JPH0395700A - 駐車装置の管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、磁気カード，ＩＣカード等のデータを記録
可能な利用者カードを用いて駐車装置の入出庫制御と駐
車料金の精算とを行うことのできる駐車装置の管理装置
に関する。

〔従来の技術〕

一般に機械式駐車装置の駐車管理システムでは、駐車装
置の入出庫制御は、管理人が制御パネルを操作して行い
、車の入庫時に入庫年月日，時間などを記録した駐車券
を発行し、出庫時に、その駐車券を基にして管理人がマ
イコン等を用いた料金計算機で料金を計算し、表示して
、この料金を現金徴収している。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、このような駐車装置の管理システムは、管理人
が、入出庫のパネル操作，駐車料金の計算，料金の徴収
等の作業を行わねばならないため、作業が煩雑であり、
また管理人が常駐しなければならないという問題がある
。

この発明は、機械式駐車装置における上記問題を解決す
るものであって、駐車装置の入出庫制御と料金精算とを
利用者カードを用いて処理できるようにし、管理人の業
務を簡素化し、常駐を不要にする駐車装置の管理装置を
提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明では、複数の駐車室と、該駐車室へ車を格納す
る格納機構とを備えた機械式駐車装置において、第１図
に示すように、格納機構ｌの状態を検出する状態検出千
段２と、利用者カードからデータを読取るカードリーダ
３と、このカードリーダ３からの読取りデータと状態検
出千段２からの状態データに基づいて駐車室を指定し、
格納機構ｌを駆動して車を入出庫させる入出庫制御手段
４と、車の入出庫の時間を検出する時間検出手段５と、
この時間検出手段５からの時間データとカードリーダ３
からの読取りデータに基づいて駐車料金を計算し料金引
落し処理を行う料金精算千段６とを設けることにより、
上記課題を解決している。

〔作用］ 駐車装置に車を入庫する場合、利用者がカードリーダ３
に利用者カードを挿入すると、カードリ−ダ３がデータ
を読取り入出庫制ＪＩＵ手段４と料金桔算手段６に送る
。入出庫制御千段４は、このデータから正規の登録利用
者であるか否か、ブリベイドであるか否か、により利用
の可否を判別すると共に、状態検出千段２からの状態デ
ータで空室の有無を確認し、入庫可能であれば駐車室を
指定して格納機構１を駆動する。車が駐車室に格納され
ると状態検出手段２からの格納終了信号により入出庫制
御千段４は格納機構１を停止させ、利用者カードの番号
．格納した駐車室番号等の必要データを記録する。一方
、料金精算千段６は、力一ドリーダ３から読取りデータ
を受けると、時間検出手段５からの時間データに基づき
料金計算のための入庫時間等の必要データを記録する。

出庫する場合には、利用者が利用者カードをカードリー
ダ３に挿入すると、カードリーダ３がデータを読取り入
出庫制御手段４と料金精算手段６に送る。入出庫制御千
段４は、読取データに基づいて利用者の車がどの駐車室
に格納されているか、駐車記録のデータを検索し、駐車
室を指定して出庫指令を送り格納機構１を駆動し、出庫
処理を行う。また、料金精算千段６は、時間検出千段５
からの時間データと入庫時間の記録から、駐車時間と料
金を算出し、登録利用者であれば利用者カードの番号に
従って料金を記録し、後日、所定の金融機関の利用者口
座から料金を引落し、精算する。

プリペイドカードであれば、駐車料金を差引き、残額を
利用者カードに記録してカードを返却する。

〔実施例〕

図面を参照し、この発明の実施例を説明する。

第２図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。この実施例では、利用者カードからデータを読
取るカードリーダ３、必要に応じてデータを入力するた
めのキーボード８、利用者へのメッセージや、料金等を
表示する表示装置９、格納機構１、格納機構１の状態を
検出する状態検出手段２である安全扉開閉検出機１０、
運転者出入り検出［Ｉ　Ｌケージレベル検出器ｌ２、駐
車検出器１３、パレット格納検出器１４、時間検出手段
５であるタイマ１及びＣＰＵ１５とメモリ１６と１／０
インタフェース１７とを備えた制？１１部２０が設けら
れており、メモリ１６には入出庫制御と料金精算用のプ
ログラムが格納される。

駐車装置は、複数階の駐車室を有する機懺式立体駐車装
置（図示略）で格納機構１として、車を搭載するパレッ
トとエレヘー夕と、パレットをエレベータから駐車室に
移送する移送装置とを備えており、安全扉開閉検出器１
０、運転者立入り検出器１１、ケージレベル検出器１２
、駐車検出器１３、パレット格納検出器１４が、それぞ
れ所要個所に設置されている。

車を入庫する場合、利用者が利用者カードをカードリー
ダ３に挿入すると、利用者カードに記録されているカー
ドの番号やブリペイドか否か等のデータがＩ／Ｏインタ
フェース１７を介してメモリ１６に読込まれる。メモリ
１６には、登録利用者のデータファイルが格納されてお
り、ＣＰＵＩ５は、利用者カードの番号をキーとしてこ
のデータファイルをサーチし、正規の登録利用者である
か否か判別する。

また、非登録であれば、ブリペイドか否かを読込みデー
タから判別する。登録利用者のために暗証番号を定め、
キーボード８から、暗証番号を人力するようにして、カ
ードの不正使用を防止することも可能である。また、キ
ーボードから所定データを入力して新規に登録すること
もできる。

利用不可のカードであれば、表示装置９に利用不可であ
る旨のメッセージを表示し、カードをカードリーダ３か
ら排出する。カードが利用可であれば、制御部２０では
ＣＰＵＩ　５が、メモリ１６の駐車データをサーチして
、当該カード番号による駐車中の記録が無ければ、入庫
要求だと判断し、状態検出手段２からの状態データに基
づいて入庫可能か判断する。入庫可であればＣＰＵ１５
は駐車室の番号を指定し、格納機構１に制御信号を送出
して駆動させると共に、タイマ５からの信号でメモリ１
６に入庫時間を記録する。格納機構１では、ケージレベ
ル検出器１２からの信号に基づくＣＰＵ１５の制御でエ
レベータのケージが移動し、指定駐車室前で停止し、空
パレットが駐車室からケージへ移載すれば、ケージが下
降して出入口に着床する。着床後、安全扉が開き、利用
者は車を人口から乗入れケージに搭載されたパレット上
に停止させて下車する。駐車検出器１３と運転者立入検
出器１１からの信号でこのステップの終了が確認される
と安全扉は再び閉じられ、安全扉開閉検出器１０が閉状
態の信号を送出する。

ケージは再び上昇し、指定駐車室前で停止し、車を乗せ
たパレットがケージから駐車室に格納される。パレット
格納検出器ｌ４で格納が検出されると、格納機構１が停
止し、入庫処理が終了する。

そこでカードリーダ３は、利用者カードの番号，駐車室
番号，入庫日，時間等をプリントした駐車券を発券口か
ら発行し、利用者カードを排出する。

車を出庫する場合には、利用者が利用者カードをカード
リーダ３に挿入すると、入庫時と同様にデータが読込ま
れ、カードの適否が判別された後、ＣＰＵ１５がメモリ
ｌ６の駐車データをサーチし、駐車中の記録があれば出
庫要求と判断する。そして、駐車室の番号を指定し、格
納機構１に制御信号を送出して駆動させる。

すると、格納機構１は入庫の場合と同様のステップで車
を乗せたパレットを移動させて、ケージを出入口に着床
させる。着床時のケージレヘル検出器１２からの信号に
より、ＣＰＵ１５はタイマ５から出庫時間をメモリ１６
に記録し、すでに記録されている入庫時間との差を求め
て、駐車時間を算出し、この駐車時間と単位時間当たり
の料金から、駐車料金を計算する。この料金は、登録利
用者であればデータファイルに記録し、後日所定の金融
機関の利用者の口座から引落して精算するので、直ちに
安全扉が開き、利用者は車を出入口から取出す。駐車検
出器１３と運転者立入検出器１１で出庫が確認されると
、安全扉が閉じられ空パレットが駐車室に戻されて出庫
処理が終了する。

プリペイドカードであれば、ＣＰＵ１５は読込まれたプ
リペイド額のデータと駐車料金とを比較し、料金不足の
場合には安全扉を開けず、料金不足のため、追加が必要
である旨のメッセージを表示装置９に表示させるので利
用者はカードリーダ３にカードを追加挿入する。プリペ
イド額が駐車料金より大であれば、プリペイド額から駐
車料金を差引き、残額をカードに記録すると共に、安全
扉を開く。以後は登録利用者のときと同様にして出庫処
理が終了する。そこでカードリーダ３は料金計算書を発
行し、利用者カードを排出する。

〔発明の効果〕

この発明によれば、機械式立体駐車装置において、利用
者がカードリーダに利用者カードを挿入するだけで、入
出庫制御と料金精算とが自動的に行われるため、管理人
の業務が簡素化され、常駐の必要がなくなるという効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は、この発明の駐車装置の管理装置の構成を示す
ブロック図、第２図は、この発明の一実施例の構成を示
すブロック図、第３図は、実施例における入出庫処理の
流れ図である。 １・・・・・・格納機構、２・・・・・・状態検出手段
、３・・・・・・カードリーダ、４・・・・・・入出庫
制御手段、５・・・・・・時間検出手段、６・・・・・
・料金精算手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数の駐車室と、該駐車室へ車を格納する格納機
   構とを備えた機械式駐車装置において、前記格納機構の
   状態を検出する状態検出手段と、利用者カードからデー
   タを読取るカードリーダと、該カードリーダからの読取
   りデータと前記状態検出手段からの状態データに基づい
   て駐車室を指定し、格納機構を駆動して車を入出庫させ
   る入出庫制御手段と、車の入出庫の時間を検出する時間
   検出手段と、該時間検出手段からの時間データと前記カ
   ードリーダからの読取りデータに基づいて駐車料金を計
   算し料金引落し処理を行う料金精算手段とを設けたこと
   を特徴とする駐車装置の管理装置。