JPH0394879A - ドラム型洗浄機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、水洗用の洗浄ドラムが回転自在に設けられた
ドラム型洗浄機に関し、さらに詳しくはその洗浄効果を
高めた改良された構造に関する。

（従来の技術） 上記ドラム型洗浄機の従来例を次に説明する。

すなわち、従来例は、内周壁に攪拌板を持つ回転自在の
洗浄ドラムの中で砂を一次水洗し、この洗浄ドラムから
の溢流を沈降槽が受けて、被洗浄物を分離沈降させて二
次水洗する一方、汚水を檀外に溢流させ、堆積した砂を
前記洗浄ドラムと一体的に圓転する螺旋羽根により掻き
寄せてから、前記洗浄ドラムと一体的に回転するパケッ
トにより掬って槽外に取り出すようにしたものである。

（発明が解決しようとする課題） しかし、上記従来例では、洗浄ドラムの攪拌による一次
洗浄が十分でないため、洗浄後の砂の洗浄効果に不満が
ある。

本発明の０的は、洗浄ドラムによる一次洗浄効果を向止
させたドラム型洗浄機を提供するこたにある。

（課題を達或するための手段） 上記目的を連威するため、本発明は、洗浄ドラムの中に
転動自在に入れられ、集塊をほぐし、被洗浄物を擦るス
クラバを備えていることを特徴としている。

（実施例） 以下に、本発明の一実施例を図を参照して説明する。本
実施例は砂を洗浄して泥や塩分などの異物を除去する骨
材生産用のものであるが、本発明の用途はこのものに限
定されるものではない。

第１図を参照して、洗浄対象の砂を水とともに供給する
供給管１が、保持具２により下向きに傾斜して保持され
、洗浄機一端に形或された供給口３を介して洗浄ドラム
４の中に挿入されている。

この洗浄ドラム４は、横置きされ、後記駆動モータ１５
により回転されるようにっなている。

ドラム一端に形威された後記溢流口７が、前記供給管の
挿入口を兼用している。また、集塊をほぐし、砂を擦っ
て砂に付着している泥や塩分などの異物を除去する鋼製
のロッドからなるスクラバ５が複数本転動自在に入れら
れている。

そして、このスクラバ５を洗浄ドラム４の四転により一
旦持ち止げた後、洗浄ドラム４の崗周壁に沿って転動さ
せるように、ドラム長さ方向に延びる突条の持ち上げ部
６が内周壁に複数本設けられている（第２図参照）。一
次水洗された砂と水との溢流口７が、ドラム一端に形成
されている。

また、前記洗浄ドラム４の溢流口７からの溢流を受ける
沈降槽８が、前記洗浄ドラム４を中に配置して設けられ
ている。この沈降槽８は、砂を分離沈降させて二次水洗
する一方、汚水を溢流させて排水するものであり、排水
部９が槽の一端に設けられている。

また、前記洗浄ドラム４の前後に洗浄ドラム４と一体的
に回転枠１０ａ．１０ｂが設けられ、この回転枠１０ａ
，１０ｂの端部にはれぞれ支持軸］．Ｉ．ａ．１ｌｂが
水平に突設され、．この支持軸１１ａ．，ｌｌｂがそれ
ぞれ軸受け１２ａ１１．　２　ｂにより回転自在に支持
され、一方の支持軸１２ａにはチェーンホイール１３が
嵌合され、このチェーンホイール１３は無端チェーン１
４を介して回転伝達可能に駆動モータ１５に接続されて
いる。

前記回転枠１０ａ，１０ｂおよび前記洗浄ドラム４の外
周側には、沈降槽８に堆積した砂を槽の前方と後方から
略中央部に掻き寄せる掻き寄せ部たる螺旋状の掻き寄せ
羽根１６ａ，１６ｂが前記回転枠１０ａ，１Ｏｂと洗浄
ドラム４と一体的に回転自在に設けられている。

掻き寄せられた砂を掬い沈降槽８の外に取り出す掬出し
パケット１７が、両掻き寄せ羽根１６ａ，１６ｂの間に
、かつ前記洗浄ドラム４の外周にドラムと一体的に回転
自在に複数個設けられている。

以上のように構成された実施例は、次のように作用する
。

駆動モータ１５の回転が無端チェーン１４、チェーンホ
イール１３および支持軸１１ａを介して回転枠１０ａ，
１０ｂと洗浄ドラム４に伝達され、この回転枠１０ａ，
１０ｂと洗浄ドラム４と一体的に掻き寄せ羽根１　６　
ａ，　１　６　ｂと掬い出しパケット１７が回転する。

砂が水とともに供給管１を介して、回転している洗浄ド
ラム４の中に供給される。回転している洗浄ドラム４内
では、スクラバ５が持ち上げ部６により一旦持ち上げら
れた後、洗浄ドラム４の内周壁に沿って転動することを
繰り返しており、この転動するスクラバ５と洗浄ドラム
４内壁との間およびスクラバ５相互の間において、集塊
をほぐし、砂を擦って砂に付着している泥や塩分などの
異物を除去する。水と一次水洗された砂とがドラム一端
の溢流口７から沈降槽８に溢流し、この沈降槽８におし
ψて、砂を分離沈降させて二次水洗する一方、汚水を排
水部９から溢流させて排出する。沈降槽８に堆積した砂
を掻き寄せ羽根１６ａ，１６ｂが沈降槽８の前方と後方
から略中央部に掻き寄せ、掻き寄せられた砂を掬出しパ
ケット１７により掬い、沈降槽８の外に放出して取り出
すものである。

上記のように、回転している洗浄ドラム４内において、
スクラバ５が持ち上げ部６により、一星持ち上げられた
後、洗浄ドラム４の丙周壁に沿って転動することを繰り
返しており、この転動ずるスクラバ５と洗浄ドラム４丙
壁との間およびスクラバ５相互の間において、果塊をほ
ぐし、砂を擦って砂に付着してし１る泥や塩分などの異
物を除去する。

なお、上記実施例に本発明が限定されるものでないこと
は勿論であり、たとえばスクラバはロッド状に限らず、
ボール状など任意形状のものにしてよい。また、掬い出
しパケットの取付位置は沈降槽の中央に限らず沈降槽の
任意位置に取り付けることができる。

（発明の効果） 上に説明した本発明では、次の効果を奏する。

すなわち、本発明では、洗浄ドラム内において、スクラ
バが持ち上げ部により一旦持ち上げられた後、内周壁に
沿って転動することを繰り返し、転動するスクラバと洗
浄ドラム内壁との間およびスクラバ相互の間において、
集塊をほぐし、被洗浄物を擦って被洗浄物に付着してい
る異物を除去するので、洗浄ドラムにおける洗浄効果が
向上される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の縦断面図である。 第２図は、第１図のＡ−Ａ線横断面図である。 ：洗浄ドラム　　５：スクラバ ：持ち上げ部　　８：沈降櫂 ６ａ，ｉ６ｂ：掻き寄せ羽根 ７：掬い出しパケット

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）回転自在に横置きされ、被洗浄物を１次水洗して
   溢流させる洗浄ドラムと、 該洗浄ドラムが中に配置され、洗浄ドラム からの溢流を受け、被洗浄物を分離沈降させて二次水洗
   する一方、汚水を溢流させる沈降槽と、 該沈降槽に堆積した被洗浄物を沈降槽の所 定位置に掻き寄せるように、前記洗浄ドラムと一体的に
   回転自在に設けられた掻き寄せ部と、 該掻き寄せ部により掻き寄せられた被洗浄 物を掬い前記沈降槽の外に取り出すように、前記洗浄ド
   ラムと一体的に回転自在に設けられた掬い出し部と を備えているドラム型洗浄機において、 前記洗浄ドラムの中に転動自在に入れられ、集塊をほぐ
   し、被洗浄物を擦るスクラバ を備えてなることを特徴とするドラム型洗 浄機。
2. （２）前記洗浄ドラムの回転により前記スクラバを一旦
   持ち上げた後、洗浄ドラムの内周壁に沿って転動させる
   ように、内周壁に突設された持ち上げ部を備えているこ
   とを特徴とする請求項１に記載されたドラム型洗浄機。