JPH039287A - 電子線センサ - Google Patents

電子線センサ

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JPH039287A
JPH039287A JP14223089A JP14223089A JPH039287A JP H039287 A JPH039287 A JP H039287A JP 14223089 A JP14223089 A JP 14223089A JP 14223089 A JP14223089 A JP 14223089A JP H039287 A JPH039287 A JP H039287A
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JP
Japan
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electron beam
beam sensor
powder
sensor
light
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Pending
Application number
JP14223089A
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English (en)
Inventor
Toshio Shoji
利男 東海林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Publication of JPH039287A publication Critical patent/JPH039287A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、走査型電子顕微鏡(SEM)等に用いられる
電子線センサに関係し、特にその酸化物単結晶素子の製
造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、電子線センサとしては、螢光体粉末(例えばP−
46等)が用いられていた。第3図に示すように螢光体
粉末電子線センサ10はガラス基板21上に粉末螢光体
22を沈降させて、その表面にAp被膜23などをメタ
ルバックコートして作られる。比較的電子線が透過しや
すい原子番子の小さい金属がメタルバラ−り材料として
用いられている。このメタルバック23を透過した電子
線24によって、螢光体から螢光25が発生する。
発生した光25は、粉末内を乱反射しながらガラス基板
21内入射し、真空中に出射した後2図示しないフォト
マルに達して電気信号に変換される。
このとき、ガラス基板(n2)と真空(nl)の屈折率
及び異なるため1次の第1式で表わされるような反射ロ
スが生じる。
R= (n2 nl /nz +nl ) 2・= (
第1式)また1次のような入射角度θ′以上の場合、全
反射条件が成立するために臨界角度R以上の角度で進む
光はすべてガラス基板1の側面から外部に出射する。
θ’ −5in −’ (nl /n2)    ・・
・(第2式)粉末内で螢光が発生した場合、粉末体で散
乱拡散あるいはメタルでの反射によって、はとんどの螢
光がガラス内に入射するが、前記の理由により50%程
度しかガラス板から出射できない。一方第4図に示すよ
うに螢光体が単結晶の場合、入射する電子線29による
螢光31は螢光体単結晶内26で50%程度のロスがあ
って、さらにガラス基板27内で50%のロスがあるた
め1図示しないフォトマルで検出される螢光は、実際に
発光した螢光の1/4以下になる。したがって第3図の
ように光を多く取り出せる螢光体粉末を用いた電子線セ
ンサ20の方が有利である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、螢光体粉末を用いた電子線センサでは、
真空中に接するガラスの表面で反射した光が再度螢光体
面で散乱を次々くり返すために見掛上螢光寿命が長くな
り、解像度が低下する。また、螢光体粉末22は、紫外
線や電子線によって劣化するために、数年ごとに交換し
なければならなかった。
そこで1本発明の技術的課題は、電子線センサとして耐
久力のある酸化物単結晶の電子線センサの改良により高
効率化し、耐久力のある高効率電子線センサを提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の電子線センサは、螢光イオンをドープした酸化
物単結晶を用いた電子線センサにおいて。
前記酸化物単結晶の板は、磨ガラス状の一面と該一面に
対向する鏡面とを有し、前記鏡面は無反射コーティング
が施されていることを特徴とする。
[実施例コ 次に1本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明に係る電子線センサを示す図である。
この図において、電子線センサは螢光イオンとしてCe
’+イオンを含有する酸化物単結晶1と。
この酸化物単結晶の粗面加工された一面を覆うメタル2
と、この酸化物単結晶の鏡面加工された他面を覆う誘電
体3とにより構成されている酸化物単結晶1内を透過し
た電子線4によって発生した螢光5のうち電子線センサ
の表面に垂直な方向に進む光5aは、この電子センサ1
0表面に誘電体3の無反射コーティングがなされている
ため、はとんどが出射する。水平方向に近い角度にに進
む光5c、5dは磨ガラス状の面で反射して垂直な方向
へと修正された光となり外部に出る。誘電体3の無反射
コーティングとしてはセンサ材料の屈折率の1/2乗に
近い値の材質のものが選ばれるため、全反射を起す臨界
角θが大きくなり1表面で反射してから再び磨ガラス状
の面で散乱を起す光が螢光体粉末に比べて少なくなる。
したがって。
粉末体よりも螢光寿命が短くなる。また、酸化物単結晶
1の場合、粉末に比べて、結晶欠陥が少ないので、この
単結晶中でのエネルギーの伝播がスムーズになり、有効
に発光イオンを励起できるため、螢光体粉末を用いた電
子線センサよりも発光効率の良い素子が得られる。
本発明の実施例に係る電子線センサを次のように製造し
た。
直径31mm、厚さ1龍のCexY+ 3−x )Al
150.2単結晶素材片面を4400番の研磨材で荒削
りして、もう一面をメカツボリジング法で鏡面研磨した
後、熱リン酸で数分間熱エツチングして加工歪み層を取
り除いてから、鏡面側に誘導体MgF2をλ/4(λ>
510nm)だけ蒸着して試料1とした。この試料1を
電子線螢光強度(カソードルミネッセンス)をEPMA
装置で評価した。
比較の為に、実施例1と同様の単結晶素材の両面をメカ
ノケミカルボリジングしたもの(試料2)。
と従来の螢光体粉末素子(試料3)についても。
同様に評価した。このときの電子線のビーム径は100
μIで、繰り返しが100Hz、加速電圧10kVで測
定した。EPMA装置でカソードルミネッセンスを評価
した結果を第2図に示す。両面を鏡面研磨した単結晶素
子試料2■の発光強度を1とした場合2本発明による素
子(試料1)で6、螢光体粉末(試料3)で5であった
。また。
5 X 10 ”” W/ cIitのエネルギー密度
の電子線で試料を照射した場合においては、単結晶(試
料1゜及び2)では劣化による発光強度の低下が見られ
なかった。一方、粉末では電子線による焼けが生じるた
めに、電子線照射5分後には1発光強度が1/2に低下
した。
[発明の効果コ 以上述べたごとく1本発明によれば、電子線センサの片
面を荒れた面にして、もう一面を発光波長に対して無反
射コーティングをした鏡面にすることによって、螢光体
粉末に比べて耐久性のある高効率な電子線センサが得ら
れる。
線センサ、21はガラス、22は螢光体粉末。
23はメタル、24は電子線、25は螢光、26は螢光
体単結晶、27はガラス、28はメタル。
29は電子線、30は螢光体単結晶を用いた電子線セン
サ、31は螢光である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る電子線センサの断面図、
第2図はカソードルミネッセンスの時間変化を示す図、
第3図は従来の螢光体粉末を用いた電子線センサの一例
を示す図、第4図は従来の螢光体単結晶を用いた電子線
センサの一例を示す図である。 図中、1は酸化物単結晶、2はメタル、3は誘電体、4
は電子線、5は螢光、10は酸化物単結晶電子線センサ
、20は螢光体粉末を用いた電子第3図 第4図 e−27電強 610−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、螢光イオンをドープした酸化物単結晶を用いた電子
    線センサにおいて、前記酸化物単結晶の板は、磨ガラス
    状の一面と該一面に対向する鏡面とを有し、前記鏡面は
    、螢光に対する無反射コーティングが施されていること
    を特徴とする電子線センサ。
JP14223089A 1989-06-06 1989-06-06 電子線センサ Pending JPH039287A (ja)

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JP14223089A JPH039287A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 電子線センサ

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JP14223089A JPH039287A (ja) 1989-06-06 1989-06-06 電子線センサ

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JPH039287A true JPH039287A (ja) 1991-01-17

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