JPH0397159A - マガジン収納ディスクプレーヤ - Google Patents

マガジン収納ディスクプレーヤ

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Publication number
JPH0397159A
JPH0397159A JP1234945A JP23494589A JPH0397159A JP H0397159 A JPH0397159 A JP H0397159A JP 1234945 A JP1234945 A JP 1234945A JP 23494589 A JP23494589 A JP 23494589A JP H0397159 A JPH0397159 A JP H0397159A
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JP
Japan
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magazine
tray
disk
playing
link
Prior art date
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Pending
Application number
JP1234945A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Ueno
均 上野
Keiichi Takagi
敬一 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はディスクプレーヤに関し、特に複数枚のディス
クを収納でき且つその収納されたディスクの任意のもの
を順次選択して連続した演奏が可能なマガジン収納ディ
スクプレーヤに関する。
背景技術 マガジン収納ディスクプレーヤは例えば特開昭61−2
61853号公報により公知であり、夕−ンテープル及
びビックアップ等を含む演奏手段と、夫々主面上にディ
スクを担持し得る複数枚の板状トレイを突出収納自在に
I\ウジング内に配列収納してなるディスク収納部とし
てのマガジンが着脱自在に装着されるマガジン装着部と
を有している。
かかるマガジン収納ディスクプレーヤにおいては選択し
たディスクをマガジン内からターンテーブル上に搬送す
る場合、ターンテーブルのディスク担持面に平行な方向
及び該方向に対して垂直な方向の2方向にディスクを移
動することが行なわれ、具体的には、マガジン内におい
て各トレイをターンテーブルのディスク担持面に対して
垂直な方向において配列し、゛ターンテーブル等を含む
演奏手段を所定の支持部材に搭載せしめて該支持部材を
このトレイ配列方向において往復動させ、これを以てタ
ーンテーブルのディスク担持面に対して垂直な方向にお
けるディスクの移動に代えている。また、ターンテーブ
ルのディスク担持面に平行な方向におけるディスクの移
動については、所望のトレイを担持しているトレイをマ
ガジンから単に突出せしめるだけでこれが完了する。
上記の如き、演奏手段をこれを支持した支持部材と共に
マガジンに対してトレイ配列方向において移動せしめる
手段は、従来、種々提案されている。その1つに、特開
昭61−261853号公報に開示されている如き、上
記支持部材と摺接する階段状のカム部が形成された平板
状のカム体を往復動せしめる構成のものがある。かかる
構或においては、カム部が階段状であるが故に、演奏手
段を支持した支持部材が間欠的に急激な動作を行ない、
比較的大きな動作音が発生するという問題があった。ま
た、平板状の大きなカム体が往復するための大きな空間
を必要とし、プレーヤ全体としての小型化を図る上で解
決さるべき問題となっていた。
一方、トレイ配列方向に伸長すべく送りネジを設け、演
奏手段を搭載した支持部材をこの送りネジに螺合せしめ
、該送りネジを回転駆動することにより演奏手段をトレ
イ配列方向に移動せしめる構成もよく用いられている。
しかしながら、かかる送りネジによる駆動は動作が遅く
ディスク搬送動作の高速化が図り難い上、送りネジの摩
擦が大きく高負荷となる故に出力の大きな駆動源を必要
、とするという不都合があった。
上記したカム体及び送りネジ使用による問題点を回避す
るものとして、例えば特願昭63−193371号公報
及び特願平1−184658号公報に開示されているよ
うに、演奏手段の移動に交叉型リンクにより演奏手段を
支持してこの交叉型リンクの作動によって演奏手段をト
レイ配列方向に移動せしめる構成のものがある。ところ
が、交叉型リンク方式の場合、演奏手段の停止位置を高
精度に定めることが必ずしも容易ではなく、演奏手段が
正規の停止位置からずれて停止することにより、マガジ
ン外に突出せんとするトレイが演奏手段の構成部材など
と干渉してマガジンと演奏手段との間でディスクを円滑
に移動させることが出来ない事態が起こり得ることが懸
念されていた。
発明の概要 [発明の目的] 本発明の目的とするところは、上記した如き交叉型リン
クの作動により演奏手段をトレイ配列方向において移動
せしめる構成のマガジン収納ディスクプレーヤであって
、マガジンと演奏手段との間におけるディスクの搬送が
常に円滑に行なわれるマガジン収納ディスクプレーヤを
提供することである。
[発明の構成] 本発明によるマガジン収納ディスクプレーヤにおいては
、各々主面上にディスクを担持し得る複数の板状トレイ
を突出収納自在にハウジングに収容してなるマガジンが
着脱自在に装着されるマガジン装着部と、前記トレイが
並ぶ方向において移動自在にして前記マガジンからディ
スクを受け人′れてこれを演奏する演奏手段と、前記廣
奏手段の位置決めをなす位置決め手段と、前記演奏手段
の位置決めの後に前記マガジン内のディスクを前記演奏
手段に供給し演奏終了後に該ディスクを前記マガジン内
に収納するディスク移動手段とを含み、前記位置決め手
段は前記演奏手段を支持部材を介して移動自在に支える
交叉型リンクと、前記交叉型リンクにモーメントを付与
するリンク駆動手段とから成るマガジン収納ディスクプ
レーヤであって、前記リンク駆動手段はモータを含み且
つ前記交叉型リンクの各リンクの少なくとも一方に前記
モータの回転に応じて回転する回転部材を介してモーメ
ントを加え、前記回転部材に選択的に作動するラチェッ
ト機構を設けたことを特徴としている。
[発明の作用コ かかる構成においては、ラチェット機構の爪車と爪との
係合により回転部材を所定角度位置に係止し、以て、交
叉型リンクの作動によりトレイ配列方向に移動せしめら
れる演奏手段がマガジン内のトレイ各々に対応する位置
に高精度に位置決めされるのである。
実施例 以下、本発明の実施例としてのマガジン収納ディスクプ
レーヤを添付図面を参照しつつ説明する。
第1図において、参照符号は当該マガジン収納ディスク
プレーヤの全体を示している。
第1図に示すように、プレーヤハウジング2のフロント
パネル3には該プレーヤハウジング内のマガジン装着部
にディスク収納部としてのマガジン5を装着するための
3つの長方形の開口部3aが上下方向において並べて設
けられており、各マガジン装着部にマガジン5が挿入装
着されている。
各開口部3aは左右方向に伸長している。但し、ここで
言う左右方向とは矢印Yにて示す前方に向らてのもので
あり、矢印X方向が左方である。また、矢印Zは上方を
示している。
第2図《田ないし(C)に示すように、マガジン5は全
体として偏平な直方体状のハウジングとしてのマガジン
本体8と、各々主面上にディスク10を担持し得る3枚
ずつ2種類、合計6枚の矩形板状トレイAll及びトレ
イB12とを有している。
トレイAll及びトレイB12、従って各デイスク10
は、後述するターンテーブルのディスク担持面に対して
直角な方向、この場合、上下方向(矢印Z方向及びその
反対方向)において所定のピッチにて順に配列収納され
ている。トレイA11及びトレイB12は、マガジン本
体8の右後端部に該各トレイの配列方向(上下方向)に
伸長し.て設けられた回転支持軸8aを中心として回転
自在に設けられており、マガジン本体8に対して各主面
に沿って突出収納自在となっている。
マガジン本体8には上下方向(矢印Z方向及びその反対
方向)において並ぶ7枚の仕切壁8bが設けられており
、トレイAll及びトレイB12は該各仕切壁間に配置
されている。
第2図山》に示すように、マガジン本体8の左前端部に
は押圧レバー14が略前後方向(矢印Y方向及びその反
対方向)に伸長して設けられており、且つ、その一端部
、この場合前端部にお゜いてビン14aを介してマガジ
ン本体8に揺動自在に取り付けられている。但し、ピン
14aは上下方向(矢印2方向及びその反対方向)にお
いて伸長している。押圧レバー14の他端部、すなわち
後端部は各トレイ11及び12の自由端部に円滑に係合
し得る。押圧レバー14にはバネ部材14bが係合して
いる。このバネ部材14bは押圧レバー14を第2図(
b+における反時計方向に付勢し、以て、該押圧レバー
にトレイ押圧力を付与するものである。
なお、マガジン5については例えば特開昭61−261
853号公報などに詳しく示されている故、ここでは更
には詳述しない。
第1図,第3図ないし第5図に示す如く、プレーヤハウ
ジング2内には直方体状のシャーシ16力こ設けられて
いる。シャーシ16は矩形板状の底面部16aと、該底
面部16aに結合して上方に伸びる両側の矩形板状の支
柱部16b及び16cと、該両支柱部間に架設されるが
如く結合されて底面部16aと対向する矩形板状のフレ
ーム部16dすなわち上面部とから成る。
第3図ないし第5図に示されるように、シャーシ16の
両支柱部16b及び16c間には、底面部16a及びフ
レーム部16dと対向するが如く略矩形状の支持部材1
8が配置されている。この支持部材18には、ターンテ
ーブル及びピックアップ等を含みマガジン5からディス
ク10を受け入れてこれを演奏する演奏手段と、マガジ
ン5内のディスクを該演奏手段に供給し演奏終了後に該
ディスクをマガジン5内に収納するディスク移動手段と
、ターンテーブルに装着されたディスクをクランブする
ディスククランプ機構とが搭載されている。なお、該演
奏手段及びディスク移動手段については例えば特開昭6
1−261853号公報などに詳述されている故、後述
の部分を除きここでは詳述しない。
シャーシ16内にはこの支持部材18を左右から挾むよ
うに一対の交叉型リンク21及び22が設けられている
。支持部材18はこれら交叉型リンク2l及び22によ
って、上下方向すなわち各々マガジン5におけるトレイ
All及びトレイB12が並ぶ方向において移動自在に
支持されている。
第3図に示す如く、支持部材18の右側部を支える交叉
型リンク22は、ピン24により互いに枢着された固定
枢支側リンク25及び可動枢支側リンク26により構成
されている。固定枢支側リンク25はその一端部、この
場合、下端部にてシャーシ16の支柱部16cの下部に
よりピン25aを介して枢支され、他端部すなわち上端
部が支持部材18の右側部前端部に前後方向において伸
長して形或された長孔18aにピン25bを介して摺動
自在に係合している。また、可動枢支側リンク26につ
いては、その一端部すなわち下端部にてシャーシ16の
支柱部16cの下部に前後方向に伸長して形威された長
孔16eにピン26aを介して摺動自在に係合しており
、且つ、他端部すなわち上端部がビン26bにより支持
部材18の右側部後端部に枢着せしめられている。
一方、第5図に示すように、支持部材18の左側部を支
持する交叉型リンク21は、ピン28により互いに枢着
された固定枢支側リンク29及び可動枢支側リンク30
から成る。固定枢支側リンク29はその一端部すなわち
上端部にてシャーシl6の支柱部16bの下部によりピ
ン29aを介して枢支され、他端部すなわち上端部が支
持部材18の左側部前端部に前後方向において伸長して
形成された長孔18bにピン29bを介して摺動自在に
係合している。また、可動枢支側リンク30は、その一
端部すなわち下端部にてシャーシ16の支柱部16bの
下部に前後方向に伸長して形成された長孔16fにビン
30aを介して摺動自在に係合しており、且つ、他端部
すなわち上端部がビン30bにより支持部材18の左側
部前端部に枢着されている。
第3図に示すように、支持部材18の右側部を支える交
叉型リンク22の固定枢支側リンク25の交叉点より揺
動端部側には、該固定枢支側リンクの枢動中心であるビ
ン25aをその曲率の中心とする弧状のセクタギア25
cが一体に形威されている。このセクタギア25cには
、大小2つの歯車を同心的に且つ一体に形成してなるダ
ブルギア32の小歯車部が噛合している。ダブルギア3
2の大歯車部には他のダブルギア33の小歯車部が噛合
しており、このダブルギア33の大歯車部は大径の歯付
ベルト車34に同心的に且つ一体に形或されたギア34
aと噛合している。上記したダブルギア32の上方にモ
ータ35が配置されており、このモータ35の出力軸に
嵌着された小径の歯付ベルト車35aと上述の大径の歯
付ベルト車34とに歯付ベルト36が掛け回されている
なお、これらダブルギア32及び33、歯付ベルト車3
4及び36並びにモータ35はシャーシ16のフレーム
部16dに取り付けられたサブシャーシ(図示せず)に
より支持されている。
上記したダプルギア32及び33と、歯付ベルト車34
及び36と、歯付ベルト36と、ギア34aと、モータ
35とによって、各交叉型リンク21及び22にモーメ
ントを付与するリンク駆動手段が措′成されている。即
ち、モータ35が正逆両方向に回転することによりダブ
ルギア32が回転し、これによって交叉型リンク22の
固定収支側リンク25が揺動せしめられて両交叉型リン
ク21及び22が作動し、支持部材18が各マガジン5
におけるトレイ配列方向において往復動ずるのである。
このように、固定枢支側リンク25の揺動端部にモーメ
ントを加える構成の故、モータ35の出力が小さくとも
交叉型リンクに大きなモーメントを加えることが出来、
故にモータ35を小型のものとすることが出来る。
なお、上記した各交叉型リンク21及び22と、リンク
駆動手段とによって、前述した演奏手段をこれを搭載し
た支持部材18と共にトレイ配列方向において位置決め
する位置決め手段が構威されている。
第3図及び第6図に示す如く、モータ35からの駆動力
を交叉型リンクに伝達する動力伝達機構の構成部材であ
る歯付ベルト車34には同心的且つ一体に爪車38が設
けられている。この爪車38に噛合し得る爪39aを一
端部に有するセレクトレバー39が設けられており、且
つ、シャーシ16のフレーム部16dにピン39bを介
してその略中央部にて枢動自在に取り付けられている。
セレクトレバー39の他端部はソレノイドブランジャ4
0の出力軸40aに結合されており、ソレノイドブラン
ジャ40が作動してその出力軸40aが引かれることに
よりセレクトレバー39の爪39aは爪車38から離脱
する。また、セレクトレバー39の自由端部にはセレク
トレバー39の爪39aが爪車38と噛合するようにセ
レクトレバー39を付勢するコイルスプリング41が連
結されている。
上記した爪車38と、爪39aを含むセレクトレバー3
つとにより、ラチェット機構が構成されている。ソレノ
イドプランジャ40及びコイルスプリング41はこのラ
チェット機構を選択的に作動せしめるためのものである
。かかる構成においては、該ラチェット機構の爪車38
と爪39aとの係合により回転部材すなわち歯車ベルト
車34が所定角度位置に係止せしめられ、前述した交叉
型リンク21及び22の作動によりトレイ配列方向に移
動せしめられる演奏手段がマガジン5内のトレイ各々に
対応する位置に高精度に位置決めされるのである。
第3図ないし第5図に示す如く、シャーシ16の左右の
支柱部16b及び16cの後端部には、演奏手段を搭載
した支持部材18の移動方向に沿って一対の同期用ラッ
ク部43a及び43bが互いに平行に形成されている。
そして、これら各ラック部43a及び43bには、支持
部材18の後端部に互いに同軸に設けられた一文・1の
ピニオン44a及び44bが噛合している。かかる同期
手段を設けたことによって、左右の交叉型リンク21及
び22が極めて正確に同期して作動し、演奏手段のトレ
イ配列方向における移動及びマガジン5内のトレイ各々
に対する位置決めが高粘度になされる。
第3図及び第4図、並びに第7図及び第8図に示すよう
に、マガジン装着部の後方には、各マガジン5内のトレ
イ各々に対応すべく演奏手段の移動に沿って6つずつ整
列した合計18のスリット46aを有するアドレスプレ
ート46が配置されており、且つ、シャーシ16に固定
されている。
また、演奏手段を支持した支持部材18には、該アドレ
スプレート46のスリット46aに対応して該スリット
を検知するためのフォトセンサ47が取り付けられてい
る。このフォトセンサ47により得られるスリット検知
信号は該スリット検知信号をカウントするカウンタ(図
示せず)に送られる。また、当該複数ディスク収納プレ
ーヤの動作制御をなす制御部(図示せず)がプレーヤハ
ウジング2内の所定位置に配置されており、該制御部は
上記カウンタのカウント値により支持部材18の停止位
置を知る。
第2図山〉,第3図ないし第5図並びに第9図に示す如
く、演奏手段を搭載した支持部材18の右前端部には、
マガジン5内の各トレイの1つずつに係合して該トレイ
をマガジン5から押し出し且つマガジン5内に収納する
ためのトレイ押出部材50が設けられている。トレイ押
出部材50は全体として略L字状に形成されており、支
持部材18に形成された弧状案内満18c及び18dに
該トレイ押出部材50に突設されたピン50a及び50
bが摺動自在に係合することによって案内される。すな
わち、トレイ押出部材50は弧状案内部材18c及び1
8dの曲率の中心を回転軸として回転(矢印R方向)し
、その端部50c及び50dにてトレイA11若しくは
トレイB12を押してマガジン本体8に対して突出及び
収納せしめるのである。
第9図に示すように;支持部材18上であって、トレイ
押出部材50の近傍にはレバ一部材51が左右方向にお
いて往復動自在(矢印T方向)に設けられており、且つ
、その右端部にてトレイ押出部材50に係合している。
また、図示してはいないが、このレバ一部材51に駆動
力を付与する駆動力付与手段が設けられている。該駆動
力付与手段により駆動力を付与されたレバ一部材51が
往復動することにより、トレイ押出部材50が枢動せし
められるのである。
上記したレバ一部材51と、レバ一部材51に駆動力を
付与する駆動力付与手段とにより、トレイ押出部材50
を支持部材18に対して枢動せしめるトレイ押出部材駆
動手段が構成されている。
また、該トレイ押出部材駆動手段とトレイ押出部材50
とによって、前述した演奏手段の位置決めの後にマガジ
ン5内のディスクを演奏手段に供給し演奏終了後に該デ
ィスクをマガジン5内に収納するディスク移動手段が構
成されている。なお、前述したように、該ディスク移動
手段については例えば特開昭61−261853号公報
などに詳しく示されている故、ここでは詳述しない。
なお、第4図に示すように、マガジン5に対してトレイ
を出し入れするトレイ押出部材50は、演奏手段をトレ
イ配列方向において移動せしめるための交叉型リンク2
1及び22の内側に配置されている。従って、交叉型リ
ンク21及び22がマガジン5及び他の機構と干渉する
ことがなく、演奏手段のトレイ配列方向における移動、
並びにトレイ押出部材50の駆動は常に円滑に行なわれ
得る。
次に、上記した構成のマガジン収納ディスクプレーヤの
動作を簡単に説明する。
まず、プレーヤハウジング2のフロントパネル3上の操
作部(図示せず)が操作されることにより演奏されるべ
きディスクが指定されると、モータ35に駆動電圧が供
給され、左右の交叉型リンク21及び22が作動を開始
する。よって、支持部材18すなわち演奏手段が上方あ
るいは下方に゛移動し、演奏されるべきディスクに対応
する位置に位置決めされる。これにより、支持部材18
上に設けられたトレイ押出部材5oが、膚奏されるべき
ディスクを担持したトレイとの係合位置に位置決めされ
る。この支持部材18の移動の間、第3図及び第6図に
示すソレノイドプランジャ4oはオン状態に保たれ、ラ
チェット機構の爪39aは爪車38から離脱している。
よって、支持部材18の移動中はラチェット機構の動作
音は発生しない。支持部材18の位置決めが完了すると
モータ35は停止せられ、同時にソレノイドブランジャ
40はオフせしめられる。故に、ラチェット機構の爪車
38及び爪39aはコイルスプリング41の付勢力を以
て互いに噛合せられ、支持部材18に搭載された演奏手
段が演奏されるべきディスクを担持したトレイに対応す
る位置に高精度に位置決めされる。
この後、前述のトレイ押出部材駆動手段が作動せしめら
れてトレイ押出部材50が第2図曲及び第9図において
実線で示す位置から第9図において二点鎖線で示す位置
に枢動せしめられる。従って、第2図(b》に示すよう
に、演奏さるべきディスクを担持したトレイ(例えばト
レイB12)が約90″回転せられてマガジン本体8外
に突出せしめられ、該トレイ上のディスクは演奏手段に
対して装着され、且つ、ターンテーブルにクランプされ
る。
かくして演奏可能となり、ターンテーブルが回転し、ピ
ックアップが作動して演奏か開始される。
演奏が終了するとディスクはマガジン5内に収納される
のであるが、ディスク収納動作は上述したディスクロー
ディング動作とは全く逆の過程を辿ってなされるので詳
述はしない。以下、指定された曲数に応じて上記の一連
の動作が繰り返される。
発明の効果 以上詳述した如く、本発明によるマガジン収納ディスク
プレーヤにおいては、演奏手段を搭載した支持部材をト
レイ配列方向において移動自在に支える交叉型リンクに
モーメントを付与するリンク駆動手段がモータの回転に
応じて回転する回転部材を介して交叉型リンクにモーメ
ントを加え、該回転部材に選択的に作動するラチェット
機構を設けることとし、ラチェット機構の爪車と爪との
保合により回転部材を所定角度位置に係止し、以て、交
叉型リンクの作動によりトレイ配列方向に移動せしめら
れる演奏手段をマガジン内のトレイ各々に対応する位置
に高精度に位置決めしているのである。
よって、マガジンから突出するトレイが演奏手段の構成
部材などと干渉する事態は起こり得ず、マガジンと演奏
手段との間におけるディスクの搬送が常に円滑に行なわ
れるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例としてのマガシン収納ディスク
プレーヤの斜視図、第2図(のないし(C)は第1図に
示したマガジン収納ディスクプレーヤに装着されるマガ
ジンの各々縦断面図、平面図及び側面図、第3図ないし
第5図は第1図に示したマガジン収納ディスクプレーヤ
の内部機構の各々右側面図、背面図及び左側面図、第6
図は第3図に関するVl−Vl矢視図、第7図は第3図
に関する■−■矢視図、第8図は第7図に関する■−■
矢視図、第9図は第3図に関するIX−IX矢視図であ
る。 主要部分の符号の説明 2・・・・・・プレーヤハウジング 3・・・・・・フロントパネル 5・・・・・・マガジン   10・・・・・・ディス
ク11.12・・・・・・トレイ 16・・・・・・シャーシ 18・・・・・・支持部材 21.22・・・・・・交叉型リンク 25.29・・・・・・固定枢支側リンク26.30・
・・・・・可動枢支側リンク38・・・・・・爪車 35・・・・・・モータ 39a・・・・・・爪 40・・・・・・ソレノイドプランジャ46・・・・・
・アドレスプレート 47・・・・・・フオトセンサ 50・・・・・・トレイ押出部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々主面上にディスクを担持し得る複数の板状ト
    レイを突出収納自在にハウジングに配列収容してなるマ
    ガジンが着脱自在に装着されるマガジン装着部と、前記
    トレイが並ぶ方向において移動自在にして前記マガジン
    からディスクを受け入れてこれを演奏する演奏手段と、
    前記演奏手段の位置決めをなす位置決め手段と、前記演
    奏手段の位置決めの後に前記マガジン内のディスクを前
    記演奏手段に供給し演奏終了後に該ディスクを前記マガ
    ジン内に収納するディスク移動手段とを含み、前記位置
    決め手段は前記演奏手段を支持部材を介して移動自在に
    支える交叉型リンクと、前記交叉型リンクにモーメント
    を付与するリンク駆動手段とから成るマガジン収納ディ
    スクプレーヤであって、前記リンク駆動手段はモータを
    含み且つ前記交叉型リンクの各リンクの少なくとも一方
    に前記モータの回転に応じて回転する回転部材を介して
    モーメントを加え、前記回転部材に選択的に作動するラ
    チェット機構を設けたことを特徴とするマガジン収納デ
    ィスクプレーヤ。
  2. (2)前記ディスク移動手段は前記支持部材上に移動自
    在に設けられて前記トレイの1つずつに係合して前記ト
    レイを前記マガジンから押し出し且つ前記マガジンに収
    納するトレイ押出部材と、前記トレイ押出部材を前記支
    持部材に対して移動せしめるトレイ押出部材駆動手段と
    から成ることを特徴とする請求項1又は2記載のマガジ
    ン収納ディスクプレーヤ。
JP1234945A 1989-09-11 1989-09-11 マガジン収納ディスクプレーヤ Pending JPH0397159A (ja)

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JP1234945A JPH0397159A (ja) 1989-09-11 1989-09-11 マガジン収納ディスクプレーヤ

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JP1234945A JPH0397159A (ja) 1989-09-11 1989-09-11 マガジン収納ディスクプレーヤ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4326058A1 (de) * 1992-08-03 1994-02-10 Pioneer Electronic Corp Vorrichtung zum Sichern eines beweglichen Teils eines CD-Abspielgeräts

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4326058A1 (de) * 1992-08-03 1994-02-10 Pioneer Electronic Corp Vorrichtung zum Sichern eines beweglichen Teils eines CD-Abspielgeräts

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