JPH0399420A - 電子ビーム露光装置 - Google Patents

電子ビーム露光装置

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JPH0399420A
JPH0399420A JP1235569A JP23556989A JPH0399420A JP H0399420 A JPH0399420 A JP H0399420A JP 1235569 A JP1235569 A JP 1235569A JP 23556989 A JP23556989 A JP 23556989A JP H0399420 A JPH0399420 A JP H0399420A
Authority
JP
Japan
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pattern
electron beam
sample
detector
insulator
Prior art date
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Pending
Application number
JP1235569A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Daikyo
義久 大饗
Juichi Sakamoto
坂本 樹一
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (概fi) 試料からの反射電子量を測定する電子ビーム露光装置に
関し、 Ti流密度の減少を防止しつつ電磁レンズの解像度を向
上させることを目的とし、 電子ビームを試料上に照射した際に、該試料面からの反
1)1電子の最を測定する反射電子検出器を、コラムの
最下部の光軸付近に具備する電子ビーム露光装置におい
て、前記反射電子検出器は、重犯光軸方向に薄板の絶縁
体上に、前記反01lTi了を検出する所定数の検出部
を備えると共に、該絶縁体の略全面に微細な分離帯によ
り絶縁された所定形状のパターンを形成するよう構成す
る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は′NFビーム露光装置に係り、特に試料からの
反射電子量を測定する電子ビーム露光装四に関する。
近年、要求されるパターンルールが小さくなりつつあり
、微細なパターンを形成するために電子ビーム露光装置
が用いられる。微細パターンを形成するためには、パタ
ーンの高い位置精度が要求されることから、?tf?ビ
ーム露光装置においてもより高い解像度が必要となる。
〔従来の技術〕
一般に、電子ビームを試料上に照射し、試料からの反射
型fの聾を測定することにより、試料表面の情報を得る
ことができる。従って、試料上に予め定めた位置にン一
りを配置し、電子ビーム露光装置に取付けられた反射電
子検出器により、該ン一りを検出して基準とすることで
照射するビームの位置+測定することができる。
第6図に従来の反射電子検出器を示す。図中、50が反
射電子検出器であり、絶縁体51上に検出部52が設け
られ、検出部52のみが表われるようにカバー53が設
けられている。なお、54はIFビームを通過させる孔
である。そして、反射’IIF検出器50は試料上から
反射した反射電子を効率よく受けるために、電子ビーム
露光装置におけるコラムの最下部の光軸付近に配置され
る。
また、反射電子検出器50の検出部52のアースはコラ
ムとは異なるアースにしなければならないことから、該
検出部52は絶縁体上に設けれられ、この絶縁体部分を
」ラムに当接させて該反射電子検出器を取付けていた。
これは、当該検出器5゜の検出速度を高速にするために
検出器に電界を印加していることからアースを共布する
ことができないからである。
ところで、上記反射電子検出器5oは、試料上からの反
射’RFfr最も受は易い部分に絶縁体が位置している
ことになる。すなわち、反射型Iにより絶縁体がチャー
ジアップして不確定な電界が生じることとなり、この電
界は正確な位置粘度が要求されるMPビームの偏向制御
に悪影響を及ぼす。
そこで、反射電子検出器5oの絶縁体51のチャージア
ップを防止するため、第6図に示すように、反射電子検
出器5oの検出部52以外を反射M’Fが当たらないよ
うにカバー53を設けたものが考えられている。このカ
バー53は、コラムのアースと共通であり、導電性のも
のである。その結果、反射電子検出器50は構造上、試
料り向にd(第6図)の分厚くならざるを得ない。
一方、近年、f!求されるパターンルールが小さくなり
、更に微細なパターンを解像するには電子ビーム露光装
置の7Ii磁レンズの解像度を向上する必要がある。こ
の電磁レンズの解!&度は収差に影響するが、光軸上で
存在する収差の〜つに球面収差がある。すなわち、ビー
ム電流値が電荷JfI!i作用を無視できる程度に小さ
い場合には、−殻内に球面収差が解像度に大きく影響す
る。この球面収差を小さくするには、レンズの縮率を大
きくするか、又は、レンズ自体を小さくするのが最も有
効であることが知られている。従って、電磁レンズの解
像度を向上させつつ、試料面を検出すると共に微細パタ
ーンを描くためには電磁レンズを試料面に近接させる必
要がある。
ところが、試料はステージ上に固定されており、ス1−
ジ移動時に当該露光装置のコラム下部と該試料とが接触
しないようにある程度の距離を確保らなければならない
。しかも、コラム1部には反射電子検出器50を設番ノ
なければならf、その分の厚さも確保しなければならな
い。
(発明が解決しようとする課題) しかし、上記反射[検出B50は、カバー53のため試
料方向に厚くなさざるを得ない構造であり、かつ、コラ
ムの最下部に位置することから、電磁レンズの解像度を
向上させるために試料面に電磁レンズを近接させること
ができない。従って、電子ビームの入射マ角を小さくす
ることで電磁レンズの解像度を向上させることができる
が、そのためには@流密度が減少するという問題がある
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、電流
密度の減少を防止しつつ電磁レンズの解像度を向上させ
る?IPビーム露光装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために、電子ビーム露光装
置におけるコラムの最下部の光軸付近に臭備された反射
電子検出器を、光軸方向に薄板の絶縁体上に、反射電子
を検出する所定数の検出部を備えている。また、該絶縁
体の略全面に微細な分I11?t)により絶縁された所
定形状のパターンを形成する。
(作用) 本発明は、反射電子検出器の絶縁体の略全面に微細な分
離帯により絶縁された所定形状のパターンを形成してい
る。すなわち、試料に対向する面上で表出する絶縁体部
分は微細な分離帯のみであることから、試料面からの反
射TiFの殆どは検出部及びパターンに照射されること
となり、反04電子による絶縁体のチャージアップが軽
減され電子ビーム付近に不安定かつ不確定な電界を生じ
ることがない、また、これにより従来のようにカバーを
設ける6会がないことから反ol!1子検出器を薄くす
ることが可能となる。
従って、電磁レンズを試料面に近接させることが可能と
なり、電流密度を減少させることなく維持しつつ、レン
ズの解像度を向上させることが可能となる。
(実施例) 第1図に本発明の・一実施例を示す。第1図は電子ビー
ム露光装置における反射電子検出器を示したものである
。第1図(A>は反射電子検出器1の一方の面を示した
もので、絶縁体2上に3種の導電性パターンA、B、G
が形成される。そして、このパターンA、B、Gにより
該検出器の表面の略全面が覆われ、前記絶縁体2はほと
んど表出しない。第1図(B)は、反射電子検出器1の
断面を示しており、図に示1ように薄板であって、例え
ば、厚さ11IIIIのフルミナ製の円板(絶縁体2)
の、中心部に電子ビームを通過させるための孔3が形成
され、そして、その一方の面には絶縁体2の厚さ方向に
薄い3種のパターンA、B、Gがそれぞれ微細な分離帯
4(例えば、02aiI幅)により絶縁されて形成され
ている。すなわら、分離帯4は絶縁体2を表出さゼたも
のである。ここでパターン八は、例えば4個の検出部6
を設けるためのものであり、パターンBは検出部6の配
線のためのものであり、さらに、パターンGはアースで
ある。また、パターンA、B(F)Imにそれぞれ孔5
A、5Bが形成され、他方の而(第1図(C))にスル
ーホールされている。すなわら、反射電子検出器1の他
方の面は、第1図(C)に示すように、絶縁体2が表出
している地帯Wの孔5Aの周囲のパターン八及び孔5B
の周囲のパターンBが形成される。そして、第1図(C
)におけるパターンGが、後述する’!!?ビーム露光
装置のコラムに当接して取付けられる。
また、第1図(A)に戻って説明するに、パターン八に
検出部6を設けた場合、該検出部6は試料(第2図参照
)面上の光軸の周辺に配置され、試料面からの反射電子
によるチャージアップは分離W14のみとなる。しかし
、分離帯4は微細に形成されることから、チャージアッ
プしても電子ビーム付近に不安定かつ不確定な電界を生
じることがない。
ここで、パターン八、Bは、孔3を通過する電子ビーム
の光軸に対らて対称に形成される。これは、パターン同
志の電位が異なることから、対称にすることでNYビー
ムに影響を及ぼすのを防止するためである。このことは
、俊述する他の実施例においても同様である。
一方、反射電子検出器1には、それぞれ、パターンAに
検出部6がそれぞれ設けられる。この検出器6は、例え
ば、ビンダイオードが用いられ、カソードがパターン八
に接触接続され、7ノードがパターンBにワイヤボンデ
ィング等により接続される。この場合、1Fビームの影
響を最小限にするために、7ノード側(電圧の絶対値が
コラムの7−スに比べて高い方)を光軸より離れた位置
に配置され、かつ、そのパターン面v4(パターン8)
が他のパターン面積(パターンA等)に比べて小さくす
るのが望ましい。
次に、第2図に電子ビーム露光装置に上記反射1tF検
出器1を取付けた場合を示す。上述の検出部6を取付け
た反射電子検出器1が、電子ビーム露光装fffloの
真空壁11bより形成されるコラム11の最下部に取付
けられる。また、コラム11のT一部には電磁レンズ1
2が設けられると共に、該電磁レンズ12内の真空壁1
1aの周囲に偏向」イル13が設けられている。そして
、電子銃(図示せず)より発生する電子ビームEがコラ
ム7を通り、電磁レンズ12(偏向コイル13)により
偏向される。そして、反射電子検出器1のfL3を通過
してつ1ハ等の試料14面上に照射され、所定のパター
ンを描画する。例えば、試料14のICチップのパター
ンを描画する場合、ICチップのII!!?隅に基準パ
ターンを形成しておき、このm準パターンで反射した電
子e−を反射電子検出器1の検出部6で検出する。それ
ぞれの検出部6で検出した電子e−の量により、基準パ
ターンからの当該電磁レンズ12の位置が算出できる。
これにより、電磁レンズ12の位置が決定され、正確に
パターンを描画するものである。
この場合、反射電子検出器1は、絶縁体2(パターンA
、B、Gの厚みも含む)及び検出部6のみの厚さであり
、a板である。従って、電磁レンズ12と試料14間の
距離を小さくさせることができ、両者を近接させること
ができる。従って、電子ビームEの入射r角を小さくし
て電流密度を減少させることなく、N磁しンズの解像度
が向上される。また、電磁レンズ12を試料14問に近
接させても、反射Ti?検出器1においてチャージアッ
プするのは微細な分離帯4のみであることから、不安定
かつ不確定な電界で電子ビームEに影響を与えることが
ない。従って、試料14而土に正確なパターンを描画す
ることができる。
なお、第1図(A)における微細な分離帯4の幅を上記
の如< 0.2m+としたが、0.2M以下の任意の幅
に設定することが可能である。
次に、本発明における反射1tF検出器1の他の実施例
1〜3を第3図〜第5図に示す。第3図の他の実施例1
は、パターンG(アース)を大きく形成したもので、孔
3を通過する光軸に対称に4組のパターンA、Bを配し
て形成している。この場合、第1図と同様に、各パター
ンA、B、Gは微mな分離帯4により絶縁されている。
また、第4図の他の実施例2は、孔3の周辺にパターン
Gを形成し、分l11[帯4を介して4組のパターンA
Bが光軸に対称に形成させたものである。この場合、パ
ターンAと8は分離帯4により絶縁されている。
また、第5図の他の実施例3は、分離帯4の表出を最小
限に形成したものである。すなわち、第5図(A>は、
絶縁体2の一方の面において、パターンGと8とを表出
する分離帯4で絶縁する。
また、パターンGとAとの絶縁は、パターンへの周囲に
段差15を設け、その底面をパターンGで形成し、側面
を分tlJm4で形成することで行っている。この場合
の新面構成が第5図(B)に示される。従って、試料1
4面上からの反射電子e(第2図)による分離帯4のチ
ャージアップはパターンBの周囲のみとなり、パターン
Aの分離帯4には反射電子e が到達しない。この場合
、パターンA上に設けられる検出部(6)の配線は、第
5図(C)に示すように他方の面にスルーホールされ、
パターンGから絶縁体2が表出させた地帯W内に形成さ
れたパターンA、Bによって行われる。すなわら、電子
ビームEが照射される試料(14)面から分離帯4を望
む立体角を小さくするように、パターンAを形成し、他
の部分をパターンG(コラム11のアース電磁)とする
ものである。
このように、絶縁体2の反射型fによるチャージアップ
を従来(第6図)のようにカバー53を設2ノることな
く防止することができるため、カバー53の厚さd分だ
け薄い反射電子検出器とすることができる。従って、電
子ビーム露光装冒10における1!磁レンズ12を試料
14に近接させることができ、解像度を向上させ、パタ
ーンの位置精度を高くすることができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、薄板の絶縁体上の略全面
に微細な分離帯により絶縁された所定形状のパターンを
形成することにより、反射電子検出器を薄くすることが
でき、これにより電子ビームの電流密度を減少させるこ
となく電磁レンズを試料面に近接させて解像度を向上さ
せることができる。
4、  F!A面のff1i串な説明 第1図は本発明の一実施例を示した構成図、第2図は本
発明の反射電子検出器を取付けた電子ビーム露光装dの
部分説明図、 第3図〜第5図は本発明の他の実施例1〜3を示した構
成図、 第6図は従来の反射電子検出器の構成図である。
図において、 1は反射電子検出器、 2は絶縁体、 3は孔、 4は分11m。
6は検出部、 10は電子ビーム露光装置 を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子ビーム(E)を試料(14)上に照射した際に、該
    試料(14)面からの反射電子の量を測定する反射電子
    検出器(1)を、コラム(11)の最下部の光軸付近に
    具備する電子ビーム露光装置において、 前記反射電子検出器(1)は、 前記光軸方向に薄板の絶縁体(2)上に、前記反射電子
    を検出する所定数の検出部(6)を備えると共に、該絶
    縁体の略全面に微細な分離帯(4)により絶縁された所
    定形状のパターン(A、B、G)を形成する ことを特徴とする電子ビーム露光装置。
JP1235569A 1989-09-13 1989-09-13 電子ビーム露光装置 Pending JPH0399420A (ja)

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JP1235569A JPH0399420A (ja) 1989-09-13 1989-09-13 電子ビーム露光装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309634B1 (ko) * 1997-03-31 2001-12-17 가네꼬 히사시 전기이중층커패시터

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100309634B1 (ko) * 1997-03-31 2001-12-17 가네꼬 히사시 전기이중층커패시터

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