JPH0392280A - ロボット用ハンド - Google Patents

ロボット用ハンド

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JPH0392280A
JPH0392280A JP22878589A JP22878589A JPH0392280A JP H0392280 A JPH0392280 A JP H0392280A JP 22878589 A JP22878589 A JP 22878589A JP 22878589 A JP22878589 A JP 22878589A JP H0392280 A JPH0392280 A JP H0392280A
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JP
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finger
ultrasonic motor
joint
attached
motor
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JP22878589A
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Eiichi Ono
栄一 小野
Hitoshi Akami
赤見 仁
Noboru Aisaka
相坂 登
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、布、紙、その他軽量で微妙な取扱いを必要と
する物品のハンドリングに適したロボット用ハンドに関
するものである。
[従来の技術1 従来、?!数の指片を関節において連結したロボット用
ハンドは公知である.このようなハンドで各関節の駆動
にそれぞれ個別的に普通のモータ(電流と磁界の相互作
用によって駆動されるモータ)を用いたちのでは、通常
、ギヤ等を使用して低速・高トルク化を図ったり、静止
時に姿勢を固定させるためのブレーキを必要とする。そ
のため、モータの自重に加えて指先ク11の重量が一層
増加し、それに伴ってその指先を駆動するための基部側
の指片やモータを一層大型化する必要が生じ、全体的に
著しく大型化、大重量化する。しかも、上記ギヤを用い
た場合には、パックラッシュを避けることができず、高
精度の制御が困難であり、また、ギヤの慣性によって、
急速な速度変化が困難であるため、満足すべき動特性を
得ることができず、従って、布、紙、その他軽量で微妙
な取扱いを必要とする物品のハンドリングには、到底利
用することができない。
さらに、ワイヤーを利用して基部側に設けたモータで各
関節を駆動するようにしたものでは、ワイヤーを使用す
ることにより必然的に生じる制・1鮨 御の困難さが  と同時に,ワイヤーの伸縮等に伴って
制御の精度が低下するなどの問題もある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の技術的課題は、ロボット用ハンドにおける関節
の駆動に、低速・高トルク化のためのギヤや静止状態を
保持するためのブレーキを不要にすることにより、構成
部品を少なくして、その分だけ軽量化を図ると共に、制
御の高精度化を図り、しかも自重に比してトルクが大き
いモータを用い、指片の動特性を改善して、布、紙、そ
の他軽量で微妙な取扱いを必要とする物品のハンドリン
グに適するようにしたロボット用ハンドを得ることにあ
る。
[Ti題を解決するための手段コ 上記課題を解決するため、本発明のロボット用ハンドは
、複数の指を備え、各指は、複数の指片をそれぞれ関節
を介して順次連結し、各関節において、基端側の指片に
対して先端側の指片を超音波モータにより回転駆動可能
に連結することにより構成される。
[作 用] 上記ロボット用ハンドの各指は、それぞれの関節におい
て指片を回転駆動可能に連結している超音波モータの制
御により必要な動作が与えられるもので、超音波モータ
の特性を有効に活用して、特に、布、紙、その他軽量で
微妙な取扱いを必要とする物品のハンドリングに有効に
適用することができる。
即ち、自重及び体積に比してトルクが大きい超音波モー
タを用いているので、各関節の駆動に,低速・高トルク
化のためのギヤや静止状態を保持するためのブレーキが
不要になり、構成部品を少なくして、軽量小型化を図る
と共に、制御の高精度化を図ることが可能になり、しか
ち、指片の動特性を改善して、上述した布、紙等のハン
ドリングに適するロボット用ハンドを得ることが可能に
なる。
[実施例] 第l図ないし第3図は本発明のロボット用ハンドの一実
施例を示している。
このロボット用ハンドは、布、紙、その他軽量で微妙な
取扱いを必要とする物品のハンドリングに用いるもので
あり、特に、布片の自動縫製のためのハンドリングに適
している。
図示したロボット用ハンドにおいて、基枠lは,適宜固
定部2に取付けられ、この基枠lには、3本の指10,
20.30を備えている。指数は、必要に応じて増減す
ることができる。
第1の指lOは、第1図において基枠1から側方に突出
する支持部材4の先端に、第1の関節を構成する超音波
モータ16のステータ16aを取付け、その超音波モー
タのロータ16bに第lの指片11を取付けることによ
り、第1の指片1lを第1図において紙面に平行な軸線
の回りに回転可能に取付けている。また、この第lの指
片11の先端には、回転の軸線が上記超音波モータl6
の回転軸線と直交する第2の超音波モータl7のステー
タ17aを取付け、そのロータ17bに第2の指片l2
を取付けて、この第2の超音波モータl7により第2の
関節を構成させている。
第3の関節は、上記第2の指片l2の先端に、回転の軸
線が上記超音波モータ17の回転軸線と平行な第3の超
音波モータ18のステータ18aを取付け、そのロータ
lllbに第3の指片l3を取付けることにより構成し
、第4の関節は、第3の指片l3の先端に、同様に回転
の軸線が平行な第4の超音波モータl9のステータ19
aを取付け、そのロータ19bに第4の指片l4を取付
けることにより構成している。
第4の指片l4の先端には、指先片l5を取付けている
が、この指先片l5の形状、構造は、このハンドが取り
扱う対象物品に応じて適切なものが選択される。
第2の指20は、第1図において基枠lから上方に突出
しているが、第2図及び第3図からわかるように、その
第2の指20の基部は、第1図に矢印Aで示す方向に回
転可能に取付けている。即ち、基枠lに取付けた支持部
材5に、第1の関節を構成する超音波モータ26のステ
ータ26aを取付け,その超音波モータのロータ26b
に第1の指片2lを取付けている。この超音波モータ2
6は、回転の軸線を第1図において紙面に直交する方向
に向けたちのであり、従って第lの指片2lはその超音
波モータ26の駆動により同図に矢印Aで示す方向に回
転することになる。また、この第1の指片2lの先端に
は,回転の軸線が上記超音波モータ26の回転軸線と直
交する第2の超音波モータ27のステータ27aを取付
け、そのロータ27bに第2の指片22を取付けて、こ
の第2の超音波モータ27により第2の関節を構成させ
ている。
第3の関節は、上記第2の指片22の先端に、回転の軸
線が上記超音波モータ27の回転軸線と平行な第3の超
音波モータ28のステータ28aを取付け、そのロータ
28bに第3の指片23を取付けることにより構成し、
第4の関節は、第3の指片23の先端に、同様に回転の
軸線が平行な第4の超音波モータ29のステータ29a
を取付け、そのロータ29bに第4の指片24を取付け
ることにより構成している。
第4の指片24の先端には、第1の指10と同様に、必
要な構成を有する指先片25が取付けられる。
第3の指30は、第1図において基枠1から上方に突出
させたもので、基枠lに設けた支持部材6の先端に、第
1の関節を構成する超音波モータ36のステータ36a
を取付け、その超音波モータの口−夕36bに第1の指
片3lを取付けている。この超音波モータ36は、回転
の軸綿を第1図において紙面に平行輩見方向に向けたち
のである。また、この第1の指片31の先端には、回転
の軸線が上記超音波モータ36の回転軸線と平行な第2
の超音波モータ37のステータ37aを取付け、そのロ
ーク37bに第2の指片32を取付けて、この第2の超
音波モータ37により第2の関節を構成させている。
さらに、第3の関節は、上記第2の指片32の先端に、
回転の軸線が上記超音波モータ37の回転軸線と平行な
第3の超音波モータ38のステータ38aを取付け、そ
のロータ38bに第3の指片33を取付けることにより
構成している。
第3の指片の先端には、同様に必要な構成を有する指先
片35が取付けられる。
上記指の各関節に用いている超音波モータは、弾性体に
圧電セラミックスを貼ったステータに、時間と共に移動
する進行波を発生させ、ライニングを介してそれに対面
接触したロー夕を回転させるもので、モータに印加する
電圧によりその駆動を制{卸できるものである。
超音波モータは、上記ライニングを介してロー夕との間
の摩擦で駆動されるものであるため、経年あるいは温度
変化等によって摩擦部分の摩擦係数が変わると、滑りが
変わってくるが、各モータにエンコーダやボテンショメ
ー夕等のセンサを取付けてフィードバック制御を行うこ
とにより、センサの分解能に対応した正確な位置制御を
行うことができる。上述した各超音波モータのステータ
には、その超音波モータによって駆動される指片の一部
に設けた支持部41.またはその指片に取付けた超音波
モータのステータの一部に設けた支持部42を対面させ
、それらの間にエンコーダ等を取付け可能に構成してい
る。このようにしてセンサを取付けると、それが超音波
モータと一体化されるので、構造がコンパクト化される
上記構成を有するロボット用ハンドの各指IO,20.
30は、それぞれの関節において指片を回転駆?。■,
晶1■い.8ッヤー,。,11、■,よ,必要な動作が
与えられるものであるが、特に、それらの関節の駆動に
超音波モータを用いているため、その特性を有効に活用
して、布、紙、その他軽量で微妙な取扱いを必要とする
物品のハンドリングを実現することができる。
即ち、超音波モータは自重及び体積に比してトルクが大
きいので、各関節の駆動に、低速・高トルク化のための
ギヤや静止状態を保持するためのブレーキが不要で、構
成部品を少なくして軽量小型化すると同時に、制御の高
精度化を図ることができ,また超音波モータ自体は単純
で薄型の円盤状であるため、それを関節に取付けても、
ハンドを十分に軽量小型化することができる。また、ハ
ンドに複雑な作業を行わせるためには、関節の数をでき
るだけ多くして自由度を高めることが要求されるが、上
述したように軽量で小型のモータを用いると、それを実
現することが可能になる.さらに、超音波モークはロー
タの慣性力が小さくてトルクが大きいため、制御性がよ
く、急速な回転,停止、速度制御、位置制御等も比較的
容易に行うことができ、しかも普通のモータが不得意と
している低速の安定性にもすぐれている。従って、普通
のモータを用いる場合に比して、指片の動特性を十分に
改善し、上述した布、紙等のハンドリングに適するロボ
ット用ハンドを得ることが可能になる。
[発明の効果] このような本発明のロボット用ハンドによれば、次のよ
うな効果を期待することができる。
■ ロボット用ハンドは、各関節における回転駆動のた
めの機構を簡単、軽量化しなければ,それ自体の駆動の
ために基部側が著しく大型化、大重量化される。しかる
に、本発明のように自重及び体積に比してトルクが非常
に大きい超音波モータを用いると、全体を著しく軽量化
,小型化するこ?j,71布 とが可能になり■  、紙等の微妙な取扱いを要する物
品のハンドリングが可能になる.また、その軽量化、小
型化に伴って関節の数を増すことが可能になるため、一
層複雑で細かいハンドリングの制御を実現できる。
■ ロボット用ハンドにおいては,モータに低速・高ト
ルク化のためのギヤを装着すると、それだけ大重量化す
ると共に、パックラッシュによる精度の低下を避けるこ
とができないが、本発明において用いている超音波モー
タは、低速での安定性がよく、しかも大トルクが得られ
て、低速.・高トルク化のためのギヤが不要であるため
、指片を精度よく安定的に駆動できる. ■ ロボット用ハンドは、それ自体を静止状態に保持す
ることが多いが,超音波モータは通電を断った静止時の
トルクが最大になる.そのため、本発明では、ロボット
用ハンドの各関節にブレーキを設ける必要がなくなり2
軽量化を図れると共に、静止時にエネルギを必要としな
いため,省エネルギ化を図ることができる。
■ 布、紙等のハンドリングを行うロボット用ハンドで
は、すぐれた制御性が要求されるが、超音波モータは、
一般のモータに比べてトルクが大きく、またロータの慣
性が小さいため、応答性がよく、さらに速度制御、位置
制御が容易であるため、制御性が十分に高められ,すぐ
れた動特性を得ることができる。
■ 超音波モークを用いているので、WEB気的な雑音
の影響を受けないし、他の機器に雑音の影響を与えるこ
ともない。
【図面の簡単な説明】
図画は本発明のロボット用ハンドの実施例を示すもので
、第l図はその正面図、第2図は側面図、第3図は平面
図である。 10.20.30・・指, 11−14.21〜24. 31〜33・・指片,16
〜19, 26〜2つ. 36〜38・ ・超音波モータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数の指を備え、各指は、複数の指片をそれぞれ関
    節を介して順次連結し、各関節において、基端側の指片
    に対して先端側の指片を超音波モータにより回転駆動可
    能に連結したことを特徴とするロボット用ハンド。
JP1228785A 1989-09-04 1989-09-04 ロボット用ハンド Expired - Lifetime JPH0683980B2 (ja)

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JP1228785A JPH0683980B2 (ja) 1989-09-04 1989-09-04 ロボット用ハンド

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JPH0683980B2 JPH0683980B2 (ja) 1994-10-26

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