JPH03976Y2 - - Google Patents
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- JPH03976Y2 JPH03976Y2 JP9016485U JP9016485U JPH03976Y2 JP H03976 Y2 JPH03976 Y2 JP H03976Y2 JP 9016485 U JP9016485 U JP 9016485U JP 9016485 U JP9016485 U JP 9016485U JP H03976 Y2 JPH03976 Y2 JP H03976Y2
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- Japan
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- ultrasonic
- core material
- ultrasonic treatment
- pipe
- treatment device
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- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、胆石、腎石等の結石破壊装置に用い
るのは好適な超音波治療具に関する。
るのは好適な超音波治療具に関する。
（従来の技術）
第２図は従来の腎臓結石破壊用の超音波治療具
の全体構成であり、第３図はその先端の要部構成
を示す。この場合、圧電素子等の電歪素子を利用
した超音波振動発生部１０よりの振動を連結部１
１を介し結石破壊治具１２に伝えられるようにな
つている。結石破壊治具１２は、第３図に示すご
とくチタン合金のパイプ１３と、この内側に設け
られていて超音波振動を行なつて結石Ｓを破壊す
るためのチタン合金棒１４とからなつており、棒
１４とパイプ１３との隙間は腎臓内部に対する水
の供給もしくは排出を実行するための給排水路１
５となつている。前記連結部１１には給水パイプ
１６と排水パイプ１７とが連結されている。
の全体構成であり、第３図はその先端の要部構成
を示す。この場合、圧電素子等の電歪素子を利用
した超音波振動発生部１０よりの振動を連結部１
１を介し結石破壊治具１２に伝えられるようにな
つている。結石破壊治具１２は、第３図に示すご
とくチタン合金のパイプ１３と、この内側に設け
られていて超音波振動を行なつて結石Ｓを破壊す
るためのチタン合金棒１４とからなつており、棒
１４とパイプ１３との隙間は腎臓内部に対する水
の供給もしくは排出を実行するための給排水路１
５となつている。前記連結部１１には給水パイプ
１６と排水パイプ１７とが連結されている。
この場合、チタン合金棒１４の先端の超音波振
動により腎臓結石は細かく破壊され、破壊された
小片は給排水路１５及び排水パイプ１７を通つて
外部に排出される。なお腎臓内の水が少なくなつ
た場合には適宜給水パイプ１６より給水を行な
う。
動により腎臓結石は細かく破壊され、破壊された
小片は給排水路１５及び排水パイプ１７を通つて
外部に排出される。なお腎臓内の水が少なくなつ
た場合には適宜給水パイプ１６より給水を行な
う。
（考案が解決しようとする問題点）
ところで第２図、第３図に示すごとき結石破壊
用の超音波治療具の場合には、超音波振動を伝え
るチタン合金棒１４は硬い材質で可撓性がまつた
くないため、治療が必要な患部の位置によつて
は、実際の使用に不便をきたす場合があつた。
用の超音波治療具の場合には、超音波振動を伝え
るチタン合金棒１４は硬い材質で可撓性がまつた
くないため、治療が必要な患部の位置によつて
は、実際の使用に不便をきたす場合があつた。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記の点に鑑み、腎臓や胆嚢の結石
等を破壊する場合において、振動伝達部材に可撓
性（フレキシブルな性質）を持たせることによつ
て、結石等の位置に拘わらず良好な治療が可能な
超音波治療具を提供しようとするものである。
等を破壊する場合において、振動伝達部材に可撓
性（フレキシブルな性質）を持たせることによつ
て、結石等の位置に拘わらず良好な治療が可能な
超音波治療具を提供しようとするものである。
本考案は、線材を複数本束ねた可撓性心材の周
囲に螺旋状にばね材を巻回し、前記心材及びばね
材を超音波振動源に接続する構造とすることによ
り、上記問題点を解決している。
囲に螺旋状にばね材を巻回し、前記心材及びばね
材を超音波振動源に接続する構造とすることによ
り、上記問題点を解決している。
（作用）
本考案では、線材を複数本束ねた可撓性心材の
周囲に螺旋状にばね材を巻回した振動伝達部材を
用いており、心材とばね材との相互作用により屈
曲状態においても超音波振動を減衰させることな
く良好に伝えることができる。
周囲に螺旋状にばね材を巻回した振動伝達部材を
用いており、心材とばね材との相互作用により屈
曲状態においても超音波振動を減衰させることな
く良好に伝えることができる。
（実施例）
以下、本考案に係る超音波治療具の実施例を図
面に従つて説明する。
面に従つて説明する。
第１図に示すように、超音波治療具は、超音波
振動伝達部材として直径0.08乃至0.5mmのステン
レス線を複数本束ねて可撓性（フレキシブルな）
心材１を構成し、この周囲に螺旋状にばね材２を
巻回したものを用いている。そして、前記心材１
及びばね材２の両者は超音波振動源としての電歪
振動子３に接続される。すなわち、電歪振動子３
は、振幅拡大用ホーン４とバツクブロツク５との
間に２枚の圧電素子６を配置し、ボルト７で締め
付け一体化したものであり、前記心材１及びばね
材２はホーン４の先端面に連結固定されている。
振動伝達部材として直径0.08乃至0.5mmのステン
レス線を複数本束ねて可撓性（フレキシブルな）
心材１を構成し、この周囲に螺旋状にばね材２を
巻回したものを用いている。そして、前記心材１
及びばね材２の両者は超音波振動源としての電歪
振動子３に接続される。すなわち、電歪振動子３
は、振幅拡大用ホーン４とバツクブロツク５との
間に２枚の圧電素子６を配置し、ボルト７で締め
付け一体化したものであり、前記心材１及びばね
材２はホーン４の先端面に連結固定されている。
上記構成において、電歪振動子３を高周波電源
に接続してこれに超音波振動を発生させれば、超
音波振動はホーン４で拡大され、さらに可撓性心
材１および螺旋状ばね材２に伝わる。このとき、
両者は少なくとも複数箇所で相互に接触するた
め、屈曲状態においても相互に超音波振動の減衰
を補い合うように働く。この結果、屈曲状態でも
効率良く超音波振動を心材１の先端に伝達可能で
ある。
に接続してこれに超音波振動を発生させれば、超
音波振動はホーン４で拡大され、さらに可撓性心
材１および螺旋状ばね材２に伝わる。このとき、
両者は少なくとも複数箇所で相互に接触するた
め、屈曲状態においても相互に超音波振動の減衰
を補い合うように働く。この結果、屈曲状態でも
効率良く超音波振動を心材１の先端に伝達可能で
ある。
なお、上記実施例では電歪振動子を超音波振動
源として例示したが、その代わりに磁歪振動子を
用いてもよい。
源として例示したが、その代わりに磁歪振動子を
用いてもよい。
また、可撓性パイプと組み合わせることによ
り、第３図のように破壊した結石の小片をパイプ
を介して排出する構成にも適用できる。また、可
撓性心材の周囲に螺旋状にばね材を巻回したもの
を可撓性パイプ内に入れた構成としてもよい。
り、第３図のように破壊した結石の小片をパイプ
を介して排出する構成にも適用できる。また、可
撓性心材の周囲に螺旋状にばね材を巻回したもの
を可撓性パイプ内に入れた構成としてもよい。
さらに、可撓性心材を構成する複数本の線材の
うち、少なくとも一部に中空線材（パイプ状のも
の）を使用すれば、内部に水等の液体を通して冷
却したりするのに便利である。
うち、少なくとも一部に中空線材（パイプ状のも
の）を使用すれば、内部に水等の液体を通して冷
却したりするのに便利である。
（考案の効果）
以上説明したように、本考案の超音波治療具
は、線材を複数本束ねた可撓性心材の周囲に螺旋
状にばね材を巻回したものを超音波振動伝達部材
としているので、腎臓や胆嚢の結石等を破壊する
場合において、振動伝達部材に可撓性を持たせる
ことができ、結石等の位置に拘わらず良好な治療
が可能である。
は、線材を複数本束ねた可撓性心材の周囲に螺旋
状にばね材を巻回したものを超音波振動伝達部材
としているので、腎臓や胆嚢の結石等を破壊する
場合において、振動伝達部材に可撓性を持たせる
ことができ、結石等の位置に拘わらず良好な治療
が可能である。
第１図は本考案に係る超音波治療具の実施例を
示す一部を断面とした正面図、第２図は従来の腎
臓結石除去用の超音波治療具を示す正面図、第３
図はその場合の結石破壊治具の先端の構造を示す
縦断面図である。 １……心材、２……ばね、３……電歪振動子。
示す一部を断面とした正面図、第２図は従来の腎
臓結石除去用の超音波治療具を示す正面図、第３
図はその場合の結石破壊治具の先端の構造を示す
縦断面図である。 １……心材、２……ばね、３……電歪振動子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 線材を複数本束ねた可撓性心材の周囲に螺旋
状にばね材を巻回し、前記心材及びばね材を超
音波振動源に接続したことを特徴とする超音波
治療具。 (2) 前記線材は直径0.08乃至0.5mmのステンレス
線である実用新案登録請求の範囲第１項記載の
超音波治療具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9016485U JPH03976Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9016485U JPH03976Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61205519U JPS61205519U (ja) | 1986-12-25 |
| JPH03976Y2 true JPH03976Y2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=30644914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9016485U Expired JPH03976Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03976Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02193657A (ja) * | 1989-01-24 | 1990-07-31 | Aloka Co Ltd | 超音波手術器 |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP9016485U patent/JPH03976Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61205519U (ja) | 1986-12-25 |
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