JPH0397471A - 自動点検機能を有する消火装置 - Google Patents

自動点検機能を有する消火装置

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JPH0397471A
JPH0397471A JP23649889A JP23649889A JPH0397471A JP H0397471 A JPH0397471 A JP H0397471A JP 23649889 A JP23649889 A JP 23649889A JP 23649889 A JP23649889 A JP 23649889A JP H0397471 A JPH0397471 A JP H0397471A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、絶縁抵抗計により定期的に消火ポンプ駆動モ
ータの絶縁抵抗を計測する自動点検機能を有する消火装
置に関する。
[従来の技術] 従来、消火設備に設けられた消火ポンプ駆動用モータの
絶縁抵抗を計測する自動点検は、点検指令を受けた絶縁
抵抗計測ユニットが、モータの電源ラインとモータアー
ス間に絶縁抵抗計を接続し、例えばDC500Vの電圧
を線路間に印加して絶縁抵抗を測定し、測定値が所定値
以上、例えばIMΩ以上であれば、正常と判断している
。一方、絶縁抵抗が低下し、1MΩ未満となれば、その
状態でモータを駆動させると危険であるため、計測値か
ら絶縁抵抗の低下を判断して絶縁異常を報知させる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このにょうな従来の自動点検におけるモ
ータ絶縁抵抗の計測にあっては、次の問題が生ずる。
(イ)絶縁抵抗計が故障しており、絶縁抵抗が低下して
いるにも関わらず測定値が正常範囲を示した場合、正常
と判断してしまう。
(口)測定用の線路が断線していた場合、測定値は無限
大の抵抗値を示し、正常と判断されてしまう。
(ハ)絶縁抵抗の測定時に加える直流高電圧により、線
路とアース間の浮遊容量に電荷が充電され、感電する可
能性がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、絶縁抵抗計の故障や線路異常等に影響されること
なく正確にモータ絶縁抵抗を計測して異常の有無を判断
できる自動点検機能を有する消火装置を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] まず本発明は、配管に水や消火薬剤を加圧供給する消火
ポンプを駆動するモータ装置と;該モータ装置の電源線
とアース線の各々から引き出された複数の測定用線路と
;該測定用線路を介して所定時間毎に前記モータ装置の
電源線とアース線間の絶縁抵抗を計測する絶縁抵抗計と
;を備えた自動点検機能を有する消火装置を対象とする
このような消火装置につき本発明の請求項1記載にあっ
ては、基準抵抗を前記アース線路側の測定用線路と前記
電源線側の測定用線路間に切替え接続する基準抵抗接続
手段と;前記測定用線路を前記モータ装置の電源線及び
アース線から切離す切離し手段と;該切離し手段による
前記測定用線路と前記モータ装置の電源線及びアース線
との切離し状態で、前記基準抵抗接続手段により前記ア
ース線側の測定用線路と前記電源線側の測定用線路間に
前記基準抵抗を切替接続させた状態で、前記絶縁抵抗計
により計測を行い、前記基準抵抗に基づく抵抗値が得ら
れない際に計測系の異常を報知する自己診断手段と;該
自己診断手段にて異常が判定されない場合に、前記基準
抵抗接続手段により基準抵抗を測定用線路から切離すと
共に、前記モータ装置の電源線とアース線間を前記測定
用線路を介して前記絶縁抵抗計に接続させて絶縁抵抗を
計測し、該計測値が予め定めた抵抗値を下回った際に絶
縁抵抗の異常を報知する絶縁抵抗計測制御手段と;を設
けるようにしたものである。
また本発明の請求項2にあっては、請求項lの描成に加
えて、更に絶縁抵抗の計測が終了した後・に、前記基準
抵抗接続手段により前記測定用線路を介して前記モータ
装置の電源線とアース線間に前記基準抵抗を接続させて
、絶縁抵抗の計測時に線間浮遊容量に充電された電荷を
放電させる放電制御手段を設ける。
[作用] このような構成を備えた本発明による自動点検機能を有
する消火装置によれば、モータ装置の絶縁抵抗の計測に
先立ち、まず基準抵抗を使用して測定線路及び絶縁抵抗
計の自己診断処理が実行され、測定用線路の断線や短絡
、絶縁抵抗計の故障がないことを確認して初めて本来の
絶縁抵抗試験に入ることとなり、絶縁抵抗計測の信頼性
を保証できる。
また絶縁抵抗の計測を終了すると、基準抵抗をモータ装
置の電源線とアース線間に接続し、絶縁抵抗の際に充電
された線間浮遊容量の充電電荷を放電させることができ
、感電事故を未然に防止でき、高い安全性が得られる。
[実施例] 第5図は本発明が対象とする自動点検機能を有する消火
設備の一例を示した装置構戊図である。
第5図において、10はモータであり、消火ボンプ32
を駆動して貯水槽30からの消火用水を給水本管36に
加圧供給する。モータ10はポンプ制御盤400により
制御される。ポンプ制御盤400に並んで自動点検中継
盤200が設置される。
給水本管36は屋上の高架水槽38に接続され、また各
階毎に分岐管40を引き出している。尚、分岐管40は
1階分のみを示している。分岐管40はアラーム弁42
を介してフロア内に引き込まれ、複数のスプリンクラー
ヘッド44を接続している。分岐管40の端末には末端
試験装置46が設けられる。末端試験装置46には仕切
弁48、電動弁50及びスプリンクラーヘッド44が1
個作動したのに相当する水量を決めるオリフィス52、
圧力計54、圧カセンサ56及びローカル中継器300
が設けられる。この末端試験装146は、自動点検中継
盤200に対し先端側の自動点検管理盤100からポン
プ運転の伴う自動点検の指令を受けた際に、電動弁50
を開いて分岐管40にスプリンクラーヘッド44が1個
作動したと同じ水量を流し、この時アラーム弁42から
出力される検出信号でモータ10により消火ポンプ32
を起動する試験を行なう。
消火ポンプ32の吐出直後には試験配管58が設けられ
、試験配管58には電動弁60及び流量計62が設けら
れ、給水本管36に設けた仕切弁64をしめた状態で電
動弁60を開いて消火ポンプ32を運転することにより
、実際に消火ポンプ32からの加圧水を流して性能試験
を行なうようにしている。
更に給水本管36の仕切弁64の2次側からの分岐管に
は圧力タンク66が設置され、圧力タンク66は給水本
管36の水圧を受けて内部空気を圧縮し、圧縮空気の圧
力を圧カセンサ68で検出している。圧カセンサ68の
検出圧力が所定値以下に下がると、モータ10による消
火ポンプ32の起動が行なわれ、その結果、給水本管3
6内を規定の圧力に維持することができる。
この圧力タンク66の分岐管にも仕切用の電動弁70が
設けられ、電動弁70を開くことで圧力タンク66の圧
力を抜いてモータ10による消火ポンプ32の起動試験
を行なえるようにしている。
尚、消火ポンプ32に対しては、呼水槽72が設けられ
る。
第4図は第5図の消火装置を対象とした自動点検システ
ムのシステム構成図である。
第4図において、中央監視室等のセンタ側には自動点検
管理盤100が設けられ、自動点検管理盤lOOよりポ
ーリング方式により現場に設置された自動点検中継盤2
00に対し、所定時間毎に自動点検指令が行なわれる。
自動点検中継盤2o0には第5図に示したように末端試
験装置46に設けられたローカル中継器3001消火ポ
ンプ制御盤400、表示操作部500、自動点検のため
の電動弁や圧カセンサ等の各種の末端機器600及び電
圧、電流、圧力等の各種の状態を検出するアナログ型の
端末機器700が接続される。
更に本発明によるモータ10の絶縁抵抗試験を行なうた
め、絶縁抵抗計測制御ユニット20、絶縁抵抗計22、
更に切替制御部28が接続される。
自動点検中継盤200内には、全体の制御を行なうCP
U80が設けられ、更に自動点検管理盤100との入出
力インターフエイス82、ROM84、RAM86、自
動点検管理盤100との間のシリアルインターフエイス
88、ローカル中継器300に対するシリアルインター
フエイス90,cpusoの暴走を監視するウォッチド
ッグ回路92、基準クロックを発生するタイマ94、表
示部操作部500との入出力インターフエイス96、端
末機器600及び消火ポンプ制御盤400に対する入出
力インターフエイス98a1本発明の対象とする絶縁抵
抗計測制御ユニット20に対する入出力インターフエイ
ス98n1更に絶縁抵抗計測制御ユニット20を含む適
宜のアナログ端末機器700からの検出アナログ信号を
デジタル信号に変換するA/Dコンバータ100を備え
る。
第1図は第4,5図に示した自動点検機能を有する消火
装置を対象として消火ポンプ駆動モータの絶縁抵抗試験
を行なう本発明の一実施例を示した実施例構成図である
第1図において、10は消火ポンプを駆動するモータで
あり、例えば3相交流モータが使用され、モータ10に
対してはUVWとしての3本の電源線12−1.12−
2.12−3、更にアース線l4が接続される。
モータ10の電源線12−1〜12−3及びアース線1
4からは測定用電源線路16−1.16−2.16−3
及び測定用アース線路18が引き出され、絶縁抵抗計測
制御ユニット20に対し設けられた絶縁抵抗計22側に
引き込まれている。
絶縁抵抗計測制御ユニット20内には、自己診断制御部
20−L絶縁抵抗計測制御部20−2及び放電制御部2
0−3の各々が設けられ、これらの制御部による測定用
線路の切替接続のためリレーA,  B,  C,  
D及びリレーx,y,zが設けられる。
モータ10側から分岐された測定用電源線路16−1〜
16−3の各々には、絶縁抵抗計測制御ユニット20に
設けられた3つのリレーX,  Y,Zのリレー接点x
,  y,  zが挿入接続される。続いて測定用電源
線路16−1〜16−3及び測定用アース線路18の各
々はヒューズ30を介して絶縁抵抗計22側に引き込ま
れる。このうち、測定用アース線路18は絶縁抵抗計測
制御ユニット20に設けたAリレーのリレー接点aを介
して直接、絶縁抵抗計22に接続され、一方、測定用電
源線路16−l〜16−3のそれぞれは、絶縁抵抗計測
制御ユニット20に設けられたリレーB,C,  Dの
各リレー接点b,  c,  dを介して共通接続され
た後、絶縁抵抗計22に接続される。26は切替スイッ
チであり、絶縁抵抗計測制御ユニット20からの制御指
令を受けた切替制御部28により切替制御される。切替
スイッチ26は切替端子a,  b,  c,  dを
有し、切替スイッチ26のコモン側に基準抵抗24を接
続しており、基準抵抗24は測定用アース線路18との
間に固定的に接続されている。この基準抵抗24として
は、例えば100MΩの抵抗が使用される。切替スイッ
チ26の切替端子bは測定用電源線路16−1に接続さ
れ、切替端子Cは測定用電源線路16−2に接続され、
更に切替端子dは測定用電源線路16−3に接続される
次に絶縁抵抗計測制御ユニット20に設けられた各制御
部の制御機能を説明する。
まず、自己診断制御部20−1は、絶縁抵抗試験の指令
を自動点検中継盤200から受けた際に、測定用電源線
路16−1〜16−3及び測定用アース線路18の線路
異常の有無及び絶縁抵抗計22の故障の有無を診断する
。即ち、自己診断制御部20−1は、切替制御部28に
自己診断のための切替制御指令を与え、初期状態で切替
位置aにある切替スイッチ26を順次切替位置b,  
c,  dの順に切り替え、基準抵抗24を切り替える
毎に絶縁抵抗計22に計測動作を指令して基準抵抗24
が正しく計測されるか否か確認する。このような自己診
断において、測定用電源線路16−1〜16−3、測定
用アース線路18が断線していれば、絶縁抵抗計22に
よる計測値は無限大となることで線路断線と判断でき、
また線路短絡時にあっては、抵抗値が略零となることで
線路短絡が判断でき、更に計測値が基準抵抗24の値、
例えば100MΩに対応する計測値が得られない場合に
は絶縁抵抗計22の故障と判断することができる。
実際の計測時にあっては、線路異常や絶縁抵抗計22に
故障がなくても計測時の状況、経年変化等により絶縁抵
抗計22で基準抵抗24が正しい抵抗値が得られない場
合が多い。そこで、モータ10の絶縁抵抗の計測値をよ
り正確にするため、基準抵抗24の接続に計測された絶
縁抵抗計22の計測値から計測値の校正情報を得てモー
タ10の絶縁抵抗測定値に計測値を校正する。例えば、
基準抵抗24を計測した際の抵抗値が、本来の抵抗値1
00MΩに対し実際の計測値が、例えば95MΩであっ
た場合、校正係数1 0 0/9 5を求め、この校正
係数をモータ10の絶縁抵抗の測定時に得られた抵抗値
に掛け合わせることで、絶縁抵抗計22の計測値を校正
するようにしてもよい。
更に、より正確な絶縁抵抗計22の校正を可能とするた
め、抵抗値の異なる2つの基準抵抗を準備して切替スイ
ッチ26のコモン側に選択的に接続できるようにし、第
2図に示すように2つの基準抵抗値RrcllとRre
l2と実際の計測値Rl, R2で定まる2点P, Q
を通る直線を求め、モータ10の絶縁抵抗の計測時に任
意の計測値R1から特性直線を使用して補正値Raを求
める校正を行なうようにしてもよい。
次に絶縁抵抗計測制御ユニット20に設けられた絶縁抵
抗計測制御部20−2は、自己診断制御部20−1で異
常が判断されなかった場合に作動し、まずリレーx,y
,zを作動してリレー接点X*  ’!*  zを閉じ
、測定用電源線路16−1〜16−3をモータ10の電
源線12−1〜12−3に接続する。その時、切替スイ
ッチ26は図示の状態にあり、基準抵抗24は切り離さ
れた状態にある。この状態で絶縁抵抗計測制御部20−
2はAリレーを常時通電状態とすることでそのリレー接
点aを常時閉じ、続いてリレーB,C,Dを作動じてリ
レー接点b.c.dを順次閉じ、リレー接点b,  c
,  dを閉じる毎に絶縁抵抗計22に計測動作を指令
して直流500■を印加し、モータ10のアース線14
に対する電源線12−1〜12−3間の絶縁抵抗を順次
計測する。
更に、絶縁抵抗計測制御ユニット20に設けられた放電
制御部20−3は、絶縁抵抗計測制御部20−2による
絶縁抵抗試験が終了した後に切替制御部28に対する制
御指令により切替スイッチ26を切替接点aからb, 
 c,  dと順次切り替え、この切替状態でリレーA
−Dは全て非作動とすることで、絶縁抵抗計22を切り
離し、一方、リレ−X−Zは作動状態としてリレー接点
x − zを閉じてモータ10側に接続し、即ち切替ス
イッチ26により基準抵抗24をアース線14と電源線
12−1−12−3との間に順次測定用の線路を介して
接続させる。このような基準抵抗24の順次接続により
、絶縁抵抗計測時に加えた直流500■により線間容量
に充電された電荷を基準抵抗24を通じて放電させる。
次に第3図の動作フロー図を参照して第1図の実施例に
よる制御処理を説明する。
自動点検中継盤200より絶縁抵抗計測制御ユニット2
0に対し試験指令が与えられると、第3図の動作フロー
が実行される。
まず、81〜S7の処理により自己診断を行なう。
即ち、S1で測定用電源線路16−i(但し、iはi=
1.  2.  3)と測定用アース線路18を選択す
る。但し、初期状態でi=1であり、測定用電源線路1
6−1とアース線路18が選択される。
次の32で切替スイッチ26により線路16−1に基準
抵抗24を接続する。続いてS3でリレーA及びBを作
動してリレー接点a,  bを閉じ、絶縁抵抗計22に
より測定用電源線路16−1と測定用アース線路18を
介して基準抵抗24の接続状態で絶縁抵抗を測定する。
この時の測定値が84に示すように基準抵抗の抵抗値R
O付近にあれば、S5に進んで正常と判断し、無限大で
あったり、ほぼ0であったり、大幅に外れていた場合に
は、S6に進んで異常と判断し、自動点検中継盤側に報
知し、絶縁抵抗の計測は中止される。
続いて、S3で全線路が終了したか否かチェックし、終
了していなければS8でi=i+1として次の線路16
−2を選択し、以下同様にして線路16−3まで同じ処
理を繰り返す。
S7で全線路が終了すると89〜Sllの絶縁抵抗計測
処理に入る。S9にあっては、i=1に初期化した状態
でiで指定される測定用電源線路16−1と測定用アー
ス線路18を絶縁抵抗計22にリレーA,  Bの通電
で接続し、同時にリレーX−zを通電して測定用の線路
にモータ10側の線路を全て接続しておく。
続いてS10で絶縁抵抗計22を作動してモータ10の
電源線12−1とアース線14間の絶縁抵抗を測定する
。この絶縁抵抗の測定による測定値が予め定めた所定値
、例えばIMΩより低ければ、絶縁抵抗の低下による異
常と判断して自動点検中継盤200側に報知する。
続いてSllで全線路の試験が終了したか否かチェック
し、この時、i=1であることから812に進んでi=
i+lとしてS9で次の測定用電源線路16−2と測定
用アース線路18を選択し、S10で同様にしてモータ
10の電源線12−2とアース線14間の絶縁抵抗試験
を行なう。
Sllで全ての線路の絶縁抵抗試験の終了が判別される
と、S13に進んで試験線路の放電処理を行なう。
S13の放電処理にあっては、絶縁抵抗計22を切り離
した状態でリレーX−zの作動により、リレー接点x 
− zを閉じて測定用電源線路16−1〜16−3及び
測定用アース線路18をモータ10側の線路に接続し、
この状態で切替制御部28により切替スイッチ26をa
から順次b,  c,dと切り替え、測定用の線路を介
してモータ10のアース線14と電源線12−1〜12
−3間に順次基準抵抗24を接続し、絶縁抵抗試験で加
えた直流電圧により充電されている線間浮遊容量の電荷
を基準抵抗24を通して放電させるようになる。
勿論、S10のモータの絶縁抵抗測定で得られた測定値
は、自己診断処理の83で測定された基準抵抗の抵抗値
を使用して、校正された値として絶縁抵抗が下がってい
るか否かの判断に使用することで、より正確な絶縁抵抗
の判断処理が可能となる。また、絶縁抵抗計22による
計測値の校正は単一の基準抵抗24を用いた校正値であ
ってもよいし、第2図に示したように2つの基準抵抗値
から求まる特性直線に従った校正値であってもよい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、モータ装置の
絶縁抵抗の計測に先立ち、まず基準抵抗を使用して測定
線路及び絶縁抵抗計の自己診断処理が実行され、測定用
線路の断線や短絡、絶縁抵抗計の故障が無いことを確認
して初めて本来の絶縁抵抗試験に入ることとなり、絶縁
抵抗試験の信頼性を大幅に向上できる。
また、絶縁抵抗の計測を終了すると、基準抵抗をモータ
装置の電源線とアース線間に接続し、絶縁抵抗試験の際
に充電された線間浮遊容量の充電電荷を放電させること
で、感電事故を未然に防止して高い安全性が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した実施例構成図;第2
図は本発明における絶縁抵抗の計測値を構成する特性図
; 第3図は本発明の制御処理を示した動作フロー図;第4
図は本発明が適用される自動点検システムのシステム構
成図; 第5図は本発明が適用される消火装置の構或図である。 ■O:モータ 12−1〜12−3:電源線 14:アース線 ↓6−1〜t6−3+測定用電源線路 18:測定用アース線路 20:絶縁抵抗計測制御ユニット 20−1:自己診断制御部 20−2 :絶縁抵抗計測制御部 20−3 :放電制W部 22:絶縁抵抗計 24:基準抵抗 26:切替スイッチ 28:切替制御部 30:ヒューズ 32:消火ポンプ 100・自動点検管理盤 200:自動点検中継盤 400:消火ポンプ制御盤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、配管に水や消火薬剤を加圧供給する消火ポンプを駆
    動するモータ装置と; 該モータ装置の電源線とアース線の各々から引き出され
    た複数の測定用線路と; 該測定用線路を介して前記モータ装置の電源線とアース
    線間の絶縁抵抗を測定する絶縁抵抗計と;を備えた自動
    点検機能を有する消火装置に於いて、基準抵抗を前記ア
    ース線路側の測定用線路と前記電源線側の測定用線路間
    に切替え接続する基準抵抗接続手段と; 前記測定用線路を前記モータ装置の電源線及びアース線
    から切離す切離し手段と; 該切離し手段による前記測定用線路と前記モータ装置の
    電源線との切離し状態で、前記基準抵抗接続手段により
    前記アース線側の測定線路と前記電源線側の測定線路間
    に前記基準抵抗を切替接続させた状態で、前記絶縁抵抗
    計により計測を行い、前記基準抵抗に基づく抵抗値が得
    られない際に計測系の異常を報知する自己診断手段と; 該自己診断手段にて異常が判断されない場合に、前記基
    準抵抗接続手段により基準抵抗を測定用線路から切離す
    と共に、前記モータ装置の電源線とアース線間を前記測
    定用線路を介して前記絶縁抵抗計に接続させて絶縁抵抗
    を計測し、該計測値が予め定めた抵抗値を下回った際に
    絶縁抵抗の異常を報知する絶縁抵抗計測制御手段と; を備えたことを特徴とする自動点検機能を有する消火装
    置。 2、請求項1記載の自動点検機能を有する消火装置にお
    いて、 更に、絶縁抵抗の計測が終了した後に、前記基準抵抗接
    続手段により前記測定用線路を介して前記モータ装置の
    電源線とアース線間に前記基準抵抗を接続させて、絶縁
    抵抗の計測時に線間浮遊容量に充電された電荷を放電さ
    せる放電制御手段を設けたことを特徴とする自動点検機
    能を有する消火装置。
JP23649889A 1989-09-12 1989-09-12 自動点検機能を有する消火装置 Expired - Lifetime JPH0698203B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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