JPH039944Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH039944Y2 JPH039944Y2 JP1986078752U JP7875286U JPH039944Y2 JP H039944 Y2 JPH039944 Y2 JP H039944Y2 JP 1986078752 U JP1986078752 U JP 1986078752U JP 7875286 U JP7875286 U JP 7875286U JP H039944 Y2 JPH039944 Y2 JP H039944Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- file
- shaped
- locking
- file piece
- fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 claims description 7
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000001259 photo etching Methods 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000010137 moulding (plastic) Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
- 238000005496 tempering Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
アルミニユムその他の軟質金属、合金類や、各
種プラスチツクないしは木材などの研削加工にお
いて、やすり目の目詰まりを起し難く、また美麗
な研削仕上げ表面が、容易に得られる。エツチン
グやすり(しばしばサンダーと呼ばれる)が最近
開発された。
種プラスチツクないしは木材などの研削加工にお
いて、やすり目の目詰まりを起し難く、また美麗
な研削仕上げ表面が、容易に得られる。エツチン
グやすり(しばしばサンダーと呼ばれる)が最近
開発された。
このサンダーは、通常硬質金属薄板の表面全域
に、微小な頂面のまわりに尖鋭な切刃を形成する
ような柱状の突起の多数を形成すべく該突起のま
わりを食刻加工にて除去するのに便宜な、フオト
エツチングの手法で容易に得られる。
に、微小な頂面のまわりに尖鋭な切刃を形成する
ような柱状の突起の多数を形成すべく該突起のま
わりを食刻加工にて除去するのに便宜な、フオト
エツチングの手法で容易に得られる。
この種のサンダーを研削加工時の荷重に対して
殆ど変形を生じることのない充分な剛性をもつ半
丸やすりとして適合させることについて工夫を加
えた開発研究の成果を以下に述べる。
殆ど変形を生じることのない充分な剛性をもつ半
丸やすりとして適合させることについて工夫を加
えた開発研究の成果を以下に述べる。
(従来の技術)
サンダーは一般に平板状のまま、専ら広く利用
されているが、曲面の研削加工に向けて半丸ない
し甲丸やすりに活用する実例としては特開昭58−
177229号、同55−90221号各公報の如きが散見さ
れるにしても、これらは何れもエツチングやすり
板自体の弾性変形を利用して脱着を行うようにさ
れていたので、研削加工荷重を受けて変形を生じ
る不利があつた。
されているが、曲面の研削加工に向けて半丸ない
し甲丸やすりに活用する実例としては特開昭58−
177229号、同55−90221号各公報の如きが散見さ
れるにしても、これらは何れもエツチングやすり
板自体の弾性変形を利用して脱着を行うようにさ
れていたので、研削加工荷重を受けて変形を生じ
る不利があつた。
(考案が解決しようとする問題点)
サンダーによる曲面の精密な研削加工に適合す
るように剛性の高い組立式半丸やすりを与えるこ
とがこの考案の目的である。
るように剛性の高い組立式半丸やすりを与えるこ
とがこの考案の目的である。
(問題点を解決するための手段)
この考案は、半円筒殻状をなす薄板成形体の外
周表面全域に尖鋭突起の多数を形成したやすり片
を、柄付きホルダに装着合体する組立式半丸やす
りにおいて、やすり片にその長手方向両端でそれ
ぞれ互いに向い合つて突出する係止舌対と半径方
向の内向き扇形フランジとを設け、柄付きホルダ
にはやすり片の係止舌対を受入れて保持する係止
凹所と、そのはめ合いの下に内向き扇形フランジ
との接触を待受ける半月形の支持突起と、同じく
半月形の突起を設けて、支持突起との間に内向き
扇形フランジを挟持固定する抑止締結手段とを設
けた、組立式半丸やすりである。
周表面全域に尖鋭突起の多数を形成したやすり片
を、柄付きホルダに装着合体する組立式半丸やす
りにおいて、やすり片にその長手方向両端でそれ
ぞれ互いに向い合つて突出する係止舌対と半径方
向の内向き扇形フランジとを設け、柄付きホルダ
にはやすり片の係止舌対を受入れて保持する係止
凹所と、そのはめ合いの下に内向き扇形フランジ
との接触を待受ける半月形の支持突起と、同じく
半月形の突起を設けて、支持突起との間に内向き
扇形フランジを挟持固定する抑止締結手段とを設
けた、組立式半丸やすりである。
やすり片は在来のサンダーと同様にして、有利
にフオトエツチングの手法によつて、尖鋭突起の
多数を、半円筒殻状をなす薄板成形体の外周凸表
面全域に加工することができるが、予め平板に対
してフオトエツチングを施したあとで半円筒殻状
に成形してもちろんよく、何れの場合も、やすり
片の全体に、あるいは外周凸表面だけの硬化処
理、例えば焼入れと、その後に必要ならば、焼戻
などの熱処理を施すを可とする。
にフオトエツチングの手法によつて、尖鋭突起の
多数を、半円筒殻状をなす薄板成形体の外周凸表
面全域に加工することができるが、予め平板に対
してフオトエツチングを施したあとで半円筒殻状
に成形してもちろんよく、何れの場合も、やすり
片の全体に、あるいは外周凸表面だけの硬化処
理、例えば焼入れと、その後に必要ならば、焼戻
などの熱処理を施すを可とする。
柄付ホルダはやすり片を堅固に保持し、これに
よる加工操作に便宜な形状に、例えばプラスチツ
ク成形によつてつくると、軽量で取扱い易い。
よる加工操作に便宜な形状に、例えばプラスチツ
ク成形によつてつくると、軽量で取扱い易い。
さて第1図a,bに組立式半丸やすりの具体例
を図解し図中1はやすり片、2は柄付きホルダで
ある。
を図解し図中1はやすり片、2は柄付きホルダで
ある。
第2図に各部の分解状態を図示したように、や
すり片1は半円筒殻状をなす薄板成形体よりな
り、その外周凸表面の全域に、尖鋭突起3の多数
を形成してある。
すり片1は半円筒殻状をなす薄板成形体よりな
り、その外周凸表面の全域に、尖鋭突起3の多数
を形成してある。
尖鋭突起3のおのおのは、平たんな頂面を有す
る微小な柱状をなし、そのまわりを食刻によつて
除去することで、頂面の周囲に尖鋭な切刃をも
つ。
る微小な柱状をなし、そのまわりを食刻によつて
除去することで、頂面の周囲に尖鋭な切刃をも
つ。
やすり片1には長手方向両端で、それぞれ互い
に向い合つて突出する係止舌対4a,4b,5
a,5bと、半径方向の内向き扇形フランジ6,
7とを設ける。
に向い合つて突出する係止舌対4a,4b,5
a,5bと、半径方向の内向き扇形フランジ6,
7とを設ける。
柄付きホルダ2は、握り柄部分8の一端から伸
長するやすり片1の取付け部9を有する。
長するやすり片1の取付け部9を有する。
取付け部9は、握り柄部分8に近い側で受け突
起10,遠い側には支持突起11を有し、この支
持突起11のつけ根に一対の係止凹所12a,1
2bを切込み形成し、受け突起10に隣接した切
落し部13にはそこに納まる係止ブロツク14
を、ビス15により取付ける。支持突起11は、
その内方の背面にナツト受け16を設けてここに
ナツト17を落し込んでまわり止め固定する一方
外方の端面に半月形のワツシヤ18を添えて締結
ねじ19をナツト17にねじばめする。
起10,遠い側には支持突起11を有し、この支
持突起11のつけ根に一対の係止凹所12a,1
2bを切込み形成し、受け突起10に隣接した切
落し部13にはそこに納まる係止ブロツク14
を、ビス15により取付ける。支持突起11は、
その内方の背面にナツト受け16を設けてここに
ナツト17を落し込んでまわり止め固定する一方
外方の端面に半月形のワツシヤ18を添えて締結
ねじ19をナツト17にねじばめする。
係止ブロツク14は、係止舌対間の内法間隔よ
りも狭い幅をなして係止舌対5a,5b(4a,
4bでも同じ)の通り抜けを許す挿込み部20
と、その奥の底面を削りとつた段差状の係止凹所
12c,12d及び受け突起10に隣接して、や
すり片1の内向きフランジ7(又は6でも同じ)
を載せる支持突起21とを有する。
りも狭い幅をなして係止舌対5a,5b(4a,
4bでも同じ)の通り抜けを許す挿込み部20
と、その奥の底面を削りとつた段差状の係止凹所
12c,12d及び受け突起10に隣接して、や
すり片1の内向きフランジ7(又は6でも同じ)
を載せる支持突起21とを有する。
(作用)
やすり片1のたとえば係止対5a,5bを、係
止ブロツク14の差込み部20から取付け部9の
切落し部13と接するまで落し込んで係止部12
c,12dにはめ合わせ、同時に係止対4a,4
bも支持突起11の係止部12a,12bの切込
みにはめ合わせると、やすり片1の内向きフラン
ジ7は支持フランジ21に載つて受け突起10に
つき当り、内向きフランジ6は支持フランジ11
にかぶさる。
止ブロツク14の差込み部20から取付け部9の
切落し部13と接するまで落し込んで係止部12
c,12dにはめ合わせ、同時に係止対4a,4
bも支持突起11の係止部12a,12bの切込
みにはめ合わせると、やすり片1の内向きフラン
ジ7は支持フランジ21に載つて受け突起10に
つき当り、内向きフランジ6は支持フランジ11
にかぶさる。
そこで内向きフランジ6にワツシヤ18を添わ
せて締ねじ19を通しナツト17にねじ止めする
ことによつてやすり片1を取付け部9にしつかり
と抑止固定することができるので、握り柄部分8
を手に持ち、やすり片1を被加工面に当てて研削
加工を行うことができる。
せて締ねじ19を通しナツト17にねじ止めする
ことによつてやすり片1を取付け部9にしつかり
と抑止固定することができるので、握り柄部分8
を手に持ち、やすり片1を被加工面に当てて研削
加工を行うことができる。
(実施例)
第2図に示したようにして半径10mmの組立式半
丸やすりをつくり、この半径よりも大きい曲率半
径の曲面加工を行うことができたが、係止ブロツ
ク14について述べたと同様な脱着手段を支持突
起11についても適用して、両支持突起11,2
1を種々な半径のやすり片1と対応させれば、よ
り広範な曲面研削加工に利用できる。
丸やすりをつくり、この半径よりも大きい曲率半
径の曲面加工を行うことができたが、係止ブロツ
ク14について述べたと同様な脱着手段を支持突
起11についても適用して、両支持突起11,2
1を種々な半径のやすり片1と対応させれば、よ
り広範な曲面研削加工に利用できる。
(考案の効果)
この考案によればエツチングやすりによる凹曲
面の研削加工を、可能ならしめ得る。
面の研削加工を、可能ならしめ得る。
第1図は組立式半丸やすり外観図、第2図は分
解斜視図である。 1……やすり片、2……柄付ホルダ、4a,4
b,5a,5b……係止舌対、12a,12b,
12c,12d……係止部、19……抑止締結手
段。
解斜視図である。 1……やすり片、2……柄付ホルダ、4a,4
b,5a,5b……係止舌対、12a,12b,
12c,12d……係止部、19……抑止締結手
段。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 半円筒殻状をなす薄板成形体の外周凸表面全域
に尖鋭突起3の多数を形成したやすり片1を、柄
付きホルダ2に装着合体する組立式半丸やすりに
おいて、 やすり片1に、その長手方向両端でそれぞれ互
いに向い合つて突出する係止舌対4a,4b,5
a,5bと半径方向の内向き扇形フランジ6,7
とを設け、柄付きホルダ2にはやすり片の係止舌
対4a,4b,5a,5bを受入れて保持する係
止凹所12a,12b,12c,12dと、その
はめ合いの下に内向き扇形フランジ6,7との接
触を待受ける半月形の支持突起11、同じく半月
形の突起10を設けて、支持突起11との間に内
向き扇形フランジ6を挟持固定する抑止締結手段
19とを設けた、組立式半丸やすり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986078752U JPH039944Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986078752U JPH039944Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62192823U JPS62192823U (ja) | 1987-12-08 |
JPH039944Y2 true JPH039944Y2 (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=30927978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986078752U Expired JPH039944Y2 (ja) | 1986-05-27 | 1986-05-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH039944Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5590221A (en) * | 1978-12-21 | 1980-07-08 | Stanley Works | Hand tool for cutting and grinding |
JPS58177229A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-17 | クレドー・シユタールヴアーレンフアブリーク・グスタフ・クラハト | たこ鑢 |
-
1986
- 1986-05-27 JP JP1986078752U patent/JPH039944Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5590221A (en) * | 1978-12-21 | 1980-07-08 | Stanley Works | Hand tool for cutting and grinding |
JPS58177229A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-17 | クレドー・シユタールヴアーレンフアブリーク・グスタフ・クラハト | たこ鑢 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62192823U (ja) | 1987-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2553492Y2 (ja) | 電動工具におけるフック装置 | |
US5220752A (en) | Conformable sanding device incorporating a flexible attachment means | |
US4887396A (en) | Disposable sanding device | |
US4245438A (en) | Finishing disk hub assembly | |
US5251101A (en) | Dissipating structure for central processing unit chip | |
SE9804581D0 (sv) | Disc locking device | |
US4815240A (en) | Hand-held skate sharpener | |
US4493170A (en) | Abrading tool | |
JPH039944Y2 (ja) | ||
US5885144A (en) | Sanding apparatus | |
US3065960A (en) | Magnetic jaw liners | |
JP3567871B2 (ja) | 釣り用両軸受形リールのハンドル着脱構造 | |
US4027388A (en) | Scraper | |
JPS6139910Y2 (ja) | ||
FR2440813A1 (fr) | Outil de meulage | |
JPH08291811A (ja) | 締付具と自在支持装置 | |
JPH05185381A (ja) | 替刃式鋸用ハンドル | |
JPS62159235U (ja) | ||
KR20230012733A (ko) | 핸드 그라인더의 그라인더 날 고정장치 | |
KR200173878Y1 (ko) | 그립형 너트 | |
RU2024362C1 (ru) | Устройство для точения | |
JPH079504Y2 (ja) | スナップインタイプスピーカ | |
JPS5831638Y2 (ja) | 研削工具 | |
JPS637272A (ja) | エツジ・シヤ−プナ− | |
JP3031320U (ja) | スケート靴の刃の研ぎ器 |