JPH0396828A - 圧力検出器の製造方法 - Google Patents

圧力検出器の製造方法

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JPH0396828A
JPH0396828A JP23442989A JP23442989A JPH0396828A JP H0396828 A JPH0396828 A JP H0396828A JP 23442989 A JP23442989 A JP 23442989A JP 23442989 A JP23442989 A JP 23442989A JP H0396828 A JPH0396828 A JP H0396828A
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vibrating body
electrode
pressure sensor
pressure
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Yotaro Hatamura
洋太郎 畑村
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Measurement Of Force In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、面に作用する圧力を検出する圧力検出器の製
造方法に関する。
[従来の技術コ 物体に作用する圧力を検出することは、その物体の属す
る機構の制御のみならず、圧力が作用したときその物体
に生じる現象の解明等にも必要である。このような現象
解明の一例として、コンピュータ用プリント基板の製造
過程中、加圧時に生じる現象について説明する。
第8図はコンピュータ用プリント基板の分解側面図であ
る。図で、工はPCB等の合成樹脂板、2は合成樹脂板
1の表裏面上にエッチング技術等で所要のパターンをも
って形成された銅箔、3はプリプレグと称される薄いシ
ートである。シ一ト3はガラス繊維中に樹脂を含浸させ
て構戊され、合或樹脂板1どうしを接着するのに用いら
れる。
1’ ,2’はそれぞれ別の合或樹脂板およびその表裏
に形成された銅箔である。コンピュータ用プリント基板
は、上記のように銅箔のパターンが形成されている合戒
樹脂板を多数枚、それらの表裏両側にシ一ト3を介在さ
せ積層状態で加熱、加圧することにより構成される。
第9図はコンピュータ用プリント基板を加圧する加圧機
構の概略を示す断面図である。この図で、3 5は上厚板、6は上厚板5に対向して配置された下厚板
である。上厚板5と下厚板6の対向する面は平面に仕上
げられている。第8図に示すような積層体を上厚板5と
下厚板6との間に挿入し、加熱を行ないながら上厚板5
を図示しない油圧シリンダ等で降下させて圧力を加える
と、各シ一ト3は溶融し、各合成樹脂板相互が融着され
て多層のプリント基板が構或される。
ところで、このようなプリン1・基板の製造においては
次のような現象が生じる。即ち、第1の現象は、上厚板
5と下厚板6の対向する面はそれぞれ平面であるにもか
かわらず、加圧力を除去するとプリント基板の厚さは全
面均一とはならず部分的に差を生じること。第2の現象
は各合成樹脂板相互にずれが生じること。第3の現象は
、加圧中に泡が生じることである。これらの各現象は、
加圧時のプリント基板面の各部分に加わる圧力の差に原
因があると考えられ、上記各現象を解明するために、プ
リント基板面上の各部に加わる圧力を加温(1 3 0
”〜170℃)下でも検出すること−4= ができる圧力検出器が求められていた。
この要望に応えるため、第9図に示すような圧力検出器
が用いられていた。即ち、8は下厚板6に形成された穴
、9は六8を形成することにより作られる薄い部、10
は穴8と連通する通路、11は圧力計である。穴8およ
び通路9には液体が充満されている。第9図ではこのよ
うな圧力検出器は1個のみ示されているが、下厚板6の
面に対して多数個マトリクス状に配置されて各部分の圧
力が独立して検出できるようになっている(例えば18
0mm平方に9行9列に81個配置される)。
圧力が加わると薄板部9がたわみ、このたわみがこれに
応じた圧力となって流体により伝達され圧力計11に現
われる。
第10図(a),(b)は他の圧力計を示す。第10図
(a)で8,9は第9図に示すものと同じ穴および薄板
部、12は薄板部9の裏面に貼着されたひずみゲージ、
13はひずみゲージ12に接続されたリード線を示す。
薄板部9に作用する圧力によるたわみは、ひずみゲージ
12の電気抵抗を変化させ,この電気抵抗の変化により
圧力が検出される。
第10図(b)で、15は下厚板6の表面から延びた小
径の穴、16は穴15に挿通された棒状体、l7は棒状
体16に連結された変換部である。棒状体16の上端面
に圧力が加わるとこれに応じて棒状体16が下方に押圧
され、この押圧力が変換部17により電気信号等に変換
され出力される。
これら圧力検出器により下厚板6の表面の各部に作用す
る圧力を検出することができるが、第9図、第10図(
a)に示す薄板部9を有する圧力検出器においては、圧
力による相当程度の変形を得るためには薄板部9は薄く
形威しなければならず、このような薄い肉厚はその部分
に破壊を生しるおそれが大きく、かつ、肉厚が小さ過ぎ
ると真の圧力を検出できないという問題点がある。又、
第10図(b)に示す圧力検出器は、破壊のおそれはな
いが、棒状体16に圧力が作用したとき、それによる棒
状体16の変位に伴なってその外周面と穴15の内壁面
との間に摺動を生じ、真の圧力を検出できないばかりで
なく、溶融流体が摺動面間に流入するという問題点があ
る。これらの問題点を解消するため、平行平板構造を用
いた圧力検出器が提案されている。これを図により説明
する。
第11図は平行平板構造を用いた圧力検出器の側面図で
ある。図で、20は棒状体、21a,2lb,21c,
21dは棒状体20と下厚板6との間に連結されたたわ
み部である。各たわみ部21a〜21dは薄い平板で形
威され,たわみ部21a,21cは互いに同一方向に平
行に配置され、かつ、たわみ部2lb,21dも互いに
たわみ部21a,21eと同一方向に平行に配置されて
いる。たわみ部21a〜21dより成る平行平板構造は
,図で上下方向の力には弾性を有するが、他の方向の力
に対しては高い剛性を有する。22.23はたわみ部2
18〜21dを形戊するためにあけられた穴である。2
4は弾性を有するパッキングを示す。なお、l7は第1
0図(b)に示すものと同じ変換部である。下厚板6に
はこのような圧力検出器がマトリクス状に多数配置され
ている。
一7ー 棒状体20の上端面に圧力が作用すると、棒状体20は
下方へ押圧されるが、このとき、たわみ部21a〜21
dは棒状体20の押圧力により変形し、棒状体20の下
方への変位を可能にする。
たわみ部21a〜21dは棒状体20に対して,下厚板
6の表面に垂直な方向(図で上下方向)の変位のみを許
し,他の方向の変位を抑える特性を有する。したがって
、棒状体20は第10図(b)に示すように穴15に案
内されなくても垂直方向に変位する。変換部17からは
棒状体20の変位に応じた信号が出力される。棒状体2
0の上端面に作用している圧力が除去されると、棒状体
20はたわみ部21a〜21dにより原位置に復帰せし
められる。
[発明が解決しようとする課J%] 第11図に示す圧力検出器は、第9図および第10図(
.)に示すような直接力が作用する薄肉部を備えておら
ず、又、棒状体20との摺動部分もないので、破壊のお
それなく真の圧力を測定することができる。さらに、パ
ッキング24は棒状体8 20に密着し,その変位とともに変形するので、溶融流
体の侵入を完全に防止することができる。
しかしながら、薄肉部21a〜21dを形戒するために
は、下厚板6の表面と平行な方向に穴22,23をあけ
る必要があり、このような穴22. 23の加工は極め
て困難であり、多くの手間と時間を要するという問題が
あった。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
平行平板構造を極めて容易に構成することができる圧力
検出器の製造方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達戒するため、本発明は、1つの部材に対
して、所定間隔を置き、かつ、所定の厚みを残して、第
1の向きで互いに平行に前記部材の材料を除去して余部
を含む柱状部および第1のたわみ部を形成し、次いで、
所定間隔を置き、かつ、所定の厚みを残して、前記第1
の向きと逆向きに平行に前記第1のたわみ部の一部およ
び前記柱状部の一部を除去して前記第1のたわみ部と異
なる角度の第2のたわみ部を形成することにより、圧力
検出器を製造することを特徴とする。
[作用] 1つのブロック状の部材に対し、一定幅の柱状部を残し
ながら加工を第1の向きに進行させて残余の部材材料を
除去してゆき、最後に所定の厚みを残した状態で加工を
停止する。同様の加工を第1の向きと逆向きの第2の向
きでも行なうが、この加工は第1の向きにおける加工と
は異なる角度で行なう。これらの加工により、工つの柱
状部と、この柱状部から一体的に張り出した複数の第1
のたわみ部と、前記柱状部から一体的に張り出し前記第
1のたわみ部と張り出し角度が異なる複数の第2のたわ
み部とが構或される。
[実施例コ 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る圧力検出器の柱状部およ
びたわみ部より或る平行平板構造の斜視図である。図で
、30は断面四角形の柱状部、31a,3lbは柱状部
30の上方でこれと一体に形成されたたわみ部、32a
,32bは柱状部30の下方でこれと一体に形成された
たわみ部である。柱状部30は第11図に示す棒状体2
0に相当し、又,たわみ部31a〜32bは第11図に
示すたわみ部21a〜21dに相当する。たわみ部31
a,3lbは柱状部30から互いに同一方向逆向きに張
出しており、又、たわみ部32a,32bは、たわみ部
31a,3lbとは90゜角度を異にして柱状部30か
ら互いに同一方向逆向きに張出している。
第2図(a),(b)は第1図に示す柱状部30および
たわみ部31a〜32bで構戊される圧力検出器の断面
図である。第2図(a)はたわみ部32a,32b方向
からみた断面図、第2図(b)はたわみ部31a,3l
b方向からみた断面図である。各回で、第1図に示す部
分と同一部分には同一符号が付してある。33は圧力検
出器のケース、34はたわみ部32a,32bの下面で
、ケース33および柱状部30との結合部に貼着された
ひずみ1■ ?ージである。各たわみ部31a〜32bは柱状部30
と一体構或されるとともにケース33とも一体構成され
ている。ケース33は第9図〜第■1図に示す下厚板6
に穴をあけ、その穴に押入して収納されるが、これに限
ることはなく、ケース33自体が下厚板6であってもよ
いのは明らかである。
その場合は、下厚板6にあけられた大内に柱状部30と
たわみ部31a〜32bが一体構威されることになる。
次に、柱状部30およびたわみ部31a〜32bの製造
方法を説明する。
第3図(a),(b)は第1図に示す平行平板構造の製
造に使用される放電加工用電極の斜視図である。
各図で、35は上部電極を示し、基部35a、基部35
aから下方に平行に突出する2つの突出側M35b1,
35b2および各突出側壁3 5 b1,35b2の下
部に形成された凹み35c■,35czで構或されてい
る。又、36は下部電極を示し、互いに平行な2つの突
出側壁3 6 a■,36a2、これら突出側壁36a
■,36a2の上部に形威さ−l2ー ?た凹み36b1,36b2および2つの突出側壁36
a■,36a2を下部で連結する連結部36cで構或さ
れている。突出側壁3 6 a1, 3 6 a2の壁
面は上部電極35の突出側壁35bエ,35b,の壁面
に対して90度異なる壁面に形威されている。
今、第1図に示す柱状部30およびたわみ部31a〜3
2’bを第9図〜第1工図に示す下部厚板6に直接形成
する場合について説明する。まず、下部厚板6の上面か
ら下方へ向って上部電極35により所定距離だけ放電加
工してゆく。そうすると、凹み35c1に相当する部分
で第1図に示すたわみ部32’a,32bが形成され、
又、両突出側壁35b1,35b2の間の凹部に相当す
る部分で、柱状部30と一体であり、かつ、たわみ部3
1a,3lbと同一断面のブロックが形成される。次に
、下厚板6の下面から上方へ向って下部電極35により
所定距離だけ放電加してゆく。この結果、突出側壁36
aエ,36a2により、前記たわみ部31a,3lbと
同一断面のブロックが除去されてゆき、凹み36bよ,
36b2によりたわみ部31a,3lbが形威される。
このように、本実施例では、下厚板6の上面から上部電
極35により下方に向って放電加工し、次いで、下厚板
6の下面から下部電極36により上方に向って放電加工
するだけで、第1図に示す柱状部30および各たわみ部
31a〜32bを極めて容易に形成することができる。
なお、第2図(a),(b)に示す圧力検出器単体を構
或する場合には、1つのブロックの外形をケース33の
外形と同一外形に加工しておき、この外形形状のブロッ
クに対して上記と同様の放電加工を実施すればよい(以
下の各実施例においても同じである。) 第4図(a),(b),(c)は第3図(a),(b)
に示すものと異なる放電加工電極を用いた場合の製造態
様を示す斜視図である。図で、37は上部電極を示し、
互いに平行な2つの方形電極37a,37bで構成され
ている。38は下部電極を示し、上部電極37と同じく
互いに平行な2つの方形電極38a,38bで構成され
ている。上部電極37の各方形電極37a,37bと、
下部電極38の各方形電極38a,38bとは互いに9
0度異なる配置関係にある。
第4図(b)に示される一点鎖線は、第9図〜第11図
に示される下厚板6の一部を示すものである。この下厚
板6に柱状部30およびたわみ部31a〜32bを形成
するために、まず,上部電極37を下方に一定距離移行
させることにより放電加工が行なわれる。この放電加工
により、第4図(b)に破線で示すように、奥行きをも
った断面逆T字状の形状のブロックが形成される。次に
、下部電極38を上方に一定距離移行させて放電加工を
行なえば、柱状部30と各たわみ部31a〜32bを作
り出すことができる。ただし、この放電加工によると、
第1図に示すような柱状部30が上部に突出した形状と
はならないが、この突出部分は必ずしも必要ではなく、
柱状部30の上端面が下厚板6の上面と同一面にありさ
えすればよいのは明らかである。
15 この製造方法によれば、第3図(a),(b)に示す放
電加工用電極を用いた製造方法レこ比べて、より単純な
放電加工用電極を用いることができる。
以上の説明では、柱状部30が断面四角形状を有するも
のについて説明したが、柱状部3oはどのような形状で
あっても差支えない。第5図(a),(b)は柱状部3
0を円柱に形成する場合に用いられる放電加工用電極の
斜視図である。各図で゛、4.0は上部電極であり、互
いに平行な円弧状の電極40a,40bより成る。又、
41は下部電極であり、互いに平行な円弧状の電極41
a,4lbより或る。電極40a,40bと電極41 
a ,4l bとは位相を90度異にして配置されてい
る。
これら上部電極40、下部電極4工を用いた放電加工に
よる製造方法は、第4図(a)〜(c)に示す製造方法
と同じである。そして、当該放電加工によって形成され
る柱状部30は円柱となり、又、下厚板6に形成される
穴は断面円形となる。
さて、以上の各説明では、たわみ部が上部に2つ、下部
に2つ形成される構造の製造力法を説明一16− したが、たわみ部の数は各2つに限ることはなく、複数
であってもよい。第6図(a),(b)はたわみ部を各
4つずつ有する構造の製造に使用される放電加工用電極
の平面図である。各図で、43は上部電極であり、4つ
の互いに平行な円弧状の電極43a〜43dで構成され
ている。44は下部電極であり,4つの互いに平行な円
弧状の電極44a〜44dで構或されている。上部電極
43の各電極43a〜43dと下部電極44の各電極4
4a〜44dとは互いに位相を45度異にして配置され
ている。
これら上部電極43、下部電極44を用いる製造方法は
、第4図(a)〜(c)に示す製造方法と同じである。
そして、この製造方法によると、円柱状の柱状部、およ
び上部、下部にそれぞれ4つのたわみ部が形威されるこ
とになる。
次に、上記各例のような放電加工を用いない製造方法に
ついて説明する。
第7図は柱状部30およびたわみ部31a〜3lbを形
戒する製造装置の断面図である。6は第9図〜第11図
に示すものと同じ下厚板、34はひずみゲージを示す。
46は下厚板6の上面を覆うマスクである。このマスク
46には所定間隔を置いて所定形状の2つの穴46a,
46bが形成されている。このような穴46a,46b
は周知のフォトエッチング等の手段により形威される。
47は腐食液を示す。
今、下厚板6を上面がマスク46で覆われた状態で腐食
液47中に含浸すると、腐食液47はマスク46の穴4
6a,46bの部分において下厚板6と接触し、これを
図示破線に示すように腐食してゆく。腐食の早さは、腐
食液47の種類および下厚板6の材料により定まるので
、腐食すべき深さdは腐食工程の時間を制御することに
より正確に設定することができる。所定の深さdが得ら
れると、今度は下厚板6の下面をマスク46で覆い、こ
れに対して上部と同じ方法で腐食液を適用する。この場
合、マスク46にあけられる2つの穴は、さきの穴46
a,46bと位相を90度異にするように配置される。
これら腐食工程の結果、柱状部30およびたわみ部31
a〜32bが形威されることは、さきの放電加工の説明
から容易に理解し得るものと考える。最後にひずみゲー
ジ34が貼着されることになる。
このような腐食液を用いる製造方法は、平行平板構造を
容易に形威し得るという放電加工による製造方法の場合
の効果と同じ効果を有するが、これ以外に次のような効
果を有する。さきに述べたように、柱状部30、たわみ
部31a〜32bより成る平行平板構造は下厚板6の1
80+nm四方に81個(9X9)設けられる。したが
って、柱状部30、たわみ部31a〜32bの1個、1
個は可成り小さなものとなる。一方、より精度良く圧力
分布を求めるには、平行平板構造がより数多く、密に配
列される必要があり、その場合には放電加工を用いるこ
とは困難となる。これに対して、腐食液を用いる加工方
法は極めて微細な加工も可能であり、柱状部30、たわ
み部31a〜32bを高い密度をもって配列形成するこ
とができる。
さらに、腐食液を用いた加工方法には次のよう19ー な効果もある。即ち、圧力測定対象が極めて小さく、測
定圧力も微小な場合、下厚板6の材料として金属でなく
薄いシリコンウエハが用いられる場合がある。この場合
、放電加工は使用不可能であるが、腐食液を用いた加工
方法は使用可能である。
なお、下厚板6としてシリコンウエハが用いられる場合
,これに半導体を作り込むことによりこの半導体にひず
みゲージと同一の機能をもたせることができ、ひずみゲ
ージの貼着は不要となる。
以上、放電加工による製造方法、および腐食液を用いた
製造方法について述べたが,これら以外にも、下厚板を
砥粒を含む液体内に置き、下厚板の面の所定箇所に振動
板を対向させ、振動板を超音波等で振動させることによ
り加工してゆく方法もある。さらに、エンドミルを用い
て材料を切削加工してゆく方法を用いることができるの
は明らかである。
又、下厚板の材料は金属やシリコンに限らず、他の適宜
の材料を用いることができる。
さらに、上記実施例の説明では、圧力検出器を−20− 多数配列する場合の例について説明したが、圧力検出器
を単体として製造する場合にも本発明の方法を適用でき
るのは明らかである。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明では、1つの部材に対して一
方向逆向きに材料を除去して柱状部およびたわみ部を形
威するようにしたので、簡単な加工で極めて容易に平行
平板構造を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は平行平板構造の斜視図、第2図(a),(b)
は第1図に示す平行平板構造を用いた単体の圧力検出器
の断面図、第3図(a) , (b) ,は放電加工電
極の斜視図、第4図(a) , (b) , (c)は
放電加工の工程を示す斜視図、第5図(a),(b)は
他の放電加工電極の斜視図、第6図(a),(b)はさ
らに他の放電加工電極の平面図、第7図は腐食加工装置
装置の断面図、第8図はプリント基板の分解側面図、第
9図は従来のプリント基板加圧機構の断面図、第10図
(a),(b)および第11図はそれぞれ従来の圧力検
出器の断面図である。 6・・・・・・下厚板、30・・・柱状部、31a〜3
2bたわみ部、35,36,37,38,40,41,
43.44・・・・・・放電加工電極、46・・・・・
マスク、47・・・腐食液。 23ー ψ 0 へr 寸 腎 (Oノ (bノ 第//図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1つの部材に対して、所定間隔を置き、かつ、所
    定の厚みを残して、第1の向きで互いに平行に前記部材
    の材料を除去して余部を含む柱状部および第1のたわみ
    部を形成し、次いで、所定間隔を置き、かつ、所定の厚
    みを残して、前記第1の向きと逆向きに互いに平行に前
    記第1のたわみ部の余部および前記柱状部の余部を除去
    して前記第1のたわみ部と異なる角度の第2のたわみ部
    を形成することを特徴とする圧力検出器の製造方法。
  2. (2)請求項(1)において、前記部材の材料の除去は
    、放電加工により行なわれることを特徴とする圧力検出
    器の製造方法。
  3. (3)請求項(2)において、前記放電加工は、互いに
    対向して同一方向に平行に突出する2つの突出部を有す
    る第1の電極を前記第1の向きに所定距離進行させ、次
    に、互いに対向して同一方向に突出するとともに前記突
    出部と異なる角度の2つの突出部を有する第2の電極を
    前記第2の向きに所定距離進行させることを特徴とする
    圧力検出器の製造方法。
  4. (4)請求項(1)において、前記部材の材料の除去は
    、腐蝕加工により行なわれることを特徴とする圧力検出
    器の製造方法。
  5. (5)請求項(4)において、前記腐蝕加工は、前記部
    材の第1の面を、前記第1の向きに材料を除去する除去
    断面形状と同一形状のパターンを除いて被覆し、かつ、
    前記部材の前記第1の面と対向する第2の面を、前記第
    2の向きに材料を除去する除去断面形状と同一形状のパ
    ターンを除いて被覆し、このように被覆された前記部材
    を腐蝕液に含浸させて所定時間前記パターンに対応する
    部分を腐蝕させることを特徴とする圧力検出器の製造方
    法。
  6. (6)請求項(1)において、前記部材の材料の除去は
    、砥粒加工により行なうことを特徴とする圧力検出器の
    製造方法。
  7. (7)請求項(6)において、前記砥粒加工は、前記第
    1の向きに材料を除去する除去断面形状と同一形状の振
    動体を前記部材の第1の面と対向させ、この第1の面と
    前記振動体との間に砥粒を介在させて前記振動体を振動
    させて材料を除去し、次に、前記第2の向きに材料を除
    去する除去断面形状と同一形状の振動体を前記部材の前
    記第1の面と対向する第2の面に対向させ、この第2の
    面と前記振動体との間に砥粒を介在させて前記振動体を
    振動させて材料を除去することを特徴とする圧力検出器
    の製造方法。
  8. (8)請求項(1)において、前記部材の材料の除去は
    、切削により行なわれることを特徴とする圧力検出器の
    製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023527179A (ja) * 2020-06-28 2023-06-27 シャンハイ・フレクシブ・ロボティクス・テクノロジー・カンパニー・リミテッド 軸力センサアセンブリ、ロボットグリッパー及びロボット

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