JPH039417A - 電源瞬断検出装置 - Google Patents

電源瞬断検出装置

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JPH039417A
JPH039417A JP1143149A JP14314989A JPH039417A JP H039417 A JPH039417 A JP H039417A JP 1143149 A JP1143149 A JP 1143149A JP 14314989 A JP14314989 A JP 14314989A JP H039417 A JPH039417 A JP H039417A
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power supply
power
voltage
switch
circuit
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JP1143149A
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Katsumi Takahashi
克巳 高橋
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、使用中に電源の瞬断が起こシ得る車載無線
装置、携帯無線装置等の移動局装置で用いられる電源瞬
断検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は従来の電源瞬断検出装置を示すブロック図であ
る。図において、1はこの電源瞬断検出装置が適用され
ている移動局装置の制御処理を司る中央処理装置(以下
、CPUという)であシ、2はこのCPU1が用いるプ
ログラムが格納されている読み取シ専用メモリ(以下、
ROMという)、3は前記制御処理の過程で発生するデ
ータを格納するランダムアクセスメモリ(以下、RAM
という)である。また、4は電源瞬断後のリセット・ス
タート時に必要な状態パラメータ等を保持しておくため
の不揮発性メモリ(以下、NVMという)であυ、5は
CPUIによって制御される入出力部(以下、Iloと
hう)である。6はCPU 1のリセット信号を生成す
るリセット回路、Tはリセット回路6からのリセット信
号をCPU1へ伝えるCPUリセット線(ロー拳アクテ
ィブ°)であシ、8はIlo 5に制御されて、無線部
、音声部、操作部等からなる周辺部、9はl105から
周辺部8を制御するための制御線である。
10はこの移動局装置に電源を供給するバッテリ電源で
あシ、11はこのバッテリ電源10をオン/オフする電
源スイツチ回路、12は電源スイツチ回路11のオン/
オフによってバッテリ電源10よシ生成されるスイッチ
ング電源である。13はユーザが電源をオン/オフする
時に操作するスイッチであシ、14はこのスイッチ13
のチャタリングを吸収するチャタリング吸収回路である
15はチャタリング吸収回路14を工105の入力ポー
トに接続する信号線、16はチャタリング吸収回路14
を電源スイツチ回路11に接続する信号線であり、17
は工105の出力ボートからのオフ信号を電源スイツチ
回路11に伝える信号線である。
18はスイッチング電源12の瞬断と、スイッチ13の
操作によるスイッチング電源12のオフとを区別するた
めの瞬断表示回路であシ、コンパレータ19、放電防止
ダイオード20、充電抵抗21、放電抵抗22、および
電圧保持用コンデンサ23からなっている。コンパレー
タ19の負入力信号線24によって充電抵抗21、放電
抵抗22、および電圧保持用コンデンサ23の正極側に
接続されておシ、正入力には正入力信号線25を介して
比較基準電圧vRが供給されている。また、コンパレー
タ19の出力は、との瞬断表示回路18の出力信号線2
6を介して工105の入力ボートに接続されている。
次に動作について説明する。電源オフの状態でユーザが
スイッチ13を操作すると、チャタリング吸収回路14
がこれを検出し信号線16を介して電源スイツチ回路1
1にオン信号を送る。電源スイツチ回路11はこの信号
によって導通してスイッチング電源12をバッテリ電源
に接続し、そのスイッチング電源12が移動局の各部に
供給される。ここで、第8図はスイッチング電源12供
給後の各部の電圧波形を示すもので、同図a)はこのス
イッチング電源12、同図缶)はCPUリセット線7、
同図(c)は瞬断表示回路のコンパレータ19の負入力
信号線24、同図(ωは瞬断表示回路18の出力信号線
26の電圧波形をそれぞれ示している。第8図(a)に
おける横点線はリセット回路6の検出電圧(VD)を示
しておシ、同図(c)における横点線は正入力信号線2
5よシコンパレータ19に入力される比較基準電圧VR
25を示してbる。
時刻t0でスイッチング電源12が供給され、時刻t1
でそρ電圧Vsがリセット回路6の検出電圧vDに達す
ると、リセット回路6はCPU1のロー・リセットに必
要な時間分の延遅の後、時刻t!でCPU 1リセツト
解除の信号をCPUリセット線7に送出する。これによ
ってCPU1はリセットが解除され、CPU1のプログ
ラムがリセットΦスタートする。また、コンパレータ1
9の負入力信号線24の電圧は、充電抵抗21の値R1
と電圧保持用コンデンサ23の値Cで決まる時定数に従
って上昇するため、時刻t、で前記比較基準電圧vRを
超えるまで、瞬断表示回路18の出力信号線26の電圧
はハイレベルを示す。この時、CPU1はプログラムの
制御動作において、第9図のように、リセット・スター
ト時初期設定(ステップSTI )の後瞬断表示回路1
8の出力信号線26の電圧を読み、ハイレベルであるの
で瞬断ではないと判断しくステップST2 ) 、電源
投入時の処理(ステップ5T3)から制御動作を開始す
る。ここで、初期設定に要する処理時間は1.−1.よ
シ小さいものとする。
次に、スイッチング電源12の瞬断が発生し、時刻t4
でその電圧Vsが検出電圧vD以下に下がると、リセッ
ト回路6はCPUリセット線Tに信号を送出してCPU
1にリセットをかける。この時、通話チャンネル、パワ
ー、操作部の表示等の状態パラメータはNVM J内に
保持されている。次にスイッチング電源12が瞬断から
復帰し、時刻tsでCPU1のリセットが解除されると
再びプログラムがリセット・スタートから動作する。こ
の時コンパレータ19の負入力信号線24の電圧は、電
圧保持用コンデンサ23の値Cと放電抵抗22の値R3
で決まる時定数に従って下降を開始するが、スイッチン
グ電源が瞬断から復帰すると、電源保持用コンデンサ2
3の値Cと充電抵抗21の値R1による時定数に従って
上昇に転じるため、時刻tstでに検出電圧vR以下に
降下することはない。この時の制御動作は第9図に示す
ように処理される。
即ち、初期設定(ステップSTI ’)の後、瞬断表示
回路18の出力信号線26の電圧はローレベルであるの
で、CPU1はこれを読み取って、瞬断が発生したと判
断しくステップ5T2)、NVM 4から瞬断前の状態
パラメータを読み込み(ステップ5T4)、瞬断直前の
状態からの処理を開始する(ステップ5T5)。
次に、ユーザが電源をオフするためにスイッチ13を操
作すると、チャタリング吸収回路14よシミ源のオフを
指示する信号が信号線15を介してIlo 5の入力ポ
ートに入力される。この時のCPUIにおける制御動作
を第10図に示す。この制御動作のプログラムは定周期
に起動され、まず、信号線15の状態を読み込んで、ス
イッチ13が操作されたか否かを検出する(ステップS
T6 )。
スイッチ13が押下されていれば、l105の出力ボー
トを制御しζ信号線1Tを介して電源スイツチ回路11
にオフ信号を送シ、スイッチング電源12をオフさせる
(ステップST7 )。時刻t、でスイッチング電源1
2が断となると、コンパレータと放電抵抗22の値R1
で決まる時定数に従りて除々に低下して、コンパレータ
19の正入力信号線25に入力される検出電圧vR以下
にまで下降する。コンパレータ19の負入力信号線24
の電圧が一旦検出電圧vR以下になると、次にスイッチ
13が操作されてスイッチング電源12がオンしても、
瞬断表示回路18の出力信号線26の電圧は、コンパレ
ータ19の負入力信号線24の電圧が検出電圧vRを超
えるまではハイレベルとなる。
従って、CPU1は正常電源投入時の処理から制御動作
を開始する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電源瞬断検出装置は以上のように構成されている
ので、電源断がユーザのスイッチ13の操作によるもの
であっても、第8図(a)に2点鎖線で示すように、瞬
断表示回路1B内のコンパレータ19の負入力の電圧が
充分降下しきれない時刻t、に、電源オンのためにスイ
ッチ13が再度操作された場合、同図(c)に2点鎖線
で示すようにコンパレータ19の負入力の電圧はその時
点から上昇に転じ、時刻t、においてCPU1がリセッ
ト・スタートシた時、瞬断表示回路1Bの出力はローレ
ベルのままであるため、CPUIはスイッチング電源1
2の瞬断発生と誤認し、NVM 4にセーブされた状態
パラメータの読み出しの処理から制御動作を開始してし
まうという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電源の瞬断とユーザの意志による電源のオフ
とを確実に区別し、ユーザが電源のオフ/オンを短期間
に行った場合でも、正常な動作を行うことのできる電源
瞬断検出装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1の請求項に係る電源瞬断検出装置は、電源の供給時
には充電抵抗を介して充電され、前記電源の停止時には
放電抵抗を介して放電される電圧保持用コンデンサに蓄
えられた電荷を、前記電源をオン/オフするためのスイ
ッチのオフ操作が検出された場合に1急速に放電させる
急速放電回路を設けたものである。
また、第2の請求項に係る電源瞬断検出装置は、電源を
オン/オフするスイッチがオフ操作された時に所定のデ
ータパターンによる電源断パターンが書き込まれ、電源
が供給されると前記電源断パターンとは異なりたデータ
パターンが書き込まれる不揮発性メモリと、電源の供給
再開時に不揮発性メモリに書き込まれたデータパターン
の検定を行う検定手段を設けたものである。
〔作用〕
第1の請求項の発明における急速放電回路は、電源がス
イッチのオフ操作で停止した後、すぐにそのオン操作で
供給を再開した場合、前記スイッチのオフ操作検出時に
、電圧保持用コンデンサを急速に放電させ、その充電電
圧を短時間にあらかじめ定められた規定値以下のレベル
まで確実に低下させることにより、スイッチ操作による
電源の停止と電源の瞬断の区別を可能にする。
また、第2の請求項の発明における検定手段は、電源の
供給再開時に不揮発性メモリに書き込まれているデータ
パターンを読み込んで、それがスイッチによる電源のオ
フ操作時に書き込まれた電源断パターンであるか否かを
検定し、電源断パターンであれば、電圧保持用コンデン
サの充電電圧が規定値以上であっても、電源の瞬断ては
なく、スイッチの操作による電源の停止と供給再開であ
ると判定する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1はCPU、2はROM、 3はRAM、
4はNVM、  5は工ん、6はリセット回路、7はC
PUI、lセット線、8は周辺部、9は制御線、10は
バッテリ電源、11は電源スイツチ回路、12はスイッ
チング電源、13はスイッチ、14はチャタリング吸収
回路、15.16および17はそれぞれ信号線、18は
瞬断表示回路、19はコンパレータ、20は放電防止ダ
イオード、21は充電抵抗、22は放電抵抗、23は電
圧保持用コンデンサ、24.25はコンパレータ19の
負入力信号線および正入力信号線、26は瞬断表示回路
18の出力信号線26であシ、第7図に同一符号を付し
た従来のそれらと同一 あるいは相当部分であるため詳
細な説明は省略する。
また、21は前記瞬断表示回路1Bの電圧保持用コンデ
ンサ23に蓄えられた電荷を急速に放電させるための急
速放電回路であシ、ベース抵抗の付いたNPN型のトラ
ンジスタ28と、それに接続された急速放電抵抗29と
によって構成されている。この急速放電回路2Tの入力
は工105の出力ポートよシトランジスタ28に接続さ
れておシ、出力は急速放電抵抗29よシ瞬断表示回路1
8のコンパレータ19の負入力、即ち電圧保持用コンデ
ンサ23の正極側の端子に接続されている。
次に動作について説明する。電源オフの状態でユーザに
よりてスイッチ13が操作されると、従来の場合と同様
にこれを検出したチャタリング吸収回路14は信号線1
6を介して、オン信号を電源スイツチ回路11に送りて
これをオンさせ、スイッチング電源12を移動局の各部
に供給させる。
ここで、第2図は、このスイッチング電源12供給後の
各部の電圧波形を示すものである。即ち、同図(a)は
スイッチング電源12の電圧波形を、同図(b)はCP
UIJセット線の電圧波形を、同図(c)はコンパレー
タ19の負入力信号線24の電圧波形を、同図(d)は
瞬断表示回路18の出力信号線26の電圧波形をそれぞ
れ示している。また、第2口伝)および(C)の横点線
は、それぞれリセット回路6の検出電圧DVとコンパレ
ータ19の正入力に木カされる比較基準電圧vRを示し
ている。
時刻t0でスイッチング電源12がオンとなシ、時刻t
、でその電圧Vsがリセット回路6の検出電圧vDに達
すると、リセット回路6はCPU1のロー・リセットに
必要な時間だけ延達させた後、時刻t、でCPU1のリ
セットを解除する。リセットが解除されたCPU1では
プログラムがリセット・スタートする。この時、コンパ
レータ19の負入力て上昇し、それが時刻t、でにおい
て前記比較基準電圧vRを超えると、瞬断表示回路1B
はその出力信号線26の電圧をハイレベルにする。ここ
で、従来の場合と同様に、この移動局の動作状態を示す
通話チャンネル、送信パワー、操作部の表示等の状態パ
ラメータは、随時、NVM4にストアされているものと
する。
次に、スイッチング電源12に瞬断が発生し、時刻t4
にその電圧VSが検出電圧vD以下にまで降下すると、
リセット回路6はCPUリセット線7に信号を送出して
CPU 1にリセットをかける。その後、スイッチング
電源12が瞬断から復帰し、第2図(b)の時刻t、で
CPU1のリセットが解除されると、従来の場合と同様
にして再びプログラムがリセット・スタートから動作す
る。
また、ユーザが電源をオフするためにスイッチ13を操
作すると、電源のオフを指示する信号がチャタリング吸
収回路14よシ信号線15を介して工105の入力ボー
トに入力される。CPU1はこれを読み取シ、スイッチ
13が操作されていれば、Ilo 5の出力ボートを制
御し、信号線30を介して制御信号を急速放電回路27
へ送る。急速放電回路2γではこの制御信号によってト
ランジスタ28をオンさせ、電圧保持用コンデンサ23
に蓄えられた電荷を、急速放電抵抗29、およびこのト
ランジスタ28を介して放電させる。このl105の出
力ボートからは信号線17を介して電源スイツチ回路1
1にオフ信号が同時に送られて、スイッチング電源12
がオフとなる。ここで、急速放電回路27による電圧保
持用コンデンサ23の放電は時刻t6においてスイッチ
ング電源12が断となる前に行われ、電圧保持用コンデ
ンサ23の値Cと急速放電抵抗29の値R8で定まる時
定数は極めて小さなものであるため、コンパレータ19
の負入力信号線24の電圧は、第2図(c)に示すよう
にほぼ瞬時にOvとなる。
次に、ユーザが電源投入するためにスイッチ13を押下
すると、時刻t7でスイッチング電源12が供給される
。この場合、瞬断表示回路18のコンパレータ19の負
入力信号線24の電圧が比較基準電圧vRよシ低くなっ
ているため、その後は時刻to以下と同一の動作を行う
次に、前記スイッチ13のオン/オフに基づくCPU1
による工105の制御について説明する。第3図は数m
g〜数百msのあらかじめ定められた周期で起動される
処理である。まず、スイッチ13が操作されているか否
かを信号線15の状態に基づいて判断する(ステップ5
TIO)。スイッチ13が操作されていなければそのま
まリターンし、操作されている場合には、以下に述べる
3つの処理からなる電源断処理の実行を開始する。
即ち、その第1の処理は第4図(a)に示すようにRO
M2内の所定の領域C0〜へ−1にあらかじめ書き込ま
れているnバイトの電源断パターンを、第4図ら)に示
すNVM 4の所定の領域P0〜P!1−1にコピーす
るものである。まず、カウンタを設定してその計数値l
を′″0″にクリアする(ステップ5TII)。
次に、このカウンタの計数値iに従って、 ROM2の
領域CiK格納されている1バイトの電源断パター7を
NVM 4の領域Piにコピーする(ステップ5T12
)。次いで、このカウンタをインクリメントしくステッ
プ5T13)、その計数値lと電源断パターンの全バイ
ト数@n”との比較を行って(ステップ5T14)、n
バイトの電源断パターン全てがコピーされるまで処理を
ステップ5T12へ戻して前述のコピー処理を繰)返す
。この場合、ROMZ内のnバイトの電源断パターンは
全ビット″0″ではないものとする。
全ての電源断パターンのコピーが終了すると第2の処理
に移る°。即ち、l105の出力ボートに指示して、信
号線30よシ制御信号を急速放電回路27へ送出してそ
の制御を行う(ステップ5T15)。
その結果、急速放電回路21ではトランジスタ28がこ
の制御信号によってオンとなシ、瞬断表示回路18の電
圧保持用コンデンサ23をほぼ瞬時に放電させる。その
後、第3の処理に移シ、工105の出力ボートを制御し
て、信号線1Tを介してオフ信号を電源スイツチ回路1
1へ送出させる(ステップ5T16)。このオフ信号を
受けた電源スイツチ回路11はスイッチング電源12を
オフにする。
第2図の時刻t、及びt、で、ユーザの電源投入によっ
てプログラムがリセット−スタートした場合は第5図に
示すように、周辺デバイス等の初期設定(ステップ5T
17)の後、瞬断表示回路18の出力信号線26の状態
を読み込んで、その電圧がハイレベルかローレベルカラ
判定スル(ステップ5T18)。今、ハイレベルである
ので正常投入と判断し、NVM 4の領域P0〜P!I
−1のクリアを行い、さらに正常電源投入の処理(ステ
ップ5T20)から制御動作を開始する。また、瞬断発
生時の処理は時刻t、で瞬断復帰しスタートした時、初
期設定(ステップ5T17)の後、瞬断表示回路18の
出力信号線26の状態がローレベルであるのでステップ
5T18によって瞬断発生と判断する。
次に、確認のためNVM 4の領域P0〜P、−1に格
納されている電源断パターンとROMZ内の領域00〜
C11−1にあらかじめ格納されていた電源断パターン
をnバイト分順次比較する(ステップ5T21〜5T2
4)。この時のNVM 4の領域P0〜P!I−1内の
電源断パターンは、時刻t、でのりセット・スタート処
理で前述のようにクリアされているので、 ROM2の
領域C0〜Ca−1のそれとは一致しない。従って、瞬
断復帰の処理としてNVM J内にストアされている瞬
断発生前の状態パラメータを読み出しくステップ5T2
5)、それをもとに瞬断発生直前の状態へ復帰して(ス
テップ5T26)、制御動作を開始する。
ここで、ユーザによる電源投入によってプログラムがリ
セット・スタートしたにもかかわらず、何等かの原因で
瞬断表示回路18の出力信号線26がローレベルであり
た場合には、前記ステップ5T21〜ステツプ5T24
による検定で電源断パターンがnバイト全てにおいて一
致するため、処理はステップ5T19に渡されてNVM
4の領域Po〜P−1のクリア以下の処理が実行される
なお、上記実施例では急速放電回路2Tの付加と、 C
PU1のプログラム制御にて実現される検定機能による
NVM J内の電源断パターンPiの検定の組合せによ
って電源瞬断とユーザの意志による電源断を区別するも
のを示したが、急速放電回路27を省いた第7図の従来
装置と同一のハードウェア構成によりても電源の瞬断と
ユーザの意志による電源断を識別することは可能であシ
、第5図と第6図に示すプログラム制御を行えばよい。
以下にこの場合の動作を説明する。ここで、各部の電圧
波形は第8図と同一である。
第6図はユーザの意志による電源断時のプログラム制御
を示すフローチャートであシ、これは急速放電回路2γ
が存在しないため、第3図におけるこの急速放電回路の
制御(ステップ5T15)の処理を省略しただけもので
ある。ユーザの電源投入によって、第8図の時刻t、で
プログラムがスタートすると、第5図において、初期設
定(ステップ5T17)の後、瞬断表示回路18の出力
信号線26はローレベルで瞬断を示すが、第6図のステ
ップ5TII〜ステツプ5T14によつて、直前のユー
ザによる電源断時において、 NVMJ内の領域P0〜
P1−1にROM2の領域C0〜C1−1よシミ連断パ
ターンがコピーされているので、ステップ5T21〜ス
テツプ5T24による検定の結果、nバイト全てが所定
の電源パターンと一致することになり、処理はステップ
5T19へ渡されてNVM 4の領域P0〜P!l−1
をクリアした後、正常電源投入の処理を行う(ステップ
5T20)。
また、上記実施例では、CPU 1のプログラム制御に
よる検定機能を有する場合について説明したが、急速放
電回路27を残して前記検定機能を割愛してもよく、上
記実施例と同様の効果を奏する。
その場合、 CPU1の制御プログラムは、第9図およ
び第10図に示す従来のものと同等のものを用いればよ
い。以下にこの場合の動作を説明する。
ここで、各部の電圧波形は第2図に示す通シである。
ユーザの意志で電源が断になると、l105の出力ボー
トから信号線30に送出される制御信号によって急速放
電回路27が動作し、電圧保持用コンデンサ23が急速
に放電されてコンパレータ19の負入力信号線24の電
圧がOvとなる。従って、次にスイッチ13が操作され
て電源の供給が開始されても、コンパレータ19の負入
力信号線24の電圧が比較基準値VRを越えるまではハ
イレベルとなる。第2図の時刻t、′において第9図の
制御プログラムがリセット・スタートすると、初期設定
(ステップSTI )の後、瞬断表示回路18の出力信
号線26の電圧がハイレベルであるため、処理はステッ
プST2よシステップST3へ渡されて正常電源投入の
処理が実行される。
〔発明の効果〕
以上のように第1の請求項の発明によれば、電源の供給
時に充電され、電源の停止時には放電される電圧保持用
コンデンサに蓄えられた電荷を電源をオン/オフするス
イッチのオフ操作が検出された場合に急速に放電させる
急速放電回路を設け、また、第2の請求項の発明によれ
ば、前記スイッチがオフ操作された時に所定の電源断パ
ターンが書き込まれ、電源の供給が開始されると電源断
パターンがクリアされる不揮発性メモリを設けて、電源
の供給再開時にこの不揮発性メモリの電源断パターンの
検定を行うように構成したので、電源の瞬断とユーザの
意志による電源のオフとを明確に区別することができ、
ユーザが電源のオフ/オンを短期間に行りた場合でも、
正常に動作する電源瞬断検出装置が得られる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はとの発明の一実施例による電源瞬断検出装置を
示すブロック図、第2図はその各部の電圧波形を示す波
形図、第3図および第5図はその動作を示す70−チャ
ート、第4図は電源断ノ(ターンを格納するROMおよ
びNVMの領域を示す説明図、第6図はこの発明の他の
実施例の動作を示すフローチャート、第7図は従来の電
源瞬断検出装置を示すブロック図、第8図はその各部の
電圧波形を示す波形図、第9図および第10図はその動
作を示すフローチャートである。 1はCPU、2はROM、  4はNVM、  13は
スイッチ、21は充電抵抗、22は放電抵抗、23は電
圧保持用コンデンサ、27は急速放電回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電源の供給時には充電抵抗を介して充電され、前
    記電源の停止時には放電抵抗を介して放電される電圧保
    持用コンデンサを備え、前記電源の停止による放電によ
    って、前記電圧保持用コンデンサの充電電圧があらかじ
    め定められた規定値にまで低下する以前に、前記電源の
    供給の再開により、前記電源の停止を瞬断と判定する電
    源瞬断検出装置において、前記電源をオン/オフするス
    イッチのオフ操作の検出により前記電圧保持用コンデン
    サを急速に放電させる急速放電回路を設けたことを特徴
    とする電源瞬断検出装置。
  2. (2)電源の供給時には充電抵抗を介して充電され、前
    記電源の停止時には放電抵抗を介して放電される電圧保
    持用コンデンサを備え、前記電源の停止による放電によ
    って、前記電圧保持用コンデンサの充電電圧があらかじ
    め定められた規定値にまで低下する以前に、前記電源の
    供給の再開により、前記電源の停止を瞬断と判定する電
    源瞬断検出装置において、前記電源をオン/オフするス
    イッチのオフ操作により所定のデータパターンによる電
    源断パターンが書き込まれ、前記電源が供給されると前
    記電源断パターンとは異なるデータパターンが書き込ま
    れる不揮発性メモリと、前記電源の供給再開時に前記不
    揮発性メモリの前記データパターンを検定し、瞬断かあ
    るいはスイッチ操作による電源停止後の供給再開である
    かを判定する検定手段を設けたことを特徴とする電源瞬
    断検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9117551B2 (en) 2012-01-13 2015-08-25 Mitsubishi Electric Corporation SRAM memory card and voltage monitoring circuit
JP2015215638A (ja) * 2014-05-07 2015-12-03 富士通株式会社 電源管理装置、電子装置および電源管理方法
JP2017178086A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社デンソー 電子制御装置

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