JPH04100540A - 吸着剤成型体とその製法 - Google Patents

吸着剤成型体とその製法

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JPH04100540A
JPH04100540A JP2215239A JP21523990A JPH04100540A JP H04100540 A JPH04100540 A JP H04100540A JP 2215239 A JP2215239 A JP 2215239A JP 21523990 A JP21523990 A JP 21523990A JP H04100540 A JPH04100540 A JP H04100540A
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Yoichi Fujii
洋一 藤井
Eiji Tanaka
栄治 田中
Takeshi Tanii
谷井 健
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Kuraray Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は吸着剤成形体に関するもので、特に少量のバイ
ンダー量で、成形体の強度が高く且つ吸着容量が大きい
、吸着剤成型体を提供するものである。
〔従来の技術〕
ここで、単分散とは粒度分布において、中心粒子径を2
8mとしたとき、粒子径R0@〜R”の範囲に全粒子を
含む分散を指すが、従来から、このような単分散の吸着
剤粒子を成型する方法は知られていた。しかし、1〜1
0000μの微粉末を成型する場合、成形体にかなりの
強度を付与するためには、大量のバインダー、すなわち
、吸着剤100部に対して30部以上が必要であった。
大量のバインダーを使用するため、吸着能力の低下が大
きくなる欠点があった。
〔発明が解決しようとした課題〕
複数の単分散の吸着剤の混合物をプラスチック微粒子を
バインダーとして成形する場合、相当な強度を付与しよ
うとすれば、かなり多くのバインダーを添加する必要が
あり、そのため吸着能力が相当低下することは避けがた
い。
従って、吸着剤の吸着性能低下を伴わずに、バインダー
使用量を大幅に減少させ、且つ強度の大きい吸着剤成型
体が求められていた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者等は複数の単分散の吸着剤をプラスチック粒子
をバインダーとして成形する場合、混合比率、吸着剤及
びバインダーの平均粒径の関係について検討した結果、
これらの値が特定の関係を有する場合には、比較的少量
のバインダーで成形しても、高い強度が得られ、且つ吸
着能力の低下も著しく小さいことを見出した。これに基
づいてさらに成形体の組成について研究した結果、本発
明に到達した。 すなわち、(1)複数の単分散吸着剤
粒子A1、A2・・・Anとバインダーとしてプラスチ
ックを含み、単分散吸着剤粒子の数平均粒子径が0.1
 μm 〜10000 μmであり、AiとAi+1の
数平均粒子径の比がAi/Ai+I−0,001/1.
0〜0.03/1.0であり、且つAiが吸着剤の全重
量に対してl/20〜18/20である吸着剤成型体、
(2)上記組成物に、更に繊維状補強剤を加えたもの及
び、(3)バインダーのプラスチックの粒子径が0.5
〜50μmの微粉末である、吸着剤成型体である。
以下本発明について詳しく説明する。
本発明に使用する吸着剤はとくに限定しない。
通常、吸着剤として使用されるもの、例えば、活性炭、
ゼオライト、シリカゲル、アルミナ等広く使用可能であ
る。
本発明に使用する吸着剤の粒度は、複数の単分散の粒子
の混合物よりなっている。ここで単分散とは、粒度分布
において、中心粒子径をRμmとしたとき、粒子径R0
6〜R14の範囲に全粒子を含む分散をいう。また、そ
れぞれの単分散の数平均粒子径は、0.1 μm−10
000μmとする必要がある。
成形された板状吸着剤は、その機能的な制約から厚さは
通常50〜100 mmが限度となっている。
このような成形吸着剤では、単分散の数平均粒子径が1
0000μm以上の粒子を使用すると、成形体の強度が
著しく低下するためである。また、平均粒子径が0.1
 μmになるとガスの成形体内部への浸透速度が著しく
低下して、吸着速度が低下するため使用できない。平均
粒子径は、数μm〜数mm位まで種々の粒径が使用可能
である。また複数の単分散吸着剤は同一種類であっても
、異なる吸着剤であっても、また混合物であってもよい
本発明において、複数の単分散の隣接する平均粒子径の
比率は、A i /A i + I =0.001 /
1.0〜0.03/1.0とする必要がある。これは大
粒子の隙間に、小粒子が容易に充填されるような関係を
指している。A i / A i + 1が0.03以
上になると、大粒子の間隙に小粒子の充填がされにくく
なるため、成形圧を高くしないと成形体密度が高くなら
ず、また、強度も低下する。この関係は実施例1と比較
例1より明かである。Ai/Ai+1が0.001以下
になると、バインダーの所要量が増加し、吸着能力も低
下する。
本発明において、それぞれの単分散の吸着剤の全重量に
対する比率は、1/20〜18/20とする必要がある
。I/2G以下になると、成形体の密度が低くなり、ま
た 18/20以上になると、バインダーの所要量が増
加し、吸着能力が低下する。
本発明には、プラスチックを使用する必要がある。プラ
スチックの種類は特に限定しない。例えば、熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、親水性樹脂、導電性樹脂、メゾフェ
ーズ−ピッチ等、水や有機溶剤を用いずに加熱融着でき
るものが適当である。
熱可塑性樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、
ABS、PET、ナイロン、PBT、エチレンアクリル
樹脂、PMMA樹脂、メゾフェーズピッチ等が可能であ
る。
熱硬化性樹脂としてはフラン樹脂、フェノール樹脂が使
用可能である。
親水性樹脂としてはポリビニルアルコール樹脂、エバー
ル樹脂が使用可能である。
導電性樹脂としてはポリビニルピロール、ポリアセチレ
ン等が使用可能である。
これらのプラスチック樹脂は、使用目的に応じて使い分
けるのが好ましい。すなわち、水溶液での吸着に用いる
場合は親水性ポリマーを接着剤とするのが最適で、また
油、有機溶剤などの濾過に用いる場合は、疎水性ポリマ
ーを接着剤にするのが、その対象物質に対する親和性の
点で好ましい。
プラスチックの粒子径としては0.5〜50μmが好ま
しく、5〜30μmがより好ましい。
本発明には、複数の単一分散の吸着剤粒子、プラスチッ
クの他、繊維状補強剤を使用することが出来る。
補強材としては、例えば、金属、無機または有機のモノ
フィラメント、マルチフィラメントの繊維が使用可能で
ある。ポリプロピレン、ビニロン、ポリエステル、ナイ
ロン、ガラス繊維、ポリエステル−ポリエチレンのコン
ジュゲート繊維などが使用可能である。
補強材の形態は、例えば、線状、モノフィラメント、マ
ルチフィラメントの繊維が使用可能である。線状補強材
は、成型体の中にいれたり、外に巻いたりする事により
強度を向上できる。いずれも使用可能であるが、マルチ
フィラメントの方が強度の大きいものが得られる。
平面状成型体は、網状、紙状、不織布状、布状なとの形
態てして使用することがで出来る。
次に本発明の成型体の具体的製法について述べる。
混合方法としては、通常の工業的混合方法、例えばミキ
サー、リボンミキサー、スタティックミキサー、ボール
ミル、サンプルミル、ニーダ−等が使用できるがこの限
りでない。混合の際、混合のみでも付着させることがで
きるが、プラスチックと吸着剤の接着をより強固にする
ために、簡単な加熱を行うのがよい。熱源としては静電
気の発生下あるいは、マイクロ波、赤外線、遠赤外線、
高周波等を混合の際、同時に照射することにより成形体
の強度をより高くすることができる。このような操作に
より、剥離が起こらない程度の強度で付着せしめる事が
できる。
必要に応じて線状補強材として、種々の短繊維を添加し
ても良い。又、面状補強材として使用する場合は型枠の
中にあらかじめ敷き詰めておくのが好ましい。所望の型
枠内に前述の吸着剤、バインダー、補強材の混合物を流
し込み、加熱しながら0.1〜lokg/ciの圧力を
かけて圧縮成型した後、冷却する。単分散の吸着剤粒子
のみを成型する場合に比較して圧力は著しく低下した。
〔発明の効果〕
本発明は、特定の関係にある複数の単分散の吸着剤の混
合物をプラスチック微粒子をバインダーとした成形物で
ある。これにより、吸着剤の吸着性能低下を伴わずに、
バインダー使用量を大幅に減少させ、且つ強度の大きい
吸着剤成型体を得ることが出来た。
またこれにより、バインダー使用量が低下した他、成形
圧力が低下するため、設備費及びエネルギー節約の効果
もある。
〔実施例〕
以下実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
実施例1、比較例1 中心粒子径30μm、粒径12μm〜80μmの範囲の
重量分率が80%である、単分散の粉末活性炭へを30
部及び中心粒子径が1.5mm、粒径0.50〜3.0
−の範囲の重量が75a6である単分散の粒状活性炭B
を70部及び粒子径20μmのポリエチレン粉末10部
をVプレンダーでよく混合し、厚み2闘の型枠に流し込
み、120°Cに加熱し、2kgで加圧成型した。
この活性炭成型板を用いて、破断強度、平衡吸着量、吸
着速度を測定した。比較のため、粒状活性炭Bの代わり
に中心粒子径が0.8μm、粒径0,30〜1.6mm
の範囲の重量が75%である単分散の粒状活性炭を同量
用いて成型した(比較例1)。その結果を第1表に示す
実施例2、比較例2 中心粒子径30μm、粒径12μm〜80μmの範囲の
重量分率が80%である単分散粉末活性炭へを30部、
中心粒子径が1.5mmで粒径0.5〜3.0 tmn
の範囲の重量が75%である単分散粒状活性炭Bを70
部及び粒子径20μmのポリエチレン粉末10部をVブ
レンダーでよく混合し、厚み2閣の型枠に流し込み、1
20℃に加熱し、2kgで加圧成型した。
この活性炭成型板を用いて、破断強度、平衡吸着量、吸
着速度を測定した。比較のため、粉末活性戻入を3部、
粒状活性炭Bを97部として、その他同−条件で成形し
た(比較例2)。その結果を第1表に示す。
実施例3、比較例3 中心粒子径30μm、粒径12μm〜80μmの範囲の
重量分率が80%である単分散ゼオライト粒子Aを30
部、中心粒子径が1.5onで粒径0.5〜3.0 c
mの範囲の重量が75%である単分散粒状活性炭Bを7
0部及び粒子径20μmのポリエチレン粉末10部およ
び長さ2mmのポリプロピレン繊維を2部をVブレンダ
ーでよく混合し、厚み2mmの型枠に流し込み、120
°Cに加熱し、2kgで加圧成型した。
この活性炭成型板を用いて、破断強度、平衡吸着量、吸
着速度を測定した。比較のため、バインダーとして粒子
径50μmのポリエチレン粉末を使用して成形した(比
較例3)。その結果を第1表に示す。
実施例4、比較例4.5 中心粒子径30μm、粒径12μm〜80μmの範囲の
重量分率が80%である単分散粉末活性炭Aを15部、
中心粒子径30μm、粒径12μm〜80μmの範囲の
重量分率が8096である単分散粉末ゼオライトAを1
5部、及び中心粒子径が1ff[[11で0.5〜3.
0 trmの範囲の重量が7596である単分散シリカ
ゲル粒子Bを70部および粒子径20μmのポリエチレ
ン粉末10部および長さ2關のポリプロピレン繊維を2
部をVブレンダーでよく混合し、厚み2mmの型枠に流
し込み、120°Cに加熱し、2kgで加圧成型した。
この活性炭成型板を用いて、破断強度、平衡吸着量、吸
着速度を測定した。比較のため、これらの活性炭及びゼ
オライトの混合比率を適宜変えて成型した。結果を第1
表に示す。
以下余白

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の単分散吸着剤粒子A1、A2・・・Anと
    バインダーとしてプラスチックを含み、単分散吸着剤粒
    子の数平均粒子径が0.1μm〜10000μmであり
    、AiとAi+1の数平均粒子径の比がAi/Ai+1
    =0.001/1.0〜0.03/1.0であり、且つ
    Aiが全重量に対して1/20〜18/20である吸着
    剤成型体。
  2. (2)複数の単分散吸着剤粒子A1、A2・・・Anと
    バインダーとしてプラスチック及び繊維状補強剤を含み
    、単分散吸着剤粒子の数平均粒子径が0.1μm〜10
    000μmであり、AiとAi+1の数平均粒子径の比
    がAi/Ai+1=0.001/1.0〜0.03/1
    .0であり、且つAiが吸着剤の全重量に対して1/2
    0〜18/20である吸着剤成型体。
  3. (3)バインダーが粒子径0.5〜50μmのプラスチ
    ック微粉末である、特許請求範囲第1項及び第2項記載
    の吸着剤成型体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004315241A (ja) * 2003-04-10 2004-11-11 Tokyo Gas Co Ltd 活性炭およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004315241A (ja) * 2003-04-10 2004-11-11 Tokyo Gas Co Ltd 活性炭およびその製造方法

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