したピクセル値を
発生する動作をする。
【0026】境域プロセッサ10は、動く物体を含むシ
ーン内の物体間の境界を識別する作用をする。これは、
映像内の種々のピクセル位置に対して選択された動きベ
クトルを全部調べ、互いに所定の閾内でほぼ共通の動き
ベクトルを示す領域を識別することにより、達成され
る。これら共通の動きベクトルの領域が識別され終わる
と、それらの境界線が描かれ、これがシーン内の異なる
動く物体の境界を表す。マルチプレクサ14からのぼや
けが減少したピクセル値の出力と同期して、境域プロセ
ッサ10は、遅延ユニット18を介してミキサ16に境
界フラグを出力する。この境界フラグは、シーン内の物
体間の境界にこれから出力されるピクセルの近接度を表
す多ビットワードである。境界フラグにより特定のピク
セルが2物体間の境界にあることが示されると、ミキサ
16は、未処理ビデオを出力として選択する。境界フラ
グが、動く物体内の境界から更にピクセルが離れること
を次第に示すにつれ、ミキサ16は、これに対応して、
生の未処理ピクセルよりもぼやけが減少したピクセルを
表すマルチプレクサ14からの出力の割合が大きくなる
ようにする。ミキサ16及び境域プロセッサ10の動作
は、ぼやけを減らすデコンボルーションが適切に適用さ
れない動く物体の境界付近に邪魔な人為雑音が発生する
のを抑圧する働きをする。
【0027】図2は、図1のデコンボルーション手段
4,6及び8の1つをもっと詳しく示すものである。デ
コンボルーション手段4,6及び8は、2次元有限イン
パルス応答フィルタ(2−D FIR)20を使用して
実現される。このフィルタ20は、タップ間に従来のよ
うなピクセル及びライン遅延素子を有する。入力ビデオ
データは、フィルタ20内を順次パイプラインのように
運ばれ、出力を発生する。
【0028】フィルタ20に適用されるフィルタ係数
は、係数メモリ24内に記憶される。係数メモリ24に
は、ビデオデータの撮影時間と、現在フィルタ20内の
中央位置にあるピクセル値の水平ベクトル成分及び垂直
ベクトル成分の値とが供給される。
【0029】係数メモリ24は、水平ベクトル成分、垂
直ベクトル成分及び撮影時間に応じてn水平係数値及び
m垂直係数値をフィルタ20に出力する。係数の値は、
はじめに言及した数学的扱い方に従って、ベクトル成分
値及び撮影時間の個々の組合せに対して、予め決めてお
く。
【0030】ぼやけ伝達関数は、次式によって表され
る。
【数1】 ただし、u=水平空間周波数、 v=垂直空間周波数、 T=撮影時間、 a=(水平動きベクトル)* T、 b=(垂直動きベクトル)* T。 したがって、ぼやけを減じる伝達関数は、次のように表
せる。
【数2】
【0031】この式に、異なる水平ピクセル間隔及び垂
直方向ライン間隔に対応する空間周波数を入れると、撮
影時間T及び動きベクトルを表す値に対する一連のフィ
ルタ係数値が導出される。あいにくHD (u,v)の値
は、HB (u,v)内で発生するゼロ交差点で無限大と
なる。第1のゼロ交差は、|ua+vb|=1において
発生する。
【0032】これを処理するためにゼロ交差問題のない
フィルタ係数のための近似解を与える1つの方法は、H
B (u,v)の第1ゼロ交差点までだけを考え、ウィン
ドウ関数を適用することである。使用できると考えられ
るウィンドウ関数W(u,v)の一例は、持ち上げた
(raised)コサインである。 W(u,v)=1/2〔1+cos{π(ua+v
b)}〕‥‥|ua+vb|<1の場合、 W(u,v)=0 ‥‥その他の場合。
【0033】したがって、適用される非分離ぼやけ減少
関数は、次のようになる。
【数3】
【0034】代わりの方法は、はじめに参照した数学的
扱い方に記載されているような最小自乗平均(Wiener)
フィルタを用いることである。この文献内の式5.5−
10によって与えられるWienerフィルタ(Kが定数の場
合)は、次のようになる。
【数4】
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
従来の映像データ動き補正補間システムを動きベクトル
の検出に利用でき、広く適用可能な映像データぼやけ減
少方式を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のデコンボルーション手段の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】 2 ベクトル選択器(選択手段) 4,6,8 デコンボルーション(デコンボルブする)
手段 V1,V2,V3 候補動きベクトル 10 境域プロセッサ(境界を検出する手段) 14 マルチプレクサ 16 ミキサ 20 2次元有限インパルス応答フィルタ 24 フィルタ係数メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 モーガン ウィリアム エイモス デビ ッド イギリス国 サリー,ファーナム,ブル ームリーフロード 18 (56)参考文献 特開 平4−205572(JP,A) 特開 平4−188283(JP,A) 特開 平2−202287(JP,A) 特開 昭63−213086(JP,A) 特開 昭62−185466(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 5/20 G06T 1/40 H04N 5/21

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動く映像がぼやけるような撮影時間で撮
    像された映像データのアレイを処理する装置であって、 映像データのアレイの対応する部分に関連する動きベク
    トルのアレイを検出する手段(該動きベクトルの各々
    は、時間的に間隔をおいた映像データアレイ間の上記部
    分の中の対応するものの映像の動きを表す。)と、 ぼやけが減少した映像データのアレイを生じるために、
    上記撮影時間と、上記検出手段によって検出された当該
    部分に対応する動きベクトルとに応じて、上記部分の各
    々からぼやけ関数をデコンボルブする手段とを具えた映
    像データ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記部分がピクセル値のアレイより成る
    請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 上記の動きベクトルのアレイを検出する
    手段は、上記ピクセル値のアレイの各々に対する複数の
    候補動きベクトルを検出し、選択手段が、上記候補動き
    ベクトルの中から各ピクセル値に対応すべき動きベクト
    ルを選択する請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 上記のデコンボルブする手段は、複数の
    ぼやけが減少したピクセル値を生じるために、上記候補
    動きベクトルの各々に対するピクセル値につきデコンボ
    ルーションを行い、上記選択手段によって制御されるマ
    ルチプレクサが、上記選択された動きベクトルに対応す
    る上記候補のぼやけが減少した映像ピクセル値の1つに
    切替えて、上記のぼやけが減少した映像データのアレイ
    の一部とする請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 上記映像データのアレイ内の、ほぼ共通
    の動きベクトルを共有する領域間の境界を検出する手段
    を有し、かような領域内でほぼ共通の動きベクトルを共
    有することが、上記領域の単一物体を表すことを示す請
    求項2,3及び4のいずれか1項の装置。
  6. 【請求項6】 上記の境界を検出する手段に応答して、
    上記デコンボルブする手段からのぼやけが減少した映像
    データと未処理映像データとを一緒に混合するミキサを
    設け、検出された領域間の境界では、ほぼ全く処理され
    ない映像データを上記ミキサから出力し、上記境界から
    離れるに従ってぼやけを減じた映像データの割合を増し
    て上記ミキサから出力するようにした請求項5の装置。
  7. 【請求項7】 上記デコンボルブする手段は、処理され
    る映像データの当該部分に対する動きベクトルの直交方
    向成分に応じて選択される一連のフィルタ係数をもつ2
    次元有限インパルス応答フィルタを含む請求項1〜6の
    いずれか1項の装置。
  8. 【請求項8】 一連の考えられる動きベクトル成分に対
    する一連のフィルタ係数を記憶する、上記有限インパル
    ス応答フィルタ用のフィルタ係数メモリを設け、検出さ
    れた動きベクトル成分が、フィルタ係数の対応する1組
    の選択をトリガするようにした請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 上記フィルタ係数メモリは、考えられる
    動きベクトルの各々に対する複数組のフィルタ係数を記
    憶し、これら複数組の各々は種々異なる撮影時間と対応
    している請求項8の装置。
  10. 【請求項10】 動く映像がぼやけるような撮影時間で
    撮像した映像データのアレイを処理する方法であって、 映像データのアレイの対応する部分に関連する動きベク
    トルのアレイを検出するステップ(該動きベクトルの各
    々は、時間的に間隔をおいた映像データアレイ間の上記
    部分の中の対応するものの映像の動きを表す。)と、 上記撮影時間と、当該部分に対応する検出された動きベ
    クトルとに応じて、上記部分の各々からぼやけ関数をデ
    コンボルブしてぼやけが減少した映像データのアレイを
    生じるステップとを含む映像データ処理方法。
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