JPH0394485A - トンネル型ジョセフソン素子および超伝導トランジスタ - Google Patents
トンネル型ジョセフソン素子および超伝導トランジスタInfo
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- JPH0394485A JPH0394485A JP2063609A JP6360990A JPH0394485A JP H0394485 A JPH0394485 A JP H0394485A JP 2063609 A JP2063609 A JP 2063609A JP 6360990 A JP6360990 A JP 6360990A JP H0394485 A JPH0394485 A JP H0394485A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、トンネルパリア層として空間電荷層を用いた
トンネル型ジ冒セフソン素子および超伝導トランジスタ
に関する0 〔従来の技術〕 トンネル型ジラセフソン素子は、超伝専体/絶緑体/超
伝導体のサンドイッチ構造を持っており、特に絶縁体の
厚さを,電子対がトンネル可能な程度としてある@第9
図はその素子構造を示した模式断面図であり、この素子
は、ガラスもしくはシリコンなどの基板1上に、下部電
極6としてA7もしくはNb , Pb , Snなど
の超伝導体を堆積した後、その上にさらにAlまたはM
gを堆積して、これを0.ITorr程度の酸素雰囲気
に曝すことによりAlmostたはMgOのトンネルバ
リア7を形成し、最後に上部t極8としてNbまたはM
gをこの上に堆積して得られたものであり、第10図の
線図のような電流電圧特性を示す〇 一方、酸化物超伝導体を用いたトンネル素子は、例えば
雑誌Japanese Journal of App
目ed Physics,Vol.26 ,NO. 1
2 , December , 1987 , pp−
2055−2058.などに記載されており、これは
第11図の模式断面図に示すように、例えば基板1上に
酸化物超伝導体Y− Ba − Cu − 09,オー
ミック接触をするAutos絶縁層のAIOX11p超
伝導体Nbl2が順次堆積された構造となっている〇 第12図はAJ薄膜をベースとした超伝導トランジスタ
の構造を示す模式断面図であり、この素子はジョセフソ
ントンネル素子を二つ重ねた構造を有し、これらがコレ
クタ,ベース,エミッタ各電極を形成しており, AJ
の臨界温度以下で機能するものである●第12図を参照
してこの素子の主な作製手順を述べると、まず基板1上
にエミッタ電極13としてAIを500X堆積し、これ
を0.1 Torrc7)酸素雰囲気中に放置して表面
を酸化することにより、トンネルバリアl4を形成した
後、この上にベース電極15として再びUを50OA堆
積する。前と同じ方法でトンネルパリア14 ,aを形
戒し、次にコレクタ電極16として三度AJ 7k50
0A堆積した後、エクテングを施す● この超伝導トランジスタのコレクタ●ベース間,ベース
・エミクタ間の電流電圧特性は第lO図に示したような
通常のジッセ7ソントンネル素子の特性を持つ。この素
子はコレクタ●ベース間に流れる電流を、エミッタから
ベースへ準粒子を注入することにより制御する三端子素
子である0ベース・エミクタ間に、素子の臨界電流より
大きな電流を流すと、ベース電極に準粒子が注入され、
そしてベース電極の超伝導性が非平衡状態に変化する〇
このためコレクタ・ベース間の電流電圧特性は第13図
に示す矢印方向に変化し、スイッチング素子として振舞
うことができる。
トンネル型ジ冒セフソン素子および超伝導トランジスタ
に関する0 〔従来の技術〕 トンネル型ジラセフソン素子は、超伝専体/絶緑体/超
伝導体のサンドイッチ構造を持っており、特に絶縁体の
厚さを,電子対がトンネル可能な程度としてある@第9
図はその素子構造を示した模式断面図であり、この素子
は、ガラスもしくはシリコンなどの基板1上に、下部電
極6としてA7もしくはNb , Pb , Snなど
の超伝導体を堆積した後、その上にさらにAlまたはM
gを堆積して、これを0.ITorr程度の酸素雰囲気
に曝すことによりAlmostたはMgOのトンネルバ
リア7を形成し、最後に上部t極8としてNbまたはM
gをこの上に堆積して得られたものであり、第10図の
線図のような電流電圧特性を示す〇 一方、酸化物超伝導体を用いたトンネル素子は、例えば
雑誌Japanese Journal of App
目ed Physics,Vol.26 ,NO. 1
2 , December , 1987 , pp−
2055−2058.などに記載されており、これは
第11図の模式断面図に示すように、例えば基板1上に
酸化物超伝導体Y− Ba − Cu − 09,オー
ミック接触をするAutos絶縁層のAIOX11p超
伝導体Nbl2が順次堆積された構造となっている〇 第12図はAJ薄膜をベースとした超伝導トランジスタ
の構造を示す模式断面図であり、この素子はジョセフソ
ントンネル素子を二つ重ねた構造を有し、これらがコレ
クタ,ベース,エミッタ各電極を形成しており, AJ
の臨界温度以下で機能するものである●第12図を参照
してこの素子の主な作製手順を述べると、まず基板1上
にエミッタ電極13としてAIを500X堆積し、これ
を0.1 Torrc7)酸素雰囲気中に放置して表面
を酸化することにより、トンネルバリアl4を形成した
後、この上にベース電極15として再びUを50OA堆
積する。前と同じ方法でトンネルパリア14 ,aを形
戒し、次にコレクタ電極16として三度AJ 7k50
0A堆積した後、エクテングを施す● この超伝導トランジスタのコレクタ●ベース間,ベース
・エミクタ間の電流電圧特性は第lO図に示したような
通常のジッセ7ソントンネル素子の特性を持つ。この素
子はコレクタ●ベース間に流れる電流を、エミッタから
ベースへ準粒子を注入することにより制御する三端子素
子である0ベース・エミクタ間に、素子の臨界電流より
大きな電流を流すと、ベース電極に準粒子が注入され、
そしてベース電極の超伝導性が非平衡状態に変化する〇
このためコレクタ・ベース間の電流電圧特性は第13図
に示す矢印方向に変化し、スイッチング素子として振舞
うことができる。
しかしながら、以上の酸化物超伝導体のトンネル接合素
子および超伝導トランジスタにも、なお次のような問題
がある●酸化物超伝導へ,特にY−Ba−Cu−0(以
下YBCOと略称する)を例として述べると、YBCO
のコヒーレンス長は非常に短く、2〜20A程度である
@一般に電子対がバリアをトンネルする場合、そのトン
ネル確率は、トンネルパリアの膜厚,トンネルバリアの
高さ,形状などに依存するが、バリア材料および超伝導
体の材料が同じという条件では、トンネルバリアの高さ
と形状は一定であるから、トンネル確率は、トンネルバ
リアの膜厚に依存することになる0このとき、トンネル
確率Tは以下に示す式(1)のようになる。
子および超伝導トランジスタにも、なお次のような問題
がある●酸化物超伝導へ,特にY−Ba−Cu−0(以
下YBCOと略称する)を例として述べると、YBCO
のコヒーレンス長は非常に短く、2〜20A程度である
@一般に電子対がバリアをトンネルする場合、そのトン
ネル確率は、トンネルパリアの膜厚,トンネルバリアの
高さ,形状などに依存するが、バリア材料および超伝導
体の材料が同じという条件では、トンネルバリアの高さ
と形状は一定であるから、トンネル確率は、トンネルバ
リアの膜厚に依存することになる0このとき、トンネル
確率Tは以下に示す式(1)のようになる。
トンネルバリアの膜厚がコヒーレンス長より大きい場合
一の
T=(Tno)”={A,Xexp(1) )2*e
eeae(1)ただし、T:電子対のトンネル確率 Tno :電子のトンネル確率 t:トンネルバリアの膜厚 A,二定数 トンネルパリアの膜厚がコヒーレンス長と同じ程度の場
合 一ν1 T=A,Xexp(t) ●●●●●●●●●●
●●●●●●●(2)ただし、A,:定数 式(1)の場合、Tは殆どOである0 したがって、電子対がバリアをトンネルするためには、
式(2)のようにトンネルバリアの膜厚を、コヒーレン
ス長程度にする必要がある〇しかし、実際問題として、
YBCO膜上に膜厚数IO久のバリア層を均一に堆積す
るのは、次の理由により極めて困難である0 ■YBCO膜表面の凹凸による平坦性の悪さから、バリ
ア層が均一に形成されない●現在までの所いかに良好な
膜であっても、数千A程度の凹凸が生ずるのを避けるこ
とは不可能であり、上部電極と下部電極とのマイクロシ
璽一トが発生する● ■超伝導体とバリア材料との反応が起きると、反応した
部分は非超伝導体となり、その結果、実効的なバリア層
の膜厚が増加する●このため、式(2)を満足すること
ができず、電子対のトンネルが生じむくなる● 本発切は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、バリアの幅が、酸化物超伝導体のコヒーレンス
長とほぼ等し<、電子対のトンネルが可能なジ冒セフソ
ン素子および超伝導トランジスタを提供することにある
〇 〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するために、本発明のトンネル型ジ口
セフソン素子および超伝導トランジスタは、電気導電型
の異なるn型とp型の酸化物を接合させることにより生
ずる空間電荷層を、トンネルバリアとして利用したもの
である0 〔作 用〕 例えばn型酸化物超伝導材料であるNd,.HCe6.
,@Cu6,@@OxまたはB a P b6.,,B
i ,,,,と、p型酸化物超伝導体材料であるL,
Ba, CI1. 0!( Lは希土類元素),Bi
SrCaCu1,@OxまたはTISrCaCu@.@
Oxの接合を形成すると、n型超伝導材料からp型超伝
導材料へ電子の移動が起こり、接合面に空間電荷が生ず
る。
eeae(1)ただし、T:電子対のトンネル確率 Tno :電子のトンネル確率 t:トンネルバリアの膜厚 A,二定数 トンネルパリアの膜厚がコヒーレンス長と同じ程度の場
合 一ν1 T=A,Xexp(t) ●●●●●●●●●●
●●●●●●●(2)ただし、A,:定数 式(1)の場合、Tは殆どOである0 したがって、電子対がバリアをトンネルするためには、
式(2)のようにトンネルバリアの膜厚を、コヒーレン
ス長程度にする必要がある〇しかし、実際問題として、
YBCO膜上に膜厚数IO久のバリア層を均一に堆積す
るのは、次の理由により極めて困難である0 ■YBCO膜表面の凹凸による平坦性の悪さから、バリ
ア層が均一に形成されない●現在までの所いかに良好な
膜であっても、数千A程度の凹凸が生ずるのを避けるこ
とは不可能であり、上部電極と下部電極とのマイクロシ
璽一トが発生する● ■超伝導体とバリア材料との反応が起きると、反応した
部分は非超伝導体となり、その結果、実効的なバリア層
の膜厚が増加する●このため、式(2)を満足すること
ができず、電子対のトンネルが生じむくなる● 本発切は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、バリアの幅が、酸化物超伝導体のコヒーレンス
長とほぼ等し<、電子対のトンネルが可能なジ冒セフソ
ン素子および超伝導トランジスタを提供することにある
〇 〔課題を解決するための手段〕 上記の課題を解決するために、本発明のトンネル型ジ口
セフソン素子および超伝導トランジスタは、電気導電型
の異なるn型とp型の酸化物を接合させることにより生
ずる空間電荷層を、トンネルバリアとして利用したもの
である0 〔作 用〕 例えばn型酸化物超伝導材料であるNd,.HCe6.
,@Cu6,@@OxまたはB a P b6.,,B
i ,,,,と、p型酸化物超伝導体材料であるL,
Ba, CI1. 0!( Lは希土類元素),Bi
SrCaCu1,@OxまたはTISrCaCu@.@
Oxの接合を形成すると、n型超伝導材料からp型超伝
導材料へ電子の移動が起こり、接合面に空間電荷が生ず
る。
これは酸化物超伝導材料のキャリア@度かIQFO〜l
び1C!!L司と低いことに起因するものであり、この
空間電荷の発生により形成されるポテンシャルノ{リア
の幅は、ボアソンの方程式から(3)式で与えられるO ただし Nd:ドナー濃度( 〜3 XIO”crIL−” )
Na:アクセプター濃度(〜3X10”crrL”)e
:素′屯荷 Cr:比肪電率(16) ε0:真空誘電率 Vo ポテンシャルバリアの高さ(16meV)W:ポ
テンシャルバリアの幅 ここで、括弧内の値を(3》式に代入すると、ポテンシ
ャルバリアの幅Wは、約20大になる@この値は、Nd
eeCuOおよびLBaCuOの各材料のコヒーレンス
長とほほ等しく、したがって電子対のトンネルが可能で
ある。
び1C!!L司と低いことに起因するものであり、この
空間電荷の発生により形成されるポテンシャルノ{リア
の幅は、ボアソンの方程式から(3)式で与えられるO ただし Nd:ドナー濃度( 〜3 XIO”crIL−” )
Na:アクセプター濃度(〜3X10”crrL”)e
:素′屯荷 Cr:比肪電率(16) ε0:真空誘電率 Vo ポテンシャルバリアの高さ(16meV)W:ポ
テンシャルバリアの幅 ここで、括弧内の値を(3》式に代入すると、ポテンシ
ャルバリアの幅Wは、約20大になる@この値は、Nd
eeCuOおよびLBaCuOの各材料のコヒーレンス
長とほほ等しく、したがって電子対のトンネルが可能で
ある。
以下、本発明を実施例に基づき説明する●前述のように
、酸化物超伝導体を用いたジ嘗セフソン素子を得るのが
困難な理由として,■マイクロシ璽一ト ■化学的な反応 の問題がある0これらは、超伝導体/パリア/!#(絶
縁層)/超伝導体という構造とするから起きる問題であ
って、これに対して、超伝導体/超伝導体の少なくとも
一方を酸化物超伝導体とする構造をとることにより、こ
れらの界面にバリア層を作ることができれば、上記の問
題は関係なくなる●ここで、半導体的なエネルギーバン
ドモデルを考えると、この酸化物超伝導体は、キャリア
濃度が金属と比較して約1〜2桁低く、そのため縮退型
半導体的挙動を示すとみられるので、超伝導体/超伝導
体の構造としたとき、パリアの形成される条件は、 ■界面に捕獲中心がある場合、即ち捕獲中心にキャリア
がトラップされると、そこで空間電荷が形戒されてポテ
ンシャルバリアができ、これがトンネルバリアとなるO
このことは、グレイン●バウンダリージ冒セ7ソン接合
として多く報告されている。
、酸化物超伝導体を用いたジ嘗セフソン素子を得るのが
困難な理由として,■マイクロシ璽一ト ■化学的な反応 の問題がある0これらは、超伝導体/パリア/!#(絶
縁層)/超伝導体という構造とするから起きる問題であ
って、これに対して、超伝導体/超伝導体の少なくとも
一方を酸化物超伝導体とする構造をとることにより、こ
れらの界面にバリア層を作ることができれば、上記の問
題は関係なくなる●ここで、半導体的なエネルギーバン
ドモデルを考えると、この酸化物超伝導体は、キャリア
濃度が金属と比較して約1〜2桁低く、そのため縮退型
半導体的挙動を示すとみられるので、超伝導体/超伝導
体の構造としたとき、パリアの形成される条件は、 ■界面に捕獲中心がある場合、即ち捕獲中心にキャリア
がトラップされると、そこで空間電荷が形戒されてポテ
ンシャルバリアができ、これがトンネルバリアとなるO
このことは、グレイン●バウンダリージ冒セ7ソン接合
として多く報告されている。
■半導体的なpn扱合の場合
である0
そこで本発明者らは上記の■の点に看目し、酸化物超伝
導体を用いて、半導体的なpn接合により形成される空
間電荷層を、トンネルノくリアとして利用するのが合目
的であるとの発想に基づき、本発明を達成したのである
。
導体を用いて、半導体的なpn接合により形成される空
間電荷層を、トンネルノくリアとして利用するのが合目
的であるとの発想に基づき、本発明を達成したのである
。
第1図は、本発明のジ1セフソン素子の構成を示す模式
断面図であるO第1図のように本発明の素子は、MgO
基板l上に、p型超伝導体薄膜としてY, Ba, C
u, Ox(以下YBCOと略称する)膜2,絶縁用M
gO膜3,n型超伝導体薄膜としてNd,,,,ceo
.11 Cu,,,, Ox (以下NCCOと略称す
る)膜4を順次堆積して構成したものである@超伝導薄
膜の臨界温度はYBCO膜2が60K,NCCO膜4が
20Kである0なお、絶縁用MgO膜3は場合によって
省略することもできる0 次に、この素子の製造方法について、第2図(al〜(
f)に示した主なる工程一を参照して述べる0先ず基板
1にMgO単結晶を用いて、この上にマグネトロンスバ
ッタ法により、下部電極としてYBCOyX2を0.5
μm堆積する〔第2図(a):l.次にYBCO膜2
のバターニングのため、酸に強いレジスト5(OMR)
を塗布〔第2図(b)〕後、1%に稀釈した塩酸を用い
てYBCO膜2を選択エッチングし、レジスト5を剥離
する〔第2図(C)〕。
断面図であるO第1図のように本発明の素子は、MgO
基板l上に、p型超伝導体薄膜としてY, Ba, C
u, Ox(以下YBCOと略称する)膜2,絶縁用M
gO膜3,n型超伝導体薄膜としてNd,,,,ceo
.11 Cu,,,, Ox (以下NCCOと略称す
る)膜4を順次堆積して構成したものである@超伝導薄
膜の臨界温度はYBCO膜2が60K,NCCO膜4が
20Kである0なお、絶縁用MgO膜3は場合によって
省略することもできる0 次に、この素子の製造方法について、第2図(al〜(
f)に示した主なる工程一を参照して述べる0先ず基板
1にMgO単結晶を用いて、この上にマグネトロンスバ
ッタ法により、下部電極としてYBCOyX2を0.5
μm堆積する〔第2図(a):l.次にYBCO膜2
のバターニングのため、酸に強いレジスト5(OMR)
を塗布〔第2図(b)〕後、1%に稀釈した塩酸を用い
てYBCO膜2を選択エッチングし、レジスト5を剥離
する〔第2図(C)〕。
次いで接合用の窓開げのため、後工程のリフトオフを考
慮して、ここではアセトンに解けるレジス} ( MP
1400) 5aを塗布する〔第2図(d)〕。
慮して、ここではアセトンに解けるレジス} ( MP
1400) 5aを塗布する〔第2図(d)〕。
その後、絶縁用のMgO膜3を0.75μm堆積する〔
?2図(e)〕。全体をア七トンに浸し、レジス}5a
およびこの上に付着した部分のみMgO膜3を除去して
、窓開けする〔第2!9( f ))oそして、この上
にYBCO膜2と同様のパターニング手法とマグネトロ
ンスバッタ法を用いて、上部電極としてNCCO膜4を
2μm堆積することにより、第1図に示した構造を持つ
ジ冒セフソン素子を得ることができる0なお,以上の手
順のうち、MgO膜3を必要としない素子は、その形成
過程と窓開け過程は不要となる● 第3図(a),(b)は、この素子のNCCO/YBC
O接合の電子状態を半導体的なバンドモデルで表わした
図であり、第3図(a)は接合前,第3図(b)は接合
後の状態を表わしている0第aid(a),(b)のE
@,Evはそれぞれ伝導帝端,価電子帯端のエネルギー
であり, Etはフェル■エネルギーである●接合前は
室温では第3図(a)が期待されるが、NCCO膜4と
YBCOf$2とを接合させた状態では、NCCO膜4
とYBCO膜2のキャリア濃度が〜tO”cML−″3
と低いために、NCCO膜4中の電子がYBCO膜2中
へ移動し、接合面に空間電荷が生じ、これはポテンシャ
ル障壁が形放されたことを意味する@実際に前述のボア
ソンの式(3)を用いて、このポテンシャル障壁の幅W
を計算すると ; 2oA となり、この状態が第31B( b )である。室温で
はボテンジャル障壁の幅は、’IJAと狭く、またポテ
ンシャル障壁の電気抵抗Rpと、NCCO膜4の電気抵
抗R.,YBCO膜2の電気抵抗Ryとの関係は Rp((R−+Ry であるから、この接合の電流電圧特性はオーム則に従う
〇 しかし、この接合を絶対零度に冷却(実際には4.2
K )すると、NCCO膜4 ,YBCO膜2は超伝導
状態となるため、7エルミレベルEtのit子は電子対
を形放してポーズ凝縮状態となり、超伝導ギャップ(2
△)が生ずる@絶対零度でもポテンシャル障壁の幅は、
殆ど変化しないと考えられ、そのときNCCO/YBC
Oの接合のバンドモデルは第4図のようになる。
?2図(e)〕。全体をア七トンに浸し、レジス}5a
およびこの上に付着した部分のみMgO膜3を除去して
、窓開けする〔第2!9( f ))oそして、この上
にYBCO膜2と同様のパターニング手法とマグネトロ
ンスバッタ法を用いて、上部電極としてNCCO膜4を
2μm堆積することにより、第1図に示した構造を持つ
ジ冒セフソン素子を得ることができる0なお,以上の手
順のうち、MgO膜3を必要としない素子は、その形成
過程と窓開け過程は不要となる● 第3図(a),(b)は、この素子のNCCO/YBC
O接合の電子状態を半導体的なバンドモデルで表わした
図であり、第3図(a)は接合前,第3図(b)は接合
後の状態を表わしている0第aid(a),(b)のE
@,Evはそれぞれ伝導帝端,価電子帯端のエネルギー
であり, Etはフェル■エネルギーである●接合前は
室温では第3図(a)が期待されるが、NCCO膜4と
YBCOf$2とを接合させた状態では、NCCO膜4
とYBCO膜2のキャリア濃度が〜tO”cML−″3
と低いために、NCCO膜4中の電子がYBCO膜2中
へ移動し、接合面に空間電荷が生じ、これはポテンシャ
ル障壁が形放されたことを意味する@実際に前述のボア
ソンの式(3)を用いて、このポテンシャル障壁の幅W
を計算すると ; 2oA となり、この状態が第31B( b )である。室温で
はボテンジャル障壁の幅は、’IJAと狭く、またポテ
ンシャル障壁の電気抵抗Rpと、NCCO膜4の電気抵
抗R.,YBCO膜2の電気抵抗Ryとの関係は Rp((R−+Ry であるから、この接合の電流電圧特性はオーム則に従う
〇 しかし、この接合を絶対零度に冷却(実際には4.2
K )すると、NCCO膜4 ,YBCO膜2は超伝導
状態となるため、7エルミレベルEtのit子は電子対
を形放してポーズ凝縮状態となり、超伝導ギャップ(2
△)が生ずる@絶対零度でもポテンシャル障壁の幅は、
殆ど変化しないと考えられ、そのときNCCO/YBC
Oの接合のバンドモデルは第4図のようになる。
以上の如く、本発明の素子は、NCCO膜4とYBCO
膜2が超伝導状態となることにより、電子が電子対を形
成し超伝導ギャップが生ずるが、これを超伝専体/絶縁
層/超伝島体構造のバンドモデル等価図として表わした
のが第5図である0第5図の絶縁層はポテンシャル障壁
であり,この厚さがコヒーレンス長@度であるため、電
子対はこのポテンシャル障壁をトンネルすることが可能
となり、素子に外部から電流を流すと、ジ嘗セフソン電
流が観測されるのである●したがって、本発明の素子の
電気的な特性は、第9図に示したトンネル型ジ璽セフソ
ン素子の場合と同じになる@この事実は素子にマイクロ
波を照射したとき、シャビロステップが現れることから
も確認することができる〇 第6図はこの素子の電流電圧特性線図を示したものであ
り、直線(イ)は室温,曲線(口)は4.2Kを表わし
ている0第6図において,4.2KにおけるNCCO膜
4の超伝導ギャップは3mV,YBCO膜2の超伝導ギ
ャップは10mVであるから、第6図の曲線(ロ)よう
に( 10 − 3 ) mVと(to+3)mVの点
で素子のコンダクタンスが増加する@ 同様にしてp型超伝導体としてYBCO,n型超伝導体
としてNCCOを用いて、マグネトロンスバクタ法によ
り作製したp−n−p接合構造を有する超伝導トランジ
スタの模式断面図を第゛7図に示す。素子のパターニン
グにはメタルマスクを用い、各層間での原子の拡散を防
ぐために、基板温度は500℃で或膜を行なった●この
素子は第7図のように、基板l上にYBCO膜2 a
, NCCO膜4 a ,YBCO膜2aを順次堆積し
、p型超伝導体とn型超伝導体との接合により生ずる空
間電荷層をトンネルバリアとして利用するものである。
膜2が超伝導状態となることにより、電子が電子対を形
成し超伝導ギャップが生ずるが、これを超伝専体/絶縁
層/超伝島体構造のバンドモデル等価図として表わした
のが第5図である0第5図の絶縁層はポテンシャル障壁
であり,この厚さがコヒーレンス長@度であるため、電
子対はこのポテンシャル障壁をトンネルすることが可能
となり、素子に外部から電流を流すと、ジ嘗セフソン電
流が観測されるのである●したがって、本発明の素子の
電気的な特性は、第9図に示したトンネル型ジ璽セフソ
ン素子の場合と同じになる@この事実は素子にマイクロ
波を照射したとき、シャビロステップが現れることから
も確認することができる〇 第6図はこの素子の電流電圧特性線図を示したものであ
り、直線(イ)は室温,曲線(口)は4.2Kを表わし
ている0第6図において,4.2KにおけるNCCO膜
4の超伝導ギャップは3mV,YBCO膜2の超伝導ギ
ャップは10mVであるから、第6図の曲線(ロ)よう
に( 10 − 3 ) mVと(to+3)mVの点
で素子のコンダクタンスが増加する@ 同様にしてp型超伝導体としてYBCO,n型超伝導体
としてNCCOを用いて、マグネトロンスバクタ法によ
り作製したp−n−p接合構造を有する超伝導トランジ
スタの模式断面図を第゛7図に示す。素子のパターニン
グにはメタルマスクを用い、各層間での原子の拡散を防
ぐために、基板温度は500℃で或膜を行なった●この
素子は第7図のように、基板l上にYBCO膜2 a
, NCCO膜4 a ,YBCO膜2aを順次堆積し
、p型超伝導体とn型超伝導体との接合により生ずる空
間電荷層をトンネルバリアとして利用するものである。
膜厚はYBCO膜2aを200又,NCCO膜4aを1
0OAとした0臨界温度は前述の本発明によるトンネル
型ジ口セフソン素子と同じである〇なお、成膜順序を変
えることにより、n−p−n型超伝導トランジスタを得
ることができる@第8図にこの超伝導トランジスタのエ
ミフタ電極からの準粒子注入によるコレクタ・ベース間
のt流電圧の変調特性を示す◎第8図中の各特性線にベ
ース●エミッタ間電圧値を傍記してある●第8区のよう
に、エミッタ電極からの準粒子注入によりベース電極が
非平衡状態となり、そのためコレクタ●ベース間の電流
電圧特性が変調し、超伝導トランジスタの作用を示すこ
とがわかる〇〔発明の効果〕 従来、酸化物超伝導体と絶縁層との組み合わせからなる
ジ璽セ7ソン素子は、絶縁層の厚さを酸化物超伝導体の
コヒーレンス長に等しくなる程薄く形戒することが非常
に困難であり、電子対のトンネル効果を十分に満足する
ことができず、再現性に欠けるものであったのに対して
、本発明はこれまで述べてきた如く、素子構造として互
いに導電型の異なる酸化物超伝導体/酸化物超伝導体の
領域を設けて、半導体素子におけるようなpn接合によ
って生ず゛る空間電荷層を形威し、これをトンネルバリ
アとして利用したために、このバリアの幅を酸化物超伝
導体のコヒーレンス長とほぼ等しくすることが可能とな
り、電子対のトンネル効果が確実容易に実現され、良好
なジ璽セフソン響性を極めて再現性よく得ることができ
たものである0また、同様にして空間竜荷層をトンネル
バリアとして利用したp−n−pまたはn − p −
n構造を持つ超伝導トランジスタを効果的に得ること
ができる。
0OAとした0臨界温度は前述の本発明によるトンネル
型ジ口セフソン素子と同じである〇なお、成膜順序を変
えることにより、n−p−n型超伝導トランジスタを得
ることができる@第8図にこの超伝導トランジスタのエ
ミフタ電極からの準粒子注入によるコレクタ・ベース間
のt流電圧の変調特性を示す◎第8図中の各特性線にベ
ース●エミッタ間電圧値を傍記してある●第8区のよう
に、エミッタ電極からの準粒子注入によりベース電極が
非平衡状態となり、そのためコレクタ●ベース間の電流
電圧特性が変調し、超伝導トランジスタの作用を示すこ
とがわかる〇〔発明の効果〕 従来、酸化物超伝導体と絶縁層との組み合わせからなる
ジ璽セ7ソン素子は、絶縁層の厚さを酸化物超伝導体の
コヒーレンス長に等しくなる程薄く形戒することが非常
に困難であり、電子対のトンネル効果を十分に満足する
ことができず、再現性に欠けるものであったのに対して
、本発明はこれまで述べてきた如く、素子構造として互
いに導電型の異なる酸化物超伝導体/酸化物超伝導体の
領域を設けて、半導体素子におけるようなpn接合によ
って生ず゛る空間電荷層を形威し、これをトンネルバリ
アとして利用したために、このバリアの幅を酸化物超伝
導体のコヒーレンス長とほぼ等しくすることが可能とな
り、電子対のトンネル効果が確実容易に実現され、良好
なジ璽セフソン響性を極めて再現性よく得ることができ
たものである0また、同様にして空間竜荷層をトンネル
バリアとして利用したp−n−pまたはn − p −
n構造を持つ超伝導トランジスタを効果的に得ること
ができる。
第1図は本発明のトンネル型ジ璽セ7ソン素子の構或を
示す模式断面図、第2図は本発明のトンネル型ジ璽セ7
ソン素子の主な製造工程図、第3図(a)はNCCO,
YBCOの接合前の室温におけるエネルギーバンドモデ
ル図、第3図(b)は同じく接合後の室温におけるエネ
ルギーバンドモデル図、第4図は同じく接合後の絶対零
度におけるエネルギーバンドモデル図、第5図はNCC
O,YBCO接合の従来素子に対するエネルギーバンド
モデル等価図、第6図は本発明のトンネル型ジョセフソ
ン素子の電流電圧特性線図、第7図は本発明の超伝導ト
ランジスタの樽或を示す模式断面図、第8−は本発明の
超伝導トランジスタのコレクタ●ベース間の電流電圧特
性線図、第9図は従来のトンネル型ジ璽セフソン素子の
構戒を示す模式断面図、第lO図はその電流電圧特性線
図、第11図は第9国とは別の従来のトンネル型ジ冒セ
フソン素子の構成を示す模式断面図、第12図は従来の
超伝導トランジスタの構成を示す模式断面図、第13図
はそのコレクタ・ベース間の電流電圧特性線囚である● 1:基板、2 ,2a :YBCO膜、3 : MgO
膜、4 e 4 a : N C C O膜、5 1
5 a :レジスト、6:下部電極、7,14.14a
:}’ンネルパリア、8:上部電極、9 : Y−Ba
−Cu−0、10 : Au ,11 : AIOx
. 12 : Nb. 13 :エミッタt@i..、
15:ベ猶2 ■ NCCQ ホ゛デンシャルF*璧 y’I5co 窩4 図 F−f NCC.0 YB(,0 (4) (b) yW 痢 3 (2) % j 閃 (イ) 堂 圧(mV) aら 喝 と C O 3 V斥 第 t0 (和V) 圀 B っし7タ.ベース間電圧(仙V冫
示す模式断面図、第2図は本発明のトンネル型ジ璽セ7
ソン素子の主な製造工程図、第3図(a)はNCCO,
YBCOの接合前の室温におけるエネルギーバンドモデ
ル図、第3図(b)は同じく接合後の室温におけるエネ
ルギーバンドモデル図、第4図は同じく接合後の絶対零
度におけるエネルギーバンドモデル図、第5図はNCC
O,YBCO接合の従来素子に対するエネルギーバンド
モデル等価図、第6図は本発明のトンネル型ジョセフソ
ン素子の電流電圧特性線図、第7図は本発明の超伝導ト
ランジスタの樽或を示す模式断面図、第8−は本発明の
超伝導トランジスタのコレクタ●ベース間の電流電圧特
性線図、第9図は従来のトンネル型ジ璽セフソン素子の
構戒を示す模式断面図、第lO図はその電流電圧特性線
図、第11図は第9国とは別の従来のトンネル型ジ冒セ
フソン素子の構成を示す模式断面図、第12図は従来の
超伝導トランジスタの構成を示す模式断面図、第13図
はそのコレクタ・ベース間の電流電圧特性線囚である● 1:基板、2 ,2a :YBCO膜、3 : MgO
膜、4 e 4 a : N C C O膜、5 1
5 a :レジスト、6:下部電極、7,14.14a
:}’ンネルパリア、8:上部電極、9 : Y−Ba
−Cu−0、10 : Au ,11 : AIOx
. 12 : Nb. 13 :エミッタt@i..、
15:ベ猶2 ■ NCCQ ホ゛デンシャルF*璧 y’I5co 窩4 図 F−f NCC.0 YB(,0 (4) (b) yW 痢 3 (2) % j 閃 (イ) 堂 圧(mV) aら 喝 と C O 3 V斥 第 t0 (和V) 圀 B っし7タ.ベース間電圧(仙V冫
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)基板上に形成した一導電型の酸化物超伝導薄膜およ
びこれとpn接合を形成する逆導電型の酸化物超伝導薄
膜を有することを特徴とするトンネル型ジヨセフソン素
子。 2)基板上に形成した一導電型の酸化物超伝導薄膜およ
び逆導電型の酸化物超伝導薄膜からなるn−p−nまた
はp−n−p接合構造を有することを特徴とする超伝導
トランジスタ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-161335 | 1989-06-23 | ||
JP16133589 | 1989-06-23 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0394485A true JPH0394485A (ja) | 1991-04-19 |
Family
ID=15733127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2063609A Pending JPH0394485A (ja) | 1989-06-23 | 1990-03-14 | トンネル型ジョセフソン素子および超伝導トランジスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0394485A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8200304B2 (en) * | 2006-07-20 | 2012-06-12 | Japan Science And Technology Agency | Josephson junction and Josephson device |
US8727311B2 (en) | 2008-09-05 | 2014-05-20 | Vat Holding Ag | Vacuum valve with gas-tight shaft penetration |
CN104480426A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-04-01 | 昆明理工大学 | 一种取向可控薄膜的制备方法 |
-
1990
- 1990-03-14 JP JP2063609A patent/JPH0394485A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8200304B2 (en) * | 2006-07-20 | 2012-06-12 | Japan Science And Technology Agency | Josephson junction and Josephson device |
US8727311B2 (en) | 2008-09-05 | 2014-05-20 | Vat Holding Ag | Vacuum valve with gas-tight shaft penetration |
CN104480426A (zh) * | 2014-11-05 | 2015-04-01 | 昆明理工大学 | 一种取向可控薄膜的制备方法 |
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