JPH0398635A - 造粒炭の製造方法 - Google Patents

造粒炭の製造方法

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JPH0398635A
JPH0398635A JP1234718A JP23471889A JPH0398635A JP H0398635 A JPH0398635 A JP H0398635A JP 1234718 A JP1234718 A JP 1234718A JP 23471889 A JP23471889 A JP 23471889A JP H0398635 A JPH0398635 A JP H0398635A
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河内 聰
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Yoshihiko Tonai
藤内 義彦
Kenkichi Sato
佐藤 堅吉
Kyoichi Kitsugi
木次 恭一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は汚水・汚泥処理用に用いろ微粉炭を造粒する造
粒炭の製造方法を提供することを目的とする。
く従来の技術及び発明が解決しようとする課題〉近年、
汚水の浄化ならびに汚泥処理の効率化のため微粉炭が利
用されていろ。石炭類の有効活用ならびに汚泥の再資源
化のため、今後さらに汚水・汚泥処理用として、微粉炭
の使用量が増大することが予想される。
微粉炭を輪送・貯蔵する場合、飛散した微粉炭が空気中
に50〜4000g/rn″程度含まれると炭塵爆発の
危険が生じる。この爆発を防止するため、不燃性ガスで
密封したり、あるいは、塊状に成形して発塵を防止する
方法が一般にとられている。
微粉炭を成形する場合、従来は主として燃料あるいは充
填材として使用することが目的であるため、水及び各種
バインダーを添加して引張り強度1 0 kgf /d
 〜5 0 kgf /cm2程度に強固に成形するの
が一般である。本発明も成形することにより爆発を防ぎ
、取扱いを容易にする方法に属するが、使用目的が燃料
あるいは充填材でなく、汚水・汚泥処理用であるため、
単に強固に成形しただけでは目的に適わない。
微粉炭を用いて汚水・汚泥を処理する場合、微粉炭の機
能を十分発揮させるため、対象とする汚水・汚泥に可及
的速かに均一に分散懸濁させる必要がある。
微粉炭を汚水・汚泥に均一に添加混合して処理する方法
として、粉末のまま輸送貯蔵し使用する方法と、加湿又
はスラリーとして使用する方法、更に輸送前に加湿又は
スラ’J−とする方法、あるいはバインダーを加えて成
形物とする方法等がある。
しかし粉末のまま輸送貯蔵する場合、発塵・爆発の危険
があり、これを防止するため、不燃性ガスで密封する等
コストと手間がかかる欠点や、2間以下の微粉炭の場合
、石炭の疎水性のため水中又は水面で集塊が生じ、容易
に懸濁しない等の欠点がある。又、加湿やスラリー化に
よる危険防止は有効であるが、輸送貯蔵容器からの引き
出しが困難で、使用時の正確な計量も容易でない等の欠
点がある。
バインダーを加えて成形した微粉炭造粒物は、これらの
欠点を克服したものであるが、強度が強すぎるため水に
ほとんど分散しないか、又はパルブ廃液やデキストリン
等をバインダーとしたものは、比較的水に分散し易いが
、分散する際バインダーも水に溶解するため、数ppm
から数十ppm程度有機質濃度を増大させることになり
、汚水浄化の目的に逆行することとなる。
本発明は以上述べた事情に鑑み、■微粉炭を輸送・貯蔵
する際、 (イ) 発塵・爆発の危険を防止し、 (ロ)計量等使用時に容易かつ正確な取扱いを可能にす
ると共に、 ■この微粉炭を用いて汚水・汚泥の処理を行う際、 (ハ)微粉炭を容易かつ均一に対象汚水・汚泥に分散懸
濁させ、 (ニ) あるいは、対象汚水・汚泥に、均一に分散・混
合するため、予め微粉炭を清水に容易かつ均一に分散懸
濁させろこと ができる造粒炭の製造方法を提供することを目的とする
く課題を解決するための手段〉 前記目的を達成するための本発明の構成は、微粉炭10
0重量部に対し、清水5〜35重量部を添加・屁合した
後に加圧成形し、引張り強度が0.2 kgf /ad
 〜0. 5 kgf /catの造粒成形体を得るこ
とを特徴とする。
以下本発明の構成を詳細に説明する。
本発明で徹粉炭とは、最大粒径が2m以下の例えばれき
青炭,無煙炭等の石炭類、例えば乾留炭,酸添着炭等の
加工炭類及び活性炭等をいう。
造粒炭を製造する方法は、この微粉炭100重量部に対
し、清水5〜35重量部を添加し、均一に混合せしめた
後に、加圧成形法により、加圧面の圧縮力を1 0 0
 kgf /c+/〜1000kgf/cメの範囲で造
粒し、乾燥して造粒物の含水率を0〜30重量部好まし
くは0〜15重量部程度に保ち、引張り強度が0. 2
 kgf /cm2 − 0. 5 kgE/cm2の
範囲の造粒成形体を得ろものである。
ここで造粒成形体の引張り強度を0.2〜0.5kgf
/cm2と規定するのは、後の試験例に示すように、0
.2kgf/cj未満では輸送,貯蔵等の取扱い時に粉
状化して、発塵,爆発の危険性が増大したり、容器中で
タナカキ(ブリッジング)現象を起し、引き出し困難と
なるためである。また0.5kgf/ciを超えると水
への分散性が急激に悪化し、汚水・汚泥処理時に、対象
とする水に容易かつ均一に分散・懸濁しなくなり、微粉
炭の諸機能が発揮できなくなるからである。
加圧面の圧縮力を100〜1 0 0 0 kgf /
crjとするのは、微粉炭の粒径分布によっても異ノ;
ろが、上記造粒炭の引張り強度(0.2〜(!.5kg
f/crl)となるような圧縮力であるからである。
本発明方法により、一斉のバインダーを使用せず、微粉
炭に加湿するのみで造粒し、輸送,貯蔵時に受けろ摩擦
・衝撃による粒状化を安全な範囲に保つ十分な硬さとし
、且つ造粒炭を使用する際、容易且つ均一に水に分散!
S濁する特性を有する造粒炭が得られる。
以下、本発明の効果を示す試験例について説明する。
試験例1 造粒炭の硬さ試験1 (JIS K 1474粒状活性
炭試験方法4。7による硬さ試験) 押出し成形による造ね炭(φ5閤,長さ5〜8++am
)12種類(引張り強度の異なるもの)を、それぞれJ
IS K 1474−4.7の硬さ試験方法に準じて試
験し、30分振どう後の21IIIIフルイ残分を求め
た。それぞれの造粒炭の引張り強度との関係を散布図で
表わすと第1図のとおりである。
第1図に示すように、振とう機によるスリへり量は、造
粒炭の引張り強度が0, 2 kgf /c+/を下回
ると急激に多くなる。よって、0.2kgf/c+/以
下の引張り強度の造粒炭では、2閣以下に粒状化する割
合が一般に輸送に耐える硬さとしての目標値である10
%を超えてしまい、発塵,爆発の危険性が大となったり
、容器中でタナカキ現像を惹起し、デッドストックが大
となったりするおそれがある。
試験例2 造粒炭の硬さ試験2(落下?lIj撃によるこわれ試験
) 試験例1と同様に押出し成形による造粒炭(φ5 m 
,長さ5 〜8 m) 1 2種類を各1 kgずつと
り、それぞれを平滑なコンクリート床面に立てた内径1
50mのアクリル製円筒の内部を高さが床面上1mのと
ころから落下させ落下物の全量を2m網フルイでふるい
、フルイ残分を求め、残分の全量を同様に落下させ、2
職網フルイでふるい分けるという操作を合計5回繰り返
し、5回落下後のフルイ残分を求めた。
12[類の造粒炭の引張り強度と5回落下後の21Im
lフルイ残分の関係を散布図で表わすと第2図のとおり
である。
なわ、引張り強度は押出し成形による円柱状の造粒炭に
つき、一軸圧縮試験機を用い、JISA 1113 (
コンクリートの引張り強度試験方法)に準じて行った。
第2図に見られろように落下衝撃により2mm以下にこ
われる量は造粒炭の引張り強度が0.2kgf/cm2
以下で急激に多くなる。よって造粒炭の引張り強度が0
.2kgf/cm2未満では試験例1と同様な問題が生
じろこととなる。
試験例3 加湿量別微粉炭の分散性試験 微粉炭(れき青炭)100重量部に対し、水を0,5,
10,20,30,50,100各重量部を加え、混合
均一化したものを準備し、第3図に示すような撹拌機付
き容器10に微粉炭が乾ベースで10kg/100 1
  ( 1 0 0g/l)となるよう水と加湿微粉炭
(無加湿及び加湿造粒炭を含む)を計量して入れ、懸濁
した微粉炭が十分槽の全域に行き亘るような撹拌機の回
転数( 1 5 0rpm)で3分間撹拌後、撹拌を続
けたまま、あらかじめセットしたポンプ11.12で容
器底部から100mow及び500Mの点から各100
0mjの懸濁水をシリンダー13,14に吸引採取し、
全量を107℃±2℃の恒温乾燥器に入れて水分を蒸発
させ乾燥微粉炭の量をはかり、加湿量別微粉炭及び造粒
炭(20%加湿)の分散量(g/j)を求めた。
その結果を第1表に示す。
第1表 第1表に見られるように、加湿率0%(乾燥微粉炭)を
除き、分散量に有怠差はなかった。
試験例4 造粒炭の分散性試験 微粉炭(れき青炭)100重量部に対し、水15fi量
部を加えて均一化したものを圧縮造粒機で圧力を変えて
造粒(φ15ms,長さ11.5一〜13,1間)し、
造粒物の引張り強度と分散量(分散性試験方法(よ前記
実験例3に準じ、容積を1/10に縮尺して行った。)
を求めた。
その結果を第2表及び第4,5図に示す。
第2表 試験例5 造粒炭の粒径構成,成形圧,引張強度との関係 下記第3表に示す粒径構或の微粉炭(れき青炭)100
重量部に対し水15重量部を加え均一化したものを所定
圧をかけて造粒し、引張り強度と分散性を求めた。
その結果を第3表に示す。
第3表に示すように、149μm以下の微粉炭を300
kgf/ciで加圧造粒する場合、4 4 pm以下の
粒子が55%以上で、0.2kgf/ cdの引張り強
度を゜確保できる。
また、149 〜105μmの微粉炭100%の場合で
も成形圧を800kgf/cj,105〜74μm(7
)@粉炭100%の場合でも成形圧を7 0 0kgf
 /cm2及び74〜44μmの微粉炭100%の場合
でも成形圧を6 0 0 kgf/crlとすることに
より、それぞれの引張り強度が0. 2 kgf / 
cl以上を確保できる。
く実 施 例〉 微粉炭(れき青炭)100重量部に対し、水15重及部
を加え均一化したものを300kgf / c+/の成
形圧で圧縮し、造粒し造粒成形体(φ15晴長さ11.
5+mm)を得た。この得られた造粒炭を用い、通常の
保管及び搬送を行いその後下水処理場の下水を処理した
この処理の際に微粉炭の分散性は良かっtコ。
またバインダを添加していないので処理水の水質に悪影
響を及ぼすようなことはなかった。
く発明の効果〉 以上、試験例,実施例とともに詳しく述べたように本発
明による造粒炭は、発塵・爆発の危険を防止し、輸送・
貯蔵を容易にし、タナカキ(ブリノジング),デッドス
トックを防止すると共に、使用時の計量精度を向上させ
、加えて水への分散性に優れているので、すばやく懸濁
状態をつくり、更に特殊なバインダーを添加してい住い
ので、処理水の水質に悪影一aを与えないという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は硬さ試験の結果を示すグラフ、第3図は分
散性試験に用いtコ撹拌機付き容器の構成図、第4,5
図は分散性試験の結果を示すグラフである。 図  面  中、 10は度拌機付き容器、 11.12はポンプ、 13.14はシリンダである。 第 3 図 120「 第 5 図 加圧力(kgf / crn2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 微粉炭100重量部に対し、清水5〜35重量部を添加
    ・混合した後に加圧成形し、引張り強度が0.2kgf
    /cm^2〜0.5kgf/cm^2の造粒成形体を得
    ることを特徴とする造粒炭の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007029425A (ja) * 2005-07-27 2007-02-08 Tajima Inc タイルカーペットから引き抜いた繊維若しくは繊維群を用いた網目状物質及びその製造方法

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