JPH0393357A - カラー画像符号化方式 - Google Patents
カラー画像符号化方式Info
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- JPH0393357A JPH0393357A JP1230714A JP23071489A JPH0393357A JP H0393357 A JPH0393357 A JP H0393357A JP 1230714 A JP1230714 A JP 1230714A JP 23071489 A JP23071489 A JP 23071489A JP H0393357 A JPH0393357 A JP H0393357A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
- G06T9/004—Predictors, e.g. intraframe, interframe coding
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、カラ一画像を通信するカラーファクシミリ装
置におけるカラー画像符号化方式に関するものである。
置におけるカラー画像符号化方式に関するものである。
従来の画像符号化方式はCCITT (国際電信電話諮
問委員会)で勧告されているG3,G4ファクシミリに
代表されるランレングス符号化方式が一般に用いられて
いる。この符号化方式は、画素が白または黒が続く長さ
(ランレングス)をカウントし、あらかじめ用意された
符号表からそのカウント値に対応する符号を決定する方
式である。ここで用いられる符号表は、文書画像に多い
長い白ランに対して比較的短かい符号を割りあてるよう
な特徴づけがされている。
問委員会)で勧告されているG3,G4ファクシミリに
代表されるランレングス符号化方式が一般に用いられて
いる。この符号化方式は、画素が白または黒が続く長さ
(ランレングス)をカウントし、あらかじめ用意された
符号表からそのカウント値に対応する符号を決定する方
式である。ここで用いられる符号表は、文書画像に多い
長い白ランに対して比較的短かい符号を割りあてるよう
な特徴づけがされている。
一方、最近になって安価なカラープリンタの開発が進み
、カラー画像、特に赤(R),緑(G),青(B)また
は黄(Y),シアン(C),マゼンタ(M)のlbit
ずつのデータを持つ2値カラーの画像通信が提案されて
きた。
、カラー画像、特に赤(R),緑(G),青(B)また
は黄(Y),シアン(C),マゼンタ(M)のlbit
ずつのデータを持つ2値カラーの画像通信が提案されて
きた。
このような2値カラーの符号化方式として、3色をビッ
トブレーンごとに符号化し、白黒用のMH,MR符号化
方式を用いる方法が考えられている。
トブレーンごとに符号化し、白黒用のMH,MR符号化
方式を用いる方法が考えられている。
しかし、上述の3色をビットプレーン毎に符号化する方
法では、R, G, Bのビットブレーンごとに符号
化することにより、元々のR, G, B情報源のもつ
エントロピーを増大させてしまい、符号化効率が悪くな
るという問題がある。これは、端的にいえば、色の相関
情報を利用していないということである。
法では、R, G, Bのビットブレーンごとに符号
化することにより、元々のR, G, B情報源のもつ
エントロピーを増大させてしまい、符号化効率が悪くな
るという問題がある。これは、端的にいえば、色の相関
情報を利用していないということである。
また別の問題として、画像の白黒ランの長さの統計的性
質が符号表を作成する時に基準とした画像のものと異な
る場合、例えば色ドットのオン・オフが頻繁に反転する
疑似中間調画像を符号化する場合は、符号量が原データ
を越えてしまうという問題が生じている。
質が符号表を作成する時に基準とした画像のものと異な
る場合、例えば色ドットのオン・オフが頻繁に反転する
疑似中間調画像を符号化する場合は、符号量が原データ
を越えてしまうという問題が生じている。
〔課題を解決するための手段及び作用〕上記課題を解決
するため本発明のカラ一画像符号化方式は、複数の色成
分により表わされるカラー画像を予測符号化する方式に
おいて、予測状態を分類するに際し、符号化対象となっ
ている色威分以外の色成分信号を参照することを特徴と
する。
するため本発明のカラ一画像符号化方式は、複数の色成
分により表わされるカラー画像を予測符号化する方式に
おいて、予測状態を分類するに際し、符号化対象となっ
ている色威分以外の色成分信号を参照することを特徴と
する。
〔第1の実施例〕
第l図は本発明の第1の実施例のカラー画像伝送システ
ムのブロック構成図である。
ムのブロック構成図である。
第1図においてカラー画像の各画素を表わすR,G,
B各1bitのパラレル入力データ200〜202は、
パラレル●シリアル変換器10で各画素毎にRGBの順
番のシリアル信号に変換される。このR, G,Bの
順番は、送受信側で一致させておけばRGBの順に限定
されるものではなく、例えばGBRの順であってもよい
。
B各1bitのパラレル入力データ200〜202は、
パラレル●シリアル変換器10で各画素毎にRGBの順
番のシリアル信号に変換される。このR, G,Bの
順番は、送受信側で一致させておけばRGBの順に限定
されるものではなく、例えばGBRの順であってもよい
。
パラレル・シリアル変換器10から出力されるシリアル
信号D203は次に符号器1lに送られる。
信号D203は次に符号器1lに送られる。
一方、入力データ200〜202は複数ライン分の容量
をもつラインメモリl2に蓄えられ、数ライン前の情報
と一緒に出力信号205として状態予測回路13に出力
される。状態予測回路l3では、ラインメモリl2から
の出力信号により符号化すべき各画素の状態が決定され
、符号化状態を示す状態信号St206を出力する。
をもつラインメモリl2に蓄えられ、数ライン前の情報
と一緒に出力信号205として状態予測回路13に出力
される。状態予測回路l3では、ラインメモリl2から
の出力信号により符号化すべき各画素の状態が決定され
、符号化状態を示す状態信号St206を出力する。
符号器11ではシリアル信号D203と状態信号Stに
基づいて、後述する如く、例えば算術符号を用いた符号
化により符号207が作られ、伝送路等を介して復号器
14に伝送される。
基づいて、後述する如く、例えば算術符号を用いた符号
化により符号207が作られ、伝送路等を介して復号器
14に伝送される。
復号器14では伝送されてきた符号207に対して復号
処理が行われ、各画素毎にRGBの順番で復号シリアル
信号D’ 208が作られる。このシリアル信号D′を
シリアル●パラレル変換器l5でR’,G’B′の各1
bitの2値カラーデー夕に戻し、これに基づいてカ
ラー画像表示や記録がなされることになる。
処理が行われ、各画素毎にRGBの順番で復号シリアル
信号D’ 208が作られる。このシリアル信号D′を
シリアル●パラレル変換器l5でR’,G’B′の各1
bitの2値カラーデー夕に戻し、これに基づいてカ
ラー画像表示や記録がなされることになる。
次に本実施例の原理を簡単に説明する。
いま、画素毎にR信号、G信号、B信号の順(点順次)
に画像データが送られてくる場合について考える。
に画像データが送られてくる場合について考える。
最初の色成分信号であるR信号を符号化する時は、符号
化対象画素のG信号、D信号がまだわからないので該画
素の色がW(ホワイト)、R(レッド)、G(グリーン
)、B(ブルー)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、
C(シアン)、Bk(ブラック)のいずれであるか定ま
っていない。即ち各色面ごと即ち面順次に符号化を行う
時は第1色目の符号化時は他色状態がわかっていないの
である。
化対象画素のG信号、D信号がまだわからないので該画
素の色がW(ホワイト)、R(レッド)、G(グリーン
)、B(ブルー)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、
C(シアン)、Bk(ブラック)のいずれであるか定ま
っていない。即ち各色面ごと即ち面順次に符号化を行う
時は第1色目の符号化時は他色状態がわかっていないの
である。
これに対し2番目の色成分信号であるG信号を符号化す
′る時に、既に符号化済の同一画素のRデータを参照す
ると、符号化対象画素の色が(W, R,Y, M)グ
ループ(R=1のとき)か(Bk, G,B, C)
グループ(R=Oのとき)かに分かれ、Gの値を予測し
やすくなる。
′る時に、既に符号化済の同一画素のRデータを参照す
ると、符号化対象画素の色が(W, R,Y, M)グ
ループ(R=1のとき)か(Bk, G,B, C)
グループ(R=Oのとき)かに分かれ、Gの値を予測し
やすくなる。
さらに、3番目のB信号を符号化する時に符号化済の同
一画素のR, Gの2値データを参照すると(W,Y)
グループ(R=G=1のとき)、(R, M)グループ
(R=l,G=Oのとき)、(G, C)グループ(R
=O,G=1のとき)、(Bk,B)グループ(R=G
=0)の4グループに分かれBの値が更に予測しやすく
なる。このようにして空間的な相関からの情報に加えて
色の情報を加えることにより、予測一致率が向上し、符
号化効率が大幅に向上される。更に本実施例によれば後
述のように前記画像信号に対して適応的に符号化を行う
カラー画像符号化方式を用いることにより、各種の画像
に対し最適な符号化ができることになる。
一画素のR, Gの2値データを参照すると(W,Y)
グループ(R=G=1のとき)、(R, M)グループ
(R=l,G=Oのとき)、(G, C)グループ(R
=O,G=1のとき)、(Bk,B)グループ(R=G
=0)の4グループに分かれBの値が更に予測しやすく
なる。このようにして空間的な相関からの情報に加えて
色の情報を加えることにより、予測一致率が向上し、符
号化効率が大幅に向上される。更に本実施例によれば後
述のように前記画像信号に対して適応的に符号化を行う
カラー画像符号化方式を用いることにより、各種の画像
に対し最適な符号化ができることになる。
第5図は、符号化状態Stを決定するための参照画素の
説明図である。
説明図である。
第5図てa)は符号化第1色目(本実施例ではR)の参
照画素を示しており、*で示した符号化対象画素の周囲
の符号化済の7画素を参照することを表わしている。
照画素を示しており、*で示した符号化対象画素の周囲
の符号化済の7画素を参照することを表わしている。
また第5図(b)は符号化第2色目(本実施例ではG)
の参照画素を示しており、第5図(a)と同様の7画素
および第1色目の同位置の画素をあわせ照画素を示して
おり、第5図(a)と同様の同一色の7画素および第1
色目および第2色目の同位置の画素をあわせて9画素を
参照することを表わしている。
の参照画素を示しており、第5図(a)と同様の7画素
および第1色目の同位置の画素をあわせ照画素を示して
おり、第5図(a)と同様の同一色の7画素および第1
色目および第2色目の同位置の画素をあわせて9画素を
参照することを表わしている。
このように本実施例においては同一画素についての色毎
に相関を利用することにより、符号化条件をより適切に
設定することができるようにしている。
に相関を利用することにより、符号化条件をより適切に
設定することができるようにしている。
第4図は第5図に示した符号化対象画素の参照画素デー
タを得るための回路のブロック図である。この回路は第
1図におけるラインメモリl2と状態予測回路13に相
当しこの回路により第5図に示す位置の参照画素を用い
て状態を決定する。
タを得るための回路のブロック図である。この回路は第
1図におけるラインメモリl2と状態予測回路13に相
当しこの回路により第5図に示す位置の参照画素を用い
て状態を決定する。
RGBデータ200〜202は、ラッチ群67〜69に
入力されるとともに、ラインメモリ40, 41.
42にも入力され、ラインメモリ40〜42により1
ライン遅延したRGBデータが保持される。またラッチ
43〜50,ラッチ51〜58,及びラッチ59〜66
には、l画素クロツク毎に遅延されたデータが保持され
る。
入力されるとともに、ラインメモリ40, 41.
42にも入力され、ラインメモリ40〜42により1
ライン遅延したRGBデータが保持される。またラッチ
43〜50,ラッチ51〜58,及びラッチ59〜66
には、l画素クロツク毎に遅延されたデータが保持され
る。
ラッチ群67においてラインメモリ40の出力が入力さ
れるラッチ43,44,45.46およびラインメモリ
40の出力により符号化対象画素の属するラインの前ラ
イン上の5画素のデータが参照できる。
れるラッチ43,44,45.46およびラインメモリ
40の出力により符号化対象画素の属するラインの前ラ
イン上の5画素のデータが参照できる。
また、ラッチ49.50の出力により、符号化ライン上
の符号化済2画素が参照できることになる。これら7画
素のデータを合わせて符号化第1色であるRの状態決定
用の参照画素信号210とする。また、ランチ48から
は符号化対象画素のRのデータ211が他色G, B
の状態決定用に出力される。
の符号化済2画素が参照できることになる。これら7画
素のデータを合わせて符号化第1色であるRの状態決定
用の参照画素信号210とする。また、ランチ48から
は符号化対象画素のRのデータ211が他色G, B
の状態決定用に出力される。
このラッチ群67と同じ構成のラッチ群68. 69が
データーG201及びB202に対して設けられており
、これらラッチ群68.69からは夫々、ラッチ群67
と同様の7画素のデータが参照画素信号212,214
として出力される。
データーG201及びB202に対して設けられており
、これらラッチ群68.69からは夫々、ラッチ群67
と同様の7画素のデータが参照画素信号212,214
として出力される。
また、ラッチ群68中のラツチ54から符号化画素のG
のデータ213がBの状態決定用に出力される。
のデータ213がBの状態決定用に出力される。
セレクタ8lにおいてはパラレルシリアル変換器10か
らのRGBの各色データの出力に対応した色を示す2ビ
ットのカラー指示信号219に応じて参照画素信号を切
り換える。即ち、カラー指示信号219がRの時は、参
照画素信号210と零信号2bitを選択する。また、
Gの時は参照画素信号212およびR信号212と零信
号1bitが選択される。また、Bの時は参照画素信号
214およびR信号211、G信号213が選択される
。この9bit (1)選択信号215と2bitのカ
ラー指示信号219はパッキング回路82により、1
1 bitの信号にまとめられて状態信号St206に
なる。従って、状態信号Stは27+ 2’ + 2”
個の状態を示す。
らのRGBの各色データの出力に対応した色を示す2ビ
ットのカラー指示信号219に応じて参照画素信号を切
り換える。即ち、カラー指示信号219がRの時は、参
照画素信号210と零信号2bitを選択する。また、
Gの時は参照画素信号212およびR信号212と零信
号1bitが選択される。また、Bの時は参照画素信号
214およびR信号211、G信号213が選択される
。この9bit (1)選択信号215と2bitのカ
ラー指示信号219はパッキング回路82により、1
1 bitの信号にまとめられて状態信号St206に
なる。従って、状態信号Stは27+ 2’ + 2”
個の状態を示す。
なおここでR信号のときに零信号2bit, B信号
のときに零信号1bitを加えているのは、カラー指示
信号2bitを含めて総ビット数がR, G, Bのす
べてについてllbitとなるようにするためである。
のときに零信号1bitを加えているのは、カラー指示
信号2bitを含めて総ビット数がR, G, Bのす
べてについてllbitとなるようにするためである。
次に、第2図を用いて符号器1lの構成について説明す
る。
る。
第2図の説明の前に、本実施例で用いた算術符号につい
て説明する。
て説明する。
従来から知られている様に、算術符号は、入力信号列を
小数2進数で表わされる符号になるように算術演算によ
り符号形或がなされる方法である。この方法はLang
donおよびRissanenらによる文献″Comp
ression of Black / Whit
eImages with Arithmetic
Coding ,IEEETran Com.
COM−29.6,(1981.6)等に発表されてい
る。この文献によるとすでに符号化した入力信号列を8
1劣勢シンボル(LPS)の出る確率をq1演算レジス
タAugendをA (S)、符号レジスタをC (S
)とした時に、入力信号ごとに以下の算術演算を行う。
小数2進数で表わされる符号になるように算術演算によ
り符号形或がなされる方法である。この方法はLang
donおよびRissanenらによる文献″Comp
ression of Black / Whit
eImages with Arithmetic
Coding ,IEEETran Com.
COM−29.6,(1981.6)等に発表されてい
る。この文献によるとすでに符号化した入力信号列を8
1劣勢シンボル(LPS)の出る確率をq1演算レジス
タAugendをA (S)、符号レジスタをC (S
)とした時に、入力信号ごとに以下の算術演算を行う。
A(SL)=A(S)Xq !=FA(S)X2−Q
・・・(1)A(So)= (A(S)−A(Sl)
>l ・・・(2)<>1は有効桁1 bitで打
ち切りを表すC(So)=C(S)
・・・(3)C(31)=C(S)+A(So)
・・・(4)ここで、符号化データが優勢シ
ンボル(MPS:上の例ではO)の場合はA (SO)
, C CSO)を次のデータの符号化に使う。また劣
勢シンボル(LPS:上の例ではl)の場合は、A (
Sl), C (Sl)を次のデータの符号化に使う
。
・・・(1)A(So)= (A(S)−A(Sl)
>l ・・・(2)<>1は有効桁1 bitで打
ち切りを表すC(So)=C(S)
・・・(3)C(31)=C(S)+A(So)
・・・(4)ここで、符号化データが優勢シ
ンボル(MPS:上の例ではO)の場合はA (SO)
, C CSO)を次のデータの符号化に使う。また劣
勢シンボル(LPS:上の例ではl)の場合は、A (
Sl), C (Sl)を次のデータの符号化に使う
。
新しいAの値は2s倍(SはO以上の整数)され、0.
5<A<1.0の範囲におさめられる。この処理は、ハ
ードウエアでは演算レジスタAをS回シフトすることに
相当する。符号レジスタCに対しても同じ回数のシフト
が行われ、シフトアウトされた信号が符号となる。以上
の処理を繰り返すことにより符号形成がなされる。
5<A<1.0の範囲におさめられる。この処理は、ハ
ードウエアでは演算レジスタAをS回シフトすることに
相当する。符号レジスタCに対しても同じ回数のシフト
が行われ、シフトアウトされた信号が符号となる。以上
の処理を繰り返すことにより符号形成がなされる。
また、(1)の式で示したようにLPSの出現確率qを
2のべき乗(2−Q:Qは正整数)で近似することによ
り、乗算計算をシフト演算に置き換えている。この近似
をさらによくするためにqを、例えば(5)の式の如く
の2のべき乗の多項式で近似している。この近似により
効率最悪点の改善が行われている。
2のべき乗(2−Q:Qは正整数)で近似することによ
り、乗算計算をシフト演算に置き換えている。この近似
をさらによくするためにqを、例えば(5)の式の如く
の2のべき乗の多項式で近似している。この近似により
効率最悪点の改善が行われている。
q, 2 −Ql + 2 −02
・・・(5)また、算術符号は符号化データごとに
Qの値を切換えることが可能なことから確率推定部を符
号化と分離することができる。
・・・(5)また、算術符号は符号化データごとに
Qの値を切換えることが可能なことから確率推定部を符
号化と分離することができる。
本実施例では前述のように符号化を行いながら確率を推
定していく動的な方法をとっている。
定していく動的な方法をとっている。
以上の算術符号を行う第2図の符号器11のブロック図
の説明を行う。
の説明を行う。
状態予測回路l3からの状態信号St206は、カウン
タメモリ23、符号化条件メモリ24に入力される。
タメモリ23、符号化条件メモリ24に入力される。
符号化条件メモリ24には、状態信号St206で表わ
される2’ + 2’ + 2’個の各状態毎に、出現
しやすいシンボルである優勢シンボルMP5108と、
後述する算術符号のLPSの出現確率を含む符号化条件
を示すインデックスI107が記憶されている。符号化
条件メモリ24から符号化すべき画像の色及び状態に応
じて読み出されたMP5108は予測変換回路27に入
力され、予測変換回路27では2値系列信号D203が
MPS108と一致した時にOとなるYN信号101を
作る。YN信号101は更新回路25に入力され、更新
回路25では、YN信号がOの時に、カウンタメモリ2
3に記憶されているカウント値のうち対応する状態のカ
ウントをインクリメントする。そして、カウンタメモリ
23に記憶されているカウント値C106がカウントテ
ーブルROM22からの設定値M C 1 0 5に一
致したならば、インデックスI107が大きくなる方向
(LPSの出現確率qが小さくなる方向)に更新する。
される2’ + 2’ + 2’個の各状態毎に、出現
しやすいシンボルである優勢シンボルMP5108と、
後述する算術符号のLPSの出現確率を含む符号化条件
を示すインデックスI107が記憶されている。符号化
条件メモリ24から符号化すべき画像の色及び状態に応
じて読み出されたMP5108は予測変換回路27に入
力され、予測変換回路27では2値系列信号D203が
MPS108と一致した時にOとなるYN信号101を
作る。YN信号101は更新回路25に入力され、更新
回路25では、YN信号がOの時に、カウンタメモリ2
3に記憶されているカウント値のうち対応する状態のカ
ウントをインクリメントする。そして、カウンタメモリ
23に記憶されているカウント値C106がカウントテ
ーブルROM22からの設定値M C 1 0 5に一
致したならば、インデックスI107が大きくなる方向
(LPSの出現確率qが小さくなる方向)に更新する。
(MPSの反転は行なわない。)
尚、カウントテーブルROM22は、LPSの出現確率
qを表わすインデックス■に対応して決められている第
1表で示したMPSの数MC105を更新回路25に供
給する。
qを表わすインデックス■に対応して決められている第
1表で示したMPSの数MC105を更新回路25に供
給する。
また、更新回路25では、MPS108と画素信号D2
03が不一致の場合、即ち、予測変換回路27からのY
N信号が1の時はインデックスI107が小さくなる方
向(LPSの出現確率qが大きくなる方向)に更新する
。また、インデックスが1の時に値がOのYN信号が来
ると、MPSを反転(0→1または1→O)する処理を
行う。更新回路25の出力■′109、MPS’ 11
0は更新後のインデックスの値であり、符号化条件メモ
リ24に再記憶される。
03が不一致の場合、即ち、予測変換回路27からのY
N信号が1の時はインデックスI107が小さくなる方
向(LPSの出現確率qが大きくなる方向)に更新する
。また、インデックスが1の時に値がOのYN信号が来
ると、MPSを反転(0→1または1→O)する処理を
行う。更新回路25の出力■′109、MPS’ 11
0は更新後のインデックスの値であり、符号化条件メモ
リ24に再記憶される。
符号化パラメータ決定回路26では、インデックス11
07の値に基づいて算術符号の符号化パラメータQll
lを算術符号器28にセットする。この算術符号器28
では、予測変換回路27からのYN信号101をパラメ
ータQlllを用いて算術符号化し符号102を得る。
07の値に基づいて算術符号の符号化パラメータQll
lを算術符号器28にセットする。この算術符号器28
では、予測変換回路27からのYN信号101をパラメ
ータQlllを用いて算術符号化し符号102を得る。
尚、符号化条件メモリ24に初期値を与えておき、1,
MPSを更新しないようにすることにより、静的な符号
化が容易に実現できる。
MPSを更新しないようにすることにより、静的な符号
化が容易に実現できる。
第8図は予測変換回路27のブロック図である。
シリアル信号D203とMPSl08がEX−OR回路
29に入力され、第2表の論理式に従ってシリアル信号
D203とMPS108が一致したときに01不一致の
ときに1となるYN信号101が出力される。
29に入力され、第2表の論理式に従ってシリアル信号
D203とMPS108が一致したときに01不一致の
ときに1となるYN信号101が出力される。
第3図は、更新回路25のブロック図である。YN信号
101がOの時、カウンタメモリ23からのカウント値
C106が加算器31で+1インクリメントされ、信号
C’ll2になる。この値は比較器33でカウントテー
ブルROM22からのMC105と比較され、C′の値
がMCの値に一致したならば、更新信号UPA113を
セットする。またYN信号101は更新信号UPBl1
4となり、UPA,UPBはインデックス変更回路35
に入る。また、UPAとUPBはOR回路37で論理O
Rがとられ、OR回路37の出力信号115はセレクタ
32の切り換え信号となる。
101がOの時、カウンタメモリ23からのカウント値
C106が加算器31で+1インクリメントされ、信号
C’ll2になる。この値は比較器33でカウントテー
ブルROM22からのMC105と比較され、C′の値
がMCの値に一致したならば、更新信号UPA113を
セットする。またYN信号101は更新信号UPBl1
4となり、UPA,UPBはインデックス変更回路35
に入る。また、UPAとUPBはOR回路37で論理O
Rがとられ、OR回路37の出力信号115はセレクタ
32の切り換え信号となる。
セレクタ32では信号115が1の時はカウンタメモリ
23の値をリセットするためO信号119を選び、それ
以外は加算器3lの出力信号C’ll2を選び、カウン
タ更新信号C’ll6として出力し、これをカウンタメ
モリ23に記憶させる。従って、シリアル信号D203
とMPS108が不一致の場合、及び一致状態が所定回
連続した場合に、カウンタメモリ23のカウント値がリ
セットされる。
23の値をリセットするためO信号119を選び、それ
以外は加算器3lの出力信号C’ll2を選び、カウン
タ更新信号C’ll6として出力し、これをカウンタメ
モリ23に記憶させる。従って、シリアル信号D203
とMPS108が不一致の場合、及び一致状態が所定回
連続した場合に、カウンタメモリ23のカウント値がリ
セットされる。
インデックス変更回路35には、インデックスの更新き
ざみを制御する信号dll7 (標準的にはd=1)と
UPA113,UPB114および符号化条件メモリ2
4から現在のインデックス1107が入力されている。
ざみを制御する信号dll7 (標準的にはd=1)と
UPA113,UPB114および符号化条件メモリ2
4から現在のインデックス1107が入力されている。
第3表はインデックス変更回路35におけるインデック
ス更新方法を示すテーブルである(第3表には更新きざ
みがd=1とd=2の場合を示している。)このテーブ
ルを現在のインデックス■,更新きざみ条件d,UPA
,UPBで参照することにより更新したインデックスI
′を決定する。また、I=1でUPB=1(シリアル信
号D203とMPS・108が不一致の場合)の時はE
X信号118をセットする。EX信号118が1の時に
反転器36では現在のMP5108のシンボルを反転さ
せ(O→lまたは1→0)、更新MPS’ 110を得
る。また、EX信号がOの時はM P S ’は変化さ
せない。更新されたI’ 109およびMPS’ 11
0は符号化条件メモリ24に記憶され、次の処理用のイ
ンデックスI及びMPSとして用いられる。尚、第3表
に示した更新法は、ROMなどによりテーブルでも構成
できるし、加減算器を使ってロジックで構成することも
可能である。
ス更新方法を示すテーブルである(第3表には更新きざ
みがd=1とd=2の場合を示している。)このテーブ
ルを現在のインデックス■,更新きざみ条件d,UPA
,UPBで参照することにより更新したインデックスI
′を決定する。また、I=1でUPB=1(シリアル信
号D203とMPS・108が不一致の場合)の時はE
X信号118をセットする。EX信号118が1の時に
反転器36では現在のMP5108のシンボルを反転さ
せ(O→lまたは1→0)、更新MPS’ 110を得
る。また、EX信号がOの時はM P S ’は変化さ
せない。更新されたI’ 109およびMPS’ 11
0は符号化条件メモリ24に記憶され、次の処理用のイ
ンデックスI及びMPSとして用いられる。尚、第3表
に示した更新法は、ROMなどによりテーブルでも構成
できるし、加減算器を使ってロジックで構成することも
可能である。
以上の如く、2のべき乗の多項式で近似したLPSの出
現確率qを表わすインデックスIの値に応じて定められ
たMPSの数分のMPSが発生したときには、インデッ
クス■をd加算し、算術符号に用いるLPSの出現確率
qを小さくせしめ、一方、LPSが発生したときには、
インデックス■をd減算し、算術符号に用いるLPSの
出現確率qを大きくせしめる。また、更にLPSの出現
確率qが0.5を表わす状態(インデックス■が1の状
態)においてLPSが発生した場合は、MPSを反転す
る。
現確率qを表わすインデックスIの値に応じて定められ
たMPSの数分のMPSが発生したときには、インデッ
クス■をd加算し、算術符号に用いるLPSの出現確率
qを小さくせしめ、一方、LPSが発生したときには、
インデックス■をd減算し、算術符号に用いるLPSの
出現確率qを大きくせしめる。また、更にLPSの出現
確率qが0.5を表わす状態(インデックス■が1の状
態)においてLPSが発生した場合は、MPSを反転す
る。
この様に、入力画像に適応的にインデックス■及びMP
Sを更新することにより、符号化効率の良い算術符号化
が達成できる。
Sを更新することにより、符号化効率の良い算術符号化
が達成できる。
第7図は本実施例で用いる算術符号の符号化効率曲線で
ある。以下、インデックスIの値を小文字iで示す。こ
の曲線はLPSの出現確率をq1符号化時での近似確率
qelとした時に式(6)で示される。
ある。以下、インデックスIの値を小文字iで示す。こ
の曲線はLPSの出現確率をq1符号化時での近似確率
qelとした時に式(6)で示される。
そして、LPSの出現確率qの値の大きい方から小さい
方へ、順次インデックスIを1. 2, 3,・・
・と付与する。
方へ、順次インデックスIを1. 2, 3,・・
・と付与する。
ここで、分子はエントロピであり、qe+は式(7)で
示される値である。
示される値である。
qel辷qI+q2 ・・・(7)
q++ q2の値は2のべき乗の多項近似の値で第5表
で与えられている。例えば(8)〜(10)で示される
。
q++ q2の値は2のべき乗の多項近似の値で第5表
で与えられている。例えば(8)〜(10)で示される
。
qel =2−’ ・・
・(8)q.2 =2−’−2−’
− (9)qe3 =2−2+2−”
− (10)となり、この確率において
効率ηが1.0になるピーク点となるqeiを以降実効
確率と呼ぶ。また効率曲線の交点を境界確率qbiと呼
び、この確率を境に隣りの実効確率を使って符号化する
ほうが効率が向上することは明らかである。
・(8)q.2 =2−’−2−’
− (9)qe3 =2−2+2−”
− (10)となり、この確率において
効率ηが1.0になるピーク点となるqeiを以降実効
確率と呼ぶ。また効率曲線の交点を境界確率qbiと呼
び、この確率を境に隣りの実効確率を使って符号化する
ほうが効率が向上することは明らかである。
本実施例では、式(5)で示したように2つの項で近似
できる確率から第4表に示した実効確率qelを選んで
いる。また、第4表のQl,Q2.Q3は算術符号器1
8に送るパラメータQ,111である。即ち、Ql,Q
2はシフトレジスタへ与えるシフト量であり、このシフ
ト演算により2のべき乗計算を行っている。また、Q3
は第2項めの係数を示し、+,一の切り換えを行う。
できる確率から第4表に示した実効確率qelを選んで
いる。また、第4表のQl,Q2.Q3は算術符号器1
8に送るパラメータQ,111である。即ち、Ql,Q
2はシフトレジスタへ与えるシフト量であり、このシフ
ト演算により2のべき乗計算を行っている。また、Q3
は第2項めの係数を示し、+,一の切り換えを行う。
第1表のMCの値は、以下のように決定している。
即ち、LPSの数をNL,MPSの数をNMとした時、
LPSの発生確率は式(1l)で与えられる。
LPSの発生確率は式(1l)で与えられる。
この式をNMで解くと式(12)になる。
NM= l Nt (1/q 1)l ・
・・ (l2)ただしIXIは小数点以下の切り上げを
表す。
・・ (l2)ただしIXIは小数点以下の切り上げを
表す。
式(12)におけるqに第6図に示したqblを与える
ことにより、そこでの優勢シンボル(MPS)の数NM
Iが計算される。したがって、MCは式(13)から計
算される。
ことにより、そこでの優勢シンボル(MPS)の数NM
Iが計算される。したがって、MCは式(13)から計
算される。
MCi=NM+++−NMI ・・・
(13)第1表のMCの値は式(11). (12)
. (13)からN L=2として計算したものであ
る。
(13)第1表のMCの値は式(11). (12)
. (13)からN L=2として計算したものであ
る。
この様に、第6図示の如くの各境界確率q biに基づ
いて各インデックスIに対応した優勢シンボルMPSの
数NM+を求め、隣り合ったインデックス間の優勢シン
ボルNMの差を各インデックス■に対するMCとする。
いて各インデックスIに対応した優勢シンボルMPSの
数NM+を求め、隣り合ったインデックス間の優勢シン
ボルNMの差を各インデックス■に対するMCとする。
そして、このMCの値と発生する優勢シンボルの数を前
述の如く比較し、MCの値と優勢シンボルの数が一致し
たならば、その状態は隣りのインデックス■を用いた符
号化が適した状態と判断して、インデックス■を変更す
る。これによって、優勢シンボルの発生数を基にして良
好なタイミングでインデツクスIの変更がなされ、且つ
、最適なインデックス■を用いた符号化を適応的に達成
できる。
述の如く比較し、MCの値と優勢シンボルの数が一致し
たならば、その状態は隣りのインデックス■を用いた符
号化が適した状態と判断して、インデックス■を変更す
る。これによって、優勢シンボルの発生数を基にして良
好なタイミングでインデツクスIの変更がなされ、且つ
、最適なインデックス■を用いた符号化を適応的に達成
できる。
第7図は算術符号器28のブロック図である。
符号パラメータ決定回路26で決められたコントロール
信号Qlll (第4表)のうちシフトレジスタA70
にQ1を、シフトレジスタB71に0 2 、セレクタ
72にQ3が入力される。QI.Q2はそれぞれシフト
レジスタA, Bに対してAugend信号であるA
sl23を何bit右にシフトするかを指示する。
信号Qlll (第4表)のうちシフトレジスタA70
にQ1を、シフトレジスタB71に0 2 、セレクタ
72にQ3が入力される。QI.Q2はそれぞれシフト
レジスタA, Bに対してAugend信号であるA
sl23を何bit右にシフトするかを指示する。
シフトされた結果が出力信号130,131となる。
信号131は、反転器76により補数がとられ、セレク
タ72はコントロール信号Q3により信号131又は反
転器76の出力信号を選択し、出力信号132を得る。
タ72はコントロール信号Q3により信号131又は反
転器76の出力信号を選択し、出力信号132を得る。
加算器73ではシフトレジスタA70からの信号130
とセレクタ72からの信号132の加算が行われ、As
+信号124が出力される。減算器74では、As信号
123からAs+信号124を減算し、Aso信号12
5を得る。セレクタ75ではAso信号125とAs+
信号124のいずれかをYN信号101により選択する
。即ちYN信号が1の時はAso信号が、また、YN信
号がOの時はASI信号がA′信号126になる。シフ
ト回路80ではA′信号のMSBが1になるまで左ヘシ
フトする処理が行われ、このシフトによりAS′信号1
27が得られる。このシフトの回数に相当するシフト信
号132は、コードレジスタ79に入り、コードレジス
タ79からはシフト回数に相当する数のbitがMSB
から順番に出力され符号データ130になる。
とセレクタ72からの信号132の加算が行われ、As
+信号124が出力される。減算器74では、As信号
123からAs+信号124を減算し、Aso信号12
5を得る。セレクタ75ではAso信号125とAs+
信号124のいずれかをYN信号101により選択する
。即ちYN信号が1の時はAso信号が、また、YN信
号がOの時はASI信号がA′信号126になる。シフ
ト回路80ではA′信号のMSBが1になるまで左ヘシ
フトする処理が行われ、このシフトによりAS′信号1
27が得られる。このシフトの回数に相当するシフト信
号132は、コードレジスタ79に入り、コードレジス
タ79からはシフト回数に相当する数のbitがMSB
から順番に出力され符号データ130になる。
符号データ130は、図示しないbit処理方法にて、
bitlの連続が有限個内になるように処理され、復号
器l4側に伝送されることになる。
bitlの連続が有限個内になるように処理され、復号
器l4側に伝送されることになる。
また、コードレジスタ79の内容CR128は加算器7
7でAso信号125と加算され、セレクタ78に入る
。また、Aso信号125の加算されていない信号CR
1 28もセレクタ78に入り、YN信号101が1
の時はCR’ =CR,YN信号が0の時はCR’ =
CR+AsoとなるCR’信号129として出力される
。
7でAso信号125と加算され、セレクタ78に入る
。また、Aso信号125の加算されていない信号CR
1 28もセレクタ78に入り、YN信号101が1
の時はCR’ =CR,YN信号が0の時はCR’ =
CR+AsoとなるCR’信号129として出力される
。
コードレジスタ79に関して前述したシフト処理はCR
’信号に対して行う。
’信号に対して行う。
以上のように本実施例によれば複数の色或分信号により
表わされるカラー画像信号を予測符号化する時に符号化
画素を予測する手段において、同色の周囲画素を参照す
ることに加えてすでに符号化済の他色画素を参照するこ
とにより、予測一致率を向上させ符号化効率を良好にす
ることができる。
表わされるカラー画像信号を予測符号化する時に符号化
画素を予測する手段において、同色の周囲画素を参照す
ることに加えてすでに符号化済の他色画素を参照するこ
とにより、予測一致率を向上させ符号化効率を良好にす
ることができる。
なお本実施例においては、点順次の入出力構成としてい
るので、復号化後に例えばインクジェットプリンタのよ
うに画素毎にRGBの順に印字するプリンタに出力する
場合に特に有効である。
るので、復号化後に例えばインクジェットプリンタのよ
うに画素毎にRGBの順に印字するプリンタに出力する
場合に特に有効である。
なお本実施例では、R, G, B或いはY, M,
C各1bit計3bitのカラー信号の符号化について
説明したが、カラープリンタではY, M, C, B
k (黒)の4bitのカラー信号に対しても容易に拡
張できる。
C各1bit計3bitのカラー信号の符号化について
説明したが、カラープリンタではY, M, C, B
k (黒)の4bitのカラー信号に対しても容易に拡
張できる。
さらに、各色が2bit以上あるカラー信号に対しても
、本実施例の発明を用いることができる。
、本実施例の発明を用いることができる。
〔第2の実施例〕
第1の実施例は、各画素毎にRGBの順(点順次)に入
出力されるカラー信号に対しての実施例であるが、画素
毎にRGBの順に入出力される信号に対しても、同様な
予測が可能である。
出力されるカラー信号に対しての実施例であるが、画素
毎にRGBの順に入出力される信号に対しても、同様な
予測が可能である。
本実施例においては、カラー画像情報を色面毎に処理す
ることにより、第2面以降の符号化時における参照画素
として、既に符号済の前色面の任意の位置の画素を選ぶ
ことを可能にした。
ることにより、第2面以降の符号化時における参照画素
として、既に符号済の前色面の任意の位置の画素を選ぶ
ことを可能にした。
また、符号化時の参照画素として、現在処理中の面の過
去画素(処理中の色面内の、これから符号化しようとす
る注目画素よりも前の画素、即ち注目画素と同一色面内
で符号化済の位置にある画素)を参照rることにより、
同一色面での相関を利用することを可能にした。
去画素(処理中の色面内の、これから符号化しようとす
る注目画素よりも前の画素、即ち注目画素と同一色面内
で符号化済の位置にある画素)を参照rることにより、
同一色面での相関を利用することを可能にした。
更に、前色面の未来画素(注目画素位置よりも後、即ち
注目画素と同一色面では未符号化の位置にある画素)を
参照することにより、より強い色の相関をとらえること
を可能にしたものである。
注目画素と同一色面では未符号化の位置にある画素)を
参照することにより、より強い色の相関をとらえること
を可能にしたものである。
以下具体的内容を説明する。
第11図に本実施例における参照画素のとり方の例を示
す。第11図(a)はR面符号化時の参照画素を示した
ものである。図中*は符号化対象画素を示し、その周辺
の16画素を参照する。第11図(b)はG面符号化の
場合である。G面の符号化時はR面の4画素とG面の1
3画素を参照する。図中*は符号化対象画素の他色デー
タを示し、斜線画素は、符号化対象画素に対して未来画
素にあたるものを示す。同様にして第11図(c)はB
面符号化の場合を示し、この場合はR面3画素、G面3
画素、B面l1画素を参照する。なお、この参照画素の
とり方はこの例に限るものではなく、より多くの画素を
参照することもでき、位置も自由である。
す。第11図(a)はR面符号化時の参照画素を示した
ものである。図中*は符号化対象画素を示し、その周辺
の16画素を参照する。第11図(b)はG面符号化の
場合である。G面の符号化時はR面の4画素とG面の1
3画素を参照する。図中*は符号化対象画素の他色デー
タを示し、斜線画素は、符号化対象画素に対して未来画
素にあたるものを示す。同様にして第11図(c)はB
面符号化の場合を示し、この場合はR面3画素、G面3
画素、B面l1画素を参照する。なお、この参照画素の
とり方はこの例に限るものではなく、より多くの画素を
参照することもでき、位置も自由である。
なお、ここで例えば最初にR面符号化を行う場合にG面
,B面を参照しなかったのは、復号化時のことを考慮し
たためである。即ち、本実施例においては面順次に伝送
、復号化を行うので、R面復号時に参照すべきG面,B
面のデータがまだ送られておらず、復号することができ
なくなってしまうからである。
,B面を参照しなかったのは、復号化時のことを考慮し
たためである。即ち、本実施例においては面順次に伝送
、復号化を行うので、R面復号時に参照すべきG面,B
面のデータがまだ送られておらず、復号することができ
なくなってしまうからである。
第9図は本実施例のカラー画像伝送システムの構成を示
すブロック図である。第9図において、90〜92は夫
々R, G, Bの一画面分の2値画像データを格納す
るフレームメモリである。フレームメモリ90〜92か
らはR, G, Bの画素データがパラレル信号200
〜202として出力される。
すブロック図である。第9図において、90〜92は夫
々R, G, Bの一画面分の2値画像データを格納す
るフレームメモリである。フレームメモリ90〜92か
らはR, G, Bの画素データがパラレル信号200
〜202として出力される。
カラー画像の各画素を表すR, G, B各1bitの
パラレルデータ200〜202は複数ライン分く本実施
例では4ライン分)の容量をもつラインメモリ10a〜
10cに保持され、数ライン前の情報と共に夫々17ビ
ットの出力信号205として状態予測回路13に出力さ
れる様に遅延が行われる。このラインメモリは第1の実
施例と同様の形成で前述の参照画素のとり方に応じて構
成することができる。状態予測回路l3は、ラインメモ
リからの信号205と、現在処理中の色面を示すカラー
指示信号207に従い、現在の注目画素の周囲の状態を
求め状態信号St206として符号器11に出力する。
パラレルデータ200〜202は複数ライン分く本実施
例では4ライン分)の容量をもつラインメモリ10a〜
10cに保持され、数ライン前の情報と共に夫々17ビ
ットの出力信号205として状態予測回路13に出力さ
れる様に遅延が行われる。このラインメモリは第1の実
施例と同様の形成で前述の参照画素のとり方に応じて構
成することができる。状態予測回路l3は、ラインメモ
リからの信号205と、現在処理中の色面を示すカラー
指示信号207に従い、現在の注目画素の周囲の状態を
求め状態信号St206として符号器11に出力する。
一方ラインメモリIOa〜10cからは符号化注目画素
位置のRGBデータ各1bitを出力信号204として
セレクタ−14に出力する。これをうけてセレクターは
注目位置の注目色のデータlbitをD203として符
号器11に送る。符号器1lでは画素信号D203と状
態信号St206に基づいて、前述の様に、例えば算術
符号の様なマルコフモデル符号を用いた符号化により符
号208が作られ、伝送路等を介して復号器14に伝送
される。復号器l4では伝送されてきた符号208に対
して復号処理が行われ、その結果のデータがフレームメ
モリl5に書き込まれる。
位置のRGBデータ各1bitを出力信号204として
セレクタ−14に出力する。これをうけてセレクターは
注目位置の注目色のデータlbitをD203として符
号器11に送る。符号器1lでは画素信号D203と状
態信号St206に基づいて、前述の様に、例えば算術
符号の様なマルコフモデル符号を用いた符号化により符
号208が作られ、伝送路等を介して復号器14に伝送
される。復号器l4では伝送されてきた符号208に対
して復号処理が行われ、その結果のデータがフレームメ
モリl5に書き込まれる。
第10図は状態予測回路13のブロック図である。
ここで木実施例における予測状態決定のための参照画素
は第11図に示した通りである。第10図において、R
, G, B各面のラインメモリより引かれた注目画
素位置周辺の3色分の画素信号205 (17bit)
は、現在の処理面を示す2bitのカラー指示信号20
7と共にマルチブレクタ41に出力される。マルチブレ
クサ41はカラー指示信号207に従って、第11図に
示す形の参照画素を選択し、カラー指示信号と共にRO
M42に入力する。ROM42は入力された状態に対す
る状態コードを発生し、状態信号St206として出力
する。
は第11図に示した通りである。第10図において、R
, G, B各面のラインメモリより引かれた注目画
素位置周辺の3色分の画素信号205 (17bit)
は、現在の処理面を示す2bitのカラー指示信号20
7と共にマルチブレクタ41に出力される。マルチブレ
クサ41はカラー指示信号207に従って、第11図に
示す形の参照画素を選択し、カラー指示信号と共にRO
M42に入力する。ROM42は入力された状態に対す
る状態コードを発生し、状態信号St206として出力
する。
本実施例では、R, G, BまたはY, M, C3
bitのカラー信号の符号化について説明したが、カラ
ープリンタではY, M, C, Bk (黒)
の4bitのカラー信号に対しても容易に適用すること
ができる。
bitのカラー信号の符号化について説明したが、カラ
ープリンタではY, M, C, Bk (黒)
の4bitのカラー信号に対しても容易に適用すること
ができる。
さらに各色が2bit以上あるカラー信号に対しても、
適用できることは勿論である。
適用できることは勿論である。
また、カラーファクシミリ等のカラー画像信号の伝送の
みならず電子ファイルシステム等におけるカラー画像信
号の蓄積用の符号化にも適用可能である。
みならず電子ファイルシステム等におけるカラー画像信
号の蓄積用の符号化にも適用可能である。
以上説明したように、本実施例によればカラー画像の面
順次の符号化に際し、予測符号化を用いることにより、
従来のランレングス符号化における欠点を解消すること
が可能であり、更に予測符号時に符号化済の他色面を参
照することにより、エントロピーの増大が抑えられ、さ
らに面順次の処理によって可能になる他色面の未来画素
の参照を行うことにより、さらに強い色相関をとらえる
ことが出来るようになる。すなわち符号化効率の格段の
向上を図ることができる。
順次の符号化に際し、予測符号化を用いることにより、
従来のランレングス符号化における欠点を解消すること
が可能であり、更に予測符号時に符号化済の他色面を参
照することにより、エントロピーの増大が抑えられ、さ
らに面順次の処理によって可能になる他色面の未来画素
の参照を行うことにより、さらに強い色相関をとらえる
ことが出来るようになる。すなわち符号化効率の格段の
向上を図ることができる。
特に本実施例においては色画素毎にRGBの順に符号化
を行うので他色画素の参照できる範囲が拡大するため、
第2図の予測交換回路のYN信号101の値をより適切
なものにできるので、符号化効率が格段に向上する。と
いう効果がある。
を行うので他色画素の参照できる範囲が拡大するため、
第2図の予測交換回路のYN信号101の値をより適切
なものにできるので、符号化効率が格段に向上する。と
いう効果がある。
また復号化データを面順次でプリントアウトする電子写
真装置や熱転写プリンタなどで印刷する場合に本実施例
は有効である。
真装置や熱転写プリンタなどで印刷する場合に本実施例
は有効である。
第
1
表
第
2
表
第
3
表
(−)はdon’
t
第
4
表
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によると、2値カラー信号を
符号化する際に他色信号まで参照することにより、色相
関性を利用した効率良い符号化がなされ、情報量の増加
を防ぎ、また、更に、予測状態を分類して符号化するこ
とにより2値カラー画像を効率的に符号化することが可
能となった。
符号化する際に他色信号まで参照することにより、色相
関性を利用した効率良い符号化がなされ、情報量の増加
を防ぎ、また、更に、予測状態を分類して符号化するこ
とにより2値カラー画像を効率的に符号化することが可
能となった。
第1図はカラー画像の伝送システムの概念図、第2図は
符号器のブロック図、 第3図は更新回路のブロック図、 第4図は状態予測回路のブロック図、 第5図は参照画素を示す図、 第6図は符号化効率曲線を示す図、 第7図は算術符号器のブロック図、 第8図は予測変換回路のブロック図、 第9図は面順次方式の実施例のブロック図、第10図は
状態予測回路の構威図、 第11図は面順次方式の参照画素を示す図である。 10 l1 l2 l3 パラレル・ シリアル変換回路 符号器 ラインメモリ 状態予測回路 インテ;1フス
符号器のブロック図、 第3図は更新回路のブロック図、 第4図は状態予測回路のブロック図、 第5図は参照画素を示す図、 第6図は符号化効率曲線を示す図、 第7図は算術符号器のブロック図、 第8図は予測変換回路のブロック図、 第9図は面順次方式の実施例のブロック図、第10図は
状態予測回路の構威図、 第11図は面順次方式の参照画素を示す図である。 10 l1 l2 l3 パラレル・ シリアル変換回路 符号器 ラインメモリ 状態予測回路 インテ;1フス
Claims (4)
- (1)複数の色成分信号により表わされるカラー画像を
予測符号化する方式において、予測状態を分類するに際
し、符号化対象となっている色成分以外の色成分信号を
参照することを特徴とするカラー画像符号化方式。 - (2)更に前記予測状態の分類に際し符号化対象となっ
ている色成分と同一の色成分であって、既に符号化した
周囲画素の色成分信号も参照することを特徴とする請求
項第1項記載のカラー画像符号化方式。 - (3)前記参照色成分信号は、符号化対象画素の色成分
信号であることを特徴とする請求項第1項記載のカラー
画像符号化方式。 - (4)前記参照色成分信号は、符号化対象画素以外の色
成分信号を含むことを特徴とする請求項第1項記載のカ
ラー画像符号化方式。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1230714A JPH0393357A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | カラー画像符号化方式 |
EP90309597A EP0416833B1 (en) | 1989-09-05 | 1990-09-03 | Color image encoding |
AT90309597T ATE188587T1 (de) | 1989-09-05 | 1990-09-03 | Farbbildkodierung |
DE69033411T DE69033411T2 (de) | 1989-09-05 | 1990-09-03 | Farbbildkodierung |
US08/136,619 US5903366A (en) | 1989-09-05 | 1993-10-15 | Color image encoding method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1230714A JPH0393357A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | カラー画像符号化方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393357A true JPH0393357A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16912158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1230714A Pending JPH0393357A (ja) | 1989-09-05 | 1989-09-05 | カラー画像符号化方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0393357A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179675A (ja) * | 1985-02-04 | 1986-08-12 | Nec Corp | カラ−画像信号の符号化方法および装置 |
-
1989
- 1989-09-05 JP JP1230714A patent/JPH0393357A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61179675A (ja) * | 1985-02-04 | 1986-08-12 | Nec Corp | カラ−画像信号の符号化方法および装置 |
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