JPH039590Y2 - - Google Patents
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- JPH039590Y2 JPH039590Y2 JP1985016871U JP1687185U JPH039590Y2 JP H039590 Y2 JPH039590 Y2 JP H039590Y2 JP 1985016871 U JP1985016871 U JP 1985016871U JP 1687185 U JP1687185 U JP 1687185U JP H039590 Y2 JPH039590 Y2 JP H039590Y2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、圧力熱水を貯蔵するために使用され
るアキユムレータにおいて、配管貫通部の取付構
造に関する。
るアキユムレータにおいて、配管貫通部の取付構
造に関する。
「従来の技術」
近年、原子力発電所や石炭火力発電所等におい
て、電力需要の小さい夜間等に発電に使用する前
または途中の蒸気をアキユムレータ中に圧力熱水
の形で貯蔵しておき、昼間等の高負荷時に貯蔵圧
力熱水を利用して発電出力の向上を図る蒸気貯蔵
発電方式が検討され、一方では火力発電所におけ
るDSS運転に際してタービン・バイパス蒸気をア
キユムレータ中に圧力熱水の形で貯え、高負荷運
転時に前記圧力熱水を利用しようとするタービ
ン・バイパス蒸気回収システムが検討されてい
る。ところで、従来、工業分野において一般的に
使用されていたアキユムレータは、通常200m3/
基までの容量をもつた小型のものであつて、一般
に鉄板を加工して容器を構築し、その外周部を断
熱材で包んだ構造のものであつた。しかしなが
ら、数千〜十数万m3の熱水貯蔵容積が必要とされ
る蒸気貯蔵発電及びタービン・バイパス蒸気回収
システムにおいては、システム全体のコストダウ
ンを図るために多数の小型圧力容器を設備するよ
りもアキユムレータ1基当たりの容積をより大き
くすることが望まれており、従来からの鉄製のア
キユムレータでは、容積の増大に伴つて製作が困
難になることから大型化には限界があつた。
て、電力需要の小さい夜間等に発電に使用する前
または途中の蒸気をアキユムレータ中に圧力熱水
の形で貯蔵しておき、昼間等の高負荷時に貯蔵圧
力熱水を利用して発電出力の向上を図る蒸気貯蔵
発電方式が検討され、一方では火力発電所におけ
るDSS運転に際してタービン・バイパス蒸気をア
キユムレータ中に圧力熱水の形で貯え、高負荷運
転時に前記圧力熱水を利用しようとするタービ
ン・バイパス蒸気回収システムが検討されてい
る。ところで、従来、工業分野において一般的に
使用されていたアキユムレータは、通常200m3/
基までの容量をもつた小型のものであつて、一般
に鉄板を加工して容器を構築し、その外周部を断
熱材で包んだ構造のものであつた。しかしなが
ら、数千〜十数万m3の熱水貯蔵容積が必要とされ
る蒸気貯蔵発電及びタービン・バイパス蒸気回収
システムにおいては、システム全体のコストダウ
ンを図るために多数の小型圧力容器を設備するよ
りもアキユムレータ1基当たりの容積をより大き
くすることが望まれており、従来からの鉄製のア
キユムレータでは、容積の増大に伴つて製作が困
難になることから大型化には限界があつた。
「考案が解決しようとする問題点」
そこで、アキユムレータをコンクリートで製造
する技術が検討されているが、この場合、運転中
のアキユムレータ内部及び蒸気取込み、取出し配
管内は高温高圧(例えば176℃、8〜11Kg/cm2)
の蒸気にさらされる一方、アキユムレータを構成
する躯体コンクリートの温度は、その構造性能上
90℃以下にする必要がある。特に、アキユムレー
タの配管貫通部においては、配管と接する部分の
躯体コンクリートを熱から保護し、しかも強固に
配管を取付けなければならない構造が要求されて
いる。
する技術が検討されているが、この場合、運転中
のアキユムレータ内部及び蒸気取込み、取出し配
管内は高温高圧(例えば176℃、8〜11Kg/cm2)
の蒸気にさらされる一方、アキユムレータを構成
する躯体コンクリートの温度は、その構造性能上
90℃以下にする必要がある。特に、アキユムレー
タの配管貫通部においては、配管と接する部分の
躯体コンクリートを熱から保護し、しかも強固に
配管を取付けなければならない構造が要求されて
いる。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、簡単にかつ強固にプロ
セス管をコンクリート容器に取付けることができ
る上に、このコンクリート容器のプロセス管貫通
部の温度を抑制することができるコンクリート製
アキユムレータの配管取付構造を提供することに
ある。
その目的とするところは、簡単にかつ強固にプロ
セス管をコンクリート容器に取付けることができ
る上に、このコンクリート容器のプロセス管貫通
部の温度を抑制することができるコンクリート製
アキユムレータの配管取付構造を提供することに
ある。
「問題点を解決するための手段」
上記目的を達成するために、本考案は、コンク
リートからなる容器の壁面を貫通するプロセス管
を、容器の内面に断熱材を介して設けられたライ
ナーに固設し、かつプロセス管の回りに、容器の
貫通孔に嵌着されたスリーブを設けると共に、こ
のスリーブの上記容器の外側に突出した端部を上
記プロセス管に連結したものである。
リートからなる容器の壁面を貫通するプロセス管
を、容器の内面に断熱材を介して設けられたライ
ナーに固設し、かつプロセス管の回りに、容器の
貫通孔に嵌着されたスリーブを設けると共に、こ
のスリーブの上記容器の外側に突出した端部を上
記プロセス管に連結したものである。
「作用」
本考案の配管取付構造にあつては、プロセス管
を、容器の内面のライナー及びプロセス管の回り
に設けられたスリーブによつて支持、固定すると
共に、プロセス管から放出される熱を上記スリー
ブによつて容器の外部に放散して、容器のプロセ
ス管貫通部に熱がこもらないようにする。
を、容器の内面のライナー及びプロセス管の回り
に設けられたスリーブによつて支持、固定すると
共に、プロセス管から放出される熱を上記スリー
ブによつて容器の外部に放散して、容器のプロセ
ス管貫通部に熱がこもらないようにする。
「実施例」
以下、第1図と第2図に基づいて本考案の一実
施例を説明する。
施例を説明する。
図中1は、アキユムレータであり、このアキユ
ムレータ1は、基礎杭2上にコンクリートによる
基礎部3が形成され、この基礎部3上にプレスト
レストコンクリートにより強度を高めた円筒状の
コンクリート容器(コンクリート躯体)4が構築
されてなるものである。
ムレータ1は、基礎杭2上にコンクリートによる
基礎部3が形成され、この基礎部3上にプレスト
レストコンクリートにより強度を高めた円筒状の
コンクリート容器(コンクリート躯体)4が構築
されてなるものである。
上記基礎部3は、放熱性が不充分な位置にある
ため、内部に通気孔3aを形成してコンクリート
容器4内に均一の薄い断熱材を用いても圧力熱水
によるコンクリートの温度上昇を他の部分と同程
度に防止できる構造にしている。また、このコン
クリート容器4の内面には、抗火石(例えば、
SiO2 77.11%、Al2O3 13.37%、Fe2O3 1.08%、
CaO 1.07%、MgO 0.02%、Na2O 3.98%、K2O
3.11%)を素材として発泡成形させた耐圧性、耐
スポーリング性及び断熱性に優れた断熱材5が貼
着されている。さらに、この断熱材5の内面にス
チールからなるライナー6が設けられている。
ため、内部に通気孔3aを形成してコンクリート
容器4内に均一の薄い断熱材を用いても圧力熱水
によるコンクリートの温度上昇を他の部分と同程
度に防止できる構造にしている。また、このコン
クリート容器4の内面には、抗火石(例えば、
SiO2 77.11%、Al2O3 13.37%、Fe2O3 1.08%、
CaO 1.07%、MgO 0.02%、Na2O 3.98%、K2O
3.11%)を素材として発泡成形させた耐圧性、耐
スポーリング性及び断熱性に優れた断熱材5が貼
着されている。さらに、この断熱材5の内面にス
チールからなるライナー6が設けられている。
上記コンクリート容器4には、適宜位置に貫通
孔4aが形成されており、この貫通孔4aには、
アキユムレータ1の内部Aに高温高圧(176℃、
8〜11Kg/cm2)の蒸気を供給し、あるいはアキユ
ムレータ1から外部Bに取出すためのプロセス管
7が挿通して設けられている。このプロセス管7
は、上記ライナー6に接合されていると共に、上
記コンクリート容器4の外壁から適宜長さ突き出
した部分において、フルードヘツド8を介して、
スリーブ9の一端に接合されている。そして、上
記スリーブ9は、プロセス管7の回りに設けら
れ、かつ上記コンクリート容器4の貫通孔4aに
嵌入された状態でアンカープレート10及びガセ
ツトプレート11によつてコンクリート容器4に
固定されている。また、プロセス管7とスリーブ
9の間及び外部に突出したプロセス管7の外周に
は、断熱材12,13がそれぞれ設けられてい
る。
孔4aが形成されており、この貫通孔4aには、
アキユムレータ1の内部Aに高温高圧(176℃、
8〜11Kg/cm2)の蒸気を供給し、あるいはアキユ
ムレータ1から外部Bに取出すためのプロセス管
7が挿通して設けられている。このプロセス管7
は、上記ライナー6に接合されていると共に、上
記コンクリート容器4の外壁から適宜長さ突き出
した部分において、フルードヘツド8を介して、
スリーブ9の一端に接合されている。そして、上
記スリーブ9は、プロセス管7の回りに設けら
れ、かつ上記コンクリート容器4の貫通孔4aに
嵌入された状態でアンカープレート10及びガセ
ツトプレート11によつてコンクリート容器4に
固定されている。また、プロセス管7とスリーブ
9の間及び外部に突出したプロセス管7の外周に
は、断熱材12,13がそれぞれ設けられてい
る。
上記のように構成されたアキユムレータ1のプ
ロセス管7貫通部においては、プロセス管7から
放射される熱は、断熱材12によつて遮断され
て、コンクリート躯体4に伝わらず、また、フル
ードヘツド8及びスリーブ9を介してコンクリー
ト躯体4に伝わる熱は、スリーブ9のコンクリー
ト躯体4から突出した部分の外表面から外部Bに
放散されることによつて低減させられる。従つ
て、プロセス管7が貫通している部分のコンクリ
ート躯体4の温度を所定の制限値(90℃)以下に
抑えることができ、コンクリート躯体4を熱的に
保護することができて、その構造性能を良好に保
つことができる。
ロセス管7貫通部においては、プロセス管7から
放射される熱は、断熱材12によつて遮断され
て、コンクリート躯体4に伝わらず、また、フル
ードヘツド8及びスリーブ9を介してコンクリー
ト躯体4に伝わる熱は、スリーブ9のコンクリー
ト躯体4から突出した部分の外表面から外部Bに
放散されることによつて低減させられる。従つ
て、プロセス管7が貫通している部分のコンクリ
ート躯体4の温度を所定の制限値(90℃)以下に
抑えることができ、コンクリート躯体4を熱的に
保護することができて、その構造性能を良好に保
つことができる。
なお、上記実施例においては、容器形状が縦型
円筒状である例を示したが、この形状に限定され
るものではないことは言うまでもない。
円筒状である例を示したが、この形状に限定され
るものではないことは言うまでもない。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案は、コンクリート
容器の壁面を貫通するプロセス管を、容器の内面
に断熱材を介して設けられたライナーに固設し、
かつプロセス管の回りに、上記コンクリート容器
の貫通孔に嵌着されたスリーブを設けると共に、
このスリーブの上記コンクリート容器の外側に突
出した端部をプロセス管に連結し、さらにプロセ
ス管とスリーブとの間に断熱材を設けたものであ
るから、プロセス管を、コンクリート容器の内面
のライナー及びコンクリート容器の貫通孔に嵌着
されたスリーブとによつて支持、固定すると共
に、プロセス管から放出される熱を上記スリーブ
によつてコンクリート容器の外部に放散して、コ
ンクリート容器のプロセス管貫通部に熱がこもら
ないようにすることにより、プロセス管を簡単か
つ強固にコンクリート容器に取付けることがで
き、しかもこのコンクリート容器のプロセス管貫
通部の温度を抑制できて、コンクリート容器の構
造性能を建全な状態に保持できるという優れた効
果を有する。
容器の壁面を貫通するプロセス管を、容器の内面
に断熱材を介して設けられたライナーに固設し、
かつプロセス管の回りに、上記コンクリート容器
の貫通孔に嵌着されたスリーブを設けると共に、
このスリーブの上記コンクリート容器の外側に突
出した端部をプロセス管に連結し、さらにプロセ
ス管とスリーブとの間に断熱材を設けたものであ
るから、プロセス管を、コンクリート容器の内面
のライナー及びコンクリート容器の貫通孔に嵌着
されたスリーブとによつて支持、固定すると共
に、プロセス管から放出される熱を上記スリーブ
によつてコンクリート容器の外部に放散して、コ
ンクリート容器のプロセス管貫通部に熱がこもら
ないようにすることにより、プロセス管を簡単か
つ強固にコンクリート容器に取付けることがで
き、しかもこのコンクリート容器のプロセス管貫
通部の温度を抑制できて、コンクリート容器の構
造性能を建全な状態に保持できるという優れた効
果を有する。
第1図と第2図は本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は断面図、第2図はアキユムレータの
縦断面図である。 1……アキユムレータ、4……コンクリート容
器(コンクリート躯体)、5……断熱材、6……
ライナー、7……プロセス管、9……スリーブ、
4a……貫通孔。
で、第1図は断面図、第2図はアキユムレータの
縦断面図である。 1……アキユムレータ、4……コンクリート容
器(コンクリート躯体)、5……断熱材、6……
ライナー、7……プロセス管、9……スリーブ、
4a……貫通孔。
Claims (1)
- コンクリートからなる容器の内面に断熱材を介
してライナーが設けられ、かつ上記容器にその壁
面を貫通するプロセス管が設けられたコンクリー
ト製アキユムレータの配管取付構造において、上
記プロセス管が上記ライナーに固設され、かつ上
記プロセス管の回りに、上記容器の貫通孔に嵌着
されたスリーブが設けられると共に、このスリー
ブの上記容器の外側に突出した端部が上記プロセ
ス管に連結され、さらに上記プロセス管とスリー
ブとの間に断熱材が設けられていることを特徴と
するコンクリート製アキユムレータの配管取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985016871U JPH039590Y2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985016871U JPH039590Y2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61133188U JPS61133188U (ja) | 1986-08-20 |
JPH039590Y2 true JPH039590Y2 (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=30504047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985016871U Expired JPH039590Y2 (ja) | 1985-02-08 | 1985-02-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH039590Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01254551A (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-11 | Ngk Insulators Ltd | 耐食断熱性スリーブ |
-
1985
- 1985-02-08 JP JP1985016871U patent/JPH039590Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61133188U (ja) | 1986-08-20 |
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